JP4344980B2 - ディスク収納ケース - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願の発明は、記録媒体等としてのディスクを一対のカバー同士の間に収納するためのディスク収納ケースに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図17は、本願の発明の第一従来例としてのディスク収納ケースを示している。このディスク収納ケース11は、例えばコンパクトディスクである光ディスク等のディスク状記録媒体12を収納するために使用される。ディスク状記録媒体12の中心部には、情報の記録再生時に記録再生装置の駆動軸が挿入されてディスク状記録媒体12が固定されるためのチャッキングホールである円形の貫通孔13が設けられている。
【0003】
ディスク収納ケース11は、一対のカバー14、15とトレー16とを有している。トレー16はカバー15内に収納された状態で取り付けられており、カバー14もその一辺の両端で互いに向かい合っている支点17、18でカバー15の一辺に回動可能に取り付けられている。カバー14とカバー15とを互いに接近させる様にこれらのカバー14、15を相対的に回動させれば、トレー16がカバー14に覆われて蓋をされた状態になる。
【0004】
トレー16にはディスク状記録媒体12を嵌入させるのに十分な深さの凹部21が設けられており、凹部21はその周辺で立ち上がっている円弧状の壁部22を有している。壁部22の内周面の半径は、ディスク状記録媒体12の寸法精度及び熱膨張による拡径を考慮し、熱膨張が生じてもディスク状記録媒体12の外周面が壁部22の内周面に接触しない様に、十分な余裕のある値に選定されている。
【0005】
凹部21の中心部にはディスク状記録媒体12を保持するためのディスク保持部23が設けられており、ディスク保持部23は台座部24と互いに独立している複数の弾性片25とで構成されている。台座部24は凹部21の底面よりも高く、弾性片25は貫通孔13と略等しい大きさの円周上に起立した後にディスク保持部23の中心へ向かって屈曲している。複数の弾性片25の上部に対する外接円は基部に対する外接円よりも僅かに大きい。
【0006】
以上の様なディスク収納ケース11にディスク状記録媒体12を収納するためには、まず、カバー14とカバー15とを互いに離隔させる様にこれらのカバー14、15を相対的に回動させて、カバー14、15を開放する。そして、ディスク状記録媒体12の外周面に指を当てて持ち、貫通孔13を複数の弾性片25の外周に嵌め込んでディスク状記録媒体12を押し込む。この結果、弾性片25の上部がディスク保持部23の中心へ向かって弾性変形し、複数の弾性片25の上部によって形成されている包絡円が小さくなって、ディスク状記録媒体12が台座部24上に到達する。
【0007】
貫通孔13が複数の弾性片25の上部を通過すると、弾性片25がその弾性力で元の位置に復帰する。このため、弾性片25が貫通孔13の内周面に当接して貫通孔13と係合し、また、上述の様に複数の弾性片25の上部によって形成されている包絡円が基部によって形成されている包絡円よりも僅かに大きいので、ディスク状記録媒体12がディスク保持部23からはずれることなく且つがたつきなく保持される。その後、カバー14とカバー15とを互いに接近させる様にこれらのカバー14、15を相対的に回動させて、カバー14、15を閉塞する。
【0008】
この状態では、ディスク状記録媒体12が台座部24上に載置されており、また、壁部22及びディスク保持部23がディスク状記録媒体12の表面よりも高い。つまり、壁部22によってディスク状記録媒体12の厚さ方向の空間が確保されている。このため、外力によってカバー14、15が変形しても、これらのカバー14、15がディスク状記録媒体12の表面や裏面(記録面)に接触せず、ディスク状記録媒体12の損傷が防止されている。
【0009】
また、逆に、ディスク収納ケース11からディスク状記録媒体12を取り出すためには、カバー14とカバー15とを互いに離隔させる様にこれらのカバー14、15を相対的に回動させて、カバー14、15を開放する。そして、ディスク状記録媒体12の外周面に一方の手の指を当て、複数の弾性片25の頂部を他方の手の指で押圧して、これらの弾性片25をディスク保持部23の中心側へ弾性変形させる。そして、弾性片25が弾性変形している間に一方の手でディスク状記録媒体12を持ち上げれば、トレー16からディスク状記録媒体12を取り出すことができる。
