JPH07220702A - 電池パック - Google Patents
電池パックInfo
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- JPH07220702A JPH07220702A JP6011190A JP1119094A JPH07220702A JP H07220702 A JPH07220702 A JP H07220702A JP 6011190 A JP6011190 A JP 6011190A JP 1119094 A JP1119094 A JP 1119094A JP H07220702 A JPH07220702 A JP H07220702A
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- circuit
- battery
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- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H7/00—Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions
- H02H7/18—Emergency protective circuit arrangements specially adapted for specific types of electric machines or apparatus or for sectionalised protection of cable or line systems, and effecting automatic switching in the event of an undesired change from normal working conditions for batteries; for accumulators
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J7/00—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
- H02J7/0029—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries with safety or protection devices or circuits
- H02J7/00304—Overcurrent protection
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02J—CIRCUIT ARRANGEMENTS OR SYSTEMS FOR SUPPLYING OR DISTRIBUTING ELECTRIC POWER; SYSTEMS FOR STORING ELECTRIC ENERGY
- H02J7/00—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries
- H02J7/0029—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries with safety or protection devices or circuits
- H02J7/0031—Circuit arrangements for charging or depolarising batteries or for supplying loads from batteries with safety or protection devices or circuits using battery or load disconnect circuits
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- Power Engineering (AREA)
- Charge And Discharge Circuits For Batteries Or The Like (AREA)
- Emergency Protection Circuit Devices (AREA)
- Protection Of Static Devices (AREA)
- Tests Of Electric Status Of Batteries (AREA)
- Battery Mounting, Suspending (AREA)
- Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 非使用時における一対の端子間が短絡状態に
なったときに、端子と電池間の回路を自動的に遮断して
