JP2000352748A - 操作部材を有する機器 - Google Patents

操作部材を有する機器

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JP2000352748A
JP2000352748A JP11164361A JP16436199A JP2000352748A JP 2000352748 A JP2000352748 A JP 2000352748A JP 11164361 A JP11164361 A JP 11164361A JP 16436199 A JP16436199 A JP 16436199A JP 2000352748 A JP2000352748 A JP 2000352748A
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JP11164361A
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Rai Se
磊 施
Yasuo Asakura
康夫 朝倉
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Olympus Optical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】新たに構成部材を設けることなく簡単な構成で
操作部材に直接加えられる外力に対する耐衝撃性を向上
させ得る操作部材を有する機器を提供することである。 【解決手段】機器(カメラ1)の角部100の近傍に配
置され、所定の操作をすることで変位する操作入力部材
(ダイアル5)と、この操作入力部材の内部において機
器の角部寄りの位置とこれに対向する位置に配置され、
操作入力部材に加えられる外力であって操作入力部材を
操作するための所定の方向とは異なる外力を受容する機
能を有した突状部(ストッパ2h)とを具備して構成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、操作部材を有す
る機器、詳しくは外装部に突設され、回動操作や摺動操
作又は突没操作等がなされることにより可動自在に設け
られる操作部材を有する機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、外装部から外部に向けて突出
するように設けられ、回動操作や摺動操作又は突没操作
等を行なうことによって、機器本体又は機器の外装部材
に対して可動自在に配設される操作部材を有する機器が
一般的に実用化されている。
【0003】例えば小型カメラ等の機器においては、撮
影モード等を切り換えたりるための動作モード切換スイ
ッチや露出補正を行なうための露出補正ダイアル等をカ
メラの外装部から若干突出するように配置してなるもの
がある。
【0004】ところで、小型カメラ等の機器において
は、主に携帯して使用される機会が多いが、これらの機
器では、外装部材等の外装部から突設して配置されてい
る操作部材等に対して、意図しない強い外力等、即ち操
作部材を操作するために加える所定の方向とは異なる方
向から加えられる強い外力等が加わることが考えられ
る。したがって、そのような外力等に起因する衝撃等に
起因して、機器の内部に配置される内部機構や機器の外
部に設けられる操作部材、機器自体等が損壊したり、故
障してしまうのを防ぐ手段が種々提案されている。
【0005】例えば実開平7−26837号公報によっ
て開示されているカメラにおいては、カメラ本体のそれ
ぞれの角部にゴム部材を設けることによって、低コスト
でカメラ本体の耐衝撃性や堅牢性の向上を実現するとい
うものである。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、実開平7−
26837号公報に開示されている手段では、カメラ本
体への外力による衝撃等を吸収し、耐衝撃性や堅牢性の
向上を実現することについては解決されているが,しか
し同手段では、カメラの外装部に突設して設けられる操
作部材等に対して直接的に加えられる外力に対しては、
なんら考慮がなされていない。
【0007】本発明は、上述した点に鑑みてなされたも
のであって、その目的とするところは、外装部から突出
するように配置される操作部材を有する機器において、
新たに構成部材を設けることなく、簡単な構成で操作部
材に向けて直接加えられるような外力等に対する耐衝撃
性を向上させ得る操作部材を有する機器を提供すること
である。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、第1の発明による操作部材を有する機器は、機器の
