JP6660366B2 - 重量物の固定方法及びその装置 - Google Patents

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Description

本発明は、橋桁等の重量物の固定基盤への一時的な固定操作とその後の解除操作を安全に、かつ、速やかに行うことができるようにした重量物の固定方法及びその装置に関するものである。
橋桁等の重量物を、移送中に一時的に停止するとき、重量物を所定位置に移送して停止し他の作業に移行するとき、重量物の移送中に地震その他の緊急事態が発生して重量物の移送を停止するときなどに、安全性の確保のために重量物を送り出しヤード、橋脚などの固定基盤に一時的に固定し、その後固定を解除する作業が行われる。
橋桁等の重量物を下り勾配で移送する工事における逸走を防止するため、図4に示すような装置が知られている(特許文献1)。
この図4において、PC鋼より線10は、その両端の上部支持体11と下部支持体12で反力支点をとる。
重量物13を下り勾配21で引き降ろすには、重量物用ブレーキ装置14のグリップ用ジャッキ15に一定のブレーキ圧力Vbを掛け、移送装置16にVbより大きな作動圧力Voを掛け、チャック17と18の挾着と開放を交互に行いながら、第1ジャッキ19と第2ジャッキ20を交互に伸縮して行う。
ここで、油圧制御盤22から移送装置16へ送られているオイルの作動圧力Voがジャッキ側圧力変換器23で検出される。また、重量物用ブレーキ装置14のグリップ用ジャッキ15へ送られているオイルのブレーキ圧力Vbがブレーキ側圧力変換器24で検出される。これらの信号がそれぞれブレーキ側荷重計測器25で荷重信号として計測されてプログラマブルコントローラ26へ送られて比較される。このプログラマブルコントローラ26での出力信号が操作盤27を介して油圧制御盤22へ送られ、移送装置16と重量物用ブレーキ装置14を制御する。
重量物13を下り勾配21で移送する場合において、勾配が急になったときには、逸走の危険があるので、重量物用ブレーキ装置14のブレーキ圧力Vbを上げる。また、勾配が緩くなったときには、重量物用ブレーキ装置14のブレーキ圧力Vbを下げる。このように、移送装置16の作動圧力Voと重量物用ブレーキ装置14のブレーキ圧力Vbの圧力差Vo−Vbが常に一定値となるように移送装置16の作動圧力Vo又は重量物用ブレーキ装置14のブレーキ圧力Vbを制御する。
以上のような逸走防止装置は、一時的に重量物の固定方法及びその装置として利用することができる。
本出願人は、また、チャックの定着装置をすでに出願した(特許文献2)。
この特許文献2に示すチャックの定着装置は、図2に示すように、円錐形ウエッジ64の小径端64aに臨ませて、チャック解除装置52を臨設し、また円錐形ウエッジ64の大径端64bに臨ませて、チャック押し込み装置53を臨設し、チャック解除装置52は、進退自在の解除ロッド56からなり、この解除ロッド56に、円錐形ウエッジ64の小径端64aから離反する方向への受圧面65と、円錐形ウエッジ64の小径端64aを押し込む方向への受圧面61とを形成し、また、前記チャック押し込み装置53は、進退自在の押し込みロッド57からなり、この押し込みロッド57に、円錐形ウエッジ64の大径端64bを押し込む方向への受圧面66と、円錐形ウエッジ64の大径端64bから離反する方向への受圧面60とを形成したものである。
特許第3786802号公報。 特許第3587504号公報。
一般に、橋桁(重量物)の移送を停止している間、その橋桁が勝手に動き出さないようにするため、送り出しヤード、橋脚などの固定基盤に一時的に固定するが、その固定には、固定基盤と橋桁との間に、橋軸方向にワイヤーやチェーンブロック等を使用して固定している。このラッシング固定による橋桁の固定基盤への固定作業及び固定・解除作業には、それぞれ概ね1時間かそれ以上の時間を要していた。
