JP2001007129A - 樹脂成形装置 - Google Patents
樹脂成形装置Info
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- JP2001007129A JP2001007129A JP17269599A JP17269599A JP2001007129A JP 2001007129 A JP2001007129 A JP 2001007129A JP 17269599 A JP17269599 A JP 17269599A JP 17269599 A JP17269599 A JP 17269599A JP 2001007129 A JP2001007129 A JP 2001007129A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resin
- molding
- cavity
- insertion hole
- eject pin
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Abandoned
Links
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C45/00—Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
- B29C45/17—Component parts, details or accessories; Auxiliary operations
- B29C45/40—Removing or ejecting moulded articles
- B29C45/4005—Ejector constructions; Ejector operating mechanisms
- B29C45/401—Ejector pin constructions or mountings
- B29C2045/4015—Ejector pins provided with sealing means
Landscapes
- Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
- Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)
Abstract
観、特性等の不良を低減し、歩留、信頼性を向上させた
樹脂成形装置を提供する。 【解決手段】 樹脂成形金型21に形成されたキャビテ
ィ24内を半導体チップ25を収納して減圧し、ランナ
ー27を介して成形樹脂材料31を流し入れて樹脂成形
を行うと共に、成形後に型開きして樹脂封止パッケージ
をエジェクトピン33により突き出すようにして取り外
すものであって、エジェクトピン33が、上型22、下
型23のそれぞれに形成された挿通孔32に、0〜10
μmの狭間隙34とエジェクトピン33に装着されたO
リング36とでなる気密シール部37を設けて進退可能
に取り付けられている。
Description
の樹脂封止パッケージを成形する際に用いる樹脂成形装
置に関する。
図4は樹脂成形金型の要部の概略を示す断面図であっ
て、図4において、1は樹脂成形装置にセットされ、半
導体装置の樹脂封止パッケージを成形する樹脂成形金型
であり、2は上型、3は下型である。4は上型2と下型
3を型締めした状態で形成されるキャビティであり、キ
ャビティ4内は成形時に、図示しないリードフレームに
搭載された半導体チップ5を収納し、図示しない減圧源
によってエアーベント6を介し所定の減圧状態に保持さ
れる。
れたプランジャで、供給されたタブレット状の成形樹脂
材料9を進出動作により所定の圧力でポット8内からラ
ンナー10を介してキャビティ4内に押し出す。そし
て、キャビティ4内が流れ込んだ成形樹脂材料9によっ
て充たされ、圧力が掛けられた状態を所定時間保持した
後、型開きすると共に上型2と下型3のそれぞれの挿通
孔11に進退可能に設けられたエジェクトピン12を進
出動作させて、半導体装置を取り出す。その後、さらに
所定時間放置して硬化反応を完結させ、樹脂封止パッケ
ージの成形を終了する。
キャビティ4内を減圧して樹脂封止パッケージの成形を
実施しても、上型2と下型3に形成された挿通孔11
と、この中を進退するエジェクトピン12との間の間隙
から空気がキャビティ4内に流入し、成形された樹脂封
止パッケージに気泡が形成されてしまう虞があった。そ
して、気泡が樹脂封止パッケージの外面部分に形成され
た場合には外観上好ましくなくて製品不良となってしま
い、また気泡が樹脂封止パッケージ内部に形成された場
合には耐電圧性能等の特性不良となってしまい歩留が低
く、信頼性を低いものとしてしまう虞があった。このた
