JP2000353493A - 光源装置 - Google Patents
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Abstract
光の利用率が高く、小型の光学装置を提供すること。 【解決手段】 本発明の光学装置は、ショートアーク型
放電ランプと、凹面反射鏡とを具えてなり、当該放電ラ
ンプにおける電極間距離が4.0mm以下であり、当該
放電ランプの発光管部は、その内表面および外表面の少
なくとも特定の範囲においてアーク中心を中心とする球
面であり、前記特定の範囲は、凹面反射鏡の前方外縁上
の任意の点とアーク中心とを結ぶ仮想直線の延長線が当
該発光管部の管壁の外表面と交わる点と、アーク中心と
を結ぶ臨界直線より前方に位置する前方領域において、
アーク中心を頂点とし、凹面反射鏡の光軸を中心軸とす
る立体角が少なくとも3sr以上の範囲であることを特
徴とする。そして、発光管部の少なくとも特定の範囲に
おける外表面には、反射膜が形成されていることが好ま
しい。
Description
しくは、プロジェクタ用光源やファイバー照明用光源と
して使用される光源装置に関する。
ー照明用光源として使用される光源装置においては、光
源ランプから放射される光を効率よく集光して被照射領
域に照射する性能を有することが必要である。通常、こ
のような光源装置は、ショートアーク型放電ランプと、
この放電ランプから放射される光を集光するための凹面
反射鏡とにより構成されている。そして、近年では、シ
ョートアーク型放電ランプからの光の利用率が高く、小
型の光源装置が求められている。
構成の一例を示す説明図である。この光源装置50は、
ショートアーク型放電ランプ51が凹面反射鏡58に組
み込まれて構成されている。ショートアーク型放電ラン
プ51の放電容器は、発光管部52と、この発光管部5
2の両端に続く封止部53とにより構成されており、発
光管部52内には、陰極54と陽極55とが互いに対向
配置されている。放電容器の発光管部51は、その管壁
負荷を小さくして発光管部51の失透現象を防止すると
いう観点から、内表面積の大きい例えばラグビーボール
状の紡錘形とされている。一方、凹面反射鏡58は、例
えば光軸Lを有する楕円面鏡からなり、放電ランプ51
は、そのアーク方向が光軸Lに一致し、陰極54と陽極
55との間に形成されるアークの輝点の位置(以下「ア
ーク中心」という。)Aが凹面反射鏡58の第1焦点に
一致する状態となるよう配置されている。
58の前方外縁上の任意の点Mとアーク中心Aとを結ぶ
仮想直線Nより後方(図において左方)に位置する後方
領域に向かって放射される光は、凹面反射鏡58により
集光されて被照射領域に投射される。
する前方領域に向かって放射される光、例えばアーク中
心Aから任意の前方方向Pに放射される放射光I11は、
その大部分の光I3 が発光管部52の管壁を透過し、し
かも凹面反射鏡58によって集光することができないた
め、有効に利用することができない。一方、放射光I11
のうちの一部の光I12は、発光管部52の管壁の内表面
52aによって反射されると共に、当該管壁の内表面5
2aを透過した内面透過光I 21のうちの一部の光I22が
当該管壁の外表面52bによって反射される。ここに、
両表面によって反射される光の割合は、入射される光の
8%に達する。しかし、内面反射光I12および外面反射
光I22も、その方向が適切でないため、あるいは電極に
より遮光されたり、またその一部が電極に吸収されるこ
となどのために、有効に利用することができない。
用率を高くするために、例えば米国特許4305099
号明細書には、凹面反射鏡の前方位置に、第1焦点が凹
面反射鏡の第1焦点に一致するようリング状の補助凹面
反射鏡を設ける構成の光源装置が提案されている。しか
しながら、実際には、補助凹面反射鏡を、適正な位置に
高い精度で配置することが極めて困難であるため、結
局、ショートアーク型放電ランプの点光源という特性が
失われてしまう問題がある。
電ランプを利用した光源装置においては、実際には、発
光管部における反射光を有効に利用することができず、