(1)特許文献1に記載の発明は、例えば、略水平な送り出しヤードにおける橋桁の架設現場に用いる場合においては、橋桁の送り出し方向と逆方向(上部支持体11の方向)の逸走をチャック17と18により防止できたとしても、送り出し方向の逸走には、チャック17と18では対処できない。
(2)大規模地震が発生したことによる橋桁の崩壊、落下、転倒、逸走を防止するため、所定の設計耐水平震度を確保するためには、不十分である。
(3)地震動の揺れ方向が一定ではなく、地盤から橋脚を伝わり、架設構造物である橋桁に伝わるまでは、複雑な波形となる。そのため、耐震設備は、送り出し方向(橋軸方向)だけでなく、橋軸と直角方向に対する設備も必要になるが、特許文献1に記載の発明では、これに対処できない。
特許文献2に記載の発明では、PC鋼より線の下端に重量物を吊り下げ、この下向きに荷重のかかる重量物をリフトアップ又はリフトダウンするときに、PC鋼より線を円錐形ウエッジ64で固定するものであるから、水平のPC鋼より線を正逆両方向に固定する場合には、そのまま利用することができないという問題があった。
本発明は、橋桁等の重量物の固定基盤への一時的な固定操作とその後の解除操作を安全に、かつ、速やかに行うことができる方法と装置を提供することを目的とするものである。
本発明では、図1に示すように、重量物39を固定基盤33に沿って駆動ユニットで移送する場合において、特に重量物39を固定する本発明の方法は、
前記重量物39に設けた設置梁41に、前記重量物39の一方向の移動をロックする第1のロック装置43と前記重量物39の逆方向の移動をロックする第2のロック装置44を1対として取り付ける工程と、
前記重量物39の移送方向の前方の前記固定基盤33に設けた前方アンカー部35と後方の前記固定基盤33に設けた後方アンカー部36との間に、前記第1のロック装置43と前記第2のロック装置44を貫通してロック用PC鋼より線37bを張り渡し固定する工程と、
前記重量物39の一方向の移動に対し前記第1のロック装置43内の円錐形ウエッジ64を圧搾空気で押し込み、前記ロック用PC鋼より線37bに咬み着き前記重量物39の移動をロックする工程と、
前記重量物39の他方向の移動に対し前記第2のロック装置44内の円錐形ウエッジ64を圧搾空気で押し込み、前記ロック用PC鋼より線37bに咬み着き前記重量物39の移動をロックする工程とからなる。
本発明における固定方法に加えて固定を解除するために、
第1のロック装置43と第2のロック装置44によりロックする工程の後に、前記第1のロック装置43と第2のロック装置44におけるそれぞれのロック解除装置52の圧油口59に圧油を送り、それぞれの円錐形ウエッジ64によるロック用PC鋼より線37bの咬み着きを解いてロックを解除する工程を付加する。
本発明は、特に大型の重量物39を固定基盤33に沿って駆動ユニットで移送する方法に対応するために、
前記重量物39に設けた設置梁41に、前記重量物39の一方向の移動をロックする第1のロック装置43と前記重量物の逆方向の移動をロックする第2のロック装置44を1対として複数対を取り付ける工程と、
前記重量物39の移送方向の前方の前記固定基盤33に設けた前方アンカー部35と後方の前記固定基盤33に設けた後方アンカー部36との間に、複数対毎に前記第1のロック装置43と前記第2のロック装置43を貫通した複数本のロック用PC鋼より線37bを張り渡し固定する工程と、
前記複数本のすべてのロック用PC鋼より線37bに均等な初期張力を付与する工程と、
前記重量物39の一方向の移動に対し複数対の前記第1のロック装置43内の円錐形ウエッジ64を同時に圧搾空気で押し込み、前記それぞれのロック用PC鋼より線37bに咬み着き前記重量物39の移動をロックする工程と、
前記重量物39の逆方向の移動に対し複数対の前記第2のロック装置44内の円錐形ウエッジ64を同時に圧搾空気で押し込み、前記それぞれのロック用PC鋼より線37bに咬み着き前記重量物33の移動をロックする工程とからなる。
本発明における複数対のロック装置の固定を解除するために次の工程を加える。