め、歩留を向上させ、また信頼性を向上させる上で気泡
の発生を防止する必要があった。
みて本発明はなされたもので、その目的とするところは
成形時に成形物に気泡が発生するのを防止し、外観不良
を低減し、特性不良を低減して歩留を向上させることが
できる樹脂成形装置を提供することにある。
は、金型に形成されたキャビティ内を減圧し、ランナー
を介して成形樹脂材料を流し入れて樹脂成形を行うと共
に、成形後に型開きした金型から成形物をエジェクトピ
ンにより突き出すようにして取り外す樹脂成形装置にお
いて、エジェクトピンが、金型の挿通孔に気密シール部
を設けて進退可能に取り付けられていることを特徴とす
るものであり、さらに、減圧された成形時のキャビティ
内圧力が、1.333×103〜2.666×103パ
スカルであることを特徴とするものであり、さらに、気
密シール部が、エジェクトピンと挿通孔との間に形成さ
れた狭間隙と、エジェクトピンと挿通孔の間に挿入され
た気密シール部材とを備えていることを特徴とするもの
であり、さらに、エジェクトピンと挿通孔との間の狭間
隙が、0〜10μmであることを特徴とするものであ
り、さらに、気密シール部材が、エジェクトピンに装着
されていることを特徴とするものであり、さらに、気密
シール部材が、挿通孔に装着されていることを特徴とす
るものである。
照して説明する。
り説明する。図1は樹脂成形金型の要部の概略を示す断
面図であり、図2は拡大して示す部分断面図である。
置にセットされ、半導体装置の樹脂封止パッケージを成
形する樹脂成形金型で、これは可動側の上型22と固定
側の下型23を備えて構成されている。そして樹脂成形
金型21には、樹脂封止パッケージを成形するためのキ
ャビティ24が上型22と下型23を型締めした状態で
形成される。なお、25は樹脂封止を行う図示しないリ
ードフレームに搭載された半導体チップであり、樹脂封
止パッケージを形成するに先立ってキャビティ24内に
収納される。
ティ24にゲート口26を介して連通するランナー27
が形成され、さらにキャビティ24に連通するようにゲ
ート口26に対向してエアーベント28が形成される。
またさらにキャビティ24は、内部が成形時にエアーベ
ント28を介し図示しない真空ポンプ等の減圧源によっ
て所定の減圧状態、例えば1.333×103〜2.6
66×103パスカルに保持されるようになっている。
ンナー27に連通するポット29が設けられており、さ
らにポット29内には、図示しないトランスファ機構に
より進退可能とするようにプランジャ30が設けられて
いる。そして成形に際して、プランジャ30の先端のポ
ット29内に、熱硬化性樹脂、例えばエポキシ系樹脂等
でなるタブレット状の成形樹脂材料31が供給されるよ
うになっている。
れ挿通孔32がキャビティ24の内壁面に開口するよう
に形成されており、挿通孔32にはエジェクトピン33
が進退可能に設けられている。なお、図2は下型23に
設けられている状態を示す。そして、挿通孔32はキャ
ビティ24側に小内径部32a、他側に大内径部32b
を有するものであり、エジェクトピン33は先端のキャ
ビティ24側に挿通孔32の小内径部32aに対応して
小径部33aを有し、他側に挿通孔32の大内径部32
bに対応して大径部33bを有するものとなっている。
ェクトピン33の小径部33aの各直径は、両径部との
間に0〜10μmの狭間隙34が形成されるような寸法
となっている。一方、エジェクトピン33の大径部33
bの中間部分には周溝35が形成されていて、ここには
気密シール部材であるフッ素ゴム製あるいはシリコンゴ
ム製のOリング36が装着されている。そして、このよ
うにOリング36が装着されたエジェクトピン32を挿
通孔32に挿着することにより、エジェクトピン33の
大径部33bに装着されたOリング36が挿通孔32の
大内径部32bの内壁に圧接して気密シールを行い、キ
ャビティ24側に狭間隙34が形成されて気密シール部
37が構成されるようになっている。
金型21の上型22と下型23をキャビティ24内に半
導体チップ25を収納するようにして型締めした後、図
示しない樹脂投入口から所定温度にプレヒートしたタブ
レット状の成形樹脂材料31をポット29内に入れ、ま
た真空ポンプ等の減圧源によってエアーベント28を介
しキャビティ24の内部を1.333×103〜2.6
66×103パスカルの減圧状態に保持する。その後、
トランスファ機構によりプランジャ30を進出動作させ
て、供給された成形樹脂材料31を所定の圧力でポット
29内からランナー27、ゲート口26を介してキャビ
ティ24内に押し出す。
んだ成形樹脂材料31によりキャビティ24内は充たさ
れ、例えば約1.2×107パスカルの圧力が掛けられ
た状態を所定時間保持した後、型開きすると共に上型2