高い光の利用率を実現することができない。
な事情に基づいてなされたものであり、その目的は、簡
単な構成で、ショートアーク型放電ランプから放射され
る光の利用率が高く、小型の光源装置を提供することに
ある。
電容器の発光管部内に一対の電極が対向配置されてなる
ショートアーク型放電ランプと、当該放電ランプのアー
ク方向と光軸が一致するよう配置された凹面反射鏡とを
具えてなる光源装置において、ショートアーク型放電ラ
ンプにおける電極間距離が4.0mm以下であり、ショ
ートアーク型放電ランプの発光管部は、その内表面およ
び外表面の少なくとも特定の範囲においてアーク中心
(A)を中心とする球面であり、前記特定の範囲は、凹
面反射鏡の前方外縁上の任意の点(M)とアーク中心
(A)とを結ぶ仮想直線(N)の延長線が当該発光管部
の管壁の外表面と交わる点(Y)と、アーク中心(A)
とを結ぶ臨界直線(D)より前方に位置する前方領域に
おいて、アーク中心(A)を頂点とし、凹面反射鏡の光
軸(L)を中心軸とする立体角が少なくとも3sr以上
の範囲であることを特徴とする。
ク型放電ランプの発光管部の少なくとも特定の範囲にお
ける外表面には、反射膜が形成されていることが好まし
い。
ク型放電ランプは、放電容器の発光管部内に陰極と陽極
とが互いに対向配置されてなり、当該陰極が前方に位置
する状態で凹面反射鏡内に配置され、発光管部は、前記
臨界直線(D)より後方に位置する後方領域において、
光軸(L)方向に細長く伸びる形態を有する構成とする
ことができる。
の一部を確実に利用することができ、その結果、高い光
の利用率を実現することができる。すなわち、ショート
アーク型放電ランプの発光管部の前方領域における少な
くとも特定の範囲の部分の内表面および外表面が球面で
あり、しかもその球面の中心がアーク中心と一致してい
ることにより、これらによって反射される光がアーク領
域に戻され、その結果、凹面反射鏡によって当該反射光
を有効に利用することができる。
光管部の前方領域における少なくとも特定の範囲におけ
る外表面に反射膜が形成されている場合には、発光管部
の管壁の外表面を透過するはずの光も反射されてアーク
領域に戻される結果、前方領域に放射される光の大部分
を凹面反射鏡によって有効に利用することができると共
に、光源装置の構成が簡単で小型のものとすることがで
きる。
て、図面を参照して詳細に説明する。図1は、本発明の
光源装置の一例における構成を示す説明用の縦断面図で
ある。この光源装置10は、楕円球面状の反射面を有す
る凹面反射鏡11と、ショートアーク型放電ランプ20
とにより構成されている。
前後方向)に伸びる光軸Lを有し、その内表面には、例
えば酸化タンタル(Ta2 O5 )とシリカ(SiO2 )
とが積層されてなる誘電体多層反射膜(図示せず)が形
成されている。
ば石英ガラスよりなる放電容器と、これに配設された陰
極23および陽極24とよりなり、放電容器は、発光管
部21と、この発光管部21の両端から外側に伸びるよ
う連設されたロッド状の封止部22とにより構成されて
いる。発光管部21内には、電極間距離が4.0mm以
下となる状態で陰極23と陽極24とが互いに対向配置
されており、陰極23または陽極24を先端に有する電
極棒25が封止部22内を伸び、その後端が封止部22
より突出した状態で設けられており、当該封止部22と
電極棒25とが溶着されて気密シール部が形成されてい
る。
は、陰極23が陽極24より前方(図において右方)に
位置し、そのアーク方向が凹面反射鏡11の光軸Lに一
致し、アーク中心Aが凹面反射鏡11の第1焦点に一致
する状態で凹面反射鏡11内に組み込まれている。そし
て、直流点灯型のショートアーク型放電ランプの場合に
は、その電極間距離をdとするとき、陰極の先端から
0.3d離間した位置を、また交流点灯型のショートア
ーク型放電ランプの場合には、電極間距離の中心近傍の
位置をアーク中心Aと考えることができる。
部21は、以下の形態を有するものとされている。発光
管部21の管壁の内表面および外表面は、下記の特定の
範囲において、アーク中心Aを中心とする、それぞれ半
