JP2000355386A - ディスクカートリッジの収納ケース - Google Patents
ディスクカートリッジの収納ケースInfo
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Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B23/00—Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
- G11B23/02—Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
- G11B23/03—Containers for flat record carriers
- G11B23/0301—Details
- G11B23/0313—Container cases
- G11B23/0316—Constructional details, e.g. shape
Landscapes
- Packaging For Recording Disks (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ディスクカートリッジを収納保存するための
収納ケースを単一部品化して、その製造コストを減少す
る。 【解決手段】 上壁８、底壁９、左右側壁１０・１１お
よび後壁１２を一体に成形して、ブックケース型の収納
ケースを形成する。左右側壁１０にストッパー１７を一
体成形して、ケース内に装填したディスクカートリッジ
１をストッパー１７で押え保持する。ストッパー１７は
片持ち支持された弾性腕１８を有し、その遊端内面に係
合片１９が設けてある。収納ケースにディスクカートリ
ッジ１を収納したとき、係合片１９がディスクカートリ
ッジ１側の凹み６に係合する。
収納ケースを単一部品化して、その製造コストを減少す
る。 【解決手段】 上壁８、底壁９、左右側壁１０・１１お
よび後壁１２を一体に成形して、ブックケース型の収納
ケースを形成する。左右側壁１０にストッパー１７を一
体成形して、ケース内に装填したディスクカートリッジ
１をストッパー１７で押え保持する。ストッパー１７は
片持ち支持された弾性腕１８を有し、その遊端内面に係
合片１９が設けてある。収納ケースにディスクカートリ
ッジ１を収納したとき、係合片１９がディスクカートリ
ッジ１側の凹み６に係合する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、光磁気ディスクな
どに代表されるディスクカートリッジを収納するブック
ケース型の収納ケースに関する。
どに代表されるディスクカートリッジを収納するブック
ケース型の収納ケースに関する。
【０００２】
【従来の技術】この種の収納ケースは、例えば特開平１
０−１７５６９１号公報に公知である。そこでは、ケー
ス本体と、蓋体と、蓋体に装着固定される一対のロック
体との４個の部品で収納ケースを構成している。この収
納ケースは、蓋体をスライド開放し、さらに上開き開放
できるが、蓋体をケース本体に対して開閉不能に圧嵌係
合した収納ケースもある。
０−１７５６９１号公報に公知である。そこでは、ケー
ス本体と、蓋体と、蓋体に装着固定される一対のロック
体との４個の部品で収納ケースを構成している。この収
納ケースは、蓋体をスライド開放し、さらに上開き開放
できるが、蓋体をケース本体に対して開閉不能に圧嵌係
合した収納ケースもある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】このようにケース本
体、蓋体および一対のロック体で構成した収納ケース
は、各部品毎に成形金型を要し、蓋体を開閉するにし
ろ、ケース本体に対して単に圧嵌係合するにしろ、ケー
ス本体と蓋体とのそれぞれに接合構造や、ロック体用の
取付部構造等を設けねばならず、金型の構造が複雑化す
る。その結果、収納ケースの全体コストが高く付き、低
コスト化しようにも限界があった。
体、蓋体および一対のロック体で構成した収納ケース
は、各部品毎に成形金型を要し、蓋体を開閉するにし
ろ、ケース本体に対して単に圧嵌係合するにしろ、ケー
ス本体と蓋体とのそれぞれに接合構造や、ロック体用の
取付部構造等を設けねばならず、金型の構造が複雑化す
る。その結果、収納ケースの全体コストが高く付き、低
