JP2000355999A - 間仕切構造 - Google Patents

間仕切構造

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JP2000355999A
JP2000355999A JP11169531A JP16953199A JP2000355999A JP 2000355999 A JP2000355999 A JP 2000355999A JP 11169531 A JP11169531 A JP 11169531A JP 16953199 A JP16953199 A JP 16953199A JP 2000355999 A JP2000355999 A JP 2000355999A
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JP
Japan
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ceiling
partition wall
floor slab
partition
fixed
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JP11169531A
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English (en)
Inventor
Toshiaki Tomochika
利昭 友近
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Taisei Corp
Original Assignee
Taisei Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 天井面より下方だけを分離して容易に仕切り
直すことができるとともに、これに伴う資材の無駄も生
じない間仕切構造を提供する。 【解決手段】 上階床スラブ1から吊下固定した複数本
の天井レール2,2,…と、天井レール2,2,…の間
に架設した天井板3,3,…と、上部が天井レール2に
着脱自在に固定され、下部が当該階床スラブ4に着脱自
在に固定された間仕切壁5と、を備えることを特徴とす
る間仕切構造。さらに、間仕切壁5の上方の天井裏に、
上部が上階床スラブ1に固定され、下部が天井レール2
に固定された天井裏仕切壁6を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、仕切り直しが容易
な間仕切構造に関する。
【0002】
【従来の技術】賃貸オフィスビル等の建築物では、建築
時には間仕切壁を設置せず、テナントの入居状況や要望
に合わせて適宜の位置に間仕切壁を設置することが一般
的となっている。また、特に大規模な建築物の場合に
は、建築基準法に基づいて一定の床面積毎に防火区画を
行わなければならないため、前記間仕切壁に所定の防火
性能をもたせることが多い。
【0003】かかる観点より、従来の間仕切構造は図6
に示すようになっている。すなわち、間仕切壁5は、ス
チール製のランナー5a,5bを下地とし、この下地に
両側から耐火板5c,5cを挟着した構造となってお
り、ランナー5aは上階床スラブ1に、ランナー5bは
当該階床スラブ4に、それぞれ発射打込み鋲10により
固定されている。一方、天井板3は、吊ボルト3a、ハ
ンガー3b、野縁受け3c、野縁3dにより上階床スラ
ブ1に固定されており、耐火板5cにより分断された壁
勝ちの納まりとなっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の間仕切構造において間仕切壁5の位置を変更
しようとすると、建築基準法の防火区画壁とせず、単な
るレイアウト変更のように天井板3より下方の部分だけ
を仕切り直したい場合であっても、天井板3を含む全体
を一旦撤去した後に、新たな位置に間仕切壁5及び天井
板3を設置しなければならず、多大な手間を要してい
た。
【0005】また、間仕切壁5の位置が変わると天井板
3の寸法も変わるため、少なくとも天井板3については
変更前のものを変更後に転用できず、資材の無駄が生じ
ていた。
【0006】そこで、本発明は、このような問題に鑑
み、天井面より下方の間仕切壁だけを分離して容易に仕
切り直すことができるとともに、これに伴う資材の無駄
も生じない間仕切構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1に係
る発明は、上階床スラブから吊下固定した複数本の天井
レールと、これらの天井レールの間に架設した天井板
と、上部が前記天井レールに着脱自在に固定され、下部
が当該階床スラブに着脱自在に固定された間仕切壁と、
を備えることを特徴とする間仕切構造である。
【0008】かかる間仕切構造における間仕切壁は、上
部が天井レールに、下部が当該階床スラブに、それぞれ
着脱自在に固定されているため、天井板を取り外すこと
なく天井面より下方だけを容易に仕切り直すことができ
る。また、間仕切壁の位置変更の際には天井板を取り外
す必要がなく、単に間仕切壁をもとの位置から撤去し、
これを別の天井レールに合わせた新たな位置に設置すれ
ば済むため、資材の無駄が生じない。
【0009】また、請求項2に係る発明は、請求項1記
載の間仕切構造において、間仕切壁の上方の天井裏に、
上部が上階床スラブに固定され、下部が天井レールに固
定された天井裏仕切壁を備えることを特徴とする。
【0010】かかる間仕切構造は、間仕切壁の上方の天
井裏に天井裏仕切壁を備えるため、材料を適当に選択す
れば、間仕切壁及び天井裏仕切壁を全体として防火区画
壁として用いることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づき、本発明
の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、同一
要素には同一符号を用い、重複する説明は省略するもの
とする。
【0012】図1は、本発明に係る間仕切構造の一実施