径R1 の球面26aおよび半径R2 の球面26bとされ
ている。この特定の範囲は、凹面反射鏡11の前方外縁
上の任意の点Mとアーク中心Aとを結ぶ仮想直線Nを想
定し、そのアーク中心Aを越えて伸びる延長線が当該発
光管部21の管壁の外表面と交わる点をYとするとき、
この点Yとアーク中心Aとを結ぶ臨界直線Dより前方に
位置する前方領域において、アーク中心Aを頂点とし、
凹面反射鏡の光軸Lを中心軸とする立体角が少なくとも
3sr以上の範囲である。なお、「前方領域」は、換言
すると、臨界直線Dの集合(通常は、臨界直線Dが光軸
Lの周りに回転したときに形成される円錐面)より前方
に位置する領域である。
は、具体的には、アーク中心Aを通り、光軸Lに垂直な
平面より前方に、アーク中心Aを頂点とし、凹面反射鏡
の光軸Lを中心軸とする立体角が少なくとも3sr以上
の範囲である。
り後方に位置する後方領域において、光軸L方向に細長
く伸びる形態、例えば紡錘形とされている。
放電容器材料を製造する手段としては、例えば(1)図
2に示すように、直管状の石英管31をガラス旋盤によ
り管軸Gを中心として回転させながら、当該石英管31
をバーナーで加熱して粘度を低下させた状態において、
石英管31の管軸Gと平行な軸の周りに回転され、軸方
向の断面において、円弧状領域を有する溝による型面3
2aが形成された円板状ローラー32を、矢印で示す方
向に移動させて接触させ、この状態で石英管31内を窒
素ガスで加圧することにより発光管部部分を膨張させて
成形する手段、(2)図3に示すように、直管状の石英
管31をガラス旋盤により管軸Gを中心として回転させ
ながら、当該石英管31をバーナーで加熱して粘度を低
下させた状態において、それぞれに球面部分を有する凹
部よりなる型部34a、34bが形成された分割金型3
3a、33bを、矢印で示す方向に移動させて挟み込
み、この状態で石英管31内を窒素ガスで加圧すること
により発光管部部分を膨張させて成形する手段、などを
利用することができる。
部分の形状を確認する手段としては、発光管部部分の管
壁の内表面については、例えば放電容器材料の全体をグ
リセリン中に浸漬した状態を、投影機やCCDカメラを
用いて測定することにより確認することができる。ま
た、発光管部部分の管壁の外表面については、例えば三
次元測定器により測定することにより確認することがで
きる。このような手段によって発光管部部分の形状を確
認することにより、上記の特定の範囲において、内表面
および外表面が所要の球面であるものを確実に選定し入
手することができる。
たショートアーク型放電ランプのアーク中心Aから例え
ば前方領域における任意の方向Qに放射される放射光I
11のうち、一部の光I12は、発光管部21の管壁の内表
面26aによって反射される。この内面反射光I12は、
アーク領域に戻されてアークの輝度を高め、あるいはア
ークを透過して凹面反射鏡11によって集光される。ま
た、発光管部21の管壁の内表面26aを透過する内面
透過光I21のうち、一部の光I22は、発光管部21の管
壁の外表面26bによって反射される。この外面反射光
I22も、アーク領域の方向に戻されて、同様に凹面反射
鏡11によって集光される。
される光の一部を確実に利用することができ、その結
果、高い光の利用率を実現することができる。すなわ
ち、ショートアーク型放電ランプ20の発光管部21の
前方領域における特定の範囲の部分の内表面および外表
面が球面であり、しかもその中心がアーク中心Aと一致
していることにより、これらによって反射される光が確
実にアーク領域に戻されるので、凹面反射鏡11によっ
て当該反射光を有効に利用することができ、その結果、
光の利用率を高くすることができる。
表面および外表面が球面とされる範囲が、アーク中心A
を頂点とし、凹面反射鏡11の光軸Lを中心軸とする立
体角が3sr以上の範囲であることにより、実用上、光
源装置における光の利用率を確実に5%以上高くするこ
とができる。また、前方領域における既述の特定の範囲
は、比較的放射強度の高い光が放射される範囲であるの
