JP2008283498A - 電流検出装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】負荷に対する電圧を制御するために電界効果トランジスタを使用した場合に、電界効果トランジスタのドレイン−ソース間のドレイン電流を高精度で検出する。
【解決手段】増幅アンプ15の入力端子15aおよび15bと、ワイドギャップ半導体HFET11のドレインおよびソースとの間に、それぞれスイッチング素子としてFET16および17が設けられている。ワイドギャップ半導体のHFET11がオンしたのち、一定時間経過後、FET16および17のゲートをオンし、増幅アンプ15の入力端子間の電圧差で電流値を検出する。これにより、電流検出が必要な時のみスイッチング素子を制御して、HFET11ドレインおよびソースを増幅アンプへ接続することで、常時接続している場合と異なり、増幅アンプで発生する熱を抑制し、それに伴うオフセット電圧を抑制し、精度良く電流を検出できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、負荷に対する電圧を制御するために電界効果トランジスタを使用した場合において、この電界効果トランジスタを流れる電流を検出するための電流検出装置に関し、特に、高パワーワイドギャップ半導体を用いたヘテロジャンクション電界効果トランジスタ(HFET:Heterojunction Field Effect Transistor)を使用した場合において、高精度で電流を検出することができる電流検出装置に関する。
DC/DCコンバーター、LEDの駆動回路、モータ用駆動回路等のように、大きな電流出力を要求されるデバイスが増えてきている。これらの代表的なデバイスは、シリコンプロセスをベースにしたIGBT、パワーMOS等であり、現在のパワートランジスタの主流である。近年、これらのトランジスタに対して、車載向けモータ用を中心に、更なる高パワー化と低オン抵抗化が求められている。
一方、そのような既存のシリコンプロセスをベースとした半導体とは別に、高耐圧で大電流を扱うことができ、また動作時のオン抵抗が低いワイドギャップ半導体が注目を集めている。ワイドギャップ半導体とは、SiC、GaN、炭素ベースの半導体(主にダイヤモンド半導体、カーボンナノチューブ)等をベースとした半導体であって、バンドギャップエネルギーが、シリコン、GaAs等に比べて大きく、バンドギャップエネルギーが2.5eV以上、特には好ましくは3.0eV以上のものを指す。なお、バンドギャップエネルギーは、Siをベースとした半導体では1.1eV以上、GaAsをベースとした半導体では1.4eV以上であるのに対して、GaNをベースとしたワイドギャップ半導体では3.4eV以上、SiC(4H)をベースとしたワイドギャップ半導体では3.2eV以上、SiC(6H)をベースとしたワイドギャップ半導体では2.9eV以上である。
これらのワイドギャップ半導体をベースとしてトランジスタを構成することによって、低オン抵抗で動作する高パワーデバイスを実現することができる。また、このような高パワーデバイスは、バンドギャップが広いために、温度に対する安定性が良いことから、現在、主に、IGBT、パワーMOS等が使われている出力段回路の出力部に使用されており、さらには、ワイドギャップ半導体の持つ低オン抵抗による省エネルギー化、さらなる大電流、高耐圧が必要とされるモーター等の駆動回路の出力段への応用が進んでいる。このような大電流を要求する用途として、他には、LED駆動回路、照明用駆動回路等があり、多種多様である。
このような、大電流であって、しかも高耐圧を必要とされる用途の駆動回路では、何らかの原因で駆動回路のタイミングがずれると、過電流が流れるおそれがあり、駆動回路に過電流が流れると、駆動回路のみならず、駆動回路につながるモーターなどの負荷装置が破壊する等のおそれがある。例えば、負荷装置がモータである場合に、駆動回路における出力段回路の駆動タイミングがずれることによってモータロックが発生するおそれがあり、モータロックの発生によって、駆動回路における出力段回路に過電流が流れる。この過電流は、駆動回路のみならず、それにつながるモーター等の負荷装置までも破壊もしくは機能低下を引き起こすおそれがある。そのため、大電流であって、しかも高耐圧を必要とされる用途の駆動回路では、出力段回路の電流をモニタして、一定電流以上の過電流を検知した場合には、出力電流を遮断する検知手段が必要である。
従来、このような駆動回路の出力段回路における過電流を検知するための手段としては、主として、以下の3つに分類される。
