JP2000507437A - 細長い物体に巻いて保持するためのストリップ - Google Patents

細長い物体に巻いて保持するためのストリップ

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JP2000507437A
JP2000507437A JP9534144A JP53414497A JP2000507437A JP 2000507437 A JP2000507437 A JP 2000507437A JP 9534144 A JP9534144 A JP 9534144A JP 53414497 A JP53414497 A JP 53414497A JP 2000507437 A JP2000507437 A JP 2000507437A
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ダムス,フランシス
ミヒールス,マールテン
ファンデプール,ヨス
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エヌ・ヴェ・レイケム・ソシエテ・アノニム
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    • H02GINSTALLATION OF ELECTRIC CABLES OR LINES, OR OF COMBINED OPTICAL AND ELECTRIC CABLES OR LINES
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、細長い物体、例えばケーブル(37)に巻いて保持するストリップ(1)を提供する。ストリップ(1)の各端部には、別の略同一のストリップ(1)に設けた連結部(9b)と結合する連結部(9a)が設けてある。その結果、そうした複数のストリップ(1)を実質的に端と端で連結して、細長い物体に巻いて保持するためのより長いストリップを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】 細長い物体に巻いて保持するためのストリップ 本発明は、細長い物体に巻いて該物体を保持するストリップ及び該ストリップ を形成する部品一式に関する。細長い物体は、例えば1つ又はそれ以上のケーブ ル(特に通信用ケーブル)、ワイヤ、光ファイバ等であってよいし、あるいは、 1つ又はそれ以上の管、パイプ等であってよい。 ケーブル接続部保護ケースの分野においては、保護ケースをシールするために 、ケーブルにテープを巻いてケーブルの直径が保護ケースのケーブル導入口の直 径に等しくなるようにしたものが知られている。例えば、米国特許第49335 12号では、スリーブと、ケーブルとスリーブ間の空間を閉鎖するための1対の 堅固なエンドプレートと、ケーブルとエンドプレート間の隙間をシールするため にケーブルに巻きつける弾性テープと、エンドプレートとスリーブ間の隙間をシ ールするために各エンドプレートに巻きつける弾性テープとを有するケーブル接 続部保護ケースが開示されている。 米国特許第5124507号は、スリーブと、スリーブ端部に挿入するための ケーブル貫通口を備えたシール部材と、該ケーブル貫通口の内側を覆う個々に取 り外し可能な保持シェルの形状をした半円状のシール部材であって、貫通口を種 々のケーブル直径に対応させるためのものとを有している。ケーブルと周りの保 持シェル間の隙間を取り除くために、シールテープ又はバンドが各ケーブルに巻 かれている。 米国特許第5346742号では、ケーブルとケーブル貫通口の間にシールを 形成するために、該貫通口に導入されるケーブルに巻くシールテープが開示され ている。ケーブルに対向するテープの内面は、テープとケーブルとの摩擦を増や すために粗くなっている。粗い面は摩擦用の突起部から形成されており、該突起 部を、粘着層に組込んだきめの細かいカーボランダムやエメリーから作ってもよ いし、テープ材に固定した金属又はプラスチィックの歯から作ってもよい。 同時に係属中の国際特許出願PCT/GB95/02229(出願人レイケム )では、細長い物体に巻く保持ストリップであって、使用時に巻かれると物体の 周りで圧縮されて長さが減少し、その結果、物体周りのストリップが収縮できる ものが開示されている。