JP2000507254A - アザスピロ誘導体 - Google Patents

アザスピロ誘導体

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JP2000507254A JP9534010A JP53401097A JP2000507254A JP 2000507254 A JP2000507254 A JP 2000507254A JP 9534010 A JP9534010 A JP 9534010A JP 53401097 A JP53401097 A JP 53401097A JP 2000507254 A JP2000507254 A JP 2000507254A
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ワイマン,ポール・エイドリアン
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スミスクライン・ビーチャム・パブリック・リミテッド・カンパニー
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Abstract

(57)【要約】 Bが酸素またはイオウ、Dが炭素または窒素、Eが酸素、CR1819またはNR20である、5HT1B受容体アンタゴニスト活性を有する化合物。

Description

【発明の詳細な説明】 アザスピロ誘導体 本発明は、新規ピペリジン誘導体、それらの製造方法、およびそれらを含有する 医薬組成物に関する。 EPA 0 533 266/7/8には、5HT1D受容体アンタゴニスト活 性を有する一連のベンゾアニリド誘導体が開示されている。これらの化合物は種 々のCNS疾患の治療に有用であると言われている。5HT1D β受容体は現在 5HT1B受容体として分類されている(P.R.Hartig et al Trends in Pharmac ological Science,1996,17,103-105)。 現在、構造的に異なるクラスの化合物が見いだされ、それらは5HT1B受容体 アンタゴニスト活性を示すことが見いだされている。それゆえ、第1の態様にお いて、本発明は式(I): [式中、R1は水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、 COC1-6アルキル、C1-6アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシC1-6アルキル 、ヒドロキシC1-6アルコキシ、C1-6アルコキシC1-6アルコキシ、アシル、ニ トロ、トリフルオロメチル、シアノ、SR9、SOR9、SO29、 SO2NR1011、CO210、NR10SO211、CONR1011、 CO2NR1011、CONR10(CH2pCO211、(CH2pNR1011、 (CH2pCONR1011、(CH2pNR10COR11、 (CH2pCO21-6アルキル、CO2(CH2pOR10、 CONHNR1011、NR1011、N=CNR9NR1011、 NR10CO211、NR10CO(CH2pNR1011、NR10CONR1011、 CR10=NOR11、CNR10=NOR11であり、ここにR9、R10およびR11は 独立して水素またはC1-6アルキルでり、pは1ないし4であるか;あるいはR1 は酸素、窒素またはイオウから選択される1ないし4個の異種原子を含有する、 置換されていてもよい5ないし7員の複素環であり; R2およびR3は独立して水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C3-6シクロアルキ ル、C3-6シクロアルケニル、C1-6アルコキシ、ヒドロキシC1-6アルキル、 C1-6アルキルOC1-6アルキル、アシル、アリール、アシルオキシ、ヒドロキシ 、ニトロ、トリフルオロメチル、シアノ、CO210NCONR1011、 NR1011であり、ここにR10およびR11は独立して水素またはC1-6アルキル であるか;あるいはR2およびR3は一緒になって 基−(CH2r−R14−(CH2s−を形成し、ここにR14はO、S、CH2ま