JP2000504649A - 制御可能な力制限装置を有する自動車のための安全装置 - Google Patents

制御可能な力制限装置を有する自動車のための安全装置

Info

Publication number
JP2000504649A
JP2000504649A JP9528160A JP52816097A JP2000504649A JP 2000504649 A JP2000504649 A JP 2000504649A JP 9528160 A JP9528160 A JP 9528160A JP 52816097 A JP52816097 A JP 52816097A JP 2000504649 A JP2000504649 A JP 2000504649A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
belt
safety device
force
safety
control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9528160A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3951251B2 (ja
Inventor
パントケ,ジークフリート
Original Assignee
オートリブ デベロプメント アクツイエボラーグ
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by オートリブ デベロプメント アクツイエボラーグ filed Critical オートリブ デベロプメント アクツイエボラーグ
Publication of JP2000504649A publication Critical patent/JP2000504649A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3951251B2 publication Critical patent/JP3951251B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/34Belt retractors, e.g. reels
    • B60R22/341Belt retractors, e.g. reels comprising energy-absorbing means
    • B60R22/3413Belt retractors, e.g. reels comprising energy-absorbing means operating between belt reel and retractor frame
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/18Anchoring devices
    • B60R22/185Anchoring devices with stopping means for acting directly upon the belt in an emergency, e.g. by clamping or friction
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/28Safety belts or body harnesses in vehicles incorporating energy-absorbing devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/28Safety belts or body harnesses in vehicles incorporating energy-absorbing devices
    • B60R2022/282Safety belts or body harnesses in vehicles incorporating energy-absorbing devices using fluids or vico-elastic materials
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/28Safety belts or body harnesses in vehicles incorporating energy-absorbing devices
    • B60R2022/284Safety belts or body harnesses in vehicles incorporating energy-absorbing devices using electric or magnetic braking means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/28Safety belts or body harnesses in vehicles incorporating energy-absorbing devices
    • B60R2022/285Safety belts or body harnesses in vehicles incorporating energy-absorbing devices using friction surfaces
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/28Safety belts or body harnesses in vehicles incorporating energy-absorbing devices
    • B60R2022/286Safety belts or body harnesses in vehicles incorporating energy-absorbing devices using deformation of material
    • B60R2022/287Safety belts or body harnesses in vehicles incorporating energy-absorbing devices using deformation of material of torsion rods or tubes
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/28Safety belts or body harnesses in vehicles incorporating energy-absorbing devices
    • B60R2022/288Safety belts or body harnesses in vehicles incorporating energy-absorbing devices with means to adjust or regulate the amount of energy to be absorbed

Abstract

(57)【要約】 本発明は、人間の耐えられる範囲の枠内において車両内にいる乗客に対して安全ベルトを有する安全装置の支援特性に制御された影響を及ぼすために測定信号発生器に接続された制御装置(33)を有する、自動車のための安全装置(10)に関する。

