JP2000351934A - エマルション塗料組成物 - Google Patents
エマルション塗料組成物Info
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Abstract
の塗料組成物を提供する。 【解決手段】 Tg−60〜−10℃、数平均分子量
5000〜20000、酸価15〜50のエマルション
樹脂と、PVC25%以上になる顔料、HLB12.5
〜18.5の範囲のノニオン性界面活性剤を0.2〜5
重量%含有する揮発性有機成分を実質的に含まない塗料
組成物。
Description
成物、特に室内の塗装に用いられる建築用エマルション
塗料組成物に関する。
膜性能を両立させるために、Tgの高い樹脂に造膜助剤
として有機溶剤を加え最低造膜温度(MFT)が低くな
るように設定して、低温での造膜を可能にしている。ま
た凍結防止、あるいは凍結しても融解後の再分散性を確
保するために、凍結安定剤として水酸基をもつ水溶性の
低分子量有機溶剤が添加されている。
に、揮発する、いわゆる揮発性有機化合物(VOC)と
呼ばれるものであり、その揮発により空気を汚染し、不
快臭やシックハウス症候群、化学物質過敏症など健康を
損なう原因ともなる。
機溶剤として、臭気の小さいものや高沸点のものを選択
する方法がとられているが、有機溶剤が室内に揮散する
ことには変わりがなく、健康への影響が懸念される。こ
のように、有機溶剤成分を含有しない建築用エマルショ
ン塗料が望まれているが、造膜助剤を除くために樹脂の
Tgや分子量を下げてMFTを低くしようとすると一般
的に塗膜性能が低下する。また、凍結安定剤としての有
機溶剤を除くと、塗料が凍結しやすくなる上に、一旦凍
結すると融解しても元の状態に戻らなくなる等の欠点を
有しており、有機溶剤を含有しない、いわゆる零VOC
の建築用エマルション塗料を得ることは実質的に困難で
ある。
を抑える方法としては、例えば特開平10−32465
5号公報、特開平8−104829号公報および特開平
8−311407号公報に、有機溶剤が造膜性や凍結安
定性の機能を発揮した後に、基本樹脂と反応することに
よって塗膜に固定する方法が開示されている。
を基本とする建築用塗料においては、低温反応性と塗料
の長期安定性との両立を図ることが困難なこと、大幅な
コストの上昇を伴うことが理由で、一般的に用いること
ができない。
結安定性を損なうことなく零VOCを達成し、塗装時お
よび乾燥時の悪臭や有害物質による健康阻害を最小限に
抑えることができるエマルション塗料組成物を提供する
ことを目的とする。
ン性不飽和モノマーを重合して得られる、Tgが−60
℃〜−10℃、数平均分子量が5000〜20000、
および酸価が15〜50であるエマルション樹脂、
(b)顔料、および(c)HLBが12.5〜18.5
のノニオン性界面活性剤を含有する塗料組成物であっ
て、塗料組成物中の上記(a)エマルション樹脂の含有
量が樹脂固形分で3重量%以上、上記(b)顔料の含有
量が顔料体積濃度で25%以上、および上記(c)ノニ
オン性界面活性剤の含有量が0.25〜5重量%である
ことを特徴とするエマルション樹脂組成物を提供する。
この組成物は、実質的にVOCを含まずに優れた造膜性
と凍結安定性とを有する。
るエマルション樹脂は、エチレン性不飽和モノマーを乳
化重合することによって得られる。また、有機溶剤中で
エチレン性不飽和モノマーを重合させた後に脱溶剤と乳
化とを行う方法でも製造できる。しかし、本発明におい
ては、有機溶剤を使用しなくてもよい乳化重合法で製造
するのが好適である。
の0.2〜10重量%の乳化剤の存在下に、0.1〜5
重量%のラジカル重合開始剤および適量の連鎖移動剤を
用いて40〜100℃の水中で2〜10時間反応させる
ことによってエマルション樹脂が得られる。
ーとしては、アクリル酸またはメタクリル酸のアルキル
エステル類、例えば、メチルエステル、エチルエステ
ル、イソブチルエステル、s−ブチルエステル、t−ブ
