JP2000352390A - ベーン軸支型回転圧縮機 - Google Patents

ベーン軸支型回転圧縮機

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JP2000352390A
JP2000352390A JP11161078A JP16107899A JP2000352390A JP 2000352390 A JP2000352390 A JP 2000352390A JP 11161078 A JP11161078 A JP 11161078A JP 16107899 A JP16107899 A JP 16107899A JP 2000352390 A JP2000352390 A JP 2000352390A
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JP
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vane
rotor
cylinder
shaped
disk
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English (en)
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Hiroyoshi Ooka
博義 大可
Utako Ooka
歌子 大可
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Abstract

(57)【要約】 【課題】各ベーンが固定軸を独立軸支する,ベーン軸支
型回転圧縮機を提供すること。 【解決手段】複数n個の板形状ベーン1各端部にリング
形状軸支部材1aを設け,各ベーン他端部がシリンダ4
内径表面に回転接触自在に該軸支部材で,固定軸1bに
軸支して独立に回転し,該固定軸から偏心距離dを回転
軸とする,所定の外径と内径を有する,n等分割のロー
タ2を設け,半円棒形状の一対の挟持部材3で該ベーン
を滑動挟持し,該挟持部材円弧が各該ロータ端部円形凹
筒端部に接触滑動自在に嵌合し,一対の該挟持部材の軸
方向両端部は一対の円盤形状の挟持保持部材3aで保持
固着し,該シリンダ部に吸入口5aと排出口5bとを設
け,架台7で支承する事を特徴とするベーン軸支型回転
圧縮機法を確保する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,各ベーンがシリン
ダ軸心としての固定軸を軸支して独立に回転する,ベー
ン軸支型回転圧縮機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来技術のベーン型回転圧縮機は,スラ
イドベーン型回転圧縮機或いはベーンポンプとも言わ
れ,シリンダ内に,これと中心を異にするロータが回転
し,そのロータには溝を有し,該溝中に複数の板形状の
ベーンが挿入され,バネ等の弾性部材を用い,遠心力と
共に,シリンダ内面に押しつけながら滑動する構造であ
った。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術の上記におい
ては,複数のベーンがロータの溝に,バネ等の弾性部材
で係止して,シリンダ内面に押しつけながら滑動するの
で,該弾性部材の熱等に対し耐久性が弱く,保守におい
て,取り替えなければならず,各ベーンの押圧力及びシ
ール・封止作用が均等ではなくなる恐れがある問題点を
有していた。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために,本発明のベーン軸支型回転圧縮機は,ベーンの
各端部にリング形状から成る軸支部材を設け,各ベーン
他端部がシリンダ内径表面に回転接触自在に該軸支部材
で,該シリンダ軸心としての固定軸を共に機械的に軸支
して独立に回転する構造とする事を特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明のベーン軸支型回転圧縮機