過電流による事故の発生を防止する。 【構成】 電池が装着された筐体の表面に露出状態で備
えられた一対の端子間に過電流が流れたことを検出する
短絡検出回路と、この短絡検出回路の検出出力により電
池と端子との電気的接続を遮断するスイッチ回路とを備
え、端子間が短絡したときに、短絡検出回路が過電流を
検出し、この検出出力によりスイッチ回路が電池と端子
との電気的接続を遮断する。
なったときに、端子と電池間の回路を自動的に遮断して
過電流による事故の発生を防止する。 【構成】 電池が装着された筐体の表面に露出状態で備
えられた一対の端子間に過電流が流れたことを検出する
短絡検出回路と、この短絡検出回路の検出出力により電
池と端子との電気的接続を遮断するスイッチ回路とを備
え、端子間が短絡したときに、短絡検出回路が過電流を
検出し、この検出出力によりスイッチ回路が電池と端子
との電気的接続を遮断する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、携帯電話機に装着して
利用する電源装置として開発されたものであるが、携帯
電話機以外にも電池電源を装着して使用する各種の電気
装置に利用することができる。
利用する電源装置として開発されたものであるが、携帯
電話機以外にも電池電源を装着して使用する各種の電気
装置に利用することができる。
【0002】
【従来の技術】従来の電池パックの基本構造は、図4に
示すように、電池2が被供給装置に装着できる形状の筐
体1に実装され、その電池2に電気的に接続されその筐
体1の表面に露出しその筐体1が被供給装置に装着され
たときにその被供給装置の電源回路に接触する一対の端
子3および4が備えられている。電力を供給する場合に
は、この端子3および4を被供給装置の端子に接触させ
て給電し、充電する場合には端子3および4に電圧を印
加していた。
示すように、電池2が被供給装置に装着できる形状の筐
体1に実装され、その電池2に電気的に接続されその筐
体1の表面に露出しその筐体1が被供給装置に装着され
たときにその被供給装置の電源回路に接触する一対の端
子3および4が備えられている。電力を供給する場合に
は、この端子3および4を被供給装置の端子に接触させ
て給電し、充電する場合には端子3および4に電圧を印
加していた。
【0003】このような端子3および4が露出状態にあ
って接触させることにより給電および充電を行う構造で
は、端子3および4との間に不用意に導電性の物体が接
触したときに、短絡により大電流が流れて過熱し、場合
によっては火傷を負わせたり火災を惹き起こす問題があ
る。そこで、端子3および4を露出しない状態にするた
めにいくつかの提案がなされている。
って接触させることにより給電および充電を行う構造で
は、端子3および4との間に不用意に導電性の物体が接
触したときに、短絡により大電流が流れて過熱し、場合
によっては火傷を負わせたり火災を惹き起こす問題があ
る。そこで、端子3および4を露出しない状態にするた
めにいくつかの提案がなされている。
【0004】例えば、特開昭63−53873号公報に
開示された接続端子装置は、筐体に設けられた接点と被
供給装置の接続端子とを中継端子を介在して接続するよ
うに構成され、さらに中継端子の両側に仕切り板が設け
られている。これは、筐体が被供給装置から分離された
状態にあるときに、導電性の物体が接近しても仕切り板
によって接触することを防止するとともに、何らかの理
由で中間端子相互間が接触した場合でも、分離状態にあ
るときには中間端子と接点とは非接触状態になるように
しておくことにより、短絡することを防止できるように
したものである。
開示された接続端子装置は、筐体に設けられた接点と被
供給装置の接続端子とを中継端子を介在して接続するよ
うに構成され、さらに中継端子の両側に仕切り板が設け
られている。これは、筐体が被供給装置から分離された
状態にあるときに、導電性の物体が接近しても仕切り板
によって接触することを防止するとともに、何らかの理
由で中間端子相互間が接触した場合でも、分離状態にあ
るときには中間端子と接点とは非接触状態になるように
しておくことにより、短絡することを防止できるように
したものである。
【0005】また、実開昭63−50447号公報に
は、筐体が被供給装置に装着されていないときには、一
対の端子のうちの少なくとも一方を覆い、筐体が装着さ
れたときには両端子を露出させて接続できるように構成
されたものが開示されている。
は、筐体が被供給装置に装着されていないときには、一
対の端子のうちの少なくとも一方を覆い、筐体が装着さ
れたときには両端子を露出させて接続できるように構成
されたものが開示されている。
【0006】さらに、実開平2−62657号公報に
は、端子の上部に案内溝に沿って移動する絶縁性の保護
カバーを備え、この保護カバーを一方に移動させたとき