(i) センス抵抗
(ii) 電流トランス
(iii) ホール素子
IGBT、パワーMOS等を使用した出力段回路では、従来、センス抵抗を内蔵して過電流を検知する方法が広く使用されている。
センス抵抗を用いた過電流を検知する回路としては、例えば、特許3749109号(特許文献1)において開示されている。この特許文献1では、出力段のトランジスタの一部から微小電流を分流し、その微小電流を、出力段のトランジスタに直列接続されたセンス抵抗で電圧変換して、そのセンス抵抗間の電圧を測定することにより出力段トランジスタの電流を検出するように構成されている。
このように、従来のセンス抵抗を用いて過電流を検知する方法は、出力段回路としてワイドギャップ半導体を用いた場合においても適用することができる。しかしながら、出力段回路としてワイドギャップ半導体を用いた駆動回路では、従来のIGBT等を使用した駆動回路よりも大電流および高電圧を扱うことによって現状以上に大電流化を進められており、このような状況において、センス抵抗によって微小電流を検出する方法では、更なる大電流化に伴い、センス抵抗で発生する熱によってセンス抵抗の抵抗値が変動するおそれがある。このようなセンス抵抗の抵抗値の変動を保障するためには、複雑な機能を設ける必要が生じ、駆動回路において、回路規模の増加、複雑な制御等が必要になる。
出力段回路としてワイドギャップ半導体を用いた駆動回路では、このようなセンス抵抗を利用した電流検出方式とは異なり、ワイドギャップ半導体にて構成されるHFETのソース−ドレイン間の電圧降下の値に基づいて電流状態を検出することも提案されている。特開2004−208185号公報(特許文献2)には、このような電流検出装置が開示されている。この電流検出装置の構成を図4に示す。
図4に示す電流検出装置では、負荷RL6と電源電圧VBBとの間に、負荷RL6に印加される電源電圧VBBを制御するための制御素子として、ワイドギャップ半導体をベースに形成された電界効果トランジスタ(FET)1が設けられている。この電界効果トランジスタ1は、ソースが電源電圧VBBに接続され、ドレインが負荷RL6に接続されている。電界効果トランジスタ1のゲートは、駆動部3から出力される所定の電圧によってオン・オフ制御されるようになっている。
電界効果トランジスタ1のソースとドレインとの間の電圧を検知するために、電界効果トランジスタ1のソースおよびドレインが、増幅アンプ5の入力端子にそれぞれ接続されている。増幅アンプ5の出力は、論理回路2に与えられている。
論理回路2は、増幅アンプ5から出力される制御信号を反転する論理否定回路2aと、この論理否定回路2aの出力が入力される論理積回路2bとを有している。論理積回路2bの入力端子には、制御回路4から出力される制御信号が、論理否定回路2aからの出力とともに与えられている。
このような構成の電流検出装置では、制御回路4からのオン・オフの制御信号によって、駆動部3から所定の電圧が出力され、この所定の電圧が電界効果トランジスタ1のゲートに印加されると、電界効果トランジスタ1がオン状態になって、負荷RL6に電源電圧VBBが印加される。このような状態で、電界効果トランジスタ1のソース−ドレイン間の電圧が増幅アンプ5によって増幅されて論理回路2に与えられており、増幅アンプ5の出力が所定値よりも大きくなることによって、論理回路2に設けられた論理否定回路2aの出力がローレベルになり、論理積回路2bの出力がローレベルになる。これにより、電界効果トランジスタ1がオフされる。
このような構成の電流検出装置では、電界効果トランジスタ1がワイドギャップ半導体を用いて構成されているために、電界効果トランジスタ1のオン抵抗が動作環境温度範囲内においてほぼ一定の値を示す。従って、電界効果トランジスタ1を流れる電流の増加に伴う電界効果トランジスタ1のオン抵抗の変動が小さく、電界効果トランジスタ1のソース−ドレイン間の電圧を検出して、予め求めておいたソース−ドレイン間のオン抵抗値で除算することによって、ワイドギャップ半導体を用いた電界効果トランジスタ1のソース−ドレイン間の電流の値を検出することができる。
なお、特開平3−112319号公報(特許文献3)にも、ワイドギャップ半導体を用いて構成されて電界効果トランジスタのソース−ドレイン間のオン抵抗を利用した電流検出装置について記載されている。
特許3749109号 特開2004−208185号公報 特開平3−112319号公報
