JP3704461B2 - 樹脂封止方法及び樹脂封止装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は半導体装置の製造に利用する樹脂封止方法及び樹脂封止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
半導体装置の製造に使用する樹脂封止装置では、被成形品を金型でクランプし、ポット内で溶融した樹脂をポットから押し出し、キャビティに樹脂を充填して樹脂封止している。キャビティに樹脂を充填する際にキャビティ内に残っているエアは樹脂封止した際にボイドを発生させる原因となることから、金型の被成形品をクランプする部位にエアベントを設け、樹脂をキャビティに充填する際にエアベントからキャビティ内に残っているエアを排出して樹脂封止する方法が一般に行われている。エアベントはキャビティに接続する金型のクランプ面をわずかに研削し、エアのみ排出できるように加工したものである。
【0003】
なお、キャビティ内のエアを排出して樹脂封止する他の方法として、被成型品を金型でクランプした状態でキャビティ及び樹脂路内等の金型内に残存しているエアを真空吸引装置を用いて排気し、樹脂が充填される部位を減圧して樹脂封止する方法が考えられている。この方法では、金型のパーティング面でキャビティ及びキャビティとポットとを連通する樹脂路、ポット等の金型内にエアが残存する領域を包囲するようにエアシールし、エアシールした領域内を排気してキャビティ等を減圧した状態で樹脂封止する。
【0004】
キャビティ等のエアが残存する領域をエアシールする方法としては、金型のパーティング面にエアシール領域を囲むように溝を形成し、エアシール用のOリング、パッキン等のシール部材を溝に装着してエアシールする方法(特開昭57-21828号公報、特開昭62-273742号公、特開昭63-64331号公報)、金型とは別にエアシール用のシールブロックを設けてエアシールする方法(特開昭63-95634号公報)等がある。
また、エアシールした領域内から排気する方法としては、エアベントを利用して排気する方法、キャビティに連通する樹脂路を連通路として排気する方法、エジェクタピンとエジェクタピン孔の隙間から排気する方法等がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
このように、被成形品を金型でクランプした状態で、キャビティ、樹脂路、ポット等のエアの金型内でエアが残存している領域から排気して樹脂封止する方法は、キャビティに樹脂を充填する際に単にエアベントからエアを押し出して樹脂封止する方法と比較して確実に排気することが可能であり、品質の良い信頼性の高い樹脂封止が可能である。
しかしながら、従来のキャビティ等のエアが残存する領域から排気して樹脂封止する方法では、以下のような問題があって必ずしも良好な結果が得られていない。
【0006】
すなわち、金型のパーティング面に取り付けたエアシール用のシール部材は、確実なエアシール性を得るためには、金型面から一定量突出させて取り付けるが、金型面からの突出量を大きくすると、金型面をクリーニングするクリーナーの動作を妨げ、金型面のバリがとれにくくなったりする。また、逆に、クリーニングしやすくするためシール部材の突出量を制限すると、エアシールとしてのシール性が得られなくなるという問題がある。また、クリーナーによって金型面をクリーニングする際に金型面上で露出するシール部材が擦られ、シール部材に傷がついたり、場合によっては取れてしまったりするという問題がある。また、金型は常時高温に熱せられているから、シール部材が熱によって劣化しやすく、使用とともに所要のシール効果が得られなくなり、所要の排気がなされないといった問題もある。
【0007】
このように、被成形品を金型によってクランプした際にキャビティ等の金型内に残ったエアを排気して、キャビティ等を減圧した状態で樹脂封止する従来装置では、経時変化のため時間とともにエアシールの確実性が低くなり、キャビティ等からの排気が十分になされず、成形結果においてもキャビティ等からの排気による効果を十分に反映したものとなっていないのが実情である。
