JP2001002641A - 光学活性3−アミノピロリジン−2−オン誘導体の製造法 - Google Patents
光学活性3−アミノピロリジン−2−オン誘導体の製造法Info
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- JP2001002641A JP2001002641A JP11177629A JP17762999A JP2001002641A JP 2001002641 A JP2001002641 A JP 2001002641A JP 11177629 A JP11177629 A JP 11177629A JP 17762999 A JP17762999 A JP 17762999A JP 2001002641 A JP2001002641 A JP 2001002641A
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- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P20/00—Technologies relating to chemical industry
- Y02P20/50—Improvements relating to the production of bulk chemicals
- Y02P20/52—Improvements relating to the production of bulk chemicals using catalysts, e.g. selective catalysts
Abstract
(57)【要約】
【課題】 収率が高く工程が簡単である工業的に有利な
光学活性3−アミノピロリジン−2−オン誘導体の製造
方法を提供する。 【解決手段】 光学活性3−アミノピロリジン−2−オ
ン誘導体の製造法において、3−アミノピロリジン−2
−オン誘導体の光学活性化をC1〜C6のアルコールを
含む溶媒中、光学分割剤及び芳香族アルデヒド触媒の存
在下に行うことを特徴とする製造法。
光学活性3−アミノピロリジン−2−オン誘導体の製造
方法を提供する。 【解決手段】 光学活性3−アミノピロリジン−2−オ
ン誘導体の製造法において、3−アミノピロリジン−2
−オン誘導体の光学活性化をC1〜C6のアルコールを
含む溶媒中、光学分割剤及び芳香族アルデヒド触媒の存
在下に行うことを特徴とする製造法。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般式(1a)又
は(1b)で表される光学活性3−アミノピロリジン−
2−オン誘導体の新規な製造法に関する。この製造法は
例えば特開平8−508732号に記載の医薬活性化合
物の調製に有用である。
は(1b)で表される光学活性3−アミノピロリジン−
2−オン誘導体の新規な製造法に関する。この製造法は
例えば特開平8−508732号に記載の医薬活性化合
物の調製に有用である。
【0002】
【従来の技術】従来、本発明に関連する3−アミノピロ
リジン−2−オン誘導体は米国特許第5659063号
明細書に記載されているN−BOC−L−メチオニンから
誘導する方法、および特開平8−508732号に記載
のラセミ体を分割する方法により得られることが知られ
ている。しかし、前者の場合は収率が低い工程があり、
しかも保護基を用いるために工程が多段階になる。一
方、後者の場合は光学分割工程での収率が理論的に50
%を越えることはなく、そのため望まない光学異性体を
ラセミ化した上で再度光学分割を繰り返さなければなら
ない。以上のように、これらの従来確立されている方法
を採用して3−アミノピロリジン−2−オン誘導体の工
業的生産を行った場合、いずれの方法も収率や工程の点
において問題がある。
リジン−2−オン誘導体は米国特許第5659063号
明細書に記載されているN−BOC−L−メチオニンから
誘導する方法、および特開平8−508732号に記載
のラセミ体を分割する方法により得られることが知られ
ている。しかし、前者の場合は収率が低い工程があり、
しかも保護基を用いるために工程が多段階になる。一
方、後者の場合は光学分割工程での収率が理論的に50
%を越えることはなく、そのため望まない光学異性体を
ラセミ化した上で再度光学分割を繰り返さなければなら
ない。以上のように、これらの従来確立されている方法
を採用して3−アミノピロリジン−2−オン誘導体の工
