JP2004174199A - 内外二重容器 - Google Patents

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JP2004174199A JP2003005453A JP2003005453A JP2004174199A JP 2004174199 A JP2004174199 A JP 2004174199A JP 2003005453 A JP2003005453 A JP 2003005453A JP 2003005453 A JP2003005453 A JP 2003005453A JP 2004174199 A JP2004174199 A JP 2004174199A
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Atsuo Kurakake
敦雄 倉掛
Masataka Okumoto
雅隆 奥本
Mitsuo Furusawa
光夫 古澤
Tsugio Arai
次男 荒井
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Milbon Co Ltd
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Abstract

【課題】下箱と内容器体と上蓋とからなる内外二重容器であって、下箱と上蓋に対して内容器体を着脱自在として、該内容器体の交換が可能に形成した。
【解決手段】底壁外周から周壁3を起立する下箱1と、胴部12の上端部外面に嵌合部13を有し、胴部上端から口頸部22を起立する内容器体11と、頂板32から口頸部外面へ嵌合させる内筒33を、又頂板外周から外筒34を垂下する上蓋31とからなり、嵌合部13を下箱周壁の上部内へ嵌合させ、又該嵌合部の前後両部の左右方向中間部を内方押込み可能な弾性変形部17,17 として、その上端部を周壁外方へ露出する押釦18,18 とし、又これ等押釦下方の弾性変形部分外面へ第2係合突条21,21 を付設し、これ等第2係合突条と対向する周壁部分内面へ付設した第1係合突条8,8下面へ係合させた。
【選択図】図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は内外二重容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
蓋体付きの内外二重容器で、外容器に対して内容器を着脱自在に設けたものが知られている(特許文献参照)。
【0003】
【特許文献】
特開2001−327325号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、底壁外周から周壁を起立する下箱と、胴部の上方外面へ周設した嵌合部を上記下箱上部内へ嵌合させると共に、胴部上端から口頸部を起立する内容器体と、上記口頸部外面へ嵌合させた上蓋とからなり、上記下箱と上蓋とが形成する外容器部分に対して、内容器体を交換して使用することが可能に設けたものであり、又下箱に対する内容器体の着脱が確実かつ容易とし、更に取扱店における商品展示、持ち運び、又消費者における同種化粧品の整理、複数容器携帯の便のために複数容器を連結可能としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
第1の手段として、底壁2外周から周壁3を起立する下箱1と、胴部12の上部外面へ周設した嵌合部13を、上記周壁3の上端部内面へ着脱自在に嵌合させると共に、胴部上端面から起立する筒部分を口頸部22とする内容器体11と、
頂板32から垂下する内筒33を上記口頸部外面へ嵌合させると共に、頂板外周から上記周壁3と同形状の外筒34を垂下する上蓋31とからなり、
上記嵌合部13の少くとも一部を、内方押込み可能な弾性変形部17としてその上端部を周壁3外面へ露出する押釦18となし、又該押釦下方の弾性変形部部分外面へ第2係合突条21を付設し、該第2係合突条21を、該第2係合突条と対向する周壁3部分内面へ付設した第1係合突条8下面へ係合させ、上記上蓋31取外し状態では押釦18内方押込みによる第2係合突条21の係合離脱で、下箱1内から内容器体11の取外しが可能に形成した
