JP2000501886A - 固定値メモリセル装置及びその製造方法 - Google Patents

固定値メモリセル装置及びその製造方法

Info

Publication number
JP2000501886A
JP2000501886A JP9521606A JP52160697A JP2000501886A JP 2000501886 A JP2000501886 A JP 2000501886A JP 9521606 A JP9521606 A JP 9521606A JP 52160697 A JP52160697 A JP 52160697A JP 2000501886 A JP2000501886 A JP 2000501886A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
longitudinal
layer
memory cell
trench
mask
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Ceased
Application number
JP9521606A
Other languages
English (en)
Inventor
クラウチュナイダー、ウォルフガング
ラウ、フランク
ホフマン、フランツ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Siemens AG filed Critical Siemens AG
Publication of JP2000501886A publication Critical patent/JP2000501886A/ja
Ceased legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B20/00Read-only memory [ROM] devices
    • H10B20/27ROM only
    • H10B20/50ROM only having transistors on different levels, e.g. 3D ROM
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B99/00Subject matter not provided for in other groups of this subclass
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10BELECTRONIC MEMORY DEVICES
    • H10B20/00Read-only memory [ROM] devices

Landscapes

  • Semiconductor Memories (AREA)
  • Non-Volatile Memory (AREA)

Abstract

(57)【要約】 固定値メモリセル装置は並列して延びる行内に配設されているプレーナ型MOSトランジスタを含んでいる。隣接する行は長手トレンチ(6)の底面及び隣接する長手トレンチ(6)間に交互に延びている。長手トレンチ(6)に対しビット線(11a、12、11b)は横方向に延びまたワード(19)線は平行に延びている。このメモリセル装置は1メモリセル当たり2F2の面積(Fは最小のパターン寸法)を有するように形成することができる。