PCT/GB95/02229の開示内容全体は、本願 において引用導入される。 本発明者らは、ケーブル又は他の細長い物体に巻いて、それを別の部品(例え ばケーブル接続部保護ケース)に対して所定の位置に保持する新しいストリップ (所謂保持ストリップ)であって、好適には、ストリップの片面上で細長い物体 の周りにシール材を保持するものを発明した。細長い物体(例えば電線、通信ケ ーブル、パイプ等)がある部品の開口部を通って伸び、上記物体を上記部品に固 定する必要があり、且つ/又は上記部品と上記物体との間の隙間を閉鎖する必要 がある場合にストリップは特に有用である。ストリップは、ケーブル接続部保護 ケースの一部として役に立つのがさらに好ましい。例えば、ストリップを1つ( 又はそれ以上の)ケーブルに巻いて、上記保護ケースのケーブル導入口の直径と 略同じか、少なくとも近い値に、ケーブルの直径を大きくしてよい。開口部の直 径とケーブル又は他の細長い物体の直径に応じて、必要なストリップの長さを変 えてもよい。 本発明の第1の形態では、細長い物体に巻いて保持するストリップであって、 ストリップの各端部には、別の略同一のストリップに設けた連結部と結合する連 結部が設けてあり、その結果、そうした複数のストリップを実質的に端と端で連 結し、細長い物体に巻いて保持するためのより長いストリップを形成するものを 提供する。 本発明の第2の形態では、細長い物体に巻いて保持ストリップであって、実質 的に端と端で連結する本発明の第1の形態に係る複数のコンポーネントストリッ プを有するものを提供する。 本発明の第3の形態では、細長い物体に巻いて保持するための複数の略同一の コンポーネントストリップを有する部品一式であって、 各コンポーネントストリップの各端部には、別の略同一のコンポーネントスト リップに設けた連結部と結合する連結部が設けてあり、 その結果、そうした複数のコンポーネントストリップを実質的に端と端で連結 し、細長い物体に巻いて保持するためのより長いストリップを形成するものを提 供する。 本願で、コンポーネントストリップが実質的に端と端で連結されるという場合 、連結するストリップの間がいくらか重なる場合も含む。実際、本発明の好適な 実施例では、連結するストリップの少なくとも連結部の間が重なっている。 本発明の利点は、ストリップの端部に設けた連結部によって複数のストリップ を実質的に端と端で連結するので、適用する各分野に必要とされる最大の長さの ストリップを単一部品として製造する必要がない。代わりに、適切な数のコンポ ーネントストリップを連結することで必要な長さのストリップを組立てることが できる。このことは、例えば、ストリップがプラスティック材等から成形する場 合に特に好都合である。その理由は、必要な最大長さのストリップを単一で成形 するのは、通常は、所望の長さの分だけ必要であって、余分なストリップは廃棄 されるので、非効率的でコストも高くつくからである。また、必要なストリップ 長さは変わるので、現在の最大ストリップ長さが将来にわたって増加しないとは 言えない。例えば、現在、一般的に必要な最大ストリップ長さは、50〜60 cmの範囲であるが、通常必要な平均ストリップ長さは、20cm程度である。 将来、必要な最大長さが例えば70〜80cmに増えないとは言えない。さらに 、約20cm〜約60cmの範囲のストリップ長さが必要であって、 単に、60cmのストリップを短い長さにカットするのは、一般的に、多くを廃 棄する結果となる。 連結される個々のストリップ(コンポーネントストリップ)を部品一式として 連結せずに供給してもよい。組み立て時に、適切な数のストリップを部品一式か ら選んで連結し、必要な長さのストリップを組み立ててもよい。代わりに、適用 に応じて正確な長さのストリップを適切な数のコンポーネントストリップから前 以て組立てた状態で供給してもよい。もし望めば、コンポーネントストリップを 予め組立てたストリップに加えたり、該ストリップから取り外してもよい。 本発明の好適な実施例では、各コンポーネントストリップの各連結部が別の略 同一のストリップの連結部の1つとは実質的に結合できないようになっている。 ストリップの2つの連結部は異なる形状であることが好ましい。ストリップの連 結部は、別の略同一のストリップに設けた略同一の連結部に結合不可能であるの が好ましい。 特に好適には、各コンポーネントストリップの連結部の少なくとも1つ(以下 上層と呼ぶ。)