JP2000511481A - プラスチック部品組立品の高速製造方法 - Google Patents

プラスチック部品組立品の高速製造方法

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Abstract

(57)【要約】 互いに対して可動で、その接触表面が相補形状にぴったり合う少なくとも一つの構成を備えた、プラスチック製の2つの部品から成る組立品の製造。これには下記の過程が含まれる:a)その型が全体的に凸型の形状の表面を形成する第一の外側工具類(50,51)とこの表面の内容積内に入る少なくとも一つのコア(40)を含む内側工具類(40,41)の接近によって第一の部品(3’)を成形する過程;b)第一の外側工具類(50,51)を分離し、内側工具類(40,41)を維持する過程;c)その型が第一の部品(3’)の全体的に凸型の表面とともに前記凸型の表面から見て薄い空間を限定する第二の外側工具類(55)を設置する過程;d)第一の部品(3’)のプラスチック材料の溶融温度を超える温度にしたプラスチック材料で第二の部品(5’)を成型する過程;e)工具類を分離し、2つの部品(3’,5’)の全体を取り出す過程。

Description

【発明の詳細な説明】 プラスチック部品組立品の高速製造方法 発明の分野 本発明は互いに対して可動であり、それらの接触表面が密着して遊びのない相 補形状にぴったり合う構成に少なくとも置かれたプラスチック製の少なくとも2 つの部品で構成される組立品を高速で製造する経済的な方法に関するものである 。 現状技術 かかる組立品は数多くの物品の中に見いだされ、栓を備えた軟質チューブある いはもっと一般的にはその閉塞キャップを備えた容器の頭部のような、例えばネ ジまたはラチェット機構で一時的に一体化された2つの部品を具備する物品、ま たは、連接玉継手、蝶番、穿孔された回転蓋または覆いのような、互いに対して 回転する要素、あるいはさらに、化粧品箱用引き出しやファスナーなどを有する 物品のような摺動要素、に見いだされる。 これらの組立品の部品は別個に製作され、ついで組み立てられる。別個の製造 と組立作業は時間と費用がかかるが、それは特殊な機械を必要とするからである 。ずいぶん前から、組立の必要なしに同一製造サイクル内で部品成形を試みて、 かかる組立品の原価と生産速度を改善する試みがなされてきた。しかし、それら の使用の構成の一つにただちにおいた場合でも、互いに対して容易に移動できる 必要がある。 特許出願FR2 451 867は、したがって、首状部の周囲に直接成型され た、キャップを備えた軟質チューブ製造を可能にする方法を提案している。首状 部のキャッ プのネジを容易に外すことができるように、首状部はキャップの樹脂の融点より も高い融点を有する材料からなっており、全体が金属であるか、または可塑性金 属の多層から成り、合成樹脂がチューブと首状部の内壁を形成している。これよ って、首状部は溶けた樹脂と直接接触したときに溶けない。昨今の、可塑性金属 リサイクル問題に加えて、金属製または可塑性金属製のチューブの使用は大量生 産に多くの困難を引き起こしているが、なぜならそれらの高い変形性が所望の工 業的生産速度、すなわち毎分数百個と両立し難い取り扱い上の注意を必要とする からである。 出願FR2 320 870においては、キャップの現物型成型の温度と圧力の 状態において軟化したり溶融してはならない材料製の軟質チューブの首状部に直 接キャップを成型する試みがなされた。先に述べた金属または可塑性金属の解決 法のほかに、発明者は尿素−ホルムアルデヒド型の熱硬化性樹脂を基にした解決 法も開発している。しかしこの解決法では別個に製作したインサートの使用が必 要になり、これは所期の目的から離れる。他方、チューブの残りの部分に対する かかるインサートの固定は、かかる樹脂がチューブのスカート部に通常用いられ る材料と不適合であるために溶接によることが不可能であり、またこの場合、イ ンサートをスカート部に単に機械的に固定するだけでは気密性と匂いに対する障 壁の問題を引き起こすだけである。 解決しようとする問題 上述の文書と同じ分野に関する解決法を開発しようとして、出願人は首状部に 現物型成型されたキャップの問題よりももっと広範な問題に回答するだけでなく 、またこれらの部品の別個の製造と自動組立をなくすことが大きな経済的利益に なる、相補接触表面を有し、互いに対して可動である部品の組立を含む物品の高 速製造のいっさいの方法にも係わっていたことに気づいた。 本発明の説明 本発明による方法は、互いに対して可動で、それらの接触表面が相補形状にぴ ったり合う配置に少なくとも置かれた、プラスチック製の少なくとも2つの部品 を含む組立品から成る物品または物品の一部を製造する方法において、 a)その型が第二の部品と接触させるための表面の全体的に凸型の形状を少な くとも形成する第一の外側工具類と、全体的に凸型の前記表面の内容積内に入る 少なくとも一つのコアを含む内側工具類の接近によってプラスチック製の第一の 部品を成形する過程と、 b)前記第一の外側工具類を分離し、第一の部品を内側工具類の上に維持する 過程と、 c)その型が第一の部品の全体的に凸型の表面とともに全体的に凸型の前記表 面から見て薄い空間を限定する第二の外側工具類を設置する過程と、 d)少なくとも前記薄い空間を占有し、第一の部品のプラスチック材料と混和 できないプラスチック材料製の第二の部品を形成するために前記第二の外側工具 類と形成されたばかりの第一の部品を接近させる過程と、 e)工具類を分離し、この様にして形成された2つの部品の全体を取り出す過 程、 とから成ることを特徴とする方法。 過程a)は射出成型、圧縮成型または熱成形などの、従来の成形方法に対応す る。第一の部品は第二の部品と接触する、凸型の形状の表面を有する。この方法 には、それがこの全体的に凸型の表面の少なくとも一部を形成するので、いわゆ る外側工具類の使用が必要となり、またそれが凸型表面の内容積内に入る少なく とも一つのコアを有するので、いわゆる内側工具類の使用が必要になる。表面は 全体的に凸型と言われるが、なぜならそれが小さな寸法の突出した細部あるいは または穴を備えることが可能だからであり、これらの穴は内側工具類のコアによ って占められる。したがって、首状部−栓の組立の場合、首状部は第一の部品の 一部をなし、首状部の外側の円筒状壁は、ネジ山を備えているか否かを問わず、 首状部の分配孔の場所に穴が開けられた、全体的に凸型の表面を構成する。この 穴は、首状部の内面を形成する、コアの付属物の形の部分によって この方法の過程d)まで塞がれている。 コアはどの点でも表面に近いので、この様にして形成された第一の部品は前記 接触表面から見てかなり薄い。第一の部品の形状に応じて、外側工具類は単一成 型とすることもできるし、反対に成形の前に連結される、滑り弁になった複数個 の部分を含むこともできる。 過程b)は非常に短時間の間に過程a)に続き、過程c)に先行する:過程c )が始まったときに第一の部品のプラスチック材料はまだ完全には安定せず、過 程c)では過程a)の外側工具類に代わって第二の外側工具類と呼ばれる別の外 側工具類が用いられ、後者はひとたび第一の部品と直接接触して配置されるとこ の部品と共同で、外側工具類の型と第一の部品の全体的に凸型の表面によって、 第二の部品のプラスチック材料によって占められるための、薄い空間を限定する 。 第一の部品の全体的に凸型の表面に穴を開けたとき、コアはその場に維持され るので、過程a)で穴を実現するのに用いられた付属物の形のその部分は、充填 空間を徹底的に形成するのに用いられる。