コスト化しようにも限界があった。
【０００４】本発明の目的は、ディスクカートリッジの
抜け止め機能を備えていながら、単一の部品のみで構成
できるようにし、以て収納ケースの製造コストの削減化
が図れる収納ケースを得るにある。本発明の他の目的
は、ケース内に装填したディスクカートリッジを抜け止
め保持するためのストッパーが、ケース壁と一体に成形
してあり、従って構造が簡単で安価に提供できる収納ケ
ースを得るにある。
抜け止め機能を備えていながら、単一の部品のみで構成
できるようにし、以て収納ケースの製造コストの削減化
が図れる収納ケースを得るにある。本発明の他の目的
は、ケース内に装填したディスクカートリッジを抜け止
め保持するためのストッパーが、ケース壁と一体に成形
してあり、従って構造が簡単で安価に提供できる収納ケ
ースを得るにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明の収納ケースは、
図３に示すごとく上壁８、底壁９、左右側壁１０・１１
および後壁１２が一体にプラスチック成形されて、前面
に出入口１３が開口するブックケース型に形成されてお
り、前記各壁８〜１２の少なくともひとつに、ケース内
に装填したディスクカートリッジ１を抜け止め保持する
ストッパー１７が一体に成形してあることを特徴とす
る。
図３に示すごとく上壁８、底壁９、左右側壁１０・１１
および後壁１２が一体にプラスチック成形されて、前面
に出入口１３が開口するブックケース型に形成されてお
り、前記各壁８〜１２の少なくともひとつに、ケース内
に装填したディスクカートリッジ１を抜け止め保持する
ストッパー１７が一体に成形してあることを特徴とす
る。
【０００６】そのストッパー１７は、図５に示すごとく
弾性変形可能な弾性腕１８と、ケース内方へ突出する係
合片１９とで構成し、係合片１９がケース内に装填した
ディスクカートリッジ１の外面に単に弾性的に圧接し
て、ディスクカートリッジ１を抜け止め保持するだけで
もよい。
弾性変形可能な弾性腕１８と、ケース内方へ突出する係
合片１９とで構成し、係合片１９がケース内に装填した
ディスクカートリッジ１の外面に単に弾性的に圧接し
て、ディスクカートリッジ１を抜け止め保持するだけで
もよい。
【０００７】より好ましいストッパー１７としては、図
１に示すごとく弾性変形可能な弾性腕１８と、ケース内
方へ突出する係合片１９とで構成し、係合片１９をディ
スクカートリッジ１の外面に設けた凹み６に落ち込み係
合させることにより、ディスクカートリッジ１を抜け止
め保持することができる。
１に示すごとく弾性変形可能な弾性腕１８と、ケース内
方へ突出する係合片１９とで構成し、係合片１９をディ
スクカートリッジ１の外面に設けた凹み６に落ち込み係
合させることにより、ディスクカートリッジ１を抜け止
め保持することができる。
【０００８】その弾性腕１８は、ケース壁に片持ち状に
支持してケース内外方向へ弾性変形可能に設け、弾性腕
１８の遊端内面に係合片１９を突設する。左右側壁１０
・１１は上壁８および底壁９より厚肉に形成して主耐力
壁とし、左右側壁１０・１１の上下方向中途部に、凹溝
１６を出入口１３から内奥へ向かって凹み形成する。そ
の左右側壁１０・１１の一部には、それぞれ薄肉部２０
を設け、この薄肉部２０に前記ストッパー７の弾性腕１
８をケース内外（左右）方向に弾性変形可能に設けるこ
とができる。
支持してケース内外方向へ弾性変形可能に設け、弾性腕
１８の遊端内面に係合片１９を突設する。左右側壁１０
・１１は上壁８および底壁９より厚肉に形成して主耐力
壁とし、左右側壁１０・１１の上下方向中途部に、凹溝
１６を出入口１３から内奥へ向かって凹み形成する。そ
の左右側壁１０・１１の一部には、それぞれ薄肉部２０
を設け、この薄肉部２０に前記ストッパー７の弾性腕１
８をケース内外（左右）方向に弾性変形可能に設けるこ
とができる。
【０００９】
【作用および発明の効果】収納ケースの例えば上壁８又
は左右側壁１０・１１にストッパー１７を一体に成形す
るので、従来の収納ケースに比べて、部品数を減らする
ことができる。成形用金型が一種のみで済むうえ、金型
の構造も簡素化できる。従って、本発明の収納ケースに
よれば、従来形式に比べて、製造に要するコストが少な
くて済み、その分だけ安価に提供できる。