たはNR15であり、R15は水素またはC1-6アルキルであり、rおよびsは独立 して0,1または2であり; Bは酸素またはイオウであり; Dは窒素、炭素またはCH基であり; R6は水素またはC1-6アルキルであり、R7は水素、C1-6アルキル、 C1-6アルコキシまたはハロゲンであるか、あるいはR6はR7と一緒になって基 −A−を形成し、ここにAは(CR1617tであり、tは2、3または4であ り、R16およびR17は独立して水素またはC1-6アルキルであるか、あるいはA は(CR1617u−Jであり、ここにuは0、1、2または3であり、Jは酸 素、イオウ、CR16=CR17、CR16=N、=CR16O、=CR16Sまたは=C R16−NR17であり; R8は水素、C1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C2-6アルケニルまたはC1-6 アルキルC3-6シクロアルキルであり; R9およびR10は独立して水素またはC1-6アルキルであり; Eは酸素、CR1819またはNR20であり、ここにR18、R19およびR20は 独立して水素またはC1-6アルキルであるか、あるいはEはS(O)vであり、こ こにvは0、1または2であり; GはC=OまたはCR2122であり、ここにR21およびR22は独立して水素ま たはC1-6アルキルであり; XおよびYは独立してCR910であり、ここにR9およびR10は上記定義に同 じであり;mは1、2または3であるが、以下の場合は基Bは酸素でない: ・Dが窒素であり、R6およびR7が基(CR1617tまたは (CR1617u−Jを形成し、Jが酸素、イオウまたはCR16=CR17であり 、G、X、YおよびCR910がすべてCH2基である場合;あるいは ・Dが窒素であり、R6が水素であり、R1がN=CNR9NR1011であり、 G、X、YおよびCR910がすべてCH2基である場合] で示される化合物またはその塩もしくはN−オキシドを提供する。 C1-6アルキル基は、単独または別の基の一部として、直鎖状または分枝状で あってよい。本明細書の用語アリールはフェニルおよびナフチルを包含する。ヘ テロアリール基はチエニル、フリル、ピリジル、ピリミジルおよびピラジニル基 を包含する。アリールおよびヘテロアリールに対して存在していてもよい置換基 は、上でR2/R3について掲げた基を包含する。 適当には、R1は水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、 COC1-6アルキル、C1-6アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシC1-6アルキル 、ヒドロキシC1-6アルコキシ、C1-6アルコキシC1-6アルコキシ、アシル、ニ トロ、トリフルオロメチル、シアノ、SR9、SOR9、SO29、 SO2NR1011、CO210、NR10SO211、CONR1011、 CO2NR1011、CONR10(CH2pCO211、(CH2pNR1011、 (CH2pCONR1011、(CH2pNR10COR11、 (CH2pCO21-6アルキル、CO2(CH2)pOR10、 CONHNR1011、NR1011、N=CNR9NR1011、 NR10CO211、NR10CO(CH2pNR1011、NR10COR1011、 CR10=NOR11、CNR10=NOR11であり、ここにR9、R10およびR11は 独立して水素またはC1-6アルキルであり、pは1ないし4である。 R1が酸素、窒素、イオウから選択される1ないし4個の異種原子を含有する 5ないし7員の複素環の場合、適当な複素環はチエニル、フリル、ピロリル、ト リアゾリル、ジアゾリル、イミダゾリル、オキサゾリル、チアゾリル、オキサジ アゾリル、イソチアゾリル、イソオキサゾリル、チアジアゾリル、ピリジル、ピ リミジニル、ピロリジニルおよびピラジニルを包含する。複素環は、炭素原子ま たは存在する場合には窒素原子を介して分子の残の部分に結合しうる。これらの 環に対する適当な置換基は上記R2およびR3基を包含する。好ましくは、R1は 置換されていてもよいトリアゾリル、チアゾリル、イソオキサゾリル、ピラジニ ルまたはオキサジアゾリルである。より好ましくは、R1は置換されていてもよ いオキサジアゾリルである。