は,翼板部材から成る複数n個のベーンの各端部にリン
グ形状から成る軸支部材を設け,各ベーン他端部がシリ
ンダ内径表面に回転接触自在に該軸支部材で,該シリン
ダ軸心としてのベーン回転軸心(Cf)を有する固定軸
を軸支して独立に回転し,該ベーンの軸方向の幅は該シ
リンダ幅と等しく採る構造とし,該ベーン回転軸心から
平行に偏心距離(d)離れたロータ回転軸心(Cr )を
回転軸とする,外径(Rr ) と所定の内径を有する, n
等分割の軸断面円弧形状のロータを設け,該ロータの軸
方向の幅は該シリンダ幅と等しく,隣接する該ロータ端
部間を各該ベーン断面が嵌合滑動貫通する様に,断面が
半円棒形状の一対の挟持部材で該ベーンを滑動挟持し,
該挟持部材の円弧が各該ロータ端部の円形凹筒面端部に
接触滑動自在に嵌合し,一対の該挟持部材断面円弧が形
成する円の直径は,該ロータの外径(Rr ) と所定の内
径との差にほぼ等しく採るものとし,各該円の中心(C
p ) とロータ回転軸心(Cr )との距離を所定の半径R
p とし,該挟持部材の軸方向の幅は該シリンダ幅と等し
く採る構造とし,一対の該挟持部材の軸方向両端部は一
対の円盤形状の挟持保持部材で保持固着し,n個の該ロ
ータの軸方向正面側には,n個の円盤形状の該挟持保持
部材が回転自在に滑動嵌合する凹部を有し,該ロータの
外径(Rr ) と所定の内径と等しいリング盤形状の回転
保持部材を設け,各該ロータ端部に固着し,n個の該ロ
ータの軸方向背面側には,n個の円盤形状の該挟持保持
部材が回転自在に滑動嵌合する凹部を有し,該ロータの
外径(Rr ) と等しい円盤形状の回転基盤を設け,各該
ロータ端部に固着し,該シリンダ正面には,該回転保持
部材を回転自在に滑動嵌合する内径を有する板形状のロ
ータ正面支持枠部材をO−リング等の封止部材・封止手
段を介して封着し,更に該ロータ正面支持枠部材の正面
側に,該固定軸の端部を固着封止した円盤形状の正面蓋
部材をO−リング等の封止部材・封止手段を介して封着
し,該シリンダ背面には,該回転基盤を回転自在に滑動
嵌合する内径を有する板形状のロータ背面支持枠部材を
O−リング等の封止部材・封止手段を介して封着し,該
回転基盤の背面のロータ回転軸心(Cr )には,回転軸
を軸着し,更に,該ロータ背面支持枠部材の背面側に,
該回転軸を回転自在に封止軸支する構造を有する軸受部
材を設けた,円盤形状の背面蓋部材をO−リング等の封
止部材・封止手段を介して封着し,該回転軸他端部には
軸接続部材を介してモータ等の回転手段で可動とし,該
シリンダ胴体外側を架台で支承する構造とし,該シリン
ダ内径表面と該ロータの外径(Rr ) ,そして隣接する
ベーンとで囲む空間部が,該ロータの回転と共に,圧縮
と膨張周期を形成する機構とし,該シリンダ胴体部を貫
通する吸入口を,膨張傾向を開始する隣接するベーンと
で囲む該空間部と連通する該シリンダ胴体部に配設し,
該吸入口から圧縮するべき流体を流入する手段を装備
し,該シリンダ胴体部を貫通する排出口を,圧縮傾向を
終了する隣接するベーンとで囲む該空間部と連通する該
シリンダ胴体部に配設し,該排出口から圧縮流体を排出
する手段を装備する事を特徴とする。
【0006】本発明のベーン軸支型回転圧縮機におい
て,圧縮するべき流体は,空気等の気体,水等の液体を
用いる圧縮機とすることができ,また気体圧縮排気装置
としての真空排気装置として用いることもでき,用途に
応じて,シリンダ等容器の部品間のO−リングゴム・樹
脂・金属等の封止部材,或いは封止手段を選択し,特に
真空排気装置として用いる場合には,該シリンダ等容器
全体を油等に浸ける封止手段を採ることも出来る。
【0007】本発明のベーン軸支型回転圧縮機におい
て,挟持部材と該ベーンとの滑動面,該挟持部材の円弧
が各該ロータ端部の円形凹筒面端部に接触滑動自在に嵌
合する滑動面等,シリンダ等容器内部の各滑動面,回転
滑動部,或いは回転導入部にはベアリング等の機械的滑
動部材を用途に応じて,使用することも出来る。
【0008】本発明のベーン軸支型回転圧縮機におい
て,ロータの内径と隣接するベーンとで囲む空間部は,
ロータの外径(Rr ) と該内径と等しいリング盤形状の