したがって、首状部−栓の全体の形成 の場合、首状部の内面を実現することを可能にするコアは、その場に維持されて 、段階d)において、孔の正面に位置する栓の帽子の内面の部分を実現するのに 役立つ。 第二の部品は過程d)において、第二の外側工具類と、内側工具類の上に維持 され、必要ならばコアの部分の助けを得て、鋳型の役割を果たす第一の部品の接 近によって形成された空間を少なくとも占めることによって形成される。全体的 に凹型の表面は第一の部品の全体的に凸型の表面に正反対に形成される。工具類 と第一の部品の接近によって残された空間は、第二の部品に、この全体的に凹型 の表面の近傍に多少厚みのある殻体の外観を付与する。この方法の終わりに、こ の第二の部品は前記の全体的に凸型の表面とそれに対して鋳型の役割をいわば果 たした前記の全体的に凹型の表面の分離によっ て第一の部品から剥離される。この分離を第二の部品の「離型の最終段階」また は「最終離型」と呼んでいる。 ひとたび剥離されると、前記の第二の部品はこの様にして形成される全体的に 凹型の前記表面が、その鋳型の役割を果たした第一の部品の全体的に凸型の前記 表面と相補的に密着して遊びなしに設置される位置に維持される可能性を残しつ つ、第一の部品に対して移動自在なままで、それと一緒に再度組み立てられるこ とになる。 表面は全体的に凹型であるが、それは全体的に凸型の表面と相補的なので、そ の表面が小さな寸法の細部を有することができるからであり、またはコアあるい は第二の外側工具類が第二の部品の中に穴を形成することを可能にする延長部分 を備えているからである。 第二の部品の成形のために使用されたプラスチック材料は、それら2つの材料 が混和できないと言う意味で、第一の部品の材料とは異なっている。上述の文書 とは異なり、第一の部品の材料は第二の部品の材料より高い融点を持つ必要がな い。以下に詳細に説明する実施例において、出願人はキャップがポリプロピレン で、首状部がポリエチレンである、すなわち首状部の溶融温度より80℃近く高 い温度にしたポリプロピレンによってキャップが首状部上に現物型成型される驚 くべき解決法を開発した。その意外な、また注目すべき結果はおそらく現物型成 型の間内側工具類が維持されることおよび、第一の部品の全体的に凸型の表面の どの点でも、コアが第一の部品に接近していることによるものである。 本発明のこの推奨実施態様において、さらに第二の部品の現物型成型の間に第 一の部品の幾何的部分を変形させることが可能である。したがって、第二の外側 工具類の形によって、相補的な工具類の形によって、またあるいは第一の部品の 形状自体によって、一部を第一の部品から突出して流れるように第二のプラスチ ック材料の流れを制御する ことができる。したがって、第一の部品の肩部はその壁の一つを、軽いラチェッ ト機構に有利な幾何的形状、すなわちこのように第一の部品による第二の部品の 閉じ込めを可能にするような形状において、アンダーカットとすることができる 。 本発明による方法は下記の過程f)によって有利に補足することができる。 f)一方の部品または一方の部品の一部をもう一方に対して移動することから 成る第二の部品の離型最終段階の前に2つのプラスチック材料を冷却し完全に安 定させる過程。 したがって、この様にして形成された全体を冷却させ、2つのプラスチック材 料が完全に冷却するのを待って一方の部品を他方に対して移動する。この移動が 第二の部品のいわば最終段階を構成する。第一の部品の寸法安定性は第二の部品 の現物型成型による焼き鈍しによって加速されるが、第二のプラスチック材料の 完全な安定には数日を要することがある。それでもこの期間の間一体に維持され た、この2つの部品の全体によって補足的製造作業を実施することはできる。例 えば、中に入れることになる物質によって充填されるまでの軟質チューブの場合 、この方法によってそのキャップを備えたチューブの頭部は軟質スカート部に溶 接され、ついでプラスチック材料の完全な安定を待つ必要なしに前記物質を受納 するために全体が裏返される。最終使用者自身がチューブを最初に開けるために ネジを外してキャップの離型の最終段階を実施する。 出願人はこの安定化が、おそらく第二のプラスチック材料の完全な鋳縮みによ って、部品の間の密着品質を高めたことを確認した。2つの接触面の間にほとん ど遊びがないので、この連結は完全に気密になる。表面の間のかかる緊密さは本 発明以前の大量製造条件では得られなかった。 この様に、この方法によれば、別個に製造されたキャップを備えつける場合よ りもはるかに浅いネジ締め手段によって完全に気密な首状部−キャップ組立品を 得ることができるので、それらを2分の1の厚みにすることが可能になる。 本発明によれば推奨材料の組合せは相互に混和できない熱可塑性プラスチック である。好適には、ポリプロピレン−ポリエチレン、ポリエステル−ポリエチレ ン、エチレンビニルアルコール−ポリエチレン、ポリアミド−ポリプロピレンの 組が選択される。 第二の部品の最後の離型段階は他方に対する一方の部品または一方の部品の一 部の相対的移動から成る:共通接触面の近傍に位置する部品のそれぞれの部分を 移動するだけでよい。この移動は好適には完全な熱的および寸法的安定の後に実 施され、理想的には最終使用者によって通常実施される作業の中に含まれる。そ れにしても、ここで、さらに作用力を提供する必要がないようでなければならな い。 なぜなら、安定化によって相補表面の間の接触が緊密になり遊びがなくなると 、この安定化が取り外しトルクの増大を引き起こすことになるからだ。この困難 を解消するために、組合せ可能な2つの解決法が採用されて成功した:構成材料 、あるいは表面の幾何、とくに表面が備えている細部を工夫するのである。多く の場合相補接触表面は、ネジ山などの、2つの部品の一時的一体化手段を備え、 その形を工夫する余地がある:うまく設計すれば、これらのネジ山は2つの表面 の切り離しによって第二の部品の最終離型に効果的に役立つことができる。それ は時間のかからない、多様な、円錐形の、浅いねじ山である。それらは長さを短 くし、共通接触表面の全体に延長しないことができる。それらの幾何は以下の実 施例に詳細が示される。それらの大半は従来の幾何とは異なっているが、はるか に向上した気密機能を果たすのですぐに受け入れられるだろう。 これらの表面がネジ山を備えることができないとき、あるいはまたこれらのネ ジ山が厳密な規格に一致しなければならないときは、ステアリン酸亜鉛などの滑 剤を混合することによってプラスチック材料の一方および/または他方に手を加 えることができる。 首状部−キャップの組立品に関しては、この選択が可能とは限らないのである が、ス テアリン酸などの滑剤の使用は医薬品、医薬部外品および化粧品の分野にはあま り推奨できないからである。この場合には、首状部とキャップの接触表面に、円 筒状であるが、楕円の直交断面の形状を与えることによってネジ山のない首状部 −キャップシステムを設計することができ、長軸に対する短軸の比は限度値を越 える比に留まらなければならない。なぜならこの値未満では表面の不可逆的塑性 変形が避けられないからである。ポリエチレン製首状部の上に成型されたポリプ ロピレン製の栓の場合、これらの栓の平均直径は15から45ミリメートルの間 に含まれ、スカート部の厚みは0.5から2ミリメートルの間に含まれ、長軸に 対する短軸の比は0.9を越えていなければならない。 