好ましい置換基はメチルのごときC1-6アルキルを 包含する。最も好ましくは、R1は5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール −3−イル基である。 適当には、R2およびR3は独立して水素、ハロゲン、C1-6アルキル、 C3-6シクロアルキル、C3-6シクロアルケニル、C1-6アルコキシ、ヒドロキシ C1-6アルキル、C1-6アルキルOC1-6アルキル、アシル、アリール、アシルオ キシ、ヒドロキシ、ニトロ、トリフルオロメチル、シアノ、CO210、 CONR1011、NR1011であり、ここにR10およびR11は独立して水素また はC1-6アルキルであるか、あるいはR2およびR3は一緒になって 基−(CH2r−R14−(CH2s−を形成し、ここにR14はO、S、CH2ま たはNR15であり、R15は水素またはC1-6アルキルであり、rおよびsは独立 して0、1または2である。好ましくは、R2基はビフェニル結合に関してオル ト位である。好ましくは、R2は水素またはC1-6アルキル、詳細にはメチルであ る。好ましくはR3は水素である。 適当には、Bは酸素またはイオウである。好ましくは、Bは酸素である。 適当には、Dは窒素、炭素またはCH基である。好ましくは、Dは窒素である 。 適当には、R6は水素またはC1-6アルキルであり、R7は水素,C1-6アルキル 、C1-6アルコキシまたはハロゲンであるか、あるいはR6はR7と一緒になって 基−A−を形成し、ここにAは(CR1617tであり、tは2、3または4で あり、R16およびR17は独立して水素またはC1-6アルキルであるか、ある いはAは(CR1617u−Jであり、uは0、1、2または3であり、Jは酸 素、イオウ、CR16=CR17、CR16=N、=CR16O、=CR16Sまたは =CR16−NR17である。好ましくは、R6はR7と一緒になって基−A−を形成 し、Aは(CR1617tであり、tは2または3であり、R16およびR17は両 方とも水素である。 適当には、R8は水素、C1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C2-6アルケニ ルまたはC1-6アルキルC3-6シクロアルキルである。好ましくは、R8は C1-6アルキルであり、最も好ましくは、R8はメチルである。 適当には、R9およびR10は独立して水素またはC1-6アルキルである。好まし くは、R9およびR10は両方とも水素である。好ましくは、mは2であり、スピ ロ−ピペリジン環の一部を形成している。 適当には、Eは酸素、CR1819またはNR20であり、ここにR18、R19およ びR20は独立して水素またはC1-6アルキルであるか、あるいはEは S(O)vであり、vは0、1または2である。好ましくは、Eは酸素である。 適当には、GはC=OまたはCR2122であり、ここにR21およびR22は独立 して水素またはC1-6アルキルである。好ましくは、GはCH2である。 適当には、XおよびYは独立してCR910であり、ここにR9およびR10は上 記定義に同じである。好ましくは、XおよびYは両方ともCH2である。 特に好ましい本発明化合物は、 1’−メチル−5−[2’−メチル−4’−(5−メチル−1,2,4−オキ サジアゾール−3−イル)ビフェニル−4−チオカルボニル]−2,3,6,7 −テトラヒドロスピロ[フロ[2,3−f]インドール−3,4’−ピペリジン ]、 2,3−ジヒドロ−1’−メチル−5−[2’−メチル−4’−(5−メチル −1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ビフェニル−4−カルボニル]ス ピロ[フロ[3,2−f]インドール−3,4’−ピペリジン]、 またはそれらの医薬上許容される塩もしくはN-オキシドを包含する。 式(I)の化合物の好ましい塩は医薬上許容される塩である。これらは塩酸塩 、臭化水素酸塩、リン酸塩、酢酸塩、フマル酸塩、マレイン酸塩、酒石酸塩、ク エ ン酸塩、蓚酸塩、メタンスルホン酸塩およびp−トルエンスルホン酸塩のごとき 酸付加塩を包含する。 式(I)のある種の化合物は立体異性体として存在しうる。