業的生産を行った場合、いずれの方法も収率や工程の点
において問題がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる従来
技術の問題を解消するために創案されたものであり、そ
の目的は収率が高く工程が簡単である工業的に有利な光
学活性3−アミノピロリジン−2−オン誘導体の製造法
を提供することにある。
技術の問題を解消するために創案されたものであり、そ
の目的は収率が高く工程が簡単である工業的に有利な光
学活性3−アミノピロリジン−2−オン誘導体の製造法
を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる目的を
達成するために工業的に有利な光学活性3−アミノピロ
リジン−2−オン誘導体の製造法を開発すべく鋭意検討
を重ねた結果、下記一般式(2)
達成するために工業的に有利な光学活性3−アミノピロ
リジン−2−オン誘導体の製造法を開発すべく鋭意検討
を重ねた結果、下記一般式(2)
【化4】 で表される3−アミノピロリジン−2−オン誘導体(式
中、R1,R2,R3は水素、C1〜C7のアルキル
基、C1〜C7のアルコキシ基、C1〜C7のポリフル
オロアルキル基、シアノ基、ハロゲン基を表す)の光学
分割において、光学分割剤、好ましくはアミド基、ヒド
ロキシル基、又はカルボキシル基のいずれかを含有する
多官能性分割剤、例えば下記式(3)
中、R1,R2,R3は水素、C1〜C7のアルキル
基、C1〜C7のアルコキシ基、C1〜C7のポリフル
オロアルキル基、シアノ基、ハロゲン基を表す)の光学
分割において、光学分割剤、好ましくはアミド基、ヒド
ロキシル基、又はカルボキシル基のいずれかを含有する
多官能性分割剤、例えば下記式(3)
【化5】 で表されるR−(+)−マンデル酸を作用させてジアス
テレオマー塩を晶出させる際に、アルデヒド触媒、例え
ば下記式(4)
テレオマー塩を晶出させる際に、アルデヒド触媒、例え
ば下記式(4)
【化6】 で表される芳香族アルデヒド(式中、R4はフッ素、塩
素等のハロゲン原子、ニトロ基、アルキル基、水酸基の
単独又は複数の任意の組合せを表す)を共存させること
により、望ましくない光学異性体のラセミ化を系内で進
行させ、最終的には一段階で必要とする光学異性体のみ
に変換することができ、しかも従来のジアステレオマー
法を用いた光学分割法では理論的に限界となる収率50
%を越えて最大収率100%を達成して光学活性3−ア
ミノピロリジン−2−オン誘導体を工業的に有利に製造
できることを見出し、本発明を完成させた。
素等のハロゲン原子、ニトロ基、アルキル基、水酸基の
単独又は複数の任意の組合せを表す)を共存させること
により、望ましくない光学異性体のラセミ化を系内で進
行させ、最終的には一段階で必要とする光学異性体のみ
に変換することができ、しかも従来のジアステレオマー
法を用いた光学分割法では理論的に限界となる収率50
%を越えて最大収率100%を達成して光学活性3−ア
ミノピロリジン−2−オン誘導体を工業的に有利に製造
できることを見出し、本発明を完成させた。
【0005】即ち、本発明は一般式(2)で表される3
(R,S)−アミノピロリジン−2−オン類において、
光学分割剤、好ましくはアミド基、ヒドロキシル基、又
はカルボキシル基のいずれかを含有する多官能性分割
剤、例えばR−(+)−マンデル酸を作用させることに
より、S体のみが選択的にR−(+)−マンデル酸とジ
アステレオマー塩を形成し、晶出するが、望ましくない
光学活性を持つR体も異性化平衡を経由することにより
最終的にはすべてS体に変換され、R−(+)−マンデ
ル酸とジアステレオマー塩を形成し、目的とする3
(S)−アミノピロリジン−2−オンのR−(+)−マ
ンデル酸塩が生成することを特徴とする光学活性3−ア
ミノピロリジン−2−オン誘導体の製造法に関するもの
である。
(R,S)−アミノピロリジン−2−オン類において、
光学分割剤、好ましくはアミド基、ヒドロキシル基、又
はカルボキシル基のいずれかを含有する多官能性分割
剤、例えばR−(+)−マンデル酸を作用させることに
より、S体のみが選択的にR−(+)−マンデル酸とジ
アステレオマー塩を形成し、晶出するが、望ましくない
光学活性を持つR体も異性化平衡を経由することにより
最終的にはすべてS体に変換され、R−(+)−マンデ
ル酸とジアステレオマー塩を形成し、目的とする3
(S)−アミノピロリジン−2−オンのR−(+)−マ
ンデル酸塩が生成することを特徴とする光学活性3−ア