チルエステル、2−エチルヘキシルエステル、ラウリル
エステルなど;ビニル化合物、例えば、スチレン、メチ
ルスチレンなど;カルボン酸類、例えば、アクリル酸、
メタクリル酸、マレイン酸、イタコン酸など;アクリル
酸またはメタクリル酸のヒドロキシアルキルエステル
類、例えば、ヒドロキシエチルエステル、ヒドロキシプ
ロピルエステル、ヒドロキシブチルエステルなど;ニト
リル類、例えば、(メタ)アクリロニトリルなど;アミ
ド類、例えば(メタ)アクリルアミド、N−メチロール
アクリルアミド、N,N−ジメチルアクリルアミド、N
−イソプロピルアクリルアミドなど、が挙げられる。こ
れらのエチレン性不飽和モノマーは単独で、あるいは2
種以上を混合して用いることができる。
ば、過硫酸アンモニウム、過硫酸カリウムなど;過酸化
物、例えば、t−ブチルハイドロパーオキサイド、過酸
化水素など;レドックス開始剤系、例えば、亜硫酸水素
ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、アスコルビン酸、ロン
ガリットなどの還元剤と上記開始剤のような酸化剤を組
み合わせたものなど;アゾ化合物、例えば、4,4'−
アゾビス4−シアノ吉草酸など、が挙げられる。
例えば、ドデシルベンゼンスルホン酸塩、ラウリル硫酸
塩、アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸塩、ジア
ルキルスルホコハク酸塩、ポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレン多環フェ
ニルエーテル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキルエー
テル硫酸塩など、ノニオン系乳化剤、例えば、ポリオキ
シエチレンアルキルフェニルエーテル、ポリオキシエチ
レンアルキルエーテル、ポリオキシエチレン多環フェニ
ルエーテル、ポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エス
テルなど;アニオン系またはノニオン系であってラジカ
ル重合性基を有する、いわゆる反応性乳化剤、例えば、
アクアロンHS−10、(第一工業製薬社製、ポリオキ
シエチレンアルキルプロペニルフェニルエーテル硫酸
塩)、アクアロンRN−20(第一工業製薬社製、ポリ
オキシエチレンアルキルプロペニルフェニルエーテ
ル)、エレミノールJS−2、(三洋化成工業社製、ア
ルキルアリルスルホコハク酸ナトリウム)、ラテムルS
−180A、(花王社製、スルホコハク酸型反応性活性
剤(オレイルアンモニウム塩))、アントックスMS−
60(日本乳化剤社製、ビス(ポリオキシエチレン多環
フェニルエーテル)メタクリレート硫酸エステル)、が
挙げられる。
ルメルカプタン、t−ドデシルメルカプタン、オクチル
メルカプタン、チオグリコール酸2−エチルへキシル、
2−メチル−5−t−ブチルチオフェノールなどが挙げ
られる。
整するために中和剤が使用されてよく、中和剤として
は、アンモニア、N,N−ジメチルアミノエタノール、
2−アミノ2−メチル−1−プロパノールなどのアミン
類、水酸化ナトリウム、水酸化カリウムなどの水酸化物
が用いられる。
ョン樹脂は、Tgが−60〜−10℃、数平均分子量が
5000〜20000、酸価が15〜50である。
シェル構造と呼ばれる複層構造であってもよい。複層構
造を呈する場合には、コア部の割合は80重量%以下の
範囲にあればよい。またシェル部のポリマーはTgが−
60〜−10℃、数平均分子量が5000〜2000
0、酸価が15〜50、コア部のポリマーはTgが−6
0〜−20℃、数平均分子量が5000〜50000
0、酸価が0〜50であればよい。これらは慣用の2段
重合法を用いて得ることができる。
り高いと、塗装膜厚が厚いときに乾燥後表面に亀裂を生
じやすくなり好ましくない。また、−60℃より低いも
のは、汎用原料による合成が困難である。