には端子を覆い、他方に移動したときには端子を露出で
きるようにしたものが開示され、実開平4−14364
号公報には、筐体の電力供給回路に、常時は開状態を維
持し、磁力を受けたときには閉状態となるリードスイッ
チを組み込み、被供給装置のリードスイッチに対応する
位置に、筐体を装着したときにリードスイッチに磁力を
与える磁石を備え、筐体が分離されているときは常に一
方の電極は開放状態にしておく装置が開示されている。
は、端子の上部に案内溝に沿って移動する絶縁性の保護
カバーを備え、この保護カバーを一方に移動させたとき
には端子を覆い、他方に移動したときには端子を露出で
きるようにしたものが開示され、実開平4−14364
号公報には、筐体の電力供給回路に、常時は開状態を維
持し、磁力を受けたときには閉状態となるリードスイッ
チを組み込み、被供給装置のリードスイッチに対応する
位置に、筐体を装着したときにリードスイッチに磁力を
与える磁石を備え、筐体が分離されているときは常に一
方の電極は開放状態にしておく装置が開示されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来例の電池
パックはいずれも構造的に端子間の接触を防止しようと
するものであって、接触防止のための部品に破損あるい
は変形を生じた場合には両端子は露出状態となり短絡を
避けることができない。
パックはいずれも構造的に端子間の接触を防止しようと
するものであって、接触防止のための部品に破損あるい
は変形を生じた場合には両端子は露出状態となり短絡を
避けることができない。
【0008】また、このような構造的な短絡防止策の場
合には、中断端子あるいは保護カバーなどの余分な部品
を必要とするとともに、筐体に突出する部分が形成され
るので、使い易さや外観上好ましくない問題がある。
合には、中断端子あるいは保護カバーなどの余分な部品
を必要とするとともに、筐体に突出する部分が形成され
るので、使い易さや外観上好ましくない問題がある。
【0009】本発明はこのような背景のもとに行われた
ものであって、端子間が短絡状態になったときに、直ち
に電流通路を遮断状態にして過電流が流れないようにす
ることができる電池パックを提供することを目的とす
る。
ものであって、端子間が短絡状態になったときに、直ち
に電流通路を遮断状態にして過電流が流れないようにす
ることができる電池パックを提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、非使用時にお
ける端子間の短絡により発生する事故を防止することが
できる電池パックに関するものであって、電池(2)が
被供給装置に装着できる形状の筐体(1)に実装され、
その電池に電気的に接続されその筐体の表面に露出しそ
の筐体が被供給装置に装着されたときに被供給装置の電
源回路に接触する一対の端子(3、4)を備えた電池パ
ックにおいて、前記筐体の内部に、前記一対の端子間に
過電流が流れたことを検出する短絡検出回路(5)と、
この短絡検出回路の検出出力により前記電池と前記端子
との電気的接続を遮断するスイッチ回路(6)とが内蔵
されたことを特徴とする。
ける端子間の短絡により発生する事故を防止することが
できる電池パックに関するものであって、電池(2)が
被供給装置に装着できる形状の筐体(1)に実装され、
その電池に電気的に接続されその筐体の表面に露出しそ
の筐体が被供給装置に装着されたときに被供給装置の電
源回路に接触する一対の端子(3、4)を備えた電池パ
ックにおいて、前記筐体の内部に、前記一対の端子間に
過電流が流れたことを検出する短絡検出回路(5)と、
この短絡検出回路の検出出力により前記電池と前記端子
との電気的接続を遮断するスイッチ回路(6)とが内蔵
されたことを特徴とする。
【0011】前記スイッチ回路(6)は、前記検出出力
により回路を遮断状態としその検出出力が消滅したとき
に自動的に復旧する自復形のアナログスイッチ(15)
を含み、このアナログスイッチ(15)は、前記検出出
力により回路を遮断状態としその検出出力が消滅した後
に所定時間を経過すると自動的に復旧する遅延自復形の
アナログスイッチ、または前記検出出力により回路を遮
断状態としその検出出力が消滅した後に復旧操作により
復旧する操作復旧形のアナログスイッチを用いることが
でき、前記短絡検出回路(5)は、前記電池の両端電位
に直列に接続されその両端電位を分割する二つの高い値
の抵抗器(r1 およびr2 )と、前記電池と前記端子と
の間の電気的接続通路に挿入された低い値の抵抗器(r
3 )と、この低い値の抵抗器を通過する電流によりこの
低い値の抵抗器の両端に現れる降下電圧および前記二つ
の高い値の抵抗器の接続点に現れる分割電圧をそれぞれ
入力とし前記降下電圧が前記分割電圧を越えたときに前
記検出出力を送出する比較器(13)とを含むことがで
きる。