形態を表す断面斜視図である。また、図2は、図1に示
す間仕切構造における間仕切壁の側面図である。これら
の図において、符号1は上階床スラブ、符号2は天井レ
ール、符号3は天井板、符号4は当該階床スラブ、符号
5は間仕切壁、符号6は天井裏仕切壁を示す。
【0013】これらの図に示すように、天井レール2
は、吊ボルト7によって上階床スラブ1から吊下固定さ
れている。そして、このように適宜の間隔で吊下固定さ
れた複数本の天井レール2,2,…の間に天井板3,
3,…が架設されている。なお、天井レール2は、図2
のB−B断面詳細図である図3(b)に示すように、溝
形鋼2aの両側に山形鋼からなる回り縁2b,2bを溶
接固定した構成となっており、溝形鋼2aが吊ボルト7
及びナット7b,7cによって高さ調節自在に上階床ス
ラブ1から吊下固定されている。
【0014】また、間仕切壁5は、上部が天井レール2
に、下部が当該階床スラブ4に固定されている。同様
に、天井裏仕切壁6は、吊ボルト7を両側から挟んだ格
好で、上部が上階床スラブ1に、下部が天井レール2に
固定されている。
【0015】ここで、図3(b)及び図2のA−A断面
詳細図である図3(a)に示すように、天井裏仕切壁6
は、吊ボルト7及びナット7aによって上階床スラブ1
に固定されたランナー6aと、ナット7b,7cによっ
て吊ボルト7に高さ調節自在に固定された天井レール2
とを下地とし、この下地を両側からビスにより耐火板6
b,6bで挟着した構成となっている。
【0016】また、天井板3は、図3(b)に示すよう
に、天井レール2を構成する回り縁2bの水平面上に載
せられている。
【0017】また、図2のC−C断面詳細図である図4
(a)及び同D−D断面詳細図である図4(b)に示す
ように、間仕切壁5は、ボルト8及びナット8a,8b
によって溝形鋼2aに着脱自在に固定されたランナー5
aと、ボルト9及びナット9aによって当該階床スラブ
4に着脱自在に固定されたランナー5bとを下地とし、
この下地を両側からビスにより耐火板5c,5cで挟着
した構成となっている。なお、この間仕切壁5の上方の
天井裏に天井裏仕切壁6がなく、間仕切壁5が防火区画
壁として使用されない場合においては、耐火板5cの代
わりに防火性のない面材を用いてもよい。また、必要に
応じて巾木5dを取り付ける。
【0018】以上のような間仕切構造においては、天井
板3を取り外すことなく間仕切壁5だけを撤去・移動・
再設置することができる。間仕切壁5の撤去は、まず耐
火板5c,5cをランナー5a,5bから取り外し、そ
の後、ナット8bを緩めることによりランナー5aを天
井レール2から取り外すとともに、ナット9aを緩める
ことによりランナー5bを当該階床スラブ4から取り外
すことにより行う。
【0019】なお、天井面の美観を考慮し、間仕切壁5
の撤去後はボルト8及びナット8aも取り外し、その
後、図5に示すように、断面コ字形の天井レールカバー
2cを溝形鋼2aの内側に嵌め込む。この天井レールカ
バー2cは、防煙垂れ壁や天井サインの取付下地とする
こともできる。同様に、床面の美観及び安全性を考慮
し、間仕切壁5の撤去後はボルト9を取り外し、その穴
に必要に応じて適当なキャップ類を嵌め込むことが望ま
しい。
【0020】一方、間仕切壁5の設置(再設置)は、ま
ず当該階床スラブ4にアンカー穴を穿設し(再設置の場
合にはアンカー穴が予め穿設されているため、必要に応
じてキャップ類を取り外すことになる。)、このアンカ
ー穴にボルト9を嵌め込みナット9aを締め付けること
によりランナー5bを当該階床スラブ4上に固定する。
さらに、天井レール2の溝形鋼2aに対して、ボルト8
及びナット8a,8bによりランナー5aを固定する。
次に、ランナー5a及び5bからなる下地に対して両側
から耐火板5c,5cをビス止めする。
【0021】また、本実施形態の間仕切構造において
は、耐火板6b,6bを取り付けたり取り外すことによ
って、間仕切壁5とは無関係に天井裏仕切壁6を設置し
たり撤去することが可能である。したがって、防火区画
を行う必要のある場合には間仕切壁5の上方に天井裏仕
切壁6を設置し、防火区画を行う必要のない場合には天
井裏の設備ダクトの納まりを考慮して耐火板6b,6b
を取り外すようにすればよい。天井裏仕切壁6の設置や
撤去に際しては天井板3を取り外す必要があるが、作業
後は元通りの位置に天井板3を取り付ければよいため、
従来と異なり変更前の天井板3が変更後に転用できなく
なることはない。
【0022】
【発明の効果】以上のように、請求項1に係る発明によ
れば、テナントの入居状況や要望に合わせて、天井板を
取り外すことなく天井面より下方の間仕切壁だけを容易
に位置変更できるため、間仕切壁の位置変更の手間や費
用が低減され、空間をより有効に利用することができる
とともに、資材の無駄を省くこともできる。
【0023】また、請求項2に係る発明によれば、材料
を適当に選択することにより、間仕切壁及び天井裏仕切
壁を全体として防火区画壁として用いることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る間仕切構造の一実施形態を表す断
面斜視図である。
【図2】図1に示す間仕切構造における間仕切壁の側面
図である。
【図3】(a)は図2のA−A断面詳細図、(b)は同
B−B断面詳細図である。
【図4】(a)は図2のC−C断面詳細図、(b)は同
D−D断面詳細図である。
【図5】間仕切壁を撤去し、天井レールカバーを設置し
たときの天井レール周りの断面詳細図である。
【図6】従来の間仕切構造を示す断面図である。
【符号の説明】
1 … 上階床スラブ 2 … 天井レール 2a … 溝形鋼 2b … 回り縁 3 … 天井板 3a … 吊ボルト 3b … ハンガー 3c … 野縁受け 3d … 野縁 4 … 当該階床スラブ 5 … 間仕切壁 5a,5b … ランナー 5c … 耐火板 5d … 巾木 6 … 天井裏仕切壁 6a … ランナー 6b … 耐火板 7 … 吊ボルト 7a〜7c … ナット 8 … ボルト 8a,8b … ナット 9 … ボルト 9a … ナット 10 … 発射打込み鋲