Description

【発明の詳細な説明】 制御可能な力制限装置を有する自動車のための安全装置 本発明は、人間の耐えられる範囲の枠内において車両内にいる乗客に対して安 全ベルトを有する安全装置の支援特性に制御された影響を及ぼすために測定信号 発生器に接続された制御装置を有する、自動車のための安全装置に関する。 類概念のような安全装置は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第2344689 号明細書に記載されており、その際、この従来の技術は、詳細には事故の間に制 御されて調節可能な車両座席に関し、この車両座席は、座席の減速度が人間の耐 えられる範囲の枠内において急速に上昇し、かつこの枠内にありかつ大体におい て一定のレベルに維持されるように、事故経過の間に操作装置によって車両の走 行方向とは反対に又はその走行方向に動かされる。そのために公知の安全装置は 、すでに制御装置を有し、この制御装置は、衝突の強さを測定し又は座席及び/ 又は車両の速度変化を測定する特殊な信号発生器によって検出されたデータに依 存して受取り、その際、操作装置は、制御装置内に記憶されたデータに相応して 、車両座席の運動を調節する。 比較可能な目標設定は、一般に安全ベルト巻き付けローラ、クランプ装置、テ ンショナ装置及びエアバッグ−衝突保護装置(エアバッグ)を有する車両乗客の 支援のために座席に設けられた安全装置にとっても存在し、その際、安全装置の 前記の構成部分は、互いに任意の組合せで、又は部分的にだけでも配置すること ができる。 例えばドイツ連邦共和国特許出願公開第4331927号明細書に、テンショ ナ装置に組合わせたベルト巻き付けローラのために、ねじり棒の形の力制限装置 が記載されているので、ベルト軸によるベルト帯の繰り出しの際に負荷が生じた 場合、ロック係止部材によってロックされるベルト軸のベルト負荷が、たわみや すいかつベルト軸のそれ以上の回転 を可能にするねじり棒によって減少されることによって、とくにエアバッグに関 連して力制限装置の応答によって、ベルトを止めた乗客の追加的であるが制動さ れた前方移動が可能になる。 このように安全装置の一部に使用された力制限装置には、例えばねじり棒の機 械的な構成によって固定される力レベルを前提として、力制限装置が有効になる とともに、所定の累進的な力−行程−特性曲線が生じるという欠点が結び付いて いる。これに関連してこの時、別の研究は、例えば事故の初めに、しかもベルト を止めた人がまだエアバッグによる支援作用を受けないうちに、力制限装置によ ってさらに大きな支援力を及ぼし、かつベルトを止めた人に対する負荷値が危険 なレベルに近付いたときに初めて、ベルト巻き付けローラを介してそれより小さ な支援力を有効にすることが望ましいことを示した。 それ故に本発明の課題は、乗客の要求可能な体の負荷を越えることなく、支援 すべき乗客のように事故の発生に合わされたできるだけ良好な支援特性が可能で あるように、初めに述べたような安全装置を構成することにある。 この課題の解決策は、本発明の有利な構成及び変形も含めて、この明細書の後 に置かれた請求の範囲の内容から明らかである。 本発明は、その基本思想において、制御装置によって検出される乗客の体のデ ータ、乗客セルに関する座席位置データ及び/又は事故条件データに依存して、 力制限装置から出る力−行程−時間−経過が制御され、かつ/又は許容されるベ ルト帯引出しの程度が、ベルト帯引出しの完全なロックまで監視して制御され、 調整されかつ制限されるように、制御装置が、制限されたベルト帯引出しを許容 する力制限装置を有するベルト帯用ロック装置に連結されていることを考慮して いる。 事故発生中に力制限装置から出る力−行程−時間−経過の制御によって、基本 力レベルの設定、及び事故発生の間に低下する力経過と設定された基本力レベル の組合わせが検出されている。これにはまず、すでに 事故発生の初めに乗客に作用する支援力のレベルが、特定の作用量に依存して設 定可能であるという利点が結び付く。このようにして支援特性に関して舵取りハ ンドルの近くに与えられた座席位置を有する体重について一層重い乗客は、その 体格に基付いて舵取りハンドルから離れて与えられた座席位置を有する体の軽い 乗客とは異なった取扱いを受け、その際、事故の速度及び事故の種類も、支援特 性の設定に入れられる。この時、このことは、事故の経過の間の力制限装置の低 下する力経過の制御のためにも同様に成立つ。とくに本発明の一実施例によれば 、制御装置が、事故発生中に検出される値に基付いて、ベルト帯引出し又は力制 限装置の応答のために力−行程−経過の追従制御を可能にし、又は行なうことを 考慮しているので、現在の力制限及び事故条件の測定された作用に依存して、力 −行程−時間−経過を追従制御できる。 本発明の一実施例によれば、安全装置の枠内において設けられたロック装置は 、ベルト帯と共同動作する回転部分を有し、かつさらに制御装置に結合されてお り、制御装置が回転部分の回転に結合された力吸収を制御するようにする。その 際、本発明は、次のような基本思想を利用する。すなわち相応する力制限装置を 作用させ、かつこれを相応して制御するために、ベルト帯引出しの際に考慮する 回転部分の回転を利用することができる。 本発明の代替実施例によれば、その際、ロック装置の回転部分は、相応して設 けられた自己係止するベルト巻き付けローラのベルト軸からなるが、又はベルト 帯を囲みかつこれをクランプするように作用するクランプ装置のクランプローラ によって形成することができる。 ロック装置又は回転部分がクランプ装置によって構成されているかぎり、クラ ンプ装置の両方のクランプローラが、ベルト帯引出しの際に与えられる回転方向 とは逆に向けられた歯を有する外側歯部、又はその代わりにクランプ装置におい てそれ自体周知のようなベルト帯をクランプするその他の摩擦装置を有すること を考慮することができる。さらにク ランプローラが、それぞれ互いに噛み合った同期歯部を介してその回転運動にお いて同期していることを考慮することができる。 本発明の一実施例によれば、クランプローラは、その不動作位置においてばね 力によって相互間隔を置いて保持されており、かつ起動の場合に、ベルト帯に作 用して互いに接触するように移行することができ、その際、クランプローラのそ れぞれの接触の押付け圧力は、互いに制御装置によって制御されるので、このよ うにして回転運動の際の力−行程−時間−経過の制御を引起こすことができる。 その際、一方のクランプローラは、ハウジングに固定的に支持されており、かつ 他方のクランプローラは、可動に構成することができ、その際、本発明の実施例 によれば、可動のクランプローラの移動は、起動の場合に生じるベルト引付けに よって行なわれるが、又は相応する押付け圧力も含めて制御装置によって制御さ れる。 