JP3571712B2 - ディスクカートリッジ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カートリッジケース内にディスク状記録媒体を回転自在かつ出し入れ自在に収納したディスクカートリッジに関し、更に詳しくは、使用者がディスク状記録媒体をカートリッジケースから取り出した場合にその形跡が残るようにしたディスクカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
DVD(Digital Video Disc)プレーヤ等の情報記録媒体として、カートリッジケース内にディスク状記録媒体を回転自在かつ出し入れ自在に収納したディスクカートリッジが使用されている。そして、この種のディスクカートリッジとして、構造の簡素さや製造の容易さ等の点から、カートリッジケースが、ディスク状記録媒体を収納する側となる内面側を互いに対向させて組み合わされた上ハーフ及び下ハーフからなり、一つの側面に前記ディスク状記録媒体を出し入れするための開口部が形成され、前記ディスク状記録媒体を回転自在に収納するカートリッジケース本体と、前記開口部に前記ディスク状記録媒体の出し入れ方向にスライドさせて挿脱する蓋体とを具備するものが提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述したディスクカートリッジでは、使用者がディスク状記録媒体を出し入れする際にディスク状記録媒体の記録面に傷が付いて読み取りエラーや書き込みエラーを起こすことがあり、その場合、その傷が使用者の行為によって付いたものであることを立証するのが極めて困難であり、製造者側の不利益になるという問題が生じることが考えられる。
【0004】
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、カートリッジケース内にディスク状記録媒体を回転自在かつ出し入れ自在に収納したディスクカートリッジであって、使用者がディスク状記録媒体をカートリッジケースから取り出した場合にその形跡が残るようにしたものを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するために、請求項1の発明は、カートリッジケース内にディスク状記録媒体を回転自在かつ出し入れ自在に収納したディスクカートリッジであって、前記カートリッジケースが、前記ディスク状記録媒体を収納する側となる内面側を互いに対向させて組み合わされた上ハーフ及び下ハーフからなり、一つの側面に前記ディスク状記録媒体を出し入れするための開口部が形成され、前記ディスク状記録媒体を回転自在に収納するカートリッジケース本体と、前記開口部に前記ディスク状記録媒体の出し入れ方向にスライドさせて挿脱する蓋体とを具備するものにおいて、前記上ハーフまたは前記下ハーフのいずれか一方に形成されたストッパ取り外し用孔と、該ストッパ取り外し用孔の内周部に薄肉部を介して一体的に形成されたストッパ固定部と、一端が前記ストッパ固定部に固定され、前記カートリッジケース本体内部に突出し、前記蓋体のスライドを阻止するストッパとを設けたことを特徴とするものである。
【0006】
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記ストッパ固定部の外面にドライバの先端部に嵌合するドライバ嵌合溝が形成されたことを特徴とするものである。
【0007】
また、請求項3の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記上ハーフまたは前記下ハーフのいずれか他方に前記ストッパ固定部に対向する開口を設け、前記ストッパを前記カートリッジケース本体の外部から前記開口を介して前記ストッパ固定部に固定可能にしたことを特徴とするものである。
【0008】
また、請求項4の発明は、請求項1〜請求項3のいずれかの発明において、前記ストッパの一端を前記ストッパ固定部に嵌合によって固定したことを特徴とするものである。
【0009】
