JP2001006068A - 警報表示装置 - Google Patents

警報表示装置

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JP2001006068A
JP2001006068A JP11176855A JP17685599A JP2001006068A JP 2001006068 A JP2001006068 A JP 2001006068A JP 11176855 A JP11176855 A JP 11176855A JP 17685599 A JP17685599 A JP 17685599A JP 2001006068 A JP2001006068 A JP 2001006068A
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alarm signal
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color
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JP11176855A
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Hideki Kashiwagi
秀樹 柏木
Hiroshi Aiba
浩 相羽
Hideshige Abe
秀慈 阿部
Masanobu Hirakawa
正信 平川
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 試験運転時等に検出される警報信号におい
て、警報信号毎に監視員の対応要否を前もって設定可能
とし、警報信号復旧時間の短縮を行うこと。 【解決手段】 プラントに異常が発生した場合に発生す
る警報信号を入力し、この警報信号に対応する表示部を
点灯させる警報表示装置において、2色の内の選択され
た表示色で表示する表示部およびこの表示部の表示色を
変更するための表示色変更スイッチを有する表示器と、
全表示器に共通して設けられ、前記表示色変更スイッチ
の表示色変更操作を有効にするか否かを選択する表示色
変更許可スイッチとを有し、試験運転中や改良工事中に
検出が予想される警報信号に対応する表示器の表示色を
個別に、それ以外の警報信号の表示色と異なる表示色で
表示することで、試験運転中や改良工事中などの特殊運
用中にプラントに異常が発生した場合に、監視員の対応
要否の判断を表示器の表示色だけで判断する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プラント内の各種
データの異常発生状態を表示出力させる警報表示装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来の警報表示装置の構成図で
ある。同図において、プラントに異常が発生した場合に
作動する警報接点A1〜A4の閉成により警報信号a−
1〜a−4が警報表示装置1に入力される。警報表示装
置1内の表示手段2は、それぞれ表示部3aを持った複
数の表示器3−1〜3−4から構成されており、前記警
報信号a−1が作動した場合は対応する表示器3−1の
表示部3aに光や色等により表示を行う。表示器3−
2,3−3,3−4は、表示器3−1と同一の構成であ
り、それぞれ警報信号a−2,a−3,a−4に対応し
て、表示を行う。監視員の対応が不要な項目を示す識別
用取付品4は、カラーフィルターや枠等で構成されるも
ので、必要に応じて各表示部3aに取り付けられるもの
である。
【0003】さて、この警報表示装置1は通常運用時に
は、識別用取付品4を各表示部3aに取り付けずに使用
される。そして、警報信号a−2とa−4が入力された
と仮定すると、それらに対応する表示器3−2と3−4
の表示部3aが点灯する。
【0004】通常運用時においては、入力された警報信
号は全て監視員の対応すべき対象となるため、監視員は
警報信号に関係した現場機器に対し調査・対策を行って
警報信号を復旧させることになるが、全ての警報信号a
−2とa−4が復旧するまで関係した現場機器に対し調
査・対策を繰り返す。
【0005】次に通常運用時以外の試験運転中や改良工
事中などの特殊運用時における警報表示装置1の動作に
ついて説明する。試験運転中や改良工事中などの特殊運
