JP2503193Y2 - 車輌用照明灯 - Google Patents

車輌用照明灯

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JP2503193Y2
JP2503193Y2 JP900791U JP900791U JP2503193Y2 JP 2503193 Y2 JP2503193 Y2 JP 2503193Y2 JP 900791 U JP900791 U JP 900791U JP 900791 U JP900791 U JP 900791U JP 2503193 Y2 JP2503193 Y2 JP 2503193Y2
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light
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JP900791U
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裕之 石田
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Koito Manufacturing Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、光源光を光ファイバー
の光入射端部に入射させ、光ファイバーの光出射端部か
ら光を出射させて配光する車輌用照明灯に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の先行技術としては、特願平2−
185310号がある。これは自動車用のヘッドランプ
に関する技術で、図5に示されるように、楕円体形状の
反射鏡2の第1焦点に光源3を設け、第2焦点に光入射
端面4aを位置させた光ファイバー束4を配設し、光フ
ァイバー束4を途中で分岐させて各光ファイバーの光出
射端面4b,4b…の前方に配光制御用のレンズ5を設
けた構造となっている。
【0003】
【考案の解決しようとする課題】しかし前記した先行技
術では、反射鏡2で反射された光以外の光が有効に光フ
ァイバー束4の光入射端面4aに導かれないため、光の
入射効率が悪く、十分な照度が得られないという問題が
あった。本考案は前記従来技術の問題点に鑑みなされた
もので、その目的は光ファイバーへの光の入射効率を高
めて高照度照明の得られる車輌用照明灯を提供すること
にある。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、本考案に係る車輌用照明灯においては、回転楕円体
形状の反射鏡体の第1焦点に光源が配置されるととも
に、反射鏡体の第2焦点に光ファイバーの光入射端面が
配置され、光入射端面に入射した光源光を所定方向に向
けた光ファイバーの光出射端面から出射させて照明する
車輌用照明灯において、前記反射鏡体を、第1焦点を一
致させて対向配置した楕円体形状の反射鏡一対から構成
し、前記反射鏡の共通の第1焦点には光源を配置すると
ともに、それぞれの反射鏡の第2焦点には対向する反射
鏡にそれぞれ形成した中央貫通孔を介して配設した光フ
ァイバーの光入射端面を配置するようにしたものであ
る。
【0005】また請求項2では、前記光源を線光源とす
るとともに、光源の長手方向を反射鏡の光軸に直交させ
て配置するようにしたものである。
【0006】
【作用】光源光は、光源を挾んで対向する反射鏡でそれ
ぞれ反射され、それぞれの第2焦点に配置された光ファ
イバーの光入射端面に入射する。請求項2では、線光源
から高光度の直射光が光入射端面に入射する。
【0007】
【実施例】次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。図1及び図2は本考案を自動車用ヘッドランプに
適用した一実施例を示すもので、図1はヘッドランプの
全体構成を示す斜視図、図2は光源周辺の拡大縦断面図
である。
【0008】これらの図において、符号10は光源であ
る白熱バルブで、一対のお椀の開口側を付け合わせて一
体化した形状の反射鏡体12内に配置されている。反射
鏡体12は、一対の楕円体形状のリフレクター13A,
13Bが鏡面を向かいに合わせて一体化されたもので、
リフレクター13A,13Bの後頂部には中央貫通孔1
4が形成され、この中央貫通孔14には光ファイバー束
20A,20Bの光入射端部21,21が挿着されてい
る。光ファイバー束20A,20Bは、多数の細い可撓
性光伝達部材がそれぞれ集束されてなる光ファイバー2
2(22a〜22g)が集束されて光入射端部側におい
て口金24によって一体化されたもので、光入射端部で
は1本の光ファイバー束が光出射端部側で途中から各光
ファイバー22(22a〜22g)に分岐され、所定方
向に向けて配置された各光ファイバー22の光出射端部
23にも口金25が取付けられている。そして各々の光
出射端部23の前方には配光制御用のレンズ28が配置
されている。なお口金24にはフランジ24aが形成さ
れており、口金24をリフレクターの中央貫通孔14に
挿着し、キャップ状締結具24bにより光ファイバーの
光入射端部21を中央貫通孔14に固定する。
【0009】反射鏡体12を構成する一対のリフレクタ
ー13A,13Bは、第1の焦点距離F1と第2の焦点
距離F2との関係がF2=2F1となる同一形状で、それ
ぞれの第1の焦点f1が一致するように向かい合わせて
一体化されている。即ちリフレクター13A,13Bは
共通の第1焦点f1を有している。反射鏡体12のリフ
レクター13A,13Bの付き合わせ部にはバルブ挿着
孔15が形成され、ここにバルブ10が挿着されてい
る。バルブ10のフィラメント11はリフレクター13
A,13Bの第1焦点f1に位置し、フィラメント11
における発光は図2矢印に示されるように、リフレクタ
ー13A,13Bで反射し、それぞれのリフレクターの
第2焦点f2に集光するようになっている。このそれぞ
