JP2000351599A - チャックの定着装置 - Google Patents

チャックの定着装置

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JP2000351599A
JP2000351599A JP11160024A JP16002499A JP2000351599A JP 2000351599 A JP2000351599 A JP 2000351599A JP 11160024 A JP11160024 A JP 11160024A JP 16002499 A JP16002499 A JP 16002499A JP 2000351599 A JP2000351599 A JP 2000351599A
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chuck
conical wedge
diameter end
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Seiji Hosobuchi
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 円錐形ウエッジの開閉動作の応答速度が早
く、確実に動作し、また、逸送現象を起こしたときは、
緊急停止を行う装置を提供すること。 【解決手段】 チャック装置31の円錐形ウエッジ11
の小径端56に、チャック解除装置36を臨設し、及び
/又は円錐形ウエッジ11の大径端57に、チャック押
し込み装置37を臨設し、チャック解除装置36は、筒
体38と、進退自在の解除ロッド41とからなり、この
解除ロッド41に、円錐形ウエッジ11の小径端56か
ら離反する方向への圧気受圧面45と、円錐形ウエッジ
11の小径端56を押し込む方向への圧油受圧面46と
を形成し、チャック押し込み装置37は、筒体47と、
進退自在の押し込みロッド50とからなり、この押し込
みロッド50に、円錐形ウエッジ11の大径端57を押
し込む方向への圧気受圧面54と、円錐形ウエッジ11
の大径端57から離反する方向への圧油受圧面55とを
形成したものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PCストランド等
の支持体を用いて重量物を吊り下げて、リフトアップや
リフトダウンするようなとき、又はロッド等の支持体に
て重量物を連結して横方向に移動するようなときに、チ
ャックの定着と解除が瞬間的に、かつ、確実に行われる
ようにしたチャックの定着装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から図3に示すように、重量物支持
体としてのPCストランド等のワイヤ10で重量物を吊
り下げて、センターホールジャッキによりリフトアップ
やリフトダウンをするようなときに、ワイヤ10をチャ
ッキングするためのチャック装置31が使用されてき
た。このチャック装置31は、チャックケース14の上
面に円錐孔面15を形成し、かつ、その中央部に挿通孔
16を穿設し、この挿通孔16に、重量物を吊り下げた
ワイヤ10を挿通し、ワイヤ10の回りには、図4に示
すような軸方向にすり割り12を有するように3つ割り
した円錐形ウエッジ11をあてがい、前記円錐孔面15
に嵌合すると、重量物の荷重により円錐形ウエッジ11
の中心孔面の咬着面13がワイヤ10の表面に食い込み
ながら係止してチャッキングし、重量物を保持するもの
である。
【0003】ワイヤ10で吊り下げた重量物を、リフト
アップまたはリフトダウンするには、図5に示すよう
に、ジャッキ側チャック装置31aと盛替え側チャック
装置31bの少なくとも2つのチャック装置が使用され
る。リフトアップするときには、昇降用ジャッキ60の
シリンダー22のオイル口32にオイルを圧入すると、
ピストンロッド23が上昇し、このピストンロッド23
と一体のジャッキ側チャック装置31aのチャックケー
ス14が上昇し、円錐形ウエッジ11でワイヤ10を咬
着しつつ重量物をリフトアップする。盛替え側チャック
装置31bでは、チャックケース14が上昇しないが、
ワイヤ10の上昇により円錐形ウエッジ11がコイルば
ね27に抗してやや上昇するので、盛替え側チャック装
置31bのチャッキングは解除される。
【0004】ピストンロッド23がストロークエンドま
で上昇すると、今度は、オイル口33からオイルが圧入
されてピストンロッド23は、下降を開始する。このと