本発明が式(I) の化合物のすべての幾何異性体および光学異性体ならびにラセミ体を包含するそ れらの混合物を包含することが理解されよう。互変異性体およびそれらの混合物 も本発明の1態様を形成する。 本発明のさらなる好ましい態様は、式(I)の化合物の製造方法を提供し、該 方法は、 (a)Dが窒素であり、Bが酸素である式(I)の化合物を製造する場合には 、 式(11): [式中、R1、R2およびR3は式(I)において上で定義した基またはその保護 された誘導体であり、Lは脱離基である] で示される化合物を式(III): [式中、R6、R7、R8、R9、R10、E、G、X、Y、およびmは式(I)にお いて上で定義した基またはその保護された誘導体である] で示される化合物と反応させ、ついで、所望により ・保護基を除去すること ・式(I)の化合物を別の式(I)の化合物に変換すること ・医薬上許容される塩を形成すること をいずれかの順番で行うことを含む。 式(II)の適当な活性化カルボン酸誘導体はハロゲン化アシルおよび酸無水 物を包含する。式(II)の活性化化合物を、カルボニルジイミダゾール、ジシ クロヘキシルカルボジイミドまたはジフェニルホスホリルアジドのごときカップ リング試薬と対応カルボン酸との反応により調製することもできる。好ましくは 、基Lはハロ、詳細にはクロロである。 典型的には、DMF、THFまたはジクロロメタンのごとき不活性有機溶媒中 、周囲温度でまたは昇温して、アルカリ金属水酸化物、トリエチルアミンまたは ピリジンのごとき塩基の存在下で式(II)および(III)を一緒にして反応 させる。 別法として、Lはエステル形成基である場合に、生じた式(II)のエステル を、トリメチルアルミニウムのごとき有機アルミニウム試薬の存在下で式 (III)の化合物と反応させることもできる。典型的には、かかる反応をトル エンのごとき不活性溶媒の存在下で行う。 当該分野で知られた標準的手順を用いて式(II)および(III)の中問体 化合物を調製することができる。式(III)のある種の中間体化合物は新規で あり、本発明のさらなる態様を形成する。 上記手順のいくつかを行う間、ある種の反応性置換基を保護することが必要で あるかもしれないことは、当業者に明かであろう。Greene T.W.'Protective groups in organic synthesis'New York,Wiley(1981)に記載のごとき標準的な 保護および脱保護方法を用いることができる。例えば、1級アミンをフタルイミ ド、ベンジル、ベンジルオキシカルボニルまたはトリチル誘導体として保護する ことができる。 カルボン酸基をエステルとして保護することができる。アルデヒドまたはケト ン基をアセタール、ケタール、チオアセタールまたはチオケタールとして保護す ることができる。標準的条件を用いて脱保護を行う。 5HT1B受容体アンタゴニスト、および詳細には本発明化合物は、鬱、季節性 情緒障害および気分変調を包含する気分障害、汎化不安症、パニック性障害、広 所恐怖症、対人恐怖症、強迫観念性障害およびトラウマ後のストレス性障害を包 含する不安症、痴呆、健忘症および老化に関連した記憶障害を包含する記憶障害 ;ならびに神経性拒食症および神経性大食症を包含する摂食障害のごときCNS 疾患の治療において有用である。他のCNS疾患は、パーキンソン病、パーキン ソン病における痴呆、神経弛緩剤により誘発されるパーキンソン病および晩発性 運動障害、ならびに他の精神医学的疾患を包含する。 5HT1B受容体アンタゴニスト、および詳細には本発明化合物は、高プロラク チン血症のごとき内分泌障害の治療、血管痙攣(特に、脳血管系)および高血圧 の治療、ならびに運動および分泌の変化が関連している胃腸管における障害の治 療においても有用である。また、それらは性的機能不全および低体温症の治療に も有用でありうる。 それゆえ、本発明は、治療に用いられる一般式(I)または生理学的に許容さ れる塩またはその溶媒和物を提供する。 また本発明は、上記疾病の治療に用いられる、式(I)の化合物またはその生 理学的に許容される塩もしくは溶媒和物を提供する。 もう1つの態様において、本発明は、上記疾病の治療のための医薬の製造のた めの、式(I)の化合物またはその生理学的に許容される塩もしくは溶媒和物を 提供する。 