JP2000509688A - 弾力性のあるヒンジ付コネクターを持つ金属容器 - Google Patents

弾力性のあるヒンジ付コネクターを持つ金属容器

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Abstract

(57)【要約】 一体化されたヒンジ付きコネクター(40)が、金属の容器蓋(32)と、金属の容器下部(34)とを接続して、ヒンジ付容器(30)を形成する。金属の蓋(32)と金属の下部(34)は、整合する成形エッジ(46、52)を有しており、それらは形状が等しくても嵌まり合うものでもよい。該ヒンジ付きコネクター(40)は、成形された熱可塑性物質で形成され、リング部材(54)と、スウィング可能な部分セグメント(56)と、該リング部材(54)と該部分セグメント(56)とをつなぐ一体形成されたヒンジ(58)とを含む。リング部材(54)は、周囲は実質的に連続しており、容器下部(52)の成形エッジにノーマル状態で取り付けられており、そして上部座部(62)を有し、該座部は、容器が閉じている時には、蓋(32)の成形エッジ(46)の全辺より少ない辺に係合するためのものであり、成形エッジのヒンジの辺をフリーに残している。スウィング可能な部分セグメントは、容器蓋の成形エッジの少なくともヒンジの辺をしっかりとグリップしている。ヒンジは、ノーマル状態で、容器を閉じるように位置しており、容器蓋がヒンジの回りをピボット回転して容器を開けることを可能にする。

Description

【発明の詳細な説明】 弾力性のあるヒンジ付コネクターを持つ金属容器 発明の分野 本発明は、概略的には容器に関するものであり、より詳細には成形された(fo rmed)エッジを持つ薄肉の金属容器に関するものである。 発明の背景 薄肉の金属容器は、特定の物のパッケージング用に多く使われており、そのパ ッケージングは、ある程度の恒久性を有することを意図している。それらは、中 身を良好に保護し、容器自体に魅力的なデザインを永久的にプリントする機会を 与える点で有利である。従って、該容器は長期間用いることができ、また、中身 が短時間後に消費される場合には、容器はしばしば他の保存目的のために置いて おかれる。 薄肉の金属容器は、深絞り加工によって薄い金属シートから作られるのが典型 的である。それらには、分離可能な蓋と下部とを持つものがある一方、多くの背 の低い容器を含めて下部から分離できないヒンジ付の蓋を持つものもある。ヒン ジ付およびヒンジ無しの金属容器は、両方共、蓋と下部が嵌まり合う(interfit )ように意図されているので、蓋が下部と等しくないという点で共通している。 従って、1つの容器を形成するためには、2つの異なるツールのセットが普通必 要とされる。ひとつは容器蓋を作るためであり、もうひとつは下部を作るためで ある。典型的には、下部は、未加工の金属エッジの露出を避けるために、内側へ ロールされるかまたは折り返されたエッジを有し、時には、蓋の受け止めエリア /停止部になるように、上部に形成された出っ張り(ledge)を有している。蓋 すなわちカバーは、やはり未加工の金属エッジの露出を避けるためにロールされ るかまたは折り返されたエッジを有しているのが典型的であり、該エッジは、外 側へロールされるのが典型的であり、蓋の内壁が容器下部にフィットするように している。ヒンジ付容器の場合、蓋はさらに、容器下部についている結合ヒンジ の半分に嵌まるヒンジの半分を有する。 ヒンジ付容器の蓋と下部との間のヒンジの接続は、くり返される容器の開閉を 容易にし、また、容器蓋を置き忘れる可能性をなくす。しかしながら、ヒンジ付 容器は、ヒンジを形成するのにかかるコストのために、片割れ容器が分離可能な ヒンジ無しの容器よりも作製費用が一般的に高い。例えば、背の低い金属容器の ヒンジは、片割れ容器の側面から延びた金属タブから一体成形されるのが典型的 である。このようなヒンジを形成するために、片割れ容器が形成されるシート金 属の余白は、タブを形成するように加工されなければならず、それからタブは、 ロールされるか、そうでなければ、ヒンジの半分を形成するために加工される。 ヒンジ付金属容器におけるヒンジの厳密な構成は異なっていてもよいが、そのよ うなヒンジの形成は、一般には、余分の金属加工工程や、ヒンジ無しの金属容器 用に必要であるよりもさらに複雑なツールセットを必要とする。 特定の金属容器を作るためのツールセットや機械の段取りにはかなりの費用が かかることがあり得る。生産が比較的長く続いて、同じツールセットを多数の容 器のコンポーネントの製造に用いることができれば、その出費は正当化され得る 。ひとつのサイズの容器から他に変えるために、ツールセットまたは機械の段取 りを変えることは簡単ではなく、また安価でもない。例えば、より浅いまたはよ り背の高い容器を形成することを望む場合は、絞り加工ツールおよびフォーミン グツールを変えねばならず、上記で指摘したように、それが高くつくことになり 得る。この問題は、ヒンジ付容器の場合には、それらを作るために必要となる比 較的より高価なツールセットと、より複雑な段取りのために、より一層重大にす らなる。従って、製品の寿命にわたってサイズ変更の可能性がある為に、パッケ ージングの用途がある条件を伴う場合、金属容器の製造コストが増加するという ことで、プラスチックや紙でできた、他のさらに慣用のより安いタイプのパッケ ージングの使用を消費者に考慮させることになるかもしれない。容器は、コスト 削減のために、同じ設備を用いて製造された、2つの等しい片割れ容器を用いて 作ることが概念的には可能であるが、一般には、等しい片割れでは、ひとつの容 器を形成するように嵌まり合うことができず、特に、ヒンジ付容器を形成するた めに組み合わせることは容易にはできない。 発明の概要 上記に顧みて、本発明の全体的な目的は、ヒンジを形成するための余分な金属 加工工程および複雑で高価なツールセットの必要性を回避することによって、比 較的低いコストで製造が可能なヒンジ付の蓋のある金属容器を提供することであ る。 結果として生じる本発明の目的は、片割れ容器に別々にヒンジコンポーネント を形成する必要なしに、2つの片割れ容器をヒンジで接続して容器を形成するの に用いることが出来る、費用効率の高いヒンジメカニズムを提供することである 。 