は、それと連結する別の略同一のストリップに設けた連結部(以 下下層と呼ぶ。)の少なくとも一部に重なるようになっている。2つの連結部が 結合する際に、各上層は、別の略同一のストリップの2つの主要面上で下層に重 なるのが好ましい。 2つの連結部が互いに重なるのが好ましく、したがって、本願で用いられる「 上層」、「下層」の呼び方は任意である。 好適には、2つの連結部が結合する際に、各上層は、下層に設けた少なくとも 1つの開口部を通って伸びる。好適には、各上層は少なくとも1つのステップを 有し、該ステップによって、2つの連結部が結合する際に、上層は、別の略同一 のストリップにある2つの主要面のうち1つの面上で下層に重なり、下層に設け た開口部内を通って伸び、上記2つの主要面の別の面上で下層に重なることがで きる。各上層は、ストリップの主要部から伸びた1つ又はそれ以上の延長部を有 してもよい。各延長部は、少なくとも1つの上記ステップを有するのが好都合で ある。 本発明の特に好適な実施例では、各ストリップの主要面は、ストリップが細長 い物体に巻かれると、該物体に対向するようになっている。各連結部が別の略同 一のストリップに設けた連結部に結合したときに、連結したストリップが細長い 物体に巻かれると連結部の結合が強化されるように、連結部の形状が決められて いるのが好ましい。細長い物体に対向する各ストリップの主要面は、該物体上で のストリップの保持力を高めるための突起部を有する。 上層と下層が結合し、連結したストリップが細長い物体に巻かれる際に、上層 を有するストリップの主要部から最も離れた上層の一端が、該物体と他の略同一 のストリップとの間(すなわち他のストリップの「内部」)に配置されるように 、上層と下層の形状が決められているのが最も好ましい。 好適には、各ストリップの各連結部には、それと連結する別の略同一のストリ ップの連結部に設けた1つ又はそれ以上の凹部及び/又は凸部とそれぞれ結合す る1つ又はそれ以上の凸部及び/又は凹部が設けてある。 各コンポーネントストリップの少なくとも一部は、プラスティック材(例えば ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリスチレン)から形成(例えば成形)するの が好ましい。 本発明のいくつかの形態では、全てのコンポーネントストリップが必ずしも略 同一である必要はない。例えば、2つの異なる種類のストリップを用いてもよい 。例えば、ある種類のストリップは、別の種類のストリップに連結できるが、同 じ種類のストリップは、互いに連結できなくてもよい。 したがって、本発明の第4の形態では、細長い物体に巻いて保持する2つのコ ンポーネントストリップを有する部品一式であって、 各コンポーネントストリップの各端部には、別のコンポーネントストリップに 設けた連結部と結合する連結部が設けてあり、 その結果、2つのストリップを実質的に端と端で連結し、連結した1対のスト リップを形成し、 そうした複数対のコンポーネントストリップを実質的に端と端で連結して、細 長い物体に巻いて保持するためのより長いストリップを形成するものを提供する 。連結するコンポーネントストリップは、互いに略同一であってもよいし、ある いは互いに異なっていてもよい。 本発明の第5の形態では、細長い物体に巻いて保持するストリップであって、 該ストリップは2つのコンポーネントストリップを有し、 各コンポーネントストリップの一端には、別のコンポーネントストリップに設 けた連結部と結合する連結部が設けてあり、 2つのストリップを実質的に端と端で連結し、連結した1対のコンポーネント ストリップを形成し、 連結したコンポーネントストリップ対の各端部には、略同一の連結したコンポ ーネントストリップ対に設けた連結部に結合する連結部が設けてあり、 その結果、そうした複数対のストリップを実質的に端と端で連結することで、 細長い物体に巻いて保持するためのより長いストリップを形成するものを提供す る。 本発明の各形態の好ましい実施例では、各コンポーネントストリップが別のコ ンポーネントストリップに連結され、連結したストリップが細長い物体に巻かれ る際に、連結したストリップは、該物体の周りで圧縮されて長さが短くなり、連 結したストリップが該物体の周りで収縮できる。該物体に巻かれたストリップが 収縮することで、以下に述べる2つの重要な利点の1つ又は両方を有することに なる。 