回転保持部材の該内径内側の円盤形状空間部により連通
して,連通空間部を形成し,該連通空間部に油等の潤滑
滑動剤を格納し,挟持部材と該ベーンとの滑動面,該挟
持部材の円弧が各該ロータ端部の円形凹筒面端部に接触
滑動自在に嵌合する滑動面等,シリンダ等容器内部の各
滑動面間の潤滑滑動剤に適用でき,該潤滑滑動剤を正面
蓋部材を通して外部からの供給する,補給手段を持つこ
とも出来る。
【0009】本発明のベーン軸支型回転圧縮機におい
て,シリンダ内径表面とロータの外径(Rr ) ,そして
隣接するベーンとで囲む空間部において,ベーン回転軸
心(Cf )を軸心とする隣接ベーン開口角度(θ)が,
該ロータの回転と共に,偏心距離(d)方向に向く場
合,該空間部において該シリンダ内径表面と該ロータの
外径(Rr ) 表面とが最も接近し,且つ該隣接ベーン開
口角度(θ)が最小角度となる隣接ベーン開口最小角度
(θmin )を採り,θmin は360°/nより小さくな
り,従って隣接するベーンとで囲む該空間部の軸断面面
積は最大圧縮断面積(Smin )を採り,一方,該ロータ
の回転と共に,一対の挟持部材断面円弧が歳差運動しな
がら,該空間部において該隣接ベーン開口角度(θ)が
偏心距離(d)方向と反対向きになると,該シリンダ内
径表面と該ロータの外径(Rr )表面とが最も離れ,且
つ最大角度となる隣接ベーン開口最大角度(θmax )を
採り,θmax は360°/nより大きくなり,従って隣
接するベーンとで囲む空間部の軸断面面積は最大膨張断
面積(Smax )を採る作用を有する。
【0010】本発明のベーン軸支型回転圧縮機におい
て,シリンダ(4)内径(Rf )表面とロータ(2)の
外径(Rr ) ,そして隣接するベーン(3)とで囲む空
間部の最大膨張空間容積に対する最大圧縮空間容積の比
は,圧縮機の性能をあらわす圧縮率を示し,該ベーンの
厚みを各ロータ外周にくらべて小さいとすれば,該圧縮
率はSmax /Smin で近似してあらわす事が出来るの
で,Smin はシリンダ内径表面と該ロータの外径
(Rr ) 表面とが最も接近し,且つθmin は360°/
nより小さくなり,一方Smax は,該シリンダ内径表面
と該ロータの外径(Rr )表面とが最も離れ,θmax
360°/nより大きくなり,該圧縮率は,該シリンダ
内径表面と該ロータの外径(Rr ) 表面との距離と,隣
接ベーン開口角度(θ)との相乗作用で定まり,十数倍
の圧縮率を確保する事も出来る。
【0011】本発明のベーン軸支型回転圧縮機におい
て,各ベーン先端部がシリンダ内径表面に回転接触自在
に該軸支部材で,ベーン回転軸心(Cf )を有する固定
軸を軸支し形成されているので,該ベーン先端部とシリ
ンダ内径表面との接触クリアランスは,機械的精度のみ
で定まり,各ベーンに均等しており,熱等に対し耐久性
能がよく,面接触なので,回転の遠心力と相乗し高い封
止作用を有する。
【0012】
【実施例】この発明の実施例を示す図面において,図1
はベーン軸支型回転圧縮機の軸に直角な機構断面を示
す,一部欠載中央断面立面図,図2は一部軸心平行断面
図を含む,一部欠載断面側面図,図3は一部段階欠載正
面図である。図4はベーン軸支型回転圧縮機の軸に直角
な最小容積原理断面を示す,一部欠載中央断面立面図,
そして図5は最大容積原理断面を示す,一部欠載中央断
面立面図である。図6は,ベーン軸支型回転圧縮機の偏
心量dによる,隣接ベーン開口最小角度θmin及び隣接
ベーン開口最大角度θmax の変化を示し,そして図7
は,偏心量dによる,圧縮率の変化を示す。
【0013】この発明の実施例を図面を参照して以下説
明すると,図1,図2そして図3に示すように,ベーン
軸支型回転圧縮機は,翼板部材から成る3個のベーン
(1)の各端部にリング形状から成る軸支部材(1a)
を設け,各ベーン他端部がシリンダ(4)内径表面に回
転接触自在に該軸支部材で,該シリンダ軸心としてのベ
ーン回転軸心(Cf )を有する固定軸(1b)を軸支し
て独立に回転し,該ベーンの軸方向の幅は該シリンダ幅
と等しく採る構造とし,該ベーン回転軸心から平行に偏