は左右側壁１０・１１にストッパー１７を一体に成形す
るので、従来の収納ケースに比べて、部品数を減らする
ことができる。成形用金型が一種のみで済むうえ、金型
の構造も簡素化できる。従って、本発明の収納ケースに
よれば、従来形式に比べて、製造に要するコストが少な
くて済み、その分だけ安価に提供できる。
【００１０】弾性腕１８と係合片１９とでストッパー１
７を構成し、ディスクカートリッジ１をケース内へ装填
した状態において、係合片１９の圧接でディスクカート
リッジ１を抜け止め保持する収納ケースによれば、ディ
スクカートリッジ１を弾性腕１８の弾性力で遊動不能に
押え保持できるので、取り扱い時等にディスクカートリ
ッジ１がガタ付いて、耳障りな騒音を発することを解消
できる。
７を構成し、ディスクカートリッジ１をケース内へ装填
した状態において、係合片１９の圧接でディスクカート
リッジ１を抜け止め保持する収納ケースによれば、ディ
スクカートリッジ１を弾性腕１８の弾性力で遊動不能に
押え保持できるので、取り扱い時等にディスクカートリ
ッジ１がガタ付いて、耳障りな騒音を発することを解消
できる。
【００１１】また、係合片１９をディスクカートリッジ
１の外面の凹み６に落ち込み係合させて抜け止めを行う
収納ケースによれば、係合片１９が凹み６に落ち込むと
きの音や衝撃によって、ディスクカートリッジ１が適正
に装填されたことを認識できるので、例えば手探り状態
でディスクカートリッジ１を出し入れするような場合に
も、ディスクカートリッジ１を適切かつ確実に収納保持
できる。
１の外面の凹み６に落ち込み係合させて抜け止めを行う
収納ケースによれば、係合片１９が凹み６に落ち込むと
きの音や衝撃によって、ディスクカートリッジ１が適正
に装填されたことを認識できるので、例えば手探り状態
でディスクカートリッジ１を出し入れするような場合に
も、ディスクカートリッジ１を適切かつ確実に収納保持
できる。
【００１２】弾性腕１８は片持ち支持状に形成し、その
遊端に係合片１９を設けたストッパー１７によれば、弾
性腕１８の厚みや幅あるいは腕の突出寸法を大小に変更
することによって、弾性力やばねの特性を多様に変更で
きるので、設計の自由度が高く、例えば収納ケースの成
形素材が種々に異なる場合にも、弾性力やばね特性が最
適化されたストッパー１７を容易に形成できる。
遊端に係合片１９を設けたストッパー１７によれば、弾
性腕１８の厚みや幅あるいは腕の突出寸法を大小に変更
することによって、弾性力やばねの特性を多様に変更で
きるので、設計の自由度が高く、例えば収納ケースの成
形素材が種々に異なる場合にも、弾性力やばね特性が最
適化されたストッパー１７を容易に形成できる。
【００１３】左右側壁１０・１１を主耐力壁とするため
に厚肉に形成し、その上下中途部に凹溝１６を設けた収
納ケースによれば、ケースの剛性を損なうことなく、凹
溝１６の存在分だけ壁体積を減らすことができるので、
ケース重量を軽量化できるうえ、成形時の材料消費量を
減少できる。
に厚肉に形成し、その上下中途部に凹溝１６を設けた収
納ケースによれば、ケースの剛性を損なうことなく、凹
溝１６の存在分だけ壁体積を減らすことができるので、
ケース重量を軽量化できるうえ、成形時の材料消費量を
減少できる。
【００１４】更に厚肉の左右側壁１０・１１の一部に薄
肉部２０を設け、そこに臨む状態でストッパー１７を形
成してあると、ストッパー１７を変形容易な薄肉壁で形
成して、その弾性を高めることができる。両持ち支持さ
れるストッパー１７においても、ストッパー１７の弾性
変形量を大きくして、弾性腕１８に過剰なストレスが作
用するのを解消できる。
肉部２０を設け、そこに臨む状態でストッパー１７を形
成してあると、ストッパー１７を変形容易な薄肉壁で形
成して、その弾性を高めることができる。両持ち支持さ
れるストッパー１７においても、ストッパー１７の弾性
変形量を大きくして、弾性腕１８に過剰なストレスが作
用するのを解消できる。
【００１５】
【実施例】図１ないし図４は本発明に係る収納ケースの
第１実施例を示す。図２において、符号１は収納対象の
ミニディスクからなるディスクカートリッジを示す。デ
ィスクカートリッジ１は、書き込み可能な光磁気ディス
ク２と、これを収容するカートリッジケース３とからな
り、カートリッジケース３に開口した信号読み書き窓４
を、シャッタ５でスライド開閉できるようになってい