ミノピロリジン−2−オン誘導体の製造法に関するもの
である。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
通常、ジアステレオマー塩を経由する光学分割において
は望ましい光学異性体のみとジアステレオマー塩を形成
する光学分割剤をラセミ混合物の0.5当量だけ用い
る。このことにより、目的とする光学異性体を選択的に
得ることができるが、望ましくない光学異性体はジアス
テレオマー塩を形成せず系内に溶解している。このため
望ましい光学異性体の収率は理論的に最高でも50%を
越えることはない。そこで、通常は望ましくない光学異
性体に何らかのラセミ化剤を作用させ、望ましい光学異
性体を含むラセミ混合物に誘導した後に再度光学分割を
行い、目的とする光学異性体の収率を向上させる必要が
ある。しかしながら、光学分割を行っている同一系内で
望ましくない光学異性体のラセミ化を進行させることが
可能であれば、最終的には系内をすべて目的とする光学
異性体に変換することが可能であり、その結果希望する
光学異性体をジアステレオマー塩として高収率で得るこ
とが可能となる。
通常、ジアステレオマー塩を経由する光学分割において
は望ましい光学異性体のみとジアステレオマー塩を形成
する光学分割剤をラセミ混合物の0.5当量だけ用い
る。このことにより、目的とする光学異性体を選択的に
得ることができるが、望ましくない光学異性体はジアス
テレオマー塩を形成せず系内に溶解している。このため
望ましい光学異性体の収率は理論的に最高でも50%を
越えることはない。そこで、通常は望ましくない光学異
性体に何らかのラセミ化剤を作用させ、望ましい光学異
性体を含むラセミ混合物に誘導した後に再度光学分割を
行い、目的とする光学異性体の収率を向上させる必要が
ある。しかしながら、光学分割を行っている同一系内で
望ましくない光学異性体のラセミ化を進行させることが
可能であれば、最終的には系内をすべて目的とする光学
異性体に変換することが可能であり、その結果希望する
光学異性体をジアステレオマー塩として高収率で得るこ
とが可能となる。
【0007】本発明は上記の点に着目して一級アミンの
光学分割−ラセミ化を一段反応で行うことを目的として
おり、このために光学分割剤、例えばR−(+)−マン
デル酸を用いてジアステレオマー塩を生成させ、続いて
芳香族アルデヒド触媒の存在下に同一系内で望ましくな
い光学異性体のラセミ化を行うことで希望する異性体の
立体選択的合成を達成する。本発明において、光学分割
に供される一般式(2)で表される3(R,S)−アミ
ノピロリジン−2−オン誘導体は3−ハロゲノピロリジ
ン−2−オン誘導体にアンモニアを作用させる等の方法
によりさらに容易に調製される。一般式(2)で表され
る3(R,S)−アミノピロリジン−2−オン誘導体と
R−(+)−マンデル酸との反応は通常1成分もしくは
多成分の溶媒中で行われる。使用可能な溶媒としては、
メタノール、エタノール、i−プロパノール、n−プロ
パノール、n−ブタノール等のアルコール類、テトラヒ
ドロフラン、p−ジオキサン等のエーテル類、酢酸エチ
ル、酢酸メチル等のエステル類、アセトニトリル等のニ
トリル類、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素が挙
げられるが、使用する溶媒のうち少なくとも1成分は炭
素数1〜6のアルコールであることが好ましい。
光学分割−ラセミ化を一段反応で行うことを目的として
おり、このために光学分割剤、例えばR−(+)−マン
デル酸を用いてジアステレオマー塩を生成させ、続いて
芳香族アルデヒド触媒の存在下に同一系内で望ましくな
い光学異性体のラセミ化を行うことで希望する異性体の
立体選択的合成を達成する。本発明において、光学分割
に供される一般式(2)で表される3(R,S)−アミ
ノピロリジン−2−オン誘導体は3−ハロゲノピロリジ
ン−2−オン誘導体にアンモニアを作用させる等の方法
によりさらに容易に調製される。一般式(2)で表され
る3(R,S)−アミノピロリジン−2−オン誘導体と
R−(+)−マンデル酸との反応は通常1成分もしくは
多成分の溶媒中で行われる。使用可能な溶媒としては、
メタノール、エタノール、i−プロパノール、n−プロ
パノール、n−ブタノール等のアルコール類、テトラヒ
ドロフラン、p−ジオキサン等のエーテル類、酢酸エチ
ル、酢酸メチル等のエステル類、アセトニトリル等のニ
