JP2000357869A - 部品の実装方法 - Google Patents

部品の実装方法

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JP2000357869A
JP2000357869A JP11170397A JP17039799A JP2000357869A JP 2000357869 A JP2000357869 A JP 2000357869A JP 11170397 A JP11170397 A JP 11170397A JP 17039799 A JP17039799 A JP 17039799A JP 2000357869 A JP2000357869 A JP 2000357869A
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JP
Japan
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reflow
soldering
component
substrate
thermal conductivity
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JP11170397A
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Kunio Oda
邦夫 織田
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Original Assignee
Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 比較的熱に弱い材料を用いた部分を有する基
板に部品をはんだ接合により実装する場合でもリフロー
によるはんだ付けが可能な部品の実装方法を提供する。 【解決手段】 本発明に係る部品の実装方法は、フレキ
基板1上に部品をリフローによるはんだ付けによって実
装するものである。この部品の実装方法は、リフロー温
度に対して耐熱性を有さないPET材7が前記フレキ基
板1にあり、その部分を前記フレキ基板1の他の部分よ
り熱伝導率の低いセラミック材9によって覆った状態で
リフローによるはんだ付けを行うものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板上に部品をリ
フローによるはんだ付けによって実装する部品の実装方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】以下、従来の部品の実装方法の一例につ
いて説明する。この部品の実装方法は、フレキ基板上に
電子部品等をリフローによるはんだ付けによって実装す
るものである。電子部品を実装するフレキ基板におい
て、コネクターの接続端子が形成される部分に、以前は
有機基板やポリイミド材が使用されていたが、近年、コ
ストダウンが進むにつれて、ポリイミド材等に替わって
比較的熱に弱い材料、例えばPET(ポリエチレンテレ
フタレート)材、両面テープ等が使用されるようになっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記PET
材の耐熱温度は170℃程度であるので、このPET材
を使用したフレキ基板をそのままリフローにかけると、
PET材に熱による変形や溶けが発生してしまう。この
ため、PET材を使用したフレキ基板に電子部品をはん
だ接合により実装する方法としては、作業者が手付けを
行うか、フレキ基板の作成途中であってPET材を張り
合わせる工程の前にリフローをかけて実装をする必要が
あった。このようにPET材を使用したフレキ基板への
部品の実装方法には、コスト、製造場所の制約が発生し
ていた。
【0004】本発明は上記のような事情を考慮してなさ
れたものであり、その目的は、比較的熱に弱い材料を用
いた部分を有する基板に部品をはんだ接合により実装す
る場合でもリフローによるはんだ付けが可能な部品の実
装方法を提供することにある。
【0005】また、本発明の他の目的は、比較的熱に弱
い材料を用いた部分を有する部品をはんだ接合により基
板に実装する場合でもリフローによるはんだ付けが可能
な部品の実装方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係る部品の実装方法は、基板上に部品をリ
フローによるはんだ付けによって実装する部品の実装方
法であって、リフロー温度に対して耐熱性を有さない部
分が前記基板にあり、その部分を前記基板の他の部分よ
り熱伝導率の低い部材によって覆った状態でリフローに
よるはんだ付けを行うことを特徴とする。なお、前記熱
伝導率の低い部材の形状、材質は適宜選択することが可
能である。
【0007】上記部品の実装方法では、基板におけるリ
フロー温度に対して耐熱性を有さない部分上を熱伝導率
の低い部材によって覆っているため、リフローを行う
際、前記部材で覆っている部分の熱伝導を、前記部材で
