JP2000509933A - 短絡検出器を有するパワーデバイス - Google Patents

短絡検出器を有するパワーデバイス

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Abstract

(57)【要約】 パワーデバイス回路は、給電線(1)と帰線(2)との間における負荷(LD)と直列のパワー半導体デバイス(MPWR)と、負荷(LD)が短絡しているかどうかを確かめる短絡検出器(R1,R2,---R1’,R2’,--CP)とを具えている。短絡検出器は、比較器(CP)を具えていることによってパワーデバイス(MPWR)と負荷(LD)との間の対帰線供給電圧(Vbg)の配分量を調べる。比較器(CP)はパワーデバイスと負荷との間の直列ノード(11)に結合される第1入力端子(+)及び給電線と帰線(1と2)との間に結合されて、対帰線供給電圧(Vbg)の予定関数である電圧供給信号(Vbg’)を供給する回路手段(R1,R2,---R1’,R2’,---)からの第2入力端子(−)を有している。検出器(SC)は、直列ノード(11)における電圧(Vdl)を対帰線供給電圧(Vbg)の予定関数の電圧供給信号と比較することによって、短絡があるか、ないかを示す出力信号を供給する。好ましくは、ピンチ抵抗(R1,R2)又は電圧クランプ(ZD)を回路手段(R1,R2,---R1’,R2’,---)と一緒に用いて、比較器(CP)に入力する対帰線供給電圧(Vbg)の予定関数の電圧が対帰線供給電圧(Vbg)の大きさで変化するようにする。このような手段により、低い対帰線供給電圧よりも高い対帰線供給電圧(Vbg)にて低い割合の対帰線供給電圧(Vbg)を入力させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】 短絡検出器を有するパワーデバイス 本発明は短絡検出器を有するパワー半導体デバイスを具えている、例えば自動 車のスイッチングアプリケーションのパワーデバイス回路に関するものである。 パワー半導体デバイスは、例えば絶縁ゲート電界効果トランジスタ(以後“MO SFET”と称する)、絶縁ゲートバイポーラトランジスタ(以後“IGBT” と称する)又はバイポーラトランジスタとすることができる。短絡検出器は、デ バイスの負荷が短絡しているかどうか、例えば、パワー半導体デバイスが作動さ せるランプ又はバルブが短絡状態になった場合に、対帰線供給電圧の大部分が直 接パワー半導体デバイスの両端間に直接かかるかどうかを確かめる働きをする。 短絡検出法として主として2通りの策が既に提案されており、これらの策はい ずれもパワー半導体デバイスMPWRをターン・オンさせた後しばらくして、例 えば150μsのような時点に使用可能とする負荷電圧検出器を伴なうものであ る。こうした2通りの策を図7a及び図7bに示してあり、これらの図における 回路ブロックSC’は短絡検出器を示している。 (a)Vbl(to)検出器(図7a) この方法では、バッテリの給電線1と負荷端子11との間におけるパワーデバ イスMPWR間の電圧降下Vblを基準回路REFからの一定のしきい値電圧Vbl (to)と比較する。代表的な12ボルトの自動車用システムではVbl(to)を約6〜 10ボルトに設定したりする。パワーデバイス間の電圧降下Vblが低く、Vbl(t o)以下のままである場合には、負荷RLは正常と見なせるが、電圧降下VblがVb l(to)以上となる場合には、負荷RLは短絡していると見なせる。正常と短絡状態 との間の転換部を表わす負荷抵抗値は次式によって与えられる。 Rload=(Vbg−Vbl(to))/Iload ここに、Iloadは高−側パワーデバイスMPWRの出力電流であり、Vbgは給電 線1と帰線2との間の対接地バッテリ電圧である。 この方法には次のように問題がある。 (i)「短絡」負荷抵抗値がバッテリ電圧Vbgとパワーデバイスの出力電流Ilo adとに強力に依存する関数となるのに対し、エンドユーザは短絡によって負荷抵 抗Rloadが一定値(例えば10mオーム)になると考えがちである。 (ii)Vbg<Vbl(to)となる低いバッテリ電圧の場合には「短絡」状態を検出で きない。従って、その診断機能部が不作動となり、過剰温度でシャットダウンす るような他の保護機能部に頼らざるを得ない。デバイスMPWRはかなりの時間 大量の電力を消費し続けて、システム全体又はモジュールに許容できない温度上 昇をまねくことになる。 (iii)この形態の最も簡単な検出器SCはVbl(to)の値を決定するのにアバラ ンシェダイオードを用いているが、これらのダイオードは初期のアバランシェ電 圧でかなりのプロセス変動を呈しがちで、しかも動作中に劣化してしまう。 このような検出回路は、しきい値電圧Vbl(to)を物理的に発生させる必要があ る。 (b)Vbl(to)検出器(図7b) この方法では、対接地線負荷電圧Vlg、即ち負荷RL間に印加される電圧を一 定のしきい値電圧Vlg(to)と比較する。代表的な12ボルトの自動車用システム は、Vlg(to)を約2〜6ボルトに設定したりする。負荷RL間の電圧Vlgが上昇 しており、Vlg(to)以上のままである場合には、負荷は正常と見なされるが、負 荷RL間の電圧VlgがVlg(to)以下となる場合には、負荷RLは短絡していると見 なされる。正常と短絡状態との間の転換部を表わす負荷抵抗値は次式によって与 えられる。 