表面に亀裂を生じる。5000未満では樹脂合成時の連
鎖移動剤を多量に必要とするため、エマルション樹脂に
メルカプタン臭が残り好ましくない。
し、50より高いと塗膜の耐水性が悪化し好ましくな
い。
製造に用いたモノマーの種類および量から計算により、
求めることができる。また数平均分子量は、得られたエ
マルション樹脂をゲルパーミエーションクロマトグラフ
ィー(GPC)を用いて測定することにより決定するこ
とができる。
ション樹脂は、樹脂固形分で3重量%以上含有される。
3重量%未満では、塗料組成物の濃度が低くなり実際的
でない。
(b)は、特に限定されず、例えば、チタン白、カーボ
ンブラックの様な無機系顔料、シアニン系、ベンズイミ
ダゾロン系、イソインドリノン系、アゾ系、アンスラキ
ノン系、キノフタロン系、アンスラピリジニン系、キナ
クリドン系、トルイジン系、ピラスロン系、ペリレン系
等の有機系顔料の全てを挙げることができる。
成するためには、顔料体積濃度(PVC)が25%以上
であることが必要である。25%未満であると得られる
塗膜の表面粘着性が大きくなり、塗膜品質が劣り実用的
でない。
活性剤(c)HLBが12.5〜18.5の範囲のもの
である。HLBが12.5より小さいと親水基の水和能
力が低下し凍結時の塗料安定性が確保できなくなる。逆
に18.5より大きいと親水性が高すぎて粒子表面の疎
水性部への吸着性が低下して凍結安定化機能が発現しな
い。
ィンの計算式で求められたものである。ノニオン性界面
活性剤が0.2重量%未満だと、塗料組成物が凍結時に
凝集し、溶解後に再分散しなくなる。また5重量%を越
えると、得られる塗膜の耐水性が低下し好ましくない。
としては、例えば、ポリオキシエチレンノニルフェニル
エーテル、ポリオキシエチレンポリオキシエチレンオク
チルフェニルエーテル等のポリオキシエチレンアルキル
フェニルエーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテ
ル、ポリオキシエチレンセチルエーテル、ポリオキシエ
チレンステアリルエーテル、ポリオキシエチレンオレイ
ルエーテル等のポリオキシエチレンアルキルエーテル、
多環フェニルがジスチレン化フェニル等のポリオキシ多
環フェニルエーテル、脂肪酸がラウリル酸、ステアリン
酸、オレイン酸等であるポリオキシエチレンソルビタン
脂肪酸エステル等が挙げられる。このようなノニオン性
界面活性剤は、沸点が高くVOC成分には当たらない。
必要に応じて、慣用の体質顔料、顔料分散剤、表面調整
剤、消泡剤、増粘剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤、防腐
剤、防かび剤、防藻剤等のその他成分を含有することが
できる。
(a)エマルション樹脂の製造時に添加してもよいが、
最終的な塗料化の際に添加することが好ましいこのよう
にして得られた本発明の塗料組成物は、目的に応じて水
により希釈され、当業者によく知られた方法を用い塗装
することができる。塗装は被塗物に対して2度以上行う
ことも可能である。
説明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるも
のではない。なお部は重量部を表す。
機を備えた5口セパラブルフラスコにイオン交換水20
0部を仕込み、窒素雰囲気のもとで80℃に昇温した。
スチレン318部、メタクリル酸メチル40部、アクリ
ル酸2−エチルへキシル581部およびメタクリル酸6
1部からなるモノマー混合液にラウリメルカプタン10
部を加えた後、これを、ペレックスSS−H(花王社製
アルキルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム)
20部をイオン交換水600部に溶解させた乳化剤水溶
液中に加え、ミキサーを用いて乳化させた。このように
して得られたプレエマルションの1/20量をフラスコ
に仕込み10分間撹拌した後、過硫酸アンモニウム0.