角部近傍に配置され所定の操作をすることで変位する操
作入力部材と、この操作入力部材の内部において上記機
器の角部寄りの位置とこれに対向する位置に配置され上
記操作入力部材に加えられる外力であって上記操作入力
部材を操作するための所定の方向とは異なる外力を受容
する機能を有した突状部とを具備したことを特徴とす
る。
【0009】また、第2の発明による操作部材を有する
機器は、機器の角部近傍に配置され、所定の操作をする
ことで回動するよう構成された回動操作入力部材と、突
形状に形成され上記機器の角部寄りの位置に配置され
て、上記回動操作入力部材の回動量を規制する回動規制
部とを有し、上記回動規制部は、上記回動操作入力部材
に加えられる外力であって、この回動操作入力部材を回
動させる方向の外力とは異なる方向から加わる外力を受
容する機能を有するように構成したことを特徴とする。
【0010】そして、第3の発明による操作部材を有す
る機器は、機器の角部近傍に配置され、所定の方向に操
作することで回動するよう構成された回動操作入力部材
と、上記機器の角部寄りの位置に配置されて、上記回動
操作入力部材の回動量を規制すると共に、上記回動操作
入力部材の回動方向とは異なる方向からの外力が加えら
れたときに、上記回動操作入力部材に当接することで、
上記回動操作入力部材が変形するのを制限する突状部と
を具備したことを特徴とする。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図示の実施の形態によって
本発明を説明する。以下の一実施形態においては、本発
明を小型カメラ(以下、単にカメラという)に適用した
場合を例に挙げて説明するものとする。
【0012】図1・図2・図3は、本発明の一実施形態
を示し、図1は、本実施形態の操作部材を有する機器と
してのカメラの外観を示す概略斜視図である。図2は、
本実施形態のカメラにおける外装部に設けられ、外部に
向けて突設される操作部材のみを取り出して示す要部拡
大分解斜視図である。また図3は、本カメラにおける操
作部材の略中央部近傍の断面を示す要部拡大縦断面図で
ある。
【0013】本実施形態のカメラ1は、図1に示すよう
にカメラ本体及び各種の機構(図示せず)が外装部材を
構成する前カバー1aと後カバー1bとによって覆われ
るように形成され、前カバー1aの前面側に撮影レンズ
鏡筒1dを一体的に備えて構成されたいわゆる一眼レフ
レックスカメラである。
【0014】撮影レンズ鏡筒1dの先端部には、下端部
を支軸として回動自在に軸支された撮影レンズ保護カバ
ー1eが設けられている。この撮影レンズ保護カバー1
eは、本カメラ1の不使用時には、撮影レンズ鏡筒1d
の内部に保持される撮影レンズ(図示せず)の前面を覆
う位置に配置されて同撮影レンズの前面を保護する一
方、カメラ1の使用時には、支軸を回転中心として本カ
メラ1の前方に向けて回動することで撮影レンズの前面
から退避する位置に配置されるように構成されている。
なお、図1では、撮影レンズ保護カバー1eが撮影レン
ズの前面を保護している状態、即ちカメラの不使用時の
状態を示している。
【0015】本カメラ1の上面側の略中央部には、カメ
ラ1の後端寄りの所定の位置に設けられる支軸(図示せ
ず)を回動中心として回動自在に軸支される閃光発光装
置1fが配設されている。また、この閃光発光装置1f
の近傍には、摺動操作によって主電源のオン状態又はオ
フ状態を切り換える切換操作と、閃光発光装置1fを使
用する際に同閃光発光装置1fを使用し得る位置に移動
させるためのパワースイッチ兼ストロボポップアップス
イッチ(以下、電源スイッチと略称する)1jが設けら
れている。なお、図1に示す状態は、閃光発光装置1f
がカメラ1の上面側の所定の収納位置に収納されている
状態であって、かつ電源スイッチ1jがオフ状態となっ
ているときの状態を示している。
【0016】さらに、カメラ1の上面側には、本カメラ
1を操作するための各種の操作部材等がそれぞれ所定の
位置に配設されている。例えば本カメラ1の各種の撮影
モード等を設定したり、露出補正値等の所望の撮影条件
を設定するための操作部材である切換スイッチ1kや、
本カメラ1によって写真撮影を行なう際に、所定の撮影
動作を実行させるための指示信号(撮影指示信号)を発
生させるレリーズボタン1h、測光モードの切り換え指
示やフラッシュモードの切り換え指示、絞り優先モード
とプログラムモードとの切り換え指示等を行なうための
各種の操作ボタン群1i等が配設されている。
【0017】そして、これらの操作部材等によって設定
される各種の設定値や設定済み条件等の情報を文字や絵
等によって、カメラ1の状態を視覚的に表示する液晶パ
ネル等の情報表示部1g等が配設されている。