トリル類、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素が挙
げられるが、使用する溶媒のうち少なくとも1成分は炭
素数1〜6のアルコールであることが好ましい。
【0008】本発明の製造法に使用する光学分割剤とし
ては、アミド基、ヒドロキシル基、又はカルボキシル基
のいずれかを含有する多官能性分割剤であることが好ま
しく、例えばマンデル酸、アトロラクチン酸、ピログル
タミン酸、カンファースルホン酸等を使用することがで
きる。光学分割剤の使用量は目的とする光学異性体を全
量取るためには3−アミノピロリジン−2−オン誘導体
に対し等倍モル必要であるが、通常は0.8〜1.5倍
モル程度を使用するのがよい。
ては、アミド基、ヒドロキシル基、又はカルボキシル基
のいずれかを含有する多官能性分割剤であることが好ま
しく、例えばマンデル酸、アトロラクチン酸、ピログル
タミン酸、カンファースルホン酸等を使用することがで
きる。光学分割剤の使用量は目的とする光学異性体を全
量取るためには3−アミノピロリジン−2−オン誘導体
に対し等倍モル必要であるが、通常は0.8〜1.5倍
モル程度を使用するのがよい。
【0009】本発明の製造法において、ラセミ化剤とし
て触媒的に用いられる芳香族アルデヒドとしては、例え
ばベンズアルデヒド、3−ニトロベンズアルデヒド、4
−ニトロベンズアルデヒド、4−クロロベンズアルデヒ
ド、3,5−ジクロロベンズアルデヒド、3,5−ジク
ロロサリチルアルデヒド等が挙げられる。芳香族アルデ
ヒド触媒の使用量は一般式(2)で表される3(R,
S)−アミノピロリジン−2−オン誘導体に対して通常
0.01〜20モル%であり、好ましくは0.1〜10
モル%である。
て触媒的に用いられる芳香族アルデヒドとしては、例え
ばベンズアルデヒド、3−ニトロベンズアルデヒド、4
−ニトロベンズアルデヒド、4−クロロベンズアルデヒ
ド、3,5−ジクロロベンズアルデヒド、3,5−ジク
ロロサリチルアルデヒド等が挙げられる。芳香族アルデ
ヒド触媒の使用量は一般式(2)で表される3(R,
S)−アミノピロリジン−2−オン誘導体に対して通常
0.01〜20モル%であり、好ましくは0.1〜10
モル%である。
【0010】本発明の製造法における反応温度は室温か
ら溶媒の沸点付近までの広い範囲から選択することがで
きるが、反応促進のためには高温の方がよい。反応時間
は通常1〜50時間であり、好ましくは3〜30時間で
ある。
ら溶媒の沸点付近までの広い範囲から選択することがで
きるが、反応促進のためには高温の方がよい。反応時間
は通常1〜50時間であり、好ましくは3〜30時間で
ある。
【0011】本発明の製造法は例えば医薬中間体として
有用な3(S)−アミノ−1−(p−シアノフェニル)
−ピロリジン−2−オンの立体選択的な合成に応用する
ことができる。即ち、ラセミ混合物である3(R,S)
−アミノ−1−(p−シアノフェニル)−ピロリジン−
2−オンに光学分割剤としてR−(+)−マンデル酸を
加え、メタノール中で反応させることによりS体のみが
選択的にマンデル酸塩として結晶化されるのに対して、
R体は塩になることなくメタノール中に溶解している。
ここに、ラセミ化剤である芳香族アルデヒドが存在する
とS体は下記反応式
有用な3(S)−アミノ−1−(p−シアノフェニル)
−ピロリジン−2−オンの立体選択的な合成に応用する
ことができる。即ち、ラセミ混合物である3(R,S)
−アミノ−1−(p−シアノフェニル)−ピロリジン−
2−オンに光学分割剤としてR−(+)−マンデル酸を
加え、メタノール中で反応させることによりS体のみが
選択的にマンデル酸塩として結晶化されるのに対して、
R体は塩になることなくメタノール中に溶解している。
ここに、ラセミ化剤である芳香族アルデヒドが存在する
とS体は下記反応式
【化7】 に示したような経路でラセミ化される。即ち、望ましく
ない鏡像異性体(R体)はベンズアルデヒドとイミンを
形成する。この結果、α−水素は酸性度が増加し、ケト
−エノール互変異性やイミン二重結合における電子移動
が生じやすくなり、結果としてラセミ化が進行する。こ
こで、上記反応式に示したラセミ化反応は平衡反応であ
るため、R体のラセミ化によって生じたS体がR−
(+)−マンデル酸と速やかに塩を形成することによ
り、平衡系外に出てしまうと平衡が崩れ、さらにラセミ
化が進行する。これを繰り返すことにより最終的にはす
べてのR体がラセミ化を経由してS体へと変換され、望
