JP2002059453A - 樹脂封止方法及び樹脂封止装置 - Google Patents

樹脂封止方法及び樹脂封止装置

Info

Publication number
JP2002059453A
JP2002059453A JP2000250707A JP2000250707A JP2002059453A JP 2002059453 A JP2002059453 A JP 2002059453A JP 2000250707 A JP2000250707 A JP 2000250707A JP 2000250707 A JP2000250707 A JP 2000250707A JP 2002059453 A JP2002059453 A JP 2002059453A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
mold
resin
release film
sealing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000250707A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3704461B2 (ja
Inventor
Fumio Miyajima
文夫 宮島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Apic Yamada Corp
Original Assignee
Apic Yamada Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Apic Yamada Corp filed Critical Apic Yamada Corp
Priority to JP2000250707A priority Critical patent/JP3704461B2/ja
Priority to US09/933,950 priority patent/US6770236B2/en
Publication of JP2002059453A publication Critical patent/JP2002059453A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3704461B2 publication Critical patent/JP3704461B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 金型内でエアが残存する領域を確実にエアシ
ールして、キャビティ等から確実に減圧排気して、ボイ
ド等のないボイド等のない高品質で信頼性の高い樹脂封
止を可能にする。 【解決手段】 上型22にリリースフィルム50を供給
するリリースフィルムの供給機構を設け、下型22のパ
ーティング面に、前記被成形品30を前記リリースフィ
ルムを介してクランプした際に、キャビティ等の金型内
にエアが残存する領域を包囲して前記リリースフィルム
50をクランプすることにより、金型内にエアが残存す
る領域を外部からエアシールするエアシール部22aを
設け、該エアシール部22aによって囲まれた領域内に
連通するエア流路28を設けるとともに、該エア流路に
接続して前記金型内に残存するエアを排出する真空吸引
装置70を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体装置の製造に
利用する樹脂封止方法及び樹脂封止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体装置の製造に使用する樹脂封止装
置では、被成形品を金型でクランプし、ポット内で溶融
した樹脂をポットから押し出し、キャビティに樹脂を充
填して樹脂封止している。キャビティに樹脂を充填する
際にキャビティ内に残っているエアは樹脂封止した際に
ボイドを発生させる原因となることから、金型の被成形
品をクランプする部位にエアベントを設け、樹脂をキャ
ビティに充填する際にエアベントからキャビティ内に残
っているエアを排出して樹脂封止する方法が一般に行わ
れている。エアベントはキャビティに接続する金型のク
ランプ面をわずかに研削し、エアのみ排出できるように
加工したものである。
【0003】なお、キャビティ内のエアを排出して樹脂
封止する他の方法として、被成型品を金型でクランプし
た状態でキャビティ及び樹脂路内等の金型内に残存して
いるエアを真空吸引装置を用いて排気し、樹脂が充填さ
れる部位を減圧して樹脂封止する方法が考えられてい
る。この方法では、金型のパーティング面でキャビティ
及びキャビティとポットとを連通する樹脂路、ポット等
の金型内にエアが残存する領域を包囲するようにエアシ
ールし、エアシールした領域内を排気してキャビティ等
を減圧した状態で樹脂封止する。
【0004】キャビティ等のエアが残存する領域をエア
シールする方法としては、金型のパーティング面にエア
シール領域を囲むように溝を形成し、エアシール用のO
リング、パッキン等のシール部材を溝に装着してエアシ
ールする方法(特開昭57-21828号公報、特開昭62-27374
2号公、特開昭63-64331号公報)、金型とは別にエアシ
ール用のシールブロックを設けてエアシールする方法
(特開昭63-95634号公報)等がある。また、エアシール
した領域内から排気する方法としては、エアベントを利
用して排気する方法、キャビティに連通する樹脂路を連
通路として排気する方法、エジェクタピンとエジェクタ
ピン孔の隙間から排気する方法等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように、被成形品
を金型でクランプした状態で、キャビティ、樹脂路、ポ
ット等のエアの金型内でエアが残存している領域から排
気して樹脂封止する方法は、キャビティに樹脂を充填す
る際に単にエアベントからエアを押し出して樹脂封止す
る方法と比較して確実に排気することが可能であり、品