る。カートリッジケース３の下ハーフの下面の左右両側
には、位置決め用の凹み６がケース下方とケース外側方
に向けて開口するように形成してある。
第１実施例を示す。図２において、符号１は収納対象の
ミニディスクからなるディスクカートリッジを示す。デ
ィスクカートリッジ１は、書き込み可能な光磁気ディス
ク２と、これを収容するカートリッジケース３とからな
り、カートリッジケース３に開口した信号読み書き窓４
を、シャッタ５でスライド開閉できるようになってい
る。カートリッジケース３の下ハーフの下面の左右両側
には、位置決め用の凹み６がケース下方とケース外側方
に向けて開口するように形成してある。
【００１６】ディスクカートリッジ１を収納保存するた
めに、ブックケース型の収納ケースが用いられる。この
収納ケースは、上下に対向する四角形状の上壁８および
底壁９と、これら両壁８・９の三周辺部を塞ぐ左右側壁
１０・１１および後壁１２とを一体に形成した、上下厚
みが薄い角箱状のプラスチック成形品からなり、例えば
ポリプロピレンで形成する。ケースの前面には出入口１
３が開口しており、出入口１３の開口縁の左右中央に指
掛用の切欠部１４を設けてある。
めに、ブックケース型の収納ケースが用いられる。この
収納ケースは、上下に対向する四角形状の上壁８および
底壁９と、これら両壁８・９の三周辺部を塞ぐ左右側壁
１０・１１および後壁１２とを一体に形成した、上下厚
みが薄い角箱状のプラスチック成形品からなり、例えば
ポリプロピレンで形成する。ケースの前面には出入口１
３が開口しており、出入口１３の開口縁の左右中央に指
掛用の切欠部１４を設けてある。
【００１７】収納ケースは、より少ない樹脂使用量で必
要なケース強度を確保するために、左右側壁１０・１１
を主耐力壁としている。より詳しくは、左右側壁１０・
１１の厚み寸法を上壁８および底壁９の厚み寸法よりも
分厚く形成して、これらでケースに作用する外力を受け
止める。但し、左右側壁１０・１１の内面側の上下中途
部に凹溝１６を設け、これの存在分だけ壁体積を減らす
ようにした。凹溝１６は、両側壁１０・１１の前端から
後端近くにわたって形成されている。
要なケース強度を確保するために、左右側壁１０・１１
を主耐力壁としている。より詳しくは、左右側壁１０・
１１の厚み寸法を上壁８および底壁９の厚み寸法よりも
分厚く形成して、これらでケースに作用する外力を受け
止める。但し、左右側壁１０・１１の内面側の上下中途
部に凹溝１６を設け、これの存在分だけ壁体積を減らす
ようにした。凹溝１６は、両側壁１０・１１の前端から
後端近くにわたって形成されている。
【００１８】左右側壁１０・１１の後端寄りの内面に
は、ケース内に装填したディスクカートリッジ１を抜け
止め状に保持するためのストッパー１７を設ける。図１
においてストッパー１７は、前端が片持ち状に支持され
てケース後方へ向かって延びる弾性腕１８と、弾性腕１
８の遊端内面に、ケース内方へ突出する状態で設けた半
円状の係合片１９とからなり、収納ケースの成形時に左
右側壁１０・１１と一体に成形して、金型を無理抜きす
ることによって形成する。弾性腕１８の弾性を十分に確
保するために、弾性腕１８に隣接する側壁内面部分を凹
ませて薄肉部２０とし、薄肉部２０の内面とこれに対向
する弾性腕１８の外面との間に、弾性腕１８がケース外
側方（薄肉部２０の内面側）へ弾性変形することを許す
変形隙間Ｅを確保する。この変形隙間Ｅはケース後方お
よびケース下方から側壁内へ入り込む薄い金型部分によ
ってアンダーカットを生じることなく形成できる。な
お、先の凹溝１６の内奥端は、弾性腕１８の突出基端の
近傍に達している。
は、ケース内に装填したディスクカートリッジ１を抜け
止め状に保持するためのストッパー１７を設ける。図１
においてストッパー１７は、前端が片持ち状に支持され
てケース後方へ向かって延びる弾性腕１８と、弾性腕１
８の遊端内面に、ケース内方へ突出する状態で設けた半
円状の係合片１９とからなり、収納ケースの成形時に左
右側壁１０・１１と一体に成形して、金型を無理抜きす
ることによって形成する。弾性腕１８の弾性を十分に確
保するために、弾性腕１８に隣接する側壁内面部分を凹
ませて薄肉部２０とし、薄肉部２０の内面とこれに対向
する弾性腕１８の外面との間に、弾性腕１８がケース外
側方（薄肉部２０の内面側）へ弾性変形することを許す
