JP2000513627A - 接触感受性芳香部材を含む吸収製品 - Google Patents

接触感受性芳香部材を含む吸収製品

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Abstract

(57)【要約】 本発明は、その上に位置する1以上の接触感受性芳香部材を有するおむつ、失禁デバイス、またはトレーニングパンツに関する。一般的に、接触感受性芳香部材は、外側表面またはバックシートのような裏打ち部材に固定して付着された呼吸性部材を含む。放出剤は、呼吸性部材が接触するとき芳香が呼吸性部材を通して放出剤から放出されるように呼吸性部材と裏打ち部材との間に位置する。

Description

【発明の詳細な説明】 接触感受性芳香部材を含む吸収製品 発明の分野 本発明は、その上に位置する1以上の接触感受性(touch−sensit ive)芳香部材を含む吸収製品に関する。一般的に、接触感受性芳香部材は、 バックシート外側表面のような裏打ち部材に固定して付着する呼吸可能な部材を 含む。放出剤は、圧力が呼吸可能な部材に掛けられるとき香料が呼吸可能な部材 を通って放出剤から放出されるように呼吸可能な部材と裏打ち部材との間に位置 する。 発明の背景 当該技術において公知の広範な流体吸収構造は、血液、尿、経血などの様な体 液を吸収し、使用時に衛生的かつ快適である。このタイプの使い捨て製品は一般 的に、流体透過性トップシート材料、流体吸収性コア、および流体不透過性バッ クシート材料を含む。その様な製品のさまざまの形態、大きさおよび厚さは、そ れらの使用をより快適で便利にする意図を持って探求されてきた。 生理用品についての臭気制御は長い間研究の下にあった。多くの体液は不快臭 を有するかまたは、長期間空気および/またはバクテリアと接触するときその様 な臭気を発生させる。 さまざまな臭気制御剤が文献中に開示されてきた。例えば、1985年6月2 5日に発行されたハギワラらの米国特許第4,525,410号は、ウエブ中に 溶融可能な繊維の一部を含ませ、熱をかけることにより繊維性ウエブ中に安定に 保持される(抗菌性カチオンを添加された)ゼオライト粒子を開示する。ハギワ ラらは、一般的な生理用品において外側カバー層としてそれらの組成物を用いる ことを示唆する。 1954年9月28日に発行されたF.A.シャラー(Shuler)の米国 特許第2,690,415号は、例えば、生理用品中に臭気吸収媒体を提供する ために接着剤により透過性ウエブの隙間において均一に固定される臭気吸収材料 の粒子を開示する。微粒子炭素、シリカゲルおよび活性化アルミナが記載される 。微粒子の移動(Shifting and/or displacement )は回避され、シートは可撓性である。 トリン(Trinh)らに1995年7月4日に発行された米国特許第5,4 29,628号は、吸収性コアまたは吸収製品のトップシートの中への臭気吸収 または芳香放出粒子の組込みを開示する。それらの粒子は、好ましくは、トップ シートおよび吸収性コアを通る使用者由来の水分の存在により活性化される。 1997年1月7日にハッセ(Hasse)に発行された米国特許第5,59 1,146号は、着用者の下着にナプキンを固定もする接着剤バインダーの中に 配置されたくだけやすいマイクロカプセルを有する生理用ナプキンを開示する。 接着剤バインダーを覆うリリースペーパーが除去されるとき、マイクロカプセル は粉砕または激発され、芳香および/または臭気吸収剤が放出される。 おむつおよび生理用品における使用のためのアブセンツ((ABSCENTS )ユニオンカーバイド由来の臭気制御分子ふるい)は、特に、ユニオンカーバイ ドの小冊子(A.J.ジョフル(Gioffre)1988年)の中に記載され ている。その小冊子は、ユニオンカーバイドのマーケットリサーチはその様な製 品において潜在的な利益を示すことを示唆する。米国特許第4,795,482 号および第4,826,497号は、特に生理用品における一般的に臭気制御剤 として用いられるアブセンツに関する。 発明の概要 従って、本発明は、上方表面および底部表面を有するシャーシ、前方部分、前 方部分と反対側に位置する後方部分、前方部分と後方部分との間に位置するクロ ッチ部分、縦軸、横軸、1対のエンドエッジおよび1対の縦側エッジを具備する 使い捨ておむつを提供する。シャーシは、トップシート、トップシートに結合す るバックシート、内部表面と外部表面を有するバックシート、トップシートとバ ックシートとの間に位置する吸収性コア、バックシート外側表面上に位置する少 なくとも、1つの接触感受性芳香部材を具備する。芳香部材は、周辺および使用 者接触表面を有する部分的に開孔され、固定された呼吸可能な部材を少なくとも 含む。呼吸可能な部材は、バックシート外側表面に固定されて付着し、呼吸可能 な 部材とバックシート外側表面との間に位置する芳香放出剤を有する。好ましくは 、ここでの芳香放出剤はマイクロカプセルである。 図面の簡単な説明 明細書は、本発明を形成するものとみなされる主題を特に指摘し、明確に権利 請求する請求の範囲で終わるけれども、本発明は、同様の名称が実質的に同一の 要素を呼称するために用いられる添付の図面とともに理解される以下の記載から よりよく理解されるであろうと思われる。 図1は、下にある構造を明らかにするために切欠された部分を有し、おむつの 外側表面が見るものに面する本発明の使い捨ておむつ態様の平面図である。 図2は、図1における接触感受性芳香部材の断面図である。 図3は、本発明の芳香放出機構の1つのタイプの断面図である。 図4は、呼吸可能な部材、放出剤およびバックシート外側表面および/または 裏打ち部材の1つの態様の分解斜視図である。 図5は、本発明の好ましい使い捨ておむつ態様の平面図である。 発明の詳細な説明 ここで用いられるものとして、「吸収製品」と言う術語は、身体滲出物を吸収 し、含有するデバイスを称し、特に、身体から排出されたさまざまの滲出物を吸 収し、含有する着用者の身体に当接または極めて近接して配置されるデバイスを 称する。ここで用いられるものとして、「おむつ」と言う術語は、身体滲出物を 吸収し、含有する着用者の胴体下部のまわりに着用される幼児および失禁者によ り一般的に着用される吸収製品を称し、特に、着用者の身体に当接または近接し て配置されるデバイスを称する。「使い捨て」と言う術語はここでは、洗濯され るか、またはさもなければ吸収製品として修復されるかまたは再使用されること が意図されない吸収製品を記載するために用いられる(すなわち、それらは1回 の使用の後に廃棄され、好ましくは、リサイクルされ、堆肥化されるかまたはさ もなければ環境に適合する様式で処理されることを意図される)。ここで用いら れるものとして、「香料」、「封入剤」または「芳香」と言う術語は、圧力の適 用のような機械的な力により続いて激発または粉砕されるマイクロカプセルのよ うな放出剤中に配置される揮発性香料、エッセンス、芳香、ゼオライト、活性炭 、 シクロデキストリン、それらの混合物などを含む臭気吸収剤および/またはマス キング剤を称する。ここで用いられるものとして、「圧力」または「圧力接触」 と言う術語は、その中にとどまる芳香を放出させる接触感受性芳香部材の中の放 出剤を激発または粉砕させるのに必要な力を称する。「破裂した」、「断裂した 」または「押しつぶされた」と言う術語により、本明細書では、放出剤が外側の 圧力により破壊されて開かれ、それによりその中のその香料を放出することが意 味される。本明細書で用いられるものとしての「芳香放出剤」または「放出剤」 と言う術語は、本明細書で記載される香料の含有および放出のために当該技術に おいて公知のいずれか適切な手段を称する。ここで用いられるものとしての「マ イクロカプセル」または「ミクロスフェア」と言う術語は、香料を保持し、後に 分配するための好ましいタイプの放出剤および/または含有アセンブリを称する 。本明細書の開示の目的にとっては、放出剤およびマイクロカプセルと言う術語 は互換性がある。本明細書で用いられる「香料で満たされた」と言う術語は、本 明細書で定義される香料で少なくとも部分的に満たされている放出剤を称する。 ここで用いられる「芳香激発」と言う術語は、香料を含む破裂しているかまたは 覆われていない放出剤に由来する香料の直接放出を称する。本明細書で用いられ る「拡散」または「定常状態」と言う術語は、放出剤からの香料の実質的に連続 的な放出を称する。「埋め込まれた」と言う術語により、本明細書では、例えば バインダーの中に埋め込まれた放出剤の様に、もう1つの材料の中の、もう1つ の材料に隣接する、および/またはもう1つの材料上の1つの材料の統合または 確保が意味される。 好ましくは、本明細書で開示されるすべての態様のための放出剤は、本明細書 で開示される幾つかのタイプのマイクロカプセルの1つである。激発されるか、 粉砕されるかまたは破裂したマイクロカプセルのタイプにおいて、少なくとも1 つの開口が、本明細書で開示される機構の1つを介してマイクロカプセルから香 料が拡散する(例えば、芳香激発または定常状態拡散)それまで開口していない マイクロカプセルの表面上に作り出される。代わりに、マイクロカプセルは多孔 性で、接触感受性である実質的にフィルドイン構造でありえ、それによりマイク ロカプセルが使用者からの圧力接触を受けるとき呼吸可能な部材を通って香料を 放出する。「使用者」と言う術語により、本明細書では、おむつの着用者または 介護者(diaperer)、すなわち、おむつを着用する者および/または使 用者のまわりにおむつを取り付ける者が意味される。また代わりに、本明細書の 少なくとも複数のマイクロカプセルは臭気を吸収し、また、例えば芳香激発を通 してのような本明細書で開示される1以上の機構を介して香料を放出し得る。 