この同じ原則は首状部−キャップの対の幾何以外の、他の幾何にも一般化でき る:一方の部品に対する他方の部品の相対的移動によって回転軸が可能になり、 この軸が共通接触表面の対称軸と一致するときは、この回転が組立の特定の恒久 的機能を果たさない場合に(蝶番または回り継手の場合)この軸が軸対称軸とな ることを防止するために、工夫することが可能である:したがって回転は、第二 の部品がその共通接触表面の区域で薄いので、不可避的にこれらの部品の全体的 弾性変形を引き起こす:またこの全体の変形が2つの表面の切り離しに貢献する 。 実現の可能性は多数あり、2つの部品の材料および/またはその共通接触表面 の幾何の選択によってたいていの場合第二の部品を第一のものから離型すること ができる。この方法によって、これまで高速で製造された部品には見られなかっ た、注目すべき気密性を得ることができる。しかし、特定の形状においては、部 品を互いに接触したまま維持することも必要である。この維持は一時的なもので あっても(例えば、孔の閉塞を確保しなければならないキャップの場合)恒久的 なものであっても(例えば、第二の部品の一部を第一の部品の中に定着させる場 合)よい。 キャップ閉塞の確実性を増すために、接触表面に相補的な溝とリブとから成る ラチェット機構装置を加えることができるが、このような補充装置は第二の部品 の最終離 型を助けはしない。例えば、第一の部品の上のあり継ぎから成る、第一の部品の 上の第二の部品の一部の定着を確保するために、第一の部品の成形の際に、複雑 な、さらには不可能な運動をするアンダーカットの工具類を使用することが必要 になるだろう。本発明による方法ははるかに簡単な形でこれらの問題の解決を可 能にする。 なぜなら、先に見たごとく、第二の部品の成形過程でプラスチック材料の流れ の制御に働きかける可能性が完全に残されているからである。この手段によって 第二の部品の現物型成型の際に第一の部品の幾何的部分を変形させることが可能 になる。熱と、第二のプラスチック材料の流れと、この流れを確保するためにか けられる作用力の影響を受けて、わずかな高さであっても、軽いはめ込みを助長 し、第一の部品の上の第二の部品のラチェット機構や定着を確保するのに十分な 凹凸を作り出す幾何的形状において第一の部品の肩部はその壁の一方をアンダー カットとすることができる。以下にラチェット機構の例と、定着の別の例を挙げ る。 本発明のその他の特徴と利点は、全く非制限的な例として、本発明の特定の装 置の説明を読むことで明らかになるだろう。 図1はネジ締め手段を備えていない、現物型成型した栓を備えたチューブの頭 部の軸方向断面を表している。 図2aはネジ山が首状部の基部だけを占めている、ネジ締め可能な現物型成型 した栓を備えたチューブの頭部の軸方向断面を表している。 図2bはネジ山が栓と頭部の間の共通接触表面のわずかな部分も占めている、 ネジ締め可能な現物型成型した栓を備えたカニューレ形のチューブの頭部の軸方 向断面を表している。 図3aは現物型成型した蝶番式の帽子を備えたチューブの頭部の軸方向断面を 表している。 図3bは図3aの現物型成型した蝶番式の帽子を備えたチューブの頭部の上面 図を表 している。 図3cは図3aのチューブの頭部の上の蝶番の基部の定着部分の軸方向断面の 拡大図である。 図4aは図2aの頭部の実現に使われた本発明による製造法の過程a)を図示 する軸方向断面図である。 図4bは図2aの頭部の実現に使われた本発明による製造法の過程d)を図示 する軸方向断面図である。 図5aは首状部の上部と栓が軸方向断面で示された、現物型成型した栓を備え た別のチューブの頭部を表している。栓は不可侵を保証する帯を備え、現物型成 型されている。 図5bは図2aに示したような現物型成型した栓のスカート部の上に直接配置 した不可侵を保証する別の手段の、軸方向断面拡大図である。 図6aは二重スカート部品が頭部の上に現物型成型され、ついで上部の空洞の 閉塞円盤に組み合わされた、二重本体栓を備えたチューブの頭部の、軸方向断面 を示している。 図6bは取り外し防止安全ラチェット機構パッキン部の図6aの頭部の首状部 の基部の細部の、軸方向断面図である。 図7aはフランス特許出願第96−05342号に記載の方法に従って上部ス カート部を押し込み、固定した後に、図7bの二重スカート栓になる、現物型成 型された栓のブランクを備えたチューブの頭部の、軸方向断面図である。 実施例 実施例はその栓を備えた軟質チューブの実現に関する数多くの変型を説明する ものである。それらはもっと一般的に、首状部によって囲繞され、キャップによ って閉じられた分配孔を備えた、任意の形状と材料の容器に適合するプラスチッ ク材料製のいっさいの頭部の実現に関することがある。本文全体を通じてむしろ 軟質チューブに適用される「栓」という用語と、むしろ容器に適用される「キャ ップ」という用語はむしろ同義語である。 通常、キャップと頭部は別個に製造される。遅かれ早かれ、容器の中に含まれ る製品を保護し、それが出ないようにするためだけにしろ、キャップと頭部を一 体化する必要がある。この一体化は、容器製造または製品充填の工業的条件で初 めて実施される。その結果得られる閉塞は最初に使用されるまで気密に維持され なければならない。つぎに同じ一体化手段が製品の使用を通じて何度も使用され なければならない。 大量高速生産される軟質チューブ、例えば、練り歯磨きを封入して、分配する ためのものの場合、栓は生産ラインの端で複雑な自動機械を介して頭部に固定さ れる。これらの機械は、毎分数百個のペースで1個の栓をそれぞれの頭部の前に 置き、この栓は向かい合った頭部に完全に適合したネジ山を備えなければならず 、ついで機械は頭部を栓に対して相対的に回転させ、並進させる。この栓の自動 ネジ締め作業は複雑な自動機械の投資を必要とし、不良率を押さえるために、部 品の特別な準備と、その寸法制御とその選別を必要とする。 したがって、栓と頭部の最初の一体化のコストを抑えるために、分配孔を囲繞 する首状部の上に栓を直接成型する試みを行った。首状部の外面と栓の内面の全 体的幾何は円筒状であるか、あるいは好適には、やや円錐台形である。チューブ に課される使用、閉鎖と気密性の保証の条件に応じて、首状部は一時的連結手段 を備えたり、あるいは備えなかったりする。このようにして数多くの変型が本発 明を中心に工夫され、これらは8つの実施例に示され、方法の各段階の詳細は実 施例3に示されている。後述の全ての実施例において、栓またはキャップはネジ 締めによって首状部と一体化され、図5に実施例に示したごとく操作する、すな わち後者の基部の上に不可侵保証帯を実現するように首状部の上に栓を直接現物 型成型するための鋳型を適合させるのは容易である。 実施例1:ネジ締め手段を備えていない、首状部の上に直接現物型成型した栓 を備えたチューブ 図1に示したこの最初の実施例において、チューブ1は肩部2と頂点に分配孔 4が貫通している首状部3から成る頭部10を備えている。首状部3に凹凸はな く栓5は首状部3の外面11の上に直接射出によって現物型成型されている。こ の方法によって得られた表面の密着が首状部3上の栓5の完全に気密な維持を保 証する。 この実施例において、首状部と栓は円錐台形で頂部の半角は2度と3度の間に 含まれるが、栓の最終離型を容易にするために、短軸−長軸比を0.9を越える 比に保って、楕円形直交断面の円筒形にすることも可能である。 首状部の3の外面11と栓5の内面の単なる接触によって全体の保持が確保さ れ、したがって、十分な条件における孔の閉鎖が確保されるが、閉鎖を一層確実 にしようとすれば、首状部3の基部に肩部6を付加すればよい。