また、請求項5の発明は、請求項1の発明において、前記ストッパ固定部に貫通孔を設け、前記上ハーフまたは前記下ハーフのいずれか他方に前記ストッパ固定部に対向する開口を設け、前記ストッパが、前記ストッパ固定部の貫通孔を貫通する軸部及び該軸部の一端に形成され前記ストッパ固定部の外面における前記貫通孔の周囲の部分に当接する大径部を有するストッパ本体と、前記軸部に嵌合し前記ストッパ本体を前記ストッパ固定部に固定する固定部材とからなり、前記ストッパを前記カートリッジケース本体の外部から前記ストッパ取り外し用孔及び前記開口を介して前記ストッパ固定部に固定可能にしたことを特徴とするものである。
【0010】
また、請求項6の発明は、請求項5の発明において、前記ストッパ本体が前記ストッパ固定部に対して前記軸部の軸線まわりに回転するのを阻止する回り止め手段を設けたことを特徴とするものである。
【0011】
また、請求項7の発明は、請求項6の発明において、前記ストッパ固定部に第1嵌合部を設け、前記ストッパに前記第1嵌合部に嵌合する第2嵌合部を設け、前記第1及び第2嵌合部を前記回り止め手段としたことを特徴とするものである。
【0012】
また、請求項8の発明は、請求項5〜請求項7のいずれかの発明において、前記大径部の端面にドライバの先端部に嵌合するドライバ嵌合溝が形成されたことを特徴とするものである。
【0013】
また、請求項9の発明は、請求項1または請求項2の発明において、前記ストッパを前記ストッパ固定部に一体的に形成したことを特徴とするものである。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の具体的な実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施形態であるディスクカートリッジ1の平面図、図2はカートリッジケース本体3の後端部の左側面図、図3は上ハーフ5の平面図、図4はディスクカートリッジ1の一部拡大平面図、図5は図4のA−A線断面図、図6は下ハーフ6の平面図、図7は上ハーフ5及び蓋体4を内面側から見た図、図8は図7のB部拡大図、図9は蓋体4の平面図、図10は蓋体4を内面側から見た図、図11は図9のC−C線矢視図である。
【0015】
このディスクカートリッジ1は、記録再生機能を有するDVDプレーヤに使用されるものであって、合成樹脂射出成形品のカートリッジケース2内に、両面に記録面を有するディスク状記録媒体D(図12参照)が収納されている。図1に示すように、カートリッジケース2は、後端部側の側面にディスク状記録媒体を出し入れするための開口部3aが形成され、ディスク状記録媒体Dを回転自在に収納するカートリッジケース本体3と、開口部3aにディスク状記録媒体Dの出し入れ方向に挿脱する蓋体4とを具備している。
【0016】
図2に示すように、カートリッジケース本体3は、ディスク状記録媒体Dを収納する側となる内面側を互いに対向させて超音波溶着やネジ止め等によって固定された上下のハーフ5、6からなり(図3、図6参照)、各ハーフ5、6には、DVDプレーヤの録再ヘッドがディスク状記録媒体Dと情報をやりとりするためのヘッドアクセス窓7及びディスク状記録媒体Dを回転させる駆動軸を挿入するための駆動軸挿入窓8が形成されている。また、カートリッジケース本体3の左側面における開口部3aの近傍の位置には、上下のハーフ5、6の重ね合わせによって形成された矩形の係合孔部9が設けられている。
【0017】
図1に示すように、カートリッジケース本体3には、ヘッドアクセス窓7及び駆動軸挿入窓8を開閉するシャッタ10が取り付けられている。シャッタ10は合成樹脂や金属等からなる断面コの字形の板状のもので、互いに対向する上下一対の開閉板11、11(一方のみ図示)と、これらの一端を互いに連結する前端壁12とからなり、カートリッジケース本体3の前端縁3bに沿って摺動自在に取り付けられたスライダ(不図示)に前端縁3bを跨いだ状態で固定されており、左右両方向にスライドしてヘッドアクセス窓7及び駆動軸挿入窓8を開閉する。
【0018】