Rload=Vlg(to)/Iload この方法には次のような問題がある。 (i)Vbg<Vlg(to)となる低い対接地バッテリ電圧の場合に、負荷の実際の本 質に無関係に負荷が常に短絡状態にあると決められてしまう。従って、正規の動 作条件にとって有効なVlg(to)の値が適切な低いバッテリ電圧の機能性を除外し がちである。 (ii)高いバッテリ電圧Vbgに対しては、負荷RL間に数ボルトの電圧が発生す る場合に、短絡として検出しないで極めて高い電力消費をまねくことになる。こ の場合には、過剰温度によりシャットダウンするような他の保護機能部に頼らざ るを得ない。デバイスMPWRはかなりの時間にわたり大量の電力を消費し続け て、システム全体又はモジュールに許容できない温度上昇をまねくことになる。 (iii)この場合にも物理的な電圧しきい値を必要とする。 米国特許明細書US−A−4,929,884(本出願人の参照番号PHB3 3363)には、パワー半導体デバイス用の様々なモニタ及び/又は保護回路、 例えば温度検知回路及び短絡検出回路が開示されている。このUS−A−4,9 29,884の全内容を参考資料としてここに含めるものとする。特に、US− A−4,929,884には、負荷端子と接地端子との間に接続した2つの抵抗 から成る分圧器を具えている短絡検出回路が開示されている(US−A−4,9 29,884の図11)。斯かる分圧器の出力は電流ミラーに供給され、且つ処 理されて、パワー半導体デバイスがオンしている際に斯かる出力が(負荷間の高 電圧の代わりに)低くなる場合にターンオフ信号をパワーデバイスに供給する。 US−A−4,929,884の短絡検出器は本願の図7bに示した前記第2の 方法の特別な形態のものである。この米国特許の図11の回路におけるしきい値 電圧Vlg(to)はトランジスタT117のしきい値Vgsによって逓倍される分圧比 (RD20+RD21)/RD21によって物理的に決定される。T117のし きい値Vgsは電流ミラー402のミラー比、端子116及びRD23におけるV lowの値及び後続するT119〜T120のインバータのしきい値にも依存する 。従って、US−A−4,929,884の図11の回路におけるしきい値電圧 Vlg(to)は、製造プロセスに依存する幾つかのファクタ、特にT117のVgsの しきい値及びRD23の抵抗値によって左右される。 本発明の目的は、本願の図7a及び図7bを参照して説明したような以前の主 要な2通りの方法の欠点をなくすか、又は少なくともその大部分をなくす新規な 方法に基づく短絡検出器を有するパワー半導体デバイスを提供することにある。 本発明は、給電線と帰線との間における負荷と直列のパワー半導体デバイス及 び前記負荷が短絡しているかどうかを確かめる短絡検出器を具えており、回路の 作動中に給電線と帰線との間に対帰線供給電圧を供給するパワーデバイス回路に おいて、前記短絡検出器に比較器を設けることにより前記デバイスと前記負荷と の間の対帰線供給電圧の配分量を検査し、前記比較器が前記デバイスと前記負荷 との間の直列ノードに結合された第1入力端子及び前記給電線と前記帰線との間 に結合されて、前記対帰線供給電圧の予定関数である電圧供給信号を供給する回 路手段からの第2入力端子を有し、前記直列ノードにおける電圧を前記対帰線供 給電圧の予定関数と比較することによって、短絡があるか、ないかを示す出力信 号を前記比較器が供給するようにしたことを特徴とするパワーデバイス回路にあ る。 本発明は、短絡を検出するのに、パワーデバイスと負荷との間の対接地供給電 圧の配分量を検査するようにして、或る絶対的なしきい値比較電圧を発生する必 要性をなくすことにより、検出器の精度及び長期安定性を改善する新規な方法を 提供する。従って、図7a及び図7bの以前提案されたものとは異なり、独立し て物理的に決定する電圧と比較することがない。その代わり、本発明によれば、 直列ノードの電圧を印加電圧の予定関数の電圧と単に比較する。図7aの回路と は異なり、本発明による回路は極めて低い供給電圧に対しても短絡負荷を指示す ることができる。図7bの回路とも異なり、本発明による回路は正規の負荷の場 合に、極めて低い供給電圧でも適切に作動させることができる。 本発明は特に、自動車のスイッチングアプリケーションにて生じ得るバッテリ 条件及び短絡のタイプに対処するのに有効である。従って、電圧供給はバッテリ 、例えば自動車回路における高圧給電線に結合される自動車用バッテリからとす ることができる。基準電位にある帰線は通常「接地」線と称されるが、これは実 際には、例えば自動車回路にて知られているように、大地電位に対するバイアス レベルとすることができる。以下の説明を簡単にするように、ここでは対帰線供 給電圧を“Vbg”と称し、パワー半導体デバイスと負荷との間の直列ノードにお ける電圧を“Vdl”と称する。 本発明による特に有利な好適例によれば、回路手段によって取り出されるVbg の予定関数の電圧が、低い大きさのVbgにおけるよりも高い大きさのVbgにて低 い割合いのVbgを比較器へ入力するように、Vbgの大きさに応じて変化するよう にする。こうして、Vdl用の可変検出しきい値をVbgの関数となるようにする。 図7bの回路とは異なり、本発明による斯種の回路を有するパワーデバイス間の 最大許容電圧(従って、パワーデバイスにおける電力消費)は高いVbgの値で急 激には上昇し続けないで、その代りに許容安全値にて平らになるようにすること ができる。