現物型成型の過 程で、射出点が次の実施例と図4bに記載の点と一致したとき、この肩部6の上 の角度が、その垂直の壁7がややアンダーカットになるように流れ出る。補足的 に、栓の内面はその先端8において、内側起伏の役割を果たし、肩部7の前記ア ンダーカットの壁と組み合わされて、押し込みの最後に閉塞のほとんど気づかれ ないラチェット機構を可能にし、何度も使用した後でも、栓の不都合な開栓に対 する障害となる。 きわめて単純で、美的なかかるチューブは、開栓−閉栓回数があらかじめ限ら れているような、サンプルの経済的包装に完全に適合している。 実施例2:ステアリン酸亜鉛を添加したプラスチック材料で現物型成型した栓 を備えたチューブの頭部 この第二の実施例において、首状部は断面が台形で、2巻を越える、通常3か ら4巻の螺旋形の単一ネジ山から成る、従来使用されているネジ山に類似の、規 定のネジ山を 有する。 この場合のキャップはステアリン酸亜鉛などの滑剤の充填量が高いプラスチッ ク材料で現物型成型される。離型の際の取り出しトルクは大きいが、使用者の手 に取ることを容易にする栓については許容できる:それらの外壁は線条などの滑 らない把持手段を備え、直径が大きいので、取り外し力を倍増する効果がある。 規定のこのネジ山の台形の断面が変更可能であれば、半円の断面が好適であろう 。 この様な解決法は美的な面から制限を受けるのであるが、なぜならこの栓には 外壁9を完全に平滑にすることができる実施例1の栓とは正反対にあるからであ る。さらに用途分野でも制限を受けるのであるが、なぜなら医薬品、医薬部外品 、または化粧品分野では滑剤は必ずしも推奨できないからである。 反対に、消費者がなれている製品の全体的な古い形を再び取ることができると いう利点もある。 実施例3:短く浅い締め付けネジ山を備えた現物型成型した栓を備えたチュー ブの頭部 第三の実施例は図4aと4bを参照して、図2aに図示したチューブの頭部に 応用した本発明による方法を説明することができる。 図4aはその型が首状部3’の外壁を決定する第一の外側工具類50の接近に よるポリエチレン製チューブの頭部10’の射出成型による成形を示している。 上型51は首状部の上壁を決定し、下外側工具類52が肩部2の外面を決定する 。コア40は首状部3’の内壁を決定し、孔4を実現するために上型51に対し て張り付いた付属物42がその上に置かれている。ここで、第一の現物型成型が 行われるのであるが、なぜなら肩部2の端はこの作業中にスカート部100の先 端に密着接合されるからである。 このように成形された首状部3’は、この実施例では、その円錐台の外壁11 ’上に、円錐状の、短い、複式の、急な起伏で高さが0.3mmと低いことを特徴 とする特殊断面のネジ山20を備えている。螺旋の傾斜はかなり急で15と25 度の間である。ネジ山の角度の長さは30度にすぎない:首状部の表面の大部分 は平滑にしておいて、それにより清潔な外観を与え、美的面のみならず衛生的に も使用者を満足させるのであるが、それはチューブから分配された物質が詰まる 恐れが減るからである 工具類50と51は次に離されるが、頭部はコア40に接触し、同様に工具類 41と52の間に維持される。 頭部の完全な冷却を待たずに、新しい外側工具類55が金型52の上に設置さ れる。その型、首状部3’の外面11’とコア40の付属物42が薄い空間56 を限定し、それが将来の栓5’によって占められる。この方法によって多くの材 料が節約できるが、それは栓を別個に実現した場合の半分の厚みにすることがで きるからである。この場合、平均厚みが0.7mmの栓がここでは実現される。 工具類(55、3’と52)が接近した後、210℃にしたポリプロピレンを 射出する。首状部は溶融温度がこの射出温度より低いポリエチレン製であるが、 栓5’は完全に形成されて、そのスカート部の端に首状部3’のそれ20と相補 的なネジ山を有する。したがって、後者は中空で、浅く(0.3mm)、傾斜が急 で、複式である:そのために再度閉じるときの栓のかみ合わせの際の心出しが容 易になる。 工具類を離して、全体を取り出す。首状部と栓の完全な寸法安定が得られるよ うに全体を冷却させる。このことは、この様にして成形された全体を、例えば、 封入して分配するための製品をチューブに充填するために操作することを妨げる ものではない。最終使用者が、従来の仕方で、また取り外しトルクが小さいので 特別な困難なしに、最初の 開栓を実施してこの栓の離型最終段階を実現する。 実施例4:現物型成型された栓を備えたカニューレ形のチューブの頭部 図2bに示したこの実施例で、チューブの頭部10”はカニューレ形で伸長し た首状部3”を有し、その基部に短く、急な複式のネジ山を有する。上述の実施 例の場合と同じく、現物型成型された栓5”の壁は首状部11”の外壁と密着し て完全な気密性を確保している。共通接触面は円錐台形で、それによって栓の剥 離が容易になる。任意の、円筒形の外側スカート部は栓の把持を容易にする。 実施例5:現物型成型された蝶番式帽子を備えたチューブの頭部 図3aに軸方向断面を、図3bに上面図を示したこのチューブ1'''の実現方 法は、首状部30の基部に深い直線溝32を、頭部の成形の際に実現する点が上 記のものとは異なっている。図3cはこの溝の断面詳細を示している:ポリエチ レン製頭部の成型の際に、この溝32の縁31は垂直に突出して実現される。キ ャップ33の現物型成型の際に、この縁31は、図4bの工具類55に全体的に 類似した、この特殊な幾何に適合した型を有する、第二の外側工具類を接近させ るだけで溝32の上に折り返される。射出されたプラスチック材料、ポリプロピ レンは、溝32を充填して肩部34を流出させ、それによって垂直壁35をアン ダーカットにする。この壁と縁31が、現物型成型の際に折り返され、軟化して 、全体としてかなりの締め付けを構成して、溝32の空間に充填されるプラスチ ック材料を閉じ込めて、分配孔4'''を解放するために帽子33の全体を旋回さ せるための薄膜蝶番36の基部の役割を果たす。 蝶番式のこの分配頭部を定着させることによって、チューブを持っている片手 の一本の指だけで実現することのできる、開栓の容易なチューブの実現が可能に なる。実施例6:不可侵保証手段を備えた栓を有するチューブの頭部 図5aの頭部は、栓の把持を容易にする上部スカート部58と、材料の節約に なる薄さ、孔の内部に入る中心部分、そしてスカート部の下の、首状部基部の、 不可侵保証帯59を特徴とする、この方法によって実現可能な栓の別の実施例を 示している。この保証帯59に関して、首状部基部は歯を、例えば、FR2 6 65 142の図2に番号9で図示されたもののような糸巻歯を備えている。断 面の小さな供給架橋を介して栓のスカート部の延長上に成型された保証帯59は 、これらの歯によって残された空間を占め、栓を取り外すための最初の回転の際 に動かないままで居るしかない。栓のスカート部の領域に加えられたこの回転の 影響で、架橋が破壊され、栓は解放されて取り外し運動が可能になる。 図5aに示した取り外し手段は実施例3に記載したもののような円錐状の、短 く、複式で、急な、浅いネジ山に有利に代えることができる。 図5bは、もっと単純で、同じく不可侵を保証する別の手段を、軸方向断面拡 大図に示している。この手段は図2aの栓5’のスカート部の上に配置されてい る。これは首状部3’と盛り上がって成型されたチップ49である。栓5’の現 物型成型の際に、第二の外側工具類はこのチップ49から見ると円錐台形の付属 物を備え、それが栓5’のスカート部の上に窓48を開ける。最初の開栓の際に 、チップ49は剪断されて落ちる:それによって包装が破られたことが目で見て 分かる証拠の役割を果たす。 