Description

【発明の詳細な説明】 固定値メモリセル装置及びその製造方法 多くの電子システムにはデータを固定的に書込むメモリが必要である。このよ うなメモリはとりわけ固定値メモリ、読取りメモリ又はリード・オンリーメモリ といわれる。 極めて大きなデータ量には読取りメモリとしてしばしばアルミニウムで被覆さ れたプラスチックウェハが使用される。これらのプラスチックウェハはその被覆 内に論理値0及び1が対応付けられる2種類の点状のくぼみを有している。この くぼみの配置に情報がディジタルに記憶されている。このようなウェハはコンパ クトディスクといわれ、音楽のディジタル記憶のために普及している。 コンパクトディスクに記憶されたデータの読取りにはウェハが機械的に回転す る読取り装置が使用される。点状のくぼみはレーザダイオード及びフォトセルを 介して走査される。その際典型的な走査速度は2×40kHzである。1枚のコ ンパクトディスクには5Gビットの情報を記憶することができる。 この読取り装置は、機械的摩耗を蒙り比較的大容量を必要としまた緩慢なデー タアクセスしかできない可動部を有している。更にこの読取り装置は振動に敏感 で、従ってモバイルシステムでは制限して使用できるに過ぎない。比較的小さな データ量の記憶には半導体ベースの固定値メモリが公知である。それらはしばし ばMOSトランジスタが使用されるプレーナ型シリコン集積回路として形成され る。MOSトランジスタはワード線と接続されているゲート電極を介してその都 度選択される。MOSトランジスタの入力部は参照線と、また出力部はビット線 と接続されている。読取り過程に電流がトランジスタを流れるか否かが評価され る。それに応じて記憶されている情報が対応付けられる。技術的には情報の記憶 は多くの場合、MOSトランジスタが異なる注入によりチャネル領域内に異なる カットオフ電圧を有することにより行われる。 半導体ベースのこれらのメモリは記憶された情報のランダムアクセスを可能に する。情報の読取りに必要な電力は機械的な駆動機構による読取り装置の場合よ りも明らかに僅かである。情報の読取りに機械的な駆動機構を必要としないので 、機械的摩耗及び振動に対する弱点はなくなる。従って半導体ベースの固定値メ モリはモバイルシステムにも使用することができる。 プレーナ型シリコンメモリのメモリ密度を高めるために、MOSトランジスタ を行形式で配置することが提案されている。各行内においてMOSトランジスタ は直列に接続されている。NAND又はNORアーキテクチュアの行形式の駆動 によりMOSトランジスタが読出される。それには行当たり2個の接続端子のみ を必要とし、それらの端子間に行内に配置されたMOSトランジスタが直列に接 続されている。更に隣接するMOSトランジスタの互いに接続されているソース /ドレイン領域をつながっているドープ領域として形成してもよい。それにより 1メモリセル当たりの所要面積は論理上4F2(Fはそのときのテクノロジーで 最小に形成可能のパターン寸法をいう)に削減することができる。このようなメ モリセル装置は例えばエィチ・カワゴエ及びエヌ・ツジによる「IEEEジャー ナル、固定回路」第SC−II巻、第36頁(1976)から公知である。 本発明の課題は、高度の実装密度を達成し、僅かな製造工程及び高い歩留まり で製造可能の半導体ベースの固定値メモリセル装置を提供することにある。更に このようなメモリセル装置の製造方法を提供することにある。 この課題は本発明の請求項1に記載の固定値メモリセル装置並びに請求項7に 記載のその製造方法により解決される。本発明の実施態様は従属請求項に記載さ れている。 本発明による固定値メモリセル装置は有利には単結晶シリコンから成る半導体 基板に多数の個別のメモリセルを含んでいる。それらのメモリセルはそれぞれ少 なくとも1個のMOSトランジスタを含んでいる。それらのメモリセルはそれぞ れほぼ平行に延びる行内に配置されている。半導体基板の主面には行に対しほぼ 並列に延びる長手トレンチが設けられている。それらの行は隣接する長手トレン チ間の主面と長手トレンチの底面にそれぞれ交互に配置されている。ビット線は 行に対し横方向に延びており、それらはそれぞれ異なる行に沿って配設されるM OSトランジスタのソース/ドレイン領域と接続されている。行の上方にはワー ド線が配設されており、それらはそれぞれ行に沿って配設されているMOSトラ ンジスタのゲート電極と接続されている。 