特許文献2に記載されているように、ワイドギャップ半導体を用いて構成されて電界効果トランジスタのソース−ドレイン間の電圧を用いて電流を検出する際に、電界効果トランジスタのドレイン側とソース側の電圧値を増幅アンプのそれぞれの入力端子に入力し、その差分を増幅アンプで増幅する構成では、電流値の検出精度を高めることができる。しかしながら、ワイドギャップ半導体を用いた電界効果トランジスタの電源電圧VBBは、用途にもよるが、通常、数十V〜1kV程度であり、電界効果トランジスタのソース端子およびドレイン端子には、この電源電圧VBBにほぼ等しい電圧または電源電圧VBBに近い電圧が印加されることもある。電流値検出用の増幅アンプの入力端子に、このような高電圧が印加されるおそれがあることから、増幅アンプには、何らかの高耐圧特性が要求される。
このように、特許文献2に記載された構成では、増幅アンプの入力端子に高電圧が印加されるために、増幅アンプに対して、高電圧に耐え、かつ、ワイドギャップ半導体を用いた電界効果トランジスタがオンしている時にソース−ドレイン間の電圧を精度良く検出するという機能が要求される。電界効果トランジスタのソース−ドレイン間の電圧を精度良く検出するためには、増幅アンプに入力される電圧のノイズを小さくし、また、増幅アンプ自身のオフセット電圧を低くする必要がある。
しかし、増幅アンプの入力端子には、接地電圧から電源電圧VBBまで変動する電圧が印加されるために、増幅アンプに入力される電圧の変動が大きく、それに伴って増幅アンプ内に流れる微小電流による発熱等により、増幅アンプのオフセット電圧が大きくなる。このように、増幅アンプの入力端子に印加される電圧の変動が大きい場合には、増幅アンプのオフセット補償が必要になる。
増幅アンプにオフセット補償を設ける場合には、現在の多用されているシリコンプロセスを用いた駆動回路では、回路規模が大きくなり、センス抵抗を用いて電流を検出する場合と同じように、複雑な温度保障回路が必要となる。そのため、出力段にワイドギャップ半導体によって構成された電界効果トランジスタを用いることによって、温度に対して一定のオン抵抗であるという特徴を有しているにもかかわらず、そのソース−ドレイン間の電圧を用いて電流を検出する回路が、高耐圧で温度変動の小さい特性を有することが要求されるとともに、微小電圧に対して高精度で電流を検出することが要求されることになる。これらの要望を満たすためには、回路規模を大きくする必要があり、しかも、複雑な回路構成にならざるを得ない。
本発明は、上記従来の課題を解決するものであり、その目的は、回路規模が大きくなるおそれがなく、また、複雑な回路構成とする必要もなく、高精度で電流を検出することができる電流検出装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の電流検出装置は、負荷に印加される電圧を制御する電界効果トランジスタと、該電界効果トランジスタのドレイン−ソース間の電圧を増幅するための増幅アンプと、該増幅アンプの出力と、前記電界効果トランジスタのドレイン−ソース間のオン抵抗と、該電界効果トランジスタのドレイン−ソース電流が過電流と認められる電流値との積から求められた電圧値とを比較する比較手段と、該比較手段の比較結果に基づいて、前記電界効果トランジスタのオン・オフを制御する制御手段とを備えた電流検出装置であって、前記増幅アンプにおける高電圧が入力される入力端子に、スイッチング素子が設けられていることを特徴とする。
好ましくは、前記増幅アンプにおける低電圧が入力される入力端子にも、スイッチング素子が設けられていることを特徴とする。
好ましくは、前記電界効果トランジスタのオン抵抗は、動作環境範囲内においてほぼ一定の値を示すことを特徴とする。
好ましくは、前記電界効果トランジスタが、ワイドギャップ半導体をベースとして形成されたヘテロジャンクション電界効果トランジスタ(HFET)であることを特徴とする。
好ましくは、前記ワイドギャップ半導体は、バンドギャップエネルギーが2.5eV以上であることを特徴とする。
好ましくは、前記ワイドギャップ半導体は、GaN系半導体、SiCを用いた半導体、炭素を用いた半導体のいずれかであることを特徴とする。
好ましくは、前記スイッチング素子は電界効果トランジスタであることを特徴とする。
好ましくは、前記スイッチング素子である前記電界効果トランジスタは高耐圧FETであることを特徴とする。
好ましくは、前記電界効果トランジスタのドレイン−ソース間の電圧に応じて、該電界効果トランジスタを流れる微小電流に基づく電圧を検出する電圧検出手段をさらに有することを特徴とする。
好ましくは、前記増幅アンプにおける低電圧が入力される入力端子にも、スイッチング素子が設けられており、前記各スイッチング素子である前記電界効果トランジスタのそれぞれは、同一基板上にシリコンプロセスで作成されていることを特徴とする。