電圧を制限又はクランプするのにピンチ抵抗及び/又ははツェナーダ イオードを用いることができる。比較器の入力を1個以上の抵抗分圧器から取り 出す場合には、電圧の制限/クランピングによって分圧比を変えて、Vbgのフル レンジの値、例えば5〜50Vのバッテリ電圧全体にわたり、短絡を確実且つ安 全に検出し、短絡負荷から保護することができる。 本発明の他の好適例は、パワー半導体デバイスと、該デバイスの負荷が短絡し ているかどうかを確かめる検出器とを具えているパワーデバイス回路において、 短絡検出器が、VblをVbgの予定関数と比較することによって、パワーデバイス と負荷との間のVbgの配分量を検査し、比較器に入力されるVbgの割合が低いV bgにおけるよりも高いVbgにて低くなるようにする。 給電線と帰線との間に結合させた回路手段による電圧供給信号の供給に関して は、この電圧供給信号の大きさをVbgの大きさよりも小さくするのが普通である 。従って、この大きさの電圧供給信号の方が、パワー半導体デバイス及び/又は その負荷から取り出される電圧信号との比較にとっては、Vbgを比較器の入力端 子へ供給するよりもコンパチブルである。下記に説明するように、既知の構成の 回路素子を適当に用いることによってVbgの様々な関数を取り出すことができる 。 電圧供給信号をVbgの或る予定した関数として提供する回路手段は給電線と帰 線との間に直列に結合した第1及び第2抵抗を有する抵抗分圧器で構成すること ができる。第1抵抗と第2抵抗との間の直列ノードは、Vbgの予定した少量電圧 分を供給すべく比較器の第2入力端子に結合させることができる。比較器の第1 入力はパワーデバイスと負荷との直列ノードから直接取り出すことができる。こ れにより回路が極めて簡単となる。しかし、高いパーホーマンスを呈する回路を 設計するには、比較器の第1入力も抵抗分圧器から取り出すのがよい。従って、 例えば、電圧供給信号をVbgの予定関数として取り出す回路手段を、2つの並列 アームを有する抵抗分圧ネットワークで構成し、第1アームがVbgの予定少量電 圧分を供給する第1及び第2抵抗を具え、且つ第2アームが給電線とパワーデバ イス及び負荷間の直列ノードとの間に直列に結合させた第3及び第4抵抗を具え 、第3抵抗と第4抵抗との間の直列ノードを比較器の第1入力端子に結合させる ようにすることができる。 従って、本発明による短絡検出器は、抵抗値が電圧に応じて増加するピンチ抵 抗から成る抵抗分圧器及び/又は抵抗ネットワークで構成して、低い電圧値にお けるよりも高い電圧値にて低い電圧少量部が比較器に入力されるようにすること ができる。パワー半導体デバイスを、DMOS技法を用いて形成されるMOSF ET又はIGBTとする場合には、これらのピンチ抵抗はトランジスタ本体への 軽ドープのドーピング段を用いて容易に形成することができる。各ピンチ抵抗は 反対導電形の領域とのpn接合個所での空乏層及び/又は上に横たわるプレート の下側からの空乏層によって空乏化される一導電形の半導体抵抗領域で構成する ことができる。 短絡検出器は、例えば電流ミラー比較器の第1及び第2アームにおける電圧− 電流変換器で構成することができる。第1アームは給電線と帰線との間に結合さ せ、この第1アームに第1及び第2抵抗から成る抵抗分圧器を含めることができ る。第2アームは給電線とデバイス及び負荷の直列ノードとの間に結合させるこ とができる。電圧リミッタ、例えばツェナーダイオードを第1抵抗と第2抵抗と の間の直列ノードに結合させて、比較器へ入力するVbgの予定関数を高いVbgに てクランプ(又は制限)することができる。 短絡検出器は分圧器及び/又はネットワークを比較器と給電線及び/又は帰線 とに結合させるイネーブル分離スイッチを有しているこれらの分圧器及び/又は ネットワークで構成することができる。ネットワークを接続する給電線そのもの を切換自在とし、比較器に分離入力端子を持たせることもできる。 本発明による回路構成並びに(所望される場合の)追加の回路機能部及びそれ らのデバイス構成のものは、US−A−4,929,884及びUS−A−5, 563,760に記載されているような既知の集積回路技法及び/又はここに開 示したような新規な集積回デバイス構体の技法を用いることによってパワーデバ イスと一緒に集積化することができる。従って、両米国特許明細書US−A−4 ,929,884及びUS−A−5,563,760は斯種のパワー半導体デバ イスにとって有利な様々なモニタ及び/又は保護回路を開示している。US−A −5,563,760(本願人の参照番号PHB33667)の全内容をここに参照資料 として含めるものとする。 以下添附図面を参照して本発明を実施例につき説明するに、ここに: 図1は本発明によるパワーデバイス回路の一実施例のブロック図であり; 図2は図1の回路における短絡検出器にピンチ抵抗を含む一例の回路図であり ; 図3は対負荷供給電圧Vbl用の可変検出しきい値Vbl(to)の一例を図2の回路 に対する対接地供給電圧Vbgの関数としてプロットした特性図であり; 図4は図1の回路における短絡検出器にツェナ電圧クランプを含む他の例の回 路図であり; 図5は対負荷供給電圧Vbl用の可変検出しきい値Vbl(to)の一例を図4の回路 に対する対接地供給電圧Vbgの関数としてプロットした特性図であり; 図6a〜図6fは図1の回路の半導体構成部品(パワーデバイス及び短絡検出 器)を構成する半導体本体のうちの、種々の部分の断面図であって、図1の半導 体回路部品を既知のDMOS法を用いて如何にしてパワーMOSFET又はIG BTと一緒に集積化し得るかを示している断面図であり; 図7a及び図7bは短絡検出用に既に提案されており、本発明によるものでは ない主要な2種類の回路の回路図である。 