心距離(d)離れたロータ回転軸心(Cr )を回転軸と
する,外径(Rr) と所定の内径を有する, 3等分割の
軸断面円弧形状のロータ(2)を設け,該ロータの軸方
向の幅は該シリンダ幅と等しく,隣接する該ロータ端部
間を各該ベーン断面が嵌合滑動貫通する様に, 断面が半
円棒形状の一対の挟持部材(3)で該ベーンを挟持し,
該挟持部材の円弧が各該ロータ端部の円形凹筒面端部に
接触滑動自在に嵌合し,一対の該挟持部材断面円弧が形
成する円の直径は,該ロータの外径(Rr ) と所定の内
径との差にほぼ等しく採るものとし,各該円の中心(C
p ) とロータ回転軸心(Cr )との距離を所定の半径R
p とし,該挟持部材の軸方向の幅は該シリンダ幅と等し
く採る構造とし,一対の該挟持部材の軸方向両端部は一
対の円盤形状の挟持保持部材(3a)で固着し,該挟持
保持部材の円の直径は一対の該挟持部材断面円弧が形成
する該円の直径と等しく採る。
【0014】3個のロータ(2)の軸方向正面側には,
3個の円盤形状の挟持保持部材(3a)が回転自在に滑
動嵌合する凹部を有し,該ロータの外径(Rr ) と所定
の内径と等しいリング盤形状の回転保持部材(2b)を
設け,各該ロータ端部を固着し,3個の該ロータの軸方
向背面側には,3個の円盤形状の挟持保持部材(3a)
が回転自在に滑動嵌合する凹部を有し,該ロータの外径
(Rr ) と等しい円盤形状の回転基盤(2a)を設け,
各該ロータ端部を固着し,シリンダ(4)正面には,該
回転保持部材を回転自在に滑動嵌合する内径を有する板
形状のロータ正面支持枠部材(4d)をO−リング等の
封止部材を介して封着し,更に該ロータ正面支持枠部材
の正面側に,固定軸(1b)の端部を固着封止した円盤
形状の正面蓋部材(4a)をO−リング等の封止部材を
介して封着し,該シリンダ背面には,該回転基盤を回転
自在に滑動嵌合する内径を有する板形状のロータ背面支
持枠部材(4e)をO−リング等の封止部材を介して封
着し,該回転基盤の背面のロータ回転軸心(Cr )に
は,回転軸(2c)を軸着し,更に,該ロータ背面支持
枠部材の背面側に,該回転軸を回転自在に封止軸支する
構造を有する軸受部材(4c)を設けた,円盤形状の背
面蓋部材(4b)をO−リング等の封止部材を介して封
着し,該回転軸他端部には軸接続部材(6a)を介して
モータ(6)等の回転手段で可動とし,該シリンダ胴体
外側を架台(7)で支承する構造とし,該シリンダ内径
表面と該ロータの外径(Rr ) ,そして隣接するベーン
とで囲む空間部において,ベーン回転軸心(Cf )を軸
心とする隣接ベーン開口角度(θ)が,該ロータの回転
と共に,偏心距離(d)方向に向く場合,該隣接ベーン
と対向する残りのベーン方向と偏心方向とが一致し,対
向ベーン方向は挟持する一対のロータの対照分割線と一
致し,該空間部において該シリンダ内径表面と該ロータ
の外径(Rr ) 表面とが最も接近し,且つ該隣接ベーン
開口角度(θ)が最小角度となる隣接ベーン開口最小角
度(θmin )を採り,一方,該ロータの回転と共に,一
対の挟持部材(3)断面円弧が歳差運動しながら,再び
該隣接ベーンと対向する残りのベーン方向と偏心方向と
が一致し,対向ベーン方向は挟持する一対のロータの対
照分割線と一致し,該空間部において該隣接ベーン開口
角度(θ)が偏心距離(d)方向と反対向きになると,
該シリンダ内径表面と該ロータの外径(Rr ) 表面とが
最も離れ,且つ最大角度となる隣接ベーン開口最大角度
(θmax )を採り,圧縮と膨張周期を形成する機構と
し,該シリンダ胴体部を貫通する吸入口(5a)を,膨
張傾向を開始する隣接するベーンとで囲む該空間部と連
通する該シリンダ胴体部に配設し,該吸入口から空気等
圧縮するべき流体を流入する手段を装備し,該シリンダ
胴体部を貫通する排出口(5b)を,圧縮傾向を終了す
る隣接するベーンとで囲む該空間部と連通する該シリン
ダ胴体部に配設し,該排出口から圧縮流体を排出する手
段を装備する事を特徴とする。
【0015】本発明のベーン軸支型回転圧縮機におけ
る,シリンダ(4)内径(Rf )表面とロータ(2)の