用時においても、基本的に警報表示回路及び作業手順は
通常運用時と同様となる。
【0006】試験運転中や改良工事中等の特殊運用時
に、その試験とか改良工事に関連して警報信号が発生す
る可能性があるが、この発生する可能性がある警報信号
は監視員の対応が原則として不要である。
【0007】ここで、対応不要の警報信号を例として警
報信号a−3とa−4に定義し、その警報信号に対応す
る表示器3−3と3−4の表示部3aにそれぞれカラー
フィルターや枠等の識別用取付品4を、試験や改良工事
に先立ち、図4のように前もって取付けている。
【0008】同図において、警報信号a−1とa−3が
作動したと仮定した場合、対応する表示器3−1と3−
3の表示部3aが点灯する。前記の定義により本例では
表示器3−3の表示部3aには識別用取付品4が取付け
てあるため、監視員が内容確認する警報信号は表示器3
−1の1項目のみとなる。以後の処理は、通常運用時と
同様となる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで以上のように
従来構成の警報表示装置においては、外部から入力され
る警報信号の原因調査、警報信号の復旧に要する時間を
短縮するため、試験運転中や改良工事中等の警報信号に
ついては前もって監視員の対応の要否を判断し、監視員
が事前に表示部等に、枠やカラーフィルター等の監視員
の対応の不要項目識別用取付品を取付けて区分してい
た。
【0010】しかしながら、この従来構成の警報表示装
置では、前記の監視員対応不要項目識別用取付品を毎回
取付けなければならず、取付け作業及び落下防止処理等
が発生し、事前準備にも時間を必要とした。
【0011】この点に鑑み、本発明は、試験運転中や改
良工事中等の特殊運用時に検出される警報信号におい
て、警報信号毎に監視員の対応要否を前もって設定可能
とし、また警報信号に関係するデータの表示や出力等も
行う事により対応すべき警報信号を監視員に容易に指示
し、警報信号復旧時間の短縮を行うことが可能な警報表
示装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決させるための手段】上記目的を達成するた
めに、本発明の請求項1に係る警報表示装置は、プラン
トに異常が発生した場合に発生する警報信号を入力し、
この警報信号に対応する表示部を点灯させる警報表示装
置において、各警報信号に対応して設けられ、2色の内
の選択された表示色で表示する表示部およびこの表示部
の表示色を変更するための表示色変更スイッチを有する
表示器と、全表示器に共通して設けられ、前記表示色変
更スイッチの表示色変更操作を有効にするか否かを選択
する表示色変更許可スイッチと、を有することを特徴と
する。
【0013】この構成の警報表示装置によれば、特殊運
用中、例えば試験運転中や改良工事中に試験的に発生さ
せた警報信号とかそのような状態において検出が予想さ
れる警報信号に対応する表示器の表示色を個別に、それ
以外の警報信号の表示色と異なる表示色で表示するか
ら、試験運転中や改良工事中などの特殊運用中にプラン
トに異常が発生した場合に、監視員の対応要否の判断が
表示器の表示色だけで判断できる。
【0014】本発明の請求項2に係る警報表示装置は、
プラントに異常が発生した場合に発生する警報信号を入
力し、この警報信号に対応する表示部を点灯させる警報
表示装置において、ディスプレイの表示エリア内に、各
警報信号に対応して設けられ2色の内の選択された表示
色で表示する表示部およびこの表示部の表示色を変更す
るための表示色変更スイッチ部を有するとともに、全表
示部に共通して設けられ前記表示色変更スイッチ部の表
示色変更操作を有効にするか否かを選択する表示色変更
許可スイッチ部を有する入力装置付ディスプレイ装置で
構成した表示手段と、前記警報信号と、前記表示色変更
スイッチ部及び前記表示色変更許可スイッチ部の操作情
報を入力し、前記警報信号に対応し前記表示色変更スイ
ッチ部及び前記表示色変更許可スイッチ部にて設定され
た操作情報に基づき、表示部毎の表示情報を前記表示手
段に出力する処理手段と、を有することを特徴とする。
【0015】この構成の警報表示装置によれば、請求項
1記載の警報表示装置と同様の機能を有するとともに、
さらに表示部と各表示色変更スイッチ及び表示色変更許
可スイッチをディスプレイに置き換えることにより、可
動部部品の点数を削減できる。