好ましくは、前記各スイッチング素子である前記電界効果トランジスタのそれぞれは、Si基板上に1チップ化されていることを特徴とする。
好ましくは、前記ワイドギャップ半導体と、該ワイドギャップ半導体以外の部分とが一体形成されたモジュールであることを特徴とする。
本発明の電流検出装置では、増幅アンプと、電界効果トランジスタ(FET)のドレインおよびソースの少なくとも高電圧側との間に、FET、ダイオード等のスイッチング素子が設けられている。電界効果トランジスタが導通したのち、一定時間経過後にスイッチング素子をオンさせて、増幅アンプの両入力端子に印加される電圧を検出する。このようにすることで、電流検出が必要な時のみスイッチング素子を制御して増幅アンプへ接続することで、常時接続している場合と異なり、増幅アンプで発生する熱を抑制し、それに伴うオフセット電圧を抑制することができ、精度良く電流を検知することができる。特に、ワイドギャップ半導体をベースとしたヘテロジャンクション電界効果トランジスタ(HFET)を使用する場合には、電流がある程度流れることによって、HFET特性が非飽和領域動作になり、HFETのドレイン−ソース間の電圧が安定し、ドレイン−ソース間電圧も小さく、既存の増幅アンプでも精度良く電流を検出することができる。
本発明の電流検出装置では、負荷に印加される電圧を制御する電界効果トランジスタに対する電圧が安定した時点で、増幅アンプによって電界効果トランジスタに印加される電圧が増幅されるために、増幅アンプに高電圧が印加されることによる発熱が抑制され、電界効果トランジスタに流れる電流を高精度で検出することができる。特に、電界効果トランジスタとしてワイドギャップ半導体を用いたHFETを使用することによって、さらに高精度で電界効果トランジスタに流れる電流を検出することができる。
以下、本発明の電流検出装置の実施形態を図に基づき説明する。
<実施の形態1>
図1は、本発明の電流検出装置の一例を示す回路図である。この電流検出装置は、DC/DCコンバーター、LEDの駆動回路、モータ用駆動回路等において、負荷RL10に供給される電流を検出するようになっており、負荷RL10と電源電圧VBBとの間に、負荷RL10に印加される電源電圧VBBを制御するための制御素子として、ワイドギャップ半導体をベースに形成された高耐圧のHFET(ヘテロジャンクション電界効果トランジスタ)11が設けられている。このHFET11は、ドレインが電源電圧VBBに接続され、ソースが負荷RL10に接続されている。HFET11のゲートは、ゲート駆動回路13の出力に接続されており、ゲート駆動回路13から出力される所定の電圧によってHFET11がオンされるようになっている。HFET11のワイドギャップ半導体は、バンドギャップエネルギーが2.5eV以上になっている。
この電流検出装置には、HFET11のドレインとソースとの間の電圧を検知するために、増幅アンプ15が設けられている。増幅アンプ15の一方の入力端子15aとHFET11のドレインとの間に、スイッチング素子として高耐圧のFET16が設けられており、増幅アンプ15の他方の入力端子15bとHFET11のソースとの間に、スイッチング素子として高耐圧のFET17が設けられている。高耐圧のFET16および17のゲートは、それぞれ、制御回路14から出力される制御信号によって制御されるようになっており、制御回路14は、ワイドギャップ半導体をベースとしたHFET11のゲートに所定の電圧が印加されてから所定時間が経過した後に、FET16および17のそれぞれのゲートに、所定の電圧をそれぞれ印加するようになっている。FET16および17のゲートに所定の電圧がそれぞれ印加されると、各FET16および17は、それぞれオン状態とされ、増幅アンプ15の入力端子15aおよび15bに、HFET11のドレイン側の電圧およびソース側の電圧がそれぞれ入力される。
FET16および17は、それぞれ、電源電圧VBBにほぼ等しい電圧、あるいは、電源電圧VBBに近い電圧が印加されるおそれがあるために、高耐圧に耐える必要がある。このために、これらのFET16および17は、高耐圧FET構造、例えばLDDMOS(Lateral Double Diffusion MOS)構造とすることが好ましい。LDDMOS構造は、高耐圧FETとして広く知られている。
なお、FET16およびFET17は、同一の基板上に同一プロセスで形成されていることが好ましく、さらには、電流検出装置を構成する他の素子と同一チップ内に配置されていることが望ましい。このような構成とすることによって、FET16およびFET17に起因するオフセットを小さくすることができる。