き、盛替え側チャック装置31bの円錐形ウエッジ11
がコイルばね27に押されてチャックケース14に嵌合
し、ワイヤ10に食い込み咬着して、ワイヤ10の下降
が阻止される。ピストンロッド23の下降により、ジャ
ッキ側チャック装置31aのチャックケース14が強制
的に下降して、円錐形ウエッジ11との咬着状態が解除
され、ピストンロッド23が下降する。ピストンロッド
23がシリンダー22の最下端まで達すると、元の状態
に戻り、以下、同様の上下動を繰り返してワイヤ10に
吊り下げられた重量物をリストアップする。
【0005】また、ワイヤ10に吊り下げられた重量物
をリフトダウンするときには、ジャッキ側チャック装置
31aの円錐形ウエッジ11を、油圧シリンダーや手動
レバーで押し上げたり、上から引き上げたりする方法に
より、コイルばね27に抗して押し上げてチャッキング
を解除し、ピストンロッド23をストロークエンド近く
まで上昇させる。その後、ジャッキ側チャック装置31
aの円錐形ウエッジ11の押し上げを解除してコイルば
ね27により円錐形ウエッジ11を閉じてチャッキング
する。ついで、盛替え側チャック装置31bの円錐形ウ
エッジ11を、図示しない前記同様の方法により押し上
げてチャッキングを解除し、昇降用ジャッキ60のシリ
ンダー22のオイルをオイル口32から徐々に抜くこと
によりワイヤ10に吊り下げられた重量物を下降する。
ピストンロッド23がストロークエンド近くまで下降し
たら、盛替え側チャック装置31bの円錐形ウエッジ1
1の押し上げを解除してコイルばね27により円錐形ウ
エッジ11を閉じてワイヤ10をチャッキングし、元の
状態に戻り、以下、同様の上下動を繰り返してワイヤ1
0に吊り下げられた重量物をリフトダウンする。
【0006】以上、ワイヤ10を用いて重量物を吊り下
げて、リフトアップやリフトダウンする場合について説
明したが、ロッド等の支持体にて重量物を連結して水平
方向、斜め方向などに移動する場合も同様である。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】円錐形ウエッジ11の
油圧シリンダーによる開放で、コイルばね27による押
し込みの場合は、開放側の油圧シリンダーの戻り圧力
(ホース流量抵抗による)を戻しながら円錐形ウエッジ
11を押し込むので、押し込みと開放との間に多少の時
間差を生じる。そのため、重量物のずれ、滑りなどが生
じる恐れがある。特に、複数個のジャッキを連動した多
連動のジャッキにおいては、瞬間的にすべて同時に動作
させることが望まれ、もし、個々に時間差が生じると思
わぬ事故の原因になりかねない。
【0008】円錐形ウエッジ11の手動レバーによる開
放は、組立て、解体時のストランド張力の開放に使用さ
れており、ジャッキ側チャック装置31aと盛替え側チ
ャック装置31bの反復繰り返しの交互操作による重量
物の移動には使用されていない。
【0009】円錐形ウエッジ11の油圧シリンダー押し
込みの場合には、開放シリンダーの電磁弁への中立信号
と共に、押し込みシリンダーにも信号を出し、押し込み
に油圧回路を切り替えて制御することもできる。しか
し、この方法では、余分な配管材を必要とし、しかも、
押し込みシリンダーストロークの伸長に多少の時間がか
かる、という問題がある。
【0010】本発明は、円錐形ウエッジの開閉動作の応
答速度が早く、確実に動作し、また、逸送現象を起こし
たときは、緊急停止を行うと共に、瞬時に逸送を停止す
る装置を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、円錐孔面15
を有するチャックケース14と、軸方向に複数割りした
円錐形ウエッジ11とからなるチャック装置31の円錐
形ウエッジ11の小径端56に、チャック解除装置36
を臨設し、円錐形ウエッジ11の大径端57に、チャッ
ク押し込み装置37を臨設してなるチャックの定着装置
において、前記チャック解除装置36は、筒体38と、
この筒体38内に進退自在に嵌合した解除ロッド41と
からなり、この解除ロッド41に、前記円錐形ウエッジ
11の小径端56から離反する方向に圧搾空気が加えら
れる圧気受圧面45と、前記円錐形ウエッジ11の小径
端56を押し込む方向に圧油が加えられる圧油受圧面4
6とを形成し、前記チャック押し込み装置37は、筒体
47と、この筒体47内に進退自在に嵌合した押し込み
ロッド50とからなり、この押し込みロッド50に、前
記円錐形ウエッジ11の大径端57を押し込む方向に圧
搾空気が加えられる圧気受圧面54と、前記円錐形ウエ