【0016】本発明の請求項3に係る警報表示装置は、
請求項2記載の警報表示装置において、特殊運用中に試
験的に発生させた警報信号及び同運転状態における検出
が予想される警報信号が検出された場合を除いて、警報
信号入力時に音を鳴らせるための外部音声出力手段を設
けたことを特徴とする。
【0017】この構成の警報表示装置によれば、処理手
段部にスピーカー等の外部音声出力手段を追加すること
で、監視員が対応しなくてよい警報信号の場合には音を
出さずに、監視員が対応すべき警報信号発生時のみに音
を鳴らすことにより監視員の認知を促すことが出来る。
【0018】本発明の請求項4に係る警報表示装置は、
請求項2、3記載の警報表示装置において、警報信号の
表示以外に警報信号発生・復旧の日時データを前記表示
手段に追加表示するために日付及び時刻のデータを前記
処理手段に常時入力したことを特徴とする。
【0019】この構成の警報表示装置によれば、処理手
段に日付・時刻のデータを追加入力させることにより、
警報信号発生・復帰時にそれぞれの発生・復帰日時も表
示させ、監視員の警報復旧作業と警報発生原因究明の手
助けができる。
【0020】本発明の請求項5に係る警報表示装置は、
プラントに異常が発生した場合に発生する警報信号を入
力し、この警報信号に対応する表示部を点灯させる警報
表示装置において、各警報信号に対応して2色同時発色
型表示器と点灯スイッチとを設け、この2色同時発色型
表示器の1色を前記点灯スイッチの操作により表示させ
るとともに、前記2色同時発色型表示器の他の1色を対
応する前記警報信号の入力に応じて表示させることを特
徴とする。
【0021】この構成の警報表示装置によれば、事前に
選択した項目に対して常に通常検出時とは別の色にて表
示させておくことにより、監視員が対応しないですむ警
報信号の認識性が向上する。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面を参照して説明する。
【0023】図1は、本発明の第1の実施形態の構成図
である。同図において、プラントに異常が発生した場合
に作動する警報接点A1〜A4の閉成により警報信号a
−1〜a−4が警報表示装置1に入力される。警報表示
装置1内の表示手段2は、それぞれ表示部3aを持った
複数の表示器3−1〜3−4から構成されており、前記
警報信号a−1が作動した場合は対応する表示器3−1
の表示部3aに光や色等により表示を行う。この表示器
3−1〜3−4は2色表示型であり、2色の内のいずれ
かの色で表示することになる。これに伴い、各表示器3
−1〜3−4の表示色を任意の2色のうち何れか一方に
切換える機能を持った表示器毎の表示色変更スイッチ3
bと、表示色変更スイッチ3bの操作を許可する機能を
持った全表示器共通の表示色変更許可スイッチ5が設け
られる。
【0024】このように、通常運用時には関係ないが試
験運転時や改良工事時には、表示色変更許可スイッチ5
と表示色変更スイッチ3bにて、あらかじめ表示器3−
1〜3−4に個別に表示色の設定ができる。
【0025】したがって、プラントに異常が発生した場
合、あらかじめ設定された表示色で表示させることによ
り監視員の対応可否判断を行わせ、無駄な作業を減らす
ことができ、警報信号復旧時間の短縮が図れる。また、
従来装置に見られた監視員対応不要項目識別用取付品等
の用品が不要となるため、その枠等の取付け作業及び落
下防止処理等等に要する事前準備時間も削減される。
【0026】図2は、本発明の第2の実施形態の構成図
である。同図において、表示手段2はタッチパネル式等
の入力装置付ディスプレイ装置7で構成され、その表示
エリア内に表示色変更スイッチ部を兼ねた表示部7bが
警報信号a−1〜a−4に対応して設けられ、また共通
に表示色変更許可スイッチ部7cが設けられる。さら
に、入力装置付ディスプレイ装置7にアナウンス開始ス
イッチ部7dを設け、試験運転や改良工事時に作動させ
通常の運転状態でないことを告知するようになってい
る。そして、これらの入力装置付ディスプレイ装置7か
ら各スイッチ部7b、7c、7dの操作情報dが処理手
段6に入力される。なお、表示色変更スイッチ部と表示
部とを兼用させる構成としているが、これらをそれぞれ
別部材で構成することも勿論可能である。
【0027】処理手段6は、警報信号a−1〜a−4と
操作情報dが入力され、警報信号a−1〜a−4に対応