第2の手段として、上記第1の手段を有すると共に上記下箱周壁3の上方一部へ、上蓋外筒34の一部を枢着させ、該枢着部を中心とする上蓋31の回動により下箱1上面を上蓋31で開閉可能となし、上蓋閉塞状態にあっては、上蓋の内筒33が内容器体の口頸部22へ嵌合可能に形成した
第3の手段として、上記第1又は第2の手段を有すると共に上記弾性変形部17を、嵌合部13の前後両部の左右方向、ないし左右両部の前後方向の各中間部外方へ一対として形成した
第4の手段として、上記第1又は第3の手段を有すると共に上記周壁3と外筒34との各横断面と嵌合部13の外面とを四角形状に、かつ胴部12と口頸部22と内筒33との各横断面形状を眞円形状に、それぞれ形成して口頸部と内筒とを螺合させると共に、上記嵌合部13の上端外面に外向きフランジ16を付設させて、該外向きフランジ16を下箱周壁3上端面上へ載置させた
第5の手段として、上記第4の手段を有すると共に上記周壁3前後両壁の左右方向中間部の上部を周壁内方へ張出す凹面部42、42として、これ等凹面部上端に切欠き41、41を穿設して、これ等切欠き内へ押釦18、18を、これ等押釦外面と周壁外面とをほぼ面一として嵌合させ、又外筒34下端面を周壁3の上端面へ、これ等外筒34と周壁3との各外面を面一として載置させた
第6の手段として、上記第4又は第5の手段を有すると共に嵌合部13の上面ないし口頸部の下端外面の一部と上蓋内外筒の下端一部とに、口頸部22へ内筒33を螺合締付けして下箱周壁3と上蓋外筒の各外面がほぼ面一となったとき、係合する第1、第2ストッパー23,35 を付設した
第7の手段として、上記第1、第2、第3、第4、第5又は第6の手段を有すると共に下箱周壁3の左右側壁ないし前後側壁の一方に第2突部5を、かつ他方に第2穴部6を、又下箱底壁の下面へ第1突部4を、上蓋頂壁に第1穴部36を、それぞれ有する同一大きさ、同一形状の複数容器を設けて、上記第1穴部内へ第1突部4 を、第2穴部内へ第2突部5を、それぞれ嵌合させることで、左右方向へ、又上下方向へ連続可能に形成した
第8の手段として、上記第1、第2、第3、第4、第5、第6又は第7の手段を有すると共に上記下箱1と上蓋31とを無色透明ないし半透明の合成樹脂材で、かつ内容器体11を、該内容器体内へ収納させるクリーム状物の種類を区別できる合成樹脂材で、それぞれ形成した
【0006】
【発明の実施の形態】
以下図面について説明する。まず図1から図3が示す第1実施形態について説明すると、1は底壁2外周から横断面四角形状の周壁3を起立する下箱で、その底壁2の四隅部からは脚部としての第1突部4を垂下させており、又周壁3の左右側壁の一方からはほぼ等間隔に複数の第2突部5を突出させ、他方側壁にはそれ等第2突部5を嵌合させるための第2穴部6を穿設させている。7はその第2穴部穿設のために側壁内面へ隆出させた張出し部である。又周壁3の前後両側壁の左右方向中間部の上部内面には第1係合突条8,8を横設させている。
【0007】
11は内容器体で、有底胴部12の上部外面へ嵌合部13を周設している。該嵌合部は張出し板14外周部から嵌合筒15を垂下し、又張出し板外周部を外向きフランジ16として該外向きフランジを既述下箱の周壁3の上端面上へ載置させ、嵌合筒15はその周壁内面へ嵌合させている。
【0008】
その嵌合部13の前後両部の左右方向中間部は内方押込み可能な弾性変形部17,17 として、その上端部を周壁外方へ突出する押釦18、18としている。それ等弾性変形部は図1が示すように嵌合筒15の下部を残してその左右両側から第1割溝19,19 を張出し板14上面まで穿設し、かつ第1割溝上端間の張出し板部分にも巾広の第2割溝20,20 を設けてそれ等第1、第2割溝が囲む嵌合筒および張出し板部分を嵌合板内方へ弾性押込み可能な板バネとして、該板バネを弾性変形部としている。又上記押釦18,18 下方の弾性変形部外面には第2係合突条21,21 を横設して、嵌合筒15を周壁3内面へ嵌合させたとき、第1係合突条8,8下面へ第2係合突条21,21 が係合して、既述押釦18,18 を内方へ押込みして上記係合を外さない限り、嵌合部13は周壁3内面から抜出し不能としている。尚図示例では弾性変形部を前後へ一対として設けているが、一箇としても差し支えない。