第1に、収縮によって圧縮力が効果的にケーブル又は細長い物体のほぼ周上、 好適には全周上に伝わることができ、その結果、ケーブルは、堅固に保持され、 例えば、ケーブルに作用する外力に抗してケーブル接続部保護ケースに固定され る。 第2に、本発明に係る好適なストリップがケーブルの周りで収縮することで、 例えば、周囲からケーブル接続部保護ケースを遮断するために、ケーブルの周り のシール性を高めることができる。ある状況では、本発明のようには収縮しない 公知のストリップ又はテープと比較して、収縮自体が優れたシール性をもたらす ことができる。しかしながら、そうした好適なストリップを使用することで、公 知のストリップ又はテープがケーブルの周りで圧縮されるときに可能なシール性 より優れたシール性を提供できるの方がより好都合である。この理由は、例えば 、公知のストリップ又はテープは収縮ができないため、それらが圧縮力を受けて 曲げられると、曲がった部分に隙間が生じるためである。本発明の好適なストリ ップは、ケーブルの周上の各部分で適切な量だけ収縮し、その結果、公知の非収 縮性のストリップを用いるときに通常生じる隙間の形成を実質的に防止すること ができる。ストリップは、例えば、それ自体がケーブル接続部保護ケースに対し 満足できる周囲のシールを形成してもよい。これに加えて、又はその代わりに、 ス トリップは、例えば、ケーブル接続部保護ケースをシール材で周囲から遮断する のに十分な程度に、該ケース内でシール材を保持する保持力を提供してもよい。 したがって、好適には、本発明に係るストリップが細長い物体の周りで収縮する と、物体に沿ってストリップ内をシール材が実質的に移動できず、それ故、シー ル材をストリップの片面上に保持する。 公知のテープ及びストリップは、上述の利点を持たない。その理由は、公知の ストリップは、ケーブル等の周りで圧縮されても短くならず、それ故、通常は、 本発明に係る好適なストリップのようにはケーブルの周りで収縮できないからで ある。本発明の好適なストリップは、物体に巻かれると半径方向に収縮する利点 を有し、ストリップ長さが短くなることで、少なくとも部分的に、必要な周上の 収縮が吸収できる。 各コンポーネントストリップは、1つ又はそれ以上(好適には複数)の変形部 を有し、コンポーネントストリップは、1つ又はそれ以上の変形部が折れ曲がる ことによって、連結時に短くなるのが好ましい。変形部は、任意の機構、例えば テレスコーピング(折り畳むことのできるテレスコープと類似の方法)によって 折れ曲がるようにしてもよい。しかしながら、変形部は、例えばつぶしたり、縮 めたりして変形して折れ曲がるようにしてもよい。好適には、そうした変形は、 ストリップを使用時に巻きつける細長い物体の軸方向に対し一般的に又は実質的 に平行な方向に生じ、ストリップの残り部分に関し内側及び/又は外側(好まし くは外側)の方向に向けられる。このことは、一般的に、ストリップのワインデ ィング間に、シール材が逃げられるような隙間(少なくとも大きな隙間)が生じな い利点を有する。変形部は、保持ストリップの比較的弱い部分を有するのが好ま しい。さらに好ましくは、各変形部は、実質的に非変形の部分の間に伸びた1つ 又はそれ以上のウェブ(例えば縮めることで変形できる1つ又はそれ以上の比較 的薄い部分)を有する。 各コンポーネントストリップは長手方向に沿って部分的に(好ましくは全体に 亘って)複数の変形部と非変形部を交互に有するのが好ましい。このことによっ て、ストリップの長手方向に沿って略均一に変形することができ、ストリップが 細長い物体の周囲で比較的一様あるいは略一様に収縮される利点がある。 本発明のストリップの変形部によって、ストリップを細長い物体に巻く可撓性 を提供するのが好都合である。略非変形の部分は、例えば、比較的又は実質的に 非可撓性である。この剛性は、ストリップの略非変形の部分によって細長い物体 を比較的堅固に保持できるという利点を有する。したがって、ストリップは、長 手方向に沿って少なくとも部分的に複数の略非可撓性の部分と可撓性の部分を交 互に有するのが好ましい。 本発明の特に好適な実施例では、使用時に各コンポーネントストリップが細長 い物体に渦巻状に巻かれると、ワインディングが互いに連結し、物体に沿ってワ インディングが互いに渦巻状にずれるのを実質的に防止するように、各コンポー ネントストリップの形状が決められている。