一定の基本力レベルを設定するために、回転部分は、それ自体周知のように、 力制限装置として統合されたねじり棒を有する。 本発明による基本力レベルを周囲条件に依存して設定可能にしようとする場合 、本発明によれば、基本力レベルを制御可能に設定するために、回転部分は、多 板クラッチを介して制御装置によって制御可能な磁石に結合されており:それに より制御装置が、磁石の導入された電流を介して、ベルト軸又はクランプローラ の形の回転部分に設定すべき基本力レベルに相応してブレーキ力を加えることが 保証されている。 本発明の一実施例により事故発生の場合の支援過程の初めに基本力レベルを越 える力の増加によってベルトシステムによる支援ポテンシャルを最適化し、かつ 低下する力経過に移行することが考慮されているかぎり、一実施例によれば、力 −行程−時間−経過を制御可能に設定するために、制御装置によって制御可能な 磁石が設けられており、この磁石は、所属の機械的結合部を介して、ベルト引出 し方向における回転部分の制御された回転を可能にする。その際、機械的結合部 は、回転部分が、磁 石によって長手方向に可動の押し棒によって支持されるたわみ要素を収容するた めに循環する案内部を有する。その際、回転部分が、押し棒の移動によって引起 こされるたわみ要素の噛み合いのために所属の歯部を有することが考慮されてい る。その際、力−行程−時間−経過の設定は、とくに次のようにしても実現され る。すなわち押し棒は、それにより支持されるたわみ要素の範囲において、回転 部分の歯部へのたわみ要素の噛み合いを制御する制御曲線によって案内されてお り、かつ押し棒を支持する磁石は、回転可能に当てられている。 支援過程の間又はその最後に、ベルト帯引出しの完全なロックが存続しなけれ ばならない場合、本発明の一実施例によれば、回転部分は、磁石によって外側歯 部内に制御可能な端部ストッパの噛み合いのために外側歯部を有し、その際、端 部ストッパは、端部ストッパに到達した後に、乗客及びベルトシステムに対する 負荷尖頭値を回避するために、追加的に回転部分の外側歯部への噛み合いを制動 するために変形部材を有する。 前記の機械的な特徴に対する代替において、本発明の一実施例によれば、ロッ ク装置の回転部分はが、制御装置によって制御されるブレーキ装置によって作用 を受け、その際、このブレーキ装置は、例えば回転部分に作用する気圧又は液圧 ブレーキからなることができる。気圧又は液圧の対応する制御を介して、種々の ブレーキ作用及びブレーキ力、及びその結果生じる力−行程−時間−経過をベル ト帯引出しを完全にロックするまでに設定し、かつ制御することができる。 ブレーキ装置の代わりに、本発明の一実施例によれば、電動機を設けることも できる。なぜなら電動機を介して駆動及び制動を実現することができるからであ り;とくに事故経過の間の追従制御の観点において、電動機は望ましい。 事故経過の間に制御装置を介して力制限装置において力−行程−時間−経過の 追従制御を可能にするために、本発明の実施例によれば、現在 のベルト帯引出し又はベルト帯引出し速度、又は現在支配的な力吸収を検出する ことが考慮されている。そのために本発明の第1の実施例によれば、光電装置を 設けることができ、この光電装置は、釈放されるベルト帯の量を検出し;さらに ベルト帯における力は、直接ベルト帯に所属の力ピックアップによって測定する ことができ、その代わりにベルト帯において支配的な力の間接的な判定は、ブレ ーキ装置によって吸収される力の判定を介して可能であり、そのためにブレーキ 装置は、本発明の一実施例によれば、測定ピックアップを備えることができ;こ こでは例えば気圧又は液圧ブレーキの際、ブレーキ装置内において支配的な圧力 を検出することができる。 最後に安全ベルト及び側部エアバッグを装備した自動車において、本発明の一 実施例によれば、衝撃側の方に向いた安全ベルトは、締付けられずかつロックさ れず、それによりさもなければ固定的にベルトを止めた乗客が、側部エアバッグ による側方衝撃を相応して回避できるようにする。 図面に本発明の実施例が再現されており、これらの実施例を次に説明し;ここ では 図1は、制御可能な力制限装置を備えた安全ベルト巻き付けローラを有する安 全装置を概略側面図で示し; 図2は、図1の対象を端面図で示し; 図3は、ベルト巻き付けローラ及びこれに作用する気圧又は液圧ブレーキ装置 を有する安全装置を略図で示し; 図4は、クランプ装置の形の安全装置を略図で示し; 図5は、図4による液圧により作用するブレーキ装置を有する安全装置を示し ; 図6は、図1及び2による実施例を詳細図で示している。 図1に示された安全装置の実施例において、10によりベルト巻き付けローラ が示されており、このベルト巻き付けローラは、回転部分とし て軸11を有し;従来技術においてそれ自体周知のように、ねじり棒12は、軸 11内に統合されており、かつこれに結合されており、その際、このねじり棒1 2は、まず一度基本力レベルを定義している。 事故に関するデータ、すなわち車両乗客の体のデータ、乗客セルに関する座席 位置データ及び/又は例えば事故速度及び事故種類のような事故条件に依存して 力レベルを設定するために、データの評価及び制御への変換のために使われる制 御装置33によって制御される磁石14が設けられており、この磁石は、多板伝 動装置13を介して軸11又はねじり棒12に作用し;その励起に依存する力に よって、磁石14は、多板伝動装置13を噛み合わせるので、相応してベルト帯 引出し力が軸11に作用する際に、軸に制御されたブレーキ作用が生じることに よって、所定の力レベルにおける制御された回転運動が生じる。 事故発生の初めの際に、基本力レベルを越える力の上昇によりベルトシステム による支援ポテンシャルを最適化するために、したがって低下した力経過に至る ために、制御装置33に接続された磁石15が長手方向に可動の押し棒16を動 かす装置が設けられており、その際、押し棒16は、端部側のローラによって制 御曲線18を有する案内ハウジング17内において案内されている。押し棒16 のローラ側端部にたわみビーム19が取付けられており、このたわみビームの自 由端は、端面においてベルト巻き付けローラ10に構成された案内部20におい て停止しているので、押し棒16の不動作位置又は励起されていない磁石15に おいて、軸11は、たわみビーム19の作用を受けることなく回転することがで きる。しかしながらたわみビーム19の端部に、半径方向外方へ案内部20に向 かってベルト巻き付けローラ10における割出し歯部21が対応しており、その 際、押し棒16の長手方向移動の際に、ベルト巻き付けローラ10の端面の方向 において押し棒16を案内する運動に基付いて、たわみビーム19は、割出し歯 部21内に係止し;軸11の回転中心に対するたわみビーム19の半径方向位置 に依存して、ベル ト帯引出し力に関して異なったモーメントが生じ、その際、たわみビームは、変 形作業を行いながら、たわみビーム19がせん断要素として折れる前に、部分角 にわたる軸11の所定の回転を可能にする。