そこで、本発明はこれらの問題点を解消すべくなされたものであり、その目的とするところは、キャビティ、樹脂路及びポット等の被成形品を金型によってクランプした際に金型内に残存するエアを確実に排気して樹脂封止することができ、これによって信頼性の高い半導体装置製品を製造することができる樹脂封止方法及び樹脂封止装置を提供するにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記目的を達成するため次の構成を備える。
すなわち、被成形品を上型と下型とでクランプした際に金型内に残存するエアをエアの吸引機構により排出して被成形品を樹脂封止する樹脂封止方法において、前記被成形品をクランプする際に、上型と下型の少なくとも一方のパーティング面を被覆するリリースフィルムを使用して前記金型内でエアが残存する領域を包囲し、上型と下型のパーティング面間でリリースフィルムをクランプすることにより、前記金型の内部でエアが残存する、半導体チップと基板との接合部位であるアンダーフィル部あるいはキャビテをエアシールし、上型と下型の少なくとも一方に設けられたエアベント部を介して、前記エアシールされたアンダーフィル部あるいはキャビティを減圧排気してアンダーフィル部あるいはキャビティに樹脂を充填することを特徴とする。
また、前記被成形品が、基板に半導体チップをフリップチップ接続したものであり、前記上型として前記半導体チップの外形寸法に合わせた凹部状とした半導体チップの収納凹部を形成したものを使用し、前記アンダーフィル部に樹脂を充填することを特徴とする。
また、前記上型と下型の少なくとも一方のパーティング面をリリースフィルムにより被覆する際に、エア吸着機構により、前記リリースフィルムを上型あるいは下型にエア吸着することを特徴とする。
また、前記被成形品を上型と下型とでクランプして樹脂封止する1回もしくは複数回の樹脂封止操作ごとに新しくフィルムを送入して樹脂封止することを特徴とする。
【0009】
また、上型と下型の少なくとも一方のパーティング面をリリースフィルムにより被覆し、リリースフィルムを介して上型と下型とで被成形品をクランプして樹脂封止する樹脂封止装置において、前記上型と下型の少なくとも一方のパーティング面にリリースフィルムを供給するリリースフィルムの供給機構を設け、前記上型あるいは下型のパーティング面に、前記被成形品を前記リリースフィルムを介してクランプした際に、キャビティ等の金型内にエアが残存する領域を包囲して前記リリースフィルムをクランプすることにより、金型内にエアが残存する、半導体チップと基板との接合部であるアンダーフィル部あるいはキャビティを外部からエアシールするエアシール部を設け、該エアシール部によって囲まれた領域内に連通する、前記上型と下型の少なくとも一方に設けられたエアベント部を含むエア流路を設けるとともに、該エア流路に接続して前記金型内に残存するエアを排出する真空吸引装置を設けたことを特徴とする。
本樹脂封止装置によれば、上型と下型とでリリースフィルムを介して被成形品をクランプした際に、エアシール部によりリリースフィルムをクランプし、真空吸引装置を作動させてリリースフィルムを介してエアシールされた領域内から排気することにより、金型内でエアが残存する領域からエアを排出した状態でアンダーフィル部あるいはキャビティに樹脂を充填して樹脂封止することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について図面とともに詳細に説明する。
図1は、本発明に係る樹脂封止装置の一実施形態の側面図を示す。同図でA部分はプレス部であり、上型20を支持する固定プラテン10と下型22を支持する可動プラテン12、可動プラテン12を昇降駆動して型締めする型締機構、ポットからキャビティへ樹脂を充填するトランスファ機構等を備える。B部分は上型のパーティング面を被覆するリリースフィルム50を供給する機構、C部分は金型面をクリーニングするクリーナーである。
【0011】
リリースフィルムの供給機構Bは、図のように、プレス部Aを前後方向に挟んでリリースフィルムの供給ローラ66とリリースフィルムの巻取りローラ68とを配置し、供給ローラ66からリリースフィルム50を繰り出し、巻取りローラ68によってリリースフィルム50を巻き取ることによって順次新しくリリースフィルム50を供給できるように構成している。実施形態では、リリースフィルム50は上型20のパーティング面の略全面を被覆する幅寸法に形成している。