【0009】
又既述胴部12の上端面から起立する筒部分を口頸部22としている。該口頸部の下部前面には小凹部を挟んで左右両部に突部を付設した形状の第1ストッパー23を付設しており、口頸部の上部外面には雄ねじ24を付設している。
【0010】
31は上蓋で、頂板32から垂下する内筒33を口頸部22外面へ螺合させると共に、頂板外周から垂下する外筒34を、既述外向きフランジ16の上面へ載置させている。該外筒は下箱周壁3および外向きフランジ外周面と面一となるよう設けており、押釦18,18 だけが図2、図3が示すように外方へ突出されている。又図3が示すように外筒前部の左右方向中間下部には既述第1ストッパー23と係合させるための第2ストッパー35を付設しており、これ等両ストッパーは、口頸部22外面へ上蓋の内筒を螺合し締付けしたとき、第2ストッパーが図1右方の突部を強制乗越えして小凹部内へ入り、又このとき外筒34下端は外向きフランジ16上面へほぼ接すると共に、周壁3と外向きフランジ16と外筒34の各外面がほぼ面一となって各角部の稜線が垂直線上に位置するよう設けている。頂板32の上面四隅部には、既述第1突部4嵌合用の第1穴部36を穿設させている。37は内筒33の上端部内面へ嵌合させたパッキングである。下蓋底壁2と内容器体の底板との間には、下箱1と内容器体11との位置合わせ調整用としての間隙を形成させており、該間隙と下箱周壁と内容器体胴部との間の間隙とで、断熱効果を期待できる。
【0011】
図4から図7は第2実施形態を示す。該実施形態と第1実施形態との相違点は、内容器体11の嵌合部13を下箱周壁3の内面へ嵌合させたとき、下箱周壁の前後両壁の左右方向中間上部に設けた切欠き41,41 上面へ押釦18,18 が載置され、該押釦以外の内容器体部分は、下箱1と上蓋31とで覆われるよう設けたものである。
【0012】
図4が示すように押釦載置用の切欠き41,41 下方の下箱周壁部分は押釦の内方押込みを可能とするために、周壁内方へ張出す凹面部42,42 としてその凹面部内面に第1係合突条8,8を横設している。又周壁3の左右両側壁の上部内面へは内容器体の嵌合部13係合用の係合板43,43 を横設し、これに対応して内容器体嵌合部の左右両側下部には、上記係合板嵌合用の凹部44,44 を設けている。
【0013】
その他部分については、第1実施形態の場合と同じでよく、同一部分については同一符号を付することで説明を省略する。
【0014】
図8と図9とは第3実施形態を示す、
該実施形態の特徴は、第2突部5、第2穴部6を有する下箱1の左右側壁の前後方向中間部に内容器体の弾性変形部17、17を位置させることが出来るよう設けたものであり、そのため、下箱左右側壁の前後方向中間部上面へ第2実施形態の場合と同様に押釦載置用の切欠き41、41を設け、又その下方周壁部分へ、周壁内方へ張出す凹面部42、42を設け、凹面部内面上端部に第1係合突条8、8を横設した。図示例において凹面部42、42は第2突部5、5間および第2穴部6、6間に形成しており、第2穴部6は内端面閉塞の円筒状部7aを設けてその筒穴で形成している。尚図示例において、図左方側壁の第1係合突条8は左方側壁内面の合体にわたって長く延長形成し、又該第1突条上面と連続させて前後側壁部分内面に上向き段部25を形成してこれ等および上記円筒状部7a上面を、同一水平面上に位置させている。
【0015】
内容器体の弾性変形部17、17は、嵌合部13を外向きフランジ状の板体13aの左右両側部の前後方向中間部と、該板体部分の前後から、胴部12外面へ接続させて垂下させた横断面コ字形状の支持部13bとで形成させ、該支持部と該支持部上方の板体部分とに図1の場合と同様に第1、第2割溝19、20を穿設して形成しており、その板体部分を押釦18とし、かつ支持部部分外面へ第2係合突条21を横設している。尚第1ストッパー23は弾性変形部17の側方に設けている。又第1穴部36内径は第1突部4外径よりもやや大径として、緩く第1突部4を嵌合できるよう設けている。
【0016】
その他部分は第1実施形態と同じであり、よって同一符号を付することで説明を省略する。