変形作業19を行なうことによって 、基本力レベルを越える力の意図した増化が実現されており、その際、割出し歯 部21内へのたわみビーム19の制御による制動作業の量は、軸11の中心軸線 に対するその距離に依存している。制御曲線18を介してベルト巻き付けローラ 10の端面の方向への押し棒16の側方移動が行なわれるので、磁石15は、こ れを支持するハウジングに揺動可能に支持されている。 前記の対象の補充的な表示は、図6にあり、ここでは磁石15の揺動可能な支 持ために回転継手50が示されており;さらにばね51の作用に抗して磁石15 の回転移動が行なわれることが認められる。 支援過程の間に又はその最後に、ベルト帯のそれ以上の完全なロックが存続し なければならない場合、制御装置33によって制御される別の磁石25が設けら れており、この磁石は、可動に配置された端部ストッパ23を、軸11に設けら れた外側歯部22内に制御し;図2から明らかなように、制御を制動するために 、端部ストッパ23に変形要素24が付属している。 自動車内に設けられたセンサによって、力−行程−時間−経過を制御するため に必要なデータが検出され、かつ制御装置33に与えられ;事故発生中に制御装 置33は、一方において磁石14及びこれにより作用を受ける多板伝動装置13 を介して力制限装置のための可変の基本力レベルを設定し;同時に及びこの過程 に重畳して、制御装置33は、磁石15を介して、ベルト巻き付けローラ10の 割出し歯部21内へのたわみビーム19の制御を介した基本力レベルを越える力 の初めの増加を制御し;たわみビーム19のせん断の後に、力制限装置は、磁石 25が、例えば乗客の体のデータ及び相応する座席位置データに依存して制御装 置33によって検出される時点に、軸の外側歯部内に端部ストッパ23 を制御し、したがってそれ以上のベルト帯引出しをロックするまで、設定された 基本力レベルにおいて有効になる。 その際、力制限装置は、定義された一定の基本力レベルを提供するためにねじ り棒12を含むことができるので、まだそれより高い力レベルを達成するために 、わずかな制御だけしか必要ない。有利な構成において、磁石14は、多板伝動 装置とともに完全に省略することができ、かつねじり棒は、磁石15及び25だ けと共同動作することができる。 図3に示された実施例において、前に図1及び2について説明した機械的な解 決策は、気圧/液圧により作用するブレーキ装置に置き換えられており;そのた めにねじり棒12を備えたベルト巻き付けローラ10の一方の端面にブレーキ装 置26が作用し、このブレーキ装置の圧力媒体貯蔵容器27は、出口29を有し 、かつ弁30を介して制御可能な供給導管28によって力−行程−時間−経過を 制御するために圧力容器31に、かつ端部ストッパを制御するために圧力容器3 2に接続されており;両方の圧力容器31、32は、他方において制御装置33 によって相応して制御される。 本発明のこの実施例における機能は、図1及び2による実施例について説明し たものと同様に実行され;制御装置は、これにより処理されたデータに相応して 、基本力レベル及び軸11をロックするまでに初めに高められた力レベルの設定 が必要とするような程度において圧力容器31、32を制御する。 図4及び5に示された実施例において、安全装置の回転部分は、クランプ装置 35の構成部分として構成されており、このクランプ装置は、図において概略的 にのみ示されており;クランプ装置35は、反対に回転可能な2つのクランプロ ーラ36、37を有し、これらのクランプローラの間にベルト帯38が囲まれて おり;ベルト帯38に一層良好に作用するために、クランプローラ36、37は 、それぞれ1つのクランプ歯部39を有し、このクランプ歯部の歯は、ベルト帯 引出しの際に設定 されるクランプローラ36、37の回転方向とは反対に向けられている。その外 側において両方のクランプローラ36、37は、それぞれ同期歯部40を有し、 この同期歯部は、互いに噛み合った際にクランプローラ36、37の同期回転が 生じるように考慮している。 不動作位置においてベルト帯38を妨害なく通過させるために、クランプロー ラ36は、ハウジングに固定的に支持されているが、一方クランプローラ37は 、可動に配置されており;それ以上図示しないように、適当な処置によってクラ ンプローラ36に互いに接触するクランプローラ37の移動は、事故発生中に生 じるベルト帯引付けによる同期歯部の噛み合いによって引起こすことができ、又 は両方のクランプローラ36、37相互の押付け力を同時に制御した際に可動の クランプローラ37の制御された移動を介して積極的に引起こすことができる。 固定的に支持されたクランプローラ36は、ベルト帯38のクランプを再び解除 することができるようにするために、戻しばねに41よって作用を受けている。 図4に示されたクランプ装置35は、この時、図1及び2において回転部分と してのベルト軸によって説明したように、図示しない制御装置の機械的な制御部 を備えることができ;このようにしてクランプローラ36、37内に、まず基本 力レベルを確定するそれぞれ1つのねじり棒12を統合することができ;次の場 合、42によってクランプローラ36に作用する制御装置だけが概略的に示され ており、その際、この制御装置42は、図1及び2における表示に相応して構成 することができ、すなわちたわみビーム及び端部ストッパを有するように構成す ることができる。 ベルト巻き付けローラのために図3に示した実施例と同様に、回転可能なクラ ンプローラ36にも気圧ブレーキ装置26は、ベルト巻き付けローラを有する図 3において説明した実施例に対して説明したものと同様に作用するので、その点 においてここの説明に関連し;クランプ装置 について図3に比較できる表示は、図5から明らかである。 図5に示された実施例は、実例として事故経過の間における実際状態の検出を 可能にし、したがって制御装置33への相応する信号の伝達によって事故経過の 間の力−行程−時間−経過の追従制御を可能にする装置について補充されている 。そのためにクランプ装置35に光電装置43が付属しており、この光電装置は 、行程測定信号のための信号導線44の区間を介して制御装置33に接続されて おり;追加的にブレーキ装置26において検出された圧力測定信号を検出しかつ 制御装置33に転送することができる信号導線45の区間も暗示的に示されてい る。制御装置33は、他方において到来した信号を検出し、かつ貯蔵容器31、 32又は弁30へのその信号結合部を介して、相応する追従制御を引起こす。