で、この光を有効に利用することにより、光の利用率を
高くすることができる。
プでは、電極間距離が4.0mm以下であることによ
り、十分に小さくて、高い輝度の点光源を形成すること
ができると共に、これよりの光を凹面反射鏡11によっ
て集光することにより、好適な受光角度が得られ、従っ
て、プロジェクタ用の光源装置、光ファイバ用の光源装
置として好適な特性が得られる。
て、光軸L方向に細長く伸びる形態であることにより、
陽極24の長さを大きくすることができるので、大きな
熱放散効果が得られ、また、陽極24の外径を小さくす
ることが可能となり、その結果、当該陽極24によって
遮光される光が少なくなるので、この点からも光の利用
率を高くすることができる。
る構成を示す説明図である。この光源装置30において
は、ショートアーク型放電ランプ20の発光管部21の
特定の範囲における外表面には、反射膜28が形成され
ている。この反射膜28の具体例としては、例えば酸化
タンタル(Ta2 O5 )と、シリカ(SiO2 )とが積
層されてなる誘電体多層膜、銀またはアルミニウムより
なる薄膜などを挙げることができる。
発光管部21の前方領域に放射される光の内面反射光お
よび外面反射光が共にアーク領域に戻されて、凹面反射
鏡11によって集光させることができることに加え、発
光管部21の管壁の外表面を透過するはずの光も反射膜
28により反射されてアーク領域に戻されるので、この
光も凹面反射鏡11によって集光させることができるよ
うになり、光の利用率を極めて高いものとすることがで
きると共に、光源装置の構成が簡単で小型のものとする
ことができる。
管壁の内表面および外表面の特定の範囲を球面にすると
共に、電極を発光管部に対して適切な位置に高い精度で
配置して、アーク中心Aに球面の中心を一致させること
が必要である。これに対して、例えば図5に示すよう
に、発光管部41の管壁の内表面41aが非球面である
場合には、前方領域の任意の方向Sに放射される光のう
ち、当該内表面41aにより反射される反射光が散乱し
てしまうため、この反射光を有効に利用することは不可
能である。
46の前方領域において、その内表面および外表面が球
面であるショートアーク型放電ランプ45を用いた場合
であっても、球面の中心Cが、アーク中心Aと一致しな
いときには、内表面47aにおよび外表面47bによる
反射光は、アーク中心Aから大きく外れた方向に反射さ
れるため、陰極48によって遮光されたり、あるいはそ
の一部が吸収されるなどの原因により、有効に利用する
ことは不可能である。
ョートアーク型放電ランプの発光管部の前方領域におけ
る特定の範囲の部分の内表面および外表面が球面であ
り、しかもその球面の中心がアーク中心と一致している
ことにより、発光管部の前方領域に放射される光を有効
に利用することができ、高い光の利用率を実現すること
ができる。
に実質的に一致していればよく、例えば電極間距離の5
0%の範囲内で一致していればよいが、30%以下の範
囲内で一致していることが好ましい。
る特定の範囲の部分の内表面および外表面が厳密には楕
円球面であっても、その離心率が0.4以下である場合
には、球面とみなすことができ、上記の効果を発揮する
ことができる。
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。 <実施例1>図1に示した構成に従って本発明の光源装
置(10)を製造した。この光源装置(10)のショー
トアーク型放電ランプ(20)は、定格消費電力が18
0W、電極間距離が2.5mm、動作時圧力が12MP
aの超高圧水銀ランプであり、発光管部(21)は、前
方領域における、アーク中心(A)を頂点とし、凹面反
射鏡(11)の光軸(L)を中心軸とする、立体角4s
r(縦断面における平面角Ωでは、47゜に相当す
る。)の範囲が特定の範囲とされて、この範囲におい
て、外表面が半径(R1 )6mmの球面、内表面が半径
(R2 )3.8mmの球面とされている。後方領域にお
いては、最大外径が12mm、長さが6.5mmである
紡錘形の形態を有する。陰極(23)は、アーク中心