覆っていない部分より遅くすることができる。従って、
比較的熱に弱い材料を用いた部分を有する基板に部品を
はんだ接合により実装する場合でもリフローによるはん
だ付けが可能となる。
【0008】また、本発明に係る部品の実装方法におい
ては、前記リフローに対して耐熱性を有さない部分がP
ET材からなることが好ましい。
【0009】本発明に係る部品の実装方法は、基板上に
部品をリフローによるはんだ付けによって実装する部品
の実装方法であって、リフロー温度に対して耐熱性を有
さない部分が前記部品にあり、その部分を前記基板の他
の部分より熱伝導率の低い部材によって覆った状態でリ
フローによるはんだ付けを行うことを特徴とする。
【0010】上記部品の実装方法では、部品における耐
熱性を有さない部分を基板の他の部分より熱伝導率の低
い部材によって覆うことにより、部品の見掛け上の熱伝
導率を上昇させることができ、リフローを行う際、前記
部材で覆っている部品の熱伝導を、前記部材で覆ってい
ない部分より遅くすることができる。従って、比較的熱
に弱い材料を用いた部分を有する部品をはんだ接合によ
り基板に実装する場合でもリフローによるはんだ付けが
可能となる。
【0011】また、本発明に係る部品の実装方法におい
ては、前記基板の他の部分より熱伝導率の低い部材が、
セラミック、鉄、Al又は木片のいずれかであることも
可能である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明は、耐熱温度の低い部品、
基材をリフローするとき、対象部位の上に熱伝導率の遅
い材料を乗せて熱を吸収させ、その部位を保護してリフ
ローさせるものであり、特に部品、基材の変形や破壊に
対して効果を上げるものである。
【0013】以下、図面を参照して本発明の実施の形態
について説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態
による部品の実装方法を説明するための平面図である。
【0014】まず、フレキ基板1を準備する。このフレ
キ基板1の表面には複数のパターン3が形成されてお
り、これらのパターン3ははんだ付け部5を有してい
る。はんだ付け部5は、実装部品をはんだ接合によって
接続する部分である。各々のパターン3の一端には耐熱
性の低い材料、例えばPET材7が配置されており、P
ET材7は横に一列に並んでいる。
【0015】この後、はんだ付け部5上にはんだを印刷
する。次に、フレキ基板1上にPET材7を覆うように
熱伝導率の低い材料として例えば板状のセラミック材9
を乗せる。このセラミック材9は、フレキ基板1のPE
T材7以外の部分に比べて熱伝導率が低い材料である。
【0016】次に、はんだ付け部5に電子部品(図示せ
ず)を載置し、フレキ基板1をリフロー炉に入れる。こ
れにより、はんだ付け部5が240℃程度まで昇温さ
れ、リフローによるはんだ接合によって電子部品がフレ
キ基板1に実装される。
【0017】上記第1の実施の形態によれば、耐熱性の
低いPET材7の上を覆うように熱伝導率の低いセラミ
ック材9を乗せているため、リフローを行う際、セラミ
ック材9を乗せている部分の熱伝導を、セラミック材9
を乗せていない部分より遅くすることができる。従っ
て、リフローによってはんだ付け部5は240℃程度ま
で昇温されるが、セラミック材9を乗せたPET材7の
部分は160℃程度の昇温に抑えることができる。つま
り、セラミック材9によって覆うことによりフレキ基板
1の他の部分に与える影響を最小限にして熱に弱い部分
を保護できる。その結果、PET材等の耐熱性の低い部
材を有するフレキ基板1に従来のリフロー工程によりリ
フローを行っても、熱に弱いPET材等の部分の変形、
破壊、溶融を防止することができる。
【0018】図2は、本発明の第2の実施の形態による
部品の実装方法を説明するための断面図である。
【0019】まず、フレキ基板(図示せず)及びこの基
板にリフローによるはんだ接合によって実装する耐熱性
の低い部品11を準備する。この部品11は、リフロー
温度より低い耐熱温度を有し、リード13を備えてい
る。なお、部品11は、例えばモールドを使用したもの
である。
【0020】次に、部品11を覆うように熱伝導率の低
い材料として例えばセラミック材19を部品11上に直
接乗せる。このセラミック材19は、フレキ基板に比べ
て熱伝導率が低い材料である。この後、フレキ基板のは
んだ付け部(図示せず)にはんだを印刷する。
【0021】次に、フレキ基板のはんだ付け部に部品1
1のリード13を載置し、フレキ基板をリフロー炉に入
れる。これにより、はんだ付け部が240℃程度まで昇
温され、リフローによるはんだ接合によってはんだ付け
部がリード13に電気的に接続され、部品11がフレキ
基板に実装される。
【0022】上記第2の実施の形態によれば、耐熱性の
低い部品11上を覆うように熱伝導率の低いセラミック
材19を乗せることにより、部品11の熱容量が増加
し、部品11の見掛け上の熱伝導率を上昇させることが
できる。このため、リフローを行う際、セラミック材1