【0010】
次に、本願の発明の第二従来例としてのディスク収納ケース(例えば特許第3051126号公報)を説明する。このディスク収納ケースでは、図17に示した第一従来例のディスク収納ケース11におけるトレー16に相当する部材が設けられておらず、また、一つのディスク収納ケースに2枚または4枚のディスク状記録媒体が収納される。2枚のディスク状記録媒体が収納されるディスク収納ケースでは、一対のカバーの夫々の内面にディスク保持部が設けられており、一方のカバーの内面には円弧状の壁部も設けられている。
【0011】
4枚のディスク状記録媒体が収納されるディスク収納ケースでは、一対のカバー同士の間に更に中間プレートが設けられており、一対のカバーの夫々の内面及び中間プレートの両面にディスク保持部が設けられており、中間プレートの両面には円弧状の壁部も設けられている。この第二従来例のディスク収納ケースでも、壁部の内周面の半径は、ディスク状記録媒体の寸法精度及び熱膨張による拡径を考慮し、熱膨張が生じてもディスク状記録媒体の外周面が壁部の内周面に接触しない様に、十分な余裕のある値に選定されている。
【0012】
図17に示した第一従来例では、一つのディスク収納ケース11に1枚のディスク状記録媒体12しか収納されないにも拘らずトレー16が設けられている。このため、収納される1枚のディスク状記録媒体12当たりのディスク収納ケース11の厚さが厚く、収納のために多くのスペースを必要として、保管に不便であった。また、収納される1枚のディスク状記録媒体12当たりの部品点数が多くて、製造コストが高かった。
【0013】
これに対して、上述の第二従来例では、一つのディスク収納ケースに2枚または4枚のディスク状記録媒体が収納されるにも拘らずトレーが設けられていない。このため、収納される1枚のディスク状記録媒体当たりのディスク収納ケースの厚さが薄く部品点数も少ない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上述の第二従来例では、一対のカバーを閉塞した時にこれらのカバーの夫々の内面同士または一つのカバーの内面と中間プレートの一方の面とが対向する。このため、一対のカバーを閉塞した時に対向面のディスク保持部の弾性片のうちでディスク状記録媒体の表面から突出している部分同士が衝突して一対のカバーを閉塞する操作が阻害されない様に、対向面のディスク保持部の弾性片は円周上に交互に設けられている。この結果、この第二従来例では、第一従来例に比べて、ディスク保持部の弾性片の数が半分であり、弾性片がディスク状記録媒体の貫通孔の内周面に当接する距離も半分である。
【0015】
一方、上述の様に、壁部の内周面の半径は、ディスク状記録媒体の寸法精度及び熱膨張による拡径を考慮し、熱膨張が生じてもディスク状記録媒体の外周面が壁部の内周面に接触しない様に、十分な余裕のある値に選定されている。このため、ディスク収納ケースの輸送時等における落下等によってディスク収納ケース内のディスクに衝撃が加えられると、この衝撃の総てがディスクからディスク保持部に加えられる。しかも、第二従来例では、一つのディスク収納ケースに収納されるディスク状記録媒体の枚数が多いので、ディスク状記録媒体を収納している状態のディスク収納ケースが重い。
【0016】
このため、第二従来例では、ディスク保持部の一つの弾性片に加えられる衝撃が大きく、弾性片が過度に変形して、ディスク状記録媒体がディスク保持部から脱落したり、弾性片が塑性変形に到って破損したりすることがあった。また、2枚または4枚のディスク状記録媒体が収納される第二従来例では、ディスク収納ケースの全体的な厚さを薄くするためにはカバーの肉厚を薄くする必要があり、その結果、外力によってカバーが変形したりディスクの収納空間が圧縮されたりして、カバーが破損したりディスク状記録媒体が変形したりすることがあった。つまり、第二従来例のディスク収納ケースでは信頼性が必ずしも高くなかった。
【0017】