(A)から凹面反射鏡(11)の光軸(L)の前方方向
に0.8mm離間した位置に配置されている。
m、第1焦点距離が10mm、第2焦点距離が80mm
の楕円面鏡である。受光立体角は、放電ランプ(11)
のアーク中心(A)を頂点、当該凹面反射鏡(11)の
光軸(L)を中心軸として4srである。
反射鏡(11)の第2焦点上に配置された被照射領域に
おいては、直径約20mmの円領域に照射スポットが形
成された。この照射スポットにおける光束は、楕円球形
の発光管部を有する同一の定格のショートアーク型放電
ランプを用いた場合に比べて、約6%大きいものであっ
た。また、直径約6mmの円領域における光束は、約5
%大きいものであった。
光管部21の特定の範囲における外表面に、反射膜28
が形成されているショートアーク型放電ランプを用いた
こと以外は実施例1と同様にして本発明の光源装置を製
造した。反射膜(28)は、酸化タンタル(Ta
2 O5 )と、シリカ(SiO2 )とが27層積層されて
形成され、厚さは約2μmである。反射膜(28)が形
成されている範囲は、アーク中心(A)を頂点、凹面反
射鏡(11)の光軸(L)を中心軸として、立体角5s
rの範囲である。
反射鏡(11)の第2焦点上に配置された被照射領域に
おいては、直径20mmの円領域に照射スポットが形成
された。この照射スポットにおける照度は、実施例1の
ものより更に約40%大きいものであった。
放射される光の一部を確実に利用することができ、その
結果、高い光の利用率を実現することができる。すなわ
ち、ショートアーク型放電ランプの発光管部の前方領域
における少なくとも特定の範囲の部分の内表面および外
表面が球面であり、しかもその球面の中心がアーク中心
と一致していることにより、これらによって反射される
光がアーク領域に戻され、その結果、凹面反射鏡によっ
て当該反射光を有効に利用することができ、光の利用率
を高くすることができる。
光管部の前方領域における少なくとも特定の範囲におけ
る外表面に反射膜が形成されている場合には、発光管部
の管壁の外表面を透過するはずの光も反射されてアーク
領域に戻される結果、前方領域に放射される光の大部分
を凹面反射鏡によって有効に利用することができると共
に、光源装置の構成が簡単で小型のものとすることがで
きる。
明用の縦断面図である。
器材料を製造する手段の一例を示す説明図である。
器材料を製造する手段の他の例を示す説明図である。
説明図である。
明図である。
ない場合の説明図である。
図である。
Claims (3)
- 【請求項1】 放電容器の発光管部内に一対の電極が対
向配置されてなるショートアーク型放電ランプと、当該
放電ランプのアーク方向と光軸が一致するよう配置され
た凹面反射鏡とを具えてなる光源装置において、 ショートアーク型放電ランプにおける電極間距離が4.
0mm以下であり、 ショートアーク型放電ランプの発光管部は、その内表面
および外表面が少なくとも特定の範囲においてアーク中
心(A)を中心とする球面であり、 前記特定の範囲は、凹面反射鏡の前方外縁上の任意の点
(M)とアーク中心(A)とを結ぶ仮想直線(N)の延
長線が当該発光管部の管壁の外表面と交わる点(Y)
と、アーク中心(A)とを結ぶ臨界直線(D)より前方
に位置する前方領域において、アーク中心(A)を頂点
とし、凹面反射鏡の光軸(L)を中心軸とする立体角が
少なくとも3sr以上の範囲であることを特徴とする光
源装置。 - 【請求項2】 ショートアーク型放電ランプの発光管部
の少なくとも特定の範囲における外表面には、反射膜が
形成されていることを特徴とする請求項1に記載の光源
装置。 - 【請求項3】 ショートアーク型放電ランプは、放電容
器の発光管部内に陰極と陽極とが互いに対向配置されて
なり、当該陰極が前方に位置する状態で凹面反射鏡内に
配置され、 発光管部は、前記臨界直線(D)より後方に位置する後
方領域において、光軸(L)方向に細長く伸びる形態を
有することを特徴とする請求項1または請求項2に記載
の光学装置。
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