図3に示すように、上ハーフ5の表面側には、シャッタ10の一方の開閉板11を収容する浅い凹部13が形成されており、この凹部13の後端側の辺の中央部には開閉板11の端部の浮き上がりを防止する押さえ板14が形成されている。また、上ハーフ5の後端縁の中央部には半円形の切欠部15が形成されている。
【0019】
上ハーフ5の後端部の右側には、円形のストッパ取り外し用孔16が形成されており、その内部には、円盤状のストッパ固定部17が同心状に設けられている。ストッパ固定部17は上ハーフ5と一体的に形成され、図4に示すように、外周部が薄肉部18〜21を介してストッパ取り出し用孔16の内周面に連結され、外面にプラスドライバの先端部に嵌合する十の字形のドライバ嵌合溝22が形成されている。なお、ドライバ嵌合溝22はマイナスドライバの先端部に嵌合する一の字形でもよく、ドライバ嵌合溝22を設けずに、ストッパ固定部17の外面をドライバ等で押圧することにより薄肉部18〜21を破断させるようにしてもよい。
【0020】
図5に示すように、ストッパ固定部17の内面には、合成樹脂からなり、カートリッジケース本体3内部を上下方向に貫通する円柱状のストッパ23の一端が固定されている。そして、蓋体4には、カートリッジケース本体3に装着された状態においてストッパ取り出し用孔16と同心になるように、上下方向に貫通した円筒状のストッパ収容孔24が形成されており、下ハーフ6には、このストッパ収容孔24に整合する円形の開口25が形成されている。ストッパ23は、ストッパ収容孔24を貫通し、他端が開口25内に収容されている。ストッパ23によって蓋体4のスライドが阻止され、蓋体4がカートリッジケース本体3から取り外せないようになっている。
【0021】
なお、ストッパ23の他端は必ずしも開口25にまで達している必要は無く、少なくとも上ハーフ5または下ハーフ6のいずれか一方と蓋体4に形成された孔の両方にまたがって位置していれば、蓋体4のスライドを阻止する機能を果たすことができる。
【0022】
ストッパ23は、カートリッジケース本体3内にディスク状記録媒体Dを収納し、カートリッジケース本体3に蓋体4を装着した後に、カートリッジケース本体3の外側から開口25及びストッパ収容孔24を介してストッパ固定部17の内面に接着固定される。なお、この場合における接着固定とは、接着剤を使用した接着や超音波溶着、あるいはその他の方法により行われればよいものである。
【0023】
このように、本実施形態では、ストッパ23をカートリッジケース本体3の外側からストッパ固定部17に取り付けることができるため、先に上ハーフ5と下ハーフ6を一体化してカートリッジケース本体3を形成してからディスク状記録媒Dをカートリッジケース本体3内に収納するという生産方法と、上ハーフ5と下ハーフ6を一体化する際にディスク状記録媒体Dを上ハーフ5と下ハーフ6の間に挟み込むという生産方法のいずれでも生産可能であり、顧客の要望や生産ラインの形態に柔軟に対応することができる。
【0024】
なお、本実施形態では、上ハーフ5の外側を成形する金型におけるストッパ取り外し用孔16を形成する部分が入れ子になっており、これを入れ替えてストッパ取り外し用孔16を埋めることにより、ストッパ23が取り外せない(即ち、ディスク状記録媒体を取り出せない)構造のディスクカートリッジにすることもできる。
【0025】
図6に示すように、下ハーフ6の表面側には、シャッタ10の他方の開閉板11を収容する浅い凹部26が形成されており、この凹部26の後端側の辺の中央部には開閉板11の端部の浮き上がりを防止する押さえ板27が形成されている。また、下ハーフ6の後端縁の中央部には半円形の窪み28が形成されており、その底面にはマット加工が施されている。
【0026】
図7に示すように、上ハーフ5の内面には円弧状のリブ29が形成されており、下ハーフ6の内面には、上ハーフ5と重ね合わせたときにリブ29と整合してディスク状記録媒体Dを回転自在に収納するディスク収納室を形成する円弧状のリブ(不図示)が形成されている。また、図8に示すように、上ハーフ5の右側壁の内面には、後述する蓋体4の嵌合凸部36に嵌合する垂直方向に延びる嵌合凹部30が形成されている。
【0027】
