JP2000502962A - モールド表面と軸方向にインタロックした歯を有する歯付きベルトの製造方法と製造装置 - Google Patents

モールド表面と軸方向にインタロックした歯を有する歯付きベルトの製造方法と製造装置

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Abstract

(57)【要約】 歯付きベルトを製造するための装置と方法が開示されている。この方法により軸方向にインタロックした歯を有するベルトが製造できる。本方法は圧縮成形に反してトランスファー成形を利用し、内側表面に歯を有するモールド中にゴム(3B)をマンドレル(60)から半径方向外側に押す、膨張可能なダイアフラム(40)を包含する。この方法は、トランスファー成形工程を改善するためベルト中に好都合に組立てできるバリヤ層の準備を含む。

Description

【発明の詳細な説明】 モールド表面と軸方向にインタロックした歯を 有する歯付きベルトの製造方法と製造装置発明の背景 1. 発明の分野 本発明は歯付きベルトに関し、さらに詳しくはモールドの表面と軸方向にイン タロックした歯を有する歯付き駆動ベルトの製造方法と製造装置に関する。 2. 関連技術の説明 グレッグ(Gregg)の米国特許第5,209,705号は、傾斜(obl ique)して出っ張った(offset)歯を有する歯付きベルトを外見的に 開示している。 スクラ(Skura)の米国特許第3,078,206号は、ベルトの歯及び補 強したポジティブベルトの形成方法を外見的に開示している。 米国特許第2,600,775は、動力伝達の製造と硬化のための方法と装置 を表面的に開示している。 最後に、日本特許第59−133,034号公報にも同様に歯付きベルトの製 造方法に向けられている。 歯付きベルトは一般的に弾力性のエラストマーでつくられており、ベルトのピ ッチラインに沿って置かれ高弾性率の複数のコードでできている縦方向の引っ張 り部材で補強されている。コードは、ガラス繊維、炭素繊維、スチール、ポリエ ステル、高テナシティ(high tenacity)レーヨン又は好ましくはポ リアミドでつくることができる。歯の表面は耐摩耗性の布(fabric)で補 強することができ、布の一例はナイロンである。エラストマーとしては上記のよ うなベルトに使用するのに適当と知らされているものなら何でもよく、ポリクロ ロプレン、ポリウレタン、NBR,IIR,IR,SBR,CMS,EPDM, その他の熱硬化性、熱可塑性エラストマー、及びその他ポリマー合金などが含ま れる。 非同期ベルトをフラットな円筒状マンデル上に「インサイドーアウト」(in side−out)につくることは公知である。ベルトの製造に使用する 材料をマンドレルの周りに包み、このマンドルを加硫機中の円筒状ダイアフラム の内側に設置する。硬化工程の間中ダイアフラムを膨らませて半径方向内側にベ ルトを押圧する。次に硬化したベルトすなわちスラブの外側を機械がけしてベル トを表面に逃げ面(flahks)すなわちリブを形成させ、ベルトが「ライト サイドアウト」(right side out)に反転する前に個々のベルト が互いに分離するようにする。 リング状の硬化ベルトは幾つかの方法でつくられる。1つの方法では、番って いるリングを積み重ねることにより形成されたモールドの空洞(cavitie s)中に個々の未加硫べルトを位置させる。この空洞はそれらの内側の直径のと ころで開口している。加硫工程の間、モールドをダイアフラムと保持装置(re tainer)の外側の周囲に設置し、モールド組立体を加硫機の中に置く。ダ イアフラムを膨らませ、モールド空洞の開口部に対して半径方向外側に押し出し 、ベルトをモールドに対して押圧する。 ル上にインサイドアウトに組立てられる。ベルトをマンドレルから外し、内側表 面に円周の溝を有する円筒状モールドの内側に設置するにの工程は自動化が困難 なので大低は手動で)。次に内部のダイアフラムと保持装置を未加硫ベルトすな わちスラブの内側に設置する。ダイアフラムは硬化の間スラブに半径方向外側に 力を加えて溝の中に押し入れる。硬化後、ダイアフラムを外し、成形リブをモー ルドの溝から外すためにスラブを半径方向内側に曲げる(バックル:buckl e)。そうするとスラブが軸方向に分離される。 スノーモービルのトラック(track)は、内部ダイアフラム又は分割して 拡がる内部モールドを使用して同様方法によりつくられている。しかしながら、 製造には適していなかった。その理由は、歯付きベルトではスノーモービルトラ ックやPoly−VRベルトに要求されない高精度が必要となるからである。 分解できるマンドレルと、インサイドアウトのモールドに人手でスラブを取り 付けることによってでは、歯付きベルと用途に必要とされるような高精度の製品 は以前には提供できなかった。その代わりに、必要とされる精度及び確度は、通 常、外側円筒状表面に歯を有し一片の金属から正確に機械加工される内部モール ドによって達成されている。モールドを組立て機械の中に置き、材料をモールド の周りに巻き付ける。未加硫のベルトを組立てた後、硬化の間スラブを半径方向 内側に押す硬化用ダイアフラムの内側にモールドを設置する。 この半径方向内側に向けて押しは、圧縮成形又は半径方向内側へのトランスフ ァー成形方法によって果たされる。歯付きベルトのコードは、一般にベルトの歯 の間隔の先(トップ)にできるだけ近くに置き、成形及び硬化の間成形した歯の 先でコードを支持するのが望ましい。 圧縮成形法では、コードをマンドレルの周りに巻きつける前にマンドレルの周 りに巻きつける材料は、マンドレルの歯の間隔と係合する前もって形成した歯を もつことができる。これらの材料はコードとモールドの歯の間隔の間の空洞を十 分に埋める。コードの後に追加の材料を置くこともできる。ダイアフラムが成形 の間半径方向内側に押すと、最初コード上方にある材料はコード上方に残り、最 初コードの下方にある材料はコードの下方に残る。これが圧縮成形と云われるも のである。 半径方向内側へのトランスファー成形法は、モールドの歯の間隔と係合しない 、又は該間隔を埋めない材料を使用する。この材料はモールドの周りに巻かれる のでモールドの歯の先から歯の先へ糸を巻くように使用され、モールドの歯の各 間隔のところには空洞を残す。