図1は、その引き伸ばされた収縮していない状態(すなわち、弾性的に誘発さ れた収縮が引き伸ばされている)における本発明のおむつ20の平面図であり、 構造の一部はおむつ20の構造をより明確に示すために切欠され、着用者から離 れて面するおむつ20の部分、すなわち外側表面52は、見るものに面する。図 1に示されるように、おむつ20は、好ましくは、液体透過性トップシート24 、トップシート24に結合する液体不透過性バックシート26、トップシート2 4とバックシート26との間に位置する吸収性コア28を具備する封入(con tainment)アセンブリ22を具備する。おむつは好ましくは、弾性脚部 カフス30、弾性ウエストバンド32、1対の第1ファスナー部材42および第 2ファスナー部材41を具備するファスナーシステム40を更に具備する。図1 において示されるように、第2のファスナー部材41は接触感受性芳香部材80 上に存在する。これは、ここでの第2ファスナー部材41の配置についてのたっ た1つの可能な形状を表す。第2ファスナー部材41および接触感受性芳香部材 80が完全に分離しているかまたは少なくとも部分的に分離している付加的な形 状が予見される。 おむつ20またはおむつのシャーシ22は、(図1において見る者に面する) 外側表面52、外側表面52の反対側の内側表面50(図示せず)、前方腰部領 域54、前方腰部領域54の縦に反対側の後方腰部領域56、前方腰部領域54 と後方腰部領域56との間に位置するクロッチ領域58、縦エッジは60と称さ れ、エンドエッジは62と称されるおむつ20の外側周囲またはエッジにより規 定される周辺を有するものとして図1において示される。おむつ20の内側表面 50は使用のあいだに着用者の身体に向かって面するおむつ20の部分を含む( すなわち、内部表面50は一般的に、トップシート24の少なくとも一部および トップシート24に結合する他のコンポーネントにより形成される)。おむつ 20の外側表面52は、使用のあいだに着用者の身体から離れて面するおむつ2 0の部分を含む(すなわち、外側表面52は一般的にバックシート26の少なく とも一部およびバックシート26に結合する他のコンポーネントにより形成され る)。ここで用いられるものとして、「結合する」と言う術語は、ある要素を他 の要素に直接固着することによりある要素が他の要素に直接固定される形状およ びある要素を中間部材に固着し、それが次いで他の要素に固着されることにより ある要素が間接的に他の要素に固定される形状を包含する。前方腰部領域54お よび後方腰部領域56は、周辺のエッジ62からクロッチ領域58に伸びる。 おむつ20はまた2つの中心線、縦中心線100および横中心線102を有す る。ここで用いられるものとして、「縦」と言う術語は、おむつ20が着用され るとき立っている着用者を左と右の半分に両断する垂直面と一般的に並ぶ(例え ば、ほぼ平行である)おむつ20の平面の中の線、軸、または方向を称する。こ こで用いられるものとして、「横断の(transverse)」および「横の (lateral)」と言う術語は、互換性があり、(前方および後方身体半分 に着用者を分割する)縦方向に一般的に垂直であるおむつの平面の中に存在する 線、軸または方向を称する。 おむつ20の封入アセンブリ22は、おむつ20のメインボディ(シャーシ) を含むものとして図1において示される。封入アセンブリ22は少なくとも吸収 性コア28および好ましくはトップシート24およびバックシート26を含む外 側カバー層を含む。おむつ20が分離したホルダーとライナーを具備するとき、 封入アセンブリ22は一般的に、たとえば、トレーニングパンツ構造におけるよ うなホルダーとライナー(すなわち、封入アセンブリ22は、ライナーがトップ シート、バックシート、および吸収性コアのような吸収性複合材料を含む一方で 、ホルダーを規定する1層以上の材料を含む)を含む。接触感受性芳香部材80 の構造および位置はおむつとトレーニングパンツの両方について同一であること がここでは特記される。適切なトレーニングパンツ構造は、ビュエル(Buel l)らに1996年10月29日に発行された米国特許第5,569,234号 およびハッセ(Hasse)らに1993年9月21日に発行された米国特許第 5,246,433号において開示されており、それぞれの特許は参照により本 明細 書に組み込まれる。おむつについては、封入アセンブリ22は、複合材料おむつ 構造を形成するように加えられた他の形態を有するおむつの主要構造を含む。従 って、おむつ20についての封入アセンブリ22は一般的に、トップシート24 、バックシート26、および吸収性コア28を含む。 図1は、トップシート24およびバックシート26が吸収性コア28の長さお よび幅より一般的に大きな長さおよび幅寸法を有する封入アセンブリ22の好ま しい態様を示す。トップシート24およびバックシート26は吸収性コア28の エッジを超えて伸び、それによりおむつ20の周辺を形成する。トップシート2 4、バックシート26、および吸収性コア28は、さまざまの周知形状で組み立 てられ得るけれども、好ましいおむつ形態は、一般的に、1975年1月14日 にケネスB.ビュエルに発行された「使い捨ておむつのための収縮性側面部分(C ontractible Side Portions for Dispos able Diaper)」と言う表題の米国特許第3,860,00号、199 2年9月29日にケネスB.ビュエルに発行された「弾力性があらかじめ与えら れた屈曲性ヒンジを有する動的弾性腰部形態を有する吸収製品(Absorbe nt Article With Dynamic Elastic Wais t Feature Having A Predisposed Resil ient Flexural Hinge)」と言う表題の米国特許第5,15 1,092号において記載されており、それらのそれぞれは参照により本明細書 に組み込まれる。 好ましい態様において、図2は、その中にマイクロカプセル70を含むバイン ダー68は、おむつのシャーシ22の外側表面52すなわち着衣表面に直接付着 することを示す。呼吸性部材82はバインダー68上に直接載置され、それに付 着する。「固定された呼吸可能な部材」すなわち「呼吸性部材」により、本明細 書では、マイクロカプセル70からの芳香の放出を提供するがしかし、放出剤か らの(存在する)すべての流体流を実質的に制限する1層以上の材料が意味され る。図2の呼吸性部材82は、積層体を含む好ましいタイプである。すなわち、 呼吸性部材82は好ましくは多層であり、最も好ましくは2層である。例えば、 図2の呼吸性部材82は好ましくは、最も好ましくは開孔されたポリエチレンま たはポリプロピレンフィルム層92に結合する不織ウエブを含むトップ層90を 含む。開孔された層92における開孔83は、粉砕および/または激発されたマ イクロカプセル70由来の香料の逃げ出しを可能とし、不織層90は、開孔され た層92を通るマイクロカプセル由来の存在するいずれの流体流とも衝突する。 好ましくは、本明細書のマイクロカプセルの粉砕または激発から放出されたいず れの流体も、実質的に完全に気化し(すなわち気体となり)、実質的に気体状態 で多層呼吸性部材82を通過する。トップ層90は、香料の通過を可能とするが 、流体の流れを制限し、もちろんすべての他のおむつの構成要素と両立し得るい ずれかの適切な材料を含み得ることがここでは特記される。1975年5月6日 にハートウエル(Hartwell)に発行された米国特許第3,881,48 9号および1996年11月5日にドブリン(Dobrin)らに発行された米 国特許第5,571,096号は、組み合わせの2層を含む呼吸可能なバックシ ートを教示し、それらのそれぞれは参照により本明細書に組み込まれる。 多層呼吸性部材82において、開孔された層92は、さまざまの直径、形状お よび配向の開孔83を含み得る。さらに、開孔83は、規則的または不規則なパ ターンで開孔された層92の中に組み込まれ得るし、開孔された層92の中にラ ンダムに組み込まれ得る。ここでの開孔された層の中の開孔のサイズ、配向、配 置などは、完全に製造者の視野の中にある。図4は、2層の呼吸性部材82、香 料で満たされたマイクロカプセル70を含むバインダー68、およびこの場合に おいては、バックシート26の少なくとも一部をも含み得る裏打ち部材88を有 する接触感受性芳香部材80の分解斜視図を提供する。好ましくは、開孔された 層92は、製造者により所望されるいずれのパターンまたは形状でもその中に多 くの開孔83を含む。開孔83または開孔された層92の可能なパターン、配向 またはサイズについてここでは限定は存在しない。 呼吸性部材82は好ましくはバインダー68を完全にカバーする。本明細書で 開示されるすべての態様の好ましい適用において、呼吸性部材82は、バインダ ー68を完全に覆うのみならず、バインダー68のエッジを超えて伸びるエッジ をも有し、それによりその中に位置するバインダー68およびマイクロカプセル 70を完全に包む。呼吸性部材82の伸ばされたエッジは、好ましくは、図2に 示される外側バックシート表面52または裏打ち部材88のいずれかの反対表面 に直接付着し、従って、バインダー68全体のまわりの連続的または半連続的シ ールを形成する。最も好ましくは、バインダーまたはその中に配置される放出剤 のいかなる部分も暴露されていない、すなわち被覆を解かれていない。この好ま しいシーリングは、本明細書に開示される香料のいずれか1種の放出を制限し、 バインダー68が乾ききり、その接着特性の一部を失うことから保護する役割を する。この好ましいシーリングはまた、例えば水または汚物のような外部の物体 からマイクロカプセル70を保護し、使用者の裁量で最大限可能な香料放出を提 供する役割をする。呼吸性部材82の伸ばされたエッジは、接着剤結合、熱結合 、超音波結合、動的機械的結合、クリンピングおよびそれらの組合わせによりバ ックシート外側表面52または裏打ち部材88に付着し得る。