ましい光学異性を有するR−(+)−マンデル酸塩とし
て単離することが可能となる。最終的に目的とする3
(S)−アミノ−1−(p−シアノフェニル)−ピロリ
ジン−2−オンは得られたマンデル酸塩を適当なアルカ
リで処理することにより、光学活性体として得ることが
できる。
ない鏡像異性体(R体)はベンズアルデヒドとイミンを
形成する。この結果、α−水素は酸性度が増加し、ケト
−エノール互変異性やイミン二重結合における電子移動
が生じやすくなり、結果としてラセミ化が進行する。こ
こで、上記反応式に示したラセミ化反応は平衡反応であ
るため、R体のラセミ化によって生じたS体がR−
(+)−マンデル酸と速やかに塩を形成することによ
り、平衡系外に出てしまうと平衡が崩れ、さらにラセミ
化が進行する。これを繰り返すことにより最終的にはす
べてのR体がラセミ化を経由してS体へと変換され、望
ましい光学異性を有するR−(+)−マンデル酸塩とし
て単離することが可能となる。最終的に目的とする3
(S)−アミノ−1−(p−シアノフェニル)−ピロリ
ジン−2−オンは得られたマンデル酸塩を適当なアルカ
リで処理することにより、光学活性体として得ることが
できる。
【0012】
【実施例】本発明の内容をより具体的に表すために以下
の実施例を示すが、本発明の内容はこれらに限られるも
のではない。
の実施例を示すが、本発明の内容はこれらに限られるも
のではない。
【0013】実施例 1 3(R,S)−アミノ−1−(p−シアノフェニル)−
ピロリジン−2−オン219gにベンズアルデヒド6g
とメタノール657gを加え、55℃で撹拌する。ここ
にメタノール219gに溶解させたR−(+)−マンデ
ル酸199gを加え55℃で30分間撹拌する。3−S
−アミノ−1−(p−シアノフェニル)−ピロリジン−
2−オンのR−(+)−マンデル酸塩を結晶種として1
g加え、7時間還流する。一旦、55℃まで冷却した
後、i−プロパノール657gを加え、7時間還流す
る。反応終了後、反応液を25℃まで冷却し、析出した
結晶を濾取する。メタノール300gで洗浄後、40℃
で乾燥すれば目的とする3−S−アミノ−1−(p−シ
アノフェニル)−ピロリジン−2−オンのR−(+)−
マンデル酸塩が308g得られた。収率は80%、光学
純度は91.4%eeであった。
ピロリジン−2−オン219gにベンズアルデヒド6g
とメタノール657gを加え、55℃で撹拌する。ここ
にメタノール219gに溶解させたR−(+)−マンデ
ル酸199gを加え55℃で30分間撹拌する。3−S
−アミノ−1−(p−シアノフェニル)−ピロリジン−
2−オンのR−(+)−マンデル酸塩を結晶種として1
g加え、7時間還流する。一旦、55℃まで冷却した
後、i−プロパノール657gを加え、7時間還流す
る。反応終了後、反応液を25℃まで冷却し、析出した
結晶を濾取する。メタノール300gで洗浄後、40℃
で乾燥すれば目的とする3−S−アミノ−1−(p−シ
アノフェニル)−ピロリジン−2−オンのR−(+)−
マンデル酸塩が308g得られた。収率は80%、光学
純度は91.4%eeであった。
【0014】実施例 2 3(R,S)−アミノ−1−(p−シアノフェニル)−
ピロリジン−2−オン219gにベンズアルデヒド6g
とメタノール657gを加え、55℃で撹拌する。ここ
にメタノール219gに溶解させたS−(−)−マンデ
ル酸199gを加え55℃で30分間撹拌する。3−R
−アミノ−1−(p−シアノフェニル)−ピロリジン−
2−オンのS−(−)−マンデル酸塩を結晶種として1
g加え、8時間還流する。一旦、55℃まで冷却した
後、i−プロパノール657gを加え、8時間還流す
る。反応終了後、反応液を25℃まで冷却し、析出した
結晶を濾取する。メタノール300gで洗浄後、40℃
で乾燥すれば目的とする3−R−アミノ−1−(p−シ
アノフェニル)−ピロリジン−2−オンのS−(−)−
マンデル酸塩が312g得られた。収率は81%、光学
純度は92.0%eeであった。
ピロリジン−2−オン219gにベンズアルデヒド6g
とメタノール657gを加え、55℃で撹拌する。ここ
にメタノール219gに溶解させたS−(−)−マンデ
ル酸199gを加え55℃で30分間撹拌する。3−R
−アミノ−1−(p−シアノフェニル)−ピロリジン−
2−オンのS−(−)−マンデル酸塩を結晶種として1
g加え、8時間還流する。一旦、55℃まで冷却した
後、i−プロパノール657gを加え、8時間還流す
る。反応終了後、反応液を25℃まで冷却し、析出した