従って、本願の発明は、収納される1枚のディスク当たりのディスク収納ケースの厚さが薄く部品点数も少ないにも拘らず、ディスク保持部の過度の変形によってディスクがディスク保持部から脱落したりディスク保持部が破損したりすることがなく、また、カバーの肉厚を薄くしてもカバーの変形によってディスクが変形したりカバーが破損したりしにくくて、信頼性の高いディスク収納ケースを提供することを目的としている。
【0018】
【課題を解決するための手段】
本発明に係るディスク収納ケースでは、一対のカバーの内面と中間プレートの両面とにディスク保持部が設けられている。このため、一つのディスク収納ケースに枚のディスクを収納することができ、収納される1枚のディスク当たりのカバーの枚数が少ない。
【0019】
また、カバーの閉塞時にディスク保持部の内周側に挿入されるディスク保持部用保護部が、ディスク保持部に対向するカバーの内面と中間プレートの両面とに設けられている。このため、ディスク収納ケースの輸送時等における落下等によってディスク収納ケース内のディスクに衝撃が加えられても、ディスク保持部が弾性変形して追突する位置にディスク保持部用保護部を設けておくことによって、ディスク保持部の過度の変形を防止することができる。
【0020】
また、ディスク保持部に対向するカバーの内面と中間プレートの両面とにディスク保持部用保護部が設けられているので、ディスク保持部用保護部がディスク保持部の内周側に挿入されるのはカバーの閉塞時のみであり、カバーの開放時にはディスク保持部用保護部に阻害されることなくディスク保持部を弾性変形させることができる。しかも、カバーの閉塞時にディスク保持部の過度の変形を防止することができるので、ディスク保持部の破損を防止しつつディスク保持部の剛性を低下させてディスク保持部を弾性変形させ易くすることができる。
【0021】
また、カバーの閉塞状態で互いに当接する当接部がカバーの内面に設けられている。このため、肉厚の薄いカバーに外力が加えられても、当接部が支柱になって、カバーの変形やディスクの収納空間の圧縮が防止される。しかも、当接部を貫通させるための貫通孔が中間プレートに設けられているので、カバーの変形やディスクの収納空間の圧縮が支障なく防止される
【0022】
【発明の実施の形態】
下、本願の発明の第一〜第四参考形態と一実施形態を、図1〜16を参照しながら説明する。図1〜7が、最大で4枚のディスク状記録媒体12を収納することができる第一参考形態を示している。この第一参考形態のディスク収納ケース31は、図4に示されている様に一対のカバー32、33と連結プレート34と中間プレート35とを有しており、図7に示されている様にカバー32、33の閉塞時には薄い矩形の箱体になる。
【0023】
カバー32、33、連結プレート34及び中間プレート35は、ポリスチレン(PS、GP−PS)、ハイインパクトポリスチレン(HI−PS)、アクリルスチロール(AS)、アクリルブチレンスチロール(ABS)、ポリプロピレン(PP)、ポリエチレン(PE)、ポリカーボネート(PC)等の熱可塑性樹脂を射出成形することによって製造される。本参考形態におけるカバー32、33及び連結プレート34は、ヒンジ性を有する軟質の熱可塑性樹脂であるポリプロピレン(PP)を射出成形することによって製造されている。
【0024】
連結プレート34は長方形であり、連結プレート34の長辺にカバー32、33が連結プレート34と一体に形成されている。カバー32、33と連結プレート34との境界部はヒンジ部35、36になっており、ヒンジ部35、36を中心にしてカバー32、33と連結プレート34とが相対的に回動可能である。
【0025】
連結プレート34側を除くカバー32、33の三辺には、ディスク収納ケース31の略半分の高さを有する側壁41〜46が設けられている。連結プレート34の短辺には突出片47、48が設けられており、突出片47、48には軸孔51、52が設けられている。側壁41〜46のうちで突出片47、48に隣接している部分は、カバー32、33の閉塞時にディスク収納ケース31内を密閉する様に、突出片47、48に沿う形状になっている。
【0026】
側壁42、45の略中央部には、図5に示されている様にカバー32、33の閉塞時に互いに係合する凹部53及び凸部54が設けられており、凹部53及び凸部54の近傍の側壁42、45には、指を掛けることのできる凹部55、56が設けられている。カバー32、33の内面の中心部には、図3に示されている様に同一の円周上に断続的に並んでいる複数の円弧壁57、58が設けられている。
