JP2000357481A - 走査型荷電粒子ビーム装置における試料像観察方法 - Google Patents

走査型荷電粒子ビーム装置における試料像観察方法

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篤 山田
Tsutomu Negishi
勉 根岸
Toshiji Kobayashi
利治 小林
Norio Watabe
紀夫 渡部
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    • H01J37/00Discharge tubes with provision for introducing objects or material to be exposed to the discharge, e.g. for the purpose of examination or processing thereof
    • H01J37/26Electron or ion microscopes; Electron or ion diffraction tubes
    • H01J37/28Electron or ion microscopes; Electron or ion diffraction tubes with scanning beams
    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 試料の視野探しを簡単に行うことができる走
査型荷電粒子ビーム装置における試料像観察方法を実現
する。 【解決手段】 視野探しモードの場合、あらかじめ試料
2の複数の領域で低倍像の取得を行う。各領域ごとに取
得された画像信号は、画像メモリー23のいずれかのメ
モリーに送られて記憶される。この画像メモリー23へ
の画像の記憶の際には、取得した低倍像に対応した試料
のX−Y座標、および、像を回転させた場合にはその回
転角度と方向が併せて記憶される。各画像メモリーに記
憶された各映像信号は陰極線管9に供給され、複数の試
料像が陰極線管9に表示される。この試料像から特定の
試料像を選択すると、制御装置15は、読み出した座標
値に基づき、ステージコントロールユニット21を制御
し、X−Yステージ17を駆動し、選択した像に対応し
た試料位置が電子ビームの光軸上に位置するようにステ
ージを移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、走査電子顕微鏡等
の走査型荷電粒子ビーム装置に関し、特に、試料の視野
探しを行う際に用いて最適な走査型荷電粒子ビーム装置
における試料像観察方法に関する。
【0002】
【従来の技術】走査電子顕微鏡では、電子銃からの電子
ビームをコンデンサレンズと対物レンズによって試料上
に集束し、更に電子ビームを2次元的に走査している。
そして、試料への電子ビームの照射によって発生した2
次電子等を検出し、検出信号を電子ビームの走査に同期
した陰極線管に供給し、試料の走査像を得るようにして
いる。
【0003】このような走査電子顕微鏡を用いて試料の
像観察を行う際、試料ステージを機械的にX−Y方向に
移動させたり回転させたりして試料の所望領域の像の観
察を行っている。また、この試料の観察範囲の移動や回
転は、機械的なものだけでなく、電子ビームの偏向範囲
を制御するイメージシフト機能や、電子ビームの2次元
走査の方向を電気的に回転させるスキャンローテーショ
ン機能によっても行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】さて、このような走査
電子顕微鏡において、試料上の観察目的位置を電子ビー
ムの光軸上に位置させて詳細な観察を行う場合、電子ビ
ームの2次元走査領域を広くして観察倍率を低くし、こ
の低倍率像を観察して目的の試料位置を探す。その後試
料が載置されたステージを機械的に移動させ、目的の試
料位置を電子ビームの光軸上に位置させる。このような
ステップの後、電子ビームの2次元走査領域を狭くして
観察倍率を高くし、目的位置の試料像の詳細な観察を行
う。
【0005】上記したステップによる像観察は、あらか
じめ観察位置が決まっているものにおいては必要ない
が、新規に画像観察する試料に関しては必須のステップ