【0017】
図10、図11は第4実施形態を示す。該実施形態の主たる特徴は、上蓋31を下箱1へ開閉自在に枢着させたこと、又弾性変形部17、17を、内容器体嵌合部13の一辺部分へ設けたこと、更にパッキング37から、内容器体の口頸部22嵌合用の内筒33として二重筒33aを垂下させたことである。
【0018】
上記上蓋31枢着のため、下箱周壁3の右方側壁の前後両部上方に、外面解放で横断面コ字形状の軸受け部9、9を下箱内方へ張出しさせて形成し、該軸受け部内へ上蓋頂板32の右方側部下面から垂下させた軸受け45、45を嵌合させて、それ等軸受け部9の前後両板上部と軸受け45の下部とをピン46、46で軸着させている。尚上記軸受け部の奥壁上部には後述押釦載置用の切欠き47、47を穿設し、又その奥壁内面の上部には第1係合突条8、8を横設している。
【0019】
内容器体11に設ける弾性変形部17、17は、張出し板14外周部を外向きフランジ16として下箱周壁3の上端面上へ載置可能とし、その外向きフランジ内周から嵌合筒15を垂下させて周壁3内面へ着脱自在に嵌合できるよう設けておき、右方外向きフランジ部分および嵌合筒部分の前後両部へ第1、第2割溝19、20を穿設して形成した。これ等弾性変形部17、17は既述実施形態の場合と同様に、各外面上部に第2係合突条21をそれぞれ有する。
【0020】
尚図示例において、内容器体口頸部22は他の実施形態の場合に比べて低く形成し、かつ口頸部下端外周に凹溝26を周設している。
【0021】
上蓋31の頂板32下面へ付設するパッキング37は、該パッキング外周部を外筒34の上端部内面へ付設した押え部材38で保持させている。又パッキング37は他実施形態における内筒33としての内外二重筒33aを垂下して該内外二重筒間へ内容器体の口頸部22を嵌合できるよう設けている。
【0022】
その他該第4実施形態にあっては、下箱1においてその前壁に第2穴部6を、後壁に第2突部5を、それぞれ設けると共に図左方側壁の前後方向中間部外面上部に第3係合突条48付きの上面開口凹部49を形成しており、又内容器体11の張出し板14の左方外縁の前後方向中間部に切欠き50を設け、更に上蓋31外筒の図上方筒部分の前後方向中間部からフック板51を垂下し、上蓋閉塞時にそのフック板51が切欠き50内を通り、上記凹部49内へ嵌合して、このときフック板51内面へ横設した第4係合突条52が上記第3係合突条48下面へ係合して、上蓋閉塞状態が保持されるよう設けている。
【0023】
その他部分は第1実施形態と同じであり、よって重複を避けるために同一符号を付することで説明を省略する。
【0024】
既述各実施形態において、各下箱1および上蓋31は無色透明ないし半透明の合成樹脂製とし、かつ内容器体11は、該内容器体内へ充填するクリーム状物の種類を区別できる合成樹脂製とすることが望ましい。
【0025】
又各実施形態において、各部材はそれぞれ合成樹脂材で形成している。
【0026】
上記第4実施形態の場合を除き、内容器体11を交換する場合は、まず上蓋31を螺脱した後、押釦18、18をそれぞれ内方へ押込みすることで第1係合突条8、8から第2係合突条21、21を外し、そのまま内容器体を上方へ引上げて外すことが出来る。下箱1内への内容器体嵌合は、下箱上方から内容器体を押下げることで弾性変形部17、17が付勢に抗し弾性変形することで第1係合突条8を第2係合突条21が乗越え、第1係合突条8下面へ係合する。次いで上蓋31を螺合すればよい。
【0027】
第4実施形態の場合は、図10が示すように上蓋31を開いた状態から内容器体11を下箱1上方へ位置させ、そのまま押下げする。このとき、弾性変形部17、17外面が軸受け部9、9内面へ接することで内方へ弾性変形して下降し、該下降位置で第1係合突条8、8下面へ、弾性変形部外面へ付設させた第2係合突条が係合する。該内容器体嵌合状態において、外向きフランジ16は下箱周壁3の上端面上に載置され、又押釦18、18は軸受け部9、9上面へ形成された切欠き47、47上へ載置される。該状態から上蓋31を閉塞するが、該上蓋閉塞状態において上蓋の外筒34下端面は、下箱周壁3の上端外周に形成された凹部下面が形成する上向き段部53へ接し、又フック板51の第4係合突条52が第3係合突条48下面へ係合する。又このとき、上蓋パッキング37の二重筒33a内へ、内容器体口頸部22の上端部が気密に嵌合される。
