JPS5845476Y2 - 変流器の二次開路保護装置 - Google Patents
変流器の二次開路保護装置Info
- Publication number
- JPS5845476Y2 JPS5845476Y2 JP1977125655U JP12565577U JPS5845476Y2 JP S5845476 Y2 JPS5845476 Y2 JP S5845476Y2 JP 1977125655 U JP1977125655 U JP 1977125655U JP 12565577 U JP12565577 U JP 12565577U JP S5845476 Y2 JPS5845476 Y2 JP S5845476Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- resistor
- circuit
- short
- current transformer
- protection device
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】
この考案は変流器の二次開路時に発生する異常型モの保
護装置に関する。
護装置に関する。
周知のごとく変流器の一次電流が通電している状態で二
次回路を開路すると、二次巻線端子間に高電圧が誘起さ
れ、変流器自体の絶縁上の問題があるばかりでなく、人
体の安全上にも問題となる。
次回路を開路すると、二次巻線端子間に高電圧が誘起さ
れ、変流器自体の絶縁上の問題があるばかりでなく、人
体の安全上にも問題となる。
このため従来より第1図に示すような保護装置を用いた
回路となっている。
回路となっている。
第1図にむいて、1゜2.3は変流器を構成する一次巻
線、二次巻線及び鉄心である。
線、二次巻線及び鉄心である。
4は変流器の二次回路に接続された負担、5は負担4と
並列接続された保護装置である。
並列接続された保護装置である。
同図で例えばC点が断線し、二次回路が開路状態になる
と端子A、B間に高電圧が誘起されるので、これを保護
装置5で保護するものである。
と端子A、B間に高電圧が誘起されるので、これを保護
装置5で保護するものである。
第2図は従来から使用されている保護装置の一例を示し
たものである。
たものである。
同図で6は非直線抵抗体、γは端子Aに接続されろ上部
電極、8は端子Bに接続される下部電極、9は低融点金
属、10は短絡部材、11は接続線である。
電極、8は端子Bに接続される下部電極、9は低融点金
属、10は短絡部材、11は接続線である。
上部電極γと短絡部材10は低融点金属9を介して固定
されているほか、接続線11で電気的に接続されている
。
されているほか、接続線11で電気的に接続されている
。
この装置の作用は次のと耘りである。
すなわち端子A、B間に高電圧が印加されると、非直線
抵抗体6の特性に対応した電流が流れ、このとき発生す
るジュール熱が低融点金属9部に伝熱される。
抵抗体6の特性に対応した電流が流れ、このとき発生す
るジュール熱が低融点金属9部に伝熱される。
このため低融点金属9が融解し、短絡部材10は拘束を
解かれて自重で落下する。
解かれて自重で落下する。
したがって端子A、B間は接続線11、短絡部材10を
介して電気的に短絡され、異常電圧は消滅することにな
る。
介して電気的に短絡され、異常電圧は消滅することにな
る。
しかしこの装置では二次開路時の負荷条件によって決ま
る二次電流によって保護レベルが変り、保護すべき電圧
値は一定でない。
る二次電流によって保護レベルが変り、保護すべき電圧
値は一定でない。
また非直線抵抗体6が常時二次負担4と並列に接続され
ているため、短絡電流通電時などに微小な分路電流が流
れろことになり、変流器の使用目的によっては好ましく
ない。
ているため、短絡電流通電時などに微小な分路電流が流
れろことになり、変流器の使用目的によっては好ましく
ない。
この考案の目的はかかる欠点を改善し保護レベルを任意
の一定値に選定できるだけでなく、保護装置が動作した
ことを速やかに表示したり、警報を発することのできる
独立した接点回路を有する変流器の二次開路保護装置を
得ることにある。
の一定値に選定できるだけでなく、保護装置が動作した
ことを速やかに表示したり、警報を発することのできる
独立した接点回路を有する変流器の二次開路保護装置を
得ることにある。
以下にこの考案の一実施例を図面にしたがって説明する
。
。
第2図と同一部分には同一符号を付した第3図乃至第5