質の良い信頼性の高い樹脂封止が可能である。しかしな
がら、従来のキャビティ等のエアが残存する領域から排
気して樹脂封止する方法では、以下のような問題があっ
て必ずしも良好な結果が得られていない。
【0006】すなわち、金型のパーティング面に取り付
けたエアシール用のシール部材は、確実なエアシール性
を得るためには、金型面から一定量突出させて取り付け
るが、金型面からの突出量を大きくすると、金型面をク
リーニングするクリーナーの動作を妨げ、金型面のバリ
がとれにくくなったりする。また、逆に、クリーニング
しやすくするためシール部材の突出量を制限すると、エ
アシールとしてのシール性が得られなくなるという問題
がある。また、クリーナーによって金型面をクリーニン
グする際に金型面上で露出するシール部材が擦られ、シ
ール部材に傷がついたり、場合によっては取れてしまっ
たりするという問題がある。また、金型は常時高温に熱
せられているから、シール部材が熱によって劣化しやす
く、使用とともに所要のシール効果が得られなくなり、
所要の排気がなされないといった問題もある。
【0007】このように、被成形品を金型によってクラ
ンプした際にキャビティ等の金型内に残ったエアを排気
して、キャビティ等を減圧した状態で樹脂封止する従来
装置では、経時変化のため時間とともにエアシールの確
実性が低くなり、キャビティ等からの排気が十分になさ
れず、成形結果においてもキャビティ等からの排気によ
る効果を十分に反映したものとなっていないのが実情で
ある。そこで、本発明はこれらの問題点を解消すべくな
されたものであり、その目的とするところは、キャビテ
ィ、樹脂路及びポット等の被成形品を金型によってクラ
ンプした際に金型内に残存するエアを確実に排気して樹
脂封止することができ、これによって信頼性の高い半導
体装置製品を製造することができる樹脂封止方法及び樹
脂封止装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達
成するため次の構成を備える。すなわち、被成形品を上
型と下型とでクランプした際に金型内に残存するエアを
エアの吸引機構により排出して被成形品を樹脂封止する
樹脂封止方法において、前記被成形品をクランプする際
に、前記金型内にエアが残存する領域を包囲してフィル
ムを配置し、前記上型と下型のパーティング面間で該フ
ィルムをクランプすることにより前記金型の内部でエア
が残存する領域をエアシールし、該エアシールされた領
域内から減圧排気してキャビティ等の樹脂充填部に樹脂
を充填することを特徴とする。また、前記フィルムとし
て、上型と下型の少なくとも一方のパーティング面を被
覆するリリースフィルムを用い、上型と下型のパーティ
ング面間でリリースフィルムをクランプすることによ
り、金型の内部でエアが残存する領域をエアシールして
樹脂封止することを特徴とする。また、前記被成形品を
クランプする上型あるいは下型の少なくとも一方にエア
ベント部を設け、該エアベント部を介して前記エアシー
ルされた領域内から減圧排気することを特徴とする。ま
た、前記被成形品を上型と下型とでクランプして樹脂封
止する1回もしくは複数回の樹脂封止操作ごとに新しく
フィルムを送入して樹脂封止することを特徴とする。
【0009】また、上型と下型の少なくとも一方のパー
ティング面をリリースフィルムにより被覆し、リリース
フィルムを介して上型と下型とで被成形品をクランプし
て樹脂封止する樹脂封止装置において、前記上型と下型
の少なくとも一方のパーティング面にリリースフィルム
を供給するリリースフィルムの供給機構を設け、前記上
型あるいは下型のパーティング面に、前記被成形品を前
記リリースフィルムを介してクランプした際に、キャビ
ティ等の金型内にエアが残存する領域を包囲して前記リ
リースフィルムをクランプすることにより、金型内にエ
アが残存する領域を外部からエアシールするエアシール
部を設け、該エアシール部によって囲まれた領域内に連
通するエア流路を設けるとともに、該エア流路に接続し
て前記金型内に残存するエアを排出する真空吸引装置を
設けたことを特徴とする。本樹脂封止装置によれば、上
型と下型とでリリースフィルムを介して被成形品をクラ
ンプした際に、エアシール部によりリリースフィルムを
クランプし、真空吸引装置を作動させてリリースフィル
ムを介してエアシールされた領域内から排気することに
より、金型内でエアが残存する領域からエアを排出した
状態でキャビティ等に樹脂を充填して樹脂封止すること
ができる。また、前記上型と下型の少なくとも一方のパ
ーティング面にエアベント部を設け、該エアベント部に
連通して前記エア流路を設けることにより、被成形品を
リリースフィルムを介してクランプした際に、エアシー
ルされた領域から好適に排気することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について図面とともに詳細に説明する。図1は、本発明
に係る樹脂封止装置の一実施形態の側面図を示す。同図
でA部分はプレス部であり、上型20を支持する固定プ
ラテン10と下型22を支持する可動プラテン12、可
動プラテン12を昇降駆動して型締めする型締機構、ポ
ットからキャビティへ樹脂を充填するトランスファ機構
等を備える。B部分は上型のパーティング面を被覆する
リリースフィルム50を供給する機構、C部分は金型面
をクリーニングするクリーナーである。
【0011】リリースフィルムの供給機構Bは、図のよ
うに、プレス部Aを前後方向に挟んでリリースフィルム
の供給ローラ66とリリースフィルムの巻取りローラ6
8とを配置し、供給ローラ66からリリースフィルム5
0を繰り出し、巻取りローラ68によってリリースフィ
ルム50を巻き取ることによって順次新しくリリースフ
ィルム50を供給できるように構成している。実施形態
では、リリースフィルム50は上型20のパーティング
面の略全面を被覆する幅寸法に形成している。
【0012】リリースフィルム50は金型のパーティン
グ面を被覆して、パーティング面に封止用の樹脂が付着