図面は図式的に示したものであって、実寸図示したものではないことに留意す べきである。図6a〜図6fのデバイス部分の相対寸法及び比率は図面をわかり 易くするために拡大又は縮小寸法にて示してある。 図1のパワーデバイス回路は給電線1と接地点との間に負荷RLと直列にパワ ー半導体デバイスMPWRを具えている。電力はバッテリB、例えば給電線1と 接地点との間に結合される自動車用回路における車両用バッテリから給電するこ とができる。回路における接地点は帰線2における基準電位(0V)とする。デ バイスMPWR、例えばMOSFET又はIGBTは自動車回路におけるスイッ チとすることができる。負荷RLは、例えば自動車回路におけるランプとするこ とができる。図1の回路では、負荷RLがデバイスMPWRの出力端子(負荷端 子LT)と帰線2との間に結合されている。従って、図1の回路のデバイスMP WRは所謂「高−側スイッチ」(“High-Side Switch”)HSSであり、これは負 荷RLの接地側(0V)と云うよりもむしろ、高電圧側(VB)に位置している。 「対接地供給電圧」Vbg、「対負荷供給電圧」Vbl及び「対接地負荷電圧」Vlg とは、図1の回路に示した各接続点間の電圧のことである。 パワー半導体デバイスMPWRのスイッチング動作を制御するための半導体論 理制御回路LCCはパワーデバイスMPWRと一緒に集積化する。この制御回路 LCCは、図1における輪郭線HSS内に含めて示してあるように、デバイスM PWRのデバイスパッケージ内に含める。HSSパッケージは、パワーデバイス MPWRの主電極に結合させた給電端子BT及び負荷端子LTと回路LCCによ ってパワーデバイスMPWRの制御電極に結合させた入力端子ITと、接地端子 GTと、パワーデバイスMPWRの動作状態を示す(オプションの)状態端子S Tとを有している既知の5−端子タイプのものとする。 制御回路LCCは、例えばUS−A−4,929,884に開示されている有 利な方法でデバイスMPWRと一緒にモノリシックに集積化することができる。 この場合には、制御回路LCCの低電圧半導体部品をHSS内にて発生されると 共に、給電線1に結合させた高圧給電端子BTの電圧に対して調整される低電圧 の供給電圧Vlowにより作動させることができる。 制御回路LCCは、本発明による短絡検出器SC並びに、例えば温度検知用の 既知のモニタ及び保護回路を含んでいる。短絡検出器SCは、負荷が短絡してい るか、否か、例えばデバイスMPWRによって作動させた負荷RLが短絡状態と なった場合に、例えば対接地供給電圧Vbgの大部分が直接パワー半導体デバイス MPWR間にかかるかどうかを確かめる。検出器SCの出力信号scは制御回路 LCCにより既知の方法にて用いられて、デバイスMPWRの動作を制御し、且 つ状態端子STに適当な状態信号を与える。検出器SCは、制御回路LCCの入 力端子IT及び内部ノードにおける信号から制御回路LCCにて既知の方法で論 理的に取り出されるイネーブル信号enbによって使用可能状態にすることがで きる。 本発明によれば、図1の短絡検出器SCがデバイスMPWRと負荷RLとの間 のVbgの配分量を、給電線1と帰線2との間に結合されて、電圧供給信号をVbg の予定した関数として取り出す回路手段(R1,R2,---,R1’,R2’--- -図2及び図4参照)と、デバイスMPWRと負荷RLとの間の直列ノード11に 接合される第1入力端子(+)及び回路手段(R1,R2,---,R1’,R2 ’----)に結合される第2入力端子(−)を有する比較器(CP,図2及び図4 参照)とによって調べるようにする。このようにして、給電線1と負荷RLとの 間の電圧VblをVbgの予定関数と比較して、短絡があるかないかを示す出力信号sc を発生させるようにする。この短絡検出回路は、ターン・オン後しばらくし て、スイッチHSSが所定の負荷RLを駆動すべく制御していたかどうか、又は 負荷RLを「短絡負荷」として見なすべきかどうかを決める新規な方法である。 後者の場合には、パワーデバイスMPWRを迅速にターン・オフさせて熱応力を 低減させたり、及び/又は診断信号を発生させて、アプリケーションモジュール 及び/又はエンドユーザに警告したりすることができる。 図2の特定実施例に示した回路手段は、2つの並列アームにピンチ抵抗R1, R2,R3,R4を有している整合させた抵抗分圧器の回路網を具えている。第 1アームは、給電線1と帰線2との間に直列に結合されて、Vbgの所望な予定少 量電圧分を供給する第1及び第2抵抗R1及びR2を具えている。第2アームは 給電線1とデバイスMPWR及び負荷RLの直列ノード11との間に直列に結合 された第3及び第4抵抗R3及びR4を具えている。抵抗R3とR4との間の直 列ノード12は比較器CPの第1入力端子(+)に結合されるのに対し、比較器 CPの第2入力端子(−)は抵抗R1とR2との間の直列ノード13に結合され ている。抵抗R1〜R4は、低い値のVbgにおけるよりも高い値のVbgにて低い 割合のVbgを比較器CPへ入力して、Vblに対する可変検出しきい値Vbl(to)を Vbgの関数として供給するように、電圧に応じて増大する抵抗値を有するピンチ 抵抗とする。 