この方法では、コードとベルトの歯の間隔の先の 間に入れようとする材料だけがコードの前のモールドの周りに巻かれる。ベルト の歯を埋めようとする材料を含む残りの材料はコードの後のモールドの周りに巻 かれる。成形中は、ダイアグラムがこの材料を半径方向内側にコードの間を押し てモールドの歯の間隔を埋める。これが半径方向内側へのトランスファー成形法 と云われるものである。コードに対する歯材料の相対的な位置は成形中に変化す る。この方法により成形したベルトはモールドとインタロックし、コードが半径 方向の膨張を妨げるので軸方向でしか外すことができない。 硬化後、モールドのエンド(端)形成リングを分離し、スラブをモールドから 軸方向に外す。この方法は若干の好結果を得る特徴を有しはするが、モールドが 、モールドからスラブを分離するのに大きな力を必要とする。そのような大きな 力 を使用するとスラブもマンドレルも壊してしまう。さらに、この方法はモールド とインタロックしないスラブでしか機能しない。これによりこの方法は、軸方向 か又は非常に簡単ならせん状の歯のスラブのみを製造することに限定される。 ここに説明の新規な方法は、スラブとマンドレルをモールドとマンドレルに組 み込まれた位置対応手段によってモールド中に設置するとき、ベルトのスラブを 支持、取付するための道具として組立てマンドレルを利用する。本発明の別の重 要な点は、成形と硬化の間、スラブに対して外部方向に半径の力を与えるための 膨張可能な組立てマンドレルを利用することである。さらに他の重要な点は、ベ ルトの上に歯又はリブを精確に形成し、新規な外側方向への半径方向のトランス ファー成形を実現するために膨張するマンドレルを利用することである。この歯 はモールドの空洞とインタロックするような形をとることができる。この新規な 方法は、硬化したスラブの半径方向内側へのバックリング(曲げ)を利用してイ ンタロックしているスラブをモールドから軸方向に分離できるようにする。 モールドはその内側円筒状表面上に歯又はリブを形成する空洞を含んでいる。 ベルトを膨張可能なマンドレルの外側円筒状表面上にインサイドアウトに組立て る。材料の各層を半径方向内側へのトランスファー成形とは逆の順でマンドレル に使用する。歯又はリブの材料は、コードの使用に先立ってマンドレルの上に置 かれる。コードの長さは、現行技術の半径方向内側へのトランスファー成形、現 行の技術の半径方向外側への圧縮成形及び本発明の半径方向外側へのトランスフ ァー成形に対して実質的に同じでなければならない。歯をライニングするための 布やその他材料の薄層はコードの外側に置いてよい。 すべての材料の層をスラブに充当した後、スラブとマンドルを前述したように モールド中に設置する。外側への半径方向のトランスファー成形中、歯又はリブ の材料は、コードの間を半径方向外側に流れることによって、コードの半径方向 内側の位置から移動する。 外側への半径方向のトランスファー成形は、インサイドアウトに組立てたスラ ブの外径をモールドの内径よりも小さくすることができ、これにより最初にスラ ブを曲げることなしにモールド中にスラブを置くことができるようになり、した がってスラブを内側に曲げるために組立てマンドルからスラブを外す必要がなく なる。本発明のこの特徴により、位置対応手段を利用して組立てたスラブをモー ルド中に運んで正確に位置させるのに組立てマンドルを使用できるようになる。 これにより歯付きベルト用にこの方法を使用するために必要な高精度が得られ、 したがってスラブをモールドに移動設置する自動化を容易にする。 歯又はリブのストックを半径方向外側にトランスファー成形すると、スラブは モールドにインタロックした状態になることができる。膨張している組立てマン ドレルをモールドから分離すると、スラブをモールドの空洞から外すため半径方 向内側に曲げる余地ができ、これにより、モールド又はベルトスラブがこわれる 危険がなく、最小の力でスラブをモールドから軸方向に分離することができる。発明の要約 本発明の別の利益や優利性は、関係する当業者には、以下の詳細な明細書を読 んで理解するとき明らかになるであろう。 本発明の実施にしたがって、トランスファー成形による歯付きベルトの製造方 法が提供される。本方法はベルトの位置合わせ手段によりモールドの内部表面に 対してベルトを位置合わせする工程を含む。モールドはその内部表面にリセス( recess:凹み)を有する。次にベルトを押圧手段により半径方向外側にリ セス中に押圧し、それによりベルト中の成形用の歯材(tooth stock )をコードの間を通じてモールドのリセス中に移す。次にベルトを硬化のための 硬化手段により硬化し、最後にベルトをモールドから分離する。ベルトは、その 一部分をモールド軸に向かって半径方向内側に曲げることによってモールドから はずされる。 別の本発明にしたがって、ベルトは組立て用組立て手段に組み込まれる。嚢又 はダイアフラムがこの組立て手段に取り付けられ、それと共同連係状態にしてあ る。マンドレルをモールド内に設置し、位置対応手段により正確に位置合わせす ることができる。 別の本発明によれば、歯付きベルトの組立て方法はバリヤ(barrier) 層を押圧のための押圧手段の半径方向外側に位置合わせする工程を含む。次に、 ベルトの歯材層をバリヤ層の半径方向外側に位置させる。次いで、押圧手段によ りバリヤ層を半径方向外側に押圧することによって歯材層をコードの間を押圧し て連係モールドのリセス中に押し入れる。 さらに別の本発明にしたがい、トップエラストマー層を押圧手段の半径方向外 側、かつ、バリヤ層の半径方向内側に位置させる。トップエラストマー層は歯材 層の粘度とは異なる粘度を有する。トップエラストマー層及び歯材層の粘度は、 押圧手段により加えるべき所望の圧力を与えるように選ばれている。トップ層の 粘度は歯材層の粘度よりも非常に大きい。 さらに他の本発明によれば、歯付きベルトは、トップエラストマー層、トップ エラストマー層の半径方向内側に位置するバリヤ層、バリヤ層の半径方向内側に 位置する引っ張り部材層を含む。歯材層はベルト引っ張り部材層及び歯面布(t ooth facing fabric)の半径方向内側に位置しており、この 歯面布は歯材エラストマーの半径方向内側に位置している。 さらに別の本発明によれば、トランスファー成形による歯付きベルトの製造方 法は、ベルトを連係モールドのリセス中に押圧するための押圧手段の接触表面の 半径方向外側にベルトの歯材層を位置合わせする工程を含む。