実施例7:複体栓を備えたチューブの頭部 図6aの頭部60を覆う栓65はそれ自体2つの部品から成る:第一の部品6 1は肩部62と、図2aの短い、複式の、急な、浅いネジのネジ山20備えた首 状部3’と同一の首状部上に直接現物型成型されている。それはチューブの本体 100の延長部内に 位置する、外側スカート部66を有する。第一の部品61の輪状の空間64を覆 い、それによってチューブ全体の美観を高める栓を構成するために閉塞器63が 第一の部品61の上部に固定されている。第一の部品61とチューブの頭部の間 の接触は、首状部と肩部の外壁を覆っているので、大きな面積に対応する。それ でもこの部品61の最終離型はチューブ100の本体の延長部内に位置する外側 スカート部66の外壁に掛かる力を倍増する梃子腕の効果によって可能になる。 かかる栓を備えたかかるチューブの特徴は栓が首状部の壁に対してだけでなく 、肩部のそれに対しても密着して、比類なく効果的な気密性を達成できることに ある。 実施例8:フランス特許出願第96−05342号に記載の方法に従って押し 込むことができる上部スカート部を有する現物型成型された栓のブランクを備え たチューブの頭部 図7aは首状部3’上に直接現物型成型された栓のブランク75を備えたチュ ーブの別の頭部70を示している。首状部3’はその基部に短い、急な、複式の 、浅いネジのネジ山20備えている。ブランク75は、首状部3’上に直接現物 型成型された第一の部品71を有し、直径が第一のスカート部80のそれを越え るその周縁73が3つの爪74を備え、容易に切断できる区域、ここでは爪74 に対して60度ずらされた3つの架橋79によって、全体に逆さの帽子の形状を 付与する上部スカート部76に連結された、プレート72がその上にのせられた 第一のスカート部80を含む。上部スカート部76の内面は、3つの爪74のそ れぞれに関して、上部スカート部76の下端から出発して少なくとも、一つの爪 74を捕らえるのに適した、少し深いキャビティー78まで登っている浅い長手 方向溝77を備えている。 このブランク75の射出成型の直後に、外側工具類は取り外されるが図4aの 内側工具類40および41と同型の、内側工具類は維持される。プレートは次に 押し込み運動 を加えながらスカート部の上端に当接する:3つの架橋79は壊れて上部スカー ト部76がプレート72の周囲に入り込みながら押し込まれ、爪74は溝77内 に導かれる。くぼみ78が爪74の領域に到達したとき、後者は取り込まれ、ス カート部76が固定されてスカート部76’になり、首状部を囲繞し、プレート 72の最終的ラチェット機構によって一体になる。最終的結果は図7bに示され ている。 この解決法は、上述のものと同じように、その美観が化粧品産業で好まれるよ うな大口径の栓を得ることを可能にするが、上述のものと比べて2つの利点を提 供する:すなわち、接触面積がより小さいので栓の離型条件が改善され、別個に 製作した部品を取り付ける必要がないので、非常に高い製造速度を得ることを可 能にする。 その上フランス特許出願第96−05342号に記載のごとく、かかるキャッ プのブランクを任意の形状と材料の、首状部を備えた、容器のプラスチック材料 製のいっさいの頭部に適合させることが可能であり、プレートに押し込みついで 一体化するための上部スカート部は同時に成型するか、別個に製作することがで きる。 フランス特許出願第96−05342号に記載の方法によって得られる製品は 、一方がプレートの形を有し、他方が首状部を囲繞するスカート部の形を有する 、例えば、ラチェット機構によって、相互に一体化された2つの部分から成るキ ャップが存在することを特徴とする。推奨実施態様において、スカート部はプレ ートの爪を捕らえる、開口の有無を問わず、キャビティーに隣接した長手方向溝 をその内面上に備えている。本発明によるこの方法のおかげで、前記プレートは 、例えば、実施例3の短かく浅い締め付けネジなどの、首状部のそれを一般的に 一体化する完全に相補的な手段を備えた、別のスカート部とともに首状部上に一 つの部品に現物型成型された。 利点 ・材料の節約、とくに接触面領域で著しい厚みの減少による、 ・別個の製造過程と自動組立過程をなくすことによる、高速製造サイクルの節 約、 ・完全密着の完全な気密性、 ・この方法によって可能になった多数の形状の、きわめて多数の変型を可能に する大きな柔軟性。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年4月16日(1998.4.16) 【補正内容】 図6aの頭部60を覆う栓65はそれ自体2つの部品から成る:第一の部品6 1は肩部62と、図2aの短い、複式の、急な、浅いネジのネジ山20備えた首 状部3’と同一の首状部上に直接現物型成型されている。それはチューブの本体 100の延長部内に位置する、外側スカート部66を有する。第一の部品61の 輪状の空間64を覆い、それによってチューブ全体の美観を高める栓を構成する ために閉塞器63が第一の部品61の上部に固定されている。第一の部品61と チューブの頭部の間の接触は、首状部と肩部の外壁を覆っているので、大きな面 積に対応する。それでもこの部品61の最終離型はチューブ100の本体の延長 部内に位置する外側スカート部66の外壁に掛かる力を倍増する梃子腕の効果に よって可能になる。 かかる栓を備えたかかるチューブの特徴は栓が首状部の壁に対してだけでなく 、肩部のそれに対しても密着して、比類なく効果的な気密性を達成できることに ある。 実施例8:特許出願第WO97/39953号に記載の方法に従って押し込む ことができる上部スカート部を有する現物型成型された栓のブランクを備えたチ ューブの頭部 図7aは首状部3’上に直接現物型成型された栓のブランク75を備えたチュ ーブの別の頭部70を示している。首状部3’はその基部に短い、急な、複式の 、浅いネジのネジ山20備えている。ブランク75は、首状部3’上に直接現物 型成型された第一の部品71を有し、直径が第一のスカート部80のそれを越え るその周縁73が3つの爪74を備え、容易に切断できる区域、ここでは爪74 に対して60度ずらされた3つの架橋79によって、全体に逆さの帽子の形状を 付与する上部スカート部76に連結された、プレート72がその上にのせられた 第一のスカート部80を含む。上部スカート部76の内面は、3つの爪74のそ れぞれに関して、上部スカート部76の下端から出発して少なくとも、一つの爪 74を捕らえるのに適した、少し深いキャビティー78まで登っている浅い長手 方向溝77を備えている。 このブランク75の射出成型の直後に、外側工具類は取り外されるが図4aの 内側工具類40および41と同型の、内側工具類は維持される。プレートは次に 押し込み運動を加えながらスカート部の上端に当接する:3つの架橋79は壊れ て上部スカート部76がプレート72の周囲に入り込みながら押し込まれ、爪7 4は溝77内に導かれる。くぼみ78が爪74の領域に到達したとき、後者は取 り込まれ、スカート部76が固定されてスカート部76’になり、首状部を囲繞 し、プレート72の最終的ラチェット機構によって一体になる。最終的結果は図 7bに示されている。 この解決法は、上述のものと同じように、その美観が化粧品産業で好まれるよ うな大口径の栓を得ることを可能にするが、上述のものと比べて2つの利点を提 供する:すなわち、接触面積がより小さいので栓の離型条件が改善され、別個に 製作した部品を取り付ける必要がないので、非常に高い製造速度を得ることを可 能にする。 