【0012】
リリースフィルム50は金型のパーティング面を被覆して、パーティング面に封止用の樹脂が付着しないようにするものであり、金型の加熱温度に耐えられる耐熱性と樹脂及び金型と剥離しやすいフィルム材が好適に使用される。このような特性を有するフィルム材としては、たとえば、FEPフィルム、PETフィルム、フッ素含浸ガラスクロス、ポリ塩化ビニリデン、ETFEフィルム等がある。
【0013】
図2に樹脂封止装置の正面図を示す。同図でD部分は被成形品と樹脂タブレットを整列してプレス部Aに供給するインローダ部、E部分は、樹脂封止後の成形品をプレス部Aから取り出すアンローダ部、F部分はディゲート後の製品を収納する収納部である。
【0014】
この樹脂封止装置の各部の作用は従来の樹脂封止装置と同様である。すなわち、被成形品と樹脂タブレットとを金型でのポット位置及び被成形品のセット位置の配置に合わせてピックアップしたインローダを、型開きした状態でプレス部Aに進入させ、ポットに樹脂タブレットを投下し、下型に被成形品をセットして型締めし、キャビティに樹脂を充填して樹脂封止する。樹脂封止した後、型開きし、アンローダにより成形品をプレス部Aから搬出し、ディゲートした後、収納部Fに収納する。クリーナーCは、成形品を搬出した後、プレス部Aに進入し金型面に付着しているバリ等をクリーニングする。上型20の金型面はリリースフィルム50によって被覆されているから本実施形態では、クリーナーCは下型のみをクリーニングする。
【0015】
本実施形態の樹脂封止装置の全体的な構成及び作用は、上述したように、従来の樹脂封止装置と基本的に変わるものではない。本実施形態の樹脂封止装置において特徴的な構成は、被成形品を上型20と下型22とでクランプした際にキャビティ、樹脂路及びポット等の金型内に残存するエアを真空吸引装置によって排気して樹脂封止する構成である。以下では、これらのキャビティ、樹脂路、ポット等から強制的に排気して樹脂封止する構成について説明する。
【0016】
図3は、上型20と下型22とによりリリースフィルム50を介して被成形品30をクランプした状態における金型部分の構成を示す断面図である。被成形品30は基板31に半導体チップ32をフリップチップ接続したものであり、上型20と下型22とによりリリースフィルム50を介して被成形品30をクランプし、半導体チップ32と基板31との接合部位(アンダーフィル部)に樹脂を充填して製品とする。
【0017】
本実施形態では上型20に被成形品30の半導体チップ32を収納する収納凹部23を形成し、下型22に被成形品30の基板31を収容する収容部を形成し、上型20のパーティング面をリリースフィルム50によって被覆して樹脂封止する。
上型20に形成する収納凹部23は樹脂封止した際に、半導体チップ32の外面に樹脂が付着しないようにするため半導体チップ32の外形寸法に合わせた凹部状とし、樹脂封止時にアンダーフィル部を除いて半導体チップ32の外面がリリースフィルム50によって被覆されるように形成されている。
【0018】
下型22に形成する収容部は、図3に示すように、上型20に形成した収納凹部23の配置に合わせ、型開閉方向に可動に下型22内に可動ブロック24を配置することによって形成する。可動ブロック24は下型22に可動ブロック24を収納する装着孔を形成するとともに、可動ブロック24を支持する固定ブロック26と可動ブロック24の背面との間に弾発用のスプリング25を装着することにより、常時上型20に向けて付勢して支持される。
24aは可動ブロック24が上昇する位置を規制するストッパであり、型開きした状態で下型22に被成形品30をセットする凹部を形成する。ストッパ24aは、型開き時に可動ブロック24の上端面に基板31をのせた状態で基板31の上面が下型22のパーティング面よりも必ず若干高位となるように設定されている。
【0019】
可動ブロック24は下型22内で型開閉方向に可動となるよう支持されるとともに、エア吸引用の流路を形成するため、被成形品30を上型20と下型22とでクランプした際に、可動ブロック24の背面側に形成された空隙と固定ブロック26に形成したエア流路28とが連通するように形成されている。24bは可動ブロック24の外側面側に設けた切欠である。この切欠24bはエア吸引する際のエア流路とするためのものである。