半導体基板内の隣接する行間に導電性チャネルが形成されるのを阻止するため に、半導体基板内の隣接する長手トレンチ間にチャネルストッパの作用をするド ープ層を設けると有利である。 この固定値メモリセル装置は1メモリセル当たり2F2の所要面積(Fはその ときのテクノロジーで最小のパターン寸法を意昧する)で形成可能である。それ には行に沿って配設されているメモリセルのMOSトランジスタを直列に接続す る。その際行に沿って隣接するMOSトランジスタの互いに接続されているソー ス/ドレイン領域はつながっているドープ領域として半導体基板内に形成される 。その際ビット線に沿って、即ち長手トレンチの延長方向に対し横方向に接続さ れているソース/ドレイン領域は半導体基板内のドープ領域を介して互いに接続 される。その場合ドープ領域はそれぞれ長手トレンチの側壁内に配置されている 。ビット線はこの実施形態ではそれぞれソース/ドレイン領域及びこれらを接続 するドープ領域により長手トレンチの側壁内に形成される。 Fのトレンチ幅とFの間隔を有する長手トレンチを形成し、2個のMOSトラ ンジスタのそれぞれ互いに接続されているソース/ドレイン領域の作用をするつ ながっているドープ領域の寸法がFであり、チャネル領域の寸法がFである場合 、それぞれつながっているドープ領域が2つの隣接するメモリセルに属しており 、またメモリセルの隣接する行が直接並んで配置されているので、1メモリセル 当たり2F2の所要面積が生じる。メモリセルの隣接する行の絶縁は長手トレン チの底面と隣接する長手トレンチ間の半導体基板の主面に配置することにより保 証される。 MOSトランジスタが各メモリセル内に記憶された情報に応じて種々のしきい 値電圧を有していることは本発明の枠内にある。データをディジタル形式で記憶 するためにMOSトランジスタは2つの異なるしきい値電圧を有している。固定 値メモリセル装置を多値論理用に使用する場合、MOSトランジスタは記憶され た情報に応じて2つ以上の異なるしきい値電圧を有する。 MOSトランジスタの異なるしきい値電圧をMOSトランジスタの異なるチャ ネルドーピングにより形成することは本発明の枠内にある。 本発明の実施形態ではMOSトランジスタはゲート誘電体として誘電性多重層 を有する。この誘電性多重層内には、少なくとも多重層内の別の層に比べて高め られた電子捕獲断面を有する少なくとも1つの層が備えられている。この誘電性 多重層はSiO2、Si34層及びSiO2層(いわゆるONO層)から成ってい ると有利である。固定値メモリセル装置のこの実施形態ではMOSトランジスタ のチャネル領域から多重層内への電子の注入により一回プログラミングが可能で ある。注入された電子はSiO2とSi34の間の境界層のトラップ箇所に捕獲 され、MOSトランジスタのしきい値電圧を高める。このようにして各メモリセ ル内に記憶すべき情報に応じてそれぞれMOSトランジスタのしきい値電圧は目 標通りに変更される。 固定値メモリセル装置の製造は1メモリセル当たりの所要面積を削減すること ができるように自己整合による処理工程を使用して行われると有利である。固定 値メモリセル装置の製造には半導体基板の主面にほぼ並列して延びる長手トレン チをエッチングする。多数の行に配置されたそれぞれ少なくとも1個のMOSト ランジスタを含むメモリセルを形成する。その際行は隣接する長手トレンチ間の 主面と長手トレンチの底面に交互に配置されている。MOSトランジスタのソー スドレイン領域を注入により形成する。その際メモリセルのソース/ドレイン領 域の配列を画成するソース/ドレインマスクが使用される。ソース/ドレインマ スクを注入マスクとして使用してその後の角度をつけた注入により、長手トレン チの側壁に異なる行に沿って配設されたソース/ドレイン領域を互いに接続する ドープ領域を形成する。行の上方にそれぞれ1つの行に沿って配設された複数の MOSトランジスタのゲート電極と接続されているワード線を形成する。長手ト レンチの側壁内のドープ領域を介して互いに接続され異なる行に沿って配置され ているソース/ドレイン領域は、固定値メモリセル装置内にビット線を形成する 。 半導体基板内の隣接する行間に導電性チャネルが形成されるのを阻止するため 、半導体基板内に長手トレンチを形成する前に長手トレンチのエッチング時に完 全にエッチングされ、また固定値メモリセル装置内でチャネルストッパの作用を するドープ層を形成すると有利である。 