本発明のさらなる態様において、治療を要する患者に有効量の式(I)の化合 物またはその生理学的に許容される塩もしくは溶媒和物を投与することを含む、 上記疾病の治療方法が提供される。 詳細には、本発明は、鬱病の治療または予防に使用する、式(I)の化合物ま たはその生理学的に許容される塩もしくは溶媒和物を提供する。 有利には、本発明化合物を1種またはそれ以上の他の治療薬、例えば抗鬱薬と 組み合わせて使用してもよいことが当業者に理解されよう。 また本発明は、式(I)の化合物またはその医薬上許容される塩、ならびに医 薬上許容される担体を含む医薬組成物を提供する。 本発明医薬組成物は、適当には周囲温度および常圧における混合により製造し てもよく、通常には経口、非経口または直腸投与に適合させ、そのようなものと して錠剤、カプセル、経口液体調合物、粉末、顆粒、舌下錠、復元可能粉末、注 射可能もしくは輸液可能溶液もしくは懸濁液または坐薬の形態としてもよい。一 般的には、経口投与可能な組成物が好ましい。 経口投与用錠剤およびカプセルは1回分の剤形であってもよく、結合剤、充填 剤、錠剤化滑沢剤、崩壊剤および許容される湿潤剤のごとき慣用的賦形剤を含有 していてもよい。通常の製薬慣習においてよく知られた方法により錠剤をコーテ ィングしてもよい。 経口液体調合物は、例えば、水性または油性懸濁液、溶液、エマルジョン、シ ロップまたはエリキシルの形態であってもよく、あるいは水または他の適当な担 体で使用前に復元する乾燥製品の形態であってもよい。かかる液体調合物は、懸 濁剤、乳化剤、非水担体(食用油を包含)、保存料、および所望ならば慣用的な 香料もしくは着色料のごとき慣用的な添加物を含有していてもよい。 非経口投与には、本発明化合物またはその医薬上許容される塩ならびに滅菌担 体を用いて液体の1回分の剤形を調製する。使用担体および使用濃度にもよるが 、化合物を担体中に懸濁あるいは溶解することができる。溶液の調製において、 化合物を注射用水に溶解し、適当なバイアルまたはアンプルに充填してシールす る前にフィルターで滅菌することができる。有利には、局所麻酔剤、保存料およ び緩衝剤のごときアジュバントを担体に溶解する。安定性を向上させるために、 組成物をバイアルに充填した後、減圧下で水分を除去することができる。化合物 を滅菌担体に溶解せずに懸濁し、濾過によっては滅菌できないことを除き、実質 的に同じ方法で非経口懸濁液を調製する。有利には、界面活性剤または湿潤剤を 組成物に含ませて化合物の均一な分配を容易にする。 投与方法にもよるが、組成物は0.1重量%ないし99重量%、好ましくは1 0ないし60重量%の有効成分を含有していてもよい。 上記疾病の治療に使用する化合物の用量は、疾病の重さ、患者の体重、および 他の同様の因子により、通常どおり変更させられるであろう。しかしながら、一 般的指針として、適当な1回分のは0.05ないし1000mg、より適当には 1.0ないし200mgであり、かかる1回分の用量を1日1回以上、例えば1 日2または3回投与してもよい。かかる治療を数週間または数カ月にわたり継続 してもよい。 下記実施例は本発明化合物の製造を説明する。 記載例1 1−アセチル−6−アミノインドール 6−ニトロインドール(15.63g,0.095mol)を無水酢酸(100 ml)中で0.25時間還流し、冷却し、ついで、沈殿を濾過し、水洗し、つい で、減圧乾燥した。この物質(16.6g,0.08mol)をエタノール中活性 炭上10%パラジウム(水中50%ペースト3.4g)で水素添加した。触媒を 濾別し、濾液を蒸発させて標記化合物をわずかに灰色がかった白色/クリーム色 の粉末 (12.59g,89%)として得た。 記載例2 1−アセチル-6−ヒドロキシインドリン 濃硫酸(9ml)および水(137ml)中の1−アセチル−6−アミノイン ドール(記載例1、12g,0.068mol)の溶液を0℃まで冷却し、温度 を5℃未満に維持しながら水(34ml)中亜硝酸ナトリウム(4.8g)の溶 液を滴下することによりジアゾ化した。0.5時間後、反応混合物を、水(12 0ml)中の硫酸銅(II)の沸騰撹拌溶液に添加した。窒素発生停止後、混合 物を冷却し、濾過により沈殿を集め、水洗し、ついで、乾燥した。