JPH053019A - シヨ−トア−クのメタルハライドランプ装置 - Google Patents
シヨ−トア−クのメタルハライドランプ装置Info
- Publication number
- JPH053019A JPH053019A JP3177128A JP17712891A JPH053019A JP H053019 A JPH053019 A JP H053019A JP 3177128 A JP3177128 A JP 3177128A JP 17712891 A JP17712891 A JP 17712891A JP H053019 A JPH053019 A JP H053019A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- focal point
- lamp
- light
- vessel
- focal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
- Optical Elements Other Than Lenses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 リフレクタにて反射されるランプからの光の
平行度を向上する。 【構成】 リフレクタの前方に配置する管球を楕円型に
すると共に、そのリフレクタとは反対側の半分の内面に
反射膜を施し、2つのアーク電極の互いに対向する端部
を管球の第1及び第2焦点としてその一方の第2の焦点
を上記反射膜を施した方の管球内に位置させるようにし
た。
平行度を向上する。 【構成】 リフレクタの前方に配置する管球を楕円型に
すると共に、そのリフレクタとは反対側の半分の内面に
反射膜を施し、2つのアーク電極の互いに対向する端部
を管球の第1及び第2焦点としてその一方の第2の焦点
を上記反射膜を施した方の管球内に位置させるようにし
た。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はプロジェクタ等のバック
ライト光源として利用できるショートアークのメタルハ
ライドランプ装置に関するものである。
ライト光源として利用できるショートアークのメタルハ
ライドランプ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この種の従来のランプ装置は図3に示す
ように略々球形をしアーク電極13及び14を有する管
球12から成るランプ11をリフレクタ15の焦点又は
その近辺に配置した構造を成している。
ように略々球形をしアーク電極13及び14を有する管
球12から成るランプ11をリフレクタ15の焦点又は
その近辺に配置した構造を成している。
【0003】従って、この構造においてランプ11から
の光をリフレクタ15の前方へ平行光として照射させる
場合、ランプが完全な点光源と仮定すれば、原理的にリ
フレクタ15によってランプ11からの光は前方へ平行
光として照射されるが、実際には点光源ではなくアーク
電極13と14の間、即ちアーク長の分だけランプ(光
源)が長さを有したことになる。
の光をリフレクタ15の前方へ平行光として照射させる
場合、ランプが完全な点光源と仮定すれば、原理的にリ
フレクタ15によってランプ11からの光は前方へ平行
光として照射されるが、実際には点光源ではなくアーク
電極13と14の間、即ちアーク長の分だけランプ(光
源)が長さを有したことになる。
【0004】仮に点A’がリフレクタ15の焦点だとす
ればそこからの光は平行光として照射されるがそれより
アーク電極14までの光は破線のように内向きに、アー
ク電極13までの光は一点鎖線のように外向きに照射さ
れ、ランプ11からの光は平行光でなく、或るふくらみ
を持った光として照射される。
ればそこからの光は平行光として照射されるがそれより
アーク電極14までの光は破線のように内向きに、アー
ク電極13までの光は一点鎖線のように外向きに照射さ
れ、ランプ11からの光は平行光でなく、或るふくらみ
を持った光として照射される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前述のように、従来技
術のランプ装置では平行光が得られにくくプロジェクタ
の光源として利用する場合には光源からの光の焦光効率
が悪い。更にアーク電極長間の光強度分布は図4に示す
ようになっており、リフレクタとランプの位置を変えて
も焦光効率の悪さは改善しにくいとの欠点を有してい
る。
術のランプ装置では平行光が得られにくくプロジェクタ
の光源として利用する場合には光源からの光の焦光効率
が悪い。更にアーク電極長間の光強度分布は図4に示す
ようになっており、リフレクタとランプの位置を変えて
も焦光効率の悪さは改善しにくいとの欠点を有してい
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記従来のラン
プ装置の欠点を解決するために発明されたものであり、
2つのアーク電極の互いに対向する端部を夫々第1及び
第2焦点とする楕円型をした管球を備え、該管球のおお