外径(Rr ) ,そして隣接するベーン(3)とで囲む空
間部に関し,ベーン回転軸心(Cf )を軸心とする隣接
ベーン開口角度(θ)が,該ロータの回転と共に,偏心
距離(d)方向に向く場合は,図4に示す様に,該シリ
ンダ内径表面と該ロータの外径(Rr ) 表面とが最も接
近し,且つ該隣接ベーン開口角度(θ)が最小角度とな
る隣接ベーン開口最小角度(θmin )となり,隣接する
ベーンとで囲む該空間部の軸断面面積は最大圧縮断面積
(Smin )を採る。該隣接ベーン開口最小角度
(θmin )は次のようにして求める。θmin を形成する
隣接するベーンは,該ベーン回転軸心(Cf )方向を常
時向きながら回転し,それぞれの挟持部材断面半円中心
(Cp )を通るので,一対のCp のロータ回転軸心(C
r )に対する開口角度は120°である。∠ECr p
=30°従って,Rp をCp とCr 間との距離とすれ
ば,DCp =Rp sin30 °+d。∠Cp f D=tan -1
(DCp /DCf ),DCf =Rp cos30 °より,∠C
p f D=∠ICf Fを得る。従って,θmin /2=9
0°─∠ICf Fより,θmin を算出する。従って,次
式を得る。 θmin =(90°−tan -1(DCp /DCf ))x2, DCf =Rp cos30 °, DCp =Rp sin30 °+d。 ここで,θmin <120°となる。一方,Smin は次の
ようにして求める。Smin /2=扇形面積ICf K−扇
形面積HCr J−三角形面積HCr fであり,ここ
で,扇形面積ICf Kは,開口角度=θmin /2,半径
f より求められる。∠HCf F=∠Cp f D=tan
-1(DCp /DCf )で,既知であり,∠HCr J=φ
とすれば,HF=Rr cos φ+d,FCf =Rr sin φ
なので,DCp /DCf =HF/FCf ,cos2φ+sin2
φ=1より,φを求める事が出来るので,扇形面積HC
r Jは,開口角度=φ,半径Rr より求められる。一
方,三角形面積HCr f は底辺=d,高さ=FCf
り求められる。
【0016】次に,ロータ(2)の回転と共に,一対の
挟持部材(3)断面円弧が歳差運動しながら,ベーン
(1)回転軸心(Cf )を軸心とする隣接ベーン開口角
度(θ)が,図5に示す様に,偏心距離(d)方向と反
対向きになると,再び該ベーン方向と偏心方向とが一致
し,最大角度となる隣接ベーン開口最大角度(θmax
となり,隣接するベーンとで囲む空間部の軸断面面積は
最大膨張断面積(Smax)を採る。該隣接ベーン開口最
大角度(θmax )は次のようにして求める。θmax を形
成する隣接するベーンは,該ベーン回転軸心(Cf )方
向を常時向きながら回転し,それぞれの挟持部材断面半
円中心(Cp )を通るので,一対のC p のロータ回転軸
心(Cr )に対する開口角度は120°である。∠EC
r p=30°従って,Rp をCp とCr 間との距離と
すれば,DCp =Rp sin30 °─d。∠Cp f D=ta
n -1(DCp /DCf ),DCf =Rp cos30 °より,
∠Cp f D=∠ICf Fを得る。従って,θmax /2
=90°─∠ICf Fより,θmax を算出する。従っ
て,次式を得る。 θmax =(90°−tan -1(DCp /DCf ))x2, DCf =Rp cos30 °, DCp =Rp sin30 °─d。 ここで,θmax >120°となる。一方,Smax は次の
ようにして求める。Smax /2=扇形面積ICf K−扇
形面積HCr J+三角形面積HCr fであり,ここ
で,扇形面積ICf Kは,開口角度=θmax /2,半径
f より求められる。∠HCf F=∠Cp f D=tan
-1(DCp /DCf )で,既知であり,∠HCr J=φ
とすれば,HF=Rr cos φ−d,FCf =Rr sin φ
なので,DCp /DCf =HF/FCf ,cos2φ+sin2
φ=1より,φを求める事が出来るので,扇形面積HC
r Jは,開口角度=φ,半径Rr より求められる。一