ッジ11の大径端57から離反する方向に圧油が加えら
れる圧油受圧面55とを形成したことを特徴とするチャ
ックの定着装置である。
【0012】ワイヤ10で吊り下げた重量物を、リフト
アップまたはリフトダウンするには、本発明のチャック
の定着装置を2台用意し、一方がジャッキ側チャック装
置として、他方が盛替え側チャック装置として使用され
る。また、支持体としてのワイヤ10に重量物を連結し
て水平方向、斜め方向などに横引きして移動する場合や
支持体としてのロッドに重量物を連結して水平方向、斜
め方向などに押し込み移動する場合も利用できる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面に基づき
説明する。31は、チャック装置で、このチャック装置
31は、前述した図3及び図4に示すように、重量物支
持体としてのPCストランド等のワイヤ10で重量物を
吊り下げて、センターホールジャッキによりリフトアッ
プやリフトダウンをするときに、ワイヤ10をチャッキ
ングするためのものである。このチャック装置31は、
チャックケース14と円錐形ウエッジ11とからなり、
前記チャックケース14には、上方が大きな径で、下方
が小さな径の円錐孔面15が形成されるとともに、中央
下端部に挿通孔16が穿設され、また、上方が大径端5
7で下方が小径端56の前記円錐形ウエッジ11には、
軸方向に3つ割りにするためのすり割り12が形成され
るとともに、中心孔の内面にねじ山のような山形の凹凸
からなる咬着面13が形成され、ワイヤ10の表面に食
い込みながら係止してチャッキングし、重量物を保持す
るものである。
【0014】前記チャック装置31には、図1に示すよ
うに、下端部にチャック解除装置36が固定的に取り付
けられ、上端部にチャック押し込み装置37が固定的に
取り付けられている。前記チャック解除装置36は、前
記チャック装置31のチャックケース14の下端部に固
着された筒体38と、この筒体38内で上下進退する解
除ロッド41からなり、前記筒体38の上半部の小径孔
39には、前記解除ロッド41の小径部65が気密に嵌
合し、この小径部65の先端部42が前記円錐形ウエッ
ジ11の下端の小径端56に臨ませられ、また、筒体3
8の下半部の大径孔40には、前記解除ロッド41の大
径部66が気密に嵌合し、この大径部66の上の段部が
圧気受圧面45となり、下の段部が圧油受圧面46とな
っている。さらに、前記筒体38には、大径孔40にお
ける圧気受圧面45に連通して圧気口43が形成され、
また、大径孔40における圧油受圧面46に連通して圧
油口44が形成されている。前記解除ロッド41の中心
部には、支持体10を挿通する貫通孔63が穿設されて
いる。
【0015】前記チャック押し込み装置37は、前記チ
ャック装置31のチャックケース14の上端部に隙間を
有するように連結筒体62を介して固着された筒体47
と、この筒体47内で上下進退する押し込みロッド50
からなり、前記筒体47の下半部の小径孔48には、前
記押し込みロッド50の小径部65が気密に嵌合し、こ
の小径部65の先端部51が前記円錐形ウエッジ11の
上端の大径端57に一体に固着された受圧筒28の上端
部と隙間を持って臨ませられると共に、筒体47の下端
面と円錐形ウエッジ11の大径端57との間にチャック
押し込み用のコイルばね27が介在され、また、筒体4
7の上半部の大径孔49には、前記押し込みロッド50
の大径部66が気密に嵌合し、この大径部66の上の段
部が圧気受圧面54となり、下の段部が圧油受圧面55
となっている。さらに、筒体47には、大径孔49にお
ける圧気受圧面54に連通して圧気口52が形成され、
また、大径孔49における圧油受圧面55に連通して圧
油口53が形成されている。前記押し込みロッド50の
中心部には、支持体10を挿通する貫通孔64が穿設さ
れている。
【0016】前記チャック解除装置36における圧気口
43とチャック押し込み装置37における圧気口52
は、圧気供給端58に連結され、また、前記チャック解
除装置36における圧油口44とチャック押し込み装置
37における圧油口53は、圧油供給端59に連結され
ている。
【0017】以上のような構成による本発明のチャック
の定着装置の作用を説明する。チャック解除装置36の
圧気口43とチャック押し込み装置37の圧気口52
に、圧搾空気が増圧機で調整されて、密封した状態で常
時供給されている状態では、チャック解除装置36の解
除ロッド41とチャック押し込み装置37の押し込みロ