しないようにするものであり、金型の加熱温度に耐えら
れる耐熱性と樹脂及び金型と剥離しやすいフィルム材が
好適に使用される。このような特性を有するフィルム材
としては、たとえば、FEPフィルム、PETフィル
ム、フッ素含浸ガラスクロス、ポリ塩化ビニリデン、E
TFEフィルム等がある。
【0013】図2に樹脂封止装置の正面図を示す。同図
でD部分は被成形品と樹脂タブレットを整列してプレス
部Aに供給するインローダ部、E部分は、樹脂封止後の
成形品をプレス部Aから取り出すアンローダ部、F部分
はディゲート後の製品を収納する収納部である。
【0014】この樹脂封止装置の各部の作用は従来の樹
脂封止装置と同様である。すなわち、被成形品と樹脂タ
ブレットとを金型でのポット位置及び被成形品のセット
位置の配置に合わせてピックアップしたインローダを、
型開きした状態でプレス部Aに進入させ、ポットに樹脂
タブレットを投下し、下型に被成形品をセットして型締
めし、キャビティに樹脂を充填して樹脂封止する。樹脂
封止した後、型開きし、アンローダにより成形品をプレ
ス部Aから搬出し、ディゲートした後、収納部Fに収納
する。クリーナーCは、成形品を搬出した後、プレス部
Aに進入し金型面に付着しているバリ等をクリーニング
する。上型20の金型面はリリースフィルム50によっ
て被覆されているから本実施形態では、クリーナーCは
下型のみをクリーニングする。
【0015】本実施形態の樹脂封止装置の全体的な構成
及び作用は、上述したように、従来の樹脂封止装置と基
本的に変わるものではない。本実施形態の樹脂封止装置
において特徴的な構成は、被成形品を上型20と下型2
2とでクランプした際にキャビティ、樹脂路及びポット
等の金型内に残存するエアを真空吸引装置によって排気
して樹脂封止する構成である。以下では、これらのキャ
ビティ、樹脂路、ポット等から強制的に排気して樹脂封
止する構成について説明する。
【0016】図3は、上型20と下型22とによりリリ
ースフィルム50を介して被成形品30をクランプした
状態における金型部分の構成を示す断面図である。被成
形品30は基板31に半導体チップ32をフリップチッ
プ接続したものであり、上型20と下型22とによりリ
リースフィルム50を介して被成形品30をクランプ
し、半導体チップ32と基板31との接合部位(アンダ
ーフィル部)に樹脂を充填して製品とする。
【0017】本実施形態では上型20に被成形品30の
半導体チップ32を収納する収納凹部23を形成し、下
型22に被成形品30の基板31を収容する収容部を形
成し、上型20のパーティング面をリリースフィルム5
0によって被覆して樹脂封止する。上型20に形成する
収納凹部23は樹脂封止した際に、半導体チップ32の
外面に樹脂が付着しないようにするため半導体チップ3
2の外形寸法に合わせた凹部状とし、樹脂封止時にアン
ダーフィル部を除いて半導体チップ32の外面がリリー
スフィルム50によって被覆されるように形成されてい
る。
【0018】下型22に形成する収容部は、図3に示す
ように、上型20に形成した収納凹部23の配置に合わ
せ、型開閉方向に可動に下型22内に可動ブロック24
を配置することによって形成する。可動ブロック24は
下型22に可動ブロック24を収納する装着孔を形成す
るとともに、可動ブロック24を支持する固定ブロック
26と可動ブロック24の背面との間に弾発用のスプリ
ング25を装着することにより、常時上型20に向けて
付勢して支持される。24aは可動ブロック24が上昇
する位置を規制するストッパであり、型開きした状態で
下型22に被成形品30をセットする凹部を形成する。
ストッパ24aは、型開き時に可動ブロック24の上端
面に基板31をのせた状態で基板31の上面が下型22
のパーティング面よりも必ず若干高位となるように設定
されている。
【0019】可動ブロック24は下型22内で型開閉方
向に可動となるよう支持されるとともに、エア吸引用の
流路を形成するため、被成形品30を上型20と下型2
2とでクランプした際に、可動ブロック24の背面側に
形成された空隙と固定ブロック26に形成したエア流路
28とが連通するように形成されている。24bは可動
ブロック24の外側面側に設けた切欠である。この切欠
24bはエア吸引する際のエア流路とするためのもので
ある。エア流路28はプレス部の外部に配置した真空吸
引装置70に、エアチューブ及び開閉バルブを介して接
続される。
【0020】図3で、40はポット、42はプランジャ
である。ポット40に供給された樹脂タブレット44は
ポット40内で溶融され、プランジャ42により所定の
樹脂圧で押し出される。46はポット40とアンダーフ
ィル部とを連絡する樹脂路である。樹脂路46について
は、下型22のパーティング面を平坦面とし上型20に
凹溝を形成して樹脂路46を形成した。46aは樹脂路
46とアンダーフィル部との接続部に形成したゲート部
である。
【0021】ポット40とアンダーフィル部とを接続す
る樹脂路は、基板31上を通過してアンダーフィル部に
接続する。ゲート部46aは基板31上を通過する樹脂
路を絞り形状に形成した部位であり、これによってアン
ダーフィル部に樹脂を注入しやすくするとともに、樹脂
封止後に基板31上に付着する樹脂量を少なくしてい
る。また、上型20にはアンダーフィル部のゲート部4
6aが接続する位置とは反対側の位置にエアベント部4
8を設ける。このエアベント部48は被成形品30を上
型20と下型22とでクランプした際にアンダーフィル
部等に残存しているエアを排出する際のエア抜きとして
使用するものである。アンダーフィル部でゲート46a
を配置した側と反対側にエアベント部48を設けること
により、アンダーフィル部から減圧排気しやすくなる。
【0022】図3で、27は上型20を支持する固定ブ
ロック、52は固定ブロック27を固定する上型ベー
ス、54は下型側の固定ブロック26を固定する下型ベ
ースである。上型ベース52は固定プラテン10に固定
して支持され、下型ベース54は可動プラテン12に固
定して支持される。