【0027】
円弧壁57、58の外周面の直径d1はディスク状記録媒体12の貫通孔13の直径よりも僅かに大きい。円弧壁57、58に囲まれている部分には、円弧壁57、58と同心の円筒部61、62が設けられている。カバー32、33の内面には、円弧壁57、58及び円筒部61、62と同心で且つディスク状記録媒体12と等しい直径の円周上に離散的に並んでいる四つの肉薄凹部63、64が設けられている。
【0028】
図6に示されている様に中間プレート35の一辺の両端に凸部65、66が設けられており、突出片47、48の軸孔51、52に凸部65、66が挿入されることによって、中間プレート35がカバー32、33に対して相対的に回動可能に取り付けられている。中間プレート35の中心部には、図2に示されている様に中間プレート35から交互に逆方向へ四つずつ切り起こされている断面鉤形の弾性片67、68が設けられている。
【0029】
つまり、弾性片67はカバー32側の面71から突出しており、弾性片68はカバー33側の面72から突出している。この様に弾性片67、68を交互に逆方向へ突出させることによって、中間プレート35を射出成形で容易に形成することができる。弾性片67、68の外周面の直径d2はディスク状記録媒体12の貫通孔13の直径よりも僅かに大きい。弾性片67、68同士の間には溝73が設けられていて、弾性片67、68が容易に弾性変形することができる様になっている。
【0030】
中間プレート35のカバー32側の面71には、四つの弾性片67同士の中心を中心にして円弧状に延びており2枚のディスク状記録媒体12を収納するのに十分な高さの四つの側壁74が設けられている。側壁74の内周面の半径は、ディスク状記録媒体12の寸法精度及び熱膨張による拡径を考慮し、熱膨張が生じてもディスク状記録媒体12の外周面が側壁74の内周面に接触しない様に、十分な余裕のある値に選定されている。
【0031】
つまり、側壁74によって2枚のディスク状記録媒体12の収納空間75が形成されている。図示されてはいないが、中間プレート35のカバー33側の面72にも、面71側の収納空間75と同様な構造の収納空間が形成されている。カバー32、33の肉薄凹部63、64に対向する部分であって側壁74が切断されている部分には、中間プレート35を貫通しており肉薄凹部63、64と同じ径を有する貫通孔76が設けられている。
【0032】
以上の様なディスク収納ケース31では、閉塞されているカバー32、33が不用意に開放されない様に、カバー32の凹部53とカバー33の凸部54とが係合している。従って、閉塞状態のカバー32、33を開放するためには、側壁45の凹部56を指で僅かに押して側壁42の凹部53と側壁45の凸部54との係合を解除した状態で、側壁42、45の凹部55、56に指を掛けてカバー32、33を互いに離隔させる。
【0033】
ディスク収納ケース31にディスク状記録媒体12を収納するためにこのディスク状記録媒体12をカバー32、33の内面に保持させるためには、ディスク状記録媒体12の外周面に指を当てて持ち、貫通孔13を複数の円弧壁57、58の外周に嵌め込んでディスク状記録媒体12を押し込む。このとき、円弧壁57、58が弾性変形して縮径することによって貫通孔13内へ挿入され、この状態では、貫通孔13の内周面に円弧壁57、58が弾性的に当接してディスク状記録媒体12が確実に保持される。
【0034】
ディスク収納ケース31にディスク状記録媒体12を収納するためにこのディスク状記録媒体12を中間プレート35の面71、72に保持させるためには、ディスク状記録媒体12の外周面に指を当てて持ち、貫通孔13を複数の弾性片67、68の外周に嵌め込んでディスク状記録媒体12を押し込む。このとき、弾性片67、68が弾性変形して縮径することによって貫通孔13内へ挿入され、この状態では、貫通孔13の内周面に弾性片67、68が弾性的に当接してディスク状記録媒体12が確実に保持される。
【0035】
カバー32、33の内面及び中間プレート35の面71、72にディスク状記録媒体12を保持させた後に、開放状態のカバー32、33を閉塞するためには、中間プレート35をカバー32、33で挟持する様にこれらのカバー32、33を互いに接近させ、最後に側壁42の凹部53と側壁45の凸部54とを互いに係合させる。図1は、この状態におけるディスク収納ケース31の中心部を示している。