エア流路28はプレス部の外部に配置した真空吸引装置70に、エアチューブ及び開閉バルブを介して接続される。
【0020】
図3で、40はポット、42はプランジャである。ポット40に供給された樹脂タブレット44はポット40内で溶融され、プランジャ42により所定の樹脂圧で押し出される。46はポット40とアンダーフィル部とを連絡する樹脂路である。樹脂路46については、下型22のパーティング面を平坦面とし上型20に凹溝を形成して樹脂路46を形成した。46aは樹脂路46とアンダーフィル部との接続部に形成したゲート部である。
【0021】
ポット40とアンダーフィル部とを接続する樹脂路は、基板31上を通過してアンダーフィル部に接続する。ゲート部46aは基板31上を通過する樹脂路を絞り形状に形成した部位であり、これによってアンダーフィル部に樹脂を注入しやすくするとともに、樹脂封止後に基板31上に付着する樹脂量を少なくしている。
また、上型20にはアンダーフィル部のゲート部46aが接続する位置とは反対側の位置にエアベント部48を設ける。このエアベント部48は被成形品30を上型20と下型22とでクランプした際にアンダーフィル部等に残存しているエアを排出する際のエア抜きとして使用するものである。アンダーフィル部でゲート46aを配置した側と反対側にエアベント部48を設けることにより、アンダーフィル部から減圧排気しやすくなる。
【0022】
図3で、27は上型20を支持する固定ブロック、52は固定ブロック27を固定する上型ベース、54は下型側の固定ブロック26を固定する下型ベースである。上型ベース52は固定プラテン10に固定して支持され、下型ベース54は可動プラテン12に固定して支持される。
【0023】
本実施形態の樹脂封止装置を用いて樹脂封止する操作は、以下のようにして行われる。
まず、型開きした状態でインローダにより被成形品30と樹脂タブレット44とをプレス部Aに搬入し、樹脂タブレット44をポット40に投下し、被成形品30を下型22にセットする。下型22には、被成形品30をセットする位置に可動ブロック24が配置され、ストッパ24aにより可動ブロック24の上端面に基板31をのせた状態で基板31の上面が下型22のパーティング面よりも若干高位となるように設定されて被成形品30が確実に所定のセット位置にセットされる。可動ブロック24に被成形品30を位置決めするガイドピンを設けて、被成形品30をより確実にセットできるようにすることも可能である。
【0024】
上型20については、パーティング面の略全幅をリリースフィルム50により被覆する。本実施形態では上型20のパーティング面にリリースフィルム50をエア吸着するエア吸着機構等をとくに設けていないが、上型20のパーティング面と収納凹部23の底面にエア吸着孔を開口させ、エア吸着孔からリリースフィルム50をエア吸引して上型20のパーティング面と収納凹部23の内面にリリースフィルム50を吸着して樹脂封止するようにしてもよい。
【0025】
下型22に被成形品30と樹脂タブレット44をセットし、上型20の金型面をリリースフィルム50によって被覆して型締めする。上型20と下型22とで被成形品30をクランプすることにより、上型20の収納凹部23に半導体チップ32が収容され、下型22の可動ブロック24が押し下げられて下型22に基板31が収容される。
【0026】
上型20と下型22とで被成型品30をクランプした状態で、上型20と下型22のパーティング面の外縁側部分については、リリースフィルム50が上型20と下型22とによってクランプされることにより、リリースフィルム50がエアシール材として機能し、パーティング面の内側領域が外部からエアシールされた状態になる。
本実施形態では、被成形品30が配置された領域の外側部分の上型20と下型22のパーティング面を平坦面に形成し、被成形品30をクランプした際にリリースフィルム50を介して互いに押接されるようにした。22aは型締め時に上型20との間でリリースフィルム50を押接してエアシールするエアシール部である。
【0027】
下型22に設ける可動ブロック24を型開閉方向に可動に設けているのは、型締め時に基板31が下型22内に押し下げられるようにして、エアシール部22aで確実にエアシールできるようにするためである。
リリースフィルム50は所要の柔軟性を有するフィルム材によって形成されているから、上型20と下型22とでクランプすることによって高いエアシール性を得ることができる。