9を乗せている部品11の熱伝導を、セラミック材19
を乗せていないリード13より遅くすることができる。
従って、リフローによってリード13は240℃程度ま
で昇温されるが、セラミック材19を乗せた部品11は
160℃程度の昇温に抑えることができる。その結果、
耐熱性の低い部品11に従来のリフロー工程によるリフ
ローを行ってリード13にはんだ接合を施しても、熱か
ら部品11を保護することができ、部品11の破壊、溶
融を防止することができる。
【0023】尚、本発明は上記実施の形態に限定され
ず、種々変更して実施することが可能である。例えば、
第1及び第2の実施の形態では、熱に弱い部分をリフロ
ーの熱から保護するために覆う熱伝導率の低い材料とし
てセラミックを用いているが、これに限定されるもので
はなく、リフローの際に熱伝導率を遅くする部材であっ
て耐熱温度が300℃以上であれば、他の材料を用いる
ことも可能であり、例えば鉄、Al、木片等を用いるこ
とも可能である。
【0024】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、リ
フロー温度に対して耐熱性を有さない部分が基板にあ
り、その部分を前記基板の他の部分より熱伝導率の低い
部材によって覆った状態でリフローによるはんだ付けを
行う。したがって、比較的熱に弱い材料を用いた部分を
有する基板に部品をはんだ接合により実装する場合でも
リフローによるはんだ付けが可能な部品の実装方法を提
供することができる。
【0025】また、本発明によれば、リフロー温度に対
して耐熱性を有さない部分が部品にあり、その部分を前
記基板の他の部分より熱伝導率の低い部材によって覆っ
た状態でリフローによるはんだ付けを行う。したがっ
て、比較的熱に弱い材料を用いた部分を有する部品をは
んだ接合により基板に実装する場合でもリフローによる
はんだ付けが可能な部品の実装方法を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による部品の実装方
法を説明するための平面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態による部品の実装方
法を説明するための断面図である。
【符号の説明】
1…フレキ基板、3…パターン、5…はんだ付け部、7
…PET材、9…セラミック材、11…部品、13…リ
ード、19…セラミック材。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基板上に部品をリフローによるはんだ付
    けによって実装する部品の実装方法であって、 リフロー温度に対して耐熱性を有さない部分が前記基板
    にあり、その部分を前記基板の他の部分より熱伝導率の
    低い部材によって覆った状態でリフローによるはんだ付
    けを行うことを特徴とする部品の実装方法。
  2. 【請求項2】 前記リフローに対して耐熱性を有さない
    部分がPET材からなることを特徴とする請求項1記載
    の部品の実装方法。
  3. 【請求項3】 基板上に部品をリフローによるはんだ付
    けによって実装する部品の実装方法であって、 リフロー温度に対して耐熱性を有さない部分が前記部品
    にあり、その部分を前記基板の他の部分より熱伝導率の
    低い部材によって覆った状態でリフローによるはんだ付
    けを行うことを特徴とする部品の実装方法。
  4. 【請求項4】 前記基板の他の部分より熱伝導率の低い
    部材が、セラミック、鉄、Al又は木片のいずれかであ
    ることを特徴とする請求項1又は3記載の部品の実装方
    法。
JP11170397A 1999-06-17 1999-06-17 部品の実装方法 Pending JP2000357869A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002087296A1 (fr) * 2001-04-10 2002-10-31 Nec Corporation Carte de circuit imprime, procede de montage de cette carte de circuit imprime et dispositif electronique utilisant cette derniere
KR100741834B1 (ko) * 2005-10-25 2007-07-24 삼성전기주식회사 연성인쇄회로기판용 리플로우 장치
CN102665375A (zh) * 2012-05-31 2012-09-12 昆山市线路板厂 一种聚酯材料挠性电路板低温焊接系统及焊接方法

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KR100741834B1 (ko) * 2005-10-25 2007-07-24 삼성전기주식회사 연성인쇄회로기판용 리플로우 장치
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