【0023】本実施形態の樹脂封止装置を用いて樹脂封
止する操作は、以下のようにして行われる。まず、型開
きした状態でインローダにより被成形品30と樹脂タブ
レット44とをプレス部Aに搬入し、樹脂タブレット4
4をポット40に投下し、被成形品30を下型22にセ
ットする。下型22には、被成形品30をセットする位
置に可動ブロック24が配置され、ストッパ24aによ
り可動ブロック24の上端面に基板31をのせた状態で
基板31の上面が下型22のパーティング面よりも若干
高位となるように設定されて被成形品30が確実に所定
のセット位置にセットされる。可動ブロック24に被成
形品30を位置決めするガイドピンを設けて、被成形品
30をより確実にセットできるようにすることも可能で
ある。
【0024】上型20については、パーティング面の略
全幅をリリースフィルム50により被覆する。本実施形
態では上型20のパーティング面にリリースフィルム5
0をエア吸着するエア吸着機構等をとくに設けていない
が、上型20のパーティング面と収納凹部23の底面に
エア吸着孔を開口させ、エア吸着孔からリリースフィル
ム50をエア吸引して上型20のパーティング面と収納
凹部23の内面にリリースフィルム50を吸着して樹脂
封止するようにしてもよい。
【0025】下型22に被成形品30と樹脂タブレット
44をセットし、上型20の金型面をリリースフィルム
50によって被覆して型締めする。上型20と下型22
とで被成形品30をクランプすることにより、上型20
の収納凹部23に半導体チップ32が収容され、下型2
2の可動ブロック24が押し下げられて下型22に基板
31が収容される。
【0026】上型20と下型22とで被成型品30をク
ランプした状態で、上型20と下型22のパーティング
面の外縁側部分については、リリースフィルム50が上
型20と下型22とによってクランプされることによ
り、リリースフィルム50がエアシール材として機能
し、パーティング面の内側領域が外部からエアシールさ
れた状態になる。本実施形態では、被成形品30が配置
された領域の外側部分の上型20と下型22のパーティ
ング面を平坦面に形成し、被成形品30をクランプした
際にリリースフィルム50を介して互いに押接されるよ
うにした。22aは型締め時に上型20との間でリリー
スフィルム50を押接してエアシールするエアシール部
である。
【0027】下型22に設ける可動ブロック24を型開
閉方向に可動に設けているのは、型締め時に基板31が
下型22内に押し下げられるようにして、エアシール部
22aで確実にエアシールできるようにするためであ
る。リリースフィルム50は所要の柔軟性を有するフィ
ルム材によって形成されているから、上型20と下型2
2とでクランプすることによって高いエアシール性を得
ることができる。被成形品30を配置した領域を囲むよ
うにエアシールした状態で、真空吸引装置70を作動さ
せ、エア流路28を介して、ポット40、樹脂路46、
被成形品30のアンダーフィル部等から強制的に排気す
る。図3は、ポット40、樹脂路46、被成形品30の
アンダーフィル部等から減圧排気している状態である。
可動ブロック24を装着した装着孔の下側からエア吸引
され、可動ブロック24と装着孔との隙間部分、エアベ
ント部48を介して残存エアが排出される。
【0028】減圧排気は被成形品30を上型20と下型
22とでクランプした後に開始し、ポット40内で溶融
した樹脂をプランジャ42により樹脂路46に向けて圧
送している間も行う。これにより、樹脂タブレット44
に混入していたエアとともに、エアシールされた内側領
域の残存エアを強制的に排気して樹脂封止することがで
きる。半導体チップ32のアンダーフィル部について
は、エアベント部48を介して減圧排気することによっ
て確実にアンダーフィルできる。
【0029】アンダーフィル部に樹脂が充填されたとこ
ろで真空吸引装置70の作動を停止し、樹脂充填が完了
した後、型開きし、アンローダにより成形品を型内から
搬出する。成形品を搬出した後、クリーナーにより下型
22の金型面をクリーニングする。これによって、下型
22は新たに被成形品30がセットできる状態になる。
上型20では、次回の樹脂封止操作に備えて、リリース
フィルム50を新たに供給する。なお、複数回の樹脂モ
ールド操作ごとにリリースフィルム50を新たに供給す
るようにしてもよい。こうして、金型内に順次被成形品
30を供給して、連続的に樹脂封止することができる。
【0030】図4は、上型20と下型22とによりリリ
ースフィルムを介して被成形品30をクランプし、金型
内に残ったエアを減圧排気して樹脂封止する樹脂封止装
置の他の実施形態を示す。本実施形態の樹脂封止装置
は、短冊状の基板31にマトリクス状に半導体チップ3
2を搭載した被成形品30を樹脂封止するものである。
半導体チップ32はフリップチップ接続により基板31
に搭載されている。
【0031】本実施形態の樹脂封止装置における金型の
構成は上記実施形態と基本的に同様であるが、以下の点
で異なっている。すなわち、上型20には基板31上に
おける各々の半導体チップ32の搭載位置に合わせて半
導体チップ32を収容する収納凹部を形成し、個々の半
導体チップ32のアンダーフィル部に樹脂が充填される
ようにしている。また、隣接するアンダーフィル部を連
通ゲート47によって連絡し、ポット40から圧送され
る樹脂がポット40に近い側から順にアンダーフィル部
を充填するようにしている。リリースフィルム50を介
して金型面をエアシールした際におけるエアの減圧排気
は、上型20に設けたエアベント部48のみによる。エ
アベント部48は被成形品30のポット40とは離反す
る側の縁部に設ける。
【0032】被成形品30をセットする下型22には、
被成形品30の基板31の厚さと同一の深さのセット凹
部22bを設け、被成形品30をこのセット凹部22b
にセットして樹脂封止する。22aはセット凹部22b
の外側に突縁状に形成したエアシール部である。エアシ
ール部22aは上型20と下型22とで被成形品30を