次に押圧手段によ りバリヤ層又は歯材層を半径方向外側に押圧することによって、連係するモール ドのリセス中に歯材層を押圧する。押圧手段の接触表面は、でこぼこ、波形、う ね、へこみ状態になっており、いずれにしても平らはない。波形のピッチ又は間 隔及び深さは、ベルトが意図した所望の機能をはたすことができるように、かつ 、押圧手段の波形がバリヤ又はコードど接触して半径方向外側への力を加えるよ うに、ベルトの他の特質につり合ったサイズでなければならない。 さらに他の本発明によれば、歯付きベルトを製造するための装置は、硬化の前 にその上にベルトを組立てることができるマンドレルを含む。そのあと、ベルト を硬化させるためにそのマンドレルをモールド中に置くことができる。マンドレ ルは、硬化手段に対してマンドレルを位置対応させるための位置対応手段を有す る。 さらに別の本発明によれば、上記装置はさらにマンドレルの周囲にダイアフラ ムを含む。このダイアフラムは、それを膨らませたりしぼませることによって選 択、調節できる外側円周を有する。 本発明のさらに他の利益、優位性は、関係する当業者にとっては以下の詳細な 明細書を読解することによりあきらかとなるであろう。定義 本発明はまた、明細書及び添付請求の範囲の両方に適用できる以下の定義の文 脈内においてよりよく理解できるものと思われる。 「軸方向の」および「軸方向に」は、ここでベルト、モールド又はマンドレル の回転軸に平行な線又は方向を指すもとして使用される。「側面(の)」は軸方 向を意味する。 「半径方向の」及び「半径方向に」は、マンドレル又は組立てドラムなどの円 筒の回転軸半径方向に向かうか、回転軸から半径方向に離れる方向を意味するも のとして使用される。図面の簡単な説明 本発明は、一定の部品及び部品のある配置においては物理的形態を取り得る。 その望ましい実施態様は明細書に詳しく説明され、添付の図面に示されている。 それらは以下の説明の一部をなす。 図1は内部にらせん状歯を有する本発明のモールドリングの軸方向の図である 。 図2はリングの軸を含む図1のモールドリングの断面図である。 図3は図2に示すモールドリングの1部分の拡大図である。 図4は図1の円4−4内に示すモールドリングの歯の拡大図である。 図5は、内部らせん状歯を有するリングの積み重ね(スタック)を用いて組立 てたモールの断面正面図であり、ダイアフラム保持器としても、思いどうりにな る組立てマンドレルとしても機能する、つがい合っている内部分を示す。 図6は図5の一部分の拡大図である。 図7は本発明方法の一態様を示す断面図である。 図8は、図7の一部の拡大図である。 図9は本発明方法の一部の概略図である。 図10は図9の拡大部分である。発明の詳細な説明 図は歯付きベルトとその製造方法及び装置を示す。 図1及び図2に本発明のモールドリング12が開示されている。図から明らか なように、モールドリング12はその半径方向内側の表面18に複数のリセス( 凹み)14を有する。 図3及び図4には個々のモールドリング12のエンド部分22が拡大されて示 されている。リセス14及び半径方向内側の表面18の1部も同様に拡大して示 されている。 図5を参照すると、複数のモールドリング12がモールド組立体26の中に組 立てられている。モールド組立体26はトップエンドプレート30(top e nd plate)、ボトムエンドプレート32(bottom end pl ate)及びかん(can)36を含んでいる。モールドリング12に対してス ラブ即ち未硬化のベルト38を押圧する押圧手段が膨張可能なダイアフラム40 である。ダイアフラム40は、導管46、48の中の空気、スチーム又は温水な どの流体により選択的に膨らんだりしぼんだりすることができる。同様にモール ドリング12は加熱手段により加熱することができ、その1つの実施態様は各モ ールドリング12内の空間部からなり、導管52、54を通して供給される流体 で選択的に満たして加熱又は冷却できる。 図5を続けて参照すると、本発明の重要な特徴の1つは、未加硫のベルト38 をその上に構築している組立てマンドレル60がダイアフラム40に取り付けら れており、かつ、モールド組立体26の中に設置できると云う事実である。以前 には、歯付きベルトに必要な精度がそのような製造技術によって得ることはでき なかった。この必要な精度は、今や、マンドレル60をモールドリング12に対 して適正な関係で対応させる位置対応手段ならびに以下に開示する新規な方法に よって得ることができる。この位置対応手段は図5の一部が拡大されている図6 に見ることができる。 図6を参照すると、この位置対応手段がかんのリセス中にぴったり適合するト ップエンドプレートのコーナーを含むことを見ることができる。より詳しくは、 トップエンドプレート30の丸まったコーナー66がかん36のリセス70にぴ ったりはまる。このリセス70は、1方の表面76が水平に延び、1方の表面7 8が垂直に延びる2つの互いに直角な表面からなっている。コーナー66をリセ ス70に正確に位置対応させることにより、トップエンドプレート30はかん3 6及びモールド組立体26の残部に軸方向と半径方向に対応し、モールドリング 12は組立てマンドレル60に正確に取り付け対応することができる。 モールド中のベルトスラブの軸方向及び半径方向の位置合わせは軸方向ならび に半径方向のポジショナー(位置合わせ器)によって適確に行うことができる。 実際の軸方向の位置合わせは、ベルトの他の部分の許容誤差に比べて大して重要 でない。半径方向の位置合わせの方がより重要であるがそれでも絶対重要と云う 訳ではない。何となれば、ベルトスラブやダイアフラムは、ダイアフラムが半径 方向外側に押圧するのに応じてモールドに適合するから。 制御すべき最も重要なものは、ベルト中のコードの位置によって規定される、 モールド軸とベルトスラブ軸との間の角度である。ベルト軸とモールド軸が平行 でないと、コードは仕上がり製品ベルトの一端から他端へ一様ならせん状態とな らない。これが、本明細書で説明する新規な装置と方法が許容限界を超える新し い精度レベルまで改善する重要なアラインメント(取り付け)となる。 上記の機械的な位置対応は、2つのかたい円筒状構造物の軸の間に同心性と平 行性を得るための、マンドレルをモールドに取り付ける1つの手段である。