2と下型23のそれぞれの挿通孔32に進退可能に設け
られたエジェクトピン33を進出動作させて、樹脂封止
パッケージによって半導体チップ25が封止された半導
体装置を取り出す。その後、さらに所定時間放置して硬
化反応を完結させ、樹脂封止パッケージの成形を終了す
る。
過程で、キャビティ24の内部が所定の減圧状態となる
よう減圧源の運転が行われ、上型22と下型23のそれ
ぞれに進退可能に設けられたエジェクトピン33は、従
来のものでは空気の漏れ込みの虞があったものの、挿通
孔32の内壁に圧接するよう装着されたOリング36
と、狭間隙34とによる気密シール部37が設けられた
状態て進退することになる。そのため、エジェクトピン
33が挿着された部分での気密シールが十分に行われる
ことになり、キャビティ24の内部の減圧状態は確実に
保持されることになって、成形時等に外部からキャビテ
ィ24内に空気が漏れ込むことがなくなる。
ジでの外部空気の漏れ込みによる気泡発生がなくなり、
パッケージ外面に形成された場合の外観不良やパッケー
ジ内部に形成された場合の耐電圧性能等の特性不良等を
十分低くすることができ、歩留が向上すると共に、信頼
性が向上する。また、気密シール部37のOリング36
をエジェクトピン33の外径部分に装着するようにして
いるので、多数回の成形を行った後の新たなOリング3
6への交換も、非常に容易である。
る。図3は樹脂成形金型の部分断面図であって、第1の
実施形態における図2に対応する図である。なお、第1
の実施形態と同一部分には同一符号を付して説明を省略
し、第1の実施形態と異なる本実施形態の構成について
説明する。
トされ、半導体装置の樹脂封止パッケージを成形する樹
脂成形金型で、可動側の上型22に対応して固定側の下
型42を備えて構成され、上型22と下型42を型締め
した状態でキャビティ24が形成されるようになってい
る。そして、キャビティ24は、内部が成形時にエアー
ベント28を介し図示しない減圧源によって所定の減圧
状態、例えば1.333×103〜2.666×103
パスカルに保持されるようになっている。
ンナー27に連通する図示しないポットが設けられてお
り、さらにポット内には、図示しないトランスファ機構
により進退可能とするようにプランジャが設けられてい
る。そして、図示しないが成形に際しプランジャの先端
のポット内にタブレット状の成形樹脂材料が供給される
ようになっている。
れ挿通孔43がキャビティ24の内壁面に開口するよう
に形成されており、挿通孔43にはエジェクトピン44
が進退可能に設けられている。なお、図3は下型42に
設けられている状態を示す。また、挿通孔43の内径と
エジェクトピン44の外径の各直径は、両径部との間に
0〜10μmの狭間隙45が形成されるような寸法とな
っている。一方、挿通孔43の内壁には周溝46が削設
されていて、ここには気密シール部材であるフッ素ゴム
製あるいはシリコンゴム製のOリング36が装着されて
いる。そして、このようにOリング36が装着された挿
通孔43にエジェクトピン44を挿着することにより、
エジェクトピン44の外径に挿通孔43のOリング36
が圧接して気密シールを行い、またキャビティ24側に
狭間隙45が形成されて気密シール部47が構成される
ようになっている。
施形態と同様に樹脂成形金型41の上型22と下型42
をキャビティ24内に半導体チップ25を収納するよう
にして型締めした後、所定温度にプレヒートしたタブレ
ット状の成形樹脂材料をポット内に入れ、また減圧源に
よってキャビティ24の内部を所定の減圧状態に保持す
る。その後、トランスファ機構によりプランジャを進出
動作させて、成形樹脂材料を所定の圧力でポット内から
ランナー27、ゲート口26を介してキャビティ24内
に押し出す。
24内は成形樹脂材料で充たされ、所定の圧力が掛けら
れた状態を所定時間保持した後、型開きすると共に上型
22と下型42のそれぞれの挿通孔43に進退可能に設
けられたエジェクトピン44を進出動作させて、樹脂封
止パッケージによって半導体チップ25が封止された半
導体装置を取り出す。その後、さらに所定時間放置して
硬化反応を完結させ、樹脂封止パッケージの成形を終了
する。
過程で、上型22と下型42のそれぞれに進退可能に設
けられたエジェクトピン44は、その外径に圧接する挿
通孔43の内壁に装着されたOリング36と、狭間隙4
5とによる気密シール部47が設けられた状態て進退す
ることになる。そして、キャビティ24の内部が所定の
減圧状態となるものの、エジェクトピン44が挿着され
た部分での気密シールが十分に行われることになり、キ
ャビティ24の内部の減圧状態は確実に保持されること
になって、成形時等に外部からキャビティ24内に空気
が漏れ込むことがなくなる。
物である樹脂封止パッケージでの外部空気の漏れ込みに