増幅アンプ15は、入力端子15aおよび15bの間に入力されるHFET11のドレイン−ソース間の電圧を増幅してコンパレーター18の一方の入力端子18aに出力する。コンパレーター18の他方の入力端子18bには、予め設定された所定の設定電圧(VREF)が入力されている。設定電圧(VREF)は、HFET11のドレイン−ソース間を流れる電流が過電流とみなされる場合におけるドレイン−ソース間の電圧値に相当する電圧値に設定されている。この設定電圧は、HFET11のオン抵抗と、負荷RL10において悪影響があると認められるHFET11での過電流との積によって算出される。
コンパレーター18は、増幅アンプ15から出力される電圧(HFET11のドレイン−ソース間の電圧)が設定電圧(VREF)よりも高くなっている場合には、ハイレベルの制御信号を論理回路12に出力する。
論理回路12は、コンパレーター18から出力される制御信号を反転する論理否定回路19と、この論理否定回路19の出力が一方の入力端子20aに供給される論理積回路20とを有している。論理積回路20の他方の入力端子20bには、制御回路14から出力されるハイレベルの制御信号が入力されている。
制御回路14は、負荷RL10を動作させる場合には、論理積回路20に対してハイレベルの制御信号を出力し、また、その制御信号が出力されてから予め設定された所定時間経過後に、FET16および17のゲートに対してハイレベルの制御信号をそれぞれ出力する。制御回路14から論理積回路20の入力端子20bに対してハイレベルの制御信号が出力された時点では、FET16および17はそれぞれオフ状態であることから、増幅アンプ15からの出力はローレベルになっており、従って、コンパレーター18の出力もローレベルになっている。コンパレーター18の出力がローレベルであることから、論理否定回路19からはハイレベルの信号が論理積回路20の他方の入力端子20aに入力される。これにより、論理積回路20の出力はハイレベルとなり、ゲート駆動回路13からは、所定の電圧が出力されて、その電圧がHFET11のゲートに印加される。HFET11のゲートに所定の電圧が印加されると、HFET11はオン状態となり、負荷RL10に対して電源電圧VBBが印加される。
これに対して、制御回路14が論理積回路20に対してローレベルの制御信号を出力することにより、あるいは、増幅アンプ15から出力される電圧が設定電圧VREFよりも高くなりコンパレーター18の出力がハイレベルになって論理否定回路19からのローレベルの制御信号が出力されることにより、論理積回路20の出力がローレベルになると、ゲート駆動回路13からは所定の電圧が出力されず、HFET11はオフ状態になる。これにより、負荷RL10に対する電源電圧VBBの印加が遮断されることになる。
このような構成の電流検出装置では、負荷RL10に対して電源電圧VBBを印加するために、制御回路14は、論理回路12における論理積回路20の一方の入力端子20bに対してハイレベルの信号を出力する。この場合、制御回路14は、スイッチング素子である高耐圧のFET16および17をそれぞれ動作させるための制御信号を出力せず、従って、FET16および17はいずれもオフ状態になっていることから、増幅アンプ18からはローレベルの信号が論理回路12の論理否定回路19に出力され、従って、論理否定回路19からはハイレベルの信号が論理積回路20の他方の入力端子20aに出力されている。その結果、論理積回路20の各入力端子20aおよび20bにハイレベルの信号が入力されることにより、論理積回路20の出力はハイレベルになり、ゲート駆動回路13にハイレベルの制御信号が出力される。ゲート駆動回路13は、このハイレベルの制御信号によって、所定電圧の制御信号をHFET11のゲートに出力する。これにより、HFET11がオン状態になり、電源電圧VBBが負荷RLに印加される。
制御回路14から論理回路12にハイレベルの制御信号が出力されて所定時間が経過すると、制御回路14は、高耐圧のFET16および17のゲートに対してハイレベルの制御信号をそれぞれ出力する。これにより、FET16および17は、それぞれオン状態になり、HFET11におけるソースの電圧およびドレインの電圧が、増幅アンプ15の各入力端子15aおよび15bにそれぞれ入力される。増幅アンプ15は、入力されるHFET11のドレイン−ソース間の電圧を増幅して、コンパレーター18の一方の入力端子18aに出力する。