この 場合、かたい構造物は金属のモールドと金属のマンドレルである。実際には、よ り困難なのはコードによって形成された固くない円筒の軸を規定し正確に制御す ることである。コードは、未加硫ベルト中の他の材料によってほぼらせん状にゆ るい状態に保たれる。コードをマンドレルに巻くと、かたいマンドレルの軸に同 心で平行な正確ならせんを形成することができる。従来技術の方法と装置では、 ベルト(及びベルトに含まれるコード)をマンドレルから外す場合、未加硫ベル ト及びその表面のしなやかさと粘性のためにアラインメントが失われ、したがっ てベルトの軸を容易には測定できない。しかし、新規な方法と装置においてはベ ルトはマンドルから離されない。したがって、ベルトとコードの軸の規定及び制 御が失われることはない。ベルトとマンドレルは、マンドレルのかたい位置対応 表面によって位置合せできる組立体としてモールド中に置かれる。 本発明の主要な特徴の1つは、圧縮又は射出成形に反してトランスファー成形 によってベルトをつくると云うことである。これらの用語「トランスファー成形」 、「圧縮成形」及び「射出成形」は当業界では公知であり、RT Vander b ilt Company, Inc、出版の「The Vanderbi1t Rubber Handbodk」などの従来公知の各種テキストブック、ハン ドブックに説明されている。これら刊行物にはゴムやプラスチックから製造され た成形品や押出製品が説明されており、該刊行物の該当部分をここに文献として 引用する。トランスファー成形のバリヤ法 図7にはモールドリング12が示されている。図8A及び図8Bには図7の拡 大部分が示されている。図8Aはトランスファー成形工程前の装置とベルトの各 要素の配置を示し、一方図8Bはトランスファー成形工程が完了後のそれらの構 造と要素の配置を示している。図8A及び図8Bを参照すると、モールドリング 12はリセス14を有している。未加硫ベルト80は幾つかの要素を含んでいる 。これらの要素としては、歯面布84、ベルト引張り部材コード88、歯材エラ ストマー(tooth stock elastomer)92、バリヤ層94 、及びトップエラストマー98が含まれる。硬化工程に使用される構造のあるも のでは、さらにダイアフラム40と組立マンドレル60を含んでいる。マンドレ ル60とダイアフラム40との間には圧力流体102がある。バリヤ層94は、 タイヤコード、織物又はニット織物、プラスチック又はエラストマーフイルム、 ランダム又は配向フィラメントでつむぎつなげた(spum−bonded)構 造物、あるいはワイヤ布ででもつくることができる。選択した材料は製品ベルト の機能に合うものでなければならず、かつ、トランスファー成形及び加硫工程中 に望ましいバリヤ機能を果たす必要がある。このバリヤは又製品ベルト中で機能 的構造物として使用される。 歯付きベルトのあるものでは織物又はタイヤコードの層の形で横の補強が必要 である。この層の目的は角度のついた歯によって発生する軸方向のスラストを担 うことである。この層は引張り部材コード88の上方又は下方あるいはそのどち らにも置くことができる。ピッチライン差(pitch line diffe rentlal (PLD))を小さくするためには引張り部材コード88の上 に置くことが望ましいが、引張り部材コード88に対してタイトである必要はな い。歯面布84の容積と歯材エラストマー92の容積の合計がモールドリセス の100%容積と引張り部材コード層のコード間の容積との合計未満である場合 は、バリヤ層94は移動接近してトランスファー成形及び硬化工程の間に実際に 引張り部材コード88ど接触するようになる。もしもバリヤ層94が流動抵抗を 示さないとすると、前記100%容積の残りは、引張り部材コード88の間を流 れる歯材エラストマー92の流動から生ずる圧力と凡そ同じ圧力でバリヤ層94 を流れるトップエラストマー98で埋められる。 バリヤ層94の孔(オリフィス)の大きさを小さくするかあるいは歯材エラス トマー92又はトップエラストマー98の粘度が増加すると、歯材エラストマー がコードを通って流れている間、バリヤ層94はコードに加える圧力を増加する 。この増加圧力はバリヤ層94によって引張り部材コード88に伝達することが でき、その弾性限界内でモールド12と歯面布84に対してコードを外側に押し つけることができる。歯材の容積が空洞容積の100%未満であると、バリヤは コードど接触するようになる。バリヤ層94中の孔の大きさを小さくするか又は トップエラストマー98の粘度を増加させると、バリヤ層94が圧力を増加し、 そこでトップエラストマー98が流れるようになる。 ベルト中に使用する材料の多くはある程度熱可塑性であり、あるものは粘弾性 のものであってもよい。他の材料は織物又は繊維を含んでいてもよい。大抵のベ ルト材料はまた非ニュートン流の特性を示すので動力学的粘度範囲を規定するの は適当でない。肝要なのは、所望の材料でモールドの歯の空間を完全に充たす間 、コードに半径方向外側の力を加えるための、コードを通る歯材層とバリヤを通 るトップ層の相対的な流動挙動である。 有望な歯材層とトップ層のそれぞれの粘度をレオメーターで測ることはできる が、これによってこの2つの材料を使用してよいかどうかを決めることはできな い。何故なら使用の適否はコードの幾何学的形状ならびにバリヤの幾何学的形状 によって変るからである。決定的なテストは、所与の圧力、温度及び時間で所与 のバリヤを通って流動するトップ層の容積に比較しての、同じ圧力で一定のコー ドパターンを通って流動する歯材層の容積である。換言すれば、コードの間を通 過する歯材層の流動に対する抵抗のバリヤ層を通過するトップ層の流動に対する 抵抗の比が有用な比となるであろう。これは、今度はコード間の通路の寸法と 間隔、バリヤ層中の孔(もしあれば)の寸法と間隔及びバリヤ層の強度によって 変る。 トップ層の粘度が歯材層の粘度より著しく大きいときは、ベルトの設計者はバ リヤ材料の選択に最も大きな自由度を持つことになる。粘度における違いはしば しばベルトの他の要件によって強いられるので、バリヤ中の孔は一般にコード間 の空間よりも非常に小さくなければならない。トップ層の粘度に対する上限は、 モールドの歯の空間と歯材層の容積精度によって決められる。トップ層とバリヤ は、受入れできる歯材容積または厚さの範囲内でモールドの歯の空間を少なくと も完全に満たすに充分な程流れるか又は変形しなければならない。