被成形品30を配置した領域を囲むようにエアシールした状態で、真空吸引装置70を作動させ、エア流路28を介して、ポット40、樹脂路46、被成形品30のアンダーフィル部等から強制的に排気する。図3は、ポット40、樹脂路46、被成形品30のアンダーフィル部等から減圧排気している状態である。可動ブロック24を装着した装着孔の下側からエア吸引され、可動ブロック24と装着孔との隙間部分、エアベント部48を介して残存エアが排出される。
【0028】
減圧排気は被成形品30を上型20と下型22とでクランプした後に開始し、ポット40内で溶融した樹脂をプランジャ42により樹脂路46に向けて圧送している間も行う。これにより、樹脂タブレット44に混入していたエアとともに、エアシールされた内側領域の残存エアを強制的に排気して樹脂封止することができる。半導体チップ32のアンダーフィル部については、エアベント部48を介して減圧排気することによって確実にアンダーフィルできる。
【0029】
アンダーフィル部に樹脂が充填されたところで真空吸引装置70の作動を停止し、樹脂充填が完了した後、型開きし、アンローダにより成形品を型内から搬出する。
成形品を搬出した後、クリーナーにより下型22の金型面をクリーニングする。これによって、下型22は新たに被成形品30がセットできる状態になる。上型20では、次回の樹脂封止操作に備えて、リリースフィルム50を新たに供給する。なお、複数回の樹脂モールド操作ごとにリリースフィルム50を新たに供給するようにしてもよい。
こうして、金型内に順次被成形品30を供給して、連続的に樹脂封止することができる。
【0030】
図4は、上型20と下型22とによりリリースフィルムを介して被成形品30をクランプし、金型内に残ったエアを減圧排気して樹脂封止する樹脂封止装置の他の実施形態を示す。
本実施形態の樹脂封止装置は、短冊状の基板31にマトリクス状に半導体チップ32を搭載した被成形品30を樹脂封止するものである。半導体チップ32はフリップチップ接続により基板31に搭載されている。
【0031】
本実施形態の樹脂封止装置における金型の構成は上記実施形態と基本的に同様であるが、以下の点で異なっている。
すなわち、上型20には基板31上における各々の半導体チップ32の搭載位置に合わせて半導体チップ32を収容する収納凹部を形成し、個々の半導体チップ32のアンダーフィル部に樹脂が充填されるようにしている。また、隣接するアンダーフィル部を連通ゲート47によって連絡し、ポット40から圧送される樹脂がポット40に近い側から順にアンダーフィル部を充填するようにしている。リリースフィルム50を介して金型面をエアシールした際におけるエアの減圧排気は、上型20に設けたエアベント部48のみによる。エアベント部48は被成形品30のポット40とは離反する側の縁部に設ける。
【0032】
被成形品30をセットする下型22には、被成形品30の基板31の厚さと同一の深さのセット凹部22bを設け、被成形品30をこのセット凹部22bにセットして樹脂封止する。22aはセット凹部22bの外側に突縁状に形成したエアシール部である。エアシール部22aは上型20と下型22とで被成形品30をクランプした際にリリースフィルム50を介して上型20のパーティング面を押圧するように形成する。
セット凹部22bはポット40を挟む両側に配置されるが、エアシール部22aはポット40及びポット40の両側のセット凹部22bを取り囲むように下型22のパーティング面を一周させて設ける。これによって、上型20及び下型22によって被成形品をクランプした際に、ポット40、樹脂路46、アンダーフィル部等の金型内に残存するエアを減圧排気する領域がエアシールされる。
【0033】
下型22に設けるエア吸引用の流路28aは、エアベント部48からエア吸引可能とするため、セット凹部22bの外縁近傍のセット凹部22bの内底面で開口させて設け、固定ブロック26に形成したエア流路28と連通させ、真空吸引装置70に接続する。
【0034】