変形隙間Ｅを確保する。この変形隙間Ｅはケース後方お
よびケース下方から側壁内へ入り込む薄い金型部分によ
ってアンダーカットを生じることなく形成できる。な
お、先の凹溝１６の内奥端は、弾性腕１８の突出基端の
近傍に達している。
【００１９】ディスクカートリッジ１をケース内へ装填
した状態において、ストッパー１７の係合片１９は、カ
ートリッジケース３側の凹み６に外側方から落ち込み係
合して、ディスクカートリッジ１が出入口１３を介して
自重でケース外へ抜け落ちるのを阻止する。ディスクカ
ートリッジ１をケース内にこれの出入口１３を介して装
填する際には、係合片１９が凹み６内へパチンと落ち込
むので、その音や衝撃によってディスクカートリッジ１
が適正に収納されたことを認識できる。
した状態において、ストッパー１７の係合片１９は、カ
ートリッジケース３側の凹み６に外側方から落ち込み係
合して、ディスクカートリッジ１が出入口１３を介して
自重でケース外へ抜け落ちるのを阻止する。ディスクカ
ートリッジ１をケース内にこれの出入口１３を介して装
填する際には、係合片１９が凹み６内へパチンと落ち込
むので、その音や衝撃によってディスクカートリッジ１
が適正に収納されたことを認識できる。
【００２０】図５は本発明に係る収納ケースの別実施例
を示しており、上壁８の後端寄りに左右横長のストッパ
ー１７を設けた。詳しくは、上壁８に横長コ字状の溝２
２を設け、この溝２２で囲まれる壁部分を弾性腕１８と
した。弾性腕１８は、前端が上壁８に対して片持ち状に
連設されており、その後ろ遊端に近付くほど厚みを薄く
して、弾性変形しやすいように配慮し、その内面の後端
部に係合片１９を突出形成した。この実施例におけるス
トッパー１７は、係合片１９がディスクカートリッジ１
の上面に弾性的に圧接することで、ケース内に装填した
ミニディスクが自重で抜け落ちるのを阻止する。他は先
の実施例と同じであるので、同一部材に同じ符号を付し
て、その説明を省略する。以下の実施例においても同じ
扱いとする。
を示しており、上壁８の後端寄りに左右横長のストッパ
ー１７を設けた。詳しくは、上壁８に横長コ字状の溝２
２を設け、この溝２２で囲まれる壁部分を弾性腕１８と
した。弾性腕１８は、前端が上壁８に対して片持ち状に
連設されており、その後ろ遊端に近付くほど厚みを薄く
して、弾性変形しやすいように配慮し、その内面の後端
部に係合片１９を突出形成した。この実施例におけるス
トッパー１７は、係合片１９がディスクカートリッジ１
の上面に弾性的に圧接することで、ケース内に装填した
ミニディスクが自重で抜け落ちるのを阻止する。他は先
の実施例と同じであるので、同一部材に同じ符号を付し
て、その説明を省略する。以下の実施例においても同じ
扱いとする。
【００２１】図６および図７はストッパー１７に関する
本発明の更に異なる別実施例を示す。図６では厚肉の両
側壁１０・１１の後端外面側に切欠部２３を設けて薄肉
部２０を形成し、この薄肉部２０にコ字状の溝２４を内
外貫通状に設け、溝２４で囲まれる肉壁を弾性腕１８と
し、その内面遊端に係合片１９を突設した。
本発明の更に異なる別実施例を示す。図６では厚肉の両
側壁１０・１１の後端外面側に切欠部２３を設けて薄肉
部２０を形成し、この薄肉部２０にコ字状の溝２４を内
外貫通状に設け、溝２４で囲まれる肉壁を弾性腕１８と
し、その内面遊端に係合片１９を突設した。
【００２２】図７においては、上記と同様の薄肉部２０
に上下一対の溝２５を内外貫通状に設けて、両溝２５で
挟まれる肉壁を弾性腕１８とし、その内面遊端に係合片
１９を突設した。この実施例においては、弾性腕１８の
前後端を薄肉部２０に連設した点、すなわち弾性腕１８
を両持ち支持する点が先の実施例と異なる。
に上下一対の溝２５を内外貫通状に設けて、両溝２５で
挟まれる肉壁を弾性腕１８とし、その内面遊端に係合片
１９を突設した。この実施例においては、弾性腕１８の
前後端を薄肉部２０に連設した点、すなわち弾性腕１８
を両持ち支持する点が先の実施例と異なる。
【００２３】なお、収納ケースはポリプロピレン以外の
弾性を有するプラスチック材で形成することができる。
弾性を有するプラスチック材で形成することができる。
【図１】図２におけるＡ部の拡大平面図である。
【図２】収納ケースの一部を破断した平面図である。
【図３】収納ケースの斜視図である。
【図４】ストッパー形成部分の斜視図である。