歯材層の厚さ は、そのつくり方によって0.001−0.012インチの範囲で変る。バリヤ 層とトップ層はこの変動を調整しなければならない。 この最後の特徴は、単一のモールドを使用してコード長さの違いが小さい歯付 きベルトをつくる可能性を与えるので重要である。この方法は、製造方法の微調 整、変動や材料の補償、あるいは特別な道具で細工することなく重要な(臨界的 )用途のための特別な長さのベルトをつくるのに有用である。 図8Aはトランスファー成形工程前のベルトの各要素の位置を示す。図8Bに はトランスファー成形工程が終了後のベルト要素が示されている。歯面布84は リセス14中に移動している。歯材エラストマー92は押されてリセス14中に 入っている。ベルト引張り部材コード88、バリヤ層94及びトップエラストマ ーは図8Bに示した配置となる。ダイアフラム40はモールドリング12の半径 方向内側の表面方向に移動した。圧力流体102は少しばかり膨張した。組立マ ンデル60は位置を変えなかった。図8Aと図8Bを比較すると容易にわかるよ うに、トランスファー成形工程中に歯材エラストマー92がベルト引張り部材コ ード88を通って移動したことに注意することが重要である。波形ダイアフラム法 図9には歯付きベルトをトランスファー成形する別の方法が示されている。 図10A及び図10Bには図9の拡大図が示されている。図10Aは、トラン スファー成形工程前の各種のベルト要素と成形構造物の配置を示す。一方図10 Bは、これら要素及び構造物のトランスファー成形工程終了後の外形を示す。図 10Aには、図8Aと図8Bに示した要素及び成分に同じ図10Aと図10Bの 構造物及び要素には同じ番号が付けられている。主な違いはダイアフラム40に 関する。図8A及び図8Bでは、ダイアフラム40は平らな半径方向外側表面1 08を有している。しかしながら、図10A及び図10Bに示すダイアフラム4 0Aでは、ダイアフラム40Aの半径方向外側の表面108Aは波形にしてある 。 ダイアフラム40Aの波形110の深さは、仕上がり製品ベルト80中のベル ト引張り部材コード88の上部に位置するエラストマー層の望ましい厚さとほぼ 等しくなるように設定される。歯面布84の容積とベルト引張り部材コード88 とダイアフラム40Aの間に置かれるエラストマー92の容積との合計が、リセ ス14の容積、ベルト引張り部材コード88の間の空隙の容積及び波形ダイアフ ラム40Aの波形110間の容積の合計に等しくなければならない。エラストマ ー層92は1つの均質材料からなっていてもよく、あるいはベルトに有用な望ま しい性質を有する材料の複数の層で構成してもよい。ダイアフラム40Aは、硬 化中に生じた圧力で歯の形がひずまぬように歯材エラストマー92よりもかたく なければならない。硬化後のダイアフラム40Aの半径方向内側への収縮工程は 、波形が軸方向に均等な断面を有しない限りは波形110の深さよりも大きくな ければならない。さもないと、硬化したべルト80からダイアフラム40Aとマ ンドレル60を軸方向に分離するのを妨げることとなろう。 この波形ダイアフラム法の利点は、よりフレキシブルなベルトを得ることがで きることと材料の消費量が少ないことである。不利な点は、ベルト80の裏側に 波形ができることであり、これは用途によっては望ましくない。 出願人の知るところでは、波形ダイアフラム法の構成を半径方向内側へのトラ ンスファー成形に使用することは新規と云える。 本発明を望ましい実施態様を参照して説明した。他の人達にとっては本明細書 を読解すると、改良や変更が浮かんでくるだろうことは明らかである。そのよう な改良や変更が添付の請求の範囲又はその相当範囲内に入る限り、本発明はこれ らすべての改良と変更を含むものとする。
【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1997年11月14日(1997.11.14) 【補正内容】 ポリクロロプレン、ポリウレタン、NBR,IIR,IR,SBR,CMS,E PDM,その他の熱硬化性、熱可塑性エラストマー、及びその他ポリマー合金な どが含まれる。 非同期ベルト又は歯付きベルトをフラットな円筒状マンデル上に「インサイド ーアウト」(inside−out)につくることは公知である。ベルトの製造 に使用する材料をマンドレルの周りに包み、このマンドルを加硫機中の円筒状ダ イアフラムの内側に設置する。硬化工程の間中ダイアフラムを膨らませて半径方 向内側にベルトを押圧する。次に硬化したベルトすなわちスラブの外側を機械が けしてベルトを表面に逃げ面(flanks)すなわちリブを形成させ、ベルト が「ライトサイドアウト」(right side out)に反転する前に個 々のベルトが互いに分離するようにする。 リング状の硬化ベルトは幾つかの方法でつくられる。1つの方法では、番って いるリングを積み重ねることにより形成されたモールドの空洞(cavitie s)中に個々の未加硫ベルトを位置させる。この空洞はそれらの内側の直径のと ころで開口している。加硫工程の間、モールドをダイアフラムと保持装置(re tainer)の外側の周囲に設置し、モールド組立体を加硫機の中に置く。ダ イアフラムを膨らませ、モールド空洞の開口部に対して半径方向外側に押し出し 、ベルトをモールドに対して押圧する。 機械設備用の“ポリVベルト”として公知のベルトは分解できるマンドレル上 にインサイドアウトに組立てられる。例えば、英国特許明細書第875、283 号には、ポジティブ駆動ベルトの成形法が開示されている。この方法は外部モー ルドを利用する。トップカバーのプラスチックが膨張したドラムに使用される第 1の層である。次に歯材層が置かれ、それに続いて荷重を担う捲きバンドが置か れる。布の層はその後に使用してよい。次いでドラムを分解し、未硬化のベルト カーカスを外してモールドの中に位置させる。成形工程の間、歯材層は荷重を担 うバンドを通してモールドの空洞中に押出される。このような方法では、ベルト をマンドレルから外し、内側表面に円周の溝を有する円筒状モールドの内側に設 置するにの工程は自動化が困難なので大低は手動で)。次に内部のダイアフラム と保持装置を未加硫ベルトすなわちスラブの内側に設置する。ダイアフラムは 硬化の間スラブに半径方向外側に力を加えて溝の中に押し入れる。