により回路を遮断状態としその検出出力が消滅したとき
に自動的に復旧する自復形のアナログスイッチ(15)
を含み、このアナログスイッチ(15)は、前記検出出
力により回路を遮断状態としその検出出力が消滅した後
に所定時間を経過すると自動的に復旧する遅延自復形の
アナログスイッチ、または前記検出出力により回路を遮
断状態としその検出出力が消滅した後に復旧操作により
復旧する操作復旧形のアナログスイッチを用いることが
でき、前記短絡検出回路(5)は、前記電池の両端電位
に直列に接続されその両端電位を分割する二つの高い値
の抵抗器(r1 およびr2 )と、前記電池と前記端子と
の間の電気的接続通路に挿入された低い値の抵抗器(r
3 )と、この低い値の抵抗器を通過する電流によりこの
低い値の抵抗器の両端に現れる降下電圧および前記二つ
の高い値の抵抗器の接続点に現れる分割電圧をそれぞれ
入力とし前記降下電圧が前記分割電圧を越えたときに前
記検出出力を送出する比較器(13)とを含むことがで
きる。
【0012】
【作用】露出状態にある一対の端子が何らかの原因で短
絡されたときに、短絡検出回路がその短絡による過電流
を検出し、スイッチ回路がこの検出出力により開放状態
となり、電池と端子との接続回路を直ちに遮断する。こ
れにより、両端子間が短絡状態になっても内部回路に過
電流が流れることを防止することができ、それに伴って
生じる事故を回避することができる。
絡されたときに、短絡検出回路がその短絡による過電流
を検出し、スイッチ回路がこの検出出力により開放状態
となり、電池と端子との接続回路を直ちに遮断する。こ
れにより、両端子間が短絡状態になっても内部回路に過
電流が流れることを防止することができ、それに伴って
生じる事故を回避することができる。
【0013】
【実施例】次に、本発明実施例を図面に基づいて説明す
る。図1は本発明実施例の要部の構成を示す図である。
る。図1は本発明実施例の要部の構成を示す図である。
【0014】本発明実施例は、電池2が被供給装置に装
着できる形状の筐体1に実装され、その電池2に電気的
に接続されその筐体1の表面に露出しその筐体1が被供
給装置に装着されたときにその被供給装置の電源回路に
接触する一対の端子3、4を備え、筐体の内部に、一対
の端子3、4間に過電流が流れたことを検出する短絡検
出回路5と、この短絡検出回路5の検出出力により電池
2と端子3、4との電気的接続を遮断するスイッチ回路
6とが内蔵される。
着できる形状の筐体1に実装され、その電池2に電気的
に接続されその筐体1の表面に露出しその筐体1が被供
給装置に装着されたときにその被供給装置の電源回路に
接触する一対の端子3、4を備え、筐体の内部に、一対
の端子3、4間に過電流が流れたことを検出する短絡検
出回路5と、この短絡検出回路5の検出出力により電池
2と端子3、4との電気的接続を遮断するスイッチ回路
6とが内蔵される。
【0015】スイッチ回路6は、インバータ14と、前
記検出出力により回路を遮断状態としその検出出力が消
滅したときに自動的に復旧する自復形のアナログスイッ
チ15とを含み、このアナログスイッチ15は、前記検
出出力により回路を遮断状態としその検出出力が消滅し
た後に所定時間を経過すると自動的に復旧する遅延自復
形のアナログスイッチ、あるいは前記検出出力により回
路を遮断状態としその検出出力が消滅した後に復旧操作
により復旧する操作復旧形のアナログスイッチを用いら
れる。
記検出出力により回路を遮断状態としその検出出力が消
滅したときに自動的に復旧する自復形のアナログスイッ
チ15とを含み、このアナログスイッチ15は、前記検
出出力により回路を遮断状態としその検出出力が消滅し
た後に所定時間を経過すると自動的に復旧する遅延自復
形のアナログスイッチ、あるいは前記検出出力により回
路を遮断状態としその検出出力が消滅した後に復旧操作
により復旧する操作復旧形のアナログスイッチを用いら
れる。
【0016】また、短絡検出回路5は、電池2の両端電
位に直列に接続されその両端電位を分割する二つの高い
値の抵抗器r1 およびr2 と、電池2と端子3、4との
間の電気的接続通路に挿入された低い値の抵抗器r
3 と、この低い値の抵抗器r3 を通過する電流によりこ
の低い値の抵抗器r3 の両端に現れる降下電圧および前
記二つの高い値の抵抗器r1 、r2 の接続点に現れる分
割電圧をそれぞれ入力とし前記降下電圧が前記分割電圧
を越えたときに前記検出出力を送出する比較器13とが
含まれる。
位に直列に接続されその両端電位を分割する二つの高い
値の抵抗器r1 およびr2 と、電池2と端子3、4との
間の電気的接続通路に挿入された低い値の抵抗器r
3 と、この低い値の抵抗器r3 を通過する電流によりこ
の低い値の抵抗器r3 の両端に現れる降下電圧および前
記二つの高い値の抵抗器r1 、r2 の接続点に現れる分
割電圧をそれぞれ入力とし前記降下電圧が前記分割電圧