し入力装置付ディスプレイ装置7の各スイッチ部にて設
定された表示部7b毎の表示色にて,点灯・消灯等の表
示情報eを入力装置付ディスプレイ装置7に出力する。
【0028】また、処理手段6には、状態保持用のバッ
テリー8を追加して、従来の機械式表示器と同様に電源
がオフしても再度オンすれば、表示状態の再現が出来る
ように構成する。
【0029】また同様に、処理手段6に日付・時刻のデ
ータfを追加入力させることにより、警報信号の表示以
外に警報信号発生・復帰の日時データを一緒に表示でき
るように構成する。
【0030】さらに、処理手段6にスピーカー等の外部
音声出力手段9を追加し、監視員が対応しなくてよい警
報信号の場合を除いて、警報信号発生時に音による告知
を出すように構成する。
【0031】さて、通常運用時においては、第1の実施
形態と同様に、入力された警報信号は全て監視員の対応
すべき対象となるため、監視員は警報信号に関係した現
場機器に対し調査・対策を行って警報信号を復旧させる
ことになるが、発生した警報信号の全てが復旧するまで
関係した現場機器に対し調査・対策を繰り返す。
【0032】次に、通常運用時以外の試験運転中や改良
工事中などの特殊運用時における警報表示装置1の動作
について説明する。試験運転中や改良工事中などの特殊
運用時に、その試験とか改良工事に関連して警報信号が
発生する可能性があるが、この発生する可能性がある警
報信号は監視員の対応が原則として不要である。
【0033】そこで、対応不要の警報信号の例として警
報信号a−3とa−4を仮定すると、試験や改良工事に
先立って、表示色変更許可スイッチ部7cが操作された
状態で、警報信号a−3とa−4に対応する表示色変更
スイッチ部を兼ねた表示部7bを操作し、それらの表示
部の表示色を変更して、待機する。
【0034】そして、この状態で警報信号a−1とa−
3が入力したとすると、それぞれ対応する表示部7bが
点灯するが、警報信号a−3に対応する表示部7bは変
更された表示色で点灯するため、警報信号a−3につい
ての内容確認は不要であり、監視員が内容確認する警報
信号は警報信号a−1に対応する表示部7bの1項目の
みとなる。以後の処理は、通常運用時と同様となる。
【0035】このように、第2の実施形態によれば、表
示手段部と各操作スイッチを入力装置付ディスプレイ装
置7とすることで、可動部部品の点数を削減できる。ま
た、可動部品点数が削減されるため、構成部品設置スペ
ースが縮小され、信頼性が向上する。
【0036】また、この実施形態では、処理手段部6に
内部データの状態を保持するためのバッテリー8を設け
ている。これにより、電源がオフして表示手段2の表示
が一旦消えても、電源回復後に処理手段6に保持されて
いるデータに基づいて表示状態を復元する。
【0037】したがって、電源がオフしても、バッテリ
ーによる内部データが保持されるため従来の機械式表示
器と同様に、再度オンすれば、表示状態の復帰が可能で
あり、信頼性が向上する。
【0038】また、この実施形態では、スピーカーなど
の外部音声出力手段9を設け、処理手段6からの指令に
より、試験運転中や改良工事中等の特殊運用中に試験的
に発生させた警報信号及び発生が予想される警報信号が
検出された場合を除いて、警報信号の検出により、外部
音声出力手段9を鳴らす。
【0039】これにより、警報信号を検出しても、監視
員が対応しなくてよい項目を除いて表示と同時に音によ
る告知がなされるため、監視員は対応不要を認識し無駄
な作業を防止できる。
【0040】また、この実施形態では、入力装置付ディ
スプレイ装置7の表示エリア7aにアナウンス開始スイ
ッチ部7dを設け、試験運転や改良工事などの特殊運用
の実施前後に通常の運用状態でないことの告知を外部音
声出力手段9からの音声出力により行う。
【0041】これにより、試験運転や改良工事中等の通
常運用以外の時にアナウンス開始スイッチ部7dを用い
て、外部音声出力手段9より告知を出す事により、通常
以外の運用を行う事を監視員に認識させ意識向上を促
す。
【0042】さらに、この実施形態では、処理手段6に
日付及び時刻のデータfを常時入力する。この常時入力
されている日時データに基づいて、警報信号の表示と併
せて警報信号発生時とか復帰時の日時データを入力装置
付ディスプレイ装置7に表示する。
【0043】これにより、入力装置付ディスプレイ装置