本発明の関連した目的は、例えば、2つの容器蓋のような、2つの等しい容器 コンポーネントを組み合わせて、背の低いヒンジ付金属容器を形成するために用 いることができるヒンジメカニズムを提供して、金属容器を形成するためにはた だ1セットのツールがあればよいようにし、それによって容器の製造コストを削 減することである。 本発明の他の関連した目的は、従来のヒンジ無しの容器を、ヒンジ付容器に転 換するのに用いることができるヒンジメカニズムを提供することである。 本発明のさらなる関連した目的は、構造が単純で、働きが信頼でき、製造する のに安価であるようなヒンジメカニズムを提供することである。 2つの片割れ容器をつないでヒンジ付容器を形成するために用いられるメカニ ズムを、内部のおよび外部の特徴部分を加えるために用い、該メカニズムの特徴 を利用することが、本発明の特別の側面に従った目的である。 本発明のこれらおよび他の目的に従って、金属容器蓋と金属容器下部とをつな いでヒンジ付容器を形成するための、弾力性のあるヒンジ付コネクターが提供さ れる。容器蓋および下部は、絞り加工されたシート金属から形成されるのが典型 的であり、それぞれ閉端部と、成形エッジで終わる直立壁を有する。容器蓋およ び下部の成形エッジは、容器の周囲形状を定める。ヒンジ付コネクターは、概略 的には、容器の周囲形状またはその一部にマッチする形状とされ、リング部材、 部分セグメント、およびリング部材と部分セグメントとをつなぐ一体形成された ヒンジを含む。リング部材は、好ましくは、その周囲が実質的に連続するもので あり、容器下部の成形エッジをグリップするための下向き座部を有し、そして、 容器蓋の成形エッジの全ての辺より少ない辺をグリップし、該蓋の成形エッジの 少なくとも一辺をフリーにするための上向き座部を有する。部分セグメントは上 向き座部を有し、該座部は容器蓋の成形エッジのうち、少なくともフリーな辺を しっかりとグリップする大きさである。一体形成されたヒンジは、通常の状態で は、容器を閉じるように位置し、そして、容器蓋がヒンジを中心にピボット回転 して容器を開けることを可能にする。ヒンジ付コネクターは、好ましくは、製造 するのが比較的安価な、射出成形熱可塑性物質から形成される。 本発明の特徴は、2つの片割れ容器をつないでヒンジ付容器を形成するために 、一体形成されたヒンジを持つ弾力性のあるコネクターを用いることである。従 って、蓋と下部は、単純な成形エッジを有し、片割れ容器に別々にヒンジコンポ ーネントを形成する必要性が回避され、ヒンジ付容器のコストをかなり削減する 事になる。 本発明の他の特徴は、コネクターのおかげで、片割れ容器は、嵌まり合う必要 がなく、等しいサイズと形状を有していてもよいことである。現在の好ましい施 工では、単純な成形エッジを有する2つの等しいレギュラーな容器蓋が、ヒンジ 付コネクターにより一緒につながれ、背の低いヒンジ付容器が形成される。等し い片割れ容器を使用すると、両方の片割れ容器が同じツールを用いて形成できる ので、容器のコストがさらに削減される。 本発明の他の特徴は、従来のヒンジ無しの容器の蓋と下部とをつなぐために、 ヒンジ付コネクターを有利に用いることができて、ヒンジ付容器が形成されるこ とである。従って、現存するヒンジ無しの金属容器を、ヒンジ付容器に容易に転 換することができる。 以下の詳細な記載を図面と共に参照すれば、他の目的および利点は、明らかに なるだろう。 図面の簡単な説明 図1は、2つの片割れ容器が、一体形成されたヒンジを有する弾力性のあるコ ネクターによってつながれた容器の斜視図である。 図2は、完全に開いたポジションにある、ヒンジ付コネクターの上面図である 。 図3は、完全に開いたポジションにある、ヒンジ付コネクターの下面図である 。 図4Aは、コネクターが完全に開いたポジションにある場合の、ヒンジ付コネ クターのヒンジ部分の、拡大した断片的な断面図である。 図4Bは、コネクターが閉じたポジションにある場合の、ヒンジ部分の、拡大 した断片的な断面図である。 図5は、閉じたポジションにある容器の前面図である。 図6は、図5の線6−6に沿って容器を拡大した断片的な断面図である。 図7は、図5の線7−7に沿って容器を拡大した断片的な断面図である。 図8は、ヒンジ付コネクターの他の態様の上面図である。 図9は、図8の線9−9に沿ったヒンジ付コネクターの拡大した断片的な断面 図である。 図10は、図8のコネクターを用いて形成された容器の正面図である。 図11は、図10の線11−11に沿った容器の断面図である。 図12は、図11と類似だが、コネクターから容器蓋をリリースするためのラ ッチメカニズムの働きを説明している。 図13は、一体形成されたクラスプ(留め具)およびハンギングタブを有する 、他の態様のヒンジ付コネクターの上面図である。 図14は、2つの片割れコネクターをつないでいる、図13のヒンジ付コネク ターの断片的な断面図である。 図15は、図14と類似の断片的な断面図であるが、ヒンジ付コネクターのク ラスプが、ロックのポジションにある。 図16は、本発明のその他の態様を示す、断片的な断面図である。 図17は、内側へ曲げられた成形エッジを持つ容器の使用を説明する断片的な 断面図である。 図18は、涙形の成形エッジを持つ容器の使用を説明する断片的な断面図であ る。 図19は、折り返されたエッジの使用を説明する断片的な断面図である。 図20は、2つのスウィング可能な部分を有するヒンジ付コネクターを利用し た容器の側面図である。 図21は、線21−21に沿って切り、コネクターの内部の特徴部分を示す図 20のコネクターの断面図である。 図22は、ヒンジ付コネクターに装飾的な外部の特徴部分を持つ、本発明の一 例を示す斜視図である。 図23は、方形でない風変わりな形状の容器の斜視図である。 図24は、従来のヒンジ無しの容器から転換された、ヒンジ付容器の斜視図で ある。 図25は、図24の容器の尺度を拡大して示した断片的な断面図である。 図26は、図25と類似の断片的な断面図であって、内側へカールされたエッ ジを持つ容器下部に、容器蓋をつないでいる本発明の別の態様を示している。 図27は、図25と類似の拡大した断片的な断面図であって、本発明のさらな る態様を示している。 本発明は、種々の変更や、代替の構造を受け入れることができるが、ここで説 明された特定の態様は、図面に示され、以下に説明される。しかしながら、開示 された特定の形態に本発明を限定する意図はなく、反対に、本発明は、添付のク レームによって定義された本発明の思想および範囲内にある、全ての変更、代替 の構造および同等物をカバーするものである、ということを理解すべきである。 