となる。また、大型試料の場合等では、複数の離れた位
置での像観察を行う際には、ステージを機械的に移動さ
せるごとに最低倍率の条件で視野探しを行わなければな
らない。特にステージを移動させて最低倍率の条件で視
野探しを行っても、目的の試料位置がその視野に入らな
い場合には、再度ステージを移動させての視野探しを行
わねばならない。
【0006】本発明は、このような点に鑑みてなされた
もので、その目的は、試料の視野探しを簡単に行うこと
ができる走査型荷電粒子ビーム装置における試料像観察
方法を実現するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】第1の発明に基づく走査
型荷電粒子ビーム装置における試料像観察方法は、機械
的なX−Y移動、回転ができるステージ上の試料に荷電
粒子ビームを照射すると共に、試料上で荷電粒子ビーム
を2次元的に走査し、試料への荷電粒子ビームの照射に
よって得られた信号に基づき試料の走査像を表示するよ
うにした走査型荷電粒子ビーム装置において、試料上の
異なった視野の複数の映像信号をそれぞれ試料の位置情
報と共に記憶し、記憶した複数の視野の映像信号に基づ
いて複数の試料像を同時に表示させ、表示された複数の
試料像の内の任意の試料像を選択し、選択された試料像
に対応した試料位置に試料を自動的に移動させるように
したことを特徴としている。
【0008】第1の発明では、試料上の異なった視野の
複数の映像信号をそれぞれ試料の位置情報と共に記憶
し、記憶した複数の視野の映像信号に基づいて複数の試
料像を同時に表示させ、表示された複数の試料像の内の
任意の試料像を選択し、選択された試料像に対応した試
料位置に試料を自動的に移動させるようにしたので、視
野探しを簡単に行うことができる。
【0009】第2の発明に基づく走査型荷電粒子ビーム
装置における試料像観察方法は、第1の発明において、
選択された試料像中の任意の位置を指定することによ
り、任意の位置の拡大像を表示するようにした。
【0010】第3の発明に基づく走査型荷電粒子ビーム
装置における試料像観察方法は、第2の発明において、
映像信号と共に記憶されている試料の位置情報に回転情
報も含めるようにしたことを特徴としている。
【0011】第4の発明に基づく走査型荷電粒子ビーム
装置における試料像観察方法は、第2の発明において、
表示された複数の試料像の内の任意の試料像を選択する
ことにより、選択された試料像が表示画面の別領域に表
示されるようにしたことを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は本発明の方法を実施
するための走査電子顕微鏡の一例を示す図であり、図示
していない電子銃から発生し加速された電子ビームEB
は、図示していないコンデンサレンズと対物レンズ1に
よって試料2上に細く集束される。電子ビームは更にX
方向の偏向コイル3とY方向の偏向コイル4とによって
試料2の所望領域で2次元的に走査される。
【0013】電子ビームEBの試料2への照射によって
発生した2次電子は、2次電子検出器5によって検出さ
れ、検出信号はAD変換器6によってディジタル信号に
変換された後、画像メモリー7に供給されて記憶され
る。画像メモリー7に記憶された信号は読み出され、グ
ラフィック・ユーザー・インターフェイス(GUI)8
を介して陰極線管9に供給される。この結果、陰極線管
9には試料の走査像が表示される。
【0014】X方向偏向コイル3にはX方向偏向駆動回
路10から、Y方向偏向コイル4にはY方向偏向駆動回
路11から、電子ビームの走査のための偏向信号が供給
される。X方向偏向駆動回路10には、X方向走査信号
発生回路12からのX方向の走査信号がスキャンローテ
ーション回路13を介して供給され、Y方向偏向駆動回
路11には、Y方向走査信号発生回路14とから発生し
た走査信号が、スキャンローテーション回路13を介し
て供給される。
【0015】X方向走査信号発生回路12とY方向走査
信号発生回路14とはCPUのごとき制御装置15によ
って倍率に応じて制御される。すなわち、倍率が高い場
合には走査信号の振幅が小さくされ、倍率が低い場合に
は走査信号の振幅が大きくなるように制御される。ま
た、スキャンローテーション回路13も制御装置15に
よって制御される。