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年2月3日(1998.2.3) 【補正内容】 明細書 制御可能な力制限装置を有する自動車のための安全装置 本発明は、人間の耐えられる範囲の枠内において車両内にいる乗客に対して安 全ベルトを有する安全装置の支援特性に制御された影響を及ぼすために測定信号 発生器に接続された制御装置を有し、その際、制御装置によって検出される乗客 の体のデータ、乗客セルに関する座席位置データ及び/又は事故条件データに依 存して、力制限装置から出る力−行程−経過及び/又は許容されるベルト帯引出 しの程度が、ベルト帯引出しの完全なロックまで制御されるように、制御装置が 、制限されたベルト帯引出しを許容する力制限装置を有するロック装置に連結さ れている、自動車のための安全装置に関する。 類概念のような安全装置は、ドイツ連邦共和国特許出願公開第1951744 0号明細書において安全ベルト巻き付けローラによって記載されており、この安 全装置巻き付けローラのベルト軸は、ねじり棒を備えている。ねじり棒の力制限 特性は、制御装置として制御装置によって、例えば車両乗客の重量、舵取り部又 はパネルまでの車両乗客の距離に依存して、又は衝突物体に対する車両の接近速 度を考慮して、ねじり棒において相応する整合された種々の締付け長さを設定で きることによって作用を及ぼすことができる。力制限装置が有効になる結果、力 制限装置の力−行程−経過又は許容されるベルト帯引出しの程度のそれにより与 えられる設定を介して、人間の耐えられる範囲の枠内においてこのような安全装 置の支援特性は、すでに部分的に設定することができるが、公知の安全装置には 、事故発生の前に取得したデータだけしか支援特性の設定に受け入れられないと いう欠点が結び付いている。 それ故に本発明の課題は、乗客の要求可能な体の負荷を越えることなく、支援 すべき乗客のように事故の発生に合わされたできるだけ良好な支援特性が可能で あるように、初めに述べたような安全装置を構成する ことにある。 この課題の解決策は、本発明の有利な構成及び変形も含めて、この明細書の後 に置かれた請求の範囲の内容から明らかである。 本発明は、第1の構成において次のことを考慮している。すなわち制御装置が 、事故経過の期間にわたって行なわれるベルト帯に生じる力の実際値の検出に基 付いて、事故経過の時間軸に関して力制限装置の力吸収を、位置可変の端部スト ッパの設定により制御装置からあらかじめ与えられるベルト帯引出しのロックに 到達するまで制御する。したがって本発明には、事故の前に入手できるデータに 基付く支援特性のそれ自体周知の予備設定に加えて、事故経過の間にも、実際に 生じた負荷に基付く力制限装置の支援特性の追従制御を行なうことができるとい う利点が結び付いている。このようにしてとくに力制限装置の所望の低下する力 経過は、力制限装置の全機能範囲にわたって事故発生の間にも有効に設定するこ とができる。とくにベルト帯引出しの完全なロックまでの許容されたベルト帯引 出しの程度も、制御装置による位置可変の端部ストッパのそれぞれ事故データに 関する設定によって確定できる。 そのためにドイツ連邦共和国特許出願公開第2215892号明細書によれば 、事故経過の間に、人間の体の負荷能力から選び出された速度−時間−関数にし たがって車両の測定された加速度に依存してベルト巻き付けローラのベルト軸を 制動することが公知である。それにしたがってこの装置によれば、個々の場合に おける乗客の実際の体のデータをかつとくに事故の間に生じる事故データの変化 を適正に評価する力制限の制御を行なうことは不可能であり:それどころかドイ ツ連邦共和国特許出願公開第2215892号明細書は、固定的に設定された、 すなわち再現可能なデータを前提としている。 本発明の代替構成において、次のことが考慮されている。すなわち力制限装置 が、設定された一定の力レベルを有する第1の力制限要素、及び制御装置から制 御可能な力レベルを有する第2の力制限要素からなる ので、第1及び第2の力制限要素から構成される力制限装置の基本力レベルが、 事故の初めに設定可能であり、かつ事故経過の時間軸に関して追従制御可能であ る。これには、第2の力制限要素の制御によって力制限装置の有効になる時点に おいて個々の力レベルがあらかじめ設定できるだけでなく、個々の事故データに 依存して事故の間にも追従制御できるという利点が結び付いている。 請求の範囲 1、人間の耐えられる範囲の枠内において車両内にいる乗客に対して安全ベル トを有する安全装置の支援特性に制御された影響を及ぼすために測定信号発生器 に接続された制御装置を有し、その際、制御装置によって検出される乗客の体の データ、乗客セルに関する座席位置データ及び/又は事故条件データに依存して 、力制限装置から出る力−行程−経過及び/又は許容されるベルト帯引出しの程 度が、ベルト帯引出しの完全なロックまで制御されるように、制御装置が、制限 されたベルト帯引出しを許容する力制限装置を有するロック装置に連結されてい る、自動車のための安全装置において、制御装置(33)が、事故経過の期間に わたって行なわれるベルト帯(38)に生じる力の実際値の検出に基付いて、事 故経過の時間軸に関して力制限装置の力吸収を、位置可変の端部ストッパ(23 )の設定により制御装置(33)からあらかじめ与えられるベルト帯引出しのロ ックに到達するまで制御することを特徴とする、自動車のための安全装置。 2、人間の耐えられる範囲の枠内において車両内にいる乗客に対して安全ベル トを有する安全装置の支援特性に制御された影響を及ぼすために測定信号発生器 に接続された制御装置を有し、その際、制御装置によって検出される乗客の体の データ、乗客セルに関する座席位置データ及び/又は事故条件データに依存して 、力制限装置から出る力−行程−経過が制御されるように、制御装置が、制限さ れたベルト帯引出しを許容する力制限装置を有するロック装置に連結されている 、自動車のための安全装置において、力制限装置が、設定された一定の力レベル を有する第1の力制限要素(12)、及び制御装置(33)から制御可能な力レ ベルを有する第2の力制限要素(13,15)からなるので、第1及び第2の力 制限要素から構成される力制限装置の基本力レベルが、事故の初めに設定可能で あり、かつ事故経過の時間軸に関して追従制御可能であることを特微とする、自 動車のための安全装置。 3、ロック装置が、ベルト帯(38)と共同動作する回転部分(11;36, 37)を有し、かつ制御装置(33)に結合されており、制御装置(33)が回 転部分(11;36,37)の回転に結合された力吸収を制御し又は追従制御す るようにすることを特徴とする、請求項1又は2記載の安全装置。 4、ロック装置が、回転部分としてベルト軸(11)を有する自己係止するベ ルト巻き付けローラ(10)からなることを特徴とする、請求項3記載の安全装 置。 5、ロック装置が、回転部分としてベルト帯(38)を自身の間に囲みかつ反 対に回転可能な2つのクランプローラ(36,37)を有するベルト巻き付けロ ーラ(10)の後に接続されたクランプ装置(35)からなることを特徴とする 、請求項3記載の安全装置。 