この短絡検出に対する新規の検出法はアバランシェダイオードの如き、絶対的 なしきい値の必要性をなくし、従って検出器の精度及び長期安定性が改善される 。抵抗R1,R2,R3,R4は、かなりのJ−Fetピンチオフを呈すべく設 計し、これにより分圧比を変えて、例えば5〜50ボルトのようなバッテリ電圧 のフルレンジがかかる短絡負荷を確実に且つ安全に検出して、短絡負荷からの保 護をすることができる。 回路はVbgの関数である可変検出しきい値Vbl(to)、即ちVbl(to)=f(Vbg )を有効に発生する。これは本発明の図2の実施例の必須事項である。例えば、 低いVbgでは実効しきい値Vbl(to)をVbgの2/3に設定することができるが、 高いVbgでは、実効しきい値Vbl(to)を、例えばVbgの2/5に増やすに過ぎな い。図2のピンチ−抵抗ネットワークで達成し得るこのタイプの特性の一例を図 3に示してある。 先の提案の図7aのものとは異なり、本発明による図2のタイプの回路でのパ ワーデバイスMPWR間に許容される最大電圧Vbl(及びこのデバイスでの電力 消費)は、図7bの回路とは異なり、高いVbgの値にて急激には上昇し続けない で、その代わりに、許容最大電圧が許容安全値にて平らになるようにする。本発 明による図2のタイプの回路では、印加電圧の簡単な関数を代わりに用いるため 、図7a及び図7bの先の提案とは異なり、独立した物理的に決められる電圧と 比較することがない。 図2に示した好適回路の実施例では、R3及びR4が、Vblを一般的な精度の (例えば、CMOS)比較器で比較するのに好適なレベルにまで下げる分圧器を 形成し、R1及びR2もVbgに対して同様な分圧器を形成し得るようにする。R 3/(R3+R4)に対するR1/(R1+R2)の比が図3におけるVbgの関 数に対するVbl(to)の初期勾配を決定する。 R1〜R4の抵抗本体は、反対導電形のバルク領域100b(N-)内に形成 されて、バッテリに接続されるバルク領域100b(N-)に対してかなりのJ −Fetピンチオフを与える比較的導電率の低い抵抗領域25(P)を有するバ ルクデバイスとして形成することができる(図6d参照)。これらの抵抗には、 給電線1に接続されて抵抗領域25に別のMOS空乏効果をもたらす頂部プレー ト50(例えば、ポリシリコン製)を設けることもできる。しかし、この頂部プ レート50は、特性を直線的なものとしなければならない場合には最大の負荷抵 抗端子に接続することもできる。 アイソレーションMOSTのM1〜M4は、HSSのパワーデバイスがターン ・オフする場合に、電流が抵抗R1〜R4に流れるのを阻止して、このオフ状態 ではバッテリから極めて僅かな漏れ電流しか引き出されないようにする。HSS のパワーデバイスがターン・オンした後には、MOSTのM1〜M4がそれらの ゲート電極のイネーブル信号enbの印加によりターン・オンする。好適実施例 では、M1及びM2が抵抗ネットワークR1,R2,R3,R4をバッテリから 隔離すると共に、M3及びM4が分圧器のタップを比較器CPから隔離する。 上述したようなVbgの関数に対するVbl(to)を用いることにより次のような利 点が得られる。低いバッテリ電圧での機能性及び短絡検出を維持するも、バッテ リ電圧Vbgが増えた場合に、許容電力消費量は左程大きくは増えない。このよう にするピンチオフ抵抗法によれば、どんな場合であろうと、即ちバッテリ電圧V bgが低い値でも、優れた精度を呈し、またVbgの高い値での許容電圧消費量の増 加も抑えられる。 殆ど全ての実際の事態に対して、短絡負荷を検出して、HSSのパワーデバイ スを迅速にターン・オフさせて、このパワーデバイスや、モジュールや、配線の 加熱を最小にする・ 他の検出器と同じように、検出器SCは、HSSを適切にターン・オンさせて 、負荷を駆動させるのに充分な時間をとれるようにターン・オン開始後しばらく の間不作動とすべきである。この図2の回路の例では、比較器CPそのものの出 力を、イネーブル信号enbがまだアクティブでない遅延期間中強制的に不作動 のままとすることができる。このための遅延回路及びロジックは既知のものとす ることができる。 本発明による図2のタイプの回路はもっと簡単な形態の回路に変形することも できる。この簡単な回路でも、Vbgの予定した関数の電圧を比較器の一方の入力 (−)として与えるために抵抗分圧器(例えば、抵抗R1及びR2)を有してい る。しかし、この簡単な変形例では、比較器の他方の入力(+)をパワー半導体 デバイスMPWRと、その負荷RLとの直列ノード11から直接取出す電圧とし 、即ちR4を0オームとする。図2のこの変形例では、R3及びM2を省いたり 、比較器CPの入力端子(+)及び(−)におけるM3及びM4を省いたりする こともできる。 検出しきい値Vbl(to)をVbgの関数とするコンセプトは図3に示したようなピ ンチオフスタイルの曲線に限定されるものではない。様々な回路構成で、例えば 平滑曲線の代わりに1つ以上の急激な、又はステップ状の遷移部を有する直線又 は曲線とし得る様々な他の関数を用いることができる。従って、例えば、図5に 示すような直線的なカット・オフ関数を用いたり、又は例えば次式によって表さ れるような直線のオフセット関数を用いたりすることができる。 Vbl(to)=m・Vbg+c ここに、mは線形勾配であり、cはオフセットである。 