このことは、少なくとも2つの重要 な利点を有する。第1に、細長い物体(例えばケーブル)にストリップが巻かれ る際に、該物体に作用する軸方向の力に抗する強さを持ったストリップが一般に 提供できる。すなわち、ストリップが上記軸方向の力を受けて細長い物体に沿っ て蛇腹状に変形するのを実質的に防止し、それ故、上記物体上でのストリップの 保持力を通常通りに保つことができる。第2に、例えば、細長い物体の軸方向の 力等によって、ストリップのワインディングが互いに偶発的にずれ、シール材を 保持するストリップの性能が落ちるのを防止することができる。ストリップは、 例えば、使用時にストリップを巻く際に互いに係合する複数の凸部と凹部を有し てもよい。さらに好適には、本発明に係るストリップの略非変形の部分は、片面 に1つ又はそれ以上の凸部と、反対側の面に該凸部と係合する1つ又はそれ以上 の凹部を有し、例えば、ストリップを物体に巻きつける際に、ある非変形部の凸 部は、それに上から又は下に重なる別の非変形部の凹部に係合する。 本発明の第6の形態では、ケーブル接続部保護ケースであって、ケーブル接続 部を収納し、1つ又はそれ以上のケーブル導入口を有するハウジングと、使用時 に上記導入口を通ってハウジング内に伸びる1つ又はそれ以上のケーブルを保持 するための本発明の別の形態のいずれかに係る部品一式あるいは1つ又はそれ以 上のストリップとを有するものを提供する。 添付図面を参照しながら実施例によって本発明を説明する。 図1は、本発明に係るコンポーネントストリップの一端部分を示す。 図2は、図1のコンポーネントストリップの他端部分を示す。 図3は、図1及び図2のストリップと同一の2つのストリップが連結した状態 を示す。 図4は、本発明に係るストリップを組込んだケーブル接続部保護ケースの部分 概略図である。 図1a及び図1bは、本発明に係るコンポーネントストリップ1の一端部分に おける向かい合った主要面を示している。図1aでは、ストリップ1の主要面3 が示されており、この面は、使用中にケーブル又は他の細長い物体に対向し、ケ ーブル上でのストリップの保持力を高めるために、複数の突起部5を有している 。図1bでは、使用時にケーブルとは逆の方向に向いたストリップ1の反対側の 面7が示されている。ストリップの端部は、連結部9a(以下上層と呼ぶ。)を 有し、上層9aには、ストリップの主要部13から伸びた2つの延長部11が備 わっている。連結部9及びストリップ1の残りの部分については以下で詳細に説 明する。 図2a及び図2bでは、それぞれ、コンポーネントストリップ1の他端部分に おける向かい合った主要面3及び7が示されている。ストリップの他端部分は、 連結部9b(以下下層と呼ぶ。)を有し、下層9bは、使用時に、別の略同一の コンポーネントストリップ1に設けた図1の連結部9aと同じ種類のものと連結 する。 図3a及び図3bは、それぞれコンポーネントストリップの主要面7及び3を 示し、ここで、上記コンポネントストリップは、連結部9aと9bが互いに連結 する領域において、別の略同一のコンポーネントストリップに連結されている。 連結部9aの各延長部11は、連結部9bの開口部15を通って伸びているのが 見られる。各延長部11は、ステップ17を有し、該ステップによって、上層 9aの延長部は、別のストリップの主要面7に設けた下層9bに重なり、下層9 bの開口部15を通って伸び、別のストリップの別の主要面3に設けた下層9b に重なることができる(「下層」及び「上層」の用語は任意であって、2種類の 連結部を区別するために便宜上用いているだけである。)。したがって、連結部 9aの主要面3は、連結部9bの主要面7と接触し、連結部9aの主要面7は、 連結部9bの主要面3と接触する。このようにして、連結部9aと9bが互いに 結合する。また、上層9aの延長部11には、凸部19が設けられており、該凸 部は、連結した2つのストリップの保持を促進するために、下層9bに設けた凹 部(例えば孔)21に連結する。 図3からわかるように、使用時に、連結したストリップが細長い物体に巻かれ ると、上層9aの端部23(上層9aを有するストリップの主要部13から最も 離れた端部)は、細長い物体と別のストリップの間に配置する。この理由は、上 層9aの端部23が細長い物体に対向する別のストリップの主要面3と接触する (すなわち主要面3の上にある)からである。