用いられる結合タ イプが何であろうと、好ましくは、裏打ち部材88の中のバインダー68と呼吸 性部材82をシールするために呼吸性部材82の伸ばされたエッジを用いて真空 密封が形成される。「真空密封」と言う術語により、本明細書では、バインダー とその中に固定されたマイクロカプセルを完全に包むシールの形成が意味される 。 本明細書の態様のいずれの呼吸性部材も、おむつ、接触感受性芳香部材、下に あるマイクロカプセルまたはおむつのシャーシのいずれかの部分から除去される かまたはさもなければ移されることを意味しないことが明確に特記されるべきで ある。むしろ、ここでのすべての呼吸可能性部材は、固定され、適所に保持され 、それにより芳香がマイクロカプセルから放出される前後に下にあるマイクロカ プセルを覆いつづけることが意味される。 ここでの呼吸性部材82は、不織ウエブ、開孔されたフィルム、ティッシュお よび上記の組合わせまたは積層体由来の1以上の材料を含み得る。製造者により いかなる材料が選ばれようとも、それは、ここでのすべてのおむつの部材、特に バックシートと両立すべきである。好ましい態様において、呼吸性部材82は、 ここでの呼吸性バックシートのために用いられる材料と実質的に同様の材料、す なわち、ポリエチレン、ポリプロピレンまたはそれらの複合材料の熱可塑性フィ ルムであり得る。ここでの接触感受性部材の構造における使用にとって適切な呼 吸性材料は、ソガらに1994年11月15日に発行された米国特許第5,36 4,381号において開示され、その特許は参照によりここに組み込まれる。 本明細書の発明は、悪臭が少なくとも部分的に抑制され得る2つの方法を含む 。それらは臭気のマスキングと臭気の吸収である。臭気のマスキングを与える2 つのメカニズムは、芳香激発を通しての香料放出または時間経過による香料拡散 である。香料がそれら2つの方法のいずれかにより放出されるとき、悪臭は、よ り大きな強度の香料によりマスキングされる傾向がある。香料の強度(inte nsity or strength)は発明のどの部分も形成しないが、製造 者の裁量で増加しまた減少する。対照的に、シクロデキストリンまたは活性炭の ような臭気吸収剤は、悪臭分子が(全てではないまでも)ほとんどのヒトの嗅覚 により検出されるようになるような様式で悪臭をその分子構造に閉じ込める役割 をする。 破裂したマイクロカプセル70の数およびしたがって放出される香料95の量 を制御するそれらの要因は、完全に、マイクロカプセルサイズおよび壁の厚さ、 用いられるバインダーのタイプ、用いられるバインダーの量、用いられる香料の 量およびタイプ、マイクロカプセルの破裂強度、マイクロカプセルの数および分 布、マイクロカプセルの破裂強度に対するバインダーの接着強度、およびマイク ロカプセルの破裂に影響を与え得る他のその様な要因のようなパラメーターの操 作を通して製造者の裁量の制御の範囲内にある。ここでの好ましいバインダーは 接着剤を含む。ここでのマイクロカプセルのバインディングにとって適切な接着 剤は、ミネソタ州セントポールのH.B.フラー(Fuller)カンパニーに より製造され、HL−1258として販売される。 ここでのもう1つの態様において、バインダー68は、例えば臭気吸収剤のよ うな、時間経過とともに拡散的に香料を放出するマイクロカプセル70を少なく とも部分的に含む。以前の態様における様に、呼吸性部材82は着用者由来の圧 力接触を受け入れ、したがってマイクロカプセル70に作用し、それによりその 香料放出を活性化する。それらのタイプの拡散放出剤は、香料の芳香激発および 時間経過拡散放出の両方を与える砕けやすい/破裂性のタイプの放出剤と組み合 わせられ得る。 好ましい態様において、マイクロカプセル70を有するバインダー68は、呼 吸性部材82とおむつの外側表面52または裏打ち部材88との間に位置し得る 。このバインダー68は、好ましくは、呼吸性部材82、マイクロカプセル70 とおむつの外側表面52または裏打ち部材88との間の単一の結合材料である。 図5は、複数の接触感受性芳香部材80がおむつ20のバックシート26の外 側表面52に与えられ得る別態様を開示する。どれくらいの数の接触感受性芳香 部材80がバックシート外側表面52の一部に与えられ得るかについての固定し た数は存在しない。所望される接触感受性芳香部材80の数は、完全に製造者の 視野の中にある。接触感受性芳香部材80は、製造者により所望されるとみなさ れるいずれかの形態および形状のものであり得る。また、接触感受性芳香部材8 0のサイズは固定されないが、製造者の設計限界の範囲内にある。もちろん、こ こでのすべてのサイズ、数および形状は、おむつの機能およびサイズの限界と合 致し、その範囲内にあるべきである。 図5はまた、接触感受性芳香部材80がおむつ20の前方54、後方56およ びクロッチ58部分にわたって分散する好ましい態様を示す。実際、図5のおむ つ20は、1対の接触感受性芳香部材80がそれぞれ、それぞれの縦エッジ60 に隣接して位置するかまたはそれらと極めて近接して配置される特に好ましい態 様を開示する。さらに、縦エッジ60の隣に並ぶ接触感受性芳香部材80は好ま しくは弾性脚部カフス30に少なくとも極めて近接して位置する。「隣接して位 置する」または「極めて近接して」と言う術語は本明細書では、1つの部材がも う1つの部材上に直接配置され得る、1つの部材がもう1つに隣接して直接配置 され得るが実質的に同じ空間において存在しない、1つの部材が(直接にではな く)ある部材に隣接して配置され得るがその部材の動きおよび/または位置変化 により影響されるのに十分に近い、およびそれらの組合わせを意味する。 接触感受性芳香部材80が弾性脚部カフス30に隣接してまたは極めて近接し て位置するとき、作り出される効果は、おむつ20が着用者に当てられるとき接 触感受性芳香部材80の伸張であるべきである。ここでの好ましい態様において 、少なくとも一部のマイクロカプセルが激発し、従って、伸長性脚部カフス30 に隣接してまたは極めて近接して配置される接触感受性芳香部材80を有するお むつ20が使用者に適用されるとき芳香の放出が起こる。いずれか特定の理論に よ り拘束されることを望まないが、ここでは、接触感受性芳香部材が弾性脚部カフ ス30または弾性ウエストバンド32について横または縦のいずれかに伸張され るとき、ここでのマイクロカプセルを破裂させるのに適切な圧迫がマイクロカプ セルを有するバインダー68に与えられると思われる。次いでバインダー68は 、マイクロカプセルの少なくとも一部にそれらの圧迫の有意な部分を移行させ、 それにより、その中に位置する香料を放出させるようにそれらを破裂させる。 加えて、接触感受性芳香部材80はまた、その下にあるマイクロカプセル70 の破裂に影響を与えるような方式で一方または両方の弾性ウエストバンド32と 隣接してまたは極めて近接して配置され得、それにより香料を放出する。図1お よび5は、接触感受性芳香部材80がそれぞれの弾性ウエストバンド32に極め て近接して配置されるこの形状を示す。製造者が所望する多くの接触感受性芳香 部材は、ここでの弾性脚部カフス30または弾性ウエストバンド32に隣接して またはそれと極めて近接して配置され得ることに注意すべきである。さらに、こ こでの接触感受性芳香部材80は、その可能な形態および配向について限定され ない。弾性脚部カフス30に極めて近接して配置される接触感受性芳香部材80 を開示する上記例における様に、すなわち、使用者におむつ20を当てるときそ れにより弾性ウエストバンド32に沿って接触感受性芳香部材80を伸張させる 、マイクロカプセルを激発させるためのメカニズムはまた、弾性ウエストバンド 32に隣接または極めて近接して配置される接触感受性芳香部材80についても 適用される。 接触感受性芳香部材80は、使用者のまわりへのおむつ20の適用の際にその 中に位置するマイクロカプセルを激発させることが所望されるならば、そのとき は、伸張性材料および/または伸張部材は、接触感受性芳香部材80に適用され るべきであることがここでは特記される。全く少なくとも、接触感受性芳香部材 構造において用いられるポリマー性フィルムおよび不織布はそれ自体、接触感受 性芳香部材80の構造的欠陥なしに弾性ウエストバンド32または弾性脚部カフ ス30を適切に伸張させるように接触感受性芳香部材80を考慮して適切な弾性 を与えるべきである。 ここでのマイクロカプセル70の2つの主要な激発または粉砕機構は以下であ る、すなわち、 ・例えば歩行、匍匐、走行、着席などを通して放出する、おむつの中で圧力接 触を作り出す着用者の自然な動き、および ・呼吸性部材80の接触表面85に沿っての介護者または着用者が意図的に及 ぼす圧力接触(図3参照)。 ここでの態様においては、香料は、例えば、乳児が床を横切って匍匐するかま たは失禁成人が歩行しまたは着席するときのような通常の活動において放出され 得る。このことは、もちろん、例えばマイクロカプセルの破裂強度のようなそれ 自体接触感受性芳香部材の感受性に依存し、またおむつの様な吸収製品について のその配置に依存する。例えば、おむつ20のクロッチ部分58に及びまわりに 配置される接触感受性芳香部材は、着用者が歩行し、匍匐し、着席し、または走 行するとき、香料放出を与えるように適切に配置されると思われる。 図3は、接触感受性芳香部材由来の香料の放出のためのここでのもう1つのメ カニズムについての全体像を提供する。介護者または着用者は、その上方表面ま たは接触表面85で接触感受性芳香部材に作用し得るし、マイクロカプセル70 の激発および/または粉砕を作り出すようにその表面に適切な圧力接触を与え得 る。図3において明らかである様に、介護者または着用者は、破裂し/押しつぶ されたマイクロカプセル72から香料95を放出させるために接触感受性芳香部 材80の接触表面85を横切り、それに対して圧力接触を与えるのに少なくとも 1本の指を用い得る。所望なだけの数の指が、マイクロカプセル70を激発させ ろために用いられ得ることに注意すべきである。さらに、介護者または使用者は 適切ないずれの製品も用い得るが、その香料を放出させるためのマイクロカプセ ルの激発について有害ではない。 ふたたび図1を参照すると、おむつ20はまた、横方向の張力が着用者に対し ておむつを維持するようにおむつの周囲に維持されるようなオーバーラップ形状 で前方腰部領域54と後方腰部領域56を維持する側面閉鎖を形成するように互 いに付着し得るファスナータブと第2ファスナー部材41を好ましくは含む第1 ファスナー部材42を有するファスナーシステム40をも含む。典型的なファス ナーシステムは、1989年7月11日にスクリップス(Scripps)に発 行された「向上したファスナーデバイスを有する使い捨ておむつ」と言う表題の 米国特許第4,846,815号、1990年1月16日にネステガード(Ne stegard)に発行された「向上したフックファスナー部分を有する使い捨 ておむつ」と言う表題の米国特許第4,894,060号、1990年8月7日 にバットレル(Battrell)に発行された「感圧接着剤ファスナーおよび それを作る方法」と言う表題の米国特許第4,946,527号、1974年1 1月19日にビュエルに発行された「使い捨ておむつのためのテープファスナー システム」と言う表題の米国特許第3,848,594号、1987年5月5日 にヒロツらに発行された「吸収製品」と言う表題の米国特許第4,662,87 5号、および本明細書で以前参照された米国特許出願シリアル番号第07/71 5,152号において開示され、それらのそれぞれは参照により本明細書に組み 込まれる。 適切な接着剤テープタブファスナーシステムの例は、1974年11月19日 にビュエルに発行された米国特許第3,848,594号、および1987年5 月5日にヒロツおよびロバートソン(Robertson)に発行された米国特 許第4,662,875号において開示され、それらのそれぞれは参照により本 明細書に組み込まれる。本発明において有用な機械的閉鎖システムを含む他の閉 鎖系の例は、1989年9月26日にスクリップスに発行された米国特許第4, 869,724号、1989年7月11日にスクリップスに発行された米国特許 第4,848,815号において開示され、2点ファスナーシステムは1993 年9月7日にベイル(Weil)、ビュエル、クリア、およびファルコン(Fa lcone)に発行された米国特許第5,242,436号において記載され、 それらのそれぞれは参照により本明細書に組み込まれる。2点ファスナーシステ ムが用いられるとき、腰部閉鎖システムの腰部閉鎖部材は好ましくは、脚部およ び腰部の両方のまわりに有効な閉鎖を与える様に、伸長性前方腰部形態42と縦 に並び、伸長性脚部カフス30の弾性ストランドと横に並ぶ。開示により示され るように、おむつ20は、サイドパネルがまず互いに結合することを可能とする 1対のファスナータブ42を備え得る。次いで、介護者は、着用者の脚部の間に 封入アセンブリ22をもたらし、腰部形態の外側層にアセンブリ22を結合させ る。その様な形状および固定方法は、上記参照された米国特許出願シリアル番号 第08/044,562号(ニューら)においてより完全に記載されている。 ファスナーシステムは、感圧接着剤、粘着材料、フック・アンド・ループ・タ イプのファスナーのような機械的ファスナー、またはそれらのいずれかの組合わ せまたは当該技術において公知のいずれか他の付着手段を含む当該技術において 公知のいずれかの付着手段を含み得る。典型的な接着剤テープタブファスナーシ ステムは、1974年11月19日にビュエルに発行された「使い捨ておむつの ためのテープファスナーシステム」と言う表題の米国特許第3,848,594 号、1987年5月5日にヒロツおよびロバートソンに発行された「吸収製品」 と言う表題の米国特許第4,662,875号において開示される。機械的ファ スナー部材を含む典型的なファスナーシステムは、1991年10月22日にト マス(Thomas)に発行された「機械的ファスナー突起(Mechanic al Fastening Prong)」と言う表題の米国特許第5,058 ,247号、1989年9月26日にスクリップスに発行された「吸収製品の使 い捨てのための接着剤テープ使い捨て手段を有する機械的ファスナーシステム( Mechanical Fastening Systems With Ad hesive Tape Disposal Means For Dispo sal of Absorbent Articles)」と言う表題の米国特 許第4,869,724号、および1989年7月11日にスクリップスに発行 された「向上したファスナーデバイスを有する使い捨ておむつ」と言う表題の米 国特許第4,846,815号において記載されている。組み合わせの機械的/ 接着剤ファスナーを有するファスナーシステムの例は、1990年8月7日にバ ットレル(Battrell)に発行された「感圧接着剤ファスナーおよびそれ を作る方法」と言う表題の米国特許第4,946,527号において記載される 。それらの特許のそれぞれは参照により本明細書に組み込まれる。 検討された様に、本発明の1つの態様は、好ましくは基部および基部から伸び る複数の係合要素を含むフックファスナー材料を含む。フックファスナー材料は 、安定したファスナーデバイスを与えるようにループファスナー材料の繊維性要 素と係合することが意図される。従って、フックファスナー材料は、広範な材料 か ら製造され得る。さらに、係合要素は、フック、「T宇」形、「マッシュルーム 」形または当該技術において周知であるいずれか他の形態のようないずれの形態 も有し得る。適切な材料には、ナイロン、ポリエステル、ポリプロピレン、また はそれらの材料のいずれの組合わせも含まれる。好ましいフックファスナー材料 の例は、商品名960、957および942の下でノースカロライナ州シャーロ ット(Charlotte)のアプリックス(Aplix)から入手可能である 。他の好ましいフックファスナー材料は、商品名CS200、CS300、MC 5およびMC6の下でミネソタ州セントポールのミネソタ・マイニング・アンド ・マニュファクチュアリング・カンパニーから入手可能である。もう1つの好ま しいフックファスナー材料は、参照により本明細書に組み込まれる1991年1 0月22日にトマスに発行された「機械的ファスナー突起」と言う表題の米国特 許第5,058,247号において記載される。 第2のファスナー部材は好ましくは、フック部材と係合可能なファスナー要素 を含む。従って、第2のファスナー部材は、フック部材と安定して係合すること が可能な広範な材料および形状から製造され得る。例えば、第2のファスナー部 材は、同一の相補的要素または異なる相補的要素を含み得る。ここで用いられる ものとして、「同一の相補的要素」と言う術語は、フック部材の係合要素と第2 のファスナー部材が相互に噛み合う同じ形状または構造を具備する機械的ファス ナーシステムを定義するために用いられる。その様なシステムの例は、ブラウン (Brown)らの1982年4月16日に発行された「ファスナーを形成する ために用いられる2本のストリップ材料(Two Strip Materia ls Used For Forming Fastners)」と言う表題の 米国特許第4,322,875号およびケレンバーガー(Kellenberg er)らの1987年10月20日に発行された「使い捨て吸収性着衣のための 固定された位置のファスナー(Fixed Position Fastene rs For Disposable Absorbent Garments )」と言う表題の米国特許第4,701,179号において記載される。「異な る相補的要素」と言う術語は、本明細書では、フック部材が第2のファスナー部 材とは異なるがそれと係合可能であるシステムを称するために用いられる。 1つの好ましい態様において、第2のファスナー部材は、フック部材の係合要 素と係合するループファスナー材料のような複数の繊維要素を含む。ループファ スナー材料は、好ましくはループである繊維要素を与えるように広範な材料から 製造され得る。適切な材料には、製織材料、不織布、ナイロン、ポリエステル、 ポリプロピレン、またはそれらの材料のいずれかの組合わせが含まれる。1つの 適切なループファスナー材料は、商品名EBLの下でミネソタ州セントポールの ミネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアリング・カンパニーから入 手可能な不織布である。好ましいループファスナー材料は、ノースカロライナ州 グリーンズボロ(Greensboro)のギルフォード・ミルズ(Guilf ord Mills)から入手可能なギルフォード18904と称する商業的に 入手可能な材料の様な製織裏打ち材から突出する多数の造形された係合要素を含 む。他の適切なループ部材は、商品名EBLの下でミネソタ州セントポールのミ ネソタ・マイニング・アンド・マニュファクチュアリング・カンパニーから入手 可能である。廉価なループファスナー材料およびそれを作る方法は、1991年 7月16日にノエル(Noel)らに発行された「ファスナーデバイスのための ループファスナー材料およびそれを作る方法(Loop Fastening Material For Fastening Device and Me thod of Making Same)」と言う表題の米国特許第5,03 2,122号において記載され、その出願は参照により本明細書に組み込まれる 。もう1つの適切なループ材料は、ここで参照により本明細書に組み込まれる1 994年7月5日にデービッド(David)J.K.グーレート(Goula it)に発行された「再固着可能なファスナーデバイスのための不織雌部材およ びそれを作るための方法(Nonwoven Female Componen tfor Refastenable Fastening Device a nd Method of Making the Same)」と言う表題の 米国特許第5,326,612号において記載されている。さらに他の適切な第 2のファスナー部材は、パトリック・ジェイ・アレン(Patrick Jay Allen)らの名義で1994年6月6日に出願された「再固着可能なファ スナーデバイスのための不織雌部材およびそれを作る方法」と言う表題の共に係 属す る米国特許出願シリアル番号第08/254,814号、ウィリー(Willi e)F.キングらの名義で1994年8月9日に出願された「再固着可能なファ スナーデバイスのための不織雌部材」と言う表題の米国特許出願シリアル番号第 08/287,571号、およびカール(Carl)L.バーグマン(Berg man)らの名義で1995年1月18日に出願された「再固着可能なファスナ ーデバイスのための雌部材」と言う表題の米国特許シリアル番号第08/374 ,269号において記載されている。 ファスナー要素は、おむつ20の外側表面52または内側表面50のいずれか に配置され得る。しかしながら、好ましい態様においては、ファスナー要素は、 ファスナーが着用者の皮膚を刺激しないようにおむつ20上に配置される。加え て、ファスナー要素は、おむつ20に固着された別の分離した要素か、または分 割されてもおらず、トップシート24またはバックシート26のようなおむつ2 0の要素と不連続でもない材料の一体的部分(unitary piece)か のいずれかであり得る。ファスナー要素は変化するサイズおよび形態を取り得る けれども、それらは好ましくは、広い範囲の着用者のための最適の適合を考慮し て、おむつ20に結合する材料の1以上の分離したパッチを含む。 トップシート24は、吸収性コア28の身体表面に隣接して位置し、好ましく はそれに結合し、当該技術において周知のもののような付着手段(図示せず)に よりバックシート26に結合する。適切な付着手段は、バックシート26を吸収 性コア28に結合させることに関して記載される。本明細書で用いられるものと して、「結合する」と言う術語は、第1の要素を直接第2の要素に固着すること により第1の要素が直接第2の要素に固定される形状、および第1の要素を中間 部材に固着し、それが今度は第2の要素に固着されることにより第1の要素が間 接的に第2の要素に固定される形状を包含する。本発明の好ましい態様において 、トップシート24およびバックシート26は、おむつの周辺で互いに直接結合 し、付着手段(図示せず)によりそれらを吸収性コア28に直接結合することに より互いに間接的に結合する。 トップシート24は従順で、柔軟な感触で、着用者の皮膚に刺激が無い。さら に、トップシート24は、液体(例えば、経血および/または尿)がその厚さを 容易に貫通することを可能として液体透過性である。適切なトップシート24は 、製織および不織材料、開孔形成された熱可塑性フィルム、開孔されたプラスチ ックフィルムおよび油圧形成された熱可塑性フィルムのようなポリマー性材料、 多孔性発泡体、網状発泡体、網状熱可塑性フィルム、および熱可塑性スクリムの ような広範な材料から製造され得る。適切な製織および不織材料は、天然繊維( 例えば、木材または綿繊維)、合成繊維(例えば、ポリエステル、ポリプロピレ ン、またはポリエチレン繊維のようなポリマー性繊維)または天然および合成繊 維の組合わせから構成され得る。 トップシート24を製造するために用いられ得る多数の製造技術が存在する。 例えば、トップシート24は繊維の不織ウエブであり得る。トップシートが不織 ウエブを含むとき、そのウエブは紡糸結合され、カーディングされ、湿式載置さ れ、溶融ブローされ、水力交絡され、上記の組合わせなどであり得る。好ましい トップシートがカーディングされ、布帛技術の当業者に周知の手段により熱的に 結合される。好ましいトップシートは約2.2のデニールを有するステープル長 のポリプロピレン繊維を含む。ここで用いられるものとして、「ステープル長の 繊維」と言う術語は、少なくとも約15.9mm(0.625インチ)の長さを 有する繊維を称する。好ましくは、トップシートは、平方メートル当り約18か ら約25グラムの坪量を有する。適切なトップシートは、名称P−8の下でマサ チューセッツ州ウォルポールのインターナショナル・ペーパー・カンパニーの部 門のベラテック(Veratec),Inc.により製造される。 バックシート26は吸収性コア28の着衣表面に隣接して位置し、好ましくは 、当該技術において周知のもののような付着手段(図示せず)によりそれに結合 する。例えば、バックシート26は、接着剤の均一連続層、接着剤のパターン化 された層、接着剤の分離した線、螺旋、または点の配列により吸収性コア28に 固定され得る。満足であることが見出された接着剤は、ミネソタ州セントポール のH.B.フラー・カンパニーにより製造され、HL−1258として販売され る。付着手段は好ましくは、1986年3月4日にミネトラ(Minetola )とタッカー(Tucker)に発行された「使い捨て汚物封入着衣」と言う表 題の米国特許第4,573,986号において開示される接着剤のフィラメント の開 放パターンネットワークを含み、参照により本明細書に組み込まれる。フィラメ ントの開放パターンネットワークの典型的な付着手段は、1975年10月7日 にスプラーグ(Sprague),Jr.に発行された米国特許第3,911, 173号、1978年11月22日にザイエッカー(Ziecker)らに発行 された米国特許第4,785,996号、1989年6月27日にウェレニッツ (Werenicz)に発行された米国特許第4,842,666号において示 される装置および方法により例示されるような螺旋パターンに旋回される何本か の線の接着剤フィラメントを含む。それらの特許のそれぞれは、参照により本明 細書に組み込まれる。代わりに、付着手段は、熱結合、圧力結合、熱/圧力結合 、超音波結合、動的機械的結合、またはいずれか他の適切な付着手段または当該 技術において公知であるそれらの付着手段の組合わせを含み得る。 他の可撓性液体不透過性材料もまた用いられ得るけれども、バックシート26 は、液体(例えば尿)に対して不透過性であり、好ましくは、薄いプラスチック フィルムから製造される。ここで用いられるものとして、「可撓性」と言う術語 は、従順であり、ヒトの身体の一般的形態および輪郭に容易に合致するであろう 材料を指称する。バックシート26は、吸収性コア28に吸収され含有される滲 出物がベッドシーツおよび下着のようなおむつ20と接触する製品を濡らすこと を防止する。従って、バックシート26は、製織または不織材料、ポリエチレン またはポリプロピレンの熱可塑性フィルムのようなポリマー性フィルム、または フィルムでコートされた不織材料のような複合材料を含み得る。好ましくは、バ ックシートは、約0.012mm(0.5ミル)から約0.051mm(2.0 ミル)の厚さを有する熱可塑性フィルムである。バックシートは好ましくは、イ ンディアナ州テール・ホート(Terre Haute)のトレデガー(Tre degar)・コーポレーションにより製造される約0.025mm(1.0ミ ル)のポリエチレンブレンドフィルムを含み、P8863として販売される。 吸収性コア28は、尿および他のある種の身体滲出物のような液体を吸収し、 保持することが可能であるいずれかの吸収手段であり得る。吸収性コア28は、 着衣表面、身体表面、サイドエッジおよびウエストエッジを有する。吸収性コア 28は、広範な大きさおよび形態(例えば、長方形、砂時計形、「T」字形、非 対称形など)で、エアフェルトと一般的に称される細砕された木材パルプのよう な使い捨ておむつおよび他の吸収製品において通常用いられる広範な液体吸収材 料から製造され得る。他の適切な吸収材料の例には、しわ形成されたセルロース の詰め物、コフォーム(coform)を含む溶融ブローポリマー、架橋セルロ ース繊維、テッシュラップおよびティッシュラミネートを含むティッシュ、吸収 性発泡体、吸収性スポンジ、超吸収性ポリマー、吸収性ゲル化材料、またはいず れか等価の材料または材料の組合わせが含まれる。吸収性コアの形状および構造 もまた変化し得る(例えば、吸収性コアは、変化する厚さゾーン、親水性勾配、 超吸収性勾配、またはより低い平均密度およびより低い平均坪量獲得ゾーンを有 し得るものであり、1以上の層または構造を含み得る)。しかしながら、吸収性 コア28の全吸収能力は、おむつ20の設計負荷および意図される用途に合致す べきである。さらに、吸収性コア28のサイズおよび吸収能力は、幼児から成人 までの範囲の着用者に適応するように変化し得る。図1は長方形吸収性コアを有 するおむつ20の好ましい態様を示す。 広範な受容および商業的成功を達成した本発明の吸収性コア28として有用な 吸収構造は、1986年9月9日にワイズマンおよびゴールドマン(Goldm an)に発行された「高密度吸収構造」と言う表題の米国特許第4,610,6 78号において記載される。1987年6月16日にワイズマン、ホートン(H oughton)およびジェラート(Gellert)に発行された「2重層の コアを有する吸収製品(Absorbent Articles With D ual−Layered Cores)」と言う表題の米国特許第4,673, 402号、1989年12月19日にアングスタット(Angstadt)に発 行された「ダスチング層を有する吸収性コア」と言う表題の米国特許第4,88 8,231号、1992年9月15日にヤング、ラボン(LaVon)&テーラ ーに発行された「失禁管理のための高効率吸収製品(High Efficie ncy Absorbent Articles For Incontine nce Management)」と言う表題の米国特許第5,147,345 号、1992年4月7日にロー(Roe)、ラーマン(Lahrman)および バーグ(Berg)に発行された「多孔性、吸収性、ポリマー性巨視構造および それを作る方法(Porous,Absorbent,Polymeric M acrostructures and Methods Of Making the Same)」と言う表題の米国特許第5,102,597号、および 1989年5月30日にアレマニー(Alemany)とバーグに発行された「 低密度および低坪量獲得ゾーンを有する高密度吸収部材(High Densi ty Absorbent Members Having Lower De nsity and Lower Basis Weight Acquisi tion Zones)」と言う表題の米国特許第4,834,735号もまた 本発明において有用である吸収構造を記載する。吸収性コア28は、好ましくは 、1993年8月10日にアレマニーとクリアに発行された「弾性腰部形態およ び高められた吸収性を有する吸収製品(Absorbent Artic1e With Elastic Waist Feature and Enhan ced Absorbency)」と言う表題の米国特許第5,234,423 号において記載される2重層吸収構造である。それらの特許のそれぞれは参照に より本明細書に組み込まれる。 本発明の好ましい態様において、獲得層は、トップシート24と吸収性コア2 8との間に位置し、吸収性コア28に結合し得る。獲得層は、吸収性コア上のお よびその中への滲出物の吸い込みを向上させることを含む幾つかの機能を果たし 得る。吸収性コア28にわたる滲出物のより均一な分布を与えることおよび吸収 構造が相対的に薄く作られることを可能とすることを含む滲出物の向上した吸い 込みが重要である幾つかの理由が存在する。ここで称される吸い込み(wick ing)とは、1、2またはすべての方向での液体の輸送を包含し得る(すなわ ち、x−y平面においておよび/またはz−方向において)。獲得層は、ポリエ ステル、ポリプロピレン、またはポリエチレンを含む合成繊維、綿またはセルロ ースを含む天然繊維、その様な繊維の混合物、またはいずれか等価の材料または 材料の組合わせの不織または製織ウエブを含む幾つかの異なる材料で構成され得 る。獲得層およびトップシートを有する本明細書で開示される吸収構造の例は、 オズボーン(Osborn),IIIに発行された米国特許第4,950,26 4号およびクリー(Cree)らの名義で1992年10月7日に出願された米 国特許出願シリアル番号第07/944,764号「溶融層を有する吸収製品( Absorbent Article Having Fused Layer s)」においてより完全に記載されている。それらの参照文献のそれぞれは、参 照により本明細書に組み込まれる。好ましい態様において、獲得層は、ウエブを 互いに結合するための通常の手段のいずれかにより、最も好ましくは、上記クリ ー出願においてより完全に記載されている溶融結合により、トップシート24と 結合し、挿入された吸収材料すなわち吸収性コア28から分離し得る。 おむつ20は好ましくは更に、液体および他の身体滲出物の向上した封入を与 えるための伸長性脚部カフス30を含む。それぞれの伸長性脚部カフス30は、 脚部領域において身体滲出物の漏れを減少させるための幾つかの異なる態様を含 み得る。(脚部カフスは、レッグバンド、レッグフラップ、バリアカフス、また は弾性カフスとも称され得るものであり、またときどきは称される。)1975 年1月14日にビュエルに発行された「使い捨ておむつのための収縮性側面部分」 と言う表題の米国特許第3,860,003号は、レッグフラップおよび弾性レ ッグカフス(ガスケットカフス)を与える1以上の弾性部材を有する収縮性脚部 開口を与える使い捨ておむつを記載する。1990年3月20日にアジズ(Az iz)&ブレーニー(Blaney)に発行された「弾性化されたフラップを有 する使い捨て吸収製品」と言う表題の来国特許第4,909,803号は、脚部 領域での封入を向上させるための「起立」弾性化フラップ(バリアカフス)を有 する使い捨ておむつを記載する。1987年9月22日にローソン(Lawso n)に発行された「2重カフスを有する吸収製品」と言う表題の米国特許第4, 695,278号は、ガスケットカフスとバリアカフスを含む2重カフスを有す る使い捨ておむつを記載する。1987年11月3日にビュエルに発行された「 使い捨て汚物封入着衣」と言う表題の米国特許第4,704,115号は、着衣 の中に遊離の液体を含むように形状を与えられたサイドエッジの漏れを防止する 溝を有する使い捨ておむつまたは失禁着衣を開示する。1991年7月16日に フリーランド(Freeland)&アレン(Allen)に発行された「向上 した脚部カフスを有する使い捨て吸収製品」と言う表題の米国特許第5,032 ,120号は、例えば、低接触力示差材料により達成された比較的大きな伸張で 比 較的小さな最終接触力を有する脚部カフスを有する吸収製品を開示する。199 2年2月11日にシムズ(Sims)に発行された「屈曲したバリアカフスを有 する吸収製品」と言う表題を有する米国特許第5,087,255号は、臀部( hips/buttocks)のまわりにより良い適合を与える、一方の腰部領 域の近位端の外側および他方の内側に位置する遠位端を有する屈曲したバリアカ フスを有する吸収製品を開示する。それらの特許のそれぞれは参照により本明細 書に組み込まれる。 おむつ20は更に、向上した適合感および封入を与える伸長性腰部形態32を 具備する。伸長性腰部形態32は、封入アセンブリ22、好ましくは吸収性コア 28のそれぞれのウエストエッジから少なくとも縦に外側に伸び、一般的に、お むつ20のエンドエッジの少なくとも一部を形成する。本発明の使い捨ておむつ はそれぞれの腰部領域(弾性腰部形態32)に配置される伸長性腰部形態を有す るように構築されるけれども、検討は、それぞれの伸長性腰部形態について異な る形状を有するおむつに対して集中するであろう。最小限でも、おむつは本発明 により構築された少なくとも1つの伸長性腰部形態を有することが好ましく、よ り好ましくは、少なくとも弾性腰部形態32を有する。腰部形態は、封入アセン ブリ22に結合する別要素として、またはおむつの他の要素の延長として(すな わち、一体的に)構築され得る。腰部形態は、ある種の部分またはパネルが、バ ックシート26、トップシート24、または両方のようなおむつの他の要素の延 長を含み、他の部分またはパネルが腰部形態の他の部分またはパネルまたはおむ つの他のパネルに結合する分離要素を含む好ましい態様について記載されるであ ろう。 ここで用いられるものとして、「シクロデキストリン」と言う術語は、特にア ルファ、ベータ、およびガンマシクロデキストリン、および/またはその誘導体 、および/またはそれらの混合物のような6から12のグルコース単位を含む置 換されていないシクロデキストリンのような公知のシクロデキストリンのいずれ かを含む。アルファシクロデキストリンは、ドーナッツ形の輪に配置された6グ ルコース単位からなり、ベータシクロデキストリンは7グルコース単位からなり 、ガンマシクロデキストリンは8グルコース単位からなる。グルコース単位の特 定 の結合およびコンホメーションは、シクロデキストリンに特定体積の中空内部を 有する堅固で円錐形の分子構造を与える。内部キャビティの「ライニング」は水 素原子およびグリコシド架橋する酸素原子により形成され、それゆえ、この表面 は相当に疎水性である。これらのキャビティは、「包接複合体」を形成するのに 適切な大きさを有する有機分子の全部または一部で満たされ得る。アルファ、ベ ータ、およびガンマシクロデキストリンは、とりわけ、インディアナ州、ハモン ド(Hammond)、のアメリカン・メイズ・プロダクツ・カンパニー(Am erican Maize−Products Company)(アマイゾ( Amaizo))から入手され得る。 シクロデキストリン誘導体は、パーマーター(Parmerter)らに19 69年2月4日に発行された米国特許第3,426,011号、すべてがパーマ ーターらの名義ですべてがまた1969年7月1日に発行された第3,453, 257号、第3,453,258号、第3,453,259号、および第3,4 53,260号、グラメラ(Gramera)らに1969年8月5日に発行さ れた第3,459,731号、パーマーターらに1971年1月5日に発行され た第3,553,191号、パーマーターらに1971年2月23日に発行され た第3,565,887号、セイトリ(Szejtli)らに1985年8月1 3日に発行された第4,535,152号、ヒライらに1986年10月7日に 発行された第4,616,008号、ブラント(Brandt)らに1987年 1月20日に発行された第4,638,058号、ツチヤマらに1988年5月 24日に発行された第4,746,734号、およびオギノらに1987年7月 7日に発行された第4,678,598号において開示され、上記特許の全ては 参照により本明細書に組み込まれる。ここでの使用にとって適切なシクロデキス トリン誘導体の例は、アマイゾ、ワッカー(Wacker)・ケミカルズ(US A),Inc.、アルドリッチ・ケミカル・カンパニーから入手可能な異なる置 換度(D.S.)のメチルベータシクロデキストリン、ヒドロキシエチルベータ シクロデキストリン、およびヒドロキシプロピルベータシクロデキストリンであ る。水溶性誘導体もまた極めて望ましい。 本発明の組成物および製品は任意に、複合体となっていない小粒子サイズのシ クロデキストリンに加えて、有効な、すなわち臭気を制御する、量のさまざまな 付加的な補助の臭気制御材料を含む。