75部をイオン交換水10部に溶解させた開始剤水溶液
を添加して重合反応を開始した。その後、10分間撹拌
してから、過硫酸アンモニウム2.25部をイオン交換
水150部に溶かした開始剤水溶液と、上記モノマープ
レエマルションの残量とを別個の滴下漏斗から同時に滴
下した。前者は200分間、後者は180分間にわたっ
て均等に滴下を開始した。滴下終了後、同温度でさらに
120分間反応を継続した。冷却後、用いたメタクリル
酸の10モル%に相当するアンモニア水で中和した。中
和物を400メッシュの金網で濾過し、固形分50%の
エマルション樹脂を得た。
ン樹脂を製造した。
樹脂の製造 製造例1と同様の装置に脱イオン水200部を仕込み8
0℃に昇温した。ペレックスSS−H(花王社製、アル
キルジフェニルエーテルジスルホン酸ナトリウム)10
部とニューコール504(日本乳化剤社製、ポリオキシ
エチレンノニルフェニルエーテル、HLB=16.0)
10部とをイオン交換水300部に溶解させた乳化剤水
溶液を2つ作り、それぞれに表1に示した配合の第1段
および第2段のモノマーと連鎖移動剤との混合物を加
え、撹拌してプレエマルションを調製した。得られた第
1段のプレエマルションの1/10量をフラスコに仕込
み10分間撹拌してから、過硫酸アンモニウム0.75
部をイオン交換水10部に溶解させた開始剤水溶液を添
加して重合を開始させた。10分間撹拌してから、過硫
酸アンモニウム2.25部をイオン交換水150部に溶
かした開始剤水溶液と上記第1段のモノマーのプレエマ
ルションの残量とを別個の滴下漏斗から同時に滴下し
た。前者は200分間、後者は80分間にわたって均等
に滴下した。後者の滴下が終わってから、10分おいて
第2段のモノマーのプレエマルションを90分間にわた
り滴下した。全ての滴下が終わった後、同温度でさらに
120分間反応を継続した。冷却後、用いたメタクリル
酸に対して10モル%に相当するアンモニア水で中和し
た。これを400メッシュの金網で濾過し、固形分50
%のエマルションを得た。
ンを製造した。
ョン樹脂のTg、酸価およびポリスチレン換算のGPC
で求めた数平均分子量を示す。
部に、表3に示したノニオン界面活性剤を所定量添加し
てから、製造例1で得られたエマルション樹脂23.3
8部と、サンノプコ社製ウレタン変性ポリエーテル系増
粘剤SNシックナー612の水希釈物(有効成分12
%)1.15部とを加えてPVC60%のエマルション
塗料を作成した。得られた塗料を用いて、以下に示した
試験板の作成および評価を行った。その結果を表3に示
す。
m)にニッペウルトラシーラーII透明(日本ペイント
社製)を原液のまま塗布量0.1Kg/m2になるよう
に刷毛で塗装し、24時間室温で乾燥した。この表面に
実施例1で得られたエマルション塗料を7%水希釈した
ものを塗布量0.15Kg/m2になるように刷毛で塗
装し、3時間室温で乾燥後、再度塗装を行い、その後7
2時間室温で乾燥して、性能評価のための試験板を作製
した。
×4mm)に実施例1で得られたエマルション塗料を無
希釈のまま、フィルムアプリケーター30MILを用い
て、室温でJIS K5400.3.3(7)表2に示
す条件で塗装し、24時間、室温で乾燥することにより
造膜性評価のための試験板を作製した。
50×4mm)に実施例1で得られたエマルション塗料
を無希釈のまま、フィルムアプリケーター6MILを用
いて、室温ににてJISK5400.3.3(7)表2
に示す条件で塗装し、72時間、室温で乾燥することに
より表面粘着性評価のための試験板を作製した。
5.9(1)に準拠して作成した。 〈耐アルカリ性試験板〉JIS K 5663 5.1
0(1)に準拠して作成した。 〈耐洗浄性試験板〉JIS K 5663 5.11
(1)に準拠して作成した。
行った。 評価:−5℃に冷却したとき変質しないものを合格()
とした。 〈耐水性〉JIS K 5663 5.9に準じて行っ
た。 評価:水に浸したとき異常がないものを合格()とし
た。 〈耐アルカリ性〉JIS K 5663 5.9に準じ
て行った。 評価:アルカリに浸したとき異常がないものを合格()
とした。 〈耐洗浄性〉JIS K 5400 5.11に準じて
行った。 評価:洗浄に耐えるものを合格()とした。
行った。ただし、規定条件は次の通りとした。
された6点以上で合格()とした。
レがないものを合格()とした。 〈表面粘着性〉JIS K 5400 8.12に準じ
て行った。 評価:見本品と比べても粘着性が大きくないものを合格
()とした。
種類と量を変える以外は実施例1と同様にエマルション
塗料組成物を作成した。それぞれの塗料について、実施
例1と同様に試験板を作製して評価を行い、表3に示す
結果を得た。