この実施形態では、蓋体4は、ディスク状記録媒体Dをカートリッジケース本体3に出し入れするための機能を有しており、図9に示すように、前端側にディスク状記録媒体Dの一端を受け入れる段差部31を備え、段差部31は、図10に示すように、垂直方向に延び、ディスク状記録媒体Dの一端の外周面に対向し、かつ該外周面に沿うように円弧状に形成された周壁31aと、この周壁31aの下部から水平方向に向けて突出した一対の下部突出片31b、31bとからなっている。周壁31aは、蓋体4をカートリッジケース本体3に装着したときに、図7に示すように、上ハーフ5の内面に設けられたリブ29と整合して前記ディスク収納室の一部を形成する。
【0028】
周壁31aの内面の上部の周方向中央部には水平方向に突出した半円形の上部突出片32が形成されており、下部突出片31b、31bはこの上部突出片32と上下方向に重なり合わないように周壁31aの下部における上部突出片32の両側の部位に形成されている。
【0029】
図11に示すように、下部突出片31bの内面と上部突出片32の内面との間隔dはディスク状記録媒体Dの厚さtのほぼ二倍となっており、ディスク状記録媒体Dの一端が斜め下方に向いた状態にあるときには、ディスク状記録媒体Dの自重による傾きによって、ディスク状記録媒体Dの一端の上面が上部突出片32の内面に当接し、ディスク状記録媒体Dの一端の下面における先端縁からほぼ下部突出片31bの幅W(図9参照)分だけ内側に寄った位置が下部突出片31bの前端縁に当接し、ディスク状記録媒体Dの一端が下部突出片31bの前端縁を支点とする梃子として作用することによって、ディスク状記録媒体Dが蓋体4に支持されるようになっている。即ち、ディスク状記録媒体Dは、上面の一点と、下面における該一点の両側に位置する二点との計三点によって支持されるようになっている。
【0030】
図9に示すように、上部突出片32の上面には半円形のツマミ部33が形成され、その表面には左右方向に延びる複数本の溝が刻設されている。また、上部突出片32の前端部には内面側に向けて段状に落とし込んだ段差部34が形成されており、蓋体4をカートリッジケース本体3に装着したときにこの段差部34がカートリッジケース本体3の内部に入り込み、上ハーフ5の切欠部15(図3参照)の内周面と上部突出片32との間の隙間から埃等がカートリッジケース本体3内に侵入しないようにしている。
【0031】
図9に示すように、蓋体4の左側縁には、蓋体4をカートリッジケース本体2に着脱自在に係止する係止アーム35が設けられている。この係止アーム35は蓋体4に一体的に形成されていて、蓋体4の側縁に沿って延び、一端が蓋体4につながり、他端が外方に向けて鈎状に曲がった可撓性を有する棒状の基部35aと、この基部35aの先端部に形成され、蓋体4の側縁から突出し、カートリッジケース本体3の係合孔部9に着脱自在に係合する係合部35bとからなっている。また、蓋体4の後端部側の右側面には、図8に示すように、上ハーフ5の右側壁内面に形成された嵌合凹部30に嵌合する垂直方向に延びる嵌合凸部36が形成されている。
【0032】
蓋体4をカートリッジケース本体3の開口部3aに挿入すると、係合部35bの先端がカートリッジケース本体3の側壁の後端部に当接して基部35aが内方に撓む。蓋体4が所定位置まで押し込まれると、図7に示すように、係合部35bの先端が基部35aの弾発性によってカートリッジケース本体3の係合孔部9に係合し、さらに右側面に設けられた嵌合凸部36が上ハーフ5の嵌合凹部30にスナップ嵌合し、これによって蓋体4がカートリッジケース本体3に係止される。なお、この係止力は、衝撃等によって蓋体4がカートリッジケース本体3から容易に外れることはないように設定されている。
【0033】
次に、上記のように構成したディスクカートリッジ1の使用方法について説明する。
ここでは、ディスク状記録媒体Dをカートリッジケース2から取り出す場合と、取り出したディスク状記録媒体Dを再びカートリッジケース2に収納する場合について説明する。
【0034】