方,三角形面積HCr f は底辺=d,高さ=FCf
り求められる。
【0017】本発明のベーン軸支型回転圧縮機におけ
る,隣接ベーン開口最小角度(θmin)及び隣接ベーン
開口最大角度(θmax )を,前記,計算式を用い,下記
の条件の基で,図6に示すような,結果を得た。用いた
条件としては,Rr :Rf =4:5,Rp :Rr =3:
4,そしてRs を 軸支部材(1a)断面最大許容半径
とし,Rs :Rf =1:5まで許容移動できることと
し,偏心距離(d)を変えてθmin 及びθmax を算出し
た。図6において,横軸の偏心距離(d)の変化は,R
f に対する%表示:(d/Rf )%で示している。図4
及び図5は,上記条件における,d/Rf =16%を示
しており,θmin は約100°弱,一方θmax は約15
0°弱になり,いずれもロータ(2)の等分割角度12
0°から,大幅にずれることになる。
【0018】本発明のベーン軸支型回転圧縮機におけ
る,シリンダ(4)内径(Rf )表面とロータ(2)の
外径(Rr ) ,そして隣接するベーン(3)とで囲む空
間部の最大膨張空間容積に対する最大圧縮空間容積の比
は,圧縮率を示し,該ベーンの厚みを各ロータ外周にく
らべて小さいとすれば,該圧縮率は近似的にSmax /S
min であらわす事が出来る。
【0019】本発明のベーン軸支型回転圧縮機におけ
る,最大圧縮断面積(Smin )及び最大膨張断面積(S
max )を,前記,計算式を用い,下記の条件の基で算出
し,これらを用いて,圧縮率=Smax /Smin を計算
し,図7に示すような,結果を得た。用いた条件として
は,Rr :Rf =4:5,Rp :Rr =3:4,そして
s を 軸支部材(1a)断面最大許容半径とし,
s :Rf =1:5まで許容移動できることとし,偏心
距離(d)を変えて圧縮率を算出した。図7において,
横軸の偏心距離(d)の変化は,Rf に対する%表示:
(d/Rf )%で示している。図4及び図5に示すS
min 及びSmax は,上記条件における,d/Rf=16
%を示しており,圧縮率は約6倍となる。図7に示すよ
うに,d/Rf が15%を越えると,圧縮率は急激に増
加する。
【0020】
【発明の効果】本発明は,以上説明した様な形態で実施
され,以下に記載される様な効果を有する。
【0021】本発明のベーン軸支型回転圧縮機におい
て,各ベーン先端部がシリンダ内径表面に回転接触自在
に軸支部材で固定軸を独立に軸支し形成されているの
で,該ベーン先端部とシリンダ内径表面との接触クリア
ランスは,機械的精度のみで定まり,各ベーンに均等し
ており,熱等に対し耐久性効果を有し,保守し易く,且
つ面接触なので,回転の遠心力と相乗し高い封止効果を
有する。
【0022】本発明のベーン軸支型回転圧縮機におい
て,圧縮機の性能をあらわす圧縮率は,シリンダ内径表
面とロータの外径(Rr ) 表面との距離と,隣接ベーン
開口角度(θ)との相乗作用で定まり,従来技術による
ベーン型回転圧縮機にくらべて,更に高い圧縮率を確保
する事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例における,ベーン軸支型回転
圧縮機の軸に直角な機構断面を示す,一部欠載中央断面
立面図。
【図2】この発明の実施例における,ベーン軸支型回転
圧縮機の一部軸心平行断面図を含む,一部欠載断面側面
図。
【図3】この発明の実施例における,ベーン軸支型回転
圧縮機の一部段階欠載正面図。
【図4】この発明の実施例における,ベーン軸支型回転
圧縮機の軸に直角な最小容積原理断面を示す,一部欠載
中央断面立面図。
【図5】この発明の実施例における,ベーン軸支型回転
圧縮機の軸に直角な最大容積原理断面を示す,一部欠載
中央断面立面図。
【図6】この発明の実施例における,ベーン軸支型回転
圧縮機の偏心量dによる,隣接ベーン開口最小角度θ
min 及び隣接ベーン開口最大角度θmax の変化。
【図7】この発明の実施例における,ベーン軸支型回転
圧縮機の偏心量dによる,圧縮率の変化。
【符号の説明】