を越えたときに前記検出出力を送出する比較器13とが
含まれる。
【0017】遅延自復形のアナログスイッチは、図2に
示すように、ガラス管21内にそれぞれ接点22を有す
る金属リード23および24が配置され、ガラス管21
の外周には短絡時の電流により磁界を形成するコイル2
5が巻回される。接点22は通常時は接触状態にあり、
熱の発生により外側への反りを生じて開放状態となる。
示すように、ガラス管21内にそれぞれ接点22を有す
る金属リード23および24が配置され、ガラス管21
の外周には短絡時の電流により磁界を形成するコイル2
5が巻回される。接点22は通常時は接触状態にあり、
熱の発生により外側への反りを生じて開放状態となる。
【0018】また、操作復旧形のアナログスイッチは、
図3に示すように、スイッチ本体31内にそれぞれ接点
32を有する金属リード33および34が配置され、ス
イッチ本体31の外周には短絡時の電流により磁界を形
成するコイル35が巻回され、さらに、スイッチ本体3
1にスプリング36を介在させた操作ボタン37が取付
けられる。この操作ボタン37は通常時はスプリング3
6の付勢力によりスイッチ本体31の外側に向けて押し
出され一方の接点32とは非接触状態にある。
図3に示すように、スイッチ本体31内にそれぞれ接点
32を有する金属リード33および34が配置され、ス
イッチ本体31の外周には短絡時の電流により磁界を形
成するコイル35が巻回され、さらに、スイッチ本体3
1にスプリング36を介在させた操作ボタン37が取付
けられる。この操作ボタン37は通常時はスプリング3
6の付勢力によりスイッチ本体31の外側に向けて押し
出され一方の接点32とは非接触状態にある。
【0019】次に、このように構成された本発明実施例
の動作について説明する。
の動作について説明する。
【0020】端子3および4との間が短絡され過電流が
流れると、短絡検出回路5がその過電流を検出し検出出
力をスイッチ回路6に送出する。スイッチ回路6はこの
検出出力により電池2と端子4との電気的接続を遮断す
る。
流れると、短絡検出回路5がその過電流を検出し検出出
力をスイッチ回路6に送出する。スイッチ回路6はこの
検出出力により電池2と端子4との電気的接続を遮断す
る。
【0021】このスイッチ回路6による電気回路の遮断
は、図2に示す遅延自復形のアナログスイッチの場合に
は、過電流によりガラス管21内の金属リード23およ
び24が発熱し、この発熱により反りを生じるととも
に、コイル25に電流が流れて磁界を形成し金属リード
23および24を引き離して接点22が開放状態になる
ことにより行われる。検出出力が消滅した後は、コイル
25による磁界がなくなり、また、所定時間が経過する
ことによりガラス管21およびコイル25から放熱が行
われて金属リード23および24が復元し、接点22が
接触状態となり自動的に復旧する。
は、図2に示す遅延自復形のアナログスイッチの場合に
は、過電流によりガラス管21内の金属リード23およ
び24が発熱し、この発熱により反りを生じるととも
に、コイル25に電流が流れて磁界を形成し金属リード
23および24を引き離して接点22が開放状態になる
ことにより行われる。検出出力が消滅した後は、コイル
25による磁界がなくなり、また、所定時間が経過する
ことによりガラス管21およびコイル25から放熱が行
われて金属リード23および24が復元し、接点22が
接触状態となり自動的に復旧する。
【0022】また、図3に示す操作復旧形のアナログス
イッチの場合には、過電流によりスイッチ本体31内の
金属リード33および34に熱発生し、この発熱により
金属リード34に破線で示すような反りを生じるととも
に、コイル35に電流が流れて磁界を形成し金属リード
33および34を引き離して接点32が開放状態になる
ことにより行われる。検出出力が消滅した後は、コイル
35による磁界がなくなり、また、金属リード34に復
元しようとする内部応力が働くので、操作ボタン37を
押し込むと金属リード34が元の位置に戻り接点32が
接触状態となって復旧する。操作ボタン37はスプリン
グ36の付勢力によって元の位置に戻る。
イッチの場合には、過電流によりスイッチ本体31内の
金属リード33および34に熱発生し、この発熱により
金属リード34に破線で示すような反りを生じるととも
に、コイル35に電流が流れて磁界を形成し金属リード
33および34を引き離して接点32が開放状態になる
ことにより行われる。検出出力が消滅した後は、コイル
35による磁界がなくなり、また、金属リード34に復
元しようとする内部応力が働くので、操作ボタン37を
押し込むと金属リード34が元の位置に戻り接点32が
接触状態となって復旧する。操作ボタン37はスプリン
グ36の付勢力によって元の位置に戻る。
【0023】次に、本発明実施例の動作を具体的例をあ