図2の短絡検出器SC及びその単純化した変形例は共に、比較器CPへの入力 であるVbgの予定少量電圧分が、高いVbgにおけるよりも低いVbgにて高くなっ て、図3に示した可変検出しきいVbl(to)となるように、電圧で増大する抵抗値 を有する抵抗(R1,R2等)を用いる。図4は同様な効果を呈するも、非ピン チ抵抗R1’〜R3’を有する別の短絡検出回路の構成を示す。この図4の回路 は給電線1と接地線2との間の分圧抵抗R1’,R2’と、比較器CPを形成す るMOSTのM13及びM14から成る電流ミラーとを有している。MOSTの M13及びM14から成る電流ミラーはUS-A-4,929,884の図11の回路のトラン ジスタT116及びT118の電流ミラーの構成に多少似ているが、本発明によ るこの図4の回路では、検出しきい値Vbl(to)がVbgの強力な関数となるように する。従って、図4の回路では、R1’及びR2’を給電線1と接地線2との間 に(M13及びイネーブルMOST M1を介して)結合させ、且つM14をイ ネーブルMOST M2及び抵抗R3’を介してパワーデバイスMPWRと負荷 RLとの直列ノード11に結合させる。この図4の回路における抵抗R’,R2 ’,R3’は電流ミラー比較器CPの2つの並列アームにおける電圧−電流変換 器として作動する。R1’及びR3’の抵抗値はRとするが、R2’の抵抗値は R/2とする。一連のツェナーダイオードZDの形態の電圧クランプ回路をイネ ーブルMOST M5を介して給電線1と、R1’及びR2’の直列ノードとの 間に結合させる。従って、図4における比較器CPへの入力である対接地供給電 圧(Vbg)の予定少量電圧分は、例えば図5に示すように高いVbgにてクランプ される。 図6a〜図6fは、図1,図2及び図4の回路に使用し得る回路部品をUS− A−4,929,884における方法と似た方法で既知のDMOS技法を用いる ことによりパワーMOSFET又はIGBTデバイスMPWRと一緒に如何にし て集積化し得るかを(半導体本体100の種々の部分の断面によって)示したも のである。 慣例のDMOS技法を用いてnチャネルエンハンスメント−モードタイプのパ ワーMOSFET又はIGBTデバイスを形成する特定例を示してある。この場 合の半導体本体100は比較的低濃度にドープしたn形のシリコンエピタキシャ ル層100b(N-)を具えており、このエピタキシャル層はMOSFET又は IGBTデバイスのドレインドリフト領域を形成し、且つエピタキシャル層10 0bは比較的高濃度にドープしたn形(MOSFETの場合)又はp形(IGB Tの場合)の単結晶シリコン基板100aの上に設けられている。デバイスMP WRの1つのソースセルを図6aに示してある。 ソースセルは既知のタイプのものであり、これは半導体本体領域100bの一 方の主表面に隣接して、強度にドープしたn形(N+)ソース領域17を包含し ているp形のトランジスタ本体領域14を具えている。領域17と100bとの 間の領域14の軽ドープ(P)部分14bにおけるパワーMOSFET又はIG BTデバイスの絶縁ゲート18の下側には導通チャネルがある。ゲート18はド ープした多結晶シリコン層(PS)とすることができる。図示のように、セルの p形トランジスタ本体領域14は寄生バイポーラ作用をなくすためにパワーデバ イスのソース/カソード電極Sに対して短くしてある中央の強ドープ(P+)補 足領域14aも有している。ソース/カソード電極S及びゲート電極G(図示せ ず)は、絶縁層30の頂部に設けられ、適当な接点孔を経てN+ソース領域17 及び絶縁ゲート18にそれぞれ接触させるメタライゼーションmによって形成す る。ドレイン/アノード電極Dは半導体本体100の他方の主表面上に設ける。 図6bはエンハンスモードのpチャネルMOST、例えばDMOS技法を用い て製造し得えるような図2のMOST M1,M2,M3等に対する可能な構成 例を示す。MOSTはp導電形のソース及びドレイン領域40及び41(P+接 点領域を有するP)を有し、これらのソース及びドレイン領域は、パワートラン ジスタ本体部分14a及び14bに対する軽ドープ(P)及び強ドープ(P+) の双方のp形ドーピング段にてN-領域100bの箇所をドーピングすることに より形成する。ポリシリコンPS製のゲートはパワートランジスタのゲート18 と同じ製造工程にて形成する。メタライゼーションパターンmの部分はこのpチ ャネルMOSTのソース、ゲート及びドレインコネクタを形成する。 図6cはエンハンスメントモードのnチャネルMOST,例えば斯かるDMO S技法を用いて製造し得るようなMOSTに対する可能な構成例を示す。一般に 、nチャネル及びpチャネルの双方のMOSTは図2の比較器内に用いることが できる。nチャネルMOSTはパワートランジスタ本体部分14bに対する軽ド ープp形ドーピング段でN-領域100bの箇所に形成したp形領域P内に形成 する。このp形領域P内には、追加の軽ドープ(N)のn形ドーピング段と、パ ワートランジスタのソース領域17に対する強ドープ(N+)のn形ドーピング 段との双方のドーピング工程によってn形ソース及びドレイン領域(N+接点領 域を有するN)を形成する。このnチャネルMOSTのポリシリコンPS製のゲ ートはパワートランジスタのゲート18と同じ製造工程にて形成する。 図6dは斯かるDOMS技法を用いて製造し得るような、図2のピンチ抵抗R 1,R2等に対する可能な構成例を示す。このピンチ抵抗領域25(P)は、パ ワートランジスタ本体部分14bに対する軽ドープのp形ドーピング段にてN- 領域100bの箇所をドーピングすることにより形成する。