1 ベーン 1a 軸支部材 1b 固定軸 2 ロータ 2a 回転基盤 2b 回転保持部材 2c 回転軸 3 挟持部材 3a 挟持保持部材 4 シリンダ 4a 正面蓋部材 4b 背面蓋部材 4c 軸受部材 4d ロータ正面支持枠部材 4e ロータ背面支持枠部材 5a 吸入口 5b 排出口 6 モータ 6a 軸接続部材 7 架台 Cr ロータ回転軸心 Cf ベーン回転軸心 Cp 挟持部材断面半円中心 d 偏心距離 Rf ベーン外径 Rr ロータ外径 Rp p とCr 間との距離 Rs 軸支部材断面最大許容半径 Smin 最大圧縮断面積 Smax 最大膨張断面積 θ 隣接ベーン開口角度 θmin 隣接ベーン開口最小角度 θmax 隣接ベーン開口最大角度 φ ∠HCr

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数n個の翼板形状ベーン(1)の各端部
    にリング形状軸支部材(1a)を設け,各ベーン他端部
    がシリンダ(4)内径表面に回転接触自在に該軸支部材
    で,該シリンダ軸心としてのベーン回転軸心(Cf )固
    定軸(1b)に軸支して独立に回転し,該ベーンの軸方
    向の幅は該シリンダ幅と等しく採り,該ベーン回転軸心
    から平行に偏心距離(d)離れたロータ回転軸心
    (Cr )を回転軸とする,外径(Rr ) と所定の内径を
    有する, n等分割の軸断面円弧形状のロータ(2)を設
    け,該ロータの軸方向の幅は該シリンダ幅と等しくし,
    断面が半円棒形状の一対の挟持部材(3)で該ベーンを
    滑動挟持し,該挟持部材の円弧が各該ロータ端部の円形
    凹筒面端部に接触滑動自在に嵌合し,該挟持部材の軸方
    向の幅は該シリンダ幅と等しく採り,一対の該挟持部材
    の軸方向両端部は一対の円盤形状の挟持保持部材(3
    a)で保持固着し,n個の該ロータの軸方向正面側に
    は,n個の円盤形状の該挟持保持部材が回転自在に滑動
    嵌合する凹部を有し,該ロータの外径(Rr ) と所定の
    内径と等しいリング盤形状の回転保持部材(2b)を設
    け,各該ロータ端部に固着し,n個の該ロータの軸方向
    背面側には,n個の円盤形状の該挟持保持部材が回転自
    在に滑動嵌合する凹部を有し,該ロータの外径(Rr )
    と等しい円盤形状の回転基盤(2a)を設け,各該ロー
    タ端部に固着し,該シリンダ正面には,該回転保持部材
    を回転自在に滑動嵌合する内径を有する板形状のロータ
    正面支持枠部材(4d)を封着し,更に該ロータ正面支
    持枠部材の正面側に,該固定軸の端部を固着封止した円
    盤形状の正面蓋部材(4a)を封着し,該シリンダ背面
    には,該回転基盤を回転自在に滑動嵌合する内径を有す
    る板形状のロータ背面支持枠部材(4e)を封着し,該
    回転基盤の背面のロータ回転軸心(Cr )には,回転軸
    (2c)を軸着し,更に,該ロータ背面支持枠部材の背
    面側に,該回転軸を回転自在に封止軸支する構造を有す
    る軸受部材(4c)を設けた,円盤形状の背面蓋部材
    (4b)を封着し,該回転軸他端部には回転手段を用い
    て可動とし,該シリンダ胴体外側を架台(7)で支承
    し,該シリンダ内径表面と該ロータの外径(Rr ) ,そ
    して隣接するベーンとで囲む空間部が,該ロータの回転
    と共に,圧縮と膨張周期を形成する機構とし,該シリン
    ダ胴体部を貫通する吸入口(5a)を,膨張傾向を開始
    する隣接するベーンとで囲む該空間部と連通する該シリ
    ンダ胴体部に配設し,該吸入口から圧縮するべき流体を
    流入する手段を装備し,該シリンダ胴体部を貫通する排
    出口(5b)を,圧縮傾向を終了する隣接するベーンと
    で囲む該空間部と連通する該シリンダ胴体部に配設し,
    該排出口から圧縮流体を排出する事を特徴とするベーン
    軸支型回転圧縮機。
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