クランプした際にリリースフィルム50を介して上型2
0のパーティング面を押圧するように形成する。セット
凹部22bはポット40を挟む両側に配置されるが、エ
アシール部22aはポット40及びポット40の両側の
セット凹部22bを取り囲むように下型22のパーティ
ング面を一周させて設ける。これによって、上型20及
び下型22によって被成形品をクランプした際に、ポッ
ト40、樹脂路46、アンダーフィル部等の金型内に残
存するエアを減圧排気する領域がエアシールされる。
【0033】下型22に設けるエア吸引用の流路28a
は、エアベント部48からエア吸引可能とするため、セ
ット凹部22bの外縁近傍のセット凹部22bの内底面
で開口させて設け、固定ブロック26に形成したエア流
路28と連通させ、真空吸引装置70に接続する。
【0034】本実施形態の樹脂封止装置による樹脂封止
操作も上記実施形態と同様である。すなわち、型開きし
た状態で下型22に被成形品30をセットするとともに
ポット40に樹脂タブレット44を供給し、リリースフ
ィルム50を介して上型20と下型22とにより被成形
品30をクランプする。被成形品30をクランプした状
態で、ポット40、樹脂路46、半導体素子32のアン
ダーフィル部等のエアが残存する領域がエアシール部2
2aと上型20とでリリースフィルム50をクランプす
ることによりリリースフィルム50がエアシール材とし
て作用して完全にエアシールされる。
【0035】この状態で真空吸引装置70からエア吸引
することにより、エア流路28、流路28a、エアベン
ト部48及び連通ゲート47を介してポット40、樹脂
路46及びアンダーフィル部等から強制的に排気され
る。残存エアを減圧排気しながら、ポット40からプラ
ンジャ42により溶融樹脂を押し出すことにより、減圧
下でアンダーフィル部に樹脂を充填し、アンダーフィル
部を樹脂封止することができる。樹脂封止後、型開き
し、成形品を金型内から搬出して収納トレイ等に収納す
る。樹脂封止後の成形品の基板31を個片に切断するこ
とにより、アンダーフィル部が樹脂封止された個片の半
導体装置が得られる。
【0036】図5は、本発明に係る樹脂封止装置にさら
に他の実施形態を示す。本実施形態の樹脂封止装置は半
導体チップ32を搭載したリードフレーム31aを被成
形品30として樹脂封止する。リリースフィルムを介し
て金型のパーティング面をエアシールして樹脂封止する
点は上記実施形態と同様である。なお、本実施形態では
被成形品30がリードフレームであるため、上型20と
下型22に各々キャビティ凹部60を設け、被成形品3
0をクランプして形成されたキャビティ内に樹脂を充填
して樹脂封止する。
【0037】上型20及び下型22に設けるキャビティ
凹部60はリードフレーム31aに搭載された各々の半
導体チップ32の配置位置に合わせて形成されている。
前述した実施形態では、半導体チップ32と基板31と
の空隙内に樹脂を充填するため、上型20のパーティン
グ面のみをリリースフィルム50によって被覆したが、
本実施形態では、上型20と下型22の双方にキャビテ
ィ凹部60を設けるから、上型20と下型22の双方を
リリースフィルムによって被覆して樹脂封止する。50
a、50bがリリースフィルムである。
【0038】62はキャビティ凹部60の底面側からエ
ア吸引してリリースフィルム50a、50bをキャビテ
ィ凹部60の内面に沿ってエア吸着するためのエア吸引
流路である。エア吸引流路62は、キャビティ凹部60
の内底面で開口させ、エア流路64を介して金型外のエ
ア吸引機構に連絡するように設ける。エア吸引機構はリ
リースフィルム50a、50bを上型20と下型22に
エア吸着するために設けるもので、真空吸引装置70と
は別個に設けられる。
【0039】本実施形態の樹脂封止装置においては、下
型22に被成形品30のリードフレーム31aの厚さと
同一深さか、若干浅い深さに被成形品30をセットする
セット凹部を設けるとともに、上型20との間でリリー
スフィルム50aをクランプして、ポット40、樹脂路
46及びキャビティ等の金型内にエアが残る領域を囲ん
でエアシールするエアシール部22aを設ける。金型内
に残るエアを真空吸引して排出するための流路として、
上型20にエアベント部48を設け、上型20と下型2
2にキャビティ間を連通するための連通ゲート47を設
ける。
【0040】本実施形態の樹脂封止装置では、まず、型
開きした状態で上型20と下型22のパーティング面に
リリースフィルム50a、50bを供給し、エア流路6
4及びエア吸引流路62からエア吸引してリリースフィ
ルム50a、50bをキャビティ凹部60の内面にエア
吸着させる。ポット40については、プランジャ42側
からエア吸引してポット40の内面にリリースフィルム
50bをエア吸着することによって樹脂タブレット44
を投下する収容部を形成するようにしてもよいし、ポッ
ト40の開口面を被覆するのみでポット40の内面にリ
リースフィルム50bをエア吸着せず、クランプ時に樹
脂タブレット44をポット40内に押し込むようにして
もよい。
【0041】リリースフィルム50a、50bを上型2
0と下型22のパーティング面にエア吸着した状態で被
成形品30を下型22にセットし、ポット40に樹脂タ
ブレット44を供給した後、上型20と下型22とで被
成形品30をクランプする。キャビティ凹部60の内面
にリリースフィルム50a、50bをエア吸着して被成
形品30をクランプすることにより、図のようにキャビ
ティが形成され、エアシール部22aを介して金型内で
エアが残存する領域がエアシールされてクランプされ
る。次いで、真空吸引装置70からエア吸引し、エア流
路28、流路28a、エアベント部48、連通ゲート4
7を介してポット40、樹脂路46、キャビティ等で残
存しているエアを減圧排気する。
【0042】金型内に残存しているエアを減圧排気した
状態で、ポット40から溶融樹脂をキャビティに圧送
し、リードフレーム31aに搭載された半導体チップ3
2を樹脂封止する。樹脂封止後、型開きして樹脂成形品