クロマトグラ フィーによりそのO−アセチル誘導体を精製し、ついで、20℃においてNaO H水溶液で18時間加水分解して標記化合物を灰色固体として得た(2.6g, 22%)。 記載例3 1−アセチル−5−ブロモ−6−ヒドロキシインドリン 15℃のDMF(25ml)および氷酢酸(125ml)中の細粉1−アセチ ル−6−ヒドロキシインドリン(記載例2、2.4g,0.013mol)の撹拌 懸濁液を、N−ブロモサクシンイミド(2.65g,0.015mole)を少し ずつ添加して処理した。反応混合物は黄色から灰緑色に変化した。混合物を15 〜20℃で45分間撹拌し、ついで、5℃まで冷却し、固体を濾別し、酢酸で洗 浄し、乾燥して標記化合物を灰色固体として得た(2.45g,71%)。 記載例4 1−アセチル−5−ブロモ−6−[(1−メチル−1,2,5,6-テトラヒド ロピリジン−4−イル)メトキシ]インドリン WO96/19477中の記載例8aの手順を用いて、1−アセチル−5−ブ ロモ−6−ヒドロキシインドリン(記載例3)および1−メチル−1,2,5, 6−テトラヒドロピリジン−4−メタノール(J.Med.Chem.,1988,31,545) から標記化合物を調製した。生成物を酸/塩基抽出により精製し、ついで、次の 工程に使用した。 記載例5 7−アセチル−1’−メチル−2,3,5,6−テトラヒドロスピロ[フロ[3 ,2−f]インドール−3,4’−ピペリジン] WO96/19477の記載例8bと同様の手順を用いて1−アセチル−5− ブロモ−6−[(1−メチル−1,2,5,6−テトラヒドロピリジン−4−イ ル)メトキシ]インドリン(記載例4)から標記化合物を調製したが、還流ベン ゼンのかわりに80℃においてトルエンを使用した。酸/塩基精製により生成物 をベージュ色固体として得た(94%)。 記載例6 1’−メチル-2,3,5,6−テトラヒドロスピロ[フロ[3,2−f]イン ドール−3,4’−ピペリジン] WO96/19477中の記載例8cの手順を用いて、7−アセチル−1’− メチル−2,3,5,6−テトラヒドロスピロ[フロ[3,2−f]インドール −3,4’−ピペリジン](記載例5)から標記化合物を調製した。生成物をE tOAc/60−80ペトロールから再結晶した(44%)。 記載例7 2,3−ジヒドロ−1’−メチルスピロ[フロ[3,2−f]インドール−3, 4’−ピペリジン] 室温のアルゴン下のジクロロメタン(70ml)中の1’−メチル−2,3, 5,6−テトラヒドロスピロ[フロ[3,2−f]インドール−3,4’−ピペ リジン](記載例6、1.0g,4.1mmole)に撹拌溶液を、二酸化マンガ ン(0.68g,8.2mmole)で処理した。混合物を18時間撹拌し、つい で、さらに二酸化マンガン(0.30g,2.4mmole)を添加した。混合物 をさらに24時間撹拌し、ついで、ケイソウ土のパッドで濾過し、濾液を減圧濃 縮した。存在した2つの成分を中性アルミナによるクロマトグラフィーにより分 離した。エーテルでの溶離により標記化合物を白色固体(0.41g,41%) として得て、酢酸エチルでさらに溶離して第2の成分を得た。 実施例1 1’−メチル−5−[2’−メチル−4’−(5−メチル−1,2,4−オキサ ジアゾール−3−イル)ビフェニル−4−チオカルボニル]−2,3,6,7− テトラヒドロスピロ[フロ[2,3−f]インドール−3,4’−ピペリジン] アルゴン下のトルエン(25ml)中の1’−メチル−5−[2’−メチル− 4’−(5−メチル−1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ビフェニル− 4−カルボニル]−2,3,6,7−テトラヒドロスピロ[フロ[2,3−f] インドール-3,4’−ピペリジン](WO96/19477の実施例1) (300mg,0.577mmol)の撹拌溶液をLawessonの試薬(117mg ,0.288mmol)で処理し、懸濁液を3時間加熱還流し、ついで、黄色溶 液を得た。反応混合物を室温まで放冷し、ついで、減圧濃縮し、中性アルミナカ ラムに負荷し、DCMで溶離して過剰のLawessonの試薬を除去した。1%メタノ ール/ジクロロメタンでの溶離により粗生成物を得て、これを減圧濃縮し、得ら れたうす黄色固体を2%メタノール/ジクロロメタンで溶離するシリカゲルクロ マトグラフィーにかけて標記化合物をうす黄色泡状物質として得て、これを放置 すると結晶化した(157mg,51%)。