このために、連結されたストリッ プが細長い物体に巻かれると、連結部の結合が強化される。 図1ないし図3のストリップ1は、その長手方向に沿って複数の変形部25と 非変形部27を交互に有する。各変形部25は、ストリップ1の端で2つの非変 形部27の間で伸びた2つのウェブを有する。使用時に、巻いたストリップがケ ーブルか他の細長い物体の周りで半径方向に圧縮されると、ウェブ25は、例え ば縮むことによって変形できる。 ストリップ1は、凸部29及び凹部31を有し、これらはそれぞれ、使用時に 、ストリップがケーブル等に巻かれると、連結したストリップの隣のワインディ ングに設けた凹部31と凸部29に係合することができる。上述したように、こ のストリップ形状は、互いに連結するストリップのワインディングの偶発的な軸 方向のずれを実質的に防止する利点を有する。また、巻いたストリップをケーブ ル接続部保護ケースに固定するために、凸部29と凹部31は、該保護ケースの ハウジングと係合してもよい。 図4は、本発明に係るケーブル接続部保護ケース33の一部であって、本発明 に係るストリップを組込んだものを概略的に示したものである。保護ケース33 はハウジング35を有し、このハウジングには、ケーブル37に巻くための連結 したコンポーネントストリップ1を収納するケーブル導入口が設けてあり、ケー ブルが該導入口を通ってハウジング内に伸びるようになっている。連結したコン ポーネントストリップ1はそれぞれ、対応するケーブル37と導入口の間に生じ る環状隙間を埋める。あるケーブル37はもう1つのケーブルより直径が小さく 、導入口の大きさは同じであるので、あるケーブルに巻かれるストリップは、も う1つのケーブルに巻かれるストリップより長い。このようなストリップを得る ために、もう1つのストリップの場合より多くの数のコンポーネントストリップ が連結される。
───────────────────────────────────────────────────── 【要約の続き】

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 細長い物体に巻いて保持するストリップであって、 ストリップの各端部には、別の略同一のストリップに設けた連結部と結合する 連結部が設けてあり、 これにより、前記の複数のストリップを実質的に端と端で連結し、細長い物体 に巻いて保持するためのより長いストリップを形成するストリップ。 2. 細長い物体に巻いて保持するための複数の略同一のコンポーネントストリ ップを有する部品一式であって、 各コンポーネントストリップの各端部には、別の略同一のコンポーネントスト リップに設けた連結部と結合する連結部が設けてあり、 これにより、前記の複数のコンポーネントストリップを実質的に端と端で連結 し、細長い物体に巻いて保持するためのより長いストリップを形成する部品一式 。 3. 各ストリップの各連結部が別の略同一のストリップの連結部の1つとは実 質的に結合できない請求項1のストリップ又は請求項2の部品一式。 4. 各ストリップの2つの連結部が異なる形状である前記請求項のいずれかの ストリップ又は部品一式。 5. 各ストリップの連結部は、別の略同一のストリップに設けた略同一の連結 部に結合不可能である請求項4のストリップ又は部品一式。 6. 各ストリップの連結部の少なくとも1つである上層は、前記ストリップと 連結する別の略同一のストリップに設けた連結部である下層の少なくとも一部に 重なるような形状を有する前記請求項のいずれかのストリップ又は部品一式。 7. 2つの連結部が結合する際に、前記上層は、別の略同一のストリップの2 つの主要面上で下層に重なる請求項6のストリップ又は部品一式。 8. 2つの連結部が結合する際に、前記上層は、下層に設けた少なくとも1つ の開口部を通って伸びる請求項7のストリップ又は部品一式。 9. 前記上層は少なくとも1つのステップを有し、該ステップによって、2つ の連結部が結合する際に、上層は、別の略同一のストリップにある2つの主要面 のうち1つの面上で下層に重なり、下層に設けた開口部を通って伸び、前記2つ の主要面の別の面上で下層に重なることができる請求項8のストリップ又は部品 一式。 10. 前記上層は、ストリップの主要部から伸びた1つ又はそれ以上の延長部 を有する請求項6ないし請求項9のいずれかのストリップ又は部品一式。 11. 