を金型内から搬出し、樹脂路あるいはカル部等で硬化し
た樹脂をディゲート操作等によって取り除いた後、収納
トレイ等に成形品を収納する。リリースフィルム50
a、50bは1回ごとあるいは複数回ごと新しく金型内
に送入し、上述したと同様にキャビティ凹部60の内面
にエア吸着して次回の樹脂封止操作に備えるようにす
る。こうして、被成形品30を上型20と下型22とで
クランプした際に金型内に残存するエアを強制的に排気
して樹脂封止することができる。
【0043】上述した各実施形態における樹脂封止方法
及び樹脂封止装置は、リリースフィルムを介して被成形
品をクランプするとともに、上型と下型のパーティング
面をリリースフィルムによりエアシールしてクランプす
ることによって、ポット、樹脂路及びキャビティ等の金
型内に閉じこめられたエアを減圧排気して、キャビテ
ィ、アンダーフィル部等に樹脂を充填して樹脂封止する
ことができる。キャビティ等の金型内に残留するエアを
減圧排気して樹脂封止する方法は、封止樹脂中にエアが
巻き込まれることを防止し、封止樹脂中にボイド等のな
い高品質の樹脂封止を可能にするという利点がある。
【0044】リリースフィルムにはキャビティ凹部の内
面に容易にならって被覆できるようにするため柔軟性の
高いフィルム材を使用するから、上型と下型とでリリー
スフィルムをクランプするだけで好適なエアシール効果
を得ることができる。上記実施形態では下型22にエア
シール部22aを設けて上型20とエアシール部22a
とでリリースフィルムをクランプしているが、所要のエ
アシール作用を得ることができればエアシール部22a
を上型20に設けるといったようにその配置及び形状等
が限定されるものではない。リリースフィルムをクラン
プしてエアシールする部位を一定幅の平坦な当接面とす
ることでリリースフィルムによる所要のエアシール効果
を得ることは容易である。
【0045】また、本実施形態の樹脂封止方法及び樹脂
封止装置では、リリースフィルムは樹脂封止操作の1回
ごとあるいは複数回ごとに使用済みのリリースフィルム
を排出し、新しくリリースフィルムを金型内に供給して
クランプ操作を行うから、エアシール材としてみた場
合、リリースフィルムが金型の熱等によって劣化するこ
とがなく常に好適なエアシール効果を維持することがで
きるという利点がある。また、従来はクリーナーによっ
て金型面をクリーニングする際にOリングやパッキン等
のシール材がクリーニングの妨げになったり、シール材
が破損するといった問題があったが、リリースフィルム
を使用して被成形品をクランプする場合は、リリースフ
ィルムによって被覆する金型面は毎回クリーニングする
必要はまったくなく、ブラシによるクリーニングの妨げ
になったり、シール材が破損するといったことがない等
の利点がある。
【0046】なお、上記各実施形態では金型のパーティ
ング面をリリースフィルム50によって被覆し、エアシ
ール部22aを介してリリースフィルム50を上型20
と下型22とでクランプすることにより金型内にエアが
残存する領域を包囲するようにエアシールして樹脂封止
しているが、リリースフィルム50を介してエアシール
する部位が被成形品30と干渉する位置にあってはなら
ないというわけではない。被成形品30がフープ材のよ
うに長尺体のものの場合に、リリースフィルム50を介
して被成形品30をクランプする際にエアシール部が被
成形品30を横切ってクランプすることも可能である。
リリースフィルムとして被成形品30の厚さを吸収でき
る厚さのフィルム材を使用してエアシールすることがで
きる。
【0047】
【発明の効果】本発明に係る樹脂封止方法及び樹脂封止
装置によれば、上述したように、上型と下型とで被成形
品をクランプする際に、上型と下型のパーティング面間
でフィルムをクランプすることによって、金型内でエア
が残存する領域を確実にエアシールすることができ、こ
れによって金型内で残存するエアを強制的に排気した状
態で樹脂封止することができる。金型内に残存するエア
を確実に減圧排気できることから、ボイド等のない高品
質で信頼性の高い半導体装置を得ることができる等の著
効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る樹脂封止装置の一実施形態の全体
構成を側面方向から見た状態の説明図である。
【図2】本発明に係る樹脂封止装置の一実施形態の全体
構成を正面方向から見た状態の説明図である。
【図3】樹脂封止装置に用いる金型の一実施形態の構成
を示す断面図である。
【図4】樹脂封止装置に用いる金型の他の実施形態の構
成を示す断面図である。
【図5】樹脂封止装置に用いる金型のさらに他の実施形
態の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
10 固定プラテン 12 可動プラテン 20 上型 22 下型 22a エアシール部 22b セット凹部 23 収納凹部 24 可動ブロック 24a ストッパ 24b 切欠 25 スプリング 26、27 固定ブロック 28 エア流路 28a 流路 30 被成型品 31 基板 31a リードフレーム 32 半導体チップ 40 ポット 44 樹脂タブレット 46 樹脂路 46a ゲート部 47 連通ゲート 48 エアベント部 50、50a、50b リリースフィルム 60 キャビティ凹部 62 エア吸引流路 64 エア流路 66 供給ローラ 68 巻取りローラ 70 真空吸引装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4F202 AD02 AD08 AD18 AD35 AH37 CA11 CB17 CB20 CK06 CK25 CK83 CK86 CM72 CP06 CQ05 4F206 AD02 AD08 AD18 AD35 AH37 JA07 JB17 JB20 JF05 JF06 JF35 JF36 JL02 JN25 JN26 JQ03 JQ06 JQ81 5F061 AA01 CA21 DA06 EA02