コンパレーター18の他方の入力端子18bには設定電圧VREFが入力されており、コンパレーター18は、増幅アンプ15から出力されるHFET11のドレイン−ソース間の電圧を設定電圧VREFと比較する。そして、HFET11のドレイン−ソース間の電圧が設定電圧VREFよりも低い場合には、HFET11のドレイン−ソース間の電流が過電流ではなく正常状態であることから、ローレベルの信号を論理回路12の論理否定回路19に出力する。論理否定回路19は、入力されるローレベルの信号を反転して論理積回路20に出力する。これにより、論理積回路20の各入力端子20aおよび20bにはハイレベルの制御信号が継続して入力されることになり、論理積回路20からはハイレベルの制御信号がゲート駆動回路13に出力され、ゲート駆動回路13は、引き続き、所定の電圧を出力して、HFET11をオン状態に制御する。これにより、負荷回路10には、電源電圧VBBが継続して印加される。
このようにして、負荷RL10に電源電圧VBBが印加されている状態において、負荷回路10に対して過電流が流れると、その過電流によって、HFET11のドレイン電圧およびソース電圧が変化する。これにより、FET16および17を介して増幅アンプ15の各入力端子15aおよび15bに入力されるFET11のドレイン−ソース電圧が増加する。そして、増幅アンプ15から出力される電圧が、コンパレーター18に入力される設定電圧VREFよりも高くなると、コンパレーター18の出力がハイレベルとなり、論理回路18における論理否定回路19からの出力がローレベルになる。これにより、論理積回路20の出力はローレベルとなり、ゲート駆動回路13からの出力もローレベルとなってHFET11がオフされる。これにより、負荷RL10に対する電源電圧VBBの印加が遮断され、負荷RL10に過電流が流れることが防止される。
このように、本発明の電流検出装置では、負荷RL10に対する過電流として設定された設定電圧値VREFと、HFET11のドレイン−ソース電圧とを比較して、負荷RL10に対する過電流が生じているかを検出し、その検出結果に基づいて負荷10に印加される電圧を遮断するようになっているために、負荷RL10が過電流によって破壊されたり、損傷するおそれがない。しかも、負荷RL10に対する電源電圧VBBの印加を制御する制御素子としてワイドギャップ半導体をベースにしたHFET11を用いることによって、負荷RL10に対する過電流を、動作環境温度に影響されることなく、高精度で測定することができる。
ワイドギャップ半導体をベースにしたHFET11のVDS−IDS特性を図2に示す。なお、VDSはHFET11のドレイン−ソース電圧、IDSはHFET11のドレイン−ソース電流、VはHFET11のゲート電圧である。図2では、ゲート電圧V(VG1>VG2>VG3>VG4)が小さい場合には、HFET11がオンした直後は、ソース−ドレイン電圧VDSが高圧側の飽和特性領域にある。ゲート電圧Vが大きくなるにつれて、ドレイン−ソース電流IDSが増加し、それに伴い、ドレイン−ソース電圧VDSの増加率は減少する。そして、非飽和領域(線形領域)ではオン抵抗も低く、また、この領域では、ドレイン−ソース電圧VDSの温度依存性が小さいことから、この非飽和領域(線形領域)の間のドレイン−ソース電圧VDSをモニタすることによって、ドレイン−ソース電圧VDSの微小な変動に対してドレイン−ソース電流IDSの大きな変動を検出することができ、従って、ドレイン−ソース電流IDSを高精度で測定することができる。
なお、HFET11に印加されるゲート電圧Vは、ゲート駆動回路13から出力されるようになっており、ゲート駆動回路13は、予め設定された所定のゲート電圧Vを出力する。コンパレーター18の入力端子18bに入力される設定電圧VREFは、ゲート駆動回路13から出力されるゲート電圧Vと、図2の非飽和領域(線形領域)におけるVDS−IDS特性から得られるオン抵抗に基づいて設定される。
本発明の電流検出装置では、制御回路14が、論理回路12に対してハイレベルの制御信号を出力してから、所定時間が経過した時点で、FET16および17に対してハイレベルの制御信号を出力するようになっている。このような構成により、HFET11に電流が流れ始めた直後において、HFET11が飽和領域で高電圧(例えば数百V)になっていても、その高電圧が増幅アンプ15に入力されることが防止される。その結果、増幅アンプ15に高電圧が印加されるおそれがなく、従って、増幅アンプ15における発熱が抑制されて、増幅アンプ15内においてオフセット、ドリフト等が発生することが抑制される。これにより、HFET11のドレイン−ソース電圧を、さらに高精度で測定することができる。