各延長部は、少なくとも1つの前記ステップを有する請求項9に従属し た請求項10のストリップ又は部品一式。 12. 各ストリップの主要面は、ストリップが細長い物体に巻かれると、該物 体に対向するようになっており、 各連結部が別の略同一のストリップに設けた連結部に結合したとき、連結した ストリップを前記物体に巻くと連結部の結合が強化されるように、連結部の形状 が決められた前記請求項のいずれかのストリップ又は部品一式。 13. 細長い物体に対向する各ストリップの前記主要面は、該物体上でのスト リップの保持力を高めるための複数の突起部を有する請求項12のストリップ又 は部品一式。 14. 上層と下層が結合し、連結したストリップが細長い物体に巻かれる際に 、上層を有するストリップの主要部から最も離れた上層の一端が、該物体と他の 略同一のストリップとの間に配置されるように、上層と下層の形状が決められた 請求項6ないし請求項11のいずれかに従属した請求項12あるいは請求項13 のストリップ又は部品一式。 15. 各ストリップの各連結部は、該連結部と連結する別の略同一のストリッ プの連結部に設けた1つ又はそれ以上の凹部及び/又は凸部とそれぞれ結合する 1つ又はそれ以上の凸部及び/又は凹部を有する前記請求項のいずれかのストリ ップ又は部品一式。 16. 細長い物体に巻いて保持するストリップであって、実質的に端と端で連 結する請求項1又は請求項3ないし請求項15のいずれかの複数のストリップを 有するストリップ。 17. 細長い物体に巻いて保持する2つのコンポーネントストリップを有する 部品一式であって、 各コンポーネントストリップの各端部には、別のコンポーネントストリップに 設けた連結部と結合する連結部が設けてあり、 これにより、2つのストリップを実質的に端と端で連結し、連結した1対のコ ンポーネントストリップを形成し、 前記の複数対のストリップを実質的に端と端で連結して、細長い物体に巻いて 保持するためのより長いストリップを形成する部品一式。 18. 細長い物体に巻いて保持するストリップであって、 該ストリップは2つのコンポーネントストリップを有し、 各コンポーネントストリップの一端には、別のコンポーネントストリップに設 けた連結部と結合する連結部が設けてあり、 2つのストリップを実質的に端と端で連結し、連結した1対のコンポーネント ストリップを形成し、 連結したストリップ対の各端部には、略同一の連結したコンポーネントストリ ップ対に設けた連結部に結合する連結部が設けてあり、 これにより、前記の複数対のコンポーネントストリップを実質的に端と端で連 結することで、細長い物体に巻いて保持するためのより長いストリップを形成す るストリップ。 19. 各ストリップが別のストリップに連結され、連結したストリップが細長 い物体に巻かれる際に、連結したストリップは、該物体の周りで圧縮されて長さ が短くなり、連結したストリップが該物体の周りで収縮できる前記請求項のいず れかのストリップ又は部品一式。 20. 各ストリップは、1つ又はそれ以上、好適には複数の変形部を有し、 連結したストリップは、1つ又はそれ以上の変形部が折れ曲がることによって 、短くなることができる請求項19のストリップ又は部品一式。 21. 各変形部は、実質的に非変形の部分の間に伸びた1つ又はそれ以上のウ ェブを有する請求項20のストリップ又は部品一式。 22. 各ストリップは、長手方向に沿って少なくとも部分的に複数の変形部と 非変形部を交互に有する請求項20あるいは請求項21のストリップ又は部品一 式。 23. 変形部は、ストリップを細長い物体に巻くための可撓性を有する請求項 20ないし請求項22のストリップ又は部品一式。 24. 各ストリップが細長い物体に巻かれると、ワインディングが互いに連結 し、 前記物体に沿ってワインディングが互いにずれるのを実質的に防止するように 、各ストリップの形状が決められた前記請求項のいずれかのストリップ又は部品 一式。 25. ケーブル接続部を収納し、1つ又はそれ以上のケーブル導入口を有する ハウジングと、 使用時に前記導入口を通ってハウジング内に伸びる1つ又はそれ以上のケーブ ルを保持するための前記請求項のいずれかの部品一式あるいは1つ又はそれ以上 のストリップとを有するケーブル接続部保護ケース。
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