プラスドライバーの先端部をディスクカートリッジ1の後端部右側のストッパ取り外し用孔16に挿入し、ドライバの先端部をストッパ固定部17のドライバ嵌合溝22に嵌合してドライバを回すと、薄肉部18〜21が破断し、ストッパ取り外し用孔16を下方に向けることによってストッパ固定部17をストッパ取り外し用孔16から取り出すと、ストッパ固定部17に伴ってストッパ23も取り出される。これによって、蓋体4がスライド可能な状態となる。
【0035】
次に、ディスクカートリッジ1の後端側を斜め下方に向け、係合部35bの先端を指や先端の尖ったもので押し下げるかまたは押しながら蓋体4を挿入方向と逆の方向に少し引っ張ることにより係合部35bと係合孔部9の係合を解除する。そして、蓋体4のツマミ部33及び下ハーフ6の窪み28に指をかけて蓋体4を引き出すと、蓋体4の左側がカートリッジケース本体3から引き出され、この状態で蓋体4を右側に少しひねると、蓋体4の右側面の嵌合凸部36と上ハーフ5の嵌合凹部30の嵌合が外れ、蓋体4がカートリッジケース本体3から離脱する。蓋体4の取り出しに伴って、ディスク状記録媒体Dも蓋体4とともにカートリッジケース本体3から取り出される。
【0036】
カートリッジケース本体3にディスク状記録媒体Dを収納する場合には、図11に示すように、蓋体4の後端側を下方に向けた状態で、ディスク状記録媒体Dの一端を段差部31の下部突出片31bと上部突出片32の間に挿入すると、ディスク状記録媒体Dが自重によって傾いてディスク状記録媒体Dの下面が下部突出片31bの内面に当接するとともに上面が上部突出片32の内面に当接し、ディスク状記録媒体Dの一端が下部突出片31bの前端縁を支点とする梃子として作用することによって、ディスク状記録媒体Dが蓋体4に保持される。
【0037】
図12に示すように、カートリッジケース本体3の開口部3a側を下方に向け、蓋体4に保持されたディスク状記録媒体Dの他端を開口部3aに挿入し、蓋体4をディスク状記録媒体Dの記録面と平行な方向に移動させてカートリッジケース本体3内の所定位置まで押し込むと、蓋体4の係止アーム35の係合部35bがカートリッジケース本体3の係合孔部9に係合し、さらに蓋体4の嵌合凸部36が上ハーフ5の嵌合凹部30にスナップ嵌合して蓋体4がカートリッジケース本体2に係止される。
【0038】
一度ディスク状記録媒体Dを取り出したディスクカートリッジ1は、薄肉部18〜21が破断しているため、容易に識別することができる。
【0039】
次に、本発明の第2の実施形態を図13、14を参照しながら説明する。
なお、以下の各実施形態において、上記実施形態と同等の部分には同一の符号を付して説明を省略する。
図13に示すように、本実施形態のストッパ37は、円柱状の基部38と、これの下端に形成された嵌合手段39とを有しており、ストッパ固定部17の内面には、嵌合手段39に嵌合する円形の凹部17aが形成されている。
【0040】
嵌合手段39は、基部38の中心線の延長線の両側に対称に形成され下方に向けて延びる一対の可撓性を有する伸延部40、40と、これらの下端部の外側面に形成された嵌合部41とからなり、嵌合部41、41の下端部には斜めにカットされた傾斜面41aが形成されている。
【0041】
ストッパ固定部17の外面側に治具を当ててストッパ37を下ハーフ6の開口25から挿入すると、嵌合部41、41の傾斜面41aがストッパ固定部17の凹部17aの開口縁に当接し、伸延部40、40がその弾発性に抗して内方に撓む。さらに、ストッパ37を、嵌合手段39の下端部が凹部17aの底面に当接するまで押し込むと、嵌合部41、41の傾斜面41aが凹部17aの縁を越え、嵌合部41、41の側面が伸延部40、40の弾発性によって凹部17aの内周面に押し付けられる。なお、凹部17aの内周面はややアンダカットになっており、凹部17aの内周径は内側に向かって連続的に小さくなっているため、嵌合手段39は凹部17aから容易に抜けることがない。
【0042】
このように、本実施形態では、ストッパ37をストッパ固定部17に固定する際に接着剤を使用しないため、ストッパ37を簡単に取り付けることができ、取り扱い性が良い。また、すぐに次の工程に移行することができるため、生産性が向上する。
【0043】