図にトいて、放電電流によって発熱する抵抗体又は非直
線抵抗体6の上部には端子Aに接続される上部電極γが
密着して設けられろ。
図にトいて、放電電流によって発熱する抵抗体又は非直
線抵抗体6の上部には端子Aに接続される上部電極γが
密着して設けられろ。
この上部電極γの一部には非直線抵抗体6よりも径の大
きい環状を構成する一対の短絡部材10A、IOBが低
融点金属9,9を介して固着されている。
きい環状を構成する一対の短絡部材10A、IOBが低
融点金属9,9を介して固着されている。
この場合、一方の短絡部材10Bと上部電極γは絶縁物
15を介して低融点金属9にり固着されている。
15を介して低融点金属9にり固着されている。
また一対の短絡部材10A。10Bは絶縁物19により
絶縁され、そのうち一方の短絡部材10Aが接続線11
を介して上部電極7に電気的に接続されている。
絶縁され、そのうち一方の短絡部材10Aが接続線11
を介して上部電極7に電気的に接続されている。
非直線抵抗体6の下部には下部電極8が密着して設けら
れ、これと一体に放電間隙Gを形成する一方の電極12
が設けられる。
れ、これと一体に放電間隙Gを形成する一方の電極12
が設けられる。
放電間隙Gを形成する他方の電極13は端子Bに接続さ
れかつ一対の短絡部材10A。
れかつ一対の短絡部材10A。
10Bに対応して2個に分割された一対の下部電極14
A、14Bの一方14Aに一体に設けられて非直線抵抗
体6と一対の電極12,13が直列に接続される。
A、14Bの一方14Aに一体に設けられて非直線抵抗
体6と一対の電極12,13が直列に接続される。
一対の下部電極14A、14Bはその間に絶縁物16が
設けられて電気的に絶縁されている。
設けられて電気的に絶縁されている。
また短絡部材10Bと下部電極14Bにはそれぞれ端子
1γ、18が設けらている。
1γ、18が設けらている。
し力・るにこの装置を用いた交流器で二次回路が開路状
態になり、誘起電圧が放電電圧以上になると一対の電極
12,130放電間隙Gが放電し、非直線抵抗体6は放
電電流によってジュール熱を発生する。
態になり、誘起電圧が放電電圧以上になると一対の電極
12,130放電間隙Gが放電し、非直線抵抗体6は放
電電流によってジュール熱を発生する。
このジュール熱が低融点金属9,9部に伝達され、つい
には低融点金属9,9が融解し、一対の短絡部材10A
、10Bは自重で落下する。
には低融点金属9,9が融解し、一対の短絡部材10A
、10Bは自重で落下する。
したかって端子A、B間は接続線11.短絡部材10A
を介して電気的に短絡され、異常電圧は消滅することに
なる。
を介して電気的に短絡され、異常電圧は消滅することに
なる。
すなわち本装置によれば放電間隙G長を調整することに
より保護レベルを任意の一定値に選定できるほか、常時
分路電流がないため変流器の信頼性を向上させることが
できる。
より保護レベルを任意の一定値に選定できるほか、常時
分路電流がないため変流器の信頼性を向上させることが
できる。
また端子1γ、短絡部材10B、下部電極14B、端子
18にまり前記短絡回路とは電気的に独立した接点回路
が形成され、これを例えば警報用として使用すれば保護
装置が動作したことを速やかに表示することができる。
18にまり前記短絡回路とは電気的に独立した接点回路
が形成され、これを例えば警報用として使用すれば保護
装置が動作したことを速やかに表示することができる。
さらに本装置を収納するケースの一部または全部を透明
な材料で構成し、短絡部材を例えば赤色に着色してむけ
ば短絡部材の動作が外部から目睨確認することも可能と
なる。
な材料で構成し、短絡部材を例えば赤色に着色してむけ
ば短絡部材の動作が外部から目睨確認することも可能と
なる。
以上のべたように、本案によれば保護装置の保護レベル
を負荷条件と関係なく一定に選定できるとともに、抵抗
体または非直線抵抗体に起因する分路電流を除去でき、
しかも保護装置が動作したことを速やかに表示する独立
した接点回路を有する信頼性の高い変流器の二次開路保
護装置を得ろことができる。
を負荷条件と関係なく一定に選定できるとともに、抵抗
体または非直線抵抗体に起因する分路電流を除去でき、
しかも保護装置が動作したことを速やかに表示する独立
した接点回路を有する信頼性の高い変流器の二次開路保
護装置を得ろことができる。
第1図は二次開路保護装置付変流器の接続回路図、第2
図は従来の保護装置を示す断面図、第3図は本案による
二次開路保護装置の一実施例を示す断面図、第4図は第