【0016】試料2は、回転ステージ16上に載置され
ており、回転ステージ16はX−Y移動ステージ17上
に取り付けられている。回転ステージ16はR動駆動回
路18によってX−Yステージ17上で回転させられ
る。また、X−Y移動ステージ17は、X動駆動回路1
9とY動駆動回路20によってX−Y方向に移動可能に
構成されている。R動駆動回路18、X動駆動回路1
9、Y動駆動回路20は、それぞれ制御装置15によっ
て制御されるステージコントロールユニット21によっ
て制御される。
【0017】制御装置15には、キーボードやポインテ
ィングデバイス等の操作手段22が接続されている。ま
た、制御装置15には、複数枚の画像メモリー23a〜
23nが接続されており、各画像メモリー23a〜23
nには、制御装置15の制御の下に、画像メモリー7に
記憶された画像が適宜記憶される。
【0018】この各画像メモリー23a〜23nには、
画像信号のみでなく画像を取得した際の回転ステージ1
6の回転角度、X−Yステージ17のX−Y座標、スキ
ャンローテーション回路13による像の回転角度の情報
も、制御装置15から送られて試料の位置情報として記
憶されている。このような構成の動作を次に説明する。
【0019】2次電子像の観察を行う場合、操作手段2
2によって任意の倍率を設定する。この設定された倍率
に基づき、制御装置15はX方向走査信号発生回路1
2、Y方向走査信号発生回路14とを制御し、各走査回
路から倍率に応じた走査信号X,Yを発生させる。
【0020】X方向走査信号発生回路12,Y方向走査
信号発生回路14からそれぞれ発生した走査信号X,Y
は、スキャンローテーション回路13へ送られる。スキ
ャンローテーション回路13は、制御装置15から送ら
れる回転角θの情報及び前記走査信号X,Yに基づいて
偏向コイル3,4へ供給する偏向信号H(=Xcosθ+
Ysinθ)、V(=Xcosθ−Ysinθ)を作成し、駆動
回路10,11を介して各偏向向コイル3,4へ供給す
る。
【0021】上記した走査信号の偏向コイルへの供給に
より、電子ビームEBは試料2上の任意の範囲で2次元
的に走査される。試料2への電子ビームEBの照射によ
って発生した2次電子は、2次電子検出器5によって検
出される。検出器5の検出信号は、AD変換器6によっ
てディジタル信号に変換された後、電子ビームの走査に
同期されて画像メモリー7に記憶される。画像メモリー
7に記憶された信号は読み出されて、ディスプレイ表示
の制御を行うGUI8を介して陰極線管9に供給され
る。この結果、試料の2次電子像が陰極線管9上に表示
されることになる。
【0022】ここで、試料2を機械的に回転させて像の
観察を行う場合、操作手段22を制御して回転量等の指
示を行う。この指示に基づき制御装置15はステージコ
ントロールユニット21を介してR動駆動回路18を制
御し、回転ステージ16を所定量、所定方向に回転させ
る。このような操作により、試料を機械的に回転させて
の像観察が実行される。
【0023】次に試料をX−Y方向に機械的に移動させ
る場合、操作手段22を制御してX−Y方向の各移動量
を指示する。この指示に基づき制御装置15はステージ
コントロールユニット21を介してX動駆動回路19と
Y動駆動回路20を制御し、X−Y移動ステージ17を
所定量、所定方向に移動させる。このような操作によ
り、試料2を機械的に移動させての像観察が実行され
る。
【0024】次に、試料2の像を電気的に回転させて観
察を行う場合について説明する。操作手段22を操作し
て、電気的な像回転量θの指示を行う。この指示に基づ
き制御装置15はスキャンローテーション回路13へ回
転量θの情報を送る。スキャンローテーション回路13
は、回転量θに応じたX偏向信号HとY偏向信号Vを発
生させる。
【0025】このX偏向信号HとY偏向信号Vは、偏向
駆動回路10,11を介してX偏向コイル3とY偏向コ
イル4に供給されることから、試料2上の電子ビームE
Bの2次元走査方向はθ回転することになり、陰極線管
9上ではθ回転した状態で像の観察を行うことができ
る。
【0026】次に視野探しの動作について説明する。視
野探しモードの場合、あらかじめ試料2の複数の領域で
低倍像の取得を行う。この場合、試料2をX−Y方向に
移動させ、更に必要に応じて試料2を機械的あるいはス