ッド50が共に下降しているが、チャック装置31を開
放するために圧油供給端59から圧油口53と圧油口4
4に油圧が徐々に加えられると、チャック押し込み装置
37における押し込みロッド50は、圧油受圧面55で
受けた油圧により上昇し、また、チャック解除装置36
における解除ロッド41は、圧油受圧面46で受けた油
圧により上昇し、その先端部42でコイルばね27に抗
して円錐形ウエッジ11を押し上げ、チャック装置31
を開放する。このとき、圧気口43、圧気口52、圧気
供給端58などの管路内の空気圧が圧縮される。
【0018】つぎに、チャック解除装置36の圧気口4
3とチャック押し込み装置37の圧気口52に圧搾空気
が常時供給され、かつ、管路内の空気圧が圧縮されてい
る状態において、チャック装置31を定着するため、圧
油供給端59の油圧を、電磁弁、手動弁等で開放する
と、前記圧縮空気の存在により、チャック解除装置36
における解除ロッド41は、圧気受圧面45で受けてい
る圧縮空気により急激に下降し、また、チャック押し込
み装置37における押し込みロッド50は、圧気受圧面
54で受けている圧縮空気により、大径端57を介して
円錐形ウエッジ11を急激に押し込み、チャック装置3
1を定着し、支持体10を即座に、かつ、確実に咬着す
る。
【0019】チャック装置31、チャック解除装置3
6、チャック押し込み装置37からなる本発明のチャッ
クの定着装置を利用して、図5に示すように、ワイヤ1
0で吊り下げた重量物を、リフトアップまたはリフトダ
ウンするには、本発明のチャックの定着装置を2台用意
し、一方がジャッキ側チャック装置として、他方が盛替
え側チャック装置として使用される。以下、具体的動作
手順を説明する。 (1)リフトアップの動作手順 リフトアップするときには、盛替え側チャック装置とし
て使用されたチャック解除装置36とチャック押し込み
装置37に油圧を加えてチャック装置31を開放し、ジ
ャッキ側チャック装置として使用されたチャック解除装
置36とチャック押し込み装置37における油圧の弁を
開放すると、チャック装置31が定着される。この状態
で、重量物昇降用ジャッキを上昇させると、一体のチャ
ック装置31の円錐形ウエッジ11でワイヤ10を咬着
しつつ重量物をリフトアップする。
【0020】ジャッキがストロークエンドまで上昇する
と、今度は、盛替え側チャック装置として使用されたチ
ャック解除装置36とチャック押し込み装置37におけ
る油圧の弁を開放し、チャック押し込み装置37の押し
込みロッド50が圧縮された空気により下降して円錐形
ウエッジ11を押し込み、チャック装置31を定着し、
また、ジャッキ側チャック装置として使用されたチャッ
ク解除装置36とチャック押し込み装置37に油圧を加
えてチャック装置31を開放できるようにする。この状
態でジャッキのみの下降を開始する。荷重は、ジャッキ
側から盛替え側へ移動する。ジャッキがストロークエン
ドまで達すると、元の状態に戻り、以下、同様の上下動
を繰り返してワイヤ10に吊り下げられた重量物をリフ
トアップする。
【0021】(2)リフトダウンの動作手順 ワイヤ10に吊り下げられた重量物をリフトダウンする
ときには、ジャッキ側チャック装置として使用されたチ
ャック解除装置36とチャック押し込み装置37におけ
る油圧の弁を開放し、チャック押し込み装置37の押し
込みロッド50が圧縮された空気により下降して円錐形
ウエッジ11を押し込み、チャック装置31を定着し、
また、ジャッキ側チャック装置として使用されたチャッ
ク解除装置36とチャック押し込み装置37に油圧を加
えてチャック装置31を開放できるようにする。この状
態で昇降用ジャッキにより支持体10に吊り下げられた
重量物の上昇を行い、ジャッキ側に荷重を移し、盛替え
側の開放を行い、下降を開始する。
【0022】ジャッキがストロークエンド近くまで下降
したら、盛替え側チャック装置として使用されたチャッ
ク解除装置36とチャック押し込み装置37における油
圧の弁を開放し、チャック押し込み装置37の押し込み
ロッド50が圧縮された空気により下降して円錐形ウエ
ッジ11を押し込み、チャック装置31を定着し、ま
た、ジャッキ側チャック装置として使用されたチャック
解除装置36とチャック押し込み装置37に油圧を加え
てチャック装置31を開放できるようにする。この状態
で昇降用ジャッキを下降させて盛替え側に荷重を移動さ
せて元の位置まで上昇させる。以下、同様の上下動を繰
り返してワイヤ10に吊り下げられた重量物をリフトダ
ウンする。