3図をV−V線で切断した断面図、第5図は第3図をV
T−VI線で切断した断面図である。 1・・・一次巻線、2・・・二次巻線、3・・・鉄心、
4・・・負担、5・・・二次開路保護装置、6・・・抵
抗体または非直線抵抗体、γ、8,14A、14B・・
・電極、9・・・低融点金属、10A、 10B・・・
短絡部材、11・・・接続線、12,13・・・一対の
電極、15゜16.19・・・絶縁物、1γ、18・・
・端子。
図は従来の保護装置を示す断面図、第3図は本案による
二次開路保護装置の一実施例を示す断面図、第4図は第
3図をV−V線で切断した断面図、第5図は第3図をV
T−VI線で切断した断面図である。 1・・・一次巻線、2・・・二次巻線、3・・・鉄心、
4・・・負担、5・・・二次開路保護装置、6・・・抵
抗体または非直線抵抗体、γ、8,14A、14B・・
・電極、9・・・低融点金属、10A、 10B・・・
短絡部材、11・・・接続線、12,13・・・一対の
電極、15゜16.19・・・絶縁物、1γ、18・・
・端子。
Claims (1)
- 放電電流によって発熱する抵抗体又は非直線抵抗体と、
この抵抗体の上部に設けられた上部電極に電気的に接続
されかつ低融点金属により固着された第1の短絡部材と
、前記上部電極に低融点金属により固着され、前記第1
の短絡部材に対して絶縁して設けられた少なくとも1個
の第2の短絡部材と、この第1及び第2の短絡部材に対
応して少なくとも2個に分割されて前記抵抗体の下方に
設けられた第1及び第2の下部電極と、前記抵抗体と第
1の下部電極との間に設けられ、前記抵抗体と直列の放
電間隙を形成する一対の電極とからなり、前記第1及び
第2の短絡部材は変流器二次開路時の放電電流による抵
抗体の発熱で前記低融点金属が溶けろことにより第1及
び第2の下部電極上にそれぞれ落下し、第1の短絡部材
及び下部電極により前記抵抗体及び放電間隙を短絡する
とともに第2の短絡部材及び下部電極により独立した接
点回路を形成するようにしたことを特徴とする変流器の
二次開路保護装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977125655U JPS5845476Y2 (ja) | 1977-09-20 | 1977-09-20 | 変流器の二次開路保護装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1977125655U JPS5845476Y2 (ja) | 1977-09-20 | 1977-09-20 | 変流器の二次開路保護装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5452032U JPS5452032U (ja) | 1979-04-11 |
JPS5845476Y2 true JPS5845476Y2 (ja) | 1983-10-15 |
Family
ID=29086761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1977125655U Expired JPS5845476Y2 (ja) | 1977-09-20 | 1977-09-20 | 変流器の二次開路保護装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5845476Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4218123Y1 (ja) * | 1965-01-01 | 1967-10-20 | ||
JPS43515Y1 (ja) * | 1965-07-31 | 1968-01-11 |
-
1977
- 1977-09-20 JP JP1977125655U patent/JPS5845476Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4218123Y1 (ja) * | 1965-01-01 | 1967-10-20 | ||
JPS43515Y1 (ja) * | 1965-07-31 | 1968-01-11 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5452032U (ja) | 1979-04-11 |
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