キャンローテーションにより回転させる。
【0027】各領域ごとに取得された画像信号は、その
都度制御装置15の制御に基づき画像メモリー7から画
像メモリー23のいずれかのメモリーに送られて記憶さ
れる。この画像メモリー23a〜23nへの画像の記憶
の際には、取得した低倍像に対応した試料のX−Y座
標、および、像を回転させた場合にはその回転角度と方
向が併せて記憶される。
【0028】例えば、図2に示す試料2の内、点線の四
角で囲った4つの領域R1〜R4の領域で電子ビームの
走査が行われ、この4つの領域R1〜R4の走査に基づ
いて検出器5で検出された信号が、画像メモリー23a
〜23dにそれぞれ供給されて記憶される。このとき、
各領域のX−Y座標の値、例えば、それぞれの領域の中
心位置C1〜C4の座標値が画像メモリー23a〜23
dに記憶される。
【0029】視野探しモードの場合、制御装置15の制
御に基づき、各画像メモリー23a〜23dに記憶され
た各映像信号はGUI8によって読み出され、陰極線管
9に供給される。このとき、4つの映像信号に基づく試
料像は陰極線管9の別の領域に表示される。図3は表示
の一例を示しており、陰極線管9の画面の右下に4つの
映像信号に基づく低倍率の試料像D1〜D4が表示され
る。
【0030】陰極線管9の画面の右上には、選択像表示
領域D0が設けられている。この選択像表示領域D0に
表示される低倍率像は、4つの試料像D1〜D4の内か
ら選択して表示される。この選択を行う場合、例えば、
操作手段に含まれるマウスによって、選択したい試料像
(D1〜D4までの試料像のいずれか)の表示領域にカ
ーソルを移動させ、ドラッグ機能を用いて選択した試料
像を選択像表示領域D0に表示させれば良い。また、選
択したい試料像の表示領域にカーソルを移動させ、マウ
スをダブルクリックすることにより、選択した試料像を
選択像表示領域D0に表示させるように構成しても良
い。
【0031】上記ステップにより、選択した試料像を選
択像表示領域D0に表示させると同時に、制御装置15
は選択した試料像が記憶されている画像メモリー23か
ら、選択した試料像の位置情報を読み出す。例えば、選
択した試料像がD2の場合、画像メモリー23bから試
料領域R2の中心位置C2の座標値を読み出す。
【0032】制御装置15は、読み出した座標値に基づ
き、ステージコントロールユニット21を制御し、X動
駆動回路19、Y動駆動回路20によってX−Yステー
ジ17を駆動し、試料2の位置C2が電子ビームの光軸
上に位置するようにステージを移動させる。
【0033】ここで、4つの試料像D1〜D4が試料の
X−Y方向の移動のみではなく、回転ステージ16の回
転によって回転させられている場合、あるいはスキャン
ローテーション回路13によって回転させられている場
合、各画像メモリー23には試料のX−Y座標と共に回
転の角度が試料の位置情報として記憶される。そして、
試料像を選択した際には、X−Y座標値と共に回転の情
報も読み出される。この回転の情報に基づき、R動駆動
回路18によって回転ステージ16が駆動され、選択さ
れた試料像の映像信号が取得されたときと同じ状態に試
料2がセットされる。
【0034】選択像表示領域D0に拡大像を観察したい
領域を表示した後、この領域に表示された像に基づき拡
大像の観察位置の選択が行われる。拡大像の選択は、例
えば、領域D0の表示像中の任意の位置にカーソルを移
動させ、その位置でマウスをクリックすることにより行
う。このような操作により、制御装置15は選択された
試料上の位置が電子ビームの光軸上にくるように、ステ
ージコントロールユニット21を制御する。
【0035】この試料位置の制御と同時に、制御装置1
5は、操作手段22によって設定された拡大像の倍率に
基づきX方向走査信号発生回路12とY方向走査信号発
生回路14を制御する。この結果、陰極線管9のメイン
の画面上には、選択した試料部分の拡大像が表示される
ことになる。
【0036】図4は拡大像が表示された例を示した図で
あり、陰極線管9の表示画面の右上には選択像表示領域
D0が表示されている。この領域D0に表示された試料
像中の任意の点を指示すると、その点を中心とした指定
倍率の拡大像が画面9に表示される。このとき、領域D
0の低倍像中の拡大像に対応する領域には枠30が表示