【0036】
このディスク収納ケース31でも、上述の第二従来例と同様に、第一従来例に比べて、中間プレート35に保持される一枚のディスク状記録媒体12当たりの弾性片67、68の数が半分である。しかも、一つのディスク収納ケース31に収納されるディスク状記録媒体12も最大で4枚と多いので、ディスク状記録媒体12を収納している状態のディスク収納ケース31が重く、ディスク収納ケース31の輸送時等における落下等によって一つの弾性片67、68に加えられる衝撃が大きい。
【0037】
しかし、図1に示されている様に、カバー32、33の閉塞時には弾性片67、68の内周側に円筒部61、62が挿入され、また、この挿入状態で弾性片67、68の最内周面つまり弾性片67、68の先端部の内周面と円筒部61、62の外周面との間隙が0.2〜0.5mm程度になる様に弾性片67、68と円筒部61、62との寸法が選択されている。更にまた、カバー32、33の閉塞時にはディスク収納ケース31の略半分の高さの位置で円筒部61、62の頂面が互いに当接する様に、円筒部61、62の高さが選択されている。
【0038】
上述の様に、弾性片67、68の先端部の内周面と円筒部61、62の外周面との間隙が0.2〜0.5mm程度であるので、ディスク収納ケース31の輸送時等における落下等によってディスク収納ケース31内のディスク状記録媒体12に衝撃が加えられて、弾性片67、68が弾性変形しても、弾性片67、68の先端部の内周面が円筒部61、62の外周面に追突して、弾性片67、68の過度の変形が防止される。このため、ディスク状記録媒体12が弾性片67、68から脱落したり、弾性片67、68が塑性変形に到って破損したりしない。
【0039】
そして、この様にカバー32、33の閉塞時に弾性片67、68の過度の変形を防止することができるので、弾性片67、68を薄く形成すること等によって弾性片67、68の剛性を低下させて弾性片67、68を弾性変形させ易くすることができる。このため、弾性片67、68を弾性変形させて縮径させることによって中間プレート35の面71、72にディスク状記録媒体12を保持させる操作を容易にすることができる。
【0040】
更に、カバー32、33の閉塞時にはディスク収納ケース31の略半分の高さの位置で円筒部61、62の頂面が互いに当接するので、肉厚の薄いカバー32、33に外力が加えられても、円筒部61、62が支柱になって、カバー32、33の変形や収納空間75の圧縮が防止される。このため、カバー32、33が破損したりディスク状記録媒体12が変形したりしにくく、カバー32、33の肉厚を薄くすることによって、収納される1枚のディスク状記録媒体12当たりのディスク収納ケース31の厚さを薄くすることができる。
【0041】
一方、カバー32、33を開放すると、図4等からも明らかな様に円筒部61、62が弾性片67、68の内周側から抜き取られる。従って、この状態では、円筒部61、62に阻害されることなく弾性片67、68を弾性変形させることができる。しかも、上述の様に弾性片67、68を薄く形成すること等によって弾性片67、68の剛性を低下させて弾性片67、68を弾性変形させ易くすることができる。このため、弾性片67、68を弾性変形させて縮径させることによって中間プレート35の面71、72からディスク状記録媒体12を取り外す操作を容易にすることができる。
【0042】
また、カバー32、33の内面には肉薄凹部63、64が設けられており、中間プレート35にも貫通孔76が設けられているので、カバー32、33の内面や中間プレート35の面71、72に保持されているディスク状記録媒体12に指を掛け易い。従って、このことによっても、ディスク収納ケース31からディスク状記録媒体12を容易に取り出すことができる。
【0043】
図8が、第二参考形態を示しており、第一参考形態の図1に対応する図面である。この第二参考形態のディスク収納ケース31では、カバー32における円筒部61の内周側の部分に軸心方向へ高い円錐筒部61aが設けられており、この円錐筒部61aが嵌入されて円錐筒部61aと摩擦的に係合する内径をカバー33の円筒部62が有している。この点を除いて、この第二参考形態も図1〜7に示した第一参考形態と同様の構成を有している。