7に警報発生の表示とともに警報発生・復帰日時を表示
させることで、監視員の現状把握を促し警報発生原因の
追跡調査に役立つため、迅速な警報信号復旧が可能とな
る。
【0044】以上述べたように、本実施形態では、内部
データの状態を保持するためのバッテリー8、スピーカ
ーなどの外部音声出力手段9、入力装置付ディスプレイ
装置7のアナウンス開始スイッチ部7d、処理手段6へ
の日付及び時刻のデータfの常時入力などの種々の態様
を取ることができるが、これらの各態様はそれぞれ単独
あるいは任意の組み合わせにて実施することが可能であ
る。
【0045】図3は、本発明の第3の実施形態を示すも
のであり、同図(a)は構成図、同図(b)〜(c)は
表示例である。
【0046】同図(a)において、表示手段2に設ける
表示器3−1として、色の異なる二つの表示部3−1
a,3−1bに分け、2色の同時発色型の表示器として
いる。そして、一方の表示部3−1aを警報信号a−1
に応じて直接点灯させるようにするとともに、他方の表
示器3a−2を試験運用時点灯スイッチ3−1fに接続
し、試験運用時点灯スイッチ3−1fの操作により単独
に点灯・消灯させるように構成している。
【0047】ここで、表示器3としてただ1つだけ示し
ているが、当然のことながら表示手段2には所要数の表
示器を設置するものである。
【0048】さて、通常運用時においては、第1の実施
形態の図1と同様に、監視員は警報信号に関係した現場
機器に対し調査・対策を行って警報信号を復旧させるこ
とになる。
【0049】次に、通常運用時以外の試験運転中や改良
工事中などの特殊運用時における警報表示装置1の動作
について説明する。試験運転中や改良工事中などの特殊
運用時に、その試験とか改良工事に関連して警報信号が
発生する可能性があるが、この発生する可能性がある警
報信号は監視員の対応が原則として不要である。
【0050】そこで、試験や改良工事に先立って、例え
ば対応不要の警報信号a−1に関する表示器3−1の試
験運用時点灯スイッチ3−1fを操作して、表示器3a
−2を点灯させる。この表示器3a−2の点灯で、2色
同時発色型表示器3−1の1色が表示される。
【0051】2色同時発色型表示器3−1の表示例を、
図3(b)〜(d)に示す。同図(b)〜(d)で、表
示部3−1aに対応する表示部分と、表示部3−1bに
対応する表示部分とは、区分されており、且つそれぞれ
別の色で表示されるように構成されている。なお、表示
部3−1fの点灯状態を所要の回路を追加することによ
りフリッカー表示させることも可能である。
【0052】そして、警報信号の発生時に、監視員は、
2色同時に発色している表示器に対応する警報信号に関
係した現場機器に対し調査・対策を行って警報信号を復
旧させる。
【0053】このように、試験運転中や改良工事中に試
験的に発生させた警報信号及び同状態における検出が予
想される警報信号に対して試験運用時点灯スイッチ3−
1fにより常に通常検出時とは別の色(表示部3−1
b)にて表示させておくことにより、監視員が対応しな
いですむ警報信号の認識性があがる。また、図1の第1
の実施形態に対して構成部品数が削減されるため信頼性
の向上も図れる。
【0054】
【発明の効果】本発明によれば、特殊運用中、例えば試
験運転中や改良工事中に試験的に発生させた警報信号と
かそのような状態において検出が予想される警報信号に
対応する表示器の表示色を個別に、それ以外の警報信号
の表示色と異なる表示色で表示するから、試験運転中や
改良工事中などの特殊運用中にプラントに異常が発生し
た場合に、監視員の対応要否の判断が表示器の表示色だ
けで判断できる。
【0055】また、表示部と各表示色変更スイッチ及び
表示色変更許可スイッチをディスプレイに置き換えるこ
とにより、可動部部品の点数を削減できる。
【0056】また、警報信号発生・復帰時間の表示や音
等による監視員への情報提供により更なる警報信号復旧
時間の短縮が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の構成図。
【図2】本発明の第2実施例の構成図。
【図3】本発明の第3実施例の構成図。
【図4】従来の警報表示装置の一例を示す構成図。
【符号の説明】