【0028】
内容器体11交換の際は、上記フック板51押上げにより上蓋31を開いた状態から、弾性変形部17、17を内方へ押込み、第1係合突条8、8から第2係合突条21、21を外し、そのまま内容器体11を引上げればよく、又下箱1内への内容器体嵌合は既述のように行えばよい。
【0029】
既述各実施形態において、複数容器の連結は、同一形態、同一大きさに設けて複数容器のうち、一方容器の第1穴部36内へ他方容器の第1突部4を嵌合させることで複数容器を積上げでき、又一方容器の第2穴部6内へ他方容器の第2突部5を嵌合させることで、左右方向へ連結できる。
【0030】
【発明の効果】
本発明は既述構成とするもので、請求項1記載のようにすることで、下箱1に対する内容器体11の着脱を確実とすることが出来、特に内容器体の取外しは押釦18,18 内方押込みによって第1係合突条8から第2係合突条21を外すことが出来るから容易である。又下箱および上蓋に対して内容器体を交換できるから、外出等に際して異る化粧品を充填させた他の内容器体に変えて携帯することが出来、下箱および上蓋を意匠的に優れ、かつ耐久性に富むものとしておくことで、内容器体内収納物が無くなった後も、内容器体交換により従来の高品質の下箱、上蓋を使用できる便利がある。
【0031】
請求項2のようにすることで、上蓋螺合および螺脱の面倒がない。
【0032】
請求項3のようにすることで、下箱1に対する内容器体11の着脱が容易となる。
【0033】
請求項4のようにすることで、使い勝手がよく、外見上も優れた容器とすることが出来る。
【0034】
請求項5のようにすることで、押釦18、18押し込みによる弾性変形部17の弾性変形が容易となり、又押釦18、18は周壁3外方へ突出しないから他物に引掛かる等のことがなく邪魔となることがない。
【0035】
請求項6のようにすることで、下箱1と内容器体11と上蓋31との各位置合せが容易かつ確実となる。
【0036】
請求項7のようにすることで、同一大きさ、同一形状に形成した複数容器を左右ないし前後方向へ、又上下方向へ重ねて連結したり分離することが容易であり、店舗における展示、又使用者が複数容器を携帯する際に便利である。
【0037】
請求項8のようにすることで、下箱1および上蓋31を介して収納されたクリーム状物の種類を区別することが出来る。即ち本発明容器は、主としていわゆるヘアワックス充填容器として使用するが、該ヘアワックスは多少性質を異にする数種類に分類されており、これ等分類はヘアワックスに付着させた数種の色、或いはナンバー等で区別されている。しかしヘアワックスの色は、開蓋によりヘアワックスの色を見ることが必要であり、又容器に付されたナンバー確認もよく見なければ見誤るおそれがあった。
【0038】
しかし、請求項8のようにすることで、容器を一見するだけで収納されたヘアワックスの色、即ち消費者が必要とするヘアワックスを知ることが出来る便利がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明容器の分解斜視図である。
【図2】図1容器の平面図である。
【図3】図1容器を側面からみた半断面図である。
【図4】第2実施形態で示す、本発明容器の分解斜視図である。
【図5】図4容器の正面からみた半断面図である。
【図6】図4容器を側面からみた半断面図である。
【図7】図4容器から上蓋を外した横断面図である。
【図8】第3実施形態で示す、本発明容器の分解斜視図である。
【図9】図8容器の半断面図である。
【図10】第4実施形態で示す、本発明容器の分解斜視図である。
【図11】図10容器の断面図である。
【符号の説明】
1…下箱 2…底壁
3…周壁 4…第1突部
5…第2突部 6…第2穴部
7…張出し部 7a…円筒状部
8…第1係合突条 9…軸受け部
11…内容器体 12…胴部
13…嵌合部 13a…板体
13b…支持部 14…張出し板
15…嵌合筒 16…外向きフランジ
17…弾性変形部 18…押釦
19…第1割溝 20…第2割溝