その上特許出願第WO97/39953号に記載のごとく、かかるキャップの ブランクを任意の形状と材料の、首状部を備えた、容器のプラスチック材料製の いっさいの頭部に適合させることが可能であり、プレートに押し込みついで一体 化するための上部スカート部は同時に成型するか、別個に製作することができる 。 特許出願第WO97/39953号に記載の方法によって得られる製品は、一 方がプレートの形を有し、他方が首状部を囲繞するスカート部の形を有する、例 えば、ラチェット機構によって、相互に一体化された2つの部分から成るキャッ プが存在することを特徴とする。推奨実施態様において、スカート部はプレート の爪を捕らえる、開口の有無を問わず、キャビティーに隣接した長手方向溝をそ の内面上に備えている。本発明によるこの方法のおかげで、前記プレートは、例 えば、実施例3の短く浅い締め付けネジなどの、首状部のそれを一般的に一体化 する完全に相補的な手段を備えた、別のスカート部とともに首状部上に一つの部 品に現物型成型された。 利点 ・材料の節約、とくに接触面領域で著しい厚みの減少による、 請求の範囲 1.互いに対して可動であり、その接触表面が相補形状にぴったり合う構成に少 なくとも置かれた、プラスチック製の少なくとも2つの部品を含む組立品(10 と5;10’と5’;10”と5”;10'''と5''')の成形方法において、 a)その型が第二の部品(5;5’;5”;5''')と接触させるための表面( 11;11’)の全体的に凸型の形状を少なくとも形成する第一の外側工具類( 50と51)と全体的に凸型の前記表面の内容積内に入る少なくとも一つのコア (40)を含む内側工具類(40と41)の接近によってプラスチック製の第一 の部品(10;10’;10”;10''')を成形する過程と、 b)前記第一の外側工具類(50と51)を分離し、第一の部品を内側工具類( 40と41)の上に維持する過程と、 c)その型が第一の部品の全体的に凸型の表面(11;11’)とともに全体的 に凸型の前記表面から見て薄い空間(56)を限定する第二の外側工具類(55 )を設置する過程と、 d)前記第二の外側工具類(55)と第一の部品(10:10’;10”:10 ''')を接近させ、ついで第二の部品(5:5’;5”:5''')を成型する過程 と、 e)工具類(55と52;40と41)を分離し、この様にして成形された2つ の部品(10と5;10’と5’;10”と5”;10'''と5''')の全体を取 り出す過程、とから成り、第二の部品の成型が前記ほぼ凸型の表面(11;11 ’)から見て薄い前記空間(56)を前記第一の部品のプラスチック材料の溶融 温度を超える温度にしたプラスチック材料で充填することによって実現されるこ とを特徴とする方法。 2.第一の部品(10;10’;10”;10''')のプラスチック材料が過程 c)を開始したときに完全には安定していないことを特徴とする請求項1に記載 の方法。 3.下記の最終過程、 f)... ...ことから成る第二の部品(5;5’;5”;5''')の最終離型段階の 前に2つのプラスチック材料を冷却し完全に安定させる過程、 によって補足されることを特徴とする請求項1に記載の方法。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】平成10年7月2日(1998.7.2) 【補正内容】 ...溶けた樹脂と接触...。昨今の、可塑性金属リサイクル問題に加えて、 金属製または可塑性金属製のチューブの使用は大量生産に多くの困難を引き起こ しているが、なぜならそれらの高い変形性が所望の工業的生産速度、すなわち毎 分数百個と両立し難い取り扱い上の注意を必要とするからである。 出願FR2320870においては、キャップの現物型成型の温度と圧力の状 態において軟化したり溶融してはならない材料製の軟質チューブの首状部に直接 キャップを成型する試みがなされた。先に述べた金属または可塑性金属の解決法 のほかに、発明者は尿素−ホルムアルデヒド型の熱硬化性樹脂を基にした解決法 も開発している。しかしこの解決法では別個に製作したインサートの使用が必要 になり、これは所期の目的から離れる。他方、チューブの残りの部分に対するか かるインサートの固定は、かかる樹脂がチューブのスカート部に通常用いられる 材料と不適合であるために溶接によることが不可能であり、またこの場合、イン サートをスカート部に単に機械的に固定するだけでは気密性と匂いに対する障壁 の問題を引き起こすだけである。 完全にポリマー製の部品から成るかかる組立品を得る方法はDE194147 9、EP0 073 356、US3 281 295、WO91/01213およ びJP61 047 223にも提案されている。第一の部品が実現され、ついで 第二の部品は、少なくとも部分的に、鋳型の役割を果たす冷却した第一の部品の 上に成型される。DE1941 479、US3 281 295、WO91/0 1213およびJP61 047 223において、第二の部品の材料は第一の部 品の溶融(または軟化)温度より低い溶融(または軟化)温度を必ず持たなけれ ばならない。EP0 073 356も同じ材料だと思われるが、材料は明確にさ れていない。 解決しようとする問題 上述の文書と同じ分野に関し、しかしもっと低コストで大量生産の枠内で許容 できる 解決法を開発しようとして、出願人はこの解決方法が首状部に現物型成型された キャップの問題よりももっと広範な問題に回答するだけでなく、相補接触表面を 有し、互いに対して可動である部品の組立を含み、成型された第二の部品は他の ものよりも堅くなければならない物品の高速製造のいっさいの方法にも係わって いたことに気づいた。 本発明の説明 本発明による方法は、互いに対して可動で、それらの接触表面が相補形状にぴ ったり合う配置に少なくとも置かれた、プラスチック製の少なくとも2つの部品 を含む組立品から成る物品または物品の一部を製造する方法において、以下の過 程を含む方法。 過程b)は非常に短時間の間に過程a)に続き、過程c)に先行する:過程c )が始まったときに第一の部品のプラスチック材料はまだ完全には安定せず、過 程c)では過程a)の外側工具類に代わって第二の外側工具類と呼ばれる別の外 側工具類が用いられ、後者はひとたび第一の部品と直接接触して配置されるとこ の部品と共同で、外側工具類の型と第一の部品の全体的に凸型の表面によって、 第二の部品のプラスチック材料によって占められるための、薄い空間を限定する 。 第一の部品の全体的に凸型の表面に穴を開けたとき、コアはその場に維持され るので、過程a)で穴を実現するのに用いられた付属物の形のその部分は、充填 空間を徹底的に形成するのに用いられる。したがって、首状部−栓の全体の形成 の場合、首状部の内面を実現することを可能にするコアは、その場に維持されて 、段階d)において、孔の正面に位置する栓の帽子の内面の部分を実現するのに 役立つ。 第二の部品は過程d)において、第二の外側工具類と、内側工具類の上に維持 され、必要ならばコアの部分の助けを得て、鋳型の役割を果たす第一の部品の接 近によって形成された空間を少なくとも占めることによって形成される。全体的 に凹型の表面は第一の部品の全体的に凸型の表面に正反対に形成される。工具類 と第一の部品の接近によって残された空間は、第二の部品に、この全体的に凹型 の表面の近傍に多少厚みのある殻体の外観を付与する。この方法の終わりに、こ の第二の部品は前記の全体的に凸型の表面とそれに対して鋳型の役割をいわば果 たした前記の全体的に凹型の表面の分離によって第一の部品から剥離される。