6、クランプローラ(36,37)が、ベルト帯引出しの際に与えられる回転 方向とは逆に向けられた歯を有するベルト帯(38)に噛み合うための外側歯部 (39)を有することを特徴とする、請求項5記載の安全装置。 7、クランプローラ(36,37)が、それぞれ互いに噛み合った同期歯部( 40)を介してその回転運動において同期していることを特徴とする、請求項5 又は6記載の安全装置。 8、クランプローラ(36,37)が、その不動作位置においてばね力によっ て相互間隔を置いて保持されており、かつ起動の場合に、ベルト帯(38)に作 用して接触するように移行することができ、その際、押付け圧力が、制御装置( 33)によって制御可能であることを特徴とする、請求項5ないし7の1つに記 載の安全装置。 9、一方のクランプローラ(36)が、ハウジングに固定的に支持されており 、かつ他方のクランプローラ(37)が、可動に構成されていることを特徴とす る、請求項5ないし8の1つに記載の安全装置。 10、起動の場合に生じるベルト引付けによって互いに接触するよう にクランプローラ(36,37)の移動が行なわれることを特徴とする、請求項 5ないし9の1つに記載の安全装置。 11、加えるべき押付け圧力も含めてクランプローラ(36,37)の移動が 、制御装置(33)によって制御されていることを特徴とする、請求項5ないし 9の1つに記載の安全装置。 12、回転部分(11;36,37)が、第1の力制限要素として一定の力レ ベルを有する統合されたねじり棒(12)を有することを特徴とする、請求項2 ないし11の1つに記載の安全装置。 13、その力レベルについて制御可能な第2の力制限要素を構成するために、 回転部分(11;36,37)が、その制御のために制御装置(33)に接続さ れた磁石(14)によって制御可能な多板クラッチ(13)を有することを特徴 とする、請求項2ないし12の1つに記載の安全装置。 14、その力レベルについて制御可能な第2の力制限要素を構成するために、 制御装置(33)によって制御可能な磁石(15)が設けられており、この磁石 が、所属の機械的結合部(16,19)を介して、ベルト引出し方向における回 転部分(11;36,37)の制御された回転を可能にすることを特徴とする、 請求項2ないし13の1つに記載の安全装置。 15、回転部分(11;36,37)が、磁石(15)によって長手方向に可 動の押し棒(16)によって支持されるたわみ要素(19)を収容するために循 環する案内部(20)を有することを特徴とする、請求項14記載の安全装置。 16、回転部分(11;36,37)が、押し棒(16)の移動によって引起 こされるたわみ要素(19)の噛み合いのために所属の歯部(21)を有するこ とを特徴とする、請求項15記載の安全装置。 17、押し棒(16)が、それにより支持されるたわみ要素(19)の範囲に おいて、回転部分(11;36,37)の歯部(21)へのた わみ要素(19)の噛み合いを制御する制御曲線(18)によって案内されてお り、かつ押し棒(16)を支持する磁石(15)が、揺動可能に当てられている ことを特徴とする、請求項14ないし16の1つに記載の安全装置。 18、回転部分(11;36,37)が、磁石(25)によって外側歯部(2 2)内に制御可能な端部ストッパ(23)の噛み合いのために外側歯部(22) を有することを特徴とする、請求項1ないし17の1つに記載の安全装置。 19、端部ストッパ(23)が、外側歯部(22)への端部ストッパ(23) の噛み合いを一制動するために変形部材(24)を有することを特徴とする、請 求項18記載の安全装置。 20、回転部分(11;36,37)が、制御装置(33)によって制御され る電動機によって作用を受けていることを特徴とする、請求項1ないし19の1 つに記載の安全装置。 21、回転部分(11;36,37)が、制御装置(33)によって制御され るブレーキ装置(26)によって作用を受けていることを特徴とする、請求項1 ないし19の1つに記載の安全装置。 22、ブレーキ装置(26)が、クランプローラ(36,37)に作用する気 圧ブレーキからなることを特徴とする、請求項21記載の安全装置。 23、ブレーキ装置(26)が、クランプローラ(36,37)に作用する液 圧ブレーキからなることを特徴とする、請求項21記載の安全装置。 24、ブレーキ装置(26)が、低下する力経過を設定するように構成されて いることを特徴とする、請求項21ないし23の1つに記載の安全装置。 25、事故経過中に力制限装置によって許容されるベルト帯引出し及びベルト 帯引出し速度を検出するために、光電装置(43)が設けられ ていることを特徴とする、請求項1ないし24の1つに記戟の安全装置。 26、事故経過の間にベルト帯に作用する力を検出するために、ベルト帯に力 ピックアップが付属していることを特徴とする、請求項1ないし24の1つに記 載の安全装置。 27、事故発生の間にベルト帯に作用する力を検出するために、ブレーキ装置 (26)が、測定ピックアップを備えていることを特徴とする、請求項1ないし 24の1つに記載の安全装置。 28、自動車が、側部エアバッグを装備している、安全装置において、制御装 置(33)が、事故の際に衝撃側を検出した後に、衝撃側の方に向いた安全ベル トに関して安全ベルトの緊張及びロックを遮断することを特徴とする、請求項1 ないし27の1つに記載の安全装置。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、人間の耐えられる範囲の枠内において車両内にいる乗客に対して安全ベル トを有する安全装置の支援特性に制御された影響を及ぼすために測定信号発生器 に接続された制御装置を有する、自動車のための安全装置において、制御装置( 33)によって検出される乗客の体のデータ、乗客セルに関する座席位置データ 及び/又は事故条件データに依存して、力制限装置から出る力−行程−時間−経 過及び/又は許容されるベルト帯引出しの程度が、ベルト帯引出しの完全なロッ クまで監視して制御され、調整されかつ制限されるように、制御装置(33)が 、制限されたベルト帯引出しを許容する力制限装置を有するベルト帯(38)用 ロック装置に連結されていることを特徴とする、自動車のための安全装置。 2、制御装置(33)が、事故経過の間に生じる力制限装置の力吸収の実際値 を検出し、かつ事故経過の間に力−行程−時間−経過を追従制御するように構成 されていることを特徴とする、請求項1記載の安全装置。 3、ロック装置が、ベルト帯(38)と共同動作する回転部分(11;36, 37)を有し、かつ制御装置(33)に結合されており、制御装置(33)が回 転部分(11;36,37)の回転に結合された力吸収を制御し又は追従制御す るようにすることを特徴とする、請求項1又は2記載の安全装置。 