【0044】
この様な第二参考形態のディスク収納ケース31では、ディスク収納ケース31の輸送時等における落下等によってディスク収納ケース31に衝撃が加えられても、カバー32、33が開放されにくい。このため、収納されているディスク状記録媒体12が脱落したり飛散したりしにくい。
【0045】
図9〜12が、最大で2枚のディスク状記録媒体12を収納することができる第三参考形態を示している。この第三参考形態のディスク収納ケース81は、図12に示されている様に一対のカバー82、83を有している。カバー82、83はポリスチレン(PS、GP−PS)を射出成形することによって製造されている。このポリスチレン(PS、GP−PS)にはヒンジ性がないので、カバー82、83の各々の一辺の両端における支点84によってカバー82、83が互いに回動可能に取り付けられている。
【0046】
カバー82、83の内面の中心部には、図10、11に示されている様に同一の円周上に等間隔で並んでいる四つの約45°の円弧壁85、86が設けられている。円弧壁85、86の外周面の直径はディスク状記録媒体12の貫通孔13の直径よりも僅かに大きい。円弧壁85、86に囲まれている部分には、円弧壁85、86と同心で円弧壁85、86と交互に並んでいる四つの円弧壁87、88が設けられており、円弧壁87、88に囲まれている部分には、円弧壁87、88と同心の円柱部91、92が設けられている。円弧壁87、88の外周面の直径は円弧壁85、86の内周面の直径よりも僅かに小さい。
【0047】
カバー83の内面には、円柱部91、92の中心を中心にして円弧状に延びており2枚のディスク状記録媒体12を収納するのに十分な高さの四つの側壁93が設けられている。側壁93の内周面の半径は、ディスク状記録媒体12の寸法精度及び熱膨張による拡径を考慮し、熱膨張が生じてもディスク状記録媒体12の外周面が側壁93の内周面に接触しない様に、十分な余裕のある値に選定されている。つまり、側壁93によって2枚のディスク状記録媒体12の収納空間94が形成されている。
【0048】
ディスク収納ケース81にディスク状記録媒体12を収納するためにこのディスク状記録媒体12をカバー82、83の内面に保持させるためには、ディスク状記録媒体12の外周面に指を当てて持ち、貫通孔13を四つの円弧壁85、86の外周に嵌め込んでディスク状記録媒体12を押し込む。このとき、円弧壁85、86が弾性変形して縮径することによって貫通孔13内へ挿入され、この状態では、貫通孔13の内周面に円弧壁85、86が弾性的に当接してディスク状記録媒体12が確実に保持される。
【0049】
カバー82、83の内面にディスク状記録媒体12を保持させた後に、開放状態のカバー82、83を閉塞するためには、カバー82、83を互いに接近させる。図9は、この状態におけるディスク収納ケース81の中心部の断面を示している。図9に示されている様に、カバー82、83の閉塞状態では、カバー82の円弧壁85の内周側にカバー83の円弧壁88が位置し、カバー83の円弧壁86の内周側にカバー82の円弧壁87が位置する。
【0050】
つまり、カバー82の円弧壁85、87とカバー83の円弧壁86、88とが互いに噛み合う様に、これらが45°の角度差で形成されている。また、カバー82、83の閉塞時にはディスク収納ケース81の略半分の高さの位置で円柱部91、92の頂面が互いに当接する様に、円柱部91、92の高さが選択されている。
【0051】
上述の様に、カバー82の円弧壁85の内周側にカバー83の円弧壁88が位置し、カバー83の円弧壁86の内周側にカバー82の円弧壁87が位置する。このため、ディスク収納ケース81の輸送時等における落下等によってディスク収納ケース81内のディスク状記録媒体12に衝撃が加えられて、円弧壁85、86が弾性変形しても、円弧壁85、86の内周面が円弧壁87、88の外周面に追突して、円弧壁85、86の過度の変形が防止される。従って、ディスク状記録媒体12が円弧壁85、86から脱落したり、円弧壁85、86が塑性変形に到って破損したりしない。
【0052】
更に、カバー82、83の閉塞時にはディスク収納ケース81の略半分の高さの位置で円柱部91、92の頂面が互いに当接するので、肉厚の薄いカバー82、83に外力が加えられても、円柱部91、92が支柱になって、カバー82、83の変形や収納空間94の圧縮が防止される。このため、カバー82、83が破損したりディスク状記録媒体12が変形したりしにくく、カバー82、83の肉厚を薄くすることによって、収納される1枚のディスク状記録媒体12当たりのディスク収納ケース81の厚さを薄くすることができる。
【0053】
図13が、第四参考形態を示しており、第三参考形態の図10に対応する図である。この第四参考形態のディスク収納ケース81は、円弧壁87、88と円柱部91、92とが連設されていることを除いて、図9〜12に示した第三参考形態と同様の構成を有している。この様な第四参考形態のディスク収納ケース81も、第三参考形態のディスク収納ケース81と同様の作用効果を奏することができる。
【0054】
図14〜16が、最大で4枚のディスク状記録媒体12を収納することができる実施形態を示している。図15に示されている様に、実施形態のディスク収納ケース101は一対のカバー102、103と中間プレート104とを有している。カバー102、103の一辺の両端に軸孔105、106が設けられており、中間プレート104の一辺の両端に二対の凸部107、108が設けられている。そして、凸部107、108が軸孔105、106に挿入されることによって、カバー102、103が中間プレート104に対して相対的に回動可能に取り付けられている。
【0055】
カバー102、103の内面及び中間プレート104の両面の各々の中心部には、図9〜12に示した第三参考形態のディスク収納ケース81の円弧壁85、86と同様な円弧壁111〜114と、円弧壁87、88と同様な円弧壁115〜118とが設けられている。カバー102、103の円弧壁115、116に囲まれている部分には、円弧壁115、116と同心の円筒部121、122が設けられており、中間プレート104の円弧壁117、118に囲まれている部分には、円弧壁117、118と同心で円筒部121、122の外径よりも大きな内径を有する円形の貫通孔123が設けられている。
【0056】
中間プレート104の両面には、貫通孔123の中心を中心にして円弧状に延びており2枚のディスク状記録媒体12を収納するのに十分な高さの四つの側壁124が設けられている。側壁124の内周面の半径は、ディスク状記録媒体12の寸法精度及び熱膨張による拡径を考慮し、熱膨張が生じてもディスク状記録媒体12の外周面が側壁124の内周面に接触しない様に、十分な余裕のある値に選定されている。つまり、側壁124によって2枚のディスク状記録媒体12の収納空間125が形成されている。
【0057】
図14は、カバー102、103が閉塞されている状態におけるディスク収納ケース101の中心部の断面を示している。図14に示されている様に、実施形態のディスク収納ケース101でも、第三参考形態のディスク収納ケース81と同様に、円弧壁111〜114の過度の変形が円弧壁117、118、115、116によって防止されている。また、カバー102、103の閉塞時にはディスク収納ケース101の略半分の高さの位置で円筒部121、122の頂面が互いに当接するので、収納空間125の圧縮が防止されている。
【0058】
なお、以上の第一〜第四参考形態及び一実施形態の何れのディスク収納ケース31、81、101にもディスク状記録媒体12が収納されているが、中心部に貫通孔が設けられているディスクであれば、記録媒体以外のディスクでもディスク収納ケース31、81、101に収納することができる。
【0059】
【発明の効果】
本発明に係るディスク収納ケースでは、収納される1枚のディスク当たりのカバーの枚数が少ないので、収納される1枚のディスク当たりのディスク収納ケースの厚さが薄く部品点数も少ない。
【0060】
また、ディスク収納ケースの輸送時等における落下等によってディスク収納ケース内のディスクに衝撃が加えられても、ディスク保持部が弾性変形して追突する位置にディスク保持部用保護部を設けておくことによって、ディスク保持部の過度の変形を防止することができる。このため、ディスクがディスク保持部から脱落したり、ディスク保持部が塑性変形に到って破損したりしなくて、ディスク収納ケースの信頼性が高い。
【0061】
また、カバーの開放時にはディスク保持部用保護部に阻害されることなくディスク保持部を弾性変形させることができ、しかも、ディスク保持部の破損を防止しつつディスク保持部の剛性を低下させてディスク保持部を弾性変形させ易くすることができるので、ディスク収納ケースに対するディスクの収納操作及び取り出し操作が容易である。
【0062】
また、肉厚の薄いカバーに外力が加えられても、当接部が支柱になって、カバーの変形やディスクの収納空間の圧縮が防止されて、カバーが破損したりディスク状記録媒体が変形したりしにくい。このため、カバーの肉厚を薄くすることによって、収納される1枚のディスク当たりのディスク収納ケースの厚さを更に薄くしても、ディスク収納ケースの信頼性が高い。
【0063】
しかも、カバーの変形やディスクの収納空間の圧縮が支障なく防止されるにも拘らず、収納される1枚のディスク当たりのカバーの枚数が少ないので、収納される1枚のディスク当たりのディスク収納ケースの厚さが薄く部品点数も少ない
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願の発明の第一参考形態における要部の断面図である。
【図2】 本願の発明の第一参考形態における要部の斜視図である。
【図3】 本願の発明の第一参考形態における要部の斜視図である。
【図4】 本願の発明の第一参考形態のカバーが開放されている状態の斜視図である。
【図5】 本願の発明の第一参考形態における要部の断面図である。
【図6】 本願の発明の第一参考形態における要部の斜視図である。
【図7】 本願の発明の第一参考形態のカバーが閉塞されている状態の斜視図である。
【図8】 本願の発明の第二参考形態における要部の断面図である。
【図9】 本願の発明の第三参考形態における要部の断面図である。
【図10】 本願の発明の第三参考形態における要部を示しており、(a)は平面図、(b)は(a)のB−B線に沿う位置における断面図である。
【図11】 本願の発明の第三参考形態における要部の斜視図である。
【図12】 本願の発明の第三参考形態のカバーが開放されている状態の斜視図である。
【図13】 本願の発明の第四参考形態における要部を示しており、(a)は平面図、(b)は(a)のB−B線に沿う位置における断面図である。
【図14】 本願の発明の実施形態における要部の断面図である。
【図15】 本願の発明の実施形態のカバーが開放されている状態の斜視図である。
【図16】 本願の発明の実施形態における要部の側面図である。
【図17】 本願の発明の第一従来例の分解斜視図である。
【符号の説明】
12…ディスク状記録媒体(ディスク)、13…貫通孔、31…ディスク収納ケース、32、33…カバー、35…中間プレート、57、58…円弧壁(ディスク保持部)、61、62…円筒部(ディスク保持部用保護部、当接部、係合部)、61a…円錐筒部(係合部)、67、68…弾性片(ディスク保持部)、81…ディスク収納ケース、82、83…カバー、85、86…円弧壁(ディスク保持部)、87、88…円弧壁(ディスク保持部用保護部)、91、92…円柱部(当接部)、101…ディスク収納ケース、102、103…カバー、104…中間プレート、111〜114…円弧壁(ディスク保持部)、115〜118…円弧壁(ディスク保持部用保護部)、121、122…円筒部(当接部)、123…貫通孔

Claims (1)

  1. 一対のカバー同士の間にディスクを収納するためのディスク収納ケースにおいて、
    前記一対のカバー同士の間に中間プレートが設けられており、
    前記ディスクの中心部における貫通孔の内周面に弾性的に当接して前記ディスクを保持するディスク保持部が、前記カバーの内面と前記中間プレートの両面とに設けられており、
    前記カバーの閉塞時に前記ディスク保持部の内周側に挿入されるディスク保持部用保護部が、前記ディスク保持部に対向する前記内面と前記両面とに設けられており、
    前記閉塞状態で互いに当接する当接部が前記カバーの内面に設けられており、
    前記当接部を貫通させるための貫通孔が前記中間プレートに設けられていることを特徴とするディスク収納ケース。
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