好ましい態様の詳細な説明 図面を見ると、図1は、本発明の教示に従って構成された容器30を示してい る。閉じた容器の正面図が、図5に示されている。容器は、ヒンジ付容器を形成 するための弾力性のあるヒンジ付コネクター40でつながれた、容器蓋32と容 器下部34とを有する。容器蓋32と下部34は、ぞれぞれ、典型的に深絞り加 工によって形成された、薄い金属の本体を有している。容器蓋は、閉端部42、 直立壁44、および成形エッジ46を有する。同様に、容器下部は、閉端部48 、直立壁50、および成形エッジ52を有する(図6)。容器蓋の成形エッジ4 6は、容器下部の成形エッジ52に整合する。このように使われる「整合する」 という語は、2つの成形エッジが、互いに嵌まり合うか、または、実質的に等し い周囲のサイズと形状を有することを示すものとする。後者の場合、2つのエッ ジは、等しく成形される必要はない。例えば、蓋のエッジは、外側へカールされ たエッジでもよく、一方、下部のエッジは、折り返されたエッジでもよい。成形 エッジは、容器の全体的な周囲形状を定める。片割れ容器32、34のどちらも 、それらの上に直接形成されたヒンジコンポーネントを有さないので、片割れ容 器は、ヒンジ付容器を形成するために直接組み合わせることができない。 本発明の特徴によれば、容器蓋32と下部34と力化ンジでにつながれて閉じ た容器を形成するよう、容器蓋32と下部34との間に、弾力性のあるヒンジ付 コネクター40が、安価だが効果的なインターフェースとして備えられる。コネ クター40は、容器の周囲形状に整合するように形成され、片割れ容器の成形エ ッジにフィットするための座部を有する。図1に示されるように、コネクター4 0は、容器下部34に普通に取り付けられているリング部材54および容器蓋3 2にしっかり取り付けられているスウィング可能な部分セグメント56を含む。 リング部材54と部分セグメント56は、該部分セグメントと該リング部材と共 に一体形成されたヒンジ58により接続されている。ヒンジ58のおかげで、容 器蓋32は、容器下部34のヒンジ側を中心にピボット回転することが出来る。 ヒンジ58がコネクター40の構成部分なので、片割れ容器上に、直接別個のヒ ンジコンポーネントを形成する必要がない。このように、片割れ容器は、形成す るのが比較的安価な、単純な成形エッジを有する。コネクター40は、好ましく は、成形(mold)された熱可塑性材料から出来ており、該材料は好ましくはポリ プロピレンである。成形されたプラスチックのコネクターは、製造するのがかな り安価であるから、ヒンジ付コネクター40を利用したヒンジ付容器30は、従 来の全て金属のヒンジ付容器に比べ、かなり安ぐなり得る。 図2は、コネクターが「完全に開いた」ポジションにある、ヒンジ付コネクタ ー40の上面図を示す。このポジションでは、部分セグメント56は、該セグメ ントがリング部材54に折り重なる閉じたポジションから、約180度スウィン グされて離れている。完全に開いたポジションにあるコネクター40の下面図が 、図3に示されている。リング部材54と部分セグメント56は、両方とも、片 割れ容器の成形エッジによって定められた容器周囲形状に整合する大きさ、形状 に作られる。リング部材54は、容器下部の成形エッジを受けるための下向きの 下部座部60を有し、そして、容器蓋の成形エッジの全部の辺よりは少ない辺を 受け、成形エッジの少なくとも1辺をフリーに残す、上向きの上部座部62を有 する。スウィング可能な部分セグメント56は、座部64を有し、該座部は、部 分セグメント56が閉じたポジションにあるときには上を向いているが、図3に 示されている完全に開いたポジションにあるときには下を向いているように見え る。座部64は、容器蓋の成形エッジの少なくともフリーな辺(リング部材の上 部座部によって受けられない辺)をしっかりグリップするための大きさに作られ る。一体的形成されたヒンジ58は、容器が閉じているときに、上部座部62と 部分セグメントの座部64との両方によって容器蓋の成形エッジが受けられるよ うに位置している。容器が開いているときは、容器蓋32の成形エッジ46は、 上部座部62からは離れるが、部分セグメントの座部64によってまだ保持され 、ヒンジ58のまわりを容器蓋がピボット回転できるようにされている。 本態様においては、リング部材54は、片割れ容器の全周に一致する連続した ボディを有する。しかしながら、リング部材54は連続したピースである必要は なく、分離したセグメントを含んでもよいことが理解されるだろう。そのような 場合、リング部材54の全体の形状は、容器下部34の成形エッジ52によって 維持されるだろう。 本態様において、リング部材54と部分セグメント56にある、3つの座部6 0、62、64は、全てチャンネル(溝形)の形態となっている。図示したよう に、リング部材54は、ウェブの形態を有するベース76(図6も参照)によっ て分けられた、上部チャンネル70と下部チャンネル72とを有している。リン グ部材54は、内周壁78および外周壁80を含んでおり、それらはベース76 によって接続され、上部および下部チャンネル70、72を形成している。部分 セグメント56は、同様に、ベース82と、該ベース82から上向きに延びるチ ャンネル84とを有する。図2に示すように、ヒンジに沿ったリング部材54の ベース76の上部側は、部分セグメント56のベース82を受けるために開いて いる。図4Aの断面図で最もよく示されるように、スウィング可能なセグメント のベース82は、ヒンジ58によって、リング部材のベース76に接続されてい る。ヒンジ58は、薄くフレキシブルなウェブの形態であり、部分セグメント5 6がヒンジのまわりをピボット回転できるようにしている。図4Bに示すように 、部分セグメント56が閉じたポジションまでピボット回転するとき、そのベー ス82は、リング部材54のベース76のオープンセクションの上に重なる。こ のポジションにおいては、部分セグメントのチャンネル84は、容器蓋32の成 形エッジ46を受けるために、リング部材の上部チャンネル70と共働する。 容器が開いているときは、図1に示すように、リング部材54が容器下部34 に固定されたままとなり、部分セグメントが容器蓋32に取り付けられたままと なることが意図されている。その目的のために、下部チャンネル72と、部分セ グメントのチャンネル84は、上部チャンネル70が蓋の成形エッジを保持する よりも、もっとしっかりと容器の各々の成形エッジを保持することができるよう 、異なったグリッピングの特徴を有するように、チャンネルを構成するのが好ま しいことが多い。