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被成形品を上型と下型とでクランプした
    際に金型内に残存するエアをエアの吸引機構により排出
    して被成形品を樹脂封止する樹脂封止方法において、 前記被成形品をクランプする際に、前記金型内にエアが
    残存する領域を包囲してフィルムを配置し、前記上型と
    下型のパーティング面間で該フィルムをクランプするこ
    とにより前記金型の内部でエアが残存する領域をエアシ
    ールし、 該エアシールされた領域内から減圧排気してキャビティ
    等の樹脂充填部に樹脂を充填することを特徴とする樹脂
    封止方法。
  2. 【請求項2】 前記フィルムとして、上型と下型の少な
    くとも一方のパーティング面を被覆するリリースフィル
    ムを用い、 上型と下型のパーティング面間でリリースフィルムをク
    ランプすることにより、金型の内部でエアが残存する領
    域をエアシールして樹脂封止することを特徴とする請求
    項1記載の樹脂封止方法。
  3. 【請求項3】 前記被成形品をクランプする上型あるい
    は下型の少なくとも一方にエアベント部を設け、該エア
    ベント部を介して前記エアシールされた領域内から減圧
    排気することを特徴とする請求項1または2記載の樹脂
    封止方法。
  4. 【請求項4】 被成形品を上型と下型とでクランプして
    樹脂封止する1回もしくは複数回の樹脂封止操作ごとに
    新しくフィルムを送入して樹脂封止することを特徴とす
    る請求項1記載の樹脂封止方法。
  5. 【請求項5】 上型と下型の少なくとも一方のパーティ
    ング面をリリースフィルムにより被覆し、リリースフィ
    ルムを介して上型と下型とで被成形品をクランプして樹
    脂封止する樹脂封止装置において、 前記上型と下型の少なくとも一方のパーティング面にリ
    リースフィルムを供給するリリースフィルムの供給機構
    を設け、 前記上型あるいは下型のパーティング面に、前記被成形
    品を前記リリースフィルムを介してクランプした際に、
    キャビティ等の金型内にエアが残存する領域を包囲して
    前記リリースフィルムをクランプすることにより、金型
    内にエアが残存する領域を外部からエアシールするエア
    シール部を設け、 該エアシール部によって囲まれた領域内に連通するエア
    流路を設けるとともに、該エア流路に接続して前記金型
    内に残存するエアを排出する真空吸引装置を設けたこと
    を特徴とする樹脂封止装置。
  6. 【請求項6】 前記上型と下型の少なくとも一方のパー
    ティング面にエアベント部を設け、該エアベント部に連
    通して前記エア流路を設けたことを特徴とする請求項5
    記載の樹脂封止装置。
JP2000250707A 2000-08-22 2000-08-22 樹脂封止方法及び樹脂封止装置 Expired - Lifetime JP3704461B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000250707A JP3704461B2 (ja) 2000-08-22 2000-08-22 樹脂封止方法及び樹脂封止装置
US09/933,950 US6770236B2 (en) 2000-08-22 2001-08-22 Method of resin molding