以下に本発明を実施例及び図面に基づき記載する。図は実物大ではない。 図1は第1のチャネル注入後のシリコン基板を示す。 図2はトレンチをエッチングし、第2のチャネル注入を行った後のシリコン基 板を示す。 図3はソース/ドレイン領域を形成するための注入及びドープ領域を長手トレ ンチの側壁に形成するための角度をつけた注入した後のソース/ドレインマスク を有するシリコン基板の平面を示す。 図4は図3のIV−IVでシリコン基板を切断したものを示す。 図5は図3のV−Vでシリコン基板を切断したものを示す。 図6はゲート誘電体を形成し、導電層及びSi34層を析出した後のシリコン 基板の切断面を示す。 図7はSi34スペーサ及び導電層をパターニングするための酸化物マスクを 形成した後のシリコン基板の切断面を示す。 図8はワード線を導電層のパターニングにより形成した後のシリコン基板の切 断面を示す。 図9は図8をIX−IXの切断したものを示す。 図10は図8をX−Xの切断したものを示す。 図11は固定値メモリセル装置の回路図を示す。 例えば単結晶シリコンから成る基板1内に固定値メモリセル装置を製造するた めにまず基板1の主面2に固定値メモリセル装置の範囲を画成し(図示せず)、 同時に固定値メモリセル装置の周辺用能動領域を画成することのできる絶縁パタ ーンを形成する。この絶縁パターンは例えばLOCOSプロセス又はシャロー・ トレンチ絶縁プロセスで形成される。基板1は例えば5×1015cm-3のドーパ ント濃度でpドープされている。 引続きチャネルストップ層3を形成するためにホウ素の注入を行う。ホウ素注 入は例えば6×1013cm-2の線量及び例えば120keVのエネルギーで行わ れる。それによりチャネルストップ層3は主面2の下方例えば0.3μmの深さ に0.3μmの厚さで形成される(図1参照)。 次いでフォトリソグラフィ法を使用してMOSトランジスタの空乏チャネル用 範囲を画成する。50keVのエネルギー及び例えば4×1013cm-2の線量で の砒素の第1のチャネル注入により空乏チャネル4を形成する。主面2に平行な 空乏チャネル4の寸法は0.4μm技術を使用した場合例えば0.6μm×0.6 μmである。 TEOS法の使用下にSiO2層を例えば200nmの厚さに析出することに より、フォトリソグラフィ法を使用してのSiO2層のパターニングによりトレ ンチマスク5を形成する(図2参照)。 例えばCl2での異方性エッチングによりトレンチマスク5をエッチングマス クとして使用して長手トレンチ6をエッチングする。長手トレンチ6は例えば0 .6μmの深さを有する。長手トレンチ6は基板1内にまで達し、チャネルスト ップ層3を切断する。空乏チャネル4の幅は長手トレンチ6のエッチングの際 に調整される。従ってトレンチマスク5の調整は空乏チャネル4に関して問題と ならない。 TEOS法及び引続いての異方性エッチングによるもう1つのSiO2層の析 出により長手トレンチ6の側壁にSiO2から成るスペーサを形成する。引続き フォトリソグラフィ法を使用して後に長手トレンチ6の底面に形成されるMOS トランジスタの空乏チャネル用の範囲を画成する。例えば砒素による例えば50 keVのエネルギー及び例えば4×1013cm-2の線量での第2のチャネル注入 で長手トレンチ6の底面に空乏チャネル8を形成する。その際隣接する長手トレ ンチ6間の範囲はトレンチマスク5及びスペーサ7により遮蔽されている。従っ て空乏チャネル8の画成時の整合は問題とならない。長手トレンチ6の側壁に関 しては第2のチャネル注入を自己整合により行う。 引続きトレンチマスク5を例えばNH4F/HFでの湿式化学法により除去す る。その際スペーサ7も除去する。 シリコン表面上に薄いSiO2層9を例えば20nmの厚さに成長させる。こ の薄いSiO2層9は犠牲酸化物のようにシリコン表面を改善する。 引続き全面的にポリシリコン層を析出する。ポリシリコン層は例えば500n mの厚さに形成される。この層は例えば真性にドープされている。フォトリソグ ラフィ処理工程を使用してポリシリコン層をパターニングによりソース/ドレイ ンマスク10を形成する(図3,図4,図5参照)。ソース/ドレインマス10 は後に形成すべきソース/ドレイン領域の配列を画成する。