結晶を濾取する。メタノール300gで洗浄後、40℃
で乾燥すれば目的とする3−R−アミノ−1−(p−シ
アノフェニル)−ピロリジン−2−オンのS−(−)−
マンデル酸塩が312g得られた。収率は81%、光学
純度は92.0%eeであった。
【0015】実施例 3 3(R,S)−アミノ−1−(p−シアノフェニル)−
ピロリジン−2−オン20gに3,5−ジクロロサリチ
ルアルデヒド0.95gとメタノール60gを加え、5
5℃で撹拌する。ここにメタノール10gに溶解させた
R−(+)−マンデル酸18.1gを加え55℃で30
分間撹拌し、さらに6時間還流する。一旦、55℃まで
冷却した後、i−プロパノール60gを加え、3時間還
流する。反応終了後、反応液を25℃まで冷却し、析出
した結晶を濾取する。メタノール50gで洗浄後、40
℃で乾燥すれば目的とする3−S−アミノ−1−(p−
シアノフェニル)−ピロリジン−2−オンのR−(+)
−マンデル酸塩が31.0g得られた。収率は88%、
光学純度は96.9%eeであった。
ピロリジン−2−オン20gに3,5−ジクロロサリチ
ルアルデヒド0.95gとメタノール60gを加え、5
5℃で撹拌する。ここにメタノール10gに溶解させた
R−(+)−マンデル酸18.1gを加え55℃で30
分間撹拌し、さらに6時間還流する。一旦、55℃まで
冷却した後、i−プロパノール60gを加え、3時間還
流する。反応終了後、反応液を25℃まで冷却し、析出
した結晶を濾取する。メタノール50gで洗浄後、40
℃で乾燥すれば目的とする3−S−アミノ−1−(p−
シアノフェニル)−ピロリジン−2−オンのR−(+)
−マンデル酸塩が31.0g得られた。収率は88%、
光学純度は96.9%eeであった。
【0016】実施例 4 3(R,S)−アミノ−1−(p−シアノフェニル)−
ピロリジン−2−オン219gにベンズアルデヒド6g
とエタノール1314gを加え、55℃で撹拌する。こ
こにエタノール329gに溶解させたR−(+)−マン
デル酸199gを加え55℃で30分間撹拌する。3−
S−アミノ−1−(p−シアノフェニル)−ピロリジン
−2−オンのR−(+)−マンデル酸塩を結晶種として
1g加えて20時間還流し、溶媒の一部を留去する。反
応終了後、反応液を20℃まで冷却し、析出した結晶を
濾取する。エタノール300gで洗浄後、40℃で乾燥
すれば目的とする3−S−アミノ−1−(p−シアノフ
ェニル)−ピロリジン−2−オンのR−(+)−マンデ
ル酸塩が293g得られた。収率は76%、光学純度は
86.4%eeであった。
ピロリジン−2−オン219gにベンズアルデヒド6g
とエタノール1314gを加え、55℃で撹拌する。こ
こにエタノール329gに溶解させたR−(+)−マン
デル酸199gを加え55℃で30分間撹拌する。3−
S−アミノ−1−(p−シアノフェニル)−ピロリジン
−2−オンのR−(+)−マンデル酸塩を結晶種として
1g加えて20時間還流し、溶媒の一部を留去する。反
応終了後、反応液を20℃まで冷却し、析出した結晶を
濾取する。エタノール300gで洗浄後、40℃で乾燥
すれば目的とする3−S−アミノ−1−(p−シアノフ
ェニル)−ピロリジン−2−オンのR−(+)−マンデ
ル酸塩が293g得られた。収率は76%、光学純度は
86.4%eeであった。
【0017】実施例 5 3(R,S)−アミノ−1−(p−シアノフェニル)−
ピロリジン−2−オン219gにベンズアルデヒド6g
とメタノール657gを加え、55℃で撹拌する。ここ
にメタノール329gに溶解させたR−(+)−アトロ
ラクチン酸217gを加え55℃で30分間撹拌する。
3−S−アミノ−1−(p−シアノフェニル)−ピロリ
ジン−2−オンのR−(+)−アトロラクチン酸塩を結
晶種として1g加え、10時間還流する。一旦、55℃
まで冷却した後、i−プロパノール657gを加え、8
時間還流する。反応終了後、反応液を20℃まで冷却
し、析出した結晶を濾取する。メタノール300gで洗
浄後、40℃で乾燥すれば目的とする3−S−アミノ−
1−(p−シアノフェニル)−ピロリジン−2−オンの
R−(+)−アトロラクチン酸塩が292g得られた。
収率は73%、光学純度は88.2%eeであった。
ピロリジン−2−オン219gにベンズアルデヒド6g
とメタノール657gを加え、55℃で撹拌する。ここ
にメタノール329gに溶解させたR−(+)−アトロ
ラクチン酸217gを加え55℃で30分間撹拌する。