これを塩酸塩に変換し、アセトンか ら沈殿させた。 ら識別されなかった。 実施例2 2,3−ジヒドロ−1’−メチル−5−[2’−メチル−4’−(5−メチル− 1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ビフェニル−4−カルボニル]スピ ロ[フロ[3,2−f]インドール−3,4’−ピペリジン] 乾THF(3ml)中の2,3−ジヒドロ−1’−メチルスピロ[フロ [3,2−f]インドール−3,4’−ピペリジン]の溶液を、室温のアルゴン 下の乾THF(5ml)中の臭化エチルマグネシウム(0.80mmole)の 撹拌溶液に0.25時間かけて滴下し、得られた混合物を40℃で30分加熱し た。ついで、深緑色の溶液を0℃まで冷却し、乾THF(3ml)中の塩化2’ −メチル−4’−(5−メチル−1、2、4−オキサジアゾール−3−イル)ビ フェニル−4−カルボニル(265mg,0.85mmole、WO96/19 477−A1の実施例1)の溶液で5分間かけて滴下処理した。反応混合物を室 温で 0.5時間撹拌し、ついで、40℃で0.75時間撹拌し、ついで、減圧濃縮した 。残渣を10%Na2CO3溶液で処理し、ジクロロメタンで抽出した。抽出物を 乾燥(Na2SO4)し、減圧濃縮し、ついで、残った褐色固体を0〜5%メタノ ール/クロロホルムで溶離するシリカゲルクロマトグラフィーにかけた。これに より1,3−ジアロイル化生成物(70mg)が得られ、これをメタノール(1 0%)、10%NaOH溶液(10ml)ついで、ジクロロメタンで処理して、 2相系を室温で1時間撹拌した。混合物をジクロロメタン(2x30ml)で抽 出し、一緒にした抽出物を乾燥(Na2SO4)し、減圧濃縮した。残渣を10% メタノール/クロロホルムで溶離するシリカゲルによる調製用TLCにより精製 し、得られた油状物質を酢酸エチルから結晶化して標記化合物をベージュ色固体 (21mg)として得た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61P 25/22 A61K 31/00 626K 25/28 626N 25/16 626F 43/00 643G A61K 31/438 31/435 607 (72)発明者 ワイマン,ポール・エイドリアン イギリス、シーエム19・5エイダブリュ ー、エセックス、ハーロウ、サード・アベ ニュー、ニュー・フロンティアーズ・サイ エンス・パーク・サウス、スミスクライ ン・ビーチャム・ファーマシューティカル ズ

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.式: [式中、R1は水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、 COC1-6アルキル、C1-6アルコキシ、ヒドロキシ、ヒドロキシC1-6アルキル 、ヒドロキシC1-6アルコキシ、C1-6アルコキシC1-6アルコキシ、アシル、ニ トロ、トリフルオロメチル、シアノ、SR9、SOR9、SO29、 SO2NR1011、CO210、NR10SO211、CONR1011、 CO2NR1011、CONR10(CH2pCO211、(CH2pNR1011、 (CH2pCONR1011、(CH2pNR10COR11、 (CH2pCO21-6アルキル、CO2(CH2pOR10 CONHNR1011、NR1011、N=CNR9NR1011、 NR10CO211、NR10CO(CH2pNR1011、NR10CONR1011、 CR10=NOR11、CNR10=NOR11であり、ここにR9、R10およびR11は 独立して水素またはC1-6アルキルでり、pは1ないし4であるか;あるいはR1 は酸素、窒素またはイオウから選択される1ないし4個の異種原子を含有する、 置換されていてもよい5ないし7員の複素環であり; R2およびR3は独立して水素、ハロゲン、C1-6アルキル、C3-6シクロアルキ ル、C3-6シクロアルケニル、C1-6アルコキシ、ヒドロキシC1-6アルキル、C1 -6 アルキルOC1-6アルキル、アシル、アリール、アシルオキシ、ヒドロキシ、 