このようにして、使用者が容器を開こうとすると、上部チャン ネル70は、他のチャンネルが関連の成形エッジをリリースする前に、容器蓋3 2をリリースするだろう。このように用いる際、「グリッピング」は、以下で述 べるような、比較的しっかりしたスナップのフィットから、比較的ルーズなスラ イドするフィットまでにわたる広汎な意味を持つものである。 図6を見ると、本態様では、下部チャンネル72は、容器下部の成形エッジ5 2が挿入されたときにそれをしっかりと捕えるための、グリッピング手段を有す る。下部チャンネル72におけるグリッピング手段は、複数の戻り止め突起およ び「クラッシュ」リブを含む。戻り止め突起は、リング部材54を容器下部の成 形エッジ52に、比較的リジッドに取り付けるために使用される。図示するよう に、下部チャンネル内の戻り止め突起は、壁80上のスペースを置いた位置から チャンネル72内へと突き出したニブ86を含んでいる。ニブ86は、容器下部 34の成形エッジ52が挿入されると、該エッジ上にスナップしてそれを捕える ように、ベース76から所定の高さの所に位置する。選択された位置に配置され た一連のニブ86を使用する代わりに、容器下部の成形エッジを捕えるために、 下部チャンネルの周りに延びて壁80上に連なったニブを使用することも可能で ある。下部チャンネル72にある、図示されたグリッピング手段もまた、下部チ ャンネルの周りの選択された位置に配置された複数のクラッシュリブ90を含ん でいる。クラッシュリブ90は、壁80から下部チャンネル内へ突き出ている。 容器下部の成形エッジ52が下部チャンネル内に挿入されると、クラッシュリブ は、成形エッジ52に隣接する容器下部の直立壁50の内面に係合し、それを押 す。クラッシュリブ90は、このようにして、成形エッジ52を、戻り止めニブ 86の方に向かってしっかりと保持するので、成形エッジはニブによってしっか りと捕えられる。図4Aに示すように、類似のニブ83とクラッシュリブ81を 、スウィング可能なセグメント56上のチャンネル84に形成してもよく、それ によってチャンネルは、蓋32の成形エッジをしっかりとグリップすることが出 来る。 戻り止めなしで、ぴったり合った摩擦によるフィットが所望であれば、ニブを 無くして、成形エッジをグリップするためのクラッシュリブだけを使用すること が出来る。例えば、図6に示される本態様では、容器蓋32のエッジ46との摩 擦でフィットするように、上部チャンネル70にはクラッシュリブ92が備えら れている。その他のタイプのグリッピング手段を、所望のグリッピング特性を達 成するためにチャンネル内に用いることも可能であるということが理解されるだ ろう。 本発明の重要な特徴および用途に従って、本態様では、容器蓋32および下部 34の成形エッジ46、52は、実質的に等しい。従って、蓋32および下部3 4は、普通には嵌まり合わず、閉じた容器を形成するために直接に組み合わせる ことはできない。従って、そのような片割れ容器をつないで、ヒンジで閉じた容 器を形成するために、ヒンジ付きコネクターを用いるのが有利である。成形エッ ジは等しくてもよいが、容器蓋と下部は等しいものである必要はない。例えば、 等しい周囲形状で、同じように成形されたエッジを有するが、高さが異なる、2 つのレギュラーな容器蓋を、背の低い容器を形成するためにコネクター40を用 いることによって組み合わせてもよい。しかしながら、両方の片割れ容器を製造 するために同じ道具を使用することによって削減される固定コストの利点を生か すために、2つのレギュラーな容器蓋等の、2つの等しい片割れ容器を用いてヒ ンジ付容器を形成することが、ここでは好ましい。 本発明の付随的な特徴は、容器を開けるのを容易にするために、一体形成され たウェッジをコネクター40が有することである。図2に戻って参照すると、ウ ェッジ94は、リング部材54と一体形成されたU字形ウェブ96上で支持され 、かつ、ヒンジ58からリング部材を渡ったところに配置される。図7は、図5 の閉じた容器30の断面図を示す。そこで示されるように、外壁80の上方部分 は、U字形ウェブ96の2つの脚部の間で除去されており、容器蓋32の成形エ ッジ46が露出している。ウェッジ94は、該ウェッジの先端が、容器蓋32の 成形エッジ46とベース76との間のギャップをさすように、U字形ウェブ96 上で支えられている。容器を開けようと試みる使用者は、リング部材54に向か って矢印98で示されたようにウェブ96を押すだけで、ウェッジ94が成形エ ッジ46とベース76との間に挿入され、上部チャンネル70から蓋32を押し 開けて出し、これによって容器が開く。 図8は、ヒンジ付きコネクターの他の態様の上面図である。上述の態様の様に 、コネクター100は、一体形成されたヒンジウェブ106でつながれた、リン グ部材102と部分セグメント104とを有する。本態様では、リング部材10 2は、ヒンジウェブ106からリングを渡ったところに位置するラッチセクショ ン108を有する。図9の断面図で示されるように、ラッチセクションにおける リング部材の外壁112は、一体成形され、下向きにぶら下がった、リリースタ ブ118をその外側に有し、かつ容器蓋の成形エッジを捕えるために上部チャン ネル130内に突き出した戻り止めニブ116をその内側に有する。 図10は、2つの等しい片割れ容器121、122を、ヒンジ付きコネクター 100でつなぐことによって形成された、容器120の正面図である。図11は 、図10における閉じた容器120の、線11−11に沿った断面を示している 。図に示すように、容器蓋121の成形エッジ128は、リング部材の上部チャ ンネル130に受けとめられ、ラッチセクションの戻り止めニブ116が、該成 形エッジをグリップして、上部チャンネルから該成形エッジが外れるのを阻止し ており、それによって容器蓋を閉じたポジションのまま維持する。 容器が簡単に開くようにするラッチセクション108の働きは、図12に示さ れている。使用者が、リリースタブ118を押すことによって容器を開けようと すると、外壁112はゆがんで外壁の上方部分が外側へ十分に移動し、戻り止め ニブ116が容器蓋の成形エッジ128からはずれる。この様にして、戻り止め ニブ116は、容器蓋の成形エッジ128がリング部材の上部チャンネル130 から外れるのを妨げない。容器蓋121は、その後、上部チャンネル130から 容易に離れて、容器が開くであろう。 