本実施形態の樹脂封止装置による樹脂封止操作も上記実施形態と同様である。すなわち、型開きした状態で下型22に被成形品30をセットするとともにポット40に樹脂タブレット44を供給し、リリースフィルム50を介して上型20と下型22とにより被成形品30をクランプする。被成形品30をクランプした状態で、ポット40、樹脂路46、半導体素子32のアンダーフィル部等のエアが残存する領域がエアシール部22aと上型20とでリリースフィルム50をクランプすることによりリリースフィルム50がエアシール材として作用して完全にエアシールされる。
【0035】
この状態で真空吸引装置70からエア吸引することにより、エア流路28、流路28a、エアベント部48及び連通ゲート47を介してポット40、樹脂路46及びアンダーフィル部等から強制的に排気される。残存エアを減圧排気しながら、ポット40からプランジャ42により溶融樹脂を押し出すことにより、減圧下でアンダーフィル部に樹脂を充填し、アンダーフィル部を樹脂封止することができる。
樹脂封止後、型開きし、成形品を金型内から搬出して収納トレイ等に収納する。樹脂封止後の成形品の基板31を個片に切断することにより、アンダーフィル部が樹脂封止された個片の半導体装置が得られる。
【0036】
図5は、本発明に係る樹脂封止装置にさらに他の実施形態を示す。本実施形態の樹脂封止装置は半導体チップ32を搭載したリードフレーム31aを被成形品30として樹脂封止する。リリースフィルムを介して金型のパーティング面をエアシールして樹脂封止する点は上記実施形態と同様である。
なお、本実施形態では被成形品30がリードフレームであるため、上型20と下型22に各々キャビティ凹部60を設け、被成形品30をクランプして形成されたキャビティ内に樹脂を充填して樹脂封止する。
【0037】
上型20及び下型22に設けるキャビティ凹部60はリードフレーム31aに搭載された各々の半導体チップ32の配置位置に合わせて形成されている。前述した実施形態では、半導体チップ32と基板31との空隙内に樹脂を充填するため、上型20のパーティング面のみをリリースフィルム50によって被覆したが、本実施形態では、上型20と下型22の双方にキャビティ凹部60を設けるから、上型20と下型22の双方をリリースフィルムによって被覆して樹脂封止する。50a、50bがリリースフィルムである。
【0038】
62はキャビティ凹部60の底面側からエア吸引してリリースフィルム50a、50bをキャビティ凹部60の内面に沿ってエア吸着するためのエア吸引流路である。エア吸引流路62は、キャビティ凹部60の内底面で開口させ、エア流路64を介して金型外のエア吸引機構に連絡するように設ける。エア吸引機構はリリースフィルム50a、50bを上型20と下型22にエア吸着するために設けるもので、真空吸引装置70とは別個に設けられる。
【0039】
本実施形態の樹脂封止装置においては、下型22に被成形品30のリードフレーム31aの厚さと同一深さか、若干浅い深さに被成形品30をセットするセット凹部を設けるとともに、上型20との間でリリースフィルム50aをクランプして、ポット40、樹脂路46及びキャビティ等の金型内にエアが残る領域を囲んでエアシールするエアシール部22aを設ける。金型内に残るエアを真空吸引して排出するための流路として、上型20にエアベント部48を設け、上型20と下型22にキャビティ間を連通するための連通ゲート47を設ける。
【0040】
本実施形態の樹脂封止装置では、まず、型開きした状態で上型20と下型22のパーティング面にリリースフィルム50a、50bを供給し、エア流路64及びエア吸引流路62からエア吸引してリリースフィルム50a、50bをキャビティ凹部60の内面にエア吸着させる。ポット40については、プランジャ42側からエア吸引してポット40の内面にリリースフィルム50bをエア吸着することによって樹脂タブレット44を投下する収容部を形成するようにしてもよいし、ポット40の開口面を被覆するのみでポット40の内面にリリースフィルム50bをエア吸着せず、クランプ時に樹脂タブレット44をポット40内に押し込むようにしてもよい。
【0041】
リリースフィルム50a、50bを上型20と下型22のパーティング面にエア吸着した状態で被成形品30を下型22にセットし、ポット40に樹脂タブレット44を供給した後、上型20と下型22とで被成形品30をクランプする。キャビティ凹部60の内面にリリースフィルム50a、50bをエア吸着して被成形品30をクランプすることにより、図のようにキャビティが形成され、エアシール部22aを介して金型内でエアが残存する領域がエアシールされてクランプされる。