このピンチ抵抗は、 強ドープのパワートランジスタ本体部分14aと同じ製造工程にて形成され、且 つ金属接続部mに接触させる接点領域P+を有している。ピンチ抵抗は領域10 0bと一緒に給電線1に接続する頂部プレート50も有している。このプレート 50は、パワートランジスタMPWRのゲート誘電体上のパワートランジスタの ゲート18と同じ製造工程で抵抗領域25の上の誘電体膜上のドープしたポリシ リコン(PS)によって形成する。従って、半導体抵抗領域25はMOSゲート 効果(プレート50の下側の半導体表面からの空乏層)によって上から並びにJ −FET効果(領域100bとのp−n接合箇所の空乏層)によって下から空乏 化することができる。プレート50は領域25と100bとの間のp−nの接合 の表面終端部の上方にフィールドプレートとして延在させることもできる。 図6eは斯かるDMOS技法を用いて製造し得るような、図4のR1’,R2 ’の如き非ピンチ抵抗用の可能な構成例を示す。このような特例例の非ピンチ抵 抗はピンチ抵抗と同じデバイス構造をしており、同じ製造工程にて形成するが、 プレート50の接続回路が相違している。従って、この特定例における抵抗領域 25’(P)はN-領域100bの箇所をパワートランジスタの本体部分14b に対する軽ドープのp形ドーピング段にてドーピングすることによって形成し、 且つ接点領域P+は強度にドープするパワートランジスタ本体部分14aと同じ 製造工程にて形成すると共に、これらの接点領域に金属接続部mを接触させる。 頂部プレート50はパワートランジスタMPWRのゲート誘電体上のパワートラ ンジスタのゲート18と同じ製造工程にて抵抗領域25’上の誘電体被膜上のド ープしたポリシリコン(PS)によって形成する。この非ピンチ抵抗のプレート 50は、その金属接続部mによってこの抵抗の負側の接点に接続する静電スクリ ーンとして作用する。しかし、抵抗領域25’には領域100bとのp−n接合 からの空乏化を最小とするために高めのドーピング濃度を用いることができる。 従って、抵抗領域25’はN-領域の箇所をパワートランジスタ本体部分14a に対する強ドープのp形(P+)・ドーピング段にてドーピングすることにより 形成することができる。静電スクリーンとして作用する頂部プレート50は、こ のP+抵抗領域25’の上に含めることもできる。さらに、本体100内にドー プした抵抗領域25’の代わりに、非ピンチ抵抗R1’,R2’等を本体100 上の絶縁層の上に薄膜多結晶シリコン抵抗として既知の方法にて形成することも できる。 図6fは、制御回路LCCにおける例えば温度センサの一部を形成するために 斯かるDMOS技法を用いて製造し得るようなn−p−nバイポーラトランジス タT用の可能な構成例を示す。N-領域100bの箇所はN+接点領域と共にト ランジスタのコレクタ領域を形成する。N-領域100bのこの箇所にはパワー トランジスタの本体部分14aに対する強ドープ(P+)のp形ドーピング段に てベース領域Bを形成する。このp形領域P+内に、パワートランジスタのソー ス領域17に対する強ドープ(N+)のn形ドーピング段でのドーピングによっ てn形エミッタ領域Eを形成する。 図6aは本体100の主表面に沿って誘起されるチャネル及びゲート18に対 するプレーナ式のセル構造を示しているが、MOSFET及びIGBT用には所 謂「トレンチーゲート」構造の様々な既知の形態のものを用い、絶縁ゲート18 を領域100b内の隣接するセル間における半導体本体100の主表面のトレン チ内に位置させることができる。この場合には、チャネル(トランジスタ本体の 領域14b内に誘起させる)がトレンチの側壁に沿って垂直方向に延在する。図 1,図2および図4の短絡検出回路を図6aに示したようなプレーナ構造又は例 えばトレンチ−ゲート構造のパワー半導体デバイスMPWRと一緒に集積化する ことができることは明らかである。 本発明によるパワーデバイス回路は多数の変更を加え得ることは明らかである 。例えば、図2及び図4の回路の回路要素及びそれらの接続を変更することによ って、しきい値電圧Vlg(to)に対する変形関数を得ることができる。図2の回路 のR1及びR3を非ピンチ抵抗とし、R2及びR4をピンチ抵抗のままとするこ ともできる。R1−R4の全てを非ピンチ抵抗とし、ツェナーダイオードZD( 又はツェナーダイオードのチェーンが、他の形態の電圧リミッタ)をR1の両端 間(又は、R1を分圧抵抗とする場合には、R1の一部)及び/又は図2の比較 器CPの(−)入力端子に結合させることもできる。図4の回路では、R2’を ピンチ抵抗とし、R1’及びR3’を非ピンチ抵抗のままとすることができる。 図5の頂部平坦なカット−オフ特性の代わりに、頂部が傾斜又は湾曲するように 回路を機能させることもできる。 図2に示す直列ノード11(パワーデバイスMPWRとその負荷RLとの接続 点)は回路素子R4によって比較器の入力端子に結合されているが、この直列ノ ード11は前述したように比較器の入力端子に直接結合させることもでき、即ち R4を省くことができる。本発明による他の回路構成では、比較器へ直列ノード 11における電圧の或る予定した関数の電圧を供給する中間回路手段によって直 列ノード11を比較器の入力端子に結合させることもできる。