4、ロック装置が、回転部分としてベルト軸(11)を有する自己係止するベ ルト巻き付けローラ(10)からなることを特徴とする、請求項3記載の安全装 置。 5、ロック装置が、回転部分としてベルト帯(38)を自身の間に囲みかつ反 対に回転可能な2つのクランプローラ(36,37)を有するベルト巻き付けロ ーラ(10)の後に接続されたクランプ装置(35)からなることを特徴とする 、請求項3記載の安全装置。 6、クランプローラ(36,37)が、ベルト帯引出しの際に与えら れる回転方向とは逆に向けられた歯を有するベルト帯(38)に噛み合うための 外側歯部(39)を有することを特徴とする、請求項5記載の安全装置。 7、クランプローラ(36,37)が、それぞれ互いに噛み合った同期歯部( 40)を介してその回転運動において同期していることを特徴とする、請求項5 又は6記載の安全装置。 8、クランプローラ(36,37)が、その不動作位置においてばね力によっ て相互間隔を置いて保持されており、かつ起動の場合に、ベルト帯(38)に作 用して接触するように移行することができ、その際、押付け圧力が、制御装置( 33)によって制御可能であることを特徴とする、請求項5ないし7の1つに記 載の安全装置。 9、一方のクランプローラ(36)が、ハウジングに固定的に支持されており 、かつ他方のクランプローラ(37)が、可動に構成されていることを特徴とす る、請求項5ないし8の1つに記載の安全装置。 10、起動の場合に生じるベルト引付けによって互いに接触するようにクラン プローラ(36,37)の移動が行なわれることを特徴とする、請求項5ないし 9の1つに記載の安全装置。 11、加えるべき押付け圧力も含めてクランプローラ(36,37)の移動が 、制御装置(33)によって制御されていることを特徴とする、請求項5ないし 9の1つに記載の安全装置。 12、回転部分(11;36,37)が、設定された基本力レベルを有する力 制限装置として統合されたねじり棒(12)を有することを特徴とする、請求項 1ないし11の1つに記載の安全装置。 13、力制限装置の基本力レベルを制御可能に設定するために、回転部分(1 1;36,37)が、その制御のために制御装置(33)に接続された磁石(1 4)によって制御可能な多板クラッチ(13)を介して結合されていることを特 徴とする、請求項1ないし12の1つに記載の安全装置。 14、低下する力経過を制御可能に設定するために、制御装置(33)によっ て制御可能な磁石(15)が設けられており、この磁石が、所属の機械的結合部 (16,19)を介して、ベルト引出し方向における回転部分(11;36,3 7)の制御された回転を可能にすることを特徴とする、請求項1ないし13の1 つに記載の安全装置。 15、回転部分(11;36,37)が、磁石(15)によって長手方向に可 動の押し棒(16)によって支持されるたわみ要素(19)を収容するために循 環する案内部(20)を有することを特徴とする、請求項14記載の安全装置。 16、回転部分(11;36,37)が、押し棒(16)の移動によって引起 こされるたわみ要素(19)の噛み合いのために所属の歯部(21)を有するこ とを特徴とする、請求項15記載の安全装置。 17、押し棒(16)が、それにより支持されるたわみ要素(19)の範囲に おいて、回転部分(11;36,37)の歯部(21)へのたわみ要素(19) の噛み合いを制御する制御曲線(18)によって案内されており、かつ押し棒( 16)を支持する磁石(15)が、揺動可能に当てられていることを特徴とする 、請求項14ないし16の1つに記載の安全装置。 18、回転部分(11;36,37)が、磁石(25)によって外側歯部(2 2)内に制御可能な端部ストッパ(23)の噛み合いのために外側歯部(22) を有することを特徴とする、請求項14ないし17の1つに記載の安全装置。 19、端部ストッパ(23)が、外側歯部(22)への端部ストッパ(23) の噛み合いを制動するために変形部材(24)を有することを特徴とする、請求 項18記載の安全装置。 20、回転部分(11;36,37)が、制御装置(33)によって制御され る電動機によって作用を受けていることを特徴とする、請求項1ないし19の1 つに記載の安全装置。 21、回転部分(11:36,37)が、制御装置(33)によって制御され るブレーキ装置(26)によって作用を受けていることを特徴とする、請求項1 ないし19の1つに記載の安全装置。 22、ブレーキ装置(26)が、クランプローラ(36,37)に作用する気 圧ブレーキからなることを特徴とする、請求項21記載の安全装置。 23、ブレーキ装置(26)が、クランプローラ(36,37)に作用する液 圧ブレーキからなることを特徴とする、請求項21記載の安全装置。 24、ブレーキ装置(26)が、低下する力経過を設定するように構成されて いることを特徴とする、請求項21ないし23の1つに記載の安全装置。 25、事故経過中に力制限装置によって許容されるベルト帯引出し及びベルト 帯引出し速度を検出するために、光電装置(43)が設けられていることを特徴 とする、請求項1ないし24の1つに記載の安全装置。 26、事故経過の間にベルト帯に作用する力を検出するために、ベルト帯に力 ピックアップが付属していることを特徴とする、請求項1ないし24の1つに記 載の安全装置。 27、事故発生の間にベルト帯に作用する力を検出するために、ブレーキ装置 (26)が、測定ピックアップを備えていることを特徴とする、請求項1ないし 24の1つに記載の安全装置。 28、自動車が、側部エアバッグを装備している、安全装置において、制御装 置(33)が、事故の際に衝撃側を検出した後に、衝撃側の方に向いた安全ベル トに関して安全ベルトの緊張及びロックを遮断することを特徴とする、請求項1 ないし27の1つに記載の安全装置。
JP52816097A 1996-02-08 1997-02-07 制御可能な力制限装置を有する自動車のための安全装置 Expired - Fee Related JP3951251B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE1996104483 DE19604483C1 (de) 1996-02-08 1996-02-08 Sicherheitseinrichtung für Kraftfahrzeuge mit regelbarer Kraftbegrenzungseinrichtung
DE19604483.9 1996-02-08
PCT/EP1997/000557 WO1997028995A1 (de) 1996-02-08 1997-02-07 Sicherheitseinrichtung für kraftfahrzeuge mit regelbarer kraftbegrenzungseinrichtung