次いで、真空吸引装置70からエア吸引し、エア流路28、流路28a、エアベント部48、連通ゲート47を介してポット40、樹脂路46、キャビティ等で残存しているエアを減圧排気する。
【0042】
金型内に残存しているエアを減圧排気した状態で、ポット40から溶融樹脂をキャビティに圧送し、リードフレーム31aに搭載された半導体チップ32を樹脂封止する。
樹脂封止後、型開きして樹脂成形品を金型内から搬出し、樹脂路あるいはカル部等で硬化した樹脂をディゲート操作等によって取り除いた後、収納トレイ等に成形品を収納する。
リリースフィルム50a、50bは1回ごとあるいは複数回ごと新しく金型内に送入し、上述したと同様にキャビティ凹部60の内面にエア吸着して次回の樹脂封止操作に備えるようにする。こうして、被成形品30を上型20と下型22とでクランプした際に金型内に残存するエアを強制的に排気して樹脂封止することができる。
【0043】
上述した各実施形態における樹脂封止方法及び樹脂封止装置は、リリースフィルムを介して被成形品をクランプするとともに、上型と下型のパーティング面をリリースフィルムによりエアシールしてクランプすることによって、ポット、樹脂路及びキャビティ等の金型内に閉じこめられたエアを減圧排気して、キャビティ、アンダーフィル部等に樹脂を充填して樹脂封止することができる。キャビティ等の金型内に残留するエアを減圧排気して樹脂封止する方法は、封止樹脂中にエアが巻き込まれることを防止し、封止樹脂中にボイド等のない高品質の樹脂封止を可能にするという利点がある。
【0044】
リリースフィルムにはキャビティ凹部の内面に容易にならって被覆できるようにするため柔軟性の高いフィルム材を使用するから、上型と下型とでリリースフィルムをクランプするだけで好適なエアシール効果を得ることができる。上記実施形態では下型22にエアシール部22aを設けて上型20とエアシール部22aとでリリースフィルムをクランプしているが、所要のエアシール作用を得ることができればエアシール部22aを上型20に設けるといったようにその配置及び形状等が限定されるものではない。リリースフィルムをクランプしてエアシールする部位を一定幅の平坦な当接面とすることでリリースフィルムによる所要のエアシール効果を得ることは容易である。
【0045】
また、本実施形態の樹脂封止方法及び樹脂封止装置では、リリースフィルムは樹脂封止操作の1回ごとあるいは複数回ごとに使用済みのリリースフィルムを排出し、新しくリリースフィルムを金型内に供給してクランプ操作を行うから、エアシール材としてみた場合、リリースフィルムが金型の熱等によって劣化することがなく常に好適なエアシール効果を維持することができるという利点がある。また、従来はクリーナーによって金型面をクリーニングする際にOリングやパッキン等のシール材がクリーニングの妨げになったり、シール材が破損するといった問題があったが、リリースフィルムを使用して被成形品をクランプする場合は、リリースフィルムによって被覆する金型面は毎回クリーニングする必要はまったくなく、ブラシによるクリーニングの妨げになったり、シール材が破損するといったことがない等の利点がある。
【0046】
なお、上記各実施形態では金型のパーティング面をリリースフィルム50によって被覆し、エアシール部22aを介してリリースフィルム50を上型20と下型22とでクランプすることにより金型内にエアが残存する領域を包囲するようにエアシールして樹脂封止しているが、リリースフィルム50を介してエアシールする部位が被成形品30と干渉する位置にあってはならないというわけではない。被成形品30がフープ材のように長尺体のものの場合に、リリースフィルム50を介して被成形品30をクランプする際にエアシール部が被成形品30を横切ってクランプすることも可能である。リリースフィルムとして被成形品30の厚さを吸収できる厚さのフィルム材を使用してエアシールすることができる。
【0047】
【発明の効果】