種類と量を変える以外は実施例1と同様にエマルション
塗料組成物を作成した。それぞれの塗料について、実施
例1と同様に試験板を作製して評価を行い、表3に示す
結果を得た。
ニューコール509(日本乳化剤社製、ポリオキシエチ
レンノニルフェニルエーテル、HLB18.0を0.5
部、製造例2で得らたエマルション樹脂63.85部、
およびサンノプコ社製ウレタン変性ポリエーテル系増粘
剤SNシックナー612の水希釈物(有効成分12%)
1.15部を加えてPVC20%の塗料組成物を調整し
た。実施例1と同様に試験板を作製して評価を行い、表
3に示す結果を得た。
機溶剤成分を含有しない、いわゆる零VOCのエマルシ
ョン塗料である。よって、塗装時および乾燥時の悪臭や
有害物質による健康阻害を最小限に抑えることができ
る。また、本発明のエマルション塗料組成物は、VOC
となる造膜助剤および凍結安定剤を使用しなくても、塗
料に求められる性能を満足させるものである。また、本
発明のエマルション塗料組成物は、安価な原材料を使用
することにより零VOCを達成しているため、塗料の製
造コスト上昇を最小限に抑えることができる。
Claims (2)
- 【請求項1】 (a)エチレン性不飽和モノマーを重合
して得られるTgが−60〜−10℃、数平均分子量が
5000〜200000、および酸価が15〜50であ
るエマルション樹脂、(b)顔料および(c)HLBが
12.5〜18.5のノニオン性界面活性剤を含有する
塗料組成物であって、塗料組成物中の前記(a)エマル
ション樹脂の含有量が樹脂固形分で3重量%以上、前記
(b)顔料の含有量が顔料体積濃度で25%以上、およ
び前記(c)ノニオン性界面活性剤の含有量が0.2〜
5重量%であることを特徴とするエマルション塗料組成
物。 - 【請求項2】前記エマルション樹脂中の粒子が複層構造
であることを特徴とする請求項1記載のエマルション塗
料組成物
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16456199A JP4482178B2 (ja) | 1999-06-11 | 1999-06-11 | エマルション塗料組成物 |
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---|---|---|---|
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---|---|
JP2000351934A true JP2000351934A (ja) | 2000-12-19 |
JP4482178B2 JP4482178B2 (ja) | 2010-06-16 |
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Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002256202A (ja) * | 2001-02-28 | 2002-09-11 | Dainippon Toryo Co Ltd | 水性塗料用樹脂組成物 |
JP2003096383A (ja) * | 2001-09-27 | 2003-04-03 | Dainippon Ink & Chem Inc | 常乾水性被覆剤 |
JP2005528518A (ja) * | 2002-06-06 | 2005-09-22 | ビー・エイ・エス・エフ、コーポレーション | 優れた凍結融解安定性を有する低−voc水性コーティング組成物 |
JP2005343989A (ja) * | 2004-06-02 | 2005-12-15 | Fuji Xerox Co Ltd | 水性塗料組成物及びその製造方法、並びに塗布膜形成方法 |
JP2010207654A (ja) * | 2009-03-06 | 2010-09-24 | Nippon Paint Co Ltd | 複層塗膜形成方法 |
JP2014189580A (ja) * | 2013-03-26 | 2014-10-06 | Kansai Paint Co Ltd | 遮熱性艶消し水性塗料組成物及び遮熱性艶消し塗膜形成方法 |
JP2014196401A (ja) * | 2013-03-29 | 2014-10-16 | 関西ペイント株式会社 | 遮熱性艶消し水性塗料組成物及び遮熱性艶消し塗膜形成方法 |
-
1999
- 1999-06-11 JP JP16456199A patent/JP4482178B2/ja not_active Expired - Fee Related
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