なお、上記実施形態では、ストッパ23、37とストッパ固定部17を別体とし、ストッパ23、37をカートリッジケース2の外側からでも取り付け可能とした場合について説明したが、ディスクカートリッジの生産方法が、上ハーフ5と下ハーフ6を一体化する際にディスク状記録媒体Dを上ハーフ5と下ハーフ6の間に挟み込むものである場合には、ストッパをストッパ固定部17に一体成形するようにしてもよい。このようにすると、部品点数が低減するため、製造工数及び製造コストが低減する。
【0044】
次に、本発明の第3の実施形態を図15〜図21を参照しながら説明する。
図15に示すように、本実施形態では、ストッパ固定部17に円形の貫通孔42がストッパ取り外し用孔16と同心状に設けられ、図21に示すように、下ハーフ6には、上ハーフ5に形成されたストッパ固定部17に対向する部位に、貫通孔42と同心状に円形の開口43が設けられている。そして、ストッパ44は、ストッパ固定部17の貫通孔42を貫通する円柱状の軸部47(図17参照)及びこの軸部47の上端に形成されストッパ固定部17の外面における貫通孔42の周囲の部分に当接する円形の大径部48を有するストッパ本体45と、軸部47に嵌合しストッパ本体45をストッパ固定部17に固定する有底円筒状の固定部材46とからなっている。なお、固定部材46は底部を有さない円筒状のものであってもよい。
【0045】
図15に示すように、ストッパ固定部17の貫通孔42の内周面には、上下方向に延びる複数本の溝42a(第1嵌合部)が全周にわたってローレット状に刻設されている。図17、18に示すように、ストッパ本体45の軸部47の首部分には、この溝42aの断面形状に対応する断面形状を有し、溝42aに摺動自在に嵌合する上下方向に延びる複数本の凸条47a(第2嵌合部)が全周にわたって形成されている。溝42a及び凸条47aによって、ストッパ本体45がストッパ固定部17に対して軸部47の軸線まわりに回転するのを阻止する回り止め手段が構成される。
【0046】
また、図16に示すように、大径部48の端面には、ドライバの先端部に嵌合するドライバ嵌合溝49が形成されている。固定部材46は、その外径が開口43の内径よりも小さく、図19に示すように、軸方向に延びる断面円形の嵌合凹部46aを有しており、該嵌合凹部46aの内周径は、ストッパ本体45の軸部47が、ハンマや木槌、既存のプレス機等によって与えられる圧力によって嵌合し、かつ容易に抜けないように設定されている。
【0047】
本実施形態では、カートリッジケース本体3内にディスク状記録媒体Dを収納し、蓋体4をカートリッジケース本体3に装着した後、ストッパ本体45を上ハーフ5のストッパ取り外し用孔16に挿入し、ストッパ本体45の軸部47をストッパ固定部17の貫通孔42に挿入し、軸部47の凸条47aをストッパ固定部17の溝42aに嵌合させる。そして、固定部材46を下ハーフ6の開口43を介してカートリッジケース本体3内に挿入し、嵌合凹部46aをストッパ本体45の軸部47に嵌合させる。これにより、図20、21に示すように、ストッパ44がストッパ固定部17に固定され、蓋体4が取り外せない状態となる。
【0048】
蓋体4を取り外す場合は、ドライバーの先端部を上ハーフ5のストッパ取り外し用孔16に挿入し、ストッパ44のドライバ嵌合溝49に嵌合させてドライバを回転させればよい。ストッパ本体45の凸状47aがストッパ固定部17の溝42aに嵌合しているため、ストッパ固定部17がストッパ44と一体的に回転して薄肉部18〜21が破断する。ストッパ取り外し用孔16を下方に向けることによってストッパ44及びストッパ固定部17を取り出すと、蓋体4がスライド可能な状態となる。
【0049】
なお、本実施形態では、回り止め手段が、ストッパ固定部17の貫通孔42の内周面全周にわたって形成された上下方向に延びる複数本の溝42aと、ストッパ本体45の軸部47の首部分全周にわたって形成され溝42aに摺動自在に嵌合する上下方向に延びる複数本の凸条47aとからなる場合について説明したが、回り止め手段は上記構成のものに限定されるものではなく、種々の変形例が考えられる。
【0050】