【0023】以上、ワイヤ10を用いて重量物を吊り下
げて、リフトアップやリフトダウンする場合について説
明したが、支持体としてのワイヤ10に重量物を連結し
て水平方向、斜め方向などに横引きして移動する場合や
支持体としてのロッドに重量物を連結して水平方向、斜
め方向などに押し込み移動する場合も同様である。
【0024】前記図1の実施例では、チャック装置31
の下端にチャック解除装置36を、上端にチャック押し
込み装置37を設けた場合について説明したが、これに
限られるものではなく、チャック装置31の下端にチャ
ック解除装置36のみを設け、上端のチャック押し込み
装置37を省略したものであってもよい。その実施例が
図2に示されている。この図2において、昇降用ジャッ
キ60の下端に外枠61が固着され、この外枠61内
に、チャック装置31とチャック解除装置36からなる
盛替え側チャック装置31bが収納され、また、前記昇
降用ジャッキ60のピストンロッド23の上端部に、チ
ャック装置31とチャック解除装置36からなるジャッ
キ側チャック装置31aが固着されているものである。
この例における具体的動作手順を説明する。
【0025】(1)リフトアップの動作手順 リフトアップするときには、盛替え側チャック装置31
bのチャック解除装置36に油圧を加えてチャック装置
31を開放し、ジャッキ側チャック装置31aのチャッ
ク解除装置36における油圧の弁を開放すると、チャッ
ク装置31が定着される。この状態で、昇降用ジャッキ
60のオイル口32に圧油を送り、ピストンロッド23
を上昇させると、ジャッキ側チャック装置31aの円錐
形ウエッジ11でワイヤ10を咬着しつつ重量物をリフ
トアップする。
【0026】昇降用ジャッキ60のピストンロッド23
がストロークエンドまで上昇すると、今度は、盛替え側
チャック装置31bのチャック解除装置36における油
圧の弁を開放する。解除ロッド41は、圧気口43から
の圧搾空気で下降するので、円錐形ウエッジ11がコイ
ルばね27で押し込まれ、チャック装置31を定着す
る。また、ジャッキ側チャック装置31aのチャック解
除装置36に油圧を加えてチャック装置31を開放でき
るようにする。この状態で昇降用ジャッキ60のオイル
口33に圧油を加え、ピストンロッド23の下降を開始
する。昇降用ジャッキ60のピストンロッド23がスト
ロークエンドまで達すると、元の状態に戻り、以下、同
様の上下動を繰り返してワイヤ10に吊り下げられた重
量物をリフトアップする。
【0027】(2)リフトダウンの動作手順 ワイヤ10に吊り下げられた重量物をリフトダウンする
ときには、盛替え側チャック装置31bのチャック解除
装置36における油圧の弁を開放し、解除ロッド41を
圧搾空気で下降し、コイルばね27により円錐形ウエッ
ジ11を押し込み、チャック装置31を定着し、また、
ジャッキ側チャック装置31aのチャック解除装置36
に油圧を加えてチャック装置31を開放する。この状態
で昇降用ジャッキ60によりジャッキ側チャック装置3
1aを上昇する。昇降用ジャッキ60がストロークエン
ド近くまで上昇したら、ジャッキ側チャック装置31a
のチャック解除装置36における油圧の弁を開放し、解
除ロッド41を圧搾空気で下降し、コイルばね27によ
り円錐形ウエッジ11を押し込み、チャック装置31を
定着し、また、盛替え側チャック装置31bのチャック
解除装置36に油圧を加えてチャック装置31を開放す
る。この状態で昇降用ジャッキ60により重量物を下降
させる。以下、同様の上下動を繰り返してワイヤ10に
吊り下げられた重量物をリフトダウンする。
【0028】以上、ワイヤ10を用いて重量物を吊り下
げて、リフトアップやリフトダウンする場合について説
明したが、支持体としてのワイヤ10に重量物を連結し
て水平方向、斜め方向などに横引きして移動する場合や
支持体としてのロッドに重量物を連結して水平方向、斜
め方向などに押し込み移動する場合も同様である。
【0029】図2に示した実施例では、チャック装置3
1の下端部にチャック解除装置36のみを取り付けた
が、チャック装置31を急速定着するため、チャック装
置31の上端部にチャック押し込み装置37だけを取り
付けるようにしてもよい。前記実施例では、チャック装
置31の上端部にチャック押し込み装置37を取り付け
た場合において、チャック装置31の円錐形ウエッジ1
1を押し込むためのコイルばね27を省略することがで
きる。
【0030】
【発明の効果】本発明は、上述のように、重量物のリフ