このマスクはそれぞ れ後にMOSトランジスタのチャネル領域が形成される範囲のシリコン表面を覆 うポリシリコン条片を有する。 約80keVのエネルギー及び約5×1015cm-2の線量での砒素の注入によ り上部ソース/ドレイン領域11aをそれぞれ隣接する長手トレンチ6間の主面 2の範囲に、また下部ソース/ドレイン領域11bを長手トレンチ6の底面に形 成する。注入は主面2に対してほぼ垂直に行われる(図3及び図5参照)。 例えば40゜の傾斜角でのイオン注入により長手トレンチ6の側壁にそれぞれ 上部ソース/ドレイン領域11aと下部ソース/ドレイン領域11bを相互に接 続するドープ領域12を形成する(図5参照)。角度をつけた注入は例えば砒素 により5×1015cm-2のエネルギー及び5×1015cm-2の線量で行われる。 引続きソース/ドレインマスク10をSiO2に対して選択的にポリシリコン を腐食する乾式又は湿式エッチングにより除去する。その際薄いSiO2層9が エッチングストップの作用をする。ソース/ドレインマスク10は湿式では例え ばポリシリコンエッチング剤(HF/HNO3/H2O)で又は乾式ではHBr及 びCl2で除去される。 引続き薄いSiO2層9を例えばフッ化水素酸(HF)で除去する。 SiO2層のTEOS法での析出及び引続いての異方性エッチングにより長手 トレンチ6の側壁にSiO2スペーサ13を形成する(図6参照)。 熱酸化により例えばSiO2から成る例えば厚さ10nmのゲート誘電体14 を形成する。引続き全面的に酸化可能の導電層15を例えば100〜200nm の厚さで形成する。酸化可能の導電層15はドープされたポリシリコンから形成 すると有利である。或いはこの酸化可能の導電層15は金属ケイ化物又はドープ されたポリシリコンとケイ化物から成っていてもよい。 全面的にSi34層16を例えば30〜80nmの厚さに析出する。異方性エ ッチングによりSi34層16の平坦な部分を除去し、Si34スペーサ17を 形成する。その際平坦な範囲の酸化可能の導電層15の表面が露出される。Si34スペーサ17は長手トレンチ6の側壁の範囲の酸化可能の導電層15を被覆 する(図7参照)。 引続き酸化可能の導電層15の露出している範囲を酸化する。Si34スペー サ17は酸化マスクの作用をし、酸化可能の導電層15の平坦な範囲を選択的に 酸化することができる。その際酸化可能の導電層15の平坦な範囲を覆う酸化マ スク18が形成される。 引続きSi34スペーサ17を除去する。酸化可能の導電層15を酸化物マス ク18に対して選択的に腐食するエッチングプロセスで酸化可能の導電層15を パターニングする。その際長手トレンチ6の底面並びに隣接する長手トレンチ6 間に長手トレンチ6に対し並列するワード線19が形成される(図8、図9及び 図10参照)。酸化物マスク18を形成するための選択酸化により自己整合によ り長手トレンチ6の延長方向に対しワード線19をパターニングすることができ るが、その幅は特に長手トレンチ6の底面で最小パターン寸法Fよりも僅かであ る。 固定値メモリセル装置はNOR形式で配線されている(図11参照)。この配 線形式は短い時定数内でそれぞれ個別のメモリセルにアクセスすることを可能に する。図11ではワード線はWLで、ビット線はBLで示されている。 固定値メモリセル装置は中間酸化物の析出により仕上げられる。引続き接触孔 をエッチングし、その側壁に絶縁スペーサを備え、例えばタングステンを満たす 。 最後に金属層の析出及び金属層のパターニングにより金属化面を形成する(図示 せず)。 ゲート誘電体14はまたSiO2、Si34及びSiO2(ONO)の積層から 形成してもよい。その場合固定値メモリセル装置はMOSトランジスタのチャネ ル領域からゲート誘電体への電子の注入により一回プログラミング可能である。 ゲート誘電体内に捕獲された電子はMOSトランジスタのしきい値電圧を高める 。その場合異なるしきい値電圧を調整するための2つのチャネル注入は行われな い。 電子注入時の電圧条件を適切に選択することによってより多数の論理値を示す ように種々のしきい値電圧を調整することができる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ホフマン、フランツ ドイツ連邦共和国 デー―80995 ミュン ヘン ヘルベルクシュトラーセ 25ベー