【0018】切換スイッチ1kは、例えば所望の被写体
に合わせて予め設定された露出条件のプログラムを撮影
条件によって任意に切り換える外ボタン3と、露出プロ
グラムを自動設定モードに応じたプログラムに切り換え
る中ボタン4と、露出補正量を設定するためのダイアル
5等によって構成されている。
【0019】ここで、切換えスイッチ1kの詳細な構成
について図2・図3を用いて、以下に説明する。本切換
スイッチ1kは、前カバー1aと一体的に形成されるス
イッチ支持枠2(図2ではスイッチ支持枠2のみを部分
的に図示している)と、略円形状の板状部材からなり四
方向に揺動自在に配置される外ボタン3と、ばね11に
よって上方に向けて付勢され外ボタン3の略中心部に設
けられるガイド穴3aに係合することで突没自在に配置
される中ボタン4と、環形状からなりスイッチ支持枠2
のよって所定の範囲内で回動自在に配置される操作入力
部材であり回動操作入力部材であるダイアル5と、スイ
ッチ支持枠2のネジ穴2a・2bに対してビス19によ
って固着される固定板6と、ダイアル5とスイッチ支持
枠2との間の位置に配設されるフレキシブルプリント基
板(以下、FPCという)7と、ダイアル5の下端面に
固着され同ダイアル5が回動するのに連動してFPC7
上の導電パターン7aに接触しながら摺動しダイアル5
の回動位置に対応する所定の信号をFPC7を介して出
力するように形成されたスライド接片12と、カメラ本
体1c(図2参照)とスイッチ支持枠2との間に介在さ
れ複数の金属製のスイッチ接片17・18等が配設され
ているスイッチ基板8等によって構成されている。
【0020】上記スイッチ接片17は、中ボタン4が押
圧されることによって、中ボタン4の中心部に下側に向
けて植設される中ボタン軸4aによって押圧されるよう
になっている。また、複数(本実施形態では四つ)のス
イッチ接片18は、外ボタン3の略同一円上に角度略9
0度の間隔を有して植設される複数(本実施形態では四
本)の外ボタン軸3bによって選択的に押圧されるよう
になっている。これによって、それぞれのスイッチ接片
17・18の下部側に設けられたスイッチ基板8のスイ
ッチパターンのオン状態又はオフ状態を切り換えて所定
の指示信号が発生するように構成されている。
【0021】上記ダイアル5は、スイッチ支持枠2によ
って回動自在に支持されていると共に、固定板6によっ
て上下方向の位置が規制されるように装着されている。
また、ダイアル5には、環形状の内周部に沿って谷状凹
部5aと山状凸部5bとが交互に配設されているクリッ
ク機構の一部を構成するクリック手段が配置されてい
る。
【0022】そして、ダイアル5は、自身が回動したと
きに自身に設けられる所定の部材(図示せず。後述する
図5・図7に示すストッパ5c参照)がスイッチ支持枠
2のストッパ2hにおける回動規制部である側面部に当
接することで、所定の範囲(所定の角度)内で回動する
ように、その回動量が規制されている。なお、ストッパ
2hは、二つの突形状からなる突状部からなり、この二
つの突状部は、互いに対向した位置にそれぞれ配置され
ているものであって、スイッチ支持枠2、即ち前カバー
1aと一体的に形成されている。
【0023】スイッチ支持枠2には、ダイアル5の谷状
凹部5aと山状凸部5bとに対向する所定の位置にクリ
ック機構の一部を構成するボール保持部2cが形成され
ている。このボール保持部2cは、ダイアル5の谷状凹
部5a及び山状凸部5bに対向する側の一方の端部に開
口を有する溝形状からなり、内部にボール13と、この
ボール13を自身の開口に向けて付勢する圧縮バネ14
とが配置されている。そして、ダイアル5が所定の間隔
で回動し、ボール13がダイアル5の谷状凹部5aに嵌
入した状態でダイアル5を所定の位置に位置決めするよ
うにした、いわゆるクリック機構が構成されている。
【0024】なお、中ボタン4は、ばね11の付勢力に
よって付勢されている一方で、固定板6の略中心に穿設
される孔部に係止されることにより、ばね11の付勢力
に抗して自身が抜け出てしまわないように構成されてい
る。
【0025】このように構成された上記切換スイッチ1
kにおいて、スイッチ支持枠2の二つのストッパ2h
を、例えば図4・図5に示す位置に配置した場合には、
次に示すようなことが考えられる。
【0026】図4は、本カメラ1の上面側から見た際の
図であって、操作部材である切換スイッチ1kにおける
スイッチ支持枠2(のストッパ2h)の配置の例を示す
ものである。また図5は、図4のように配置した切換ス
イッチ1kにおけるスイッチ支持枠2とダイアル5との
位置関係を示し、その要部展開縦断面図である。なお、
図4ではスイッチ支持枠2のストッパ2hの配置を明確
に示すために、切換スイッチ1kのダイアル5等の一部