また、制御回路14は、HFET11がオンした状態で、FET16および17のゲートに対して同期したパルス信号を印加することによって、各FET16および17を、同期しながらパルス駆動させることも可能である。この場合には、ドレイン−ソース電圧を一定周期でサンプリングすることによって、ドレイン−ソース電流を一定周期でモニタすることができる。
このように、本発明の電流検出装置では、HFET11における過電流を高精度で検出することができ、過電流が流れていない状態においてHFET11がオフされるという誤動作を確実に防止することができる。また、HFET11のゲートに所定電圧が印加されないオフ時には、スイッチング素子である各FET16および17もオフすることによって、増幅アンプ15に高電圧が印加されることを確実に防止することができ、従って、増幅アンプ15に高電圧が印加されることによる発熱を抑制することができる。これにより、増幅アンプ15の出力が発熱によって経時的に変化すること等を確実に防止することができる。
なお、本実施形態では、増幅アンプ15の入力端子15aおよび15bに、スイッチング素子としてFET16およびFET17をそれぞれ接続する構成としたが、HFET11の低圧側であるソースに接続されたFET17を省略しても良い。これにより、回路構成を、より一層簡略化することができる。
また、負荷RL10に対する電圧の印加を制御する電界効果トランジスタとしてHFET11を使用する構成としたが、これに限らず、オン抵抗が動作環境範囲内においてほぼ一定の値を示すFETを使用するようにしてもよい。
さらには、電界効果トランジスタとしてHFET11を使用する場合には、HFET11と、HFET11以外の構成要素とを一体化してモジュール化するように構成してもよい。
<実施の形態2>
図3に、本発明の他の実施形態の電流検出装置を示す。この電流検出装置の基本構造は図1に示す電流検出装置と同様になっている。図3に示す電流検出装置では、HFET11に流れる微小電流を検出するための端子11bがHFET11に設けられている。この端子11bには、センス抵抗21が直列接続されており、センス抵抗21と接地電位との間にFET23が設けられている。FET23のゲートには、制御回路14から出力される制御信号が与えられる。センス抵抗21の両側の各端子は、増幅アンプ22の各入力端子にそれぞれ接続されており、この増幅アンプ22によってセンス抵抗21に印加される電圧が増幅して出力される。増幅アンプ22の出力は、制御回路14に与えられている。その他の構成は、図1に示す電流検出装置と同様である。
このような構成の電流検出装置では、HFET11のドレイン−ソース電圧が、図2に示す非飽和領域付近の低電圧の場合には、制御回路14は、FET23をオフ状態にする。これにより、図1に示す電流検出装置と同様に、HFET11のドレイン−ソース電圧が、コンパレーター18に予め設定された設定電圧値VREFよりも高くなることによって、HFET11がオフ状態とされ、負荷RL10に対して過電流が流れることを防止することができる。
これに対して、HFET11のドレイン−ソース電圧が高い場合には、制御回路14は、FET23をオン状態にして、増幅アンプ22から出力されるセンス抵抗21の電圧に基づいて、HFET11を制御する。すなわち、増幅アンプ22から出力される電圧値が、予め設定された所定の電圧値よりも高くなった場合には、制御回路14は、論理回路12に対してローレベル信号を出力して、HFET11をオフ状態にする。
このように、HFET11のドレイン−ソース電圧が低く、ドレイン−ソース電圧の微小な変化に対してドレイン−ソース電流が大きく変化する場合には、増幅アンプ15およびコンパレーター18によって、ドレイン−ソース電圧の変化を高精度で検出しているために、図1に示す電流検出装置と同様に、負荷RL10に対する過電流を高精度で検出することができ、負荷RL10に過電流が流れることを確実に防止することができる。
これに対して、HFET11のドレイン−ソース電圧が高い場合には、センス抵抗21の電圧値に基づいて制御しているために、ドレイン−ソース電圧の変化に対してドレイン−ソース電流の変動が小さく、センス抵抗21の電圧値の変化に基づいて、負荷RL10に過電流が流れることを確実に防止することができる。この場合には、センス抵抗21には、HFET11のドレイン−ソース電圧が高い場合おける微小電流が流れるだけであるので、センス抵抗21による発熱の影響がほとんどない。さらには、HFET11のドレイン−ソース電圧を、FET23のオン・オフ制御によって、低い範囲から高い範囲にわたって常時検出することができるために、HFET11に突発的に過電流が流れるような場合にも、HFET11を確実にオフ状態とすることができる。