よそ半分の内面に上記第2焦点を被うように反射膜を施
し、かつ上記管球をリフレクタの前方に配置したショー
トアークのメタルハライドランプ装置を提供するもので
ある。
プ装置の欠点を解決するために発明されたものであり、
2つのアーク電極の互いに対向する端部を夫々第1及び
第2焦点とする楕円型をした管球を備え、該管球のおお
よそ半分の内面に上記第2焦点を被うように反射膜を施
し、かつ上記管球をリフレクタの前方に配置したショー
トアークのメタルハライドランプ装置を提供するもので
ある。
【0007】又、本発明は上記管球をその第1焦点を上
記リフレクタ側にし、しかも該リフレクタの焦点に位置
するように配置したショートアークのメタルハライドラ
ンプ装置をも提供するものである。
記リフレクタ側にし、しかも該リフレクタの焦点に位置
するように配置したショートアークのメタルハライドラ
ンプ装置をも提供するものである。
【0008】
【作用】従って、本発明によればリフレクタの焦点に楕
円型ランプの第1焦点が来るようにランプを配置し、第
2焦点側は反射膜で覆われているため第2焦点からの光
はランプ内部で反射され、楕円の原理から第1焦点へ集
光する、すなわち光源からの光のほとんどは第1焦点か
ら発せられたようになるため平行光としての集光効率が
良くなる。
円型ランプの第1焦点が来るようにランプを配置し、第
2焦点側は反射膜で覆われているため第2焦点からの光
はランプ内部で反射され、楕円の原理から第1焦点へ集
光する、すなわち光源からの光のほとんどは第1焦点か
ら発せられたようになるため平行光としての集光効率が
良くなる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に従って詳細
に説明する。図1は本発明のショートアークのメタルハ
ライドランプ装置の一実施例を示す側面断面図であり、
図2はそのランプの拡大側面断面図である。
に説明する。図1は本発明のショートアークのメタルハ
ライドランプ装置の一実施例を示す側面断面図であり、
図2はそのランプの拡大側面断面図である。
【0010】これらの図から判るようにランプ1はアー
ク電極3及び4の夫々の対向側端部を第1焦点A、第2
焦点Bとするような楕円型管球2を有しかつ照射方向側
の第2焦点B側の管球2の半分の内面反射膜6を施した
ものである。第1焦点Aからの光は管球2を抜けて実線
イのように四方八方へ照射される。又第2焦点Bからの
光は反射膜6によって点線ロのようにランプ内部で反射
されるが、この時管球2が楕円型をしていることにより
その反射光は第1焦点Aへ集光されることになる。
ク電極3及び4の夫々の対向側端部を第1焦点A、第2
焦点Bとするような楕円型管球2を有しかつ照射方向側
の第2焦点B側の管球2の半分の内面反射膜6を施した
ものである。第1焦点Aからの光は管球2を抜けて実線
イのように四方八方へ照射される。又第2焦点Bからの
光は反射膜6によって点線ロのようにランプ内部で反射
されるが、この時管球2が楕円型をしていることにより
その反射光は第1焦点Aへ集光されることになる。
【0011】実際はアーク電極3、4間に光源ができる
わけであり等価的に考えればアーク電極間に無数の点光
源が実在すると考えられるから、ランプの全光量が第1
焦点Aに集光されるわけではないが、アーク中の光強度
分布は図3に示すようにアークの両端に強い光強度分布
を持つことから光源からの光は比較的多く、第1焦点A
へ集光されることになる。
わけであり等価的に考えればアーク電極間に無数の点光
源が実在すると考えられるから、ランプの全光量が第1
焦点Aに集光されるわけではないが、アーク中の光強度
分布は図3に示すようにアークの両端に強い光強度分布
を持つことから光源からの光は比較的多く、第1焦点A
へ集光されることになる。
【0012】また少なくともアーク中の光源からの光の
うち約半分は反射膜6によって第1焦点A付近へ集光さ
れるわけであるから、あたかもアーク長が半分の長さに
なったと考えられる。
うち約半分は反射膜6によって第1焦点A付近へ集光さ
れるわけであるから、あたかもアーク長が半分の長さに
なったと考えられる。
【0013】このようなランプを図2のようにパラボラ
型のリフレクタ5及びその焦点に第1焦点Aが来るよう
に配置すればアーク中の光のほとんどは第1焦点A付近
から発せられたことにより、かなり効率よく平行光とし
て前方へ照射出来ることになる。
型のリフレクタ5及びその焦点に第1焦点Aが来るよう
に配置すればアーク中の光のほとんどは第1焦点A付近
から発せられたことにより、かなり効率よく平行光とし
て前方へ照射出来ることになる。
【0014】
【発明の効果】本発明は上述のように構成されるもので
あるから、発せられる光のほとんどがリフレクタの焦点
付近から発せられることになり、かなり効率良く平行光
として前方へ照射でき、高輝度、高集光効率かつ平行度
のよい光源が必要とされる液晶プロジェクタに利用する
ことによって明るく高コントラストのプロジェクタを実
現出来る。
あるから、発せられる光のほとんどがリフレクタの焦点