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000504649A true JP2000504649A (ja) 2000-04-18
JP3951251B2 JP3951251B2 (ja) 2007-08-01

Family

ID=7784790

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP52816097A Expired - Fee Related JP3951251B2 (ja) 1996-02-08 1997-02-07 制御可能な力制限装置を有する自動車のための安全装置

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP3951251B2 (ja)
AU (1) AU1767397A (ja)
DE (1) DE19604483C1 (ja)
WO (1) WO1997028995A1 (ja)

Families Citing this family (24)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE19780583C1 (de) * 1996-06-26 2001-01-18 Autolive Dev Ab Vargarda Gurtaufroller mit regelbarer Kraftbegrenzungseinrichtung
GB2339742B (en) * 1997-09-08 2000-07-12 Alliedsignal Ltd Weblocker retractor
GB2330335A (en) * 1997-10-14 1999-04-21 Alliedsignal Ltd Load limiting seat belt restraint
DE19856364A1 (de) * 1998-12-07 2000-06-08 Trw Repa Gmbh Gurtaufroller für einen Fahrzeugsicherheitsgurt
DE19902483C2 (de) 1999-01-22 2001-12-13 Breed Automotive Tech Sicherheitsgurtaufroller
DE19907395A1 (de) * 1999-02-20 2000-08-24 Volkswagen Ag Sicherheitsgurteinrichtung
DE19922720A1 (de) * 1999-05-18 2000-11-30 Trw Repa Gmbh Gurtaufroller und Verfahren zum Steuern der Funktion eines Insassen-Rückhaltesystems
JP2003500273A (ja) * 1999-05-20 2003-01-07 ブリード・オートモティブ・テクノロジィ・インク シートベルトリトラクタ
DE19951655A1 (de) * 1999-10-27 2001-05-03 Bayerische Motoren Werke Ag Adaptives Sicherheitsgurtsystem
DE19957802A1 (de) * 1999-12-01 2001-06-07 Trw Repa Gmbh Gurtaufrollersystem
EP1160134B1 (de) 2000-05-16 2004-03-17 DaimlerChrysler AG Insassenrückhaltesystem
DE10123921C1 (de) * 2001-05-17 2003-01-09 Daimler Chrysler Ag Insassenrückhaltesystem mit einer Gurtkraftbegrenzungsvorrichtung
SE521720C2 (sv) * 2002-01-16 2003-12-02 Bo Swedenklef Variabel kraftbegränsare för säkerhetsbälte
DE10310069B4 (de) * 2003-03-07 2007-02-22 Key Safety Systems, Inc., Sterling Heights Verfahren und Vorrichtung zur Regelung oder Steuerung eines Rückhaltesystems eines Kraftfahrzeugs
JP2005178514A (ja) 2003-12-18 2005-07-07 Takata Corp シートベルトリトラクタ
DE102004035486A1 (de) 2004-07-15 2006-02-02 Thomas Dramlitsch Verfahren zum Festlegen des Gurtauszuges in einem Insassenrückhaltesystem für Fahrzeuge und Insassenrückhaltesystem für Fahrzeuge
DE102004048455B4 (de) * 2004-10-05 2009-01-08 Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. Vorrichtung und Verfahren zur Straffung eines zum Insassenschutz in einem Fahrzeug dienenden Sicherheitsgurtes
DE102004051415B4 (de) 2004-10-22 2019-05-02 Volkswagen Ag Kraftbegrenzungsvorrichtung für eine Sicherheitsgurteinrichtung eines Kraftfahrzeuges
DE102005011826B4 (de) * 2005-03-15 2018-10-31 Volkswagen Ag Dämpfungseinrichtung für ein Fahrzeug, insbesondere Sicherheitseinrichtung für ein Kraftfahrzeug
DE102005041098A1 (de) * 2005-08-30 2007-03-08 Siemens Ag Gurtaufroller
DE102006048350A1 (de) * 2006-10-12 2008-04-17 Trw Automotive Gmbh Verfahren zur Begrenzung der in einem Insassenrückhaltesystem für einen Gurt auf einen Insassen ausgeübten Rückhaltekraft und Baugruppe
DE102007003497A1 (de) * 2007-01-24 2008-07-31 Siemens Ag Gurtaufroller
DE102011114654A1 (de) 2011-09-30 2012-04-05 Daimler Ag Verfahren und Vorrichtung zur Ermittlung wenigstens eines physischen Parameters zumindest eines Fahrzeuginsassen
DE102016220974B4 (de) 2016-10-25 2019-07-04 Volkswagen Aktiengesellschaft Verfahren zum Ansteuern wenigstens einer Rückhaltevorrichtung eines Kraftfahrzeugs

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2215892A1 (de) * 1972-04-01 1973-10-11 Oskar Vierling Gmbh & Co Kg Sicherheitsgurt
DE2344689A1 (de) * 1973-09-05 1975-03-13 Porsche Ag Sicherheitseinrichtung fuer kraftfahrzeuge
DE2513739A1 (de) * 1975-03-27 1976-10-07 Muesseler Peter Sicherheitsgurtautomat mit lastabhaengigem daempfungsglied
JPS61268549A (ja) * 1985-05-22 1986-11-28 Nissan Motor Co Ltd シ−トベルトリトラクタ
JP2757697B2 (ja) * 1992-08-04 1998-05-25 日産自動車株式会社 シートベルト装置
DE4331027C2 (de) * 1993-09-13 1998-07-23 Autoliv Dev Gurtaufroller-Gurtstrammer-Kombination mit Kraftbegrenzer
DE4344656C1 (de) * 1993-12-24 1995-05-18 Daimler Benz Ag Gurtroller für ein Sicherheitsgurtsystem in einem Kraftwagen
DE19517440C2 (de) * 1994-05-25 2003-05-28 Volkswagen Ag Gurtaufroller und damit ausgerüstete Sicherheitseinrichtung für ein Kraftfahrzeug
US5558295A (en) * 1994-12-20 1996-09-24 Trw Vehicle Safety Systems Inc. Seat belt retractor with automatic locking mechanism

Also Published As

Publication number Publication date
DE19604483C1 (de) 1997-03-20
WO1997028995A1 (de) 1997-08-14
JP3951251B2 (ja) 2007-08-01
AU1767397A (en) 1997-08-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000504649A (ja) 制御可能な力制限装置を有する自動車のための安全装置
DE10005010C2 (de) Verfahren und Sicherheits-Rückhalteeinrichtung zum Zurückhalten eines Insassen auf einem Fahrzeugsitz
US6786294B2 (en) Device for determining the load on a vehicle occupant
JP5317481B2 (ja) 車両乗員を自動的に支持するための装置
JP2008517833A (ja) シートベルトリトラクタを制御する装置
US20080185832A1 (en) Seat Belt System
US20090210115A1 (en) Method for the Controlled Paying-Out of a Seatbelt of a Seatbelt System and Corresponding Restraint System
WO1996004154A1 (en) Method and apparatus for reducing occupant injury in frontal collisions
EP1919742B1 (de) Gurtaufroller
EP1451045B1 (de) Verfahren zur ansteuerung eines reversiblen gurtstraffers
JP2008189300A5 (ja)
CN101065271B (zh) 一种负荷限制器
US6851716B2 (en) Belt tightener
US8615348B2 (en) Regulation method for a controllable energy absorber
JP2008506572A (ja) 車両用の乗員拘束システムにおけるベルトの引出しを決定する方法および車両用の乗員拘束システム
EP1615814A2 (en) Improved steering column assembly
GB2371781A (en) A safety belt arrangement
EP0878348B1 (en) Active control of occupant's body with a limited force restraint system in a head-on collision
DE10325163B4 (de) Sicherheitssystem in einem Kraftfahrzeug
EP1324901A1 (en) A safety-belt arrangement
EP1800966B1 (en) Safety arrangement
DE10204476A1 (de) Gurtstraffer
DE102008000966A1 (de) Gurtsystem für ein Insassenschutzsystem in einem Fahrzeug
DE102008000981B4 (de) Gurtaufrolleinheit sowie Verfahren zum Aufrollen von mindestens einem Gurtband sowie Gurtsystem für ein Insassenschutzsystem in einem Fahrzeug mit mindestens einer solchen Gurtaufrolleinheit
DE102006036336A1 (de) Verfahren zum Betreiben einer Insassenrückhaltevorrichtung und Insassenrückhaltevorrichtung

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060725

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20061020

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20061204

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070320

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070413

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees