JPH08504995A - 光コンパクト・ディスク収容装填カセット - Google Patents

光コンパクト・ディスク収容装填カセット

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JPH08504995A
JPH08504995A JP6521773A JP52177393A JPH08504995A JP H08504995 A JPH08504995 A JP H08504995A JP 6521773 A JP6521773 A JP 6521773A JP 52177393 A JP52177393 A JP 52177393A JP H08504995 A JPH08504995 A JP H08504995A
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cassette
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disc
lid
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JP6521773A
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ニューウェル、テレンス、ジョン
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データ スペシャリスツ リミテッド
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B23/00Record carriers not specific to the method of recording or reproducing; Accessories, e.g. containers, specially adapted for co-operation with the recording or reproducing apparatus ; Intermediate mediums; Apparatus or processes specially adapted for their manufacture
    • G11B23/02Containers; Storing means both adapted to cooperate with the recording or reproducing means
    • G11B23/03Containers for flat record carriers
    • G11B23/0301Details
    • G11B23/0317Containers with interchangeable record carriers

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  • Packaging For Recording Disks (AREA)
  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 CD収容装填カセットは、そのほとんどが成形によって形成される制限された数の構成要素から製作される。成形される構成要素は、トレー(2)、スライドカバー(4)、透磁性のパック(8)、および、蓋(10)であり、それに加えて、コイルスプリング(6)が使用されてもよい。カセットは既存の工業規格のCD読み取り装置と互換性があり、その新規な設計は、製造組み立てのコストが従来のカセットの対応するコストに比べて相当に低減されることを可能にする。カセットは、カセットに入ったCDに記憶されるデータに関する最大限の量の印刷情報を貼るための上側と下側の平面を備えて作られてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の名称] 光コンパクト・ディスク収容装填カセット 〔発明の分野〕 本発明は、光コンパクト・ディスク(CD)のための収容装填カセットに関す る。そのようなカセットは、CDを収容し、レーザー・ディスク読み取り装置に 挿入されるときに、ディスク・ドライブにそのCDを提供し、カセットからCD を取り出すことなくディスク読み取り装置のヘッドを読み取ることに使用するこ とができる。 〔技術背景〕 もともとはCD−ROMとしてのみ使用することのできた光CDは、レーザー 読み取りヘッドによってランダムにアクセスすることのできる光学的に符号化さ れたディジタル情報のための有用な記憶媒体である。それらの光CDは、膨大な 量の予め記録された情報に高速にアクセスすることを可能にし、ビデオゲーム、 コンピュータ・データベース、および、オーディオやビデオとオーディオビジュ アルな記録などを含むコンピュータに関連した広範囲の多様な用途に有益である 。データ検索の分野でCD−ROMが有する1つの利点 は、それが上書きされ得ないということであり、それによって、CD−ROMは 、コンピュータ用の磁気フロッピー・ディスクと比較して、膨大に増加された記 憶容量とともに記録されたデータの安全性を提供するのである。光CDの分野へ の最近のエントリは、CD−ROMの特徴である大容量データ記憶装置の特質の すべてを備え、しかも記録されたデータを消去あるいは上書きすることのできる 付加的な機能を有する消去書換え型CDである。 家庭用のハイファイ音楽システムとは対照的に本格的な商業用のためのCD読 み取り装置またはCD読み取り/書き込み装置(以下、簡単のためにCD読み取 り装置と呼ぶ)の特徴の1つは、カセットに入れられたままでディスクがCD読 み取り装置に装填できることである。カセットは、ディスクがCD読み取り装置 の外部にある間は収容ケースまたはディスクの容器としての役目をなすが、ディ スクがCD読み取り装置の内部にある間はディスクへのアクセス及び読み取り( データアクセス)を可能にする。 現在入手することのできる収容装填カセットには2つの別個の形態が存在する 。その一方の形態においては、カセットの半径方向のスロットを介してディスク にアクセスするレーザー読み取りヘッドによるデータアクセスの間、光ディスク がカセット内に残ったまま である。そのスロットは、カセットがCD読み取り装置から取り出されるとき、 スライドカバーによって被覆される。もう一方の形態においては、CD読み取り 装置は、カセットをCD読み取り装置に装填するときすべて自動的に、ディスク のエッジを掴み、カセットからそのディスクを引き出し、そしてそれをターンテ ーブルに置くための挟み機構(pincer mechanism)を備える。カセット内のディ スクをCD読み取り装置から抜き出すに先立って、逆のシーケンスが自動的に行 われる。本発明は、前者の形態のCD収容装填カセットのみに関する。そのよう な設計のカセットの1つは、現在、登録商標「CD Caddy」としてソニー 社からのライセンスのもとに販売されており、レーザー読み取りヘッドのための 半径方向のベーススロットを有するトレーと、ディスクを被覆する蓋と、半径方 向のベーススロットを被覆し、CD読み取り装置からカセットが取り出されると きディスクを保護するためのカセットの上側表面と下側表面とに横たわる金属製 スライドカバーと、を備える。このようなカセットのためのCD読み取り装置は 、CD読み取り装置にカセットを装填するときに自動的に、CD読み取り装置が 、スライドカバーに係合してそれを開くこと、ディスクがカセットと接触しなく なるまで光ディスクを持ち上げそしてカセットを押し下げること、そして、デー タ アクセスのために要求されるスピードにディスクを回転させること、を可能にす る現在では標準化された設計を有する。 「CD Caddy」は、それが14個の構成要素からなり、そのうちの7個 が熱可塑性材料から射出成形され、他の7つが金属から二次加工される点におい て、製造するには経費のかかるカセットの設計となっている。その設計を簡略化 し、構成要素の数、とりわけ金属の構成要素の数を低減することによって製造コ ストを減少させることが望ましいが、そのような再設計の工程に対する大きな障 害は、CDカセットのどのような新しい設計も既存のCD読み取り装置に完全に 互換性を有しなければならないことである。したがって、その新しいカセットの 外部の物理的な寸法は、CD読み取り装置の期待値に正確に一致しなければなら ず、また、すべての制御表面(control surface)は正確に正しい位置に存在し なければならない。 〔発明の目的〕 本発明の第1の目的は、上述した要求を満足するCD収容装填カセットを提供 することである。本発明のさらなる目的は、完全にあるいはほぼ完全に射出成形 された構成要素から製作されるCD収容装填カセットを製造することである。 本発明のさらなる目的は、実用性と美観の両方のた めに平坦な平面の上面と下面とを有するCD収容装填カセットを提供することで ある。カセットに入っている光CDに関連する情報を表示するために、これらの 面は印刷されることも可能であり、あるいは予め印刷されたペーパーラベルを張 りつけてもよい。 本発明のさらなる目的は、使用中のディスクの磨耗を低減してディスクの寿命 を向上させるCD収容装填カセットを提供することである。 本発明のさらなる目的は、工場の工作機械を大きく切り換えることなく、ユー ザが開けることのできるカセットとしてか、または、カセットを破壊しないかぎ りCDを取り出すことのできない密閉されたユニットとしてかのいずれかで製作 できるCD収容装填カセットを提供することである。 〔本発明〕 第1の側面において、本発明は、CD収容装填カセットを提供する。このCD 収容装填カセットは、 ディスクのための静止位置を規定するためにトレーに成形された支持部と、光 学的な読み取りヘッドによるディスクへのアクセスのための半径方向のスロット と、を含む光コンパクト・ディスクを受け入れるためのトレーと、 トレーを被覆する蓋と、 CD読み取り装置にカセットが装填されるとき、デ ィスクを保護するために半径方向のスロットを被覆する静止位置からスロットの 一方の側の開いた位置へ自動的に摺動することのできるスライドカバーと、を備 え、 スライドカバーはカセット内部でトレーとディスク静止位置との間に配されて おり、かつ、トレーのガイド部の中または周囲を摺動することができる成形され たガイド部と、CD読み取り装置からカセットが取り出されるときにスロットを 被覆するための成形されたブレード部と、を備える。 スライドカバーおよびそれの成形されたブレード部は、好ましくは、継ぎ目の ない一体化された射出成形によるものである。スライドカバーのブレード部は、 好ましくは、薄いプレートまたは薄板であり、もしそれが易流動性樹脂から射出 成形されるのであれば、例えば、商標「KEMATAL」で販売されているよう なアセタール樹脂(acetal resin)が、注意深く制御された状態で1mm以下の厚 さにすることができる。トレーおよび蓋が成形される熱可塑性の材料は、例えば 、ABSまたはスチレンであってもよい。 トレーに成形される支持部は、CD読み取り装置から収容装置が取り出される ときディスクが載る「ランディング領域(landing zone)」として知られている 領域を形成する。通常、ディスクがランディング領域に 接触する前にディスクは回転を止めなければならないが、そうでない場合もある 。いくつかのCD読み取り装置は、異なって運動している部品間の同期がとれな いこともあり、このような環境では、もしディスクがCD収容装填カセットのラ ンディング領域に接触しはじめるときディスクがまだ回転していれば、ディスク は表面を傷つけられることがある。「CD Caddy」は、ディスクのハブの すぐ周りのランディング領域を、ディスク位置合わせ(disc alignment)または タイミングデータを記録するのにも使用される環状領域(annular zone)におい て、有している。したがって、そのような従来技術でのCD収容装填カセットは 、ランディング領域においてディスクに傷がついたときにはいつでもいくらかの またはすべての符号化されたデータを読み込みできないものになる障害に関する 固有の可能性を有する。これとは逆に、本発明によるCD収容装填カセットでの ディスクのランディング領域は、好ましくは、ディスクの外側の周辺に配置され 、その領域は光学的な情報の記録がない領域である。したがって、CD読み取り 装置の同期の不全によってディスクに傷をつけることは、過去に存在したような 問題とはならず、ディスクの寿命は大幅に改善される。ランディング領域は、好 ましくは、ディスクの周りに200゜以上、より好ましくは260゜以上に亘り 配され るいくつかの分離した支持部によって規定される。 第2の側面において、本発明は、CD収容装填カセットを提供する。このCD 収容装填カセットは、 光コンパクト・ディスクを受け入れるための内部凹部(well)を規定する射出 成形されたトレーと、 トレーを被覆するための射出成形された蓋と、 トレーに取り付けられ、CD読み取り装置にカセットが装填されるときにトレ ーの半径方向のスロットを被覆する開じた位置とデータアクセスのためにスロッ トを露出する開いた位置との間で自動的に摺動することのできる射出成形された スライドカバーと、を備え、 前記射出成形されたトレーは平面の下面(bottom face)を有し、前記内部凹 部はトレーの内部で直立する壁体手段によって規定され、射出成形された蓋は平 面の上面を有する。 好ましくは、本発明の第1の側面に関して詳しく上述したように、トレーの内 部凹部は、ディスクの外側周縁部にランディング(載置)領域を規定するための 一体成形された縁部(land)を備える。また、好ましくは、第1の側面において 述べたように、スライドカバーは、トレーとディスクとの間においてトレーの内 側で摺動する。 トレーおよび蓋の平坦な上面と下面は満足すべき美観を有するが、主要な利点 は美的なことではなく商業 的なものである。本発明のこの側面によるCD収容装填カセットは、トレーおよ び蓋に直接に印刷する形式か、あるいはトレーおよび蓋に印刷された粘着性のラ ベルの形式かのいずれかで印刷された情報を表示するための大幅に増大した有効 な領域を有する。このことは、印刷された情報を介してユーザはカセット内のデ ィスクに記憶されたデータの種類についてより詳しく知ることができるので、相 当にカセットの有用性を増加させる。 好ましくは、カセットはユーザが開けることのできないものがよいが、データ をディスクに記録する前にあるいは記録した後のいずれかに、蓋はディスクを内 部に閉じ込めて接着または溶接される。しかしながら、同じかまたはほぼ同じ製 作機械が、ユーザが開けることのできるカセットと永久に密閉されたカセットの 両方に使用できることは上述したように著しい利点である。 第3の側面において、本発明は、すべてのまたはほぼすべての構成要素が成形 加工されたCD収容装填カセットを提供する。そのようなカセットは、最小限の 成形された構成要素、すなわち、トレー、蓋、スライドカバー、および、磁性体 のパック(puck)、からなる。最後の構成要素、つまり開じられたスライドカバ ーを動かすためのスプリングは、射出成形によって作 られてもよく、または金属のコイルスプリングであってもよい。金属製品部は他 になにも必要としない。 本発明の第4の側面として、光コンパクト・ディスクを受け入れるためのトレ ーと蓋とを備え、さらに、カセット内でディスクが回転させられている間中にデ ィスクから光学的に符号化された情報をレーザー読み取り装置が読み込むことを 可能にするトレー内の半径方向のスロットと、CDが入ったカセットがCD読み 取り装置に装填されたときにパックとディスク・ドライブ・ユニットの磁性体リ ングとの間でCDを掴むための蓋に緩く保持された透磁性のパックと、を備え、 該パックが、透磁性の材料から一体成形されたことを特徴とするCD収容装填カ セットを提供する。従来は、そのような磁性体パックは、成形された非磁性体の プラスチック材料から製作されていた(fabricated)が、高い透磁率の金属の打 ち抜きディスクをスナップ嵌め(snap fit)として備えていた。本発明のこの第 4の側面によれば、磁性体のパックは、高い透磁率の粉末材料からプレスするこ とによって予備形成されたパックを焼結することによって作られてもよく、ある いは、高い含有量の金属または重量比で高い比率の微粉砕フェライトを含む熱可 塑性材料から射出成形することによって作ることができる。 〔図面〕 本発明は以下の図面によって説明される。 図1は、本発明によるCD収容装填カセットの分解斜視図である。使用する際 にそこに装填されるべきCDは図示していない。この分解図においては、すべて の部品が正しく配置されているわけではなく、それらを1つに組み合わせるには いくらかの回転が必要である。 図2aは、図1のカセットのトレーの平面図である。 図2bは、図2aのトレーの側面図である。 図3aは、図1のカセットの蓋の下から見た平面図である。 図3bは、図3aの線分3−3に沿った断面図である。 図4は、図1のカセットのスライドカバーの平面図である。 図5aは、図1の組み立てられたカセットの平面図である。ディスクは決まっ た位置にあるが蓋は取り除かれている。 図5bは、図5aの組み立てられたカセットの平面図であるが、CD読み取り 装置に装填された状態での、トレーの半径方向のスロットを介してディスクを露 出するために一方の側にスライドカバーが移動している。 図6a、図7、および図8は、図5aの線分6−6、線分7−7、および線分 8−8に沿った断面図である。 図6bは、図6aに示すものと類似する断面図であるが、スライドカバーの変 更されたガイド部を示す。 図9は、図1のパックの断面図である。 図10および図11は、一体成形されたスプリング部を備えた変更されたスラ イドカバーの平面図である。それぞれ、スプリング部が緩んだ状態と伸長した状 態を示す。 図12は、本発明による変更されたCD収容装填カセットの斜視図である。本 発明の効果をもっともよく引き出す態様を示す。枢動する蓋が起こされて示され ている。 図13は、図12の収容装填カセットの分解図である。 図14は、図12のカセットを真上に近い位置からみたもう1つの分解図であ る。 図15は、図12のトレーの斜視図である。 図16は、図15のトレーの一つの角を異った向きから詳細に示す図である。 図17は、図16に示されるトレーの角と一緒に動作する蓋の支持要素の一方 の端部の詳細な図である。 図18は、図12のカセットのスライドカバーの斜視図である。 図19は、図18の拡大図である。 まず図1を参照すると、CD収容装填カセットは、 トレー2、スライドカバー4、コイルスプリング6、透磁性パック(puck円盤状 体)8、および、蓋10を備える。 トレー2は、図2a、図2b、および図7により詳細に図示される。トレー2 は、平坦な下面を有するベース12、1つのエッジに平行な直立した壁体14、 および、中央のディスク受入れ領域の周囲に4つの直立した壁体16を備える。 壁体16の内側の周囲には、ディスクが載置される「ランディング領域」を共同 して形成するいくつかの一体成形の突起17がある。壁体の底部からのランディ ング領域の高さは、成形ディテント18によってディスクが磨耗するのを防止す るのに十分な高さであり、また、スライドカバー4のブレード部20を収容する のに十分な高さである(図7および図8)。 スライドカバー4(図4)は、成形ブレード部20と成形ガイド部22とから なり、好ましくは、一体成形であることがわかる。スライドカバーが図5aに示 されるそれの静止(載置)位置にあるときカセットトレーの半径方向のスロット 26に位置するために、ブレード部20は、図8に示されるように、中央の皿形 部24がわずかに型付けされている(profiled)。ブレード部20の一方のエッ ジ部28は成形ディテント18の下に位置する。ディテント18は、ブレード部 20の遠端部を係止するように作用するだけであり、また使用中に光ディスクか らブレード部を離間させておく。 使用するときは、カセットがCDプレーヤーに装填されたとき、図5bに示さ れるように、スプリング6の付勢に抗してスライドカバー4の開いた位置へそれ を物理的に移動させるために、プレーヤーは、ガイド部22のフック部30と係 合してガイド部を横方向に移動させる。 トレー2、スライドカバー4、およびスプリング6の組み立ての構造は非常に 簡単である。スプリング6の一方の端部が、図6aに示されるように、トレー2 に一体成形されたポスト32の周囲に配される。スプリング6の他方の端部が、 ガイド部22において下向きに向いた溝36の底面に成形された同様のポスト3 4の周囲に配される。このように、スプリング6は、溝34に入れられてそれの 両端部でしっかりと止められている。図6bは、別の方法による構成において、 どのようにして溝36が下向きに向いてスプリング6を全体的に取り囲んでもよ いかを示す。 パック8が、図1においては斜視図で、図9においては断面図で示される。そ れは、微粉砕された金属またはフェライトを焼結することによってか、高い透磁 率を有する金属またはフェライト粒子を含む熱可塑性 材料を射出成形することによってか、あるいは、他のどんな成形方法によっても 作られてもよい。パック8は、蓋10の底面に成形されたロッドケージ(rod ca ge)40に保持される(図3aおよび図3b)。ロッドケージ40の個々のロッ ドは、スナップ嵌めとしてパック8がそれらの間に圧締めされる内部へ向けられ たディテントノーズ42を備える。ロッドケージ40は、蓋10の平坦な平面の 上側面を損なうことなしに、崩壊性中子成形(collapsing core mould:例えば 、HASCO(商標)コラプスコア成形)を用いた射出成形によって作られても よい。 蓋10は、一方のエッジ部44の近くに可撓性ヒンジ(flexure hinge)42 (任意)が提供されてもよく、それによって、たとえそのエッジ部44が対応す るトレー側のエッジと固着されていても(例えば、溶接または接着剤によって) 、トレーに保有されているCDが交換されることを可能にするためにその蓋を開 閉することができる。別の方法として、蓋10は、それの周辺のすべての部分で トレーと固着されてもよく、それによって、密閉された後には、ディスクは取り 出しも交換もできないようになる。 図示されたCD収容装填カセットは、CD読み取り装置にカセットを装填する ときにフック30に係合し自動的にスライドカバー4を開くことのできる既存の CD読み取り装置と互換性があること、形成された金属スプリング6の他に4つ の成形部品(トレー2、スライドカバー4、パック8、そして蓋10)だけから 形成されていること、カセットに入っているディスクに関する印刷された情報に 利用するための滑らかな平坦で平面の上面と下面とを備えていることにおいて、 それは商業的な実用性を有するものである。 もしカセットを成形された構成要素から全体として製作することが望ましい場 合には、スプリング6は、図10および図11に概略的に示されるように、スラ イドカバー4の弾性の成形されたコイル部46に置き換えられてもよい。図10 は、スライドカバー4が閉じられた場合のコイル部46の状態としてその静止位 置にあるコイル部46を図示し、図11は、スロット26を介してディスクを露 出するために、CD読み取り装置によってスライドカバー4が開かれた場合のコ イル部46の状態としてその伸長した状態にあるコイル部46を図示する。 図12〜図19は、別の実施例を図示し、そこでは同一または類似する部分に 関しては図1〜図11で用いたものと同じ参照番号が使用されている。図1に示 されるカセットと図12に示されるカセットとの主だった違いは、図12での蓋 10が、蓋10の成形されたラグ(lug) 48を受け入れるトレー2の側面のく ぼ み46で旋回することである。ラグ48は、前部のカバープレート50に形成さ れた相補的なくぼみ52を有するカバープレート50によってくぼみ46内に保 持される。図16および図17は、相補的なくぼみ46およびくぼみ52を詳細 に示す。図16および図17は同一の尺度ではないことは明らかである。 図12〜図19に示される実施例の成形されたディテント18は、図1〜図1 1に示されるそれとはわずかに異なった比率で示されており、スライドカバー4 が摺動する方向により大きな寸法を有している。スライドカバーそれ自体は、わ ずかに異なって構成されており、トレー2の2つの平行な壁体56と58との間 に受け入れることのできるガイドバー部54と、ガイドバー54と内側の壁体5 8との間に配置されたコイルスプリング6(図14にのみ図示される)と、を備 えている。スライドカバー4の内側の端部は、ディテント18の幅に適合するよ うに、部分60において減少した壁体の厚さで形成されている。 図12〜図19に示される実施例のパックは、図1〜図11に示されるそれと 全く同じであり、したがって個々に重複して図示されない。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.光コンパクト・ディスクのための静止位置を規定するためにトレーに成形さ れた支持部と、光学的な読み取りヘッドによるディスクへのアクセスのための半 径方向のスロットと、を含む光コンパクト・ディスクを受け入れるためのトレー と、 トレーを被覆する蓋と、 CD読み取り装置にカセットが装填されるとき、ディスクを保護するために半 径方向のスロットを被覆する静止位置からスロットの一方の側の開いた位置へ自 動的に摺動することのできるスライドカバーと、を備え、 スライドカバーはカセット内部で前記トレーとディスク静止位置との間に配さ れ、かつ、前記スライドカバーは、前記トレーのガイド部の中または周囲を摺動 することができる成形されたガイド部と、CD読み取り装置からカセットが取り 出されるときにスロットを被覆するための成形されたブレード部と、を備える、 ことを特徴とするCD収容装填カセット。 2.前記トレーに成形された支持部が、トレーに受け入れられるCDとトレーの 上部の内側表面との最小限の間隔を規定し、前記スライドカバーの成形されたブ レード部の厚さが前記最小限の間隔より小さい、請求 の範囲第1項に記載のCD収容装填カセット。 3.前記スライドカバーが一体射出成形品である請求の範囲第1項又は第2項に 記載のCD収容装填カセット。 4.ガイド部から離れた側のエッジでかつガイド部に平行な前記スライドカバー のブレード部のエッジが、トレーの内部から直立する張り出しのある突起の真下 に摺動できるように受け入れられている、請求の範囲第1項〜第3項のいずれか に記載のCD収容装填カセット。 5.前記スライドカバーが、半径方向のスロットの一方の側にのみ摺動すること ができてそれの開いた位置を規定する、請求の範囲第1項〜第4項のいずれかに 記載のCD収容装填カセット。 6.前記スライドカバーがその静止位置へ向けてスプリングで付勢されている請 求の範囲第1項〜第5項のいずれかに記載のCD収容装填カセット。 7.前記スプリングの付勢が、スライドカバーとトレーのそれぞれに固着された その両側の端部を有するコイルスプリングによって提供される、請求の範囲第6 項に記載のCD収容装填カセット。 8.前記スライドカバーの成形されたガイド部が2つの壁体の間に規定される蓋 のない溝部を備え、トレーのガイド部が、2つのさらなる壁体の間に規定され、 互いに嵌合している蓋のない溝部を備え、前記スプリングが2つの蓋のない溝部 の最も奥の位置に配置される、請求の範囲第7項に記載のCD収容装填カセット 。 9.前記スプリングの付勢が、前記スライドカバーの一体成形されたコイル部に よって提供され、コイル部は、緊密なコイル巻状態ではスライドカバーをその静 止位置に保持するように作用するための固有の弾性を有している、請求の範囲第 6項に記載のCD収容装填カセット。 10.光コンパクト・ディスクを受け入れるための内部凹部を規定する射出成形 されたトレーと、 トレーを被覆するための射出成形された蓋と、 トレーに取り付けられ、CD読み取り装置にカセットが装填されるときにトレ ーの半径方向のスロットを被覆する閉じた位置とデータアクセスのためにスロッ トを露出する開いた位置との間で自動的に摺動することのできる射出成形された スライドカバーと、を備え、 射出成形されたトレーは平面の底面を有し、内部凹部はトレーの内部で直立す る壁体手段によって規定され、そして、射出成形された蓋は平面の上面を有する 、 ことを特徴とするCD収容装填カセット。 11.前記スライドカバーがトレーと蓋との間に取り付けられて、トレー内部の 位置から半径方向のスロットを被覆する、請求の範囲第10項に記載のCD収容 装填カセット。 12.前記蓋が開閉できる枢支された蓋である請求の範囲第10項又は第11項 に記載のCD収容装填カセット。 13.前記蓋が、トレーの凹部内の正しい位置に光コンパクト・ディスクを確保 するように設計されたロッキング蓋(locking lid)である請求の範囲第10項 又は第11項に記載のCD収容装填カセット。 14.前記ディスクがトレーの凹部内に配置されるときに、ディスクの外側周縁 部に係合し支持するために、光コンパクト・ディスクの支持手段がトレーととも に一体成形される請求の範囲第10項〜第13項のいずれかに記載のCD収容装 填カセット。 15.カセット内でディスクが回転させられている間中にディスクから光学的に 符号化された情報をレーザー読み取り装置が読み込むことを可能にするトレー内 の半径方向のスロットを有する、光コンパクト・ディスクを受け入れるためのト レーと蓋と、 CDが入ったカセットがCD読み取り装置に装填されたときにパックとディス ク・ドライブ・ユニットの磁性体リングとの間でCDを掴むための蓋に緩く保持 された透磁性のパックと、 を備えたCD収容装填カセットであって、 前記パックが、透磁性の材料から一体成形されたこ とを特徴とするCD収容装填カセット。 16.前記パックが重量による高い比率の微粉砕フェライトを含有する熱可塑性 材料から射出成形された請求の範囲第15項に記載のCD収容装填カセット。 17.前記パックが焼結金属から作られた請求の範囲第15項に記載のCD収容 装填カセット。 18.前記パックが蓋に成形された受け凹部(bearingrecess)に保持される請 求の範囲第15項〜第17項のいずれかに記載のCD収容装填カセット。 19.前記蓋に成形された受け凹部がスナップ嵌めとして前記パックを受け入れ 可能である請求の範囲第18項に記載のCD収容装填カセット。 20.前記蓋に成形された受け凹部が、崩壊性中子成形を用いたオープンケージ として成形された請求の範囲第19項に記載のCD収容装填カセット。
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