ニトロ、トリフルオロメチル、シアノ、CO210、CONR1011、 NR1011であり、ここにR10およびR11は独立して水素またはC1-6アルキル であるか;あるいはR2およびR3は一緒になって 基−(CH2r−R14−(CH2s−を形成し、ここにR14はO、S、CH2ま たはNR15であり、R15は水素またはC1-6アルキルであり、rおよびsは独立 して0、1または2であり; Bは酸素またはイオウであり; Dは窒素、炭素またはCH基であり; R6は水素またはC1-6アルキルであり、R7は水素、C1-6アルキル、 C1-6アルコキシまたはハロゲンであるか、あるいはR6はR7と一緒になって基 −A−を形成し、ここにAは(CR1617),であり、tは2、3または4であ り、R16およびR17は独立して水素またはC1-6アルキルであるか、あるいはA は(CR1617u−Jであり、ここにuは0、1、2または3であり、Jは酸 素、イオウ、CR16=CR17、CR16=N、=CR16O、=CR16Sまたは=C R16−NR17であり; R8は水素、C1-6アルキル、C3-6シクロアルキル、C2-6アルケニルまたはC1-6 アルキルC3-6シクロアルキルであり; R9およびR10は独立して水素またはC1-6アルキルであり; Eは酸素、CR1819またはNR20であり、ここにR18、R19およびR20は独 立して水素またはC1-6アルキルであるか、あるいはEはS(O)vであり、ここ にvは0、1または2であり; GはC=OまたはCR2122であり、ここにR21およびR22は独立して水素ま たはC1-6アルキルであり; XおよびYは独立してCR910であり、ここにR9およびR10は上記定義に同 じであり;mは1、2または3であるが、以下の場合は基Bは酸素でない: ・Dが窒素であり、R6およびR7が基(CR1617tまたは (CR1617u−Jを形成し、Jが酸素、イオウまたはCR16=CR17であり 、G、X、YおよびCR910がすべてCH2基である場合;あるいは ・Dが窒素であり、R6が水素であり、R1がN=CNR9NR1011であり、 G、X、YおよびCR910がすべてCH2基である場合] で示される化合物またはその塩もしくはN−オキシド。 2.R1が置換されていてもよいオキサジアゾールである請求項1記載の化合 物。 3.R2がC1-6アルキルである請求項1または2記載の化合物。 4.mが2である請求項1ないし3のいずれか1つに記載の化合物。 5.R8がC1-6アルキルである請求項1ないし4のいずれか1つに記載の化合 物。 6.Eが酸素である請求項1ないし5のいずれか1つに記載の化合物。 7.1’−メチル−5−[2’−メチル−4’−(5−メチル−1,2,4− オキサジアゾール−3−イル)ビフェニル−4−チオカルボニル]−2,3,6 ,7−テトラヒドロスピロ[フロ[2,3−f]インドール−3,4’−ピペリ ジン]、 2,3−ジヒドロ−1’−メチル−5−[2’−メチル−4’−(5−メチル −1,2,4−オキサジアゾール−3−イル)ビフェニル−4−カルボニル]ス ピロ[フロ[3,2−f]インドール−3,4’−ピペリジン] である化合物、またはそれらの医薬上許容される塩もしくはN−オキシド。 8.式(I)の化合物の製造方法であって、 (a)Dが窒素であり、Bが酸素である式(I)の化合物を製造する場合には 、 式(II): [式中、R1、R2およびR3は式(I)において上で定義した基またはその保護 された誘導体であり、Lは脱離基である] で示される化合物を式(III):[式中、R6、R7、R8、R9、R10、E、G、X、Y、およびmは式(I)にお いて上で定義した基またはその保護された誘導体である] で示される化合物と反応させ、ついで、所望により ・保護基を除去すること ・式(I)の化合物を別の式(I)の化合物に変換すること ・医薬上許容される塩を形成すること をいずれかの順番で行うことを含む方法。 9.治療に用いられる請求項1ないし7のいずれか1つに記載の化合物。 10.医薬上許容される担体または賦形剤と一緒になった請求項1ないし7の いずれか1つに記載の化合物を含む医薬組成物。
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