付近から発せられることになり、かなり効率良く平行光
として前方へ照射でき、高輝度、高集光効率かつ平行度
のよい光源が必要とされる液晶プロジェクタに利用する
ことによって明るく高コントラストのプロジェクタを実
現出来る。
【図1】 本発明に係るショートアークのメタルハライ
ドランプ装置の一実施例を示す側面断面図。
ドランプ装置の一実施例を示す側面断面図。
【図2】 その装置におけるランプの側面断面図。
【図3】 従来のランプ装置の側面断面図。
【図4】 アーク電極間のアーク中の光強度分布を示す
図。
図。
【符号の説明】
1 ランプ
2 管球
3、4 アーク電極
5 リフレクタ
A 第1焦点
B 第2焦点
6 内面反射膜
A’焦点
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所
F21M 1/00 M 9249−3K
F21V 7/09 A 2113−3K
Claims (2)
- 【請求項1】 2つのアーク電極の互いに対向する端部
を夫々第1及び第2焦点とする楕円型をした管球を備
え、該管球のおおよそ半分の内面に上記第2焦点を被う
ように反射膜を施し、かつ上記管球をリフレクタの前方
に配置したことを特徴とするショートアークのメタルハ
ライドランプ装置。 - 【請求項2】 上記管球を上記第1焦点を上記リフレク
タ側にし、しかも該リフレクタの焦点に位置するように
配置したものであることを特徴とする請求項1に記載さ
れたショートアークのメタルハライドランプ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3177128A JPH053019A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | シヨ−トア−クのメタルハライドランプ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3177128A JPH053019A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | シヨ−トア−クのメタルハライドランプ装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH053019A true JPH053019A (ja) | 1993-01-08 |
Family
ID=16025664
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3177128A Pending JPH053019A (ja) | 1991-06-21 | 1991-06-21 | シヨ−トア−クのメタルハライドランプ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH053019A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000075960A1 (fr) * | 1999-06-08 | 2000-12-14 | Ushio Denki Kabushiki Kaisya | Dispositif d'eclairage |
WO2004086453A1 (ja) * | 2003-03-24 | 2004-10-07 | Seiko Epson Corporation | 照明装置及びこれを備えたプロジェクタ |
JP2008027698A (ja) * | 2006-07-20 | 2008-02-07 | Osram-Melco Ltd | 超高圧水銀ランプ |
-
1991
- 1991-06-21 JP JP3177128A patent/JPH053019A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2000075960A1 (fr) * | 1999-06-08 | 2000-12-14 | Ushio Denki Kabushiki Kaisya | Dispositif d'eclairage |
US6483239B1 (en) | 1999-06-08 | 2002-11-19 | Ushiodenki Kabushiki Kaisha | Light source device |
WO2004086453A1 (ja) * | 2003-03-24 | 2004-10-07 | Seiko Epson Corporation | 照明装置及びこれを備えたプロジェクタ |
US7377670B2 (en) | 2003-03-24 | 2008-05-27 | Seiko Epson Corporation | Illumination device and projector equipping the same |
JP2008027698A (ja) * | 2006-07-20 | 2008-02-07 | Osram-Melco Ltd | 超高圧水銀ランプ |
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