の部材は、その図示を省略している。
【0027】本カメラ1に示すような形態の切換スイッ
チ1kを、カメラ1の外装部材の上面側に配置する場合
には、カメラ1の使用者が操作し易い位置を考慮して、
一般的には、レリーズボタン1hや他のボタン群1i等
の近傍に配置されるのが普通である。この場合におい
て、例えば図4に示すようにカメラ1の角部100の外
周縁部に沿って切換スイッチ1kのダイアル5の外周面
が配置されるような場合には、切換スイッチ1kの構成
部材であるダイアル5等に対して直接的に外力等が加わ
る可能性がある。特に機器に加わる強い外力が、角部1
00等の狭い部分に集中すると、これによって生じる衝
撃力は大きなものになる傾向がある。
【0028】ところで、切換スイッチ1kにおけるダイ
アル5は、内側に溝部(図示せず)が設けられていて、
この溝部をスイッチ支持枠2に係合させることによっ
て、ダイアル5がスイッチ支持枠2に対して摺動し、こ
れによってダイアル5は、回動自在に構成されている。
そして、ダイアル5の回動範囲H(図5・図7参照)
は、スイッチ支持枠2の所定の位置に上方に向けて突設
された二つのストッパ2ha・2hbと、ダイアル5の
溝部の内部において下方に向けて突設された二つのスト
ッパ5ca・5cbとが、ダイアル5の回動に伴って互
いに当接することにより規定されるようになっている。
【0029】上述したようにスイッチ支持枠2及び二つ
のストッパ2ha・2hbは、本カメラ1の外装部材と
なる前カバー1aに一体的に形成されているものであ
り、同前カバー1aは、プラスチック部材などの成形品
によって生成されるのが普通である。ここでスイッチ支
持枠2は、外部に向けて突出するように設けられている
ものであり、薄い板状でかつリング形状に形成するよう
にしているので、比較的所定の強度を有するような形状
に成形することは容易である。
【0030】一方、ダイアル5も前カバー1a等と同様
の部材の成形品によって生成されるものであるが、二つ
のストッパ5ca・5cbは、狭い溝部の内部に形成す
ることになるので、成形上の理由から強度を優先的に考
慮して成形することが困難である。したがって二つのス
トッパ5ca・5cbは、例えば狭い幅のリブ形状に成
形されている。
【0031】このような構成からなる切換スイッチ1k
をカメラ1の角部近傍に配置した場合において、例えば
切換スイッチ1kのダイアル5の上面側から所定の力量
の外力が加わった場合を考えてみる。
【0032】ここで、スイッチ支持枠2のストッパ2h
aを、図4に示す位置に配置した場合に、切換スイッチ
1kのダイアル5に対してカメラ1の角部に対応する符
号Bで示す位置の近傍に強い外力T(図5参照)が加え
られたとすると、ダイアル5が歪みや撓みを生じてしま
うことになる。このときダイアル5側のストッパ5ca
がスイッチ支持枠2のストッパ2ha以外の部分に衝突
し、これによってストッパ5caの先端部分が潰れてし
まうようなことが生じ得る。このようにストッパ5ca
等が損壊されてしまうと、ダイアル5の回動操作が阻害
される等、切換スイッチ1kやカメラ1自体の使用に問
題が生じることになる。
【0033】そこで、本実施形態においては、次のよう
にすることで、上述の問題点を解消している。即ち、本
実施形態のカメラ1では、図6・図7に示すようにスイ
ッチ支持枠2の一方のストッパ2haをカメラ1の角部
100の近傍に配置している。つまり、ストッパ2ha
をカメラ1の所定の角部寄りの位置に配置し、他方のス
トッパ2hbをストッパ2haに対向した位置に配置し
ている。
【0034】図6は、本実施形態のカメラ1の上面側か
ら見た際の図であって、操作部材である切換スイッチ1
kにおけるスイッチ支持枠2(のストッパ2ha・2h
b)の配置を示している。また図7は、同切換スイッチ
1kにおけるスイッチ支持枠2とダイアル5との位置関
係を示す要部展開縦断面図である。なお、図6では図4
と同様にスイッチ支持枠2のストッパ2hの配置を明確
に示すために、切換スイッチ1kのダイアル5等の一部
の部材は、その図示を省略している。
【0035】このようにストッパ2ha・2hbを配置
した場合には、切換スイッチ1kのダイアル5の符号B
で示す位置近傍に強い外力T(図6参照)が加えられた
としても、その外力は、強度を考慮して形成されたスイ
ッチ支持枠2のストッパ2haの広い部分で受容するこ
とになるので、外力Tを拡散させダイアル5の歪みや撓
みを抑制することができる。したがって、強度的に弱い
部分となるダイアル5側のストッパ5caがスイッチ支
持枠2に衝突することもなく、よってストッパ5caの
先端部分が潰れてしまうようなこともないので、上述の
問題は発生しないことになる。