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1. 半導体基板(1)内に多数の個別のメモリセルが設けられており、 それらのメモリセルがそれぞれほぼ平行に延びる行内に配設されており、 半導体基板(1)の主面(2)に行に対してがほぼ並列して延びる長手トレン チ(6)が備えられており、 行がそれぞれ隣接する長手トレンチ(6)間の主面及び長手トレンチ(6)の 底面に交互に配設されており、 メモリセルがそれぞれ少なくとも1個のMOSトランジスタを含んでおり、 それぞれ異なる行に沿って配設されているMOSトランジスタのソース/ドレ イン領域(11a、11b)と接続されているビット線が行に対して横方向に延 びており、 行の上方にそれぞれ行に沿って配設されているMOSトランジスタのゲート電 極と接続されているワード線(19)が配設されている 固定値メモリセル装置。 2. 半導体基板(1)内の隣接する長手トレンチ(6)間に、半導体基板(1 )内の隣接する行間に導電性チャネルが形成されるのを阻止するドープ層(3) がそれぞれ設けられている請求項1記載の固定値メモリセル装置。 3. 行に沿って配設れているメモリセルのMOSトランジスタが直列に接続さ れており、 行に沿って隣接するMOSトランジスタの互いに接続されているソース/ドレ イン領域がつながっているドープ領域(11a又は11b)として半導体基板( 1)内に形成されており、 ビット線と接続されて異なる行に沿って配設されているソース/ドレイン領域 (11a、11b)が、それぞれ長手トレンチ(6)の側壁に配設されているド ープ領域(12)を介して互いに接続されている 請求項1又は2記載の固定値メモリセル装置。 4. MOSトランジスタが各メモリセル内に記憶されている情報に応じて異な るしきい値電圧を有する請求項1乃至3の1つに記載の固定値メモリセル装置。 5. MOSトランジスタがゲート誘電体(14)として少なくとももう1つの 層に比べて高められた電子捕獲断面を有する少なくとも1つの層を有する誘電性 多重層を含んでいる請求項1乃至3の1つに記載の固定値メモリセル装置。 6. 多重層が少なくとも1つのSiO2層と少なくとも1つのSi34層を含 んでいる請求項5記載の固定値メモリセル装置。 7. 半導体基板(1)の主面(2)内にほぼ並列して延びる長手トレンチ(6 )をエッチングし、 それぞれ少なくとも1個のMOSトランジスタを含んでいる行内に配置された 多数のメモリセルを形成し、その際行は隣接する長手トレンチ(6)間の主面と 長手トレンチ(6)を底面に交互に配設されており、 メモリセルのソース/ドレイン領域(11a、11b)の配列を画成するソー ス/ドレインマスク(10)を形成し、 ソース/ドレイン領域(11a、11b)を注入により形成し、 ソース/ドレインマスク(10)を注入マスクとして使用して角度をつけた注 入により長手トレンチ(6)の側壁内に異なる行に沿って配設されたソース/ド レイン領域(11a,,11b)を互いに接続するドープ領域(12)を形成し 、 行の上方にそれぞれ行に沿って配設されたMOSトランジスタのゲート電極と 接続されているワード線(19)を形成する 固定値メモリセル装置の製造方法。 8. 半導体基板(1)内に長手トレンチ(6)を形成する前に、長手トレンチ (6)のエッチングの際に十分にエッチングされかつ半導体基板(1)内の隣接 する行間に導電性チャネルが形成されるのを阻止するドープ層(3)を形成する 請求項7記載の方法。 9. ゲート誘電体(14)として多重層内の少なくとももう1つの層に関して 高められた電子捕獲断面を有する少なくとも1つの層を有している誘電性多重層 を有するMOSトランジスタを形成する請求項7又は8記載の方法。 10. 多重層が少なくとも1つのSiO2から成る層と少なくとも1つのSi3 4から成る層を含んでいる請求項9記載の方法。 11. 長手トレンチ(6)をエッチングする前に隣接する長手トレンチ(6) 間の主面に配設されているMOSトランジスタのしきい値電圧を調整するために 第1のチャネル注入を行い、 長手トレンチ(6)のエッチング後に長手トレンチ(6)の底面に配置されて いるMOSトランジスタのしきい値電圧を調整するために第2のチャネル注入を 行い、その際隣接する長手トレンチ(6)間の主面は遮蔽しておく 請求項7又は8記載の方法。 12. 長手トレンチ(6)のエッチングをエッチングマスクとしてSiO2を 含むトレンチマスク(5)の使用下に実施し、 SiO2を含むトレンチマスク(5)が第2のチャネル注入時に隣接する長手 トレンチ(6)間の主面を遮蔽し、 トレンチマスク(5)を第2のチャネル注入後に除去する 請求項11記載の方法。 13. ソース/ドレインマスク(10)の除去後、長手トレンチ(6)の側 壁に絶縁スペーサ(13)の形成後及びゲート誘電体(14)の形成後ワード線 (19)を形成するために全面的に酸化可能の導電層(15)及びその上に窒化 シリコン層(16)を析出し、 異方性エッチングにより窒化シリコン層(16)から窒化シリコンスペーサ( 17)を形成し、 導電層(15)の露出している範囲に酸化により酸化物マスク(18)を設け 、 窒化シリコンスペーサ(17)を除去し、 ワード線(19)を酸化物マスク(18)をエッチングマスクとして使用する エッチングプロセスで導電層(15)のパターニングにより形成する 請求項7乃至12の1つに記載の方法。
JP9521606A 1995-12-08 1996-12-05 固定値メモリセル装置及びその製造方法 Ceased JP2000501886A (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19545903.2 1995-12-08
DE19545903A DE19545903C2 (de) 1995-12-08 1995-12-08 Festwertspeicherzellenanordnung und Verfahren zu deren Herstellung
PCT/DE1996/002328 WO1997022139A2 (de) 1995-12-08 1996-12-05 Festwertspeicherzellenanordnung und verfahren zu deren herstellung