図13〜15は、ヒンジ付きコネクター300の別の態様を示している。図1 3に示すように、コネクター300は、上述の2つの態様の様に、一体形成され たヒンジウェブ306によってつながれた、リング部材302と部分セグメント 304とを含んでいる。本態様の特徴として、リング部材の上部チャンネル31 0内で容器蓋の成形エッジを保持するために、コネクター300が、リング部材 302上に一体形成されたクラスプ308を有している。コネクター300はま た、リング部材302上に一体形成されたハンギングタブ312を備えている。 ハンギングタブ312は孔を有しており、展示または保存目的で、コネクター3 00を有する容器を釘等に掛けるために使用することが出来る。 図14は、ヒンジ付きコネクター300を用いて形成された容器の断面図を示 している。図に示すように、リング部材302は、内壁316と外壁318とを 有しており、これらはベースウェブ320によって接続されて、容器蓋325の 成形エッジ324を受けるための上部チャンネル310及び容器下部329の成 形エッジ328を受けるための下部チャンネル326を形成している。 クラスプ308とハンギングタブ312は、好ましくは、リング部材302の 外周に一体成形される。図に示された態様では、クラスプ308は、薄いウェブ 330によって、リング部材の外壁318の下方端部に、ピボット回転するよう に接続されている。クラスプ308の自由端部は、ラッチヘッド332になるよ うに形成されている。リング部材の外壁318には2つの戻り止めタブ334が 備えられ、これらは、クラスプがリング部材の外壁318に接するロックのポジ ション内へと動かされると、該クラスプをタイトに保持するように、クラスプ3 08に対してスナップインでフィットするようにアレンジされている。ハンギン グタブ312(図13)は、同様に、使用しないときに外壁318に折り重ねる ことができるように、リング部材の外壁318にピボット回転できるように接続 されている。折り重ねたポジションでハンギングタブ312を保持するため、2 つの戻り止めタブ336が外壁に設けられている。 図15で最もよく示されるように、クラスプ308が図に示されたロックのポ ジションにあるとき、ラッチヘッド332は、リング部材302の上部チャンネ ル310を越えて延びている。このポジションでは、ラッチヘッド332は、容 器蓋の成形エッジ324がリング部材の上部チャンネル310からはずれるのを 妨げており、それによって、容器蓋を閉じたポジションでロックする。 図16は、ヒンジ付きコネクター131の他の態様を示している。図16では 、ヒンジの反対側にあるリング部材132の断面だけが示されている。この態様 では、リング部材にある上部座部134は、チャンネルを形成する2つの壁の代 わりに1つの直立壁136だけを有している。クラッシュリブ138は、該壁の 上に設けられて、壁136と、成形エッジ137に隣接する容器蓋139の壁と の間が、摩擦でぴったりフィットするようにさせている。摩擦によるフィットは 、容器蓋139が上部座部134から離れるのを比較的容易にする。反対に、リ ング部材にある下部座部141は、クラッシュリブ143とニブ145のような グリッピング手段を持つチャンネルの形態になっているので、リング部材132 が、容器下部142の成形エッジ144にしっかりと取り付けられている。異な る適用では、容器の用途によって、上部座部と下部座部の両方が、またはさらに 部分セグメントにある座部が、ただ1つの直立壁を有するように形成することが 好ましい場合もある。座部はまた、所望のグリッピング特性を付与するために、 チャンネルや直立壁以外の形状を有するように形成してもよい。 上述した態様では、容器のエッジは、片割れ容器をつくっているシート金属の 、未加工のエッジの露出をなくすために成形される。成形エッジはまた、開端部 にチャンネルのような構造を与えることによって、片割れ容器に剛性を与えてい る。それはまた、コネクターが容易に適合され得るような容器特徴を提供する。 ここで用いる場合の「成形エッジ」なる語は、文脈によって特に示さない限り、 容器のエッジを形づくるために用いられる種々の金属フォーミング技術を包含す るものである。説明の目的のために、上述した容器の成形エッジは、外側へ曲げ られカールされたエッジの形態にしている。しかしながら、本発明が、他のタイ プの成形エッジ(涙形や折り返されたエッジ等であって、これらは両方とも、成 形エッジなる語句に大きく包含される)への応用性をも有することは理解される だろう。加えて、エッジは、殆どの場合に、内側へ成形することも可能である。 例えば、図17は、外側へでなく内側へカールされた金属エッジを有する容器 に、本発明を応用したものを示す部分図である。それには、コネクター158に よってつながれた、成形エッジ154、156を有する容器蓋150と容器下部 152が示されている。エッジ154、156は内側へカールされており、実質 的に平面の外壁と、カールされた内壁を提供している。上記の開示を考慮すれば 、このような成形エッジとインターフェイスするためのヒンジ付きコネクターの 構成の方法は明らかであろう。 図18は、容器への本発明の応用を示しており、該容器では、エッジ160、 162は、涙形の断面を有するように形成されかつコネクター164によってつ ながれている。涙形のエッジは、チャンネルの直立壁が両方とも成形エッジの輪 郭部分に接触している配置構成を呈しており、前述の態様、即ち、チャンネルの 一方の壁がカーブしたエッジと接触し、他方の壁がエッジの実質的に平面の部分 と接触している態様とは対照的である。図19は、さらに他の態様を示しており 、該態様では、成形エッジ166、168は折り返されており、折り返されたエ ッジはコネクター170によってつながれている。折り返されたエッジ166、 168はもっと平らなプロフィールを呈し、ここでは、エッジの形成に、折って からエッジの合せ目を圧縮している。 本発明のヒンジ付きコネクターは、2つの片割れ容器をつないでヒンジ付きの 容器を形成する機能を提供するだけでなく、容器に付加的特徴を加える機会を与 えている。様々な特別な目的のために、内部のまたは外部の特徴部分を含むよう にコネクターを形成することによって、射出成形されたコネクターの利点を活か すことができる。 図20には、内部特徴部分を有するコネクターを利用した容器の例が示されて いる。