硬化後、ダイ アフラムを外し、成形リブをモールドの溝から外すためにスラブを半径方向内側 に曲げる(バックル:buckle)。そうするとスラブが軸方向に分離される 。 スノーモービルのトラック(track)は、内部ダイアフラム又は分割して 拡がる内部モールドを使用して同様方法によりつくられている。しカルながら、 ポリVベルトやスノーモービルトラックの製造方法は、以前は歯付きベルトの製 造には適していなかった。その理由は、歯付きベルトではスノーモービルトラッ クやポリVベルトに要求されない高精度が必要となるからである。 米国特許第2、600、775号に開示の方法では、荷重場所に位置するバッ グの外壁の上に複数の未硬化べルトが置かれる。次いでこのバッグをモールドの 半分の間に挿入してピンの上に中心を置く。次にモールドの半分を閉じ、バッグ を膨らませてベルトを外側方向に押してモールドの空洞中に押し入れる。 分解できるマンドレルと、インサイドアウトのモールドに人手でスラブを取り 付けることによってでは、歯付きベルと用途に必要とされるような高精度の製品 は以前には提供できなかった。その代わりに、必要とされる精度及び確度は、通 常、外側円筒状表面に歯を有し一片の金属から正確に機械加工される内部モール ドによって達成されている。モールドを組立て機械の中に置き、材料をモールド の周りに巻き付ける。未加硫のベルトを組立てた後、硬化の間スラブを半径方向 内側に押す硬化用ダイアフラムの内側にモールドを設置する。 この半径方向内側に向けて押しは、圧縮成形又は半径方向内側へのトランスフ ァー成形方法によって果たされる。歯付きベルトのコードは、一般にベルトの歯 の間隔の先(トップ)にできるだけ近くに置き、成形及び硬化の間成形した歯の 先でコードを支持するのが望ましい。 圧縮成形法では、コードをマンドレルの周りに巻きつける前にマンドレルの周 りに巻きつける材料は、マンドレルの歯の間隔と係合する前もって形成した歯を もつことができる。これらの材料はコードとモールドの歯の間隔の間の空洞を十 分に埋める。 粘度における違いはしばしばベルトの他の要件によって強いられるので、バリヤ 中の孔は一般にコード間の空間よりも非常に小さくなければならない。トップ層 の粘度に対する上限は、モールドの歯の空間と歯材層の容積精度によって決めら れる。トップ層とバリヤは、受入れできる歯材容積または厚さの範囲内でモール ドの歯の空間を少なくとも完全に満たすに充分な程流れるか又は変形しなければ ならない。歯材層の厚さは、そのつくり方によって0.001インチ(0.00 25cm)−0.012インチ(0.030cm)の範囲で変る。バリヤ層とト ップ層はこの変動を調整しなければならない。 この最後の特徴は、単一のモールドを使用してコード長さの違いが小さい歯付 きベルトをつくる可能性を与えるので重要である。この方法は、製造方法の微調 整、変動や材料の補償、あるいは特別な道具で細工することなく重要な(臨界的 )用途のための特別な長さのベルトをつくるのに有用である。 図8Aはトランスファー成形工程前のベルトの各要素の位置を示す。図8Bに はトランスファー成形工程が終了後のベルト要素が示されている。歯面布84は リセス14中に移動している。歯材エラストマー92は押されてリセス14中に 入っている。ベルト引張り部材コード88、バリヤ層94及びトップエラストマ ーは図8Bに示した配置となる。ダイアフラム40はモールドリング12の半径 方向内側の表面方向に移動した。圧力流体102は少しばかり膨張した。組立マ ンデル60は位置を変えなかった。 【手続補正書】特許法第184条の8第1項 【提出日】1998年2月16日(1998.2.16) 【補正内容】 請求の範囲 1.対応する歯形成用リセス(14)をその中に有する連係モールド(12) 中に、縦方向に斜めに延びる複数の歯を有する歯付きベルトの製造方法において 、該方法は: べルトスラブ(80)を組立てるための連係組立て手段(60)を設け; 該連係組立て手段の半径方向外側にトップエラストマー層(98)を位置させ、 該トップエラストマー層の半径方向外側に歯材層(92)を位置させ、さらに該 歯ストック層の半径方向外側に引張り部材層(88)を位置させることによって 前記連係組立て手段にべルトスラブを組立て; 歯材層を軟化させるためにベルトスラブを加熱する加熱手段を設け; さらに、ベルトスラブを軟化させる各工程を含み; 該方法は: トップエラストマー層と歯材層との間にバリヤ層(94)を位置させること; 連係組立て手段にベルトスラブを半径方向外側に押圧するための押圧手段(40 )を設けること; ベルトスラブがモールドの内側表面(18)に対面して位置するように連係組立 て手段を連係モールド内に取り付けること; 及び 歯材層を軟化させるための加熱手段を利用した後、ベルトスラブを半径方向外側 に押圧するための押圧手段を利用すること; を特徴とする前記歯付きべルトの製造方法。 2.モールドの軸方向にベルトの1部分を半径方向内側に曲げることによって 硬化したベルトをモールドから分離する工程をさらに含むことを特徴とする、請 求項1に記載の方法。 3.押圧手段が膨張可能なダイアフラムであり、かつ押圧手段を利用する工程 がダイアフラムを膨らませることを含む、請求項1に記載の方法。 4.[ 削除 ] 5.[ 削除 ] 6.[ 削除 ] 7.[ 削除 ] 8.[ 削除 ] 9.[ 削除 ] 10.連係する組立て手段を連係するモールド内に位置させる位置合せ手段を 設ける工程をさらに含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。 11.組立て手段がリセス(70)を形成する一対の交差表面(76、78)を 有し、連係モールドがコーナー(66)を有する、請求項10に記載の方法におい て、該方法は、ベルトスラブと連係モールドとの間に軸方向の平行性を確立する ため、モールドのコーナーをリヤス中に位置合せにすることによって組立て手段 をモールドと適正な関係に位置対応させる位置対応手段を設ける工程をさらに含 むことを特徴とする、請求項10に記載の方法。 12.[ 削除 ] 13.[ 削除 ] 14.[ 削除 ] 15.引張り部材層の半径方向外側に歯面布(84)を位置させる工程をさらに 含むことを特徴とする、請求項1に記載の方法。 16.[ 削除 ] 17.[ 削除 ] 18.