3−S−アミノ−1−(p−シアノフェニル)−ピロリ
ジン−2−オンのR−(+)−アトロラクチン酸塩を結
晶種として1g加え、10時間還流する。一旦、55℃
まで冷却した後、i−プロパノール657gを加え、8
時間還流する。反応終了後、反応液を20℃まで冷却
し、析出した結晶を濾取する。メタノール300gで洗
浄後、40℃で乾燥すれば目的とする3−S−アミノ−
1−(p−シアノフェニル)−ピロリジン−2−オンの
R−(+)−アトロラクチン酸塩が292g得られた。
収率は73%、光学純度は88.2%eeであった。
【0018】実施例 6 3(R,S)−アミノ−1−(p−シアノフェニル)−
ピロリジン−2−オン219gにベンズアルデヒド6g
とエタノール1314gを加え、55℃で撹拌する。こ
こにエタノール329gに溶解させたR−(+)−マン
デル酸199gを加え55℃で30分間撹拌する。3−
S−アミノ−1−(p−シアノフェニル)−ピロリジン
−2−オンのR−(+)−マンデル酸塩を結晶種として
1g加えて12時間還流し、溶媒の一部を留去する。一
旦、55℃まで冷却した後、トルエン22gを加え、1
2時間還流する。反応終了後、反応液を20℃まで冷却
し、析出した結晶を濾取する。エタノール300gで洗
浄後、40℃で乾燥すれば目的とする3−S−アミノ−
1−(p−シアノフェニル)−ピロリジン−2−オンの
R−(+)−マンデル酸塩が304g得られた。収率は
79%、光学純度は84.0%eeであった。
ピロリジン−2−オン219gにベンズアルデヒド6g
とエタノール1314gを加え、55℃で撹拌する。こ
こにエタノール329gに溶解させたR−(+)−マン
デル酸199gを加え55℃で30分間撹拌する。3−
S−アミノ−1−(p−シアノフェニル)−ピロリジン
−2−オンのR−(+)−マンデル酸塩を結晶種として
1g加えて12時間還流し、溶媒の一部を留去する。一
旦、55℃まで冷却した後、トルエン22gを加え、1
2時間還流する。反応終了後、反応液を20℃まで冷却
し、析出した結晶を濾取する。エタノール300gで洗
浄後、40℃で乾燥すれば目的とする3−S−アミノ−
1−(p−シアノフェニル)−ピロリジン−2−オンの
R−(+)−マンデル酸塩が304g得られた。収率は
79%、光学純度は84.0%eeであった。
【0019】上記実施例から明らかなように、本発明の
製造方法によれば、収率が高く工程が簡単な工業的に有
利な方法で光学活性3−アミノピロリジン−2−オン誘
導体を得ることができる。
製造方法によれば、収率が高く工程が簡単な工業的に有
利な方法で光学活性3−アミノピロリジン−2−オン誘
導体を得ることができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 墨 裕 大阪府大東市諸福8丁目3−11 ダイトー ケミックス株式会社内 (72)発明者 坂本 雄輝 大阪府大東市諸福8丁目3−11 ダイトー ケミックス株式会社内 (72)発明者 中山 佳則 大阪府大東市諸福8丁目3−11 ダイトー ケミックス株式会社内 Fターム(参考) 4C069 AB13 BC12 BC23 CC13 CC19 4H006 AA02 AC83 AD15 AD30 BA50 BA51 BB14 4H039 CA71 CL00
Claims (5)
- 【請求項1】 下記一般式(1a)あるいは式(1b)
で表される光学活性3−アミノピロリジン−2−オン誘
導体 【化1】 【化2】 (式(1a),(1b)中、R1,R2,R3は水素、
C1〜C7のアルキル基、C1〜C7のアルコキシ基、
C1〜C7のポリフルオロアルキル基、シアノ基、ハロ
ゲン基を表す)の製造法において、下記一般式(2)で
表される3−アミノピロリジン−2−オン誘導体の光学
活性化を溶媒中、光学分割剤及び芳香族アルデヒド触媒
の存在下に行うことを特徴とする製造法。 【化3】 (式(2)中、R1,R2,R3は上記と同じ意味を表
す)。 - 【請求項2】 溶媒がC1〜C6のアルコールを含むこ
とを特徴とする請求項1記載の製造法。 - 【請求項3】 光学分割剤がアミド基、ヒドロキシル
基、又はカルボキシル基のいずれかを含有する多官能性
分割剤であることを特徴とする請求項1記載の製造法。 - 【請求項4】 光学分割剤がマンデル酸、アトロラクチ
ン酸、ピログルタミン酸、又はカンファースルホン酸で
あることを特徴とする請求項3記載の製造法。 - 【請求項5】 芳香族アルデヒド触媒がベンズアルデヒ
ド、3−ニトロベンズアルデヒド、4−ニトロベンズア