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上階床スラブから吊下固定した複数本の
    天井レールと、これらの天井レールの間に架設した天井
    板と、上部が前記天井レールに着脱自在に固定され、下
    部が当該階床スラブに着脱自在に固定された間仕切壁
    と、を備えることを特徴とする間仕切構造。
  2. 【請求項2】 前記間仕切壁の上方の天井裏に、上部が
    前記上階床スラブに固定され、下部が前記天井レールに
    固定された天井裏仕切壁を備えることを特徴とする請求
    項1記載の間仕切構造。
JP11169531A 1999-06-16 1999-06-16 間仕切構造 Pending JP2000355999A (ja)

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Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011084863A (ja) * 2009-10-13 2011-04-28 Misawa Homes Co Ltd ユニット式建物の改築方法
JP2012136860A (ja) * 2010-12-27 2012-07-19 Asahi Kasei Homes Co 間仕切壁を撤去し天井を修復する方法、および、天井構造
US8453989B2 (en) 2007-09-28 2013-06-04 Uhchida Yoko Co., Ltd. Suspension device
JP2016023519A (ja) * 2014-07-24 2016-02-08 ミサワホーム株式会社 建物ユニットの設置構造
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KR101733262B1 (ko) * 2011-03-14 2017-05-08 아디타즈, 인크. 구조적 골조식 빌딩을 위한 모듈러 인테리어 파티션
KR101794720B1 (ko) * 2016-04-27 2017-11-07 에스케이건설 주식회사 가변형 칸막이 벽체
KR101794718B1 (ko) * 2016-04-27 2017-11-07 에스케이건설 주식회사 가변형 칸막이 벽체

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