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000250707A JP3704461B2 (ja) 2000-08-22 2000-08-22 樹脂封止方法及び樹脂封止装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002059453A true JP2002059453A (ja) 2002-02-26
JP3704461B2 JP3704461B2 (ja) 2005-10-12

Family

ID=18740234

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000250707A Expired - Lifetime JP3704461B2 (ja) 2000-08-22 2000-08-22 樹脂封止方法及び樹脂封止装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3704461B2 (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007307769A (ja) * 2006-05-17 2007-11-29 Kitagawa Ind Co Ltd 合成樹脂成形品のパッケージ製造方法及び合成樹脂成形品のパッケージ
JP2008143186A (ja) * 2008-01-08 2008-06-26 Sumitomo Heavy Ind Ltd 樹脂封止方法
US7439101B2 (en) 2004-07-16 2008-10-21 Towa Corporation Resin encapsulation molding method for semiconductor device
CN106426710A (zh) * 2015-08-11 2017-02-22 东和株式会社 树脂成型装置及树脂成型方法以及成型模
CN109834908A (zh) * 2019-04-17 2019-06-04 四川立民制冷科技有限公司 多功能聚双环戊二烯材料注射机
JP2019520240A (ja) * 2016-06-06 2019-07-18 ▲寧▼波舜宇光▲電▼信息有限公司 撮像モジュールのモールド回路基板の製造装置およびその製造方法
US10946254B1 (en) * 2019-12-25 2021-03-16 Advanced International Multitech Co., Ltd. Golf club head and method for manufacturing the same

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7439101B2 (en) 2004-07-16 2008-10-21 Towa Corporation Resin encapsulation molding method for semiconductor device
JP2007307769A (ja) * 2006-05-17 2007-11-29 Kitagawa Ind Co Ltd 合成樹脂成形品のパッケージ製造方法及び合成樹脂成形品のパッケージ
JP2008143186A (ja) * 2008-01-08 2008-06-26 Sumitomo Heavy Ind Ltd 樹脂封止方法
JP4551931B2 (ja) * 2008-01-08 2010-09-29 住友重機械工業株式会社 樹脂封止方法
CN106426710A (zh) * 2015-08-11 2017-02-22 东和株式会社 树脂成型装置及树脂成型方法以及成型模
CN106426710B (zh) * 2015-08-11 2019-02-19 东和株式会社 树脂成型装置及树脂成型方法以及成型模
JP2019520240A (ja) * 2016-06-06 2019-07-18 ▲寧▼波舜宇光▲電▼信息有限公司 撮像モジュールのモールド回路基板の製造装置およびその製造方法
US11745401B2 (en) 2016-06-06 2023-09-05 Ningbo Sunny Opotech Co., Ltd. Molded circuit board of camera module, manufacturing equipment and manufacturing method for molded circuit board
CN109834908A (zh) * 2019-04-17 2019-06-04 四川立民制冷科技有限公司 多功能聚双环戊二烯材料注射机
CN109834908B (zh) * 2019-04-17 2023-09-26 四川立民制冷科技有限公司 多功能聚双环戊二烯材料注射机
US10946254B1 (en) * 2019-12-25 2021-03-16 Advanced International Multitech Co., Ltd. Golf club head and method for manufacturing the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP3704461B2 (ja) 2005-10-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4268389B2 (ja) 電子部品の樹脂封止成形方法及び装置
US6770236B2 (en) Method of resin molding
US7618573B2 (en) Resin sealing method for electronic part and mold used for the method
EP0730937B1 (en) A resin molding machine with release film
JP4174263B2 (ja) 樹脂モールド方法
US20090291532A1 (en) Method of resin encapsulation molding for electronic part
JP2007307843A (ja) 樹脂モールド方法および樹脂モールド装置
JP4416218B2 (ja) 樹脂封止方法及び樹脂封止装置
JP2002009096A (ja) 樹脂封止方法及び樹脂封止装置
JP3569224B2 (ja) 樹脂封止方法及び樹脂封止装置
JP5364944B2 (ja) モールド金型
JP3897565B2 (ja) 樹脂封止装置及び樹脂封止方法
JP2002059453A (ja) 樹脂封止方法及び樹脂封止装置
JP3631308B2 (ja) 電子部品の樹脂封止成形方法
JP3878550B2 (ja) 半導体装置の製造方法
WO2007077909A1 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2004230707A (ja) 電子部品の樹脂封止成形方法及び装置
JP2004200269A (ja) 電子部品の樹脂封止成形方法及び装置
JP4011781B2 (ja) 半導体ウェーハの樹脂被覆方法
JP4206241B2 (ja) 樹脂モールド金型および樹脂モールド装置
JP5027451B2 (ja) 半導体チップの樹脂封止成形方法
JPH10189630A (ja) 電子部品の樹脂封止成形方法
WO2023067878A1 (ja) 樹脂成形用成形型、樹脂成形装置、及び樹脂成形品の製造方法
JP3581759B2 (ja) 電子部品の樹脂封止成形方法及び装置
JP2000176967A (ja) 樹脂封止装置

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040106

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040511

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040708

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050719

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050725

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3704461

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080729

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110729

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140729

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140729

Year of fee payment: 9

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term