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000501886A true JP2000501886A (ja) 2000-02-15

Family

ID=7779605

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9521606A Ceased JP2000501886A (ja) 1995-12-08 1996-12-05 固定値メモリセル装置及びその製造方法

Country Status (6)

Country Link
US (1) US6064101A (ja)
EP (1) EP0865667B1 (ja)
JP (1) JP2000501886A (ja)
KR (1) KR100404239B1 (ja)
DE (2) DE19545903C2 (ja)
WO (1) WO1997022139A2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6876014B2 (en) 2001-06-29 2005-04-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Interconnection structure of a semiconductor device

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6303436B1 (en) * 1999-09-21 2001-10-16 Mosel Vitelic, Inc. Method for fabricating a type of trench mask ROM cell
JP2004517464A (ja) 2000-08-11 2004-06-10 インフィネオン テクノロジーズ アクチェンゲゼルシャフト メモリセル、メモリセルの構成および作製方法
DE10039441A1 (de) * 2000-08-11 2002-02-28 Infineon Technologies Ag Speicherzelle, Speicherzellenanordnung und Herstellungsverfahren
GB0101695D0 (en) * 2001-01-23 2001-03-07 Koninkl Philips Electronics Nv Manufacture of trench-gate semiconductor devices
DE10129958B4 (de) 2001-06-21 2006-07-13 Infineon Technologies Ag Speicherzellenanordnung und Herstellungsverfahren
DE102011113678A1 (de) 2011-05-12 2012-11-15 Marc Wronka Gewichtsgesteuertes Winddruckentlastungssystem
US9012318B2 (en) 2012-09-21 2015-04-21 Micron Technology, Inc. Etching polysilicon