トアップ、リフトダウン、横引きなどの移動作業時の逸
送防止のチャック開閉において、円錐形ウエッジ11の
押し込みと開放とが瞬時に確実に行われ、重量物のず
れ、滑りなどが生じる恐れが全くない。
【0031】本発明のチャックの定着装置をジャッキ側
チャック装置31aと盛替え側チャック装置31bとし
て使用したときは、反復繰り返しの交互操作による重量
物の移動に優れた効果を発揮する。
【0032】従って、本発明のチャックの定着装置によ
れば、円錐形ウエッジの開閉動作の応答速度が早く、確
実に動作し、また、逸送現象を起こしたときは、緊急停
止を行うと共に、瞬時に逸送を停止する装置を安価に提
供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるチャックの定着装置の一実施例を
示す断面図である。
【図2】本発明によるチャックの定着装置の他の実施例
を昇降用ジャッキ60に利用した断面図である。
【図3】従来のチャック装置における円錐形ウエッジ1
1とチャックケース14の嵌合状態を示す断面図であ
る。
【図4】図3における円錐形ウエッジ11の斜視図であ
る。
【図5】従来のジャッキ装置に用いられたチャック装置
31の動作説明のための断面図のである。
【符号の説明】
10…支持体、11…円錐形ウエッジ、12…すり割
り、13…咬着面、14…チャックケース、15…円錐
孔面、16…挿通孔、18…基礎台、22…シリンダ、
23…ピストンロッド、26…カバー、27…コイルば
ね、28…受圧筒、31…チャック装置、31a…ジャ
ッキ側チャック装置、31b…盛替え側チャック装置、
32…オイル口、33…オイル口、36…チャック解除
装置、37…チャック押し込み装置、38…筒体、39
…小径孔、40…大径孔、41…解除ロッド、42…先
端部、43…圧気口、44…圧油口、45…圧気受圧
面、46…圧油受圧面、47…筒体、48…小径孔、4
9…大径孔、50…押し込みロッド、51…先端部、5
2…圧気口、53…圧油口、54…圧気受圧面、55…
圧油受圧面、56…小径端、57…大径端、58…圧気
供給端、59…圧油供給端、60…昇降用ジャッキ、6
1…外枠、62…連結筒体、63…貫通孔、64…貫通
孔、65…小径部、66…大径部。

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 円錐孔面15を有するチャックケース1
    4と、軸方向に複数割りした円錐形ウエッジ11とから
    なるチャック装置31における前記円錐形ウエッジ11
    に、チャック解除装置36を臨設してなるチャックの定
    着装置において、前記チャック解除装置36は、筒体3
    8と、この筒体38内に進退自在に嵌合した解除ロッド
    41とからなり、この解除ロッド41に、前記円錐形ウ
    エッジ11の小径端56から離反する方向に圧搾空気が
    加えられる圧気受圧面45と、前記円錐形ウエッジ11
    の小径端56を押し込む方向に圧油が加えられる圧油受
    圧面46とを形成したことを特徴とするチャックの定着
    装置。
  2. 【請求項2】 円錐孔面15を有するチャックケース1
    4と、軸方向に複数割りした円錐形ウエッジ11とから
    なるチャック装置31における前記円錐形ウエッジ11
    に、チャック押し込み装置37を臨設してなるチャック
    の定着装置において、前記チャック押し込み装置37
    は、筒体47と、この筒体47内に進退自在に嵌合した
    押し込みロッド50とからなり、この押し込みロッド5
    0に、前記円錐形ウエッジ11の大径端57を押し込む
    方向に圧搾空気が加えられる圧気受圧面54と、前記円
    錐形ウエッジ11の大径端57から離反する方向に圧油
    が加えられる圧油受圧面55とを形成したことを特徴と
    するチャックの定着装置。
  3. 【請求項3】 円錐孔面15を有するチャックケース1
    4と、軸方向に複数割りした円錐形ウエッジ11とから
    なるチャック装置31における前記円錐形ウエッジ11
    の小径端56に、チャック解除装置36を臨設し、円錐
    形ウエッジ11の大径端57に、チャック押し込み装置
    37を臨設してなるチャックの定着装置において、前記
    チャック解除装置36は、筒体38と、この筒体38内
    に進退自在に嵌合した解除ロッド41とからなり、この
    解除ロッド41に、前記円錐形ウエッジ11の小径端5