バリヤ層が、その中に複数の孔を含み、かつ、押圧手段を利用する工程 がさらに下記を特徴とする、請求項1に記載の方法: ・バリヤ層が、軟化した歯材層を引張り部材層中の空間を通して流動させて連携 モールドの歯形成用リセス中に押し入れること; ・バリヤ層が、引張り部材層をモールドの内側表面に隣接する位置に押しやるこ と; ・トップエラストマー層の一部をバリヤ層中の孔を通過させること、該孔の大き さが、トップエラストマー層が所望の流動をするように選ばれていること。 19.トップエラストマーが歯材層とは異なる粘度を有し、トップエラストマ ー層及び歯材層の粘度が、押圧手段によって加えるべき所望の圧力を与えるよう に選ばれている、請求項1に記載の方法。 20.[ 削除 ] 21.トップエラストマー層(98)、このトップエラストマー層の半径方向内 側の引張り部材層(88)、該引張り部材層の半径方向内側の歯材層(92)を有す る歯付きベルトにおいて、該べルトは、トップエラストマー層の半径方向内側の バリヤ層(94)と歯材層の半径方向内側の歯面布(84)とを特徴とする、前記歯 付きべルト。 22.対応する歯形成用リセス(14)をなかに有する連係モールド(12)中に、 縦方向に斜めに延びる複数の歯を有する歯付きベルトの製造方法において、該方 法は: ベルトスラブ(80)を組立てるための連係組立て手段を設け; 該連携組立て手段(60)の半径方向外側に歯材層(92)を位置させ、さらに歯材 層の半径方向外側に引張り部材層(88)を位置させることによって連係組立て手 段にベルトスラブを組立て; 歯材層を軟化させるためにベルトスラブを加熱する加熱手段を設け; さらにベルトスラブを硬化させる各工程を含み; 該方法は: ベルトスラブを半径方向外側に押圧するために平らでない半径方向外側表面(1 08)を有する押す圧手段(40)を連係組立て手段に設けること; ベルトスラブがモールドの内側表面(18)に面して位置するように連係組立て手 段を連係モールド内に取り付けること; 及び、歯材層を軟化させるための加熱手段を利用した後、ベルトスラブを半径方 向外側に押圧する押圧手段を利用すること を特徴とする、前記歯付きベルトの製造方法。 23.半径方向外側の表面を使用してベルトスラブの上に波形の表面を形成さ せる工程をさらに含む、請求項22に記載の方法。 24.半径方向外側の表面を使用してリブ形の空間を含む表面をベルトスラブ の上に形成させる工程をさらに含む、請求項22に記載の方法。 25.半径方向外側の表面を使用してぎざぎざの表面をベルトスラブに形成させ る工程をさらに含む、請求項22に記載の方法。 26.[ 削除 ] 27.[ 削除 ] 28.[ 削除 ] 29.[ 削除 ] 30.半径方向外側の表面を使用して、深さが仕上り製品ベルトの引張り部材 層上方の歯材層の厚さの85−115%範囲の波形(110)を有する波形の表面 をベルトスラブの上に形成させる工程をさらに含む、請求項22に記載の方法。 31.半径方向外側の表面を使用して、深さが0,004インチ(0,01mm )−0,900インチ(2,286mm)範囲の波形(110)を有する波形表面 を形成させる工程をさらに含む、請求項22に記載の方法。 32.対応する歯形成用リセス(14)を中に有するモールド; ベルトスラブ(80)を組立てるための、マンデル(60)を含む組立て手段; トップエラストマー層(98)、歯材層(92)及び引張り部材層(88)を含むベル トスラブ; 歯材層を軟化させるためベルトスラブを加熱する加熱手段; さらにベルトスラブを硬化させる硬化手段を含み、縦方向に斜めに延びる複数の 歯を有する歯付きベルトの製造装置において、該装置が、トップエラストマー層 と歯材層の間にバリヤ層(94)を有するベルトスラブ; ベルトスラブがモールドの内側表面(18)に面して位置するように組立て手段を モールド内に取り付けるための取り付け手段; 及び、ベルトスラブを半径方向外側に押圧するための、組立て手段のマンドレル に取り付けられている、押圧手段(40) を特徴とする、前記歯付きベルトの製造装置。 33.前記取り付け手段が、ベルトスラブと連係モールドとの間に軸方向の平 行性を確立するため、組立て手段の一対の交差表面(76、78)によって形成 されたリセス(70)中にモールドのコーナー(66)を位置させることにより、組 立て手段をモールドに対して適正な関係に位置対応させる位置対応手段を含む、 請求項32に記載の装置。 34.前記押圧手段が選択的に膨らますことのできるダイアフラム(40)を 含む、請求項32に記載の装置。 35.[ 削除 ] 36.前記ダイアフラムが、ベルトの引張り部材層中の補強コードの正確な長 さを維持するために、連係するコード捲き装置と整合して機能する、請求項34 に記載の方法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(KE,LS,MW,SD,S Z,UG),UA(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD ,RU,TJ,TM),AL,AM,AT,AU,AZ ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CZ, DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,HU,I L,IS,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK, MN,MW,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,R U,SD,SE,SG,SI,SK,TJ,TM,TR ,TT,UA,UG,UZ,VN