補助の臭気制御材料を含ませることは、臭 気を制御するためのシクロデキストリンの能力を高め、並びに制御される臭気タ イプの範囲を広げるであろう。その様な材料には、例えば、ゼオライト、活性炭 、珪藻土が含まれ、セチルピリジニウムクロライド、塩化亜鉛、銅塩、銅イオン 、クロルヘキシジン、第4級アンモニウム化合物、キレート剤、パラベン、キチ ン、pH緩衝材料などの様な水溶性抗菌化合物が含まれる。特に好ましいものは 、「中間」シリケート/アルミネート比を有するゼオライト材料である。 ここでの使用のために適切な広範な中間ゼオライトは、PQコーポレーション 由来のバルフォー(VALFOR)CP301−68、バルフォー300−63 、バルフォーCP300−35およびバルフォーCP300−56およびコンテ カ(Conteka)由来のCBV100シリーズ(下記のようにモルデナイト 以外)のゼオライトとして商業的に入手可能である。 ここでのゼオライトが任意に活性炭と組み合わせて用いられ得る場合には、炭 素をバインダーを用いてゼオライトでコートすることが(視覚的に審美的な目的 のために)好ましい。 他の臭気制御剤には、珪藻土、およびセチルピリジニウムクロライド、塩化亜 鉛、銅塩、銅イオン、クロルヘキシジン、第4級アンモニウム化合物、キレート 剤、パラベン、キチン、pH緩衝材料などのような水溶性抗菌化合物が含まれる 。 本発明の封入剤成分および組成、すなわち香料は、当該技術において公知の通 常のものである。何れかの封入剤成分または封入剤の量の選択は、機能的および 審美的考慮に基づく。本発明において有用な好ましい封入剤成分は極めて揮発性 、および穏やかに揮発性の封入剤成分であり、より好ましくは極めて揮発性で低 沸点の成分である。 極めて揮発性で低沸点の封入剤成分は典型的には、250℃以下の沸点を有す る。それらの極めて揮発性の封入剤成分は蒸散性であり(fleeting)、 それらが放出されるとき急速に失われる。より穏やかに揮発性の封入剤成分の多 くもまた急速に失われる。穏やかに揮発性の封入剤成分は、約250℃から約3 00℃の沸点を有するものである。その臭気特性および沸点および分子量のよう なその物理的および化学的特性とともに本明細書で以後記載される封入剤成分の 多くは、参照により本明細書に組み込まれる1969年著者により出版されたス ティーブン・アークタンダー(Steffen Arctander)の「封入 剤および香料化学物質(Encapsulated agents and F lavor Chemicals)(芳香化学物質(Aroma Chemic als))」において与えられている。 極めて揮発性の低沸点封入剤成分の例は、アネトール、ベンズアルデヒド、ベ ンジルアセテート、ベンジルアルコール、ベンジルホルメート、イソボルニルア セテート、カンフェン、シスシトラール(ネラール)、シトロネラール、シトロ ネロール、シトロネリルアセテート、パラシメン、デカナール、ジヒドロリナロ オール、ジヒドロミルセノール、ジメチルフェニルカルビノール、ユーカリプト ール、ゲラニアール、ゲラニオール、ゲラニルアセテート、ゲラニルニトリル、 シス−3−ヘキセニルアセテート、ヒドロキシシトロネラール、d−リモネン、 リナロオール、リナロオールオキサイド、リナリルアセテート、リナリルプロピ オネート、メチルアントラニレート、アルファメチルイオノン、メチルノニルア セトアルデヒド、メチルフェニルカルビニルアセテート、ラエボーメンチルアセ テート、メントン、イソメントン、ミルセン、ミルセニルアセテート、ミルセノ ール、ネロール、ネリルアセテート、ノニルアセテート、フェニルエチルアルコ ール、アルファーピネン、ベーターピネン、ガンマ−テルピネン、アルファーテ ルピネオール、ベーターテルピネオール、テルピニルアセテート、およびベルテ ネックス(パラ−第3級−ブチルシクロヘキシルアセテート)である。一部の天 然油もまた大きなパーセンテージの極めて揮発性の封入剤成分を含む。例えば、 ラバディンは、主要成分として、リナロオール、リナリルアセテート、ゲラニオ ール、およびシトロネロールを含む。レモンオイルおよびオレンジテルペンの両 方は約95%のd−リモネンを含む。 穏やかに揮発性の封入剤成分の例は、アミルシンナミックアルデヒド、イソア ミルサリチレート、ベーターカリオフィレン、セドレン、シンナミックアルコー ル、クマリン、ジメチルベンジルカルビニルアセテート、エチルバニリン、ユー ゲノール、イソユーゲノール、フロールアセテート、ヘリオトロピン、3−シス −ヘキセニルサリチレート、ヘキシルサリチレート、リリアール(パラ−第3級 ブチル−アルファメチルヒドロシンナミックアルデヒド)、ガンマメチルイオノ ン、ネロリドール、パチューリアルコール、フェニルヘキサノール、ベータセリ ネン、トリクロロメチルフェニルカルビニルアセテート、トリエチルシトレート 、バニリン、およびベラトルアルデヒドである。シーダーウッドテルペンは、主 にアルファセドレン、ベータセドレン、および他のC1524セスキテルペンで構 成されている。 本発明の封入剤/シクロデキストリン包接複合体は、当該技術において公知の 方法のいずれかで形成される。典型的には、複合体は、例えば水のような適切な 溶媒に封入剤とシクロデキストリンとを互いにもたらすことによるか、または好 ましくは、適切な、好ましくは最小量の溶媒、好ましくは水の存在下で成分を互 いに混練/スラリー化することによるかのいずれかで形成される。混練/スラリ ー化法は特に望ましい。と言うのは、粒子サイズを減少させる必要がより少ない かまたは全く存在しないようにより小さな粒子となるからである。加えて、必要 とされる溶媒がより少なく、それゆえ、必要とされる溶媒の分離がより少なくて すむ。複合体形成の開示は、アトウッド(Atwood),J.L.、J.E. D.デービーズ(Davies)&D.D.マックニコル(MacNichol )(編集)、包接化合物(Inclusion Compounds)第III 、アカデミック・プレス(1984年)の特に第11章、アトウッド,J.L .およびJ.E.D.デービーズ(編集)シクロデキストリンの第2回国際シン ポジウムの会報(Proceedings of the Second In ternational Symposium of Cyclodextri ns) 東京、日本、(1984年7月)、およびJ.セイトリ(Szejtli )、シクロデキストリン・テクノロジー、クラウワー(Kluwer)・アカデ ミック・パブリッシャーズ(1988年)において見出され得る。刊行物は参照 によりここで本明細書に組み込まれる。 本発明における使用のためのマイクロカプセルは、いくつかの周知の封入プロ セスの多くによりなされ得る。適切なプロセスの例には、化学的封入プロセスお よび機械的封入プロセスが含まれる。ここでマイクロカプセルが製造され得る広 範なプロセスが存在する。それらのさまざまのプロセスは、さまざまのサイズの マイクロカプセルを製造するための異なる技術、カプセルシェルの組成のための 別材料およびシェルの中のさまざまの異なる機能材料を提供する。それらのさま ざまのプロセスの一部は、米国特許第3,516,846号、第3,516,9 41号、第3,996,156号、第4,409,156号、および第5,18 0,637号および英国特許明細書第1,156,725号、第2,041,3 19号および2,048,206号において示され、それぞれは参照により本明 細書に組み込まれる。 機械的封入プロセスの例は、意図されるカプセル壁材料の液体または半固形フ ィルムの中での封入される材料の液滴(すなわち、本発明の場合においては、封 入剤または他の消臭組成物)の衝突、それによる衝突のフィルムからの封入液滴 の分離、およびマイクロカプセル壁材料の固形化である。 化学的封入プロセスは一般的に、連続相カプセル製造担体中の第1活性材料と 液滴に封入される第2活性材料との組み合わせを含む。次いで液滴は、製造担体 および活性材料がもたらされる間の反応で分散される。相分離ポリマー性材料が 封入される分散された液滴を濡らし、包む担体由来のポリマー性カプセル壁材料 の液体−液体相分離が実施される。 広範な異なる材料が、カプセルシェルを作ることにおいてもまた用いられ得る 。シェル形成のための一般的な材料は、尿素とホルムアルデヒドまたはメラミン とホルムアルデヒドとの間の重合反応生成物または、ジメチロールウレアまたは メチロール化尿素とアルデヒドとのモノマー性または低分子量ポリマーの重縮合 生成物である。例えば、さまざまのカプセル形成材料が米国特許第3,516, 846号および第4,087,376号および英国特許明細書第2,006,7 09号および第2,062,570号において開示され、それぞれは参照により 本明細書に組み込まれる。 マイクロカプセルサイズは、本発明の実施によりここでのマイクロカプセルの 有用性において役割を果たすこともまた見出された。一般的に、マイクロカプセ ルは、カプセルのペイロードが全カプセル重量の80ないし90重量%であると き、5ないし100ミクロン、好ましくは12ないし30ミクロンの平均直径を 有するべきである。ここでのマイクロカプセルは14ないし42ミクロンの平均 直径を有することが極めて好ましく、マイクロカプセルは15ないし25ミクロ ンの直径を有することが最も好ましい。それらの寸法は、本発明の実施において マイクロカプセルの破裂のパーセンテージを制御する能力について重要な役割を 果たす。より少ないペイロード(例えば、70〜80%)については、マイクロ カプセルは、必要な破裂強度を与えるためにより大きくなるべきである。ほとん どの条件の下での平均カプセルサイズの最も広い範囲は約5から100ミクロン であろう。8ミクロンのマイクロカプセルが用いられるとき、90〜95重量% のペイロードが好ましい。