本発明に係る樹脂封止方法及び樹脂封止装置によれば、上述したように、上型と下型とで被成形品をクランプする際に、上型と下型のパーティング面間でリリースフィルムをクランプすることによって、金型内でエアが残存するアンダーフィル部あるいはキャビティの樹脂封止時に樹脂が充填される領域を確実にエアシールすることができ、これによって金型内で残存するエアを強制的に排気した状態で樹脂封止することができる。金型内に残存するアンダーフィル部あるいはキャビティを確実に減圧排気できることから、ボイド等のない高品質で信頼性の高い半導体装置を得ることができる等の著効を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る樹脂封止装置の一実施形態の全体構成を側面方向から見た状態の説明図である。
【図2】本発明に係る樹脂封止装置の一実施形態の全体構成を正面方向から見た状態の説明図である。
【図3】樹脂封止装置に用いる金型の一実施形態の構成を示す断面図である。
【図4】樹脂封止装置に用いる金型の他の実施形態の構成を示す断面図である。
【図5】樹脂封止装置に用いる金型のさらに他の実施形態の構成を示す断面図である。
【符号の説明】
10 固定プラテン
12 可動プラテン
20 上型
22 下型
22a エアシール部
22b セット凹部
23 収納凹部
24 可動ブロック
24a ストッパ
24b 切欠
25 スプリング
26、27 固定ブロック
28 エア流路
28a 流路
30 被成型品
31 基板
31a リードフレーム
32 半導体チップ
40 ポット
44 樹脂タブレット
46 樹脂路
46a ゲート部
47 連通ゲート
48 エアベント部
50、50a、50b リリースフィルム
60 キャビティ凹部
62 エア吸引流路
64 エア流路
66 供給ローラ
68 巻取りローラ
70 真空吸引装置

Claims (5)

  1. 被成形品を上型と下型とでクランプした際に金型内に残存するエアをエアの吸引機構により排出して被成形品を樹脂封止する樹脂封止方法において、
    前記被成形品をクランプする際に、上型と下型の少なくとも一方のパーティング面を被覆するリリースフィルムを使用して前記金型内でエアが残存する領域を包囲し、
    上型と下型のパーティング面間でリリースフィルムをクランプすることにより、前記金型の内部でエアが残存する、半導体チップと基板との接合部位であるアンダーフィル部あるいはキャビテをエアシールし、
    上型と下型の少なくとも一方に設けられたエアベント部を介して、前記エアシールされたアンダーフィル部あるいはキャビティを減圧排気してアンダーフィル部あるいはキャビティに樹脂を充填することを特徴とする樹脂封止方法。
  2. 前記被成形品が、基板に半導体チップをフリップチップ接続したものであり、
    前記上型として前記半導体チップの外形寸法に合わせた凹部状とした半導体チップの収納凹部を形成したものを使用し、
    前記アンダーフィル部に樹脂を充填することを特徴とする請求項1記載の樹脂封止方法。
  3. 上型と下型の少なくとも一方のパーティング面をリリースフィルムにより被覆する際に、
    エア吸着機構により、前記リリースフィルムを上型あるいは下型にエア吸着することを特徴とする請求項1記載の樹脂封止方法。
  4. 被成形品を上型と下型とでクランプして樹脂封止する1回もしくは複数回の樹脂封止操作ごとに新しくフィルムを送入して樹脂封止することを特徴とする請求項1記載の樹脂封止方法。
  5. 上型と下型の少なくとも一方のパーティング面をリリースフィルムにより被覆し、リリースフィルムを介して上型と下型とで被成形品をクランプして樹脂封止する樹脂封止装置において、
    前記上型と下型の少なくとも一方のパーティング面にリリースフィルムを供給するリリースフィルムの供給機構を設け、
    前記上型あるいは下型のパーティング面に、前記被成形品を前記リリースフィルムを介してクランプした際に、キャビティ等の金型内にエアが残存する領域を包囲して前記リリースフィルムをクランプすることにより、金型内にエアが残存する、半導体チップと基板との接合部であるアンダーフィル部あるいはキャビティを外部からエアシールするエアシール部を設け、
    該エアシール部によって囲まれた領域内に連通する、前記上型と下型の少なくとも一方に設けられたエアベント部を含むエア流路を設けるとともに、該エア流路に接続して前記金型内に残存するエアを排出する真空吸引装置を設けたことを特徴とする樹脂封止装置。
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