され、観察している拡大像の位置がオペレータに認識さ
れるように構成されている。なお、陰極線管画面の左下
には、拡大像の倍率が表示される。
【0037】以上本発明の実施の形態を詳述したが、本
発明はこの形態に限定されない。例えば、走査電子顕微
鏡を例にして説明したが、イオンビームを走査して試料
の走査像を得る装置にも本発明を適用することができ
る。また、2次電子を検出するようにしたが、反射電子
を検出しても良い。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように、本発明では、試料
上の異なった視野の複数の映像信号をそれぞれ試料の位
置情報と共に記憶し、記憶した複数の視野の映像信号に
基づいて複数の試料像を同時に表示させ、表示された複
数の試料像の内の任意の試料像を選択し、選択された試
料像に対応した試料位置に試料を自動的に移動させるよ
うにしたので、視野探しを簡単に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に基づく方法を実施するための走査電子
顕微鏡の一例を示す図である。
【図2】試料中の記憶された低倍像の領域を示す図であ
る。
【図3】陰極線管の表示画面の一例を示す図である。
【図4】陰極線管の表示画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 対物レンズ 2 試料 3,4 偏向コイル 5 2次電子検出器 6 AD変換器 7 画像メモリー 8 グラフィック・ユーザー・インターフェイス 9 陰極線管 10,11 偏向駆動回路 12,14 走査信号発生回路 13 スキャンローテーション回路 15 制御装置 16 回転ステージ 17 X−Y移動ステージ 18,19,20 ステージ駆動回路 21 ステージコントロールユニット 22 操作手段 23 画像メモリー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小林 利治 東京都昭島市武蔵野三丁目1番2号 日本 電子株式会社内 (72)発明者 渡部 紀夫 東京都昭島市武蔵野三丁目1番2号 日本 電子株式会社内 Fターム(参考) 2F067 AA45 AA46 AA53 EE05 EE10 HH06 JJ05 KK04 NN02 PP12 QQ02 RR12 RR30 SS02 SS13 TT01 UU32 2G001 AA03 AA05 BA07 CA03 FA06 GA04 GA06 HA13 JA02 JA03 JA11 JA13 JA20 PA11 PA13 SA12 5C001 AA03 AA04 AA05 CC04

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機械的なX−Y移動、回転ができるステ
    ージ上の試料に荷電粒子ビームを照射すると共に、試料
    上で荷電粒子ビームを2次元的に走査し、試料への荷電
    粒子ビームの照射によって得られた信号に基づき試料の
    走査像を表示するようにした走査型荷電粒子ビーム装置
    において、試料上の異なった視野の複数の映像信号をそ
    れぞれ試料の位置情報と共に記憶し、記憶した複数の視
    野の映像信号に基づいて複数の試料像を同時に表示さ
    せ、表示された複数の試料像の内の任意の試料像を選択
    し、選択された試料像に対応した試料位置に試料を自動
    的に移動させるようにした走査型荷電粒子ビーム装置に
    おける試料像観察方法。
  2. 【請求項2】 選択された試料像中の任意の位置を指定
    することにより、任意の位置の拡大像が表示される請求
    項1記載の走査型荷電粒子ビーム装置における試料像観
    察方法。
  3. 【請求項3】 映像信号と共に記憶されている試料の位
    置情報に回転情報も含めた請求項1記載の走査型荷電粒
    子ビーム装置における試料像観察方法。
  4. 【請求項4】 表示された複数の試料像の内の任意の試
    料像を選択することにより、選択された試料像が表示画
    面の別領域に表示される請求項1記載の走査型荷電粒子
    ビーム装置における試料像観察方法。
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