【図５】収納ケースの別の実施例を示す斜視図である。
【図６】ストッパーの別実施例を示す要部の側面図であ
る。
る。
【図７】ストッパーの更に異なる別実施例を示す要部の
側面図である。
側面図である。
１ ディスクカートリッジ ８ 上壁 ９ 底壁 １０ 左側壁 １１ 右側壁 １２ 後壁 １３ 出入口 １６ 凹溝 １７ ストッパー １８ 弾性腕 １９ 係合片
Claims (6)
- 【請求項１】 上壁８、底壁９、左右側壁１０・１１お
よび後壁１２が一体にプラスチック成形されて、前面に
出入口１３が開口しているブックケース型の収納ケース
であって、 前記各壁８〜１２の少なくともひとつに、ケース内に装
填したディスクカートリッジ１を抜け止め保持するスト
ッパー１７が一体に成形してあるディスクカートリッジ
の収納ケース。 - 【請求項２】 ストッパー１７が、弾性変形可能な弾性
腕１８と、ケース内方へ突出する係合片１９とで構成さ
れており、 係合片１９がケース内に装填したディスクカートリッジ
１の外面に圧接して、ディスクカートリッジ１を抜け止
め保持する請求項１記載のディスクカートリッジの収納
ケース。 - 【請求項３】 ストッパー１７が、弾性変形可能な弾性
腕１８と、ケース内方へ突出する係合片１９とで構成さ
れており、 係合片１９が、ディスクカートリッジ１の外面に設けた
凹み６に落ち込み係合して、ディスクカートリッジ１を
抜け止め保持する請求項１記載のディスクカートリッジ
の収納ケース。 - 【請求項４】 弾性腕１８が、片持ち支持されてケース
内外方向へ弾性変形可能に設けられており、 弾性腕１８の遊端内面に係合片１９が突設してある請求
項３記載のディスクカートリッジの収納ケース。 - 【請求項５】 左右側壁１０・１１が、上壁８および底
壁９より厚肉に形成されており、 左右側壁１０・１１の上下方向中途部に、凹溝１６が出
入口１３から内奥へ向かって凹み形成してある請求項１
記載のディスクカートリッジの収納ケース。 - 【請求項６】 左右側壁１０・１１の一部にそれぞれ薄
肉部２０を設けてあり、 この薄肉部２０にストッパー１７の弾性腕１８が、内外
方向に弾性変形可能に設けてある請求項３記載のディス
クカートリッジの収納ケース。
Priority Applications (3)
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|---|---|---|---|
| JP11162604A JP2000355386A (ja) | 1999-06-09 | 1999-06-09 | ディスクカートリッジの収納ケース |
| DE10028461A DE10028461A1 (de) | 1999-06-09 | 2000-06-08 | Kassettenhülle |
| US09/589,883 US6431353B1 (en) | 1999-06-09 | 2000-06-09 | Disc cartridge envelope |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11162604A JP2000355386A (ja) | 1999-06-09 | 1999-06-09 | ディスクカートリッジの収納ケース |
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|---|---|
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Family
ID=15757761
Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP11162604A Withdrawn JP2000355386A (ja) | 1999-06-09 | 1999-06-09 | ディスクカートリッジの収納ケース |
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- 2000-06-09 US US09/589,883 patent/US6431353B1/en not_active Expired - Fee Related
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060905 |