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02106966A (ja) * 1988-10-17 1990-04-19 Seiko Epson Corp 半導体記憶装置
JPH03190165A (ja) * 1989-12-20 1991-08-20 Sony Corp 読み出し専用メモリ装置及びその製造方法
JPH04226071A (ja) * 1990-05-16 1992-08-14 Ricoh Co Ltd 半導体メモリ装置
JPH04354159A (ja) * 1991-05-31 1992-12-08 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置およびその製造方法
JPH05102436A (ja) * 1991-10-09 1993-04-23 Ricoh Co Ltd 半導体メモリ装置とその製造方法
JPH05308135A (ja) * 1992-04-30 1993-11-19 Ricoh Co Ltd 半導体メモリ装置とその製造方法
US5453637A (en) * 1994-05-18 1995-09-26 United Microelectronics Corp. Read-only memory cell configuration with steep trenches
US5510287A (en) * 1994-11-01 1996-04-23 Taiwan Semiconductor Manuf. Company Method of making vertical channel mask ROM
DE19510042C2 (de) * 1995-03-20 1997-01-23 Siemens Ag Festwert-Speicherzellenanordnung und Verfahren zu deren Herstellung
US5751040A (en) * 1996-09-16 1998-05-12 Taiwan Semiconductor Manufacturing Company Ltd. Self-aligned source/drain mask ROM memory cell using trench etched channel

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6876014B2 (en) 2001-06-29 2005-04-05 Kabushiki Kaisha Toshiba Interconnection structure of a semiconductor device

Also Published As

Publication number Publication date
DE19545903A1 (de) 1997-06-12
KR19990071849A (ko) 1999-09-27
US6064101A (en) 2000-05-16
WO1997022139A2 (de) 1997-06-19
KR100404239B1 (ko) 2003-12-18
EP0865667B1 (de) 1999-11-03
DE59603599D1 (de) 1999-12-09
WO1997022139A3 (de) 1997-08-21
EP0865667A2 (de) 1998-09-23
DE19545903C2 (de) 1997-09-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6191459B1 (en) Electrically programmable memory cell array, using charge carrier traps and insulation trenches
JP3781125B2 (ja) 固定記憶装置及びその製造方法
US6180458B1 (en) Method of producing a memory cell configuration
KR100415973B1 (ko) Dram셀장치및그제조방법
KR100417451B1 (ko) 판독전용메모리셀구조를제조하기위한방법
US5744393A (en) Method for production of a read-only-memory cell arrangement having vertical MOS transistors
KR100374074B1 (ko) 판독전용메모리셀장치와그의제조방법
JP2000506315A (ja) メモリセル装置及びその製造方法
KR20070017552A (ko) 듀얼 폴리를 사용하는 비트라인 임플랜트
KR20030081622A (ko) 비휘발성 메모리 소자 및 그 제조방법
US8952536B2 (en) Semiconductor device and method of fabrication
US6521941B2 (en) Non-volatile memory device and fabrication method thereof
US5920099A (en) Read-only memory cell array and process for manufacturing it
US6713346B2 (en) Methods of forming a line of flash memory cells
JP2000501886A (ja) 固定値メモリセル装置及びその製造方法
US6406959B2 (en) Method of forming FLASH memory, method of forming FLASH memory and SRAM circuitry, and etching methods
JP2000509557A (ja) メモリセル装置及びその製造方法
KR100365567B1 (ko) 판독전용메모리셀어레이및그의제조방법
JP2001506408A (ja) メモリセルアレイの製造方法
US6723649B2 (en) Method of fabricating a semiconductor memory device
US6995061B2 (en) Multi-bit stacked-type non-volatile memory and manufacture method thereof
US6261906B1 (en) Method for forming a flash memory cell with improved drain erase performance
KR100798268B1 (ko) 플래시 메모리 소자 및 그 제조 방법
JPH08227944A (ja) 不揮発性メモリ及びその製造方法
KR20010028985A (ko) 불휘발성 반도체 메모리 장치의 제조 방법 및 그 구조

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20051115

A313 Final decision of rejection without a dissenting response from the applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A313

Effective date: 20060403

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060516