【0036】以上説明したように上記一実施形態によれ
ば、外装部から突出するように配置される操作部材を有
する機器において、操作部材に対して直接的に加わる強
い外力等に対する耐衝撃性の向上を簡単な構成で実現す
ることができるので、操作部材や、この操作部材が配置
される機器の内部機構や機器自体の故障を防ぐことがで
きる。
【0037】[付記]上記発明の実施形態により、以下
のような構成の発明を得ることができる。
【0038】(1)機器の角部近傍に配置された操作入
力部と、上記機器の角部側であって、上記操作入力部内
に配置された突部と、を具備した操作部材を有する機
器。
【0039】(2)機器の角部近傍に配置された回動操
作入力部と、上記回動操作入力部の回動を受ける受け部
と、上記受け部に設けられ、かつ上記機器の角部側に配
置された突部と、を具備した操作部材を有する機器。
【0040】(3)機器の角部近傍に配置された回動操
作入力部と、上記回動操作入力部の回動を受ける受け部
と、上記機器の角部側に配置され、かつ上記受け部に設
けられ、上記回動操作入力部の回動量を制限する突部
と、を具備した操作部材を有する機器。
【0041】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、外装
部から突出するように配置される操作部材を有する機器
において、新たに構成部材を設けることなく、簡単な構
成で操作部材に向けて直接加えられるような外力等に対
する耐衝撃性を向上させ得る操作部材を有する機器を提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態の操作部材を有する機器
(カメラ)の外観を示す概略斜視図。
【図2】図1のカメラの外装部に突設される操作部材の
みを取り出して示す要部拡大分解斜視図。
【図3】図1のカメラの操作部材の略中央部近傍の要部
拡大縦断面図。
【図4】図1のカメラの上面側から見た際の図であっ
て、操作部材(切換スイッチ)におけるスイッチ支持枠
の一般的な配置例を示す図。
【図5】図4のカメラの切換スイッチにおけるスイッチ
支持枠とダイアルとの位置関係を例示する要部展開縦断
面図。
【図6】本発明の一実施形態のカメラを上面側から見た
際の図であって、操作部材(切換スイッチ)におけるス
イッチ支持枠の配置を示す図。
【図7】図6のカメラの切換スイッチにおけるスイッチ
支持枠とダイアルとの位置関係を示す要部展開縦断面
図。
【符号の説明】
1……カメラ 1a……前カバー(外装部材) 1b……後カバー(外装部材) 1c……カメラ本体 1d……撮影レンズ鏡筒 1h……レリーズボタン 1i……ボタン群 1j……電源スイッチ 1k……切換スイッチ 2……スイッチ支持枠 2h(2ha・2hb)……ストッパ(スイッチ支持枠
側) 3……外ボタン 4……中ボタン 5……ダイアル 5c(5ca・5cb)……ストッパ(ダイアル側) 100……角部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器の角部近傍に配置され、所定の操
    作をすることで変位する操作入力部材と、 この操作入力部材の内部において、上記機器の角部寄り
    の位置とこれに対向する位置に配置され、上記操作入力
    部材に加えられる外力であって、上記操作入力部材を操
    作するための所定の方向とは異なる外力を受容する機能
    を有した突状部と、 を具備したことを特徴とする操作部材を有する機器。
  2. 【請求項2】 機器の角部近傍に配置され、所定の操
    作をすることで回動するよう構成された回動操作入力部
    材と、 突形状に形成され上記機器の角部寄りの位置に配置され
    て、上記回動操作入力部材の回動量を規制する回動規制
    部と、 を有し、 上記回動規制部は、上記回動操作入力部材に加えられる
    外力であって、この回動操作入力部材を回動させる方向
    の外力とは異なる方向から加わる外力を受容する機能を
    有するように構成したことを特徴とする操作部材を有す
    る機器。
  3. 【請求項3】 機器の角部近傍に配置され、所定の方
    向に操作することで回動するよう構成された回動操作入
    力部材と、 上記機器の角部寄りの位置に配置されて、上記回動操作
    入力部材の回動量を規制すると共に、上記回動操作入力
    部材の回動方向とは異なる方向からの外力が加えられた
    ときに、上記回動操作入力部材に当接することで、上記
    回動操作入力部材が変形するのを制限する突状部と、 を具備したことを特徴とする操作部材を有する機器。
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