こ の分離を第二の部品の「離型の最終段階」または「最終離型」と呼んでいる。 ひとたび剥離されると、前記の第二の部品はこの様にして形成される全体的に凹 型の前記表面が、その鋳型の役割を果たした第一の部品の全体的に凸型の前記表 面と相補的に密着して遊びなしに設置される位置に維持される可能性を残しつつ 、第一の部品に対して移動自在なままで、それと一緒に再度組み立てられること になる。 ...一方の部品(5;5’;5”)または一方の部品の一部(5''')を他の もの(10;10’;10”;10''')に対して相対的に移動する 4.内側工具類(40と41)のコア(40)が第一の部品(10’)の全体的 に凸型表面(11’)にあらゆる点で接近していることを特徴とする請求項1に 記載の方法。 5.第二の部品のプラスチック材料が滑剤を含むことを特徴とする請求項1に記 載の方法。 6.第一の部品(5,5’,5”,5''')がポリエチレン製で第二の部品(1 0,10’,10”,10''')がポリプロピレン製であることを特徴とする請 求項1に記載の方法。 7.第一の部品の全体的に凸型の表面と第二の部品の全体的に凹型の表面が第二 の部品の最終離型段階で協働する一時的一体化手段を備えていることを特徴とす る請求項1に記載の方法。 8.閉塞キャップ(10と5;10’と5’;10”と5”;10'''と5''') を備え首状部を有する容器の頭部の成形方法において、 a)その型が肩部の外面と首状部(3;3’;3”;3”)の外面のそれを形成 する第一の外側工具類(50と51)と首状部(3;3’;3”;3”)の少な くとも内面を成形するためのコア(40)を含む内側工具類(40と41)の接 近によってプラスチック製の頭部(10;10’;10”;10''')を成型す る過程と、 b)前記第一の外側工具類(50と51)を分離し、頭部を内側工具類(40と 41)の上に維持する過程と、 c)その型が首状部(3;3’;3”;3''')の外面(11;11’;11” ;11''')とともに薄い空間(56)を限定する第二の外側工具類(55)を 設置する 過程と、 d)前記第二の外側工具類(55)と頭部(10;10’;10”;10''') を接近させ、ついでキャップ(5;5’;5”;5''')を成型する過程と、 e)工具類(55と52;40と41)を分離し、この様にして成形されたキャ ップを備えた容器の頭部(10と5;10’と5’;10”と5”;10'''と 5''')を取り出す過程において、 キャップ(5;5’;5”;5''')の成型が首状部(3;3’;3”;3''') の前記外面(11;11’;11”;11''')から見て薄い前記空間(56) を前記第一の部品のプラスチック材料の溶融温度を超える温度にしたプラスチッ ク材料で充填することによって実施されることを特徴とする過程。 9.請求項8に記載の方法において、下記の最終過程、 f)キャップ(5;5’;5'')またはキャップの一部(5''')を首状部(1 0;10’;10”;10''')に対して移動することから成るキャップ(5; 5’;5”;5''')の最終離型段階の前に2つのプラスチック材料を冷却し完 全に安定させる過程、によって補足されることを特徴とする方法。 10.キャップ(5;5’;5”;5''')がポリプロピレン製で首状部(10 ;10’;10”;10''')がポリエチレン製であることを特徴とする請求項 8に記載の容器の頭部の成形方法。 11.円筒形首状部を有するそのキャップ(5)を備え、前記首状部の外面に凹 凸がなく、容器が閉塞されたときに、前記キャップの内面と密着して遊びがない 容器の頭部(10)において、前記キャップがその溶融温度が首状部構成材料の 溶融温度を超える材料であり、前記首状部が楕円形の直交断面を有し、短軸/長 軸の比が0.9を越えることを特徴とする容器の頭部。 12.首状部(3)を有するそのキャップ(5)を備え、首状部の外面に凹凸が なく、容器が閉塞されたときに、前記キャップの内面が密着して遊びがなく、台 形断面の単一のネジで構成されるネジ山に対応する完全に相補的な締め付け手段 を有する容器の頭部において、前記キャップがその溶融温度が首状部構成材料の 溶融温度を超える材料であり、前記ネジ付きの首状部が単一部品で実現され、キ ャップのプラスチック材料に滑剤が含まれることを特徴とする容器の頭部。 13.首状部(3’)を有するそのキャップ(5’)を備え、首状部(3’)の 外面(11’)とキャップの内面が、容器が閉塞されたときに、密着して遊びが ない容器の頭部(10’)において、前記キャップがその溶融温度が首状部構成 材料の溶融温度を超える材料であり、首状部(3’)の外面(11’)とキャッ プの内面が浅いネジ(20)に対応する完全に相補的な締め付け手段を有するこ とを特徴とする容器の頭部。 14.請求項13に記載の首状部(3’)を有するその閉塞キャップ(5’)を 備えた容器の頭部(10’)において、前記浅いネジ(20)が急で、複式の短 いネジであることを特徴とする容器の頭部。 15.請求項11から14のいずれか一つに記載のその閉塞キャップを備えた容 器の頭部であって、キャップがその下部に不可侵保証帯(59)を備えているこ とを特徴とする容器の頭部。 16.請求項11から15のいずれか一つに記載のその閉塞キャップを備えた容 器の頭部であって、首状部の外面がチップ(49)を有し、キャップの内面が前 記チップに向かい合って、前記容器が破られたことが目で見て分かる証拠の役割 を果たす、前記チップ(49)の完全に相補的な孔を延長する窓(48)を備え ていることを特徴とする容器の頭部。 17.請求項11から15のいずれか一つに記載のその閉塞キャップ(65;7 5)を備えた容器の頭部(60;70)であって、キャップ(65;75)が、 2つの部品(61;71)の中の一方の内面の少なくとも一部が、キャップ(6 5;75)が閉じた位置で、首状部と肩部の外面と密着して遊びがない、相互に 一体化した2つの部品(61と63;71と76’)を備えていることを特徴と する容器の頭部。 18.請求項17に記載のキャップ(75)を備えた容器の頭部(70)であっ て、前記キャップ(75)が、ラチェット機構によって相互に一体化された2つ の部分(71と76’)を備え、一方(71)の一部がその周縁(73)に爪( 74)を備えたプレート(72)の形状を有し、他方が首状部を囲繞し、プレー ト(72)の爪(74)を捕えるキャビティー(78)に隣接する長手方向溝( 77)をその内面に備えたスカート部(76’)の形状を有することを特徴とす る容器の頭部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU ,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA,CH, CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,FI,G B,GE,GH,HU,IL,IS,JP,KE,KG ,KP,KR,KZ,LC,LK,LR,LS,LT, LU,LV,MD,MG,MK,MN,MW,MX,N O,NZ,PL,PT,RO,RU,SD,SE,SG ,SI,SK,TJ,TM,TR,TT,UA,UG, UZ,VN,YU (72)発明者 ジョワイユ,マルク フランス共和国,エフ―51800 サント メヌウール,リュ デ ロンド,33