このような中間手 段はノード11における電圧を逓倍する増幅器か、ノード11の電圧を分圧する 減衰器で構成することができ、ノード11における電圧の大きさには正又は負の オフセットを与えることもできる。 これらの例を高側スイッチHSSについて説明したが、同じ短絡検出原理は、 パワーデバイスMPWRを負荷RLの接地側に位置させる低−側スイッチ(LS S)にも使用することができる。HSSの場合には、しきい値電圧をVbl(to)= f(Vbg)の代わりにVlg(to)=f(Vbg)として決定して、パワーデバイスM PWR間のVblの代わりに負荷RL間の電圧Vlgを検出することによって同様な 結果を得ることができる。LSSの場合も同様な方法で負荷RL間の電圧Vlg又 はパワーデバイスMPWR間の電圧Vblをモニタすることができる。 本発明は要するに、上述した及び/又は図面にて例証した新規な特徴を1つ以 上有する特に、パワーデバイス回路及び/又は短絡検出器を提供する。上述した 及び例証した新規な特徴を1つ以上有する特に、パワーデバイス回路及び/又は 短絡検出器を提供する。上述した及び/又は例証した特徴のいずれかを有してい る短絡検出器は上述した及び/又は例認した特徴のいずれかを有しているパワー 半導体デバイスと一緒に集積化することができる。 本発明は上述した例のみに限定されるものでなく、幾多の変更を加え得ること は当業者に明らかである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),JP,KR 【要約の続き】 て、比較器(CP)に入力する対帰線供給電圧(Vbg) の予定関数の電圧が対帰線供給電圧(Vbg)の大きさで 変化するようにする。このような手段により、低い対帰 線供給電圧よりも高い対帰線供給電圧(Vbg)にて低い 割合の対帰線供給電圧(Vbg)を入力させることができ る。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.給電線と帰線との間における負荷と直列のパワー半導体デバイス及び前記負 荷が短絡しているかどうかを確かめる短絡検出器を具えており、回路の作動中 に給電線と帰線との間に対帰線供給電圧を供給するパワーデバイス回路におい て、前記短絡検出器に比較器を設けることにより前記デバイスと前記負荷との 間の対帰線供給電圧の配分量を検査し、前記比較器が前記デバイスと前記負荷 との間の直列ノードに結合された第1入力端子及び前記給電線と前記帰線との 間に結合されて、前記対帰線供給電圧の予定関数である電圧供給信号を供給す る回路手段からの第2入力端子を有し、前記直列ノードにおける電圧を前記対 帰線供給電圧の予定関数と比較することによって、短絡があるか、ないかを示 す出力信号を前記比較器が供給するようにしたことを特徴とするパワーデバイ ス回路。 2.前記回路手段によって取り出される対帰線供給電圧の予定関数の電圧が、低 い値の対帰線供給電圧におけるよりも高い値の対帰線供給電圧にて低い割合の 対帰線供給電圧を前記比較器へ入力するように、対帰線供給電圧の大きさに応 じて変化するようにしたことを特徴とする請求の範囲1に記載のパワーデバイ ス回路。 3.前記回路手段が、前記給電線と前記帰線との間に直列に結合された第1及び 第2抵抗を有する抵抗分圧器を具え、前記第1抵抗と第2抵抗との間の直列ノ ードを前記比較器の第2入力端子に結合させて、前記対帰線供給電圧の予定少 量電圧分を前記比較器の第2入力端子へ供給するようにしたことを特徴とする 請求の範囲2に記載のパワーデバイス回路。 4.前記比較器の第1入力を前記デバイスと前記負荷との直列ノードから直接取 り出すようにしたことを特徴とする請求の範囲3に記載のパワーデバイス回路 。 5.前記回路手段が2つの並列アームを有する抵抗分圧器を具え、第1アームが 前記対帰線供給電圧の予定少量電圧分を供給すべく第1及び第2抵抗を具え、 且つ第2アームが前記給電線と前記デバイス及び負荷の直列ノードとの間に直 列に結合された第3及び第4抵抗を具え、該第3抵抗と第4抵抗との間の直列 ノードを前記比較器の第1入力端子に結合させたことを特徴とする請求の範囲 3に記載のパワーデバイス回路。 6.前記抵抗を、抵抗値が電圧に応じて増大するピンチ抵抗として、低い電圧値 におけるよりも高い電圧値にて低い割合の電圧が比較器へ入力されるようにし たことを特徴とする請求の範囲3〜5のいずれか一項に記載のパワーデバイス 回路。 7.前記各ピンチ抵抗が、上に横たわるプレートの下側からの空乏層と、反対導 電形の領域とのp−n接合個所における空乏層とによって空乏化される一導電 形の半導体抵抗領域を具えていることを特徴とする請求の範囲6に記載のパワ ーデバイス回路。 8.前記短絡検出器が、電流ミラー比較器の第1及び第2並列アームに電圧−電 流変換器を具え、前記第1アームを前記給電線と帰線との間に結合させると共 に、該第1アームに第1及び第2抵抗から成る抵抗分圧器を含め、前記第2ア ームを前記給電線と前記デバイス及び負荷の直列ノードとの間に結合させ、且 つ前記第1抵抗と第2抵抗との間の直列ノードに電圧リミッタを結合させて、 前記比較器に入力する前記対帰線供給電圧の予定関数の電圧を高い対帰線供給 電圧にて制限するようにしたことを特徴とする請求の範囲2に記載のパワーデ バイス回路。 9.前記短絡検出器を前記パワー半導体デバイスと一緒に半導体本体に集積化し たことを特徴とする請求の範囲1に記載のパワーデバイス回路。
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