げて説明する。ここでは、負荷供給電流が1(A)以
下、電圧5(V)の電池パックについて説明する。
げて説明する。ここでは、負荷供給電流が1(A)以
下、電圧5(V)の電池パックについて説明する。
【0024】電池2の電圧は正常動作時には5(V)で
あり、抵抗r3 に流れる電流が1(A)であるとする
と、r1 =4.89(MΩ)、抵抗r2 =0.11(M
Ω)、抵抗r3 =0.1(Ω)にすれば、比較器13の
非反転入力電圧は0.1(V)以下、反転入力電圧は
0.11(V)となる。したがって、比較器13の出力
は“Low”となってアナログスイッチ15は閉状態と
なり、端子3および4から外部に電圧を供給することが
できる。
あり、抵抗r3 に流れる電流が1(A)であるとする
と、r1 =4.89(MΩ)、抵抗r2 =0.11(M
Ω)、抵抗r3 =0.1(Ω)にすれば、比較器13の
非反転入力電圧は0.1(V)以下、反転入力電圧は
0.11(V)となる。したがって、比較器13の出力
は“Low”となってアナログスイッチ15は閉状態と
なり、端子3および4から外部に電圧を供給することが
できる。
【0025】ここで、端子3と4とが短絡され、抵抗r
3 に流れる電流が例えば1.5(A)となったとする
と、比較器13の非反転入力電圧は0.15(V)とな
るため、比較器13の出力は“Hi”となって、アナロ
グスイッチ15を開状態にする。これにより端子4と電
池2とは電気的に遮断され短絡状態が回避される。
3 に流れる電流が例えば1.5(A)となったとする
と、比較器13の非反転入力電圧は0.15(V)とな
るため、比較器13の出力は“Hi”となって、アナロ
グスイッチ15を開状態にする。これにより端子4と電
池2とは電気的に遮断され短絡状態が回避される。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、露
出状態にある一対の端子が不用意に短絡されても、直ち
に電池と端子との間が遮断され、内部回路に過電流が供
給されるのを防止することができ、事故の発生を回避し
て安全性を向上させることができる効果がある。
出状態にある一対の端子が不用意に短絡されても、直ち
に電池と端子との間が遮断され、内部回路に過電流が供
給されるのを防止することができ、事故の発生を回避し
て安全性を向上させることができる効果がある。
【図1】本発明実施例の要部の構成を示す図。
【図2】本発明実施例における遅延自復形のアナログス
イッチの構成を示す図。
イッチの構成を示す図。
【図3】本発明実施例における操作復旧形のアナログス
イッチの構成を示す図。
イッチの構成を示す図。
【図4】従来例の要部の構成を示す図。
1 筐体 2 電池 3、4 端子 5 短絡検出回路 6 スイッチ回路 13 比較器 14 インバータ 15 アナログスイッチ 21 ガラス管 22、32 接点 23、24、33、34 金属リード 25、35 コイル 31 スイッチ本体 36 スプリング 37 操作ボタン
Claims (5)
- 【請求項1】 電池が被供給装置に装着できる形状の筐
体に実装され、その電池に電気的に接続されその筐体の
表面に露出しその筐体が被供給装置に装着されたときに
被供給装置の電源回路に接触する一対の端子を備えた電
池パックにおいて、 前記筐体の内部に、前記一対の端子間に過電流が流れた
ことを検出する短絡検出回路と、この短絡検出回路の検
出出力により前記電池と前記端子との電気的接続を遮断
するスイッチ回路とが内蔵されたことを特徴とする電池
パック。 - 【請求項2】 前記スイッチ回路は、前記検出出力によ
り回路を遮断状態としその検出出力が消滅したときに自
動的に復旧する自復形のアナログスイッチを含む請求項
1記載の電池パック。 - 【請求項3】 前記スイッチ回路は、前記検出出力によ
り回路を遮断状態としその検出出力が消滅した後に所定
時間を経過すると自動的に復旧する遅延自復形のアナロ
グスイッチを含む請求項1記載の電池パック。 - 【請求項4】 前記スイッチ回路は、前記検出出力によ
り回路を遮断状態としその検出出力が消滅した後に復旧
操作により復旧する操作復旧形のアナログスイッチを含
む請求項1記載の電池パック。 - 【請求項5】 前記短絡検出回路は、前記電池の両端電
位に直列に接続されその両端電位を分割する二つの高い
値の抵抗器と、前記電池と前記端子との間の電気的接続
通路に挿入された低い値の抵抗器と、この低い値の抵抗
器を通過する電流によりこの低い値の抵抗器の両端に現
れる降下電圧および前記二つの高い値の抵抗器の接続点
に現れる分割電圧をそれぞれ入力とし前記降下電圧が前
記分割電圧を越えたときに前記検出出力を送出する比較
器とを含む請求項1記載の電池パック。
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