ルデヒド、4−クロロベンズアルデヒド、3,5−ジク
ロロベンズアルデヒド、又は3,5−ジクロロサリチル
アルデヒドであることを特徴とする請求項1記載の製造
法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11177629A JP2001002641A (ja) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | 光学活性3−アミノピロリジン−2−オン誘導体の製造法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11177629A JP2001002641A (ja) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | 光学活性3−アミノピロリジン−2−オン誘導体の製造法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001002641A true JP2001002641A (ja) | 2001-01-09 |
Family
ID=16034354
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11177629A Pending JP2001002641A (ja) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | 光学活性3−アミノピロリジン−2−オン誘導体の製造法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001002641A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005103005A1 (ja) * | 2004-04-26 | 2005-11-03 | Astellas Pharma Inc. | β-ピリジルアラニンの光学活性体の選択的製造方法 |
JP2007513885A (ja) * | 2003-11-28 | 2007-05-31 | アストラゼネカ アクチボラグ | キラルな塩基環状アミドとの塩形成による、場合により置換されたマンデル酸を分割するための方法 |
JP2008545683A (ja) * | 2005-05-24 | 2008-12-18 | アストラゼネカ アクチボラグ | (置換された)(r)−又は(s)−マンデル酸の動的分割のための方法 |
WO2013187069A1 (ja) * | 2012-06-15 | 2013-12-19 | 国立大学法人金沢大学 | Pdt効果増強剤 |
-
1999
- 1999-06-24 JP JP11177629A patent/JP2001002641A/ja active Pending
Cited By (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007513885A (ja) * | 2003-11-28 | 2007-05-31 | アストラゼネカ アクチボラグ | キラルな塩基環状アミドとの塩形成による、場合により置換されたマンデル酸を分割するための方法 |
JP4906511B2 (ja) * | 2003-11-28 | 2012-03-28 | アストラゼネカ アクチボラグ | キラルな塩基環状アミドとの塩形成による、場合により置換されたマンデル酸を分割するための方法 |
WO2005103005A1 (ja) * | 2004-04-26 | 2005-11-03 | Astellas Pharma Inc. | β-ピリジルアラニンの光学活性体の選択的製造方法 |
JP2008545683A (ja) * | 2005-05-24 | 2008-12-18 | アストラゼネカ アクチボラグ | (置換された)(r)−又は(s)−マンデル酸の動的分割のための方法 |
WO2013187069A1 (ja) * | 2012-06-15 | 2013-12-19 | 国立大学法人金沢大学 | Pdt効果増強剤 |
JPWO2013187069A1 (ja) * | 2012-06-15 | 2016-02-04 | 国立大学法人金沢大学 | Pdt効果増強剤 |
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