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.以下の各工程からなる、トランスファー成形による歯付きベルトの製造方法 : ・内部表面にリセスを有するモールドに対してベルトを位置合せするための位置 合せ手段によりモールドの内部表面に対してベルトを位置合せする工程、 ・押圧するための押圧手段によりベルトをリセス中へ半径方向外側に押圧し、そ れによりベルトをモールドのリセス中にトランスファー成形する工程、 ・硬化するための硬化手段によりベルトを硬化させる工程、及び ・ベルトをモールドからはずす工程。 2.モールドからのベルトの分離が、ベルトの一部分をモールドの軸方向に向か って半径方向内側に曲げることにより果される、請求項1に記載の方法。 3.押圧手段が膨らませることのできるダイアフラムである、請求項1に記載の 方法。 4.硬化手段がモールドを加熱するためのモールド加熱手段からなる、請求項1 に記載のの方法。 5.前記加熱手段が、加熱した流体で満たすことのできるモールド中の複数のチ ャンネルからなる、請求項4に記載の方法。 6.ベルトをリセス中に押圧する前に、組立て用組立て手段にベルトを組込み、 ダイアフラムを該組立て手段に取付けて共同連係状態にすることをさらに含む、 請求項1に記載の方法。 7.組立て手段が円筒状マンドレルを包含する、請求項6に記載の方法。 8.ベルト組立て工程後に、 ・組立て手段を連係のベルト組立て機械から分離し、 ・組立て手段をモールドの方に運び、及び ・組立て手段をモールド内に取りつける、 請求項6に記載の方法。 9.前記位置合せ手段が組立て手段に設けられている、請求項6に記載の方法。 10.位置合せ手段が、組立て手段のリセス中に受けられるモールドの延長部分 を包含し、組立て手段がその上にベルトを組立てることができる、請求項1に記 載の方法。 11.以下の各工程からなる、歯付きベルトの組立て方法: ・押圧のための押圧手段の半径方向外側にバリヤ層を位置合せする工程、 ・歯材層を該バリヤ層の半径方向外側に位置合せする工程、及び ・バリヤ層を押圧手段により半径方向外側に押圧することによって連係するモー ルドのリセス中に歯材層を押圧する工程。 12.歯付きベルトが引張り部材層を含む、請求項11に記載の方法。 13.バリヤ層を押圧手段の半径方向外側に位置合せの後、歯材層をバリヤ層の 半径方向外側に位置合せする工程をさらに含む、請求項11に記載の方法。 14.歯材層をバリヤ層の半径方向外側に位置合せ後、引張り部材層を歯材層の 半径方向外側に位置合せする工程をさらに含む、請求項13に記載の方法。 15.引張り部材層を歯材層の半径方向外側に位置合せ後、歯面布層を引張り部 材層の半径方向外側に位置合せする工程をさらに含む、請求項14に記載の方法 。 16.バリヤ層を押圧手段の半径方向外側に位置合せする前に、トップエラスト マー層を押圧手段の半径方向外側に、かつ、バリヤ層の半径方向内側に位置合せ する工程をさらに含む、請求項11に記載の方法。 17.組立て手段を連係のベルト組立機械から分離する工程、該組立て手段をモ ールドに運ぶ工程及び組立て手段をモールド内に取付ける工程の各工程の間、ベ ルトが組立て手段上に留っている、請求項8に記載の方法。 18.バリヤ材料がその中に孔を有し、該孔の大きさが押圧手段によって加える べき所望の圧力を与えるように選ばれている、請求項11に記載の方法。 19.バリヤ層を押圧手段の半径方向外側に位置合せする前に、トップエラスト マー層を押圧手段の半径方向外側、かつ、バリヤ層の半径方向内側に位置合せす る工程をさらに含み、該トップエラストマー層は歯材層とは異なる粘度を有し、 トップエラストマー及び歯材層の粘度は押圧手段により加えるべき所望の圧力を 与えるように選ばれている、請求項11に記載の方法。 20.位置合せ手段が、マンドレルと、該マンドレルをモールドに対して位置対 応させるための位置対応手段を包含する、請求項1に記載の方法。 21.以下のものからなることを特徴とする歯付きベルト: ・トップエラストマー層、 ・該トップエラストマー層の半径方向内側に位置するバリヤ層、 ・該バリア層の半径方向内側の引張り部材層、 ・該ベルト引張り部材層の半径方向内側に位置する歯材層、及び ・該歯材層の半径方向内側に位置する歯面布。 22.以下の各工程からなる、トランスファー成形による歯付きベルトの組立て 方法: ・連係するモールドのリセス中にベルトを押圧するための押圧手段の接触表面の 半径方向外側にベルトの歯材層を位置合せする工程、及び ・接触表面が平らでない押圧手段によりバリヤ層を半径方向外側に押圧すること によって連係のモールドのリセス中に歯材層を押圧する工程。 23.前記接触表面が波形である、請求項22に記載の方法。 24.接触表面がリブを有する、請求項22に記載の方法。 25.接触表面が凹んでいる、請求項22に記載の方法。 26.歯付きベルトが引張り部材層を含む、請求項22に記載の方法。 27.歯材層を押圧手段の半径方向外側に位置合せ後、引張り部材層を歯材層の 半径方向外側に位置合せする工程をさらに含む、請求項22に記載の方法。 28.引張り部材層を歯材層の半径方向外側に位置合せの後、歯面布を引張り部 材層の半径方向外側に位置合せする工程をさらに含む、請求項27に記載の方法 。 29.歯材層を押圧手段の半径方向外側に位置合せする前に、トップエラストマ ー層を押圧手段の半径方向外側、かつ、歯材層の半径方向内側に位置合せする工 程をさらに含む、請求項28に記載の方法。 30.前記波形の深さが、仕上り製品ベルト中の引張り部材層上部のエラストマ ー層厚さの85%−115%の間にある、請求項26に記載の方法。 31.波形の深さが0.004インチ(0.01mm)−0.900インチ(2 .286mm)の間にある、請求項26に記載の方法。 32.マンドレル; 硬化前に該マンドレルに組立てられており、かつそのあと にベルトを硬化するためにモールド中に置かれているベルト; 該マンドレルは ベルトを硬化するための硬化手段に対してマンドレルを位置対応させるための位 置対応手段を有することを特長とする、歯付きベルトの組立て用装置。 33.前記位置対応手段が、マンドレルのリセス中に受けられているモールドの コーナーを含む、請求項32に記載の装置。 34.前記装置がマンドレルの周囲のダイアフラムをさらに包含し、マンドレル は選択的に膨らまし可能である、請求項32に記載の装置。 35.前記装置がさらにマンドレルの周りのダイアフラムを含み、該ダイアフラ ムは外側に円周を有し、該円周はダイアフラムを選択的に膨らまし又はしぼませ ることによって選択・調節可能である、請求項34に記載の装置。 36.ダイアフラムが、ベルト中の引張り部材層の補強用コードの正確な長さを 保持するための連係のコード巻き装置と整合して機能とする、請求項34に記載 の装置。
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