1 警報表示装置 2 表示手段 3−1〜3−4 表示器 3a,3−1a,3−1b 表示部 3b 表示色変更スイッチ 3−1f 試験運用時点灯スイッチ 5 表示色変更許可スイッチ 6 処理手段 7 入力装置付ディスプレイ 7a 表示エリア 7b 表示部及び表示色変更スイッチ部 7c 表示色変更許可スイッチ部 7d アナウンス開始スイッチ部 8 バッテリー 9 外部音声出力手段 a−1〜a−4 警報信号 d 操作情報 e 表示情報 f 日付・時刻データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 阿部 秀慈 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 (72)発明者 平川 正信 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内 Fターム(参考) 5C087 AA02 AA09 AA10 AA16 AA24 AA25 AA37 AA44 CC48 DD08 DD21 EE05 EE06 FF01 FF04 FF14 GG30 GG47 GG51 GG57 GG66

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プラントに異常が発生した場合に発生す
    る警報信号を入力し、この警報信号に対応する表示部を
    点灯させる警報表示装置において、 各警報信号に対応して設けられ、2色の内の選択された
    表示色で表示する表示部およびこの表示部の表示色を変
    更するための表示色変更スイッチを有する表示器と、 全表示器に共通して設けられ、前記表示色変更スイッチ
    の表示色変更操作を有効にするか否かを選択する表示色
    変更許可スイッチと、 を有することを特徴とする警報表示装置。
  2. 【請求項2】 プラントに異常が発生した場合に発生す
    る警報信号を入力し、この警報信号に対応する表示部を
    点灯させる警報表示装置において、 ディスプレイの表示エリア内に、各警報信号に対応して
    設けられ2色の内の選択された表示色で表示する表示部
    およびこの表示部の表示色を変更するための表示色変更
    スイッチ部を有するとともに、全表示部に共通して設け
    られ前記表示色変更スイッチ部の表示色変更操作を有効
    にするか否かを選択する表示色変更許可スイッチ部を有
    する入力装置付ディスプレイ装置で構成した表示手段
    と、 前記警報信号と、前記表示色変更スイッチ部及び前記表
    示色変更許可スイッチ部の操作情報を入力し、前記警報
    信号に対応し前記表示色変更スイッチ部及び前記表示色
    変更許可スイッチ部にて設定された操作情報に基づき、
    表示部毎の表示情報を前記表示手段に出力する処理手段
    と、 を有することを特徴とする警報表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の警報表示装置において、
    特殊運用中に試験的に発生させた警報信号及び同運転状
    態における検出が予想される警報信号が検出された場合
    を除いて、警報信号入力時に音を鳴らせるための外部音
    声出力手段を設けたことを特徴とする警報表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載の警報表示装置に
    おいて、警報信号の表示以外に警報信号発生・復旧の日
    時データを前記表示手段に追加表示するために日付及び
    時刻のデータを前記処理手段に常時入力することを特徴
    とする警報表示装置。
  5. 【請求項5】 プラントに異常が発生した場合に発生す
    る警報信号を入力し、この警報信号に対応する表示部を
    点灯させる警報表示装置において、 各警報信号に対応して2色同時発色型表示器と点灯スイ
    ッチとを設け、この2色同時発色型表示器の1色を前記
    点灯スイッチの操作により表示させるとともに、前記2
    色同時発色型表示器の他の1色を対応する前記警報信号
    の入力に応じて表示させることを特徴とする警報表示装
    置。
JP11176855A 1999-06-23 1999-06-23 警報表示装置 Pending JP2001006068A (ja)

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