一般的に好ましいものは、8ないし30ミクロンのサ イズを有するマイクロカプセルである。 ここでのマイクロカプセルは、呼吸性部材80の全バインダー組成物の20な いし99体積パーセントを形成し得るが、しかし、最も好ましくはこの全組成物 体積の30ないし75パーセントを形成する。絶対剥離力は、ベースコートの重 量に依存する傾向があり、(単位面積当りマイクロカプセル70の50重量%ま で)マイクロカプセルの量に比較的依存しない。 最も好ましい態様において、バインダーの性質および組成は、バインダーがバ ックシート外側表面52または裏打ち部材88にマイクロカプセル70を結合さ せ得る限り本発明の実施にとって重要ではない。接着剤の量は、マイクロカプセ ルが破裂/押しつぶしにより断裂するまでマイクロカプセルを適所に保持するの に十分でなければならない。限定はされないが、ポリウレタン、ポリアクリレー ト、ポリビニル樹脂(例えば、ポリビニルアルコール、ポリ塩化ビニル)、ポリ アミド、ポリエステル、ポリオレフィン、でんぷん、アラビアガム、ゼラチンな どを含むいずれのクラスの接着剤も本発明の実施において容易に用いられ得る。 好ましくは、バックシート外側表面または裏打ち部材と呼吸性部材にその中に 含まれるマイクロカプセル70を固定するために用いられるバインダー68は、 米国特許第3,691,140号において開示される不溶融性、溶媒分散性、溶 媒不溶性で、本質的に粘着性のエラストマー性コポリマーミクロスフェアを含む アクリレートまたはメタクリレート系接着剤システムである。代わりに、この接 着剤組成物は、米国特許第5,045,569号において開示される中空の、ポ リマーの、アクリレートの、不溶融性の、本質的に粘着性の、溶媒不溶性、溶媒 分散性、エラストマー性感圧接着剤ミクロスフェアを含み得る。接着剤とマイク ロカプセルを混合する前にマイクロカプセル70を洗浄することは、低分子量、 未反応材料を除去することによりその特性においてより大きなコンシステンシー を与える傾向がしばしばある。 もう1つの側面において、本発明は、その中に部分的に埋め込まれた破裂性の マイクロカプセルを有する熱可塑性で好ましくは可撓性の基材を具備する新規な 製品を含む。この態様においては、バインダー樹脂が要求される。この製品は、 マイクロカプセルの良好な保持および保護が要求されるが、しかしマイクロカプ セルへのアクセスが保たれなければならない状況において用いられ得る。基材に (マイクロカプセルを有する)バインダーを与えるための方法は、いずれか他の パラメーターよりも利用可能な方法および経済性に依存して変化し得る。適切な 付与方法には、エアナイフ、グラビアコーティング、およびシルクスクリーン印 刷、グラビア印刷、およびフレキソグラフィック技術を含む印刷方法が含まれる 。(マイクロカプセルを有する)バインダーは、バックシート外側表面または裏 打ち部材上の連続的または不連続的パターンのいずれかで与えられ得る。 本発明の教示にしたがっての使用にとって適切なカプセル壁材料には、いずれ か適切なポリマー性フィルム形成材料が含まれる。例えば、マイクロカプセルは 、ゼラチン、アラビアガム、でんぷん、カラギーナン、およびゼインのような天 然親水性ポリマー性材料、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、シ ェラック樹脂およびニトロセルロースのような何らかの方法で修飾された天然ポ リマー性材料、およびポリビニルアルコール、ポリエチレン、ポリスチレン、ポ リアクリルアミド、ポリエーテル、ポリエステル、ポリブタジエン、シリコーン 、エポキシおよびポリウレタンのような他のポリマー性材料から作られ得る。 特定の封入剤または封入された消臭剤は本発明のいかなる部分も形成せず、分 類または記載を不可能にするほど巨大な程度に変化し得る。代わりに、M.S. バルサム(Balsam)およびエドワード・サガリン(Edward Sag arin)により編集され、1972年ニューヨークのジョン・ウィリー&サン ズ,Inc.により出版された「香粧料学、科学と技術(Cosmetics, Science and Technology)」第2版に参照がなされる。 特に、可能な封入剤の製剤化の種類の例としてM.S.バルサムにより執筆され た第32章「芳香(Fragrance)」に参照がなされる。 ここでのマイクロカプセルにおいて含まれる材料は、溶液、分散液、およびゲ ル化材料を含むさまざまの液体のいずれかであり得る。好ましいタイプの成分は 、マイクロカプセルの破裂の際に容易に気化する芳香放出材料である有機固体で ある。最も好ましいタイプの成分は、(エッセンスおよび最も好ましくは極めて 揮発性の香料に対する媒体のような)芳香材料または(例えば、静菌剤または消 臭剤のような)化学的に活性の蒸気または液体を提供する材料であろう。芳香が 何であっても、それは、バインダー68、呼吸性部材82、裏打ち部材88、バ ックシート26およびここでのすべての他のおむつの部材を含む接触感受性芳香 部材と両立するように選ばれるべきである。 本発明の特定の態様が例示され、記載されてきたけれども、当業者にとっては 、さまざまの他の変化および修正が本発明の精神および範囲から逸脱することな しになされ得ることは明らかである。それゆえ、添付の請求の範囲において、本 発明の範囲に存在するすべてのその様な変化および修正を覆うことが意図される 。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR, NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,KE,L S,MW,SD,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL ,AM,AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR, BY,CA,CH,CN,CU,CZ,DE,DK,E E,ES,FI,GB,GE,GH,GM,GW,HU ,ID,IL,IS,JP,KE,KG,KP,KR, KZ,LC,LK,LR,LS,LT,LU,LV,M D,MG,MK,MN,MW,MX,NO,NZ,PL ,PT,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK, SL,TJ,TM,TR,TT,UA,UG,UZ,V N,YU,ZW

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.上方表面および底部表面、前方部分、前記前方部分と反対側に位置する後 方部分、前記前方部分と前記後方部分との間に位置するクロッチ部分、縦軸、横 軸、1対のエンドエッジおよび1対の縦エッジを有するシャーシを具備し、前記 シャーシはトップシート、前記トップシートに結合するバックシートを含み、前 記バックシートは内側表面および外側表面を有し、吸収性コアは前記トップシー トと前記バックシートとの間に位置する使い捨ておむつであって、 少なくとも1つの接触感受性芳香部材が前記バックシート外側表面上に位置し、 前記芳香部材が周辺および使用者に接触する表面を有する呼吸性部材を含み、前 記呼吸性部材は前記バックシート外側表面に固定的に付着し、かつ前記呼吸性部 材と前記バックシート外側表面との間に位置する芳香放出剤を有し、前記芳香放 出剤は好ましくはマイクロカプセルであることを特徴とする使い捨ておむつ。 2.前記使い捨ておむつが複数の前記接触感受性芳香部材を具備する請求項1 記載のおむつ。 3.少なくとも1つの前記接触感受性芳香部材が前記シャーシの前記前方部分 に位置し、少なくとも1つの前記接触感受性芳香部材が前記シャーシの前記後方 部分に位置し、またはそれら両方である請求項1記載のおむつ。 4.少なくとも1つの前記接触感受性芳香部材が前記クロッチ部分の中に位置 するか、前記エンドエッジの1つに隣接して位置するか、前記縦エッジの1つに 隣接して位置するか、またはそれらの組合わせであるかのいずれかである請求項 1記載のおむつ。 5.さらに1対の脚部カフスを含み、それぞれの前記脚部カフスが前記縦エッ ジの1つに隣接して位置し、少なくとも1つの前記接触感受性芳香部材はそれぞ れの前記カフスに隣接して位置し、それぞれの前記接触感受性芳香部材は好まし くは、前記脚部カフスが収縮し、伸張するとき、前記芳香部材は収縮し、伸張す るようになり、それにより前記芳香部材の中の前記芳香放出剤を活性化させるよ うにそれぞれの前記脚部カフスに対して動的な関係で配置される請求項1記載の おむつ。 6.少なくとも1つの前記接触感受性芳香部材は前記バックシート外側表面に 隣接して保持され、それに固定される裏打ち部材を具備し、前記裏打ち部材はそ の間に放出剤を有する前記固定された呼吸性部材に付着し、前記呼吸性部材の前 記周辺は好ましくは前記裏打ち部材に結合する請求項1記載のおむつ。 7.前記裏打ち部材が前記バックシート外側表面の少なくとも一部を含む請求 項6記載のおむつ。 8.前記呼吸性部材が、好ましくは、実質的に芳香のみが前記呼吸性部材を通 過することを可能とする不織ウエブを含む請求項1記載のおむつ。 9.前記芳香放出剤が、複合体となっていないシクロデキストリン、香料、ゼ オライト、活性炭およびそれらの混合物からなる群より選択される香料を含む請 求項1記載のおむつ。 10.多数の前記放出剤は使用者による前記接触感受性芳香部材の圧力接触に おいて時間経過とともに香料を拡散的に放出するか、使用者による前記接触感受 性芳香部材の圧力接触において芳香激発で香料を放出するか、またはそれら両方 であり、前記芳香放出剤はバインダーにより位置および配向が実質的に固定され 、前記バインダーは好ましくは接着剤を含む請求項1記載のおむつ。
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