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.互いに対して可動であり、その接触表面が相補形状にぴったり合う構成に少 なくとも置かれた、プラスチック製の少なくとも2つの部品を含む組立品(10 と5;10’と5’;10”と5”;10'''と5''')の成形方法において、 a)その型が第二の部品(5;5’;5”;5''')と接触させるための表面( 11;11’)の全体的に凸型の形状を少なくとも形成する第一の外側工具類( 50と51)と全体的に凸型の前記表面の内容積内に入る少なくとも一つのコア (40)を含む内側工具類(40と41)の接近によってプラスチック製の第一 の部品(10;10’;10”;10''')を成形する過程と、 b)前記第一の外側工具類(50と51)を分離し、第一の部品を内側工具類( 40と41)の上に維持する過程と、 c)その型が第一の部品の全体的に凸型の表面(11;11’)とともに全体的 に凸型の前記表面から見て薄い空間(56)を限定する第二の外側工具類(55 )を設置する過程と、 d)前記第二の外側工具類(55)と第一の部品(10;10’;10”;10 ''')を接近させ、ついで前記空間(56)を前記第一の部品のプラスチック材 料の溶融温度を超える温度にしたプラスチック材料で充填して第二の部品(5; 5’;5”;5''')を成型する過程と、 e)工具類(55と52;40と41)を分離し、この様にして成形された2つ の部品(10と5;10’と5’;10”と5”;10'''と5''')の全体を取 り出す過程、とから成ることを特徴とする方法。 2.第一の部品(10;10’;10”;10''')のプラスチック材料が過程 c)を開始したときに完全には安定していないことを特徴とする請求項1に記載 の方法。 3.下記の最終過程、 f)一方の部品(5;5’;5”)または一方の部品の一部(5''')を他のも の(10;10’;10”;10''')に対して相対的に移動することから成る 第二の部品(5;5’;5”;5''')の最終離型段階の前に2つのプラスチック 材料を冷却し完全に安定させる過程、 によって補足されることを特徴とする請求項1に記載の方法。 4.内側工具類(40と41)のコア(40)が第一の部品(10’)の全体的 に凸型表面(11’)にあらゆる点で接近していることを特徴とする請求項1に 記載の方法。 5.第二の部品のプラスチック材料が滑剤を含むことを特徴とする請求項1に記 載の方法。 6.第一の部品(5,5’,5”,5''')がポリエチレン製で第二の部品(1 0,10’,10”,10''')がポリプロピレン製であることを特徴とする請 求項1に記載の方法。 7.第一の部品の全体的に凸型の表面と第二の部品の全体的に凹型の表面が第二 の部品の最終離型段階で協働する一時的一体化手段を備えていることを特徴とす る請求項1に記載の方法。 8.閉塞キャップ(10と5;10’と5’;10”と5”;10'''と5''') を備えた容器の頭部の成形方法において、 a)その型が肩部の外面と首状部(3;3’;3”;3”)の外面のそれを形成 する第一の外側工具類(50と51)と首状部(3;3’;3”;3”)の少な くとも内面を成形するためのコア(40)を含む内側工具類(40と41)の接 近によってプラスチック製の頭部(10;10’;10”;10''')を成型す る過程と、 b)前記第一の外側工具類(50と51)を分離し、頭部を内側工具類(40と 41) の上に維持する過程と、 c)その型が首状部(3;3’;3”;3''')の外面(11;11’;11” ;11''')とともに前記外面から見て薄い空間(56)を限定する第二の外側 工具類(55)を設置する過程と、 d)前記第二の外側工具類(55)と頭部(10;10’;10”;10''') を接近させ、ついで薄い前記空間(56)を前記首状部のプラスチック材料の溶 融温度を超える温度にしたプラスチック材料で充填してキャップ(5;5’;5 ”;5''')を成型する過程と、 e)工具類(55と52;40と41)を分離し、この様にして成形されたキャ ップを備えた容器の頭部(10と5;10’と5’;10”と5”;10'''と 5''')を取り出す過程と、 f)キャップ(5;5’;5”)またはキャップの一部(5''')を首状部(1 0;10’;10”;10''')に対して移動することから成るキャップ(5; 5’;5”;5''')の最終離型段階の前に2つのプラスチック材料を冷却し完 全に安定させる過程、 とから成ることを特徴とする方法。 9.キャップ(5;5’;5”;5''')がポリプロピレン製で首状部(10; 10’;10”;10''')がポリエチレン製であることを特徴とする請求項8 に記載の方法。 10.肩(2)と、円錐台形の首状部(3)とから成るそのキャップ(5)を備 えた容器の頭部(10)であって、前記首状部(3)は、その基部に肩部(6) を備えており、首状部(3)の外面(11)に凹凸がなく、容器が閉塞されたと きに、キャップの内面と密着して遊びがなく、首状部(3)上のキャップ(5) の気密維持が確保されることを特徴とする容器の頭部。 11.肩(2)と、楕円形直交断面を有する首状部(3)とから成るそのキャッ プ(5)を備えた容器の頭部(10)であって、首状部(3)の外面(11)に 凹凸がな く、容器が閉塞されたときに、キャップの内面と密着して遊びがなく、首状部( 3)上のキャップ(5)の気密維持が確保されることを特徴とする容器の頭部。 12.肩(2)と、首状部(3)とから成るそのキャップ(5)を備えた容器の 頭部であって、首状部の外面とキャップの内面と密着して遊びがなく、台形断面 の単一のネジから成るネジ山に対応する完全に相補的な締め付け手段を有し、キ ャップのプラスチック材料に滑剤が含まれることを特徴とする容器の頭部。 13.肩(2’)と、首状部(3’)とから成るそのキャップ(5’)を備えた 容器の頭部(10’)であって、首状部(3’)の外面(11’)とキャップの 内面が密着して遊びがなく、急で、複式の、短く浅いネジ(20)に対応する完 全に相補的な締め付け手段を有することを特徴とする容器の頭部。 14.請求項12または13に記載のその閉塞キャップを備えた容器の頭部であ って、キャップがその下部に不可侵保証帯(59)を備えていることを特徴とす る容器の頭部。 15.請求項12または13に記載のその閉塞キャップを備えた容器の頭部であ って、首状部の外面がチップ(49)を有し、キャップ(5’)の内面が前記チ ップに向かい合って、前記容器が破られたことが目で見て分かる証拠の役割を果 たす、前記チップ(49)の完全に相補的な孔を延長する窓(48)を備えてい ることを特徴とする容器の頭部。 16.請求項12または13に記載のその閉塞キャップ(63:75)を備えた 容器の頭部(60;70)であって、 キャップ(65;75)が、2つの部品(61;71)の中の一方の内面の少な くとも一部が、キャップ(65;75)が閉じた位置で、首状部と肩部の外面と 密着して遊びがない、相互に一体化した2つの部品(61と63;71と76’ )を備えていること を特徴とする容器の頭部。 17.請求項16に記載のキャップ(75)を備えた容器の頭部(70)であっ て、前記キャップ(75)が、ラチェット機構によって相互に一体化された2つ の部分(71と76’)を備え、一方(71)の一部がその周縁(73)に爪( 74)を備えたプレート(72)の形状を有し、他方が首状部を囲繞し、プレー ト(72)の爪(74)を捕えるくぼみ(78)に隣接する長手方向溝(77) をその内面に備えたスカート部(76’)の形状を有することを特徴とする容器 の頭部。
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