複数対の第1のロック装置43と第2のロック装置44によりロックする工程の後に、複数対の前記第1のロック装置43と第2のロック装置44におけるそれぞれのロック解除装置52の圧油口59に同時に圧油を送り、それぞれの円錐形ウエッジ64によるロック用PC鋼より線37bの咬み着きを解いてロックを解除する工程を付加する。
本発明は、重量物39を固定基盤33に沿って駆動ユニットで移送する装置において、
前記重量物39に設けた設置梁41に、前記重量物39の一方向の移動をロックする第1のロック装置43と前記重量物39の逆方向の移動をロックする第2のロック装置44を1対として設け、
前記重量物39の移送方向の前方の前記固定基盤33に設けた前方アンカー部35と後方の前記固定基盤33に設けた後方アンカー部36との間に、前記第1のロック装置43と前記第2のロック装置44を貫通したロック用PC鋼より線37bを張り渡し、
前記重量物39の一方向の移動に対しロックする前記第1のロック装置43内に、圧搾空気で押し込まれ、前記ロック用PC鋼より線37bに咬み着き前記重量物39の移動をロックする円錐形ウエッジ64を設け、
前記重量物39の逆方向の移動に対しロックする前記第2のロック装置44内に、圧搾空気で押し込まれ、前記ロック用PC鋼より線37bに咬み着き前記重量物39の移動をロックする円錐形ウエッジ64を設ける。
本発明は、特に大型の重量物39を固定基盤33に沿って駆動ユニットで移送する装置において、
前記重量物39に設けた設置梁41に、前記重量物39の一方向の移動をロックする第1のロック装置43と前記重量物39の逆方向の移動をロックする第2のロック装置44を1対として複数対設け、
前記重量物39の移送方向の前方の前記固定基盤33に設けた前方アンカー部35と後方の前記固定基盤33に設けた後方アンカー部36との間に、前記第1のロック装置43と前記第2のロック装置44を貫通した複数本のロック用PC鋼より線37bを張り渡し、
前記複数本のロック用PC鋼より線37bのそれぞれのアンカー部に、前記すべてのロック用PC鋼より線37bに均等な初期張力を付与するためのセンターホールジャッキ70を取り付け、
前記重量物39の一方向の移動に対しロックするすべての前記第1のロック装置43内に、圧搾空気で押し込まれ、前記ロック用PC鋼より線37bに同時に咬み着き前記重量物39の移動をロックする円錐形ウエッジ64を設け、
前記重量物39の逆方向の移動に対しロックする前記すべての第2のロック装置44内に、圧搾空気で押し込まれ、前記ロック用PC鋼より線37bに同時に咬み着き前記重量物39の移動をロックする円錐形ウエッジ64を設ける。
第1のロック装置43と第2のロック装置44は、同一構成のものを互いに逆向きにして設置梁41に取り付け、圧搾空気で共通の又は別個のロック用PC鋼より線37bに咬み着き固定する円錐形ウエッジ64を具備する。
第1のロック装置43と第2のロック装置44は、圧油で円錐形ウエッジ64によるロックを解除するロック解除装置52と、圧搾空気で円錐形ウエッジ64をロック用PC鋼より線37bに咬み着き固定してロックするロック押し込み装置53とを具備してなる。
駆動ユニットは、重量物39の移送方向の前方の固定基盤33に設けた前方アンカー部35と前記重量物39に設けた設置梁41に設置した推進ジャッキ42との間に推進用PC鋼より線37bを張り渡したものからなる。
重量物39の移送方向と直交する方向の前記重量物39の両側部に臨ませて前記重量物39の横振動を抑制する耐震設備45を設けることがより望ましい。
重量物39が100t以下などの軽量の場合には、推進用とロック用として共通の推進・ロック兼用PC鋼より線37を前方アンカー部35と後方アンカー部36の間に取り付け、重量物39の設置梁41aに推進ジャッキ42を取り付け、この設置梁41aと異なる取り付け梁41bに第1のロック装置43と第2のロック装置44を互いに逆向きに取り付け、前記推進ジャッキ42と第1のロック装置43と第2のロック装置44に前記推進・ロック兼用PC鋼より線37を貫通して取り付けることにより、簡便な装置とすることができる。
請求項1記載の発明によれば、