    6から離反する方向に圧搾空気が加えられる圧気受圧面
    45と、前記円錐形ウエッジ11の小径端56を押し込
    む方向に圧油が加えられる圧油受圧面46とを形成し、
    前記チャック押し込み装置37は、筒体47と、この筒
    体47内に進退自在に嵌合した押し込みロッド50とか
    らなり、この押し込みロッド50に、前記円錐形ウエッ
    ジ11の大径端57を押し込む方向に圧搾空気が加えら
    れる圧気受圧面54と、前記円錐形ウエッジ11の大径
    端57から離反する方向に圧油が加えられる圧油受圧面
    55とを形成したことを特徴とするチャックの定着装
    置。
  4. 【請求項4】 昇降用ジャッキ60にジャッキ側チャッ
    ク装置31aと盛替え側チャック装置31bとを設け、
    ジャッキ側チャック装置31a及び盛替え側チャック装
    置31bは、それぞれチャック装置31、チャック解除
    装置36及びチャック押し込み装置37からなり、前記
    チャック解除装置36は、筒体38と、この筒体38内
    に進退自在に嵌合した解除ロッド41とからなり、この
    解除ロッド41に、前記円錐形ウエッジ11の小径端5
    6から離反する方向に圧搾空気が加えられる圧気受圧面
    45と、前記円錐形ウエッジ11の小径端56を押し込
    む方向に圧油を加える圧油受圧面46とを形成し、前記
    チャック押し込み装置37は、筒体47と、この筒体4
    7内に進退自在に嵌合した押し込みロッド50とからな
    り、この押し込みロッド50に、前記円錐形ウエッジ1
    1の大径端57を押し込む方向に圧搾空気が加えられる
    圧気受圧面54と、前記円錐形ウエッジ11の大径端5
    7から離反する方向に圧油が加えられる圧油受圧面55
    とを形成したことを特徴とするチャックの定着装置。
  5. 【請求項5】 昇降用ジャッキ60にジャッキ側チャッ
    ク装置31aと盛替え側チャック装置31bとを設け、
    これらのジャッキ側チャック装置31a及び盛替え側チ
    ャック装置31bは、それぞれチャック装置31、チャ
    ック解除装置36およびチャック押し込み装置37から
    なり、前記チャック解除装置36は、筒体38と、この
    筒体38内に進退自在に嵌合した解除ロッド41とから
    なり、この解除ロッド41に、前記円錐形ウエッジ11
    の小径端56から離反する方向に圧搾空気が加えられる
    圧気受圧面45と、前記円錐形ウエッジ11の小径端5
    6を押し込む方向に圧油が加えられる圧油受圧面46と
    を形成し、前記チャック押し込み装置37は、円錐形ウ
    エッジ11を付勢するコイルばね27からなることを特
    徴とするチャックの定着装置。
  6. 【請求項6】 昇降用ジャッキ60にジャッキ側チャッ
    ク装置31aと盛替え側チャック装置31bとを設け、
    これらのジャッキ側チャック装置31a及び盛替え側チ
    ャック装置31bは、それぞれチャック装置31とチャ
    ック解除装置36からなり、前記チャック解除装置36
    は、筒体38と、この筒体38内に進退自在に嵌合した
    解除ロッド41とからなり、この解除ロッド41に、前
    記円錐形ウエッジ11の小径端56から離反する方向に
    圧搾空気が加えられる圧気受圧面45と、前記円錐形ウ
    エッジ11の小径端56を押し込む方向に圧油が加えら
    れる圧油受圧面46とを形成したことを特徴とするチャ
    ックの定着装置。
  7. 【請求項7】 昇降用ジャッキ60にジャッキ側チャッ
    ク装置31aと盛替え側チャック装置31bとを設け、
    これらのジャッキ側チャック装置31a及び盛替え側チ
    ャック装置31bは、それぞれチャック装置31とチャ
    ック押し込み装置37からなり、前記チャック押し込み
    装置37は、筒体47と、この筒体47内に進退自在に
    嵌合した押し込みロッド50とからなり、この押し込み
    ロッド50に、前記円錐形ウエッジ11の大径端57を
    押し込む方向に圧搾空気を加える圧気受圧面54と、前
    記円錐形ウエッジ11の大径端57から離反する方向に
    圧油が加えられる圧油受圧面55とを形成したことを特
    徴とするチャックの定着装置。
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