例えば、凸条47aは必ずしもストッパ本体45の軸部47の首部分の全周にわたって形成する必要はなく、軸部47の首部分の周方向の一部にのみ形成するようにしてもよい。また、軸部47全体を多角柱状に形成し、貫通孔42の横断面形状をこの軸部47に摺動自在に嵌合する形状としてもよい。さらに、ストッパ取り外し用孔16の内周部と薄肉部18〜21との間に位置する間隙S(図15参照)を利用して、ストッパ44にこの間隙Sに入り込む突起を形成し、該突起と間隙Sとによりストッパ44がストッパ固定部17に対して回転しないようにしてもよい。
【0051】
また、ストッパ本体45と固定部材46がストッパ固定部17を挟み込む力によりストッパ44がストッパ固定部17に対して回転しないようにしてもよく、あるいは、ストッパ44をストッパ固定部17に接着するようにしてもよい。さらに、ストッパ本体45の大径部48をストッパ取り外し用孔16を封閉する大きさとして(図22参照)、間隙Sからカートリッジケース本体3側に埃が侵入するのを防止するようにしてもよい。
【0052】
また、本実施形態では、蓋体が、カートリッジケース本体に着脱すると、それに伴ってディスク状記録媒体がカートリッジケース本体に出入りするように形成された場合について説明したが、蓋体は、単にカートリッジケース本体の開口部を封閉する機能のみを有するものであってもよい。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、使用者がディスク状記録媒体をカートリッジケースから取り出す場合には、薄肉部を破断してストッパ固定部及びストッパを取り外さなければならないため、使用者がディスク状記録媒体を取り出したことを示す形跡(薄肉部の破断)を残すことができる。
【0054】
請求項2によるときは、ストッパ固定部の外面にドライバ嵌合溝を形成したことにより、ストッパ固定部及びストッパの取り外しが容易となる。
【0055】
請求項3によるときは、上ハーフまたは下ハーフのいずれか他方にストッパ固定部に対向する開口を設け、ストッパをカートリッジケース本体の外部から開口を介してストッパ固定部に固定可能に成したことにより、あらかじめカートリッジケース本体を形成してからディスク状記録媒体をカートリッジケース本体内に収納するという生産方法も取ることができるため、顧客の要望や生産ラインの形態に柔軟に対応することができる。
【0056】
請求項4によるときは、ストッパの一端を嵌合によってストッパ固定部に固定するようにしたことにより、接着剤を使用しないため、取り扱い性及び生産性が向上する。
【0057】
請求項5によるときは、ストッパのストッパ固定部への固定に接着剤を使用しないため、取り扱い性及び生産性が向上する。また、ストッパをカートリッジケース本体の外部からストッパ固定部に固定可能に成したことにより、あらかじめカートリッジケース本体を形成してからディスク状記録媒体をカートリッジケース本体内に収納するという生産方法も取ることができるため、顧客の要望や生産ラインの形態に柔軟に対応することができる。
【0058】
請求項8によるときは、ストッパの大径部の端面にドライバ嵌合溝を形成したことにより、ストッパ固定部及びストッパの取り外しが容易となる。
【0059】
請求項9によるときは、ストッパがストッパ固定部に一体的に形成されたことにより、部品点数が低減するため、組立工数及び製造コストが低減する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態であるディスクカートリッジ1の平面図。
【図2】カートリッジケース本体3の後端部の左側面図。
【図3】上ハーフ5の平面図。
【図4】ディスクカートリッジ1の一部拡大平面図。
【図5】図4のA−A線断面図。
【図6】下ハーフ6の平面図。
【図7】上ハーフ5及び蓋体4を内面側から見た図。
【図8】図7のB部拡大図。
【図9】蓋体4の平面図。
【図10】蓋体4を内面側から見た図。
【図11】図9のC−C線矢視図。
【図12】ディスクカートリッジ1の使用態様を示す斜視図。
【図13】本発明の第2の実施形態のストッパ37の側面図。
【図14】図13のストッパ37をカートリッジケース本体3に装着した状態を示す断面図。