この態様における容器180は、概略的に方形の周囲形状を持った2つの 実質的に等しい片割れ容器182、184を有している。コネクター186は、 ヒンジウェブ194、196によって、リング部材192に接続された、2つの スウィング可能なセグメント188、190を有する。それぞれの部分セグメン トは、片割れ容器の成形エッジをグリップすることにより、片割れ容器にしっか りと取り付けられている。このように、各々の片割れ容器は、それぞれコネクタ ー186にヒンジ付けされ、そして容器はどちらの側からも開けることが出来る 。図21は、リング部材192の断面図を示し、コネクターの内部特徴部分を示 している。該内部特徴部分は、実質的に方形形状のベースプレート200と、該 ベースプレート200の各面の中央に1つずつ、2つのロゼット202、204 を含んでいる。ベースプレート200の幅は、好ましくは、従来のコンパクトデ ィスクの直径より少し大きく、ロゼット202、204は、好ましくはコンパク トディスクの中央の孔にインターフェアーしながらフィットする形状とされる。 このようにして、プラスチックコネクター186を用いて形成される金属容器1 80は、2枚のコンパクトディスクを保持するのに使用できる、商業的に魅力的 な、背の低いコンパクトディスクのパッケージングを提供する。 図22は、コネクターを利用して形成された容器208を支持するための、コ ネクター206の特別な目的の外部特徴部分の利用を示している。この例では、 コネクター206は、リング部材212の側部にコネクター206と一体成形さ れた、2つの特別目的の支持部210を有し、そのため該支持部は、平らな面の 上で端部上に容器を立たせるのに用いることが出来る。もちろん、他のタイプの 装飾的または機能的な外部特徴部分をコネクター上に形成することができる。 本発明は、ここまでは、図面を簡潔にするため、また本発明の重要な部分に焦 点を絞って記載するために、方形または正方形の容器に関連して説明してきた。 本発明が、複雑なまたは珍しい形状の容器にも適していることは認識されるだろ う。例えば、図23は、貝殻の形状に似せて形成された容器214を示している 。形状以外は、図23の態様は、前出の図面に関連して説明し示したものと同様 である。より詳しくは、容器214が、弾性のあるヒンジ付きコネクター220 でつながれた2つの片割れ容器216、218を含んでおり、該コネクターが、 ヒンジ226でつながれたリング部材222と部分セグメント224を有するも のであることが分かるだろう。リング部材222および部分セグメント224は 、両方とも、容器の周囲形状に整合するような形状とされる。リング部材は、上 部チャンネル228を有しており、これは、容器蓋216の成形エッジ217の 全ての辺よりも少ない辺を受けるためのものであって、部分セグメント224に 取り付けるためにヒンジの辺をフリーに残している。 本発明は、従来の単純な形状を持つ容器よりも、作るのがより高価になりやす い、奇抜で、イレギュラーな形状を持つ容器を形成するのに特に有利であること が理解されるだろう。なぜなら、等しい片割れ容器を、容器を形成するのに使用 できるからである。従って、多数の等しい片割れ容器を絞り加工するために、絞 り加工や形成の設備を構成し段取りできるので、それによって、容器の固定コス トは削減される。 ここまでの説明は、普通には嵌まり合わずヒンジ結合には供さない、単純な成 形エッジを有する2つの片割れ容器を、互いにつないでヒンジ付きの容器を形成 することができる本発明の有利な使用に焦点を絞ってきた。しかしながら、成形 エッジが等しいということは、本発明の必要要件ではないことが理解されるだろ う。実際、本発明の別の重要な応用は、嵌まり合っている片割れ容器を有する従 来のヒンジ無しの容器を、ヒンジ付きの容器に変換する点にあることが理解され るだろう。 この応用の例は、図24に示される。図に示すように、容器230は、容器蓋 232と、容器下部234と、ヒンジ付きの容器を形成するために蓋と下部をつ なぐヒンジ付きコネクター236とを含む。上述した態様に類似して、ヒンジ付 きコネクター236は、容器下部に取り付けられたリング部材238と、容器蓋 をグリップするスウィング可能な部分セグメント240と、リング部材と部分セ グメントとをつなぐ、一体形成されたヒンジ242とを有する。図25の断面図 に示されるように、リング部材238は、下部の成形エッジ248を受けるため の下部チャンネル246を有し、蓋232の成形エッジ252を受けるための上 部チャンネル250を有する。また部分セグメント240も、容器蓋の成形エッ ジをグリップするためのチャンネル254を有する。 この態様と前述の態様との間の主な差異は、この場合の片割れ容器が、本当に 嵌まり合い、そしてコネクター236の助けなしに閉じた、ヒンジ無しの容器を 形成することもできるということである。片割れ容器が嵌まり合うので、容器蓋 232と下部234の成形エッジ252、248は必然的に異なり、そしてリン グ部材238と部分セグメント240は、等しくない2つの成形エッジのそれぞ れの部分を受けるように適合させられる。 本態様では、従来のヒンジ無しの容器に典型的であるように、容器のトップ2 32は、外側へ曲げられカールされたエッジ252を有し、容器下部234は、 内側へたたんで折り曲げられたエッジ248を有している。従って、リング部材 238の上部チャンネル250と、部分セグメント240のチャンネル254は 、蓋のカールされたエッジ252を受けるために配置構成され、リング部材の下 部チャンネル246は、下部234の、折り返されたエッジ248を受けるよう に配置構成される。部分セグメント240を容器蓋232にしっかり取り付ける ために、部分セグメントのチャンネル254には、蓋の成形エッジをグリップす るためのニブ256とクラッシュリブ258とが備えられている。同様に、リン グ部材の下部チャンネル246には、容器下部の折り返されたエッジ248をし っかりグリップするためのニブ260が備えられている。反対に、上部チャンネ ル250は、自体の中に形成されたクラッシュリブ262を有し、蓋の成形エッ ジ252に隣接する容器蓋の壁に、エッジを摩擦でぴったりフィットさせている 。 蓋の、外側へ曲げられカールされたエッジと、下部の折り曲げられたエッジと の組み合わせに加えて、該ヒンジ付きコネクターは、互いに嵌まり合う成形エッ ジの他の組み合わせをつなぐように適合されうる。