21…第2係合突条 22…口頸部
23…第1ストッパー 24…雄ねじ
25…上向き段部 26…凹溝
31…上蓋 32…頂板
33…内筒 33a…内外二重筒
34…外筒 35…第2ストッパー
36…第1穴部 37…パッキング
38…押え部材 41…切欠き
42…凹面部 42a…凹部
43…係合板 44…凹部
45…軸受け 46…ピン
47…切欠き 48…第3係合突条
49…上面開口凹部 50…切欠き
51…フック板 52…第4係合突条
53…上向き段部

Claims (8)

  1. 底壁2外周から周壁3を起立する下箱1と、胴部12の上部外面へ周設した嵌合部13を、上記周壁3の上端部内面へ着脱自在に嵌合させると共に、胴部上端面から起立する筒部分を口頸部22とする内容器体11と、
    頂板32から垂下する内筒33を上記口頸部外面へ嵌合させると共に、頂板外周から上記周壁3と同形状の外筒34を垂下する上蓋31とからなり、
    上記嵌合部13の少くとも一部を、内方押込み可能な弾性変形部17としてその上端部を周壁3外面へ露出する押釦18となし、又該押釦下方の弾性変形部部分外面へ第2係合突条21を付設し、該第2係合突条21を、該第2係合突条と対向する周壁3部分内面へ付設した第1係合突条8下面へ係合させ、上記上蓋31取外し状態では押釦18内方押込みによる第2係合突条21の係合離脱で、下箱1内から内容器体11の取外しが可能に形成した
    ことを特徴とする、内外二重蓋容器。
  2. 上記下箱周壁3の上方一部へ、上蓋外筒34の一部を枢着させ、該枢着部を中心とする上蓋31の回動により下箱1上面を上蓋31で開閉可能となし、上蓋閉塞状態にあっては、上蓋の内筒33が内容器体の口頸部22へ嵌合可能に形成した
    ことを特徴とする、請求項1記載の内外二重容器。
  3. 上記弾性変形部17を、嵌合部13の前後両部の左右方向、ないし左右両部の前後方向の各中間部外方へ一対として形成した
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の内外二重容器。
  4. 上記周壁3と外筒34との各横断面と嵌合部13の外面とを四角形状に、かつ胴部12と口頸部22と内筒33との各横断面形状を眞円形状に、それぞれ形成して口頸部と内筒とを螺合させると共に、上記嵌合部13の上端外面に外向きフランジ16を付設させて、該外向きフランジ16を下箱周壁3上端面上へ載置させた
    ことを特徴とする、請求項1又は3記載の内外二重容器。
  5. 上記周壁3前後両壁の左右方向中間部の上部を周壁内方へ張出す凹面部42、42として、これ等凹面部上端に切欠き41、41を穿設して、これ等切欠き内へ押釦18、18を、これ等押釦外面と周壁外面とをほぼ面一として嵌合させ、又外筒34下端面を周壁3の上端面へ、これ等外筒34と周壁3との各外面を面一として載置させた
    ことを特徴とする、請求項4記載の内外二重容器。
  6. 嵌合部13の上面ないし口頸部の下端外面の一部と上蓋内外筒の下端一部とに、口頸部22へ内筒33を螺合締付けして下箱周壁3と上蓋外筒の各外面がほぼ面一となったとき、係合する第1、第2ストッパー23,35 を付設した
    ことを特徴とする、請求項4又は5記載の内外二重状容器。
  7. 下箱周壁3の左右側壁ないし前後側壁の一方に第2突部5を、かつ他方に第2穴部6を、又下箱底壁の下面へ第1突部4を、上蓋頂壁に第1穴部36を、それぞれ有する同一大きさ、同一形状の複数容器を設けて、上記第1穴部内へ第1突部4 を、第2穴部内へ第2突部5を、それぞれ嵌合させることで、左右方向へ、又上下方向へ連続可能に形成した
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4、5又は6記載の内外二重状容器。
  8. 上記下箱1と上蓋31とを無色透明ないし半透明の合成樹脂材で、かつ内容器体11を、該内容器体内へ収納させるクリーム状物の種類を区別できる合成樹脂材で、それぞれ形成した
    ことを特徴とする、請求項1、2、3、4、5、6又は7記載の内外二重容器。
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