以上のように、本発明の好ましい実施形態を用いて本発明を例示してきたが、本発明は、この実施形態に限定して解釈されるべきものではない。本発明は、特許請求の範囲によってのみその範囲が解釈されるべきであることが理解される。当業者は、本発明の具体的な好ましい実施形態の記載から、本発明の記載および技術常識に基づいて等価な範囲を実施することができることが理解される。本明細書において引用した特許、特許出願および文献は、その内容自体が具体的に本明細書に記載されているのと同様にその内容が本明細書に対する参考として援用されるべきであることが理解される。
本発明の電流検出装置は、負荷に対する電圧を制御するために電界効果トランジスタを使用した場合、特に、高パワーワイドギャップ半導体を用いたヘテロジャンクション電界効果トランジスタ(HFET:Heterojunction Field Effect Transistor)を使用した場合において、高精度で電流を検出することができる。
本発明の電流検出装置の一例を示す回路図である。 ワイドギャップ半導体をベースとしたHFETのVDS−IDS特性を示すグラフである。 本発明の電流検出装置の他の例を示す回路図である。 従来の電流検出装置の一例を示す回路図である。
符号の説明
1 HFET
2 論理回路
3 駆動部
4 制御回路
5 増幅器
6 負荷
10 負荷
11 HFET
12 論理回路
13 ゲート駆動回路
14 制御回路
15 増幅アンプ
16 FET
17 FET
18 コンパレーター
19 論理否定回路
20 論理積回路
21 センス抵抗
22 増幅器
23 FET

Claims (12)

  1. 負荷に印加される電圧を制御する電界効果トランジスタと、
    該電界効果トランジスタのドレイン−ソース間の電圧を増幅するための増幅アンプと、
    該増幅アンプの出力と、前記電界効果トランジスタのドレイン−ソース間のオン抵抗と、該電界効果トランジスタのドレイン−ソース電流が過電流と認められる電流値との積から求められた電圧値とを比較する比較手段と、
    該比較手段の比較結果に基づいて、前記電界効果トランジスタのオン・オフを制御する制御手段とを備えた電流検出装置であって、
    前記増幅アンプにおける高電圧が入力される入力端子に、スイッチング素子が設けられていることを特徴とする電流検出装置。
  2. 前記増幅アンプにおける低電圧が入力される入力端子にも、スイッチング素子が設けられていることを特徴とする請求項1記載の電流検出装置。
  3. 前記電界効果トランジスタのオン抵抗は、動作環境範囲内においてほぼ一定の値を示すことを特徴とする請求項1記載の電流検出装置。
  4. 前記電界効果トランジスタが、ワイドギャップ半導体をベースとして形成されたヘテロジャンクション電界効果トランジスタ(HFET)であることを特徴とする請求項3記載の電流検出装置。
  5. 前記ワイドギャップ半導体は、バンドギャップエネルギーが2.5eV以上であることを特徴とする請求項4記載の電流検出装置。
  6. 前記ワイドギャップ半導体は、GaN系半導体、SiCを用いた半導体、炭素を用いた半導体のいずれかであることを特徴とする請求項5記載の電流検出装置。
  7. 前記スイッチング素子は電界効果トランジスタであることを特徴とする請求項1記載の電流検出装置。
  8. 前記スイッチング素子である前記電界効果トランジスタは高耐圧FETであることを特徴とする請求項7記載の電流検出装置。
  9. 前記電界効果トランジスタのドレイン−ソース間の電圧に応じて、該電界効果トランジスタを流れる微小電流に基づく電圧を検出する電圧検出手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載の電流検出装置。
  10. 前記増幅アンプにおける低電圧が入力される入力端子にも、スイッチング素子が設けられており、前記各スイッチング素子である前記電界効果トランジスタのそれぞれは、同一基板上にシリコンプロセスで作成されていることを特徴とする請求項1記載の電流検出装置。
  11. 前記各スイッチング素子である前記電界効果トランジスタのそれぞれは、Si基板上に1チップ化されていることを特徴とする請求項10記載の電流検出装置。
  12. 前記ワイドギャップ半導体と、該ワイドギャップ半導体以外の部分とが一体形成されたモジュールであることを特徴とする請求項3記載の電流検出装置。
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