れの第2焦点f2位置には光ファイバー束20A,20
Bの光入射端部21,21の端面21A,21Bが位置
しており、リフレクター13A,13Bでの反射光がこ
れらの光入射端面21A,21Bにそれぞれ入射する。
【0010】また発光部であるフィラメント11は縦長
で、フィラメント長手方向がリフレクター13A,13
Bの光軸Lに対し直交するように配置されており、光入
射端面21A,21Bには光度の大きい直射光も入射す
る。即ち、図3は線光源H周りの光度分布を示す図で、
光源Hの延在方向Yを軸とするd(θ)=d0√sin
θなる回転体表面(但し、dは光源Hの中心からの距
離、d0はθ=0における基準光度を示す。)が均一光
度となり、線光源では、軸Yに対する傾斜角θがπ/2
近傍領域A(光源長手方向中央部周り)の光度が最も高
く、傾斜角θがO又はπに近づくに従って光度は低下す
る。そこで、この実施例では、光度最大の直射光が光入
射端面21A,21Bに入射できるように、フィラメン
ト11と光入射端面21A,21Bとが直交配置されて
いる。
【0011】また入射端面21A,21Bに入射した光
源光は、分岐された光ファイバー22a〜22gの各光
出射端部23から出射し、コリメータレンズ28aによ
り平行光とされ、さらに拡散・出射方向制御用レンズ2
8bを介して前方に配光されるようになっている。なお
符号18は、光入射端面21A,21Bの前面に配置さ
れた熱線吸収(又は熱線反射)フィルターで、光入射端
面21A,21Bに向かう光から熱を吸収(又は反射)
することにより、集光による熱エネルギーから光ファイ
バーを保護するようになっている。
【0012】また各光ファイバー22a〜22gの光出
射端部23はそれぞれ口金25内においてリテーナ部材
26によって所定形状に成形保持されている。そして光
ファイバーの所定形状の各光出射端面23a〜23gか
らの出射光は、それぞれ配光制御用レンズ28(28
a,28b)を透過することにより所定の分割配光パタ
ーンを形成することとなる。そしてこれらの分割配光パ
ターンが合成されて、光ファイバー束20Aではメイン
ビーム用配光パターンが、光ファイバー束20B側では
サブビーム用配光パターンがそれぞれ形成される。
【0013】なお前記実施例では、焦点距離につきF2
=2F1に設定しているが、このように設定すれば光フ
ァイバーの光入射端面がリフレクターの光反射面と面一
となり、光の入射効率が最大となる。また前記実施例で
は、リフレクター13A,13Bが同一形状とされてい
るが、図4に示されるように、共通する第1焦点f1
配置した光源を挾んでそれぞれのリフレクターの第2焦
点f2に光ファイバーの光入射端面21A,21Bを配
置するようにすれば、一対のリフレクターは同一形状で
なくても差し支えない。
【0014】また前記した実施例では、光源を白熱バル
ブとして説明したが、メタルハライドバルブに代表され
る放電バルブや、線光源をもったその他の種類のバルブ
であってもよい。
【0015】
【考案の効果】以上の説明から明らかなように、本考案
に係る車輌用照明灯によれば、光源を挾んで対向する反
射鏡でそれぞれ反射された光源光は、それぞれの第2焦
点に配置された光ファイバーの光入射端面に集光して入
射するので、光源光が1個の光入射端面に集光して入射
する場合に比べて光の入射効率が向上する。また光入射
端面への光の入射効率が向上することからそれだけ高照
度の照明が得られ、視認性が向上する。
【0016】請求項2では、線光源から高光度の直射光
が光入射端面に入射するので、入射効率がさらに向上
し、かつさらなる高照度の照明が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1の実施例である自動車用ヘッドラ
ンプの全体概要図
【図2】光源周辺の拡大断面図
【図3】線光源の光度分布を示す図
【図4】本考案の他の実施例の要部拡大断面図
【図5】先行技術の概要図
【符号の説明】
10 光源である白熱バルブ 11 フィラメント 12 反射鏡体 13A,13B リフレクター(反射鏡) 14 中央貫通孔 20A,20B 光ファイバー束 21 光ファイバーの光入射端部 21A,21B 光ファイバーの光入射端面 22(22a〜22g) 光ファイバー 23 光ファイバーの光出射端部 23a〜23g 光ファイバーの光出射端面 f1 第1焦点 f2 第2焦点 L リフレクターの光軸

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転楕円体形状の反射鏡体の第1焦点に
    光源が配置されるとともに、反射鏡体の第2焦点に光フ
    ァイバーの光入射端面が配置され、光入射端面に入射し
    た光源光を所定方向に向けた光ファイバーの光出射端面
    から出射させて照明する車輌用照明灯において、前記反
    射鏡体は、第1焦点を一致させて対向配置された楕円体
    形状の反射鏡一対からなり、前記反射鏡の共通の第1焦
    点に光源が配置されるとともに、それぞれの反射鏡の第
    2焦点には対向する反射鏡にそれぞれ形成された中央貫
    通孔を介して配設された光ファイバーの光入射端面が配
    置されたことを特徴とする車輌用照明灯。
  2. 【請求項2】 前記光源は、線光源とされるとともに、
    光源の長手方向を反射鏡の光軸に直交させて配置された
    ことを特徴とする請求項1記載の車輌用照明灯。
JP900791U 1991-02-26 1991-02-26 車輌用照明灯 Expired - Lifetime JP2503193Y2 (ja)

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JPH04107208U JPH04107208U (ja) 1992-09-16
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