【図15】本発明の第3の実施形態の上ハーフ5の一部拡大平面図。
【図16】ストッパ本体45の平面図。
【図17】ストッパ本体45の側面図。
【図18】図17のD−D線断面図。
【図19】固定部材46の側面図。
【図20】ストッパ44をカートリッジケース本体3に取り付けた状態を示す平面図。
【図21】図20のE−E線断面図。
【図22】本発明の第4の実施形態の上ハーフ5の一部拡大平面図。
【符号の説明】
1 ディスクカートリッジ
2 カートリッジケース
3 カートリッジケース本体
3a 開口部
4 蓋体
5 上ハーフ
6 下ハーフ
16 ストッパ取り外し用孔
17 ストッパ固定部
18〜21 薄肉部
23 ストッパ
D ディスク状記録媒体(ディスク状記録媒体)

Claims (9)

  1. カートリッジケース内にディスク状記録媒体を回転自在かつ出し入れ自在に収納したディスクカートリッジであって、前記カートリッジケースが、前記ディスク状記録媒体を収納する側となる内面側を互いに対向させて組み合わされた上ハーフ及び下ハーフからなり、一つの側面に前記ディスク状記録媒体を出し入れするための開口部が形成され、前記ディスク状記録媒体を回転自在に収納するカートリッジケース本体と、前記開口部に前記ディスク状記録媒体の出し入れ方向にスライドさせて挿脱する蓋体とを具備するものにおいて、
    前記上ハーフまたは前記下ハーフのいずれか一方に形成されたストッパ取り外し用孔と、該ストッパ取り外し用孔の内周部に薄肉部を介して一体的に形成されたストッパ固定部と、一端が前記ストッパ固定部に固定され、前記カートリッジケース本体内部に突出し、前記蓋体のスライドを阻止するストッパとを設けたことを特徴とするディスクカートリッジ。
  2. 前記ストッパ固定部の外面にドライバの先端部に嵌合するドライバ嵌合溝が形成されたことを特徴とする請求項1に記載のディスクカートリッジ。
  3. 前記上ハーフまたは前記下ハーフのいずれか他方に前記ストッパ固定部に対向する開口を設け、前記ストッパを前記カートリッジケース本体の外部から前記開口を介して前記ストッパ固定部に固定可能にしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のディスクカートリッジ。
  4. 前記ストッパの一端が前記ストッパ固定部に嵌合によって固定されたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のディスクカートリッジ。
  5. 前記ストッパ固定部に貫通孔を設け、前記上ハーフまたは前記下ハーフのいずれか他方に前記ストッパ固定部に対向する開口を設け、前記ストッパが、前記ストッパ固定部の貫通孔を貫通する軸部及び該軸部の一端に形成され前記ストッパ固定部の外面における前記貫通孔の周囲の部分に当接する大径部を有するストッパ本体と、前記軸部に嵌合し前記ストッパ本体を前記ストッパ固定部に固定する固定部材とからなり、前記ストッパを前記カートリッジケース本体の外部から前記ストッパ取り外し用孔及び前記開口を介して前記ストッパ固定部に固定可能にしたことを特徴とする請求項1に記載のディスクカートリッジ。
  6. 前記ストッパ本体が前記ストッパ固定部に対して前記軸部の軸線まわりに回転するのを阻止する回り止め手段を設けたことを特徴とする請求項5に記載のディスクカートリッジ。
  7. 前記ストッパ固定部に第1嵌合部を設け、前記ストッパに前記第1嵌合部に嵌合する第2嵌合部を設け、前記第1及び第2嵌合部を前記回り止め手段としたことを特徴とする請求項6に記載のディスクカートリッジ。
  8. 前記大径部の端面にドライバの先端部に嵌合するドライバ嵌合溝が形成されたことを特徴とする請求項5〜請求項7のいずれか一項に記載のディスクカートリッジ。
  9. 前記ストッパが前記ストッパ固定部に一体的に形成されたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載のディスクカートリッジ。
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