よる気泡発生がなくなり、パッケージ外面に形成された
場合の外観不良やパッケージ内部に形成された場合の耐
電圧性能等の特性不良等を十分低くすることができ、歩
留が向上すると共に、信頼性が向上する。
によれば、成形時に成形物に気泡が発生するのが防止で
き、気泡発生に伴い生じる外観不良が低減し、特性不良
も低減して歩留が向上し、信頼性が向上する等の等の効
果を奏する。
の要部の概略を示す断面図である。
部分断面図である。
部分断面図である。
示す断面図である。
Claims (6)
- 【請求項1】 金型に形成されたキャビティ内を減圧
し、ランナーを介して成形樹脂材料を流し入れて樹脂成
形を行うと共に、成形後に型開きした前記金型から成形
物をエジェクトピンにより突き出すようにして取り外す
樹脂成形装置において、前記エジェクトピンが、前記金
型の挿通孔に気密シール部を設けて進退可能に取り付け
られていることを特徴とする樹脂成形装置。 - 【請求項2】 減圧された成形時のキャビティ内圧力
が、1.333×103〜2.666×103パスカル
であることを特徴とする請求項1記載の樹脂成形装置。 - 【請求項3】 気密シール部が、エジェクトピンと挿通
孔との間に形成された狭間隙と、前記エジェクトピンと
前記挿通孔の間に挿入された気密シール部材とを備えて
いることを特徴とする請求項1記載の樹脂成形装置。 - 【請求項4】 エジェクトピンと挿通孔との間の狭間隙
が、0〜10μmであることを特徴とする請求項3記載
の樹脂成形装置。 - 【請求項5】 気密シール部材が、エジェクトピンに装
着されていることを特徴とする請求項3記載の樹脂成形
装置。 - 【請求項6】 気密シール部材が、挿通孔に装着されて
いることを特徴とする請求項3記載の樹脂成形装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17269599A JP2001007129A (ja) | 1999-06-18 | 1999-06-18 | 樹脂成形装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17269599A JP2001007129A (ja) | 1999-06-18 | 1999-06-18 | 樹脂成形装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001007129A true JP2001007129A (ja) | 2001-01-12 |
Family
ID=15946650
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17269599A Abandoned JP2001007129A (ja) | 1999-06-18 | 1999-06-18 | 樹脂成形装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001007129A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006035844A (ja) * | 2004-06-21 | 2006-02-09 | Mamada Sangyo:Kk | 金型およびその製造方法 |
JP2016196146A (ja) * | 2015-04-06 | 2016-11-24 | アピックヤマダ株式会社 | 樹脂成形金型 |
KR20200078031A (ko) * | 2018-12-21 | 2020-07-01 | 진민성 | 실링부재를 구비한 이젝터핀과 이를 이용한 사출금형 |
-
1999
- 1999-06-18 JP JP17269599A patent/JP2001007129A/ja not_active Abandoned
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006035844A (ja) * | 2004-06-21 | 2006-02-09 | Mamada Sangyo:Kk | 金型およびその製造方法 |
JP2016196146A (ja) * | 2015-04-06 | 2016-11-24 | アピックヤマダ株式会社 | 樹脂成形金型 |
KR20200078031A (ko) * | 2018-12-21 | 2020-07-01 | 진민성 | 실링부재를 구비한 이젝터핀과 이를 이용한 사출금형 |
KR102180375B1 (ko) * | 2018-12-21 | 2020-11-19 | 트루니어 주식회사 | 실링부재를 구비한 이젝터핀과 이를 이용한 사출금형 |
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