例えば、図26は他の態様を 示しており、蓋270の、外側へ曲げられたエッジ268に嵌まり合う、内側へ 曲げられカールされたエッジ266を有する容器下部264を用いている。リン グ部材274の下部チャンネル272は、従って、下部の、内側へカールされた エッジ226を受けるために配置構成される。 図27は、図25に示されたものに類似の、2つの嵌まり合う片割れ容器27 8、280をつなぐための、ヒンジ付きコネクター276のさらなる態様を示し ている。この態様では、リング部材284の上部座部282は、チャンネルを形 成する2つの壁の代わりに、ただ1つの直立壁288を有する。壁288は、容 器蓋278の、外側へ曲げられたエッジ292の平らな内側に、ぴったりフィッ トするように、クラッシュリブ290を有する。 本発明がもたらす可能性は、実際、大変広いと思われるので、現時点で網羅す ることは可能ではない。しかしながら、単純な成形エッジを有し、普通には嵌ま り合わない片割れ金属容器を接続して、ヒンジ付きの容器を形成するために有利 に用いることができる、弾性のあるヒンジ付きコネクターこそが提供されたもの であることが理解されるだろう。該ヒンジ付きコネクターはまた、従来のヒンジ 無しの容器を、ヒンジ付きの容器へ転換するのに有利に用いることができる。ヒ ンジ付きコネクターの使用は、ヒンジコンポーネントを片割れ金属容器に直接に 形成する必要性を無くし、結果として、片割れ容器を形成するために必要とされ る金属加工がずっと簡単になる。該ヒンジ付きコネクターは、奇抜で商業的に魅 力的なデザインの容器を形成するために、複雑でイレギュラーな容器の周囲形状 に整合するように形成することができる。該コネクターはさらに、装飾的または 機能的な内部または外部特徴部分を持つ、特別目的の容器を形成する機会を与え る。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ブライド、デイヴィッド ケイ. アメリカ合衆国、イリノイ州 61111、ラ ヴズ パーク、アップルウッド レイン 4624 (72)発明者 グレイ、アルフレッド エル. アメリカ合衆国、イリノイ州 61008、ベ ルヴィディア、スクワーラル トゥリー レイン 12270 (72)発明者 ソロウィーイコ、ジョージ アメリカ合衆国、イリノイ州 61108、ロ ックフォード、ハイリッジ 1904 (72)発明者 ジョンソン、ゲーリー ディー. アメリカ合衆国、イリノイ州 61109、ロ ックフォード、バーナム ロウド 511 【要約の続き】 に位置しており、容器蓋がヒンジの回りをピボット回転 して容器を開けることを可能にする。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.金属容器であって、 容器蓋および容器下部であって、各々が、閉端部と、成形エッジで終わる側壁 部とを有し、容器蓋の成形エッジおよび容器下部の成形エッジが、容器の周囲形 状を定めている該容器蓋および該容器下部と、 容器の周囲形状に整合するように形作られた弾力性のあるコネクターであって 、閉じた容器を形成するために、容器蓋の成形エッジおよび容器下部の成形エッ ジにフィットするようなサイズに作られた座部を有し、該コネクターがリング部 材と、部分セグメントと、リング部材と部分セグメントとつなぐ一体形成された ヒンジとを有している該コネクターと、 周囲が実質的に連続となっているリング部材であって、容器下部の成形エッジ に係合するための下向き座部を有し、かつ容器蓋の成形エッジの全ての辺より少 ない辺と係合するための、容器蓋の成形エッジの少なくとも1辺をフリーに残す ための上向き座部を有する該リング部材と、 容器蓋の成形エッジの少なくともフリーな辺を、しっかりとグリップするため の上向き座部を有する部分セグメントと、 ノーマル状態では容器を閉じるように位置されたヒンジであって、容器蓋を当 該ヒンジを中心にピボット回転して容器を開かせる該ヒンジとの、 組み合わせを含む金属容器。 2.容器蓋の成形エッジと容器下部の成形エッジとが、全く等しく形成されて いる請求項1記載の金属容器。 3.容器蓋と容器下部とが、実質的に等しい請求項2記載の金属容器。 4.容器蓋の成形エッジと容器下部の成形エッジとが等しくない請求項1記載 の金属容器。 5.コネクターが、成形された熱可塑性物質からなる請求項1記載の金属容器 。 6.コネクターを形成する熱可塑性物質がポリプロピレンである請求項2記載 の金属容器。 7.上部チャンネルの容器蓋への取り付けよりもしっかりと、下部チャンネル が容器下部に取り付けられるように、上部チャンネルと下部チャンネルとが等し くないグリッピング特性を有している、請求項1記載の金属容器。 8.下部座部がチャンネルを含み、該チャンネルは、容器下部の成形エッジが 挿入されたときに、該エッジをしっかりとグリップするためのグリッピング手段 を有している、請求項1記載の金属容器。 9.部分セグメントの座部がチャンネルを含み、該チャンネルは、容器蓋の成 形エッジが挿入されたときに、該エッジをしっかりとグリップするためのグリッ ピング手段を有している、請求項1記載の金属容器。 10.コネクターのヒンジが、フレキシブルな薄いウェブの形態になっている 請求項1記載の金属容器。 11.閉じた容器の成形エッジを押し開けて容器を開くため、リング部材上に 支持され一体形成されたウェッジをコネクターが含んでいる、請求項1記載の金 属容器。 12.弾力性のあるコネクターが、さらに、リング部材の外側表面にピボット 回転するように接続された一体形成されたクラスプを含んでおり、該止め具は、 容器蓋の成形エッジがリング部材の上向き座部から外されるのを阻止するように 、ロックのポジションへ移動可能である、請求項1記載の金属容器。 13.さらに、リング部材の外側表面に取り付けられた、一体形成されたハン ギングタブを含んでいる請求項1記載の金属容器。 14.リング部材が内周壁と外周壁とを含んでおり、これらの壁は、ベースウ ェブでつながれて、容器蓋の成形エッジを受けるための上部座部として働く上部 チャンネル、および容器下部の成形エッジを受けるための下部座部として働く下 部チャンネルを形成している、請求項1記載の金属容器。 15.リング部材がラッチセクションを含んでおり、該ラッチセクションは、 外周壁からぶら下がっている一体形成されたリリースタブと、容器蓋の成形エッ ジを捕えるための上部チャンネル内に外周壁から突き出ている戻り止めニブとを 有するものであり、容器が開くのを容易にするためにリリースタブが押されると き、外周壁は、ゆがんで、容器蓋の成形エッジから前記戻り止めニブを外すもの である、請求項14記載の金属容器。 16.容器蓋および容器下部が、方形でない周囲形状をしており、ヒンジ付き コネクターが、その方形でない周囲形状に整合するように射出成形されたプラス チック部材である請求項1記載の金属容器。 17.成形エッジが、内側におよび外側に成形された、カールされたエッジ、 涙形のエッジ、および折り返しエッジを含む種類から選ばれた形状に形成されて いる請求項1記載の金属容器。 18.コネクターが、少なくとも1つの内部特徴部分を含んでおり、該特徴部 分は、ヒンジ付きコネクターと一体成形され、完全に容器内に配置されるように 位置する特徴部分である、請求項1記載の金属容器。 19.コネクターが、少なくとも1つの一体形成された外部の特徴部分を含ん でおり、該特徴部分は、容器の外側に配置されるように、コネクターから一体に 延びている特徴部分である、請求項1記載の金属容器。 20.金属容器であって、 絞り加工された金属で形成された、容器蓋および容器下部であって、各々が、 閉端部と、成形エッジで終わる直立壁とを有し、容器蓋の成形エッジと容器下部 の成形エッジとが実質的に等しく、容器の周囲形状を定めている該容器蓋および 該容器下部と、 成形された熱可塑性物質で形成された一体化されたヒンジ付きコネクターであ って、容器蓋および下部を、それぞれの成形エッジにおいてつないで閉じた容器 を作るためのものであり、該ヒンジ付きコネクターは、成形エッジを受けるため に容器の周囲形状に整合するように形成された、固定リングおよびスウィング可 能なセグメントを含み、かつ該固定リングと該スウィング可能なセグメントとを つないでいるヒンジウェブを含み、該ヒンジウェブは、スウィング可能なセグメ ントを固定リングに対してピボット回転することができるようフレキシブルであ る、該ヒンジ付きコネクターとの組み合わせを含んでいる金属容器であって、 固定リングは固定ベースを有し、該固定ベースは、容器下部の成形エッジを受 けるための下向きの下部座部と、容器蓋の成形エッジの全辺よりも少ない辺を受 けて容器蓋の成形エッジの1辺をフリーに残すための上向きの上部座部とを分離 させており、固定ベースは、スウィング可能なセグメントを受けるための上向き のオープン部分を有しており、 スウィング可能なセグメントはスウィング可能なベースを有し、該スウィング 可能なベースは、スウィング可能なセグメントが閉じたポジションまでピボット 回転したときに、固定ベースのオープンセクションの上に重なるものであり、か つスウィング可能なセグメントはスウィング可能なベース上に上向きの座部を有 し、該上向きの座部は、容器蓋の成形エッジのフリーな辺をしっかりグリップす るためのものであり、スウィング可能なセグメントが閉じたポジションにある時 、その上の該座部は、容器蓋の成形エッジを受けるための、リング部材上の上部 座部と共働するものである、 該金属容器。 21.上部チャンネルが容器蓋に取り付けられるよりも、もっとしっかりと下 部座部が容器下部に取り付けられるように、固定リングの、上部座部と下部座部 とが等しくないグリッピング特性を有している、請求項20記載の金属容器。 22.容器蓋と容器下部とが実質的に等しい請求項20記載の金属容器。 23.容器蓋の成形エッジを押し開けて上部座部から外すため、固定リング上 に支持された一体形成されたウェッジをヒンジ付コネクターが含んでいる請求項 20記載の金属容器。 24.ヒンジ付きコネクターが、固定リングにピボット回転するように接続さ れた一体形成されたクラスプを含むものであって、固定リングの上部座部から容 器蓋の成形エッジが外されるのを阻止するように、該止め具が、ロックするポジ ションへと移動可能である、請求項20記載の金属容器。 25.固定リングが、内周壁と外周壁とを含んでおり、これらは、上部座部お よび下部座部としてそれぞれ働く上部チャンネルおよび下部チャンネルを形成す るために、固定ベースによってつながれたものである、請求項20記載の金属容 器。 26.固定リングがラッチセクションを有し、該ラッチセクションは、外周壁 からぶら下がっている一体形成されたリリースタブと、容器蓋の成形エッジを捕 えるための上部チャンネル内に外周壁から突き出ている戻り止めニブとを含んで おり、容器が開くのを容易にするためにリリースタブが押されると、外周壁は、 ゆがんで、容器蓋の成形エッジから前記戻り止めニブを外すものである、請求項 25記載の金属容器。 27.ヒンジ付容器を形成するために、金属の容器蓋と金属の容器下部とをつ なぐための、成形された熱可塑性物質からなる、ヒンジ付きコネクターであって 、容器蓋は第一番目の所定のサイズと形状の成形エッジを有し、容器下部は、容 器蓋の成形エッジに整合する、第二番目の所定のサイズと形状の成形エッジを有 し、これら成形エッジは容器の周囲形状を定めており、 該ヒンジ付きコネクターが、 一体形成されたヒンジによってつながれた、リング部材と部分セグメントとを 有し、該リング部材と該部分セグメントとは容器の周囲の形に整合するように形 づくられており、 リング部材は、前記第二番目のサイズと形状の成形エッジを受けるための下向 きの下部座部を有し、かつ、前記第一番目の所定のサイズと形状の成形エッジを 受けるための上向きの上部座部を有し、該上部座部は、リング部材の全辺よりも 少ない辺に沿って延び、リング部材の少なくともヒンジの辺をフリーに残してお り、 部分セグメントは、ヒンジによってリング部材のヒンジの辺につながれており 、かつ前記第一番目の所定のサイズと形状の成形エッジをしっかりとグリップす るための上向きの上部座部を有し、閉じたポジションへと部分セグメントがピボ ット回転できるように、該ヒンジ部材はフレキシブルであり、閉じたポジション では、リング部材のヒンジの辺の上に部分セグメントが重なり、部分セグメント の座部とリング部材の上部座部とが、前記第一番目の所定のサイズと形状の成形 エッジの、対応する部分を受けるために共働するものである、 ヒンジ付きコネクター。 28.第一番目のサイズと形状が、第二番目のサイズと形状と、実質的に等し い請求項27記載のヒンジ付きコネクター。 29.第一番目のサイズと形状の成形エッジが、第二番目のサイズと形状の成 形エッジと嵌まり合うものである請求項27記載のヒンジ付きコネクター。
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