重量物を固定基盤に沿って駆動ユニットで移送する方法において、
前記重量物に設けた設置梁に、前記重量物の一方向の移動をロックする第1のロック装置と前記重量物の逆方向の移動をロックする第2のロック装置を1対として取り付ける工程と、
前記重量物の移送方向の前方の前記固定基盤に設けた前方アンカー部と後方の前記固定基盤に設けた後方アンカー部との間に、前記第1のロック装置と前記第2のロック装置を貫通してロック用PC鋼より線を張り渡し固定する工程と、
前記重量物の一方向の移動に対し前記第1のロック装置内の円錐形ウエッジを圧搾空気で押し込み、前記ロック用PC鋼より線に咬み着き前記重量物の移動をロックする工程と、
前記重量物の逆方向の移動に対し前記第2のロック装置内の円錐形ウエッジを圧搾空気で押し込み、前記ロック用PC鋼より線に咬み着き前記重量物の移動をロックする工程とからなるので、以下の効果を有する。
(1)従来の橋軸方向にワイヤーやチェーンブロック等を使用して固定する、いわゆるラッシング固定方法に比較して、短時間で固定操作(概ね1分)、解除操作(概ね10〜15分)を可能にすることができる。そのため、例えば、橋桁等の重量物の移送中に一時的に重量物の移送を停止するとき、重量物を所定位置に移送した後に他の作業に移行するとき、重量物の移送中に緊急事態が発生して重量物の移送を停止するときなどに、迅速、かつ、安全に重量物を送り出しヤード、橋脚などの固定基盤に一時的に固定できる。
(2)揺れ方向が一定ではない地震動発生などの緊急事態の発生時には、橋桁の架設現場においては、橋桁の送り出し方向のみならず、送り出し方向と逆方向の揺れに伴う逸走にも対処できる。
請求項2記載の発明によれば、
第1のロック装置と第2のロック装置によりロックする工程の後に、前記第1のロック装置と第2のロック装置におけるそれぞれのロック解除装置の圧油口に圧油を送り、それぞれの円錐形ウエッジによるロック用PC鋼より線の咬み着きを解いてロックを解除する工程を付加したので、ロック解除後の重量物の移送作業等に速やか戻ることができる。
請求項3記載の発明によれば、
重量物を固定基盤に沿って駆動ユニットで移送する方法において、
前記重量物に設けた設置梁に、前記重量物の一方向の移動をロックする第1のロック装置と前記重量物の逆方向の移動をロックする第2のロック装置を1対として複数対を取り付ける工程と、
前記重量物の移送方向の前方の前記固定基盤に設けた前方アンカー部と後方の前記固定基盤に設けた後方アンカー部との間に、複数対毎に前記第1のロック装置と前記第2のロック装置を貫通した複数本のロック用PC鋼より線を張り渡し固定する工程と、
前記複数本のすべてのロック用PC鋼より線に均等な初期張力を付与する工程と、
前記重量物の一方向の移動に対し複数対の前記第1のロック装置内の円錐形ウエッジを同時に圧搾空気で押し込み、前記それぞれのロック用PC鋼より線に咬み着き前記重量物の移動をロックする工程と、
前記重量物の逆方向の移動に対し複数対の前記第2のロック装置内の円錐形ウエッジを同時に圧搾空気で押し込み、前記それぞれのロック用PC鋼より線に咬み着き前記重量物の移動をロックする工程とからなるので、特に大型の重量物を移送する場合に、耐力を確保するためロック用PC鋼より線を複数本使用して安全に、かつ、速やかに固定できる。また、大規模地震が発生したことによる橋桁の崩壊、落下、転倒、逸走を防止するため、所定の設計耐水平震度を確保することができる。
請求項4記載の発明によれば、
複数対の第1のロック装置と第2のロック装置によりロックする工程の後に、複数対の前記第1のロック装置と第2のロック装置におけるそれぞれのロック解除装置の圧油口に同時に圧油を送り、それぞれの円錐形ウエッジによるロック用PC鋼より線の咬み着きを解いてロックを解除する工程を付加したので、ロック解除後の重量物の移送作業等に速やか戻ることができる。
請求項5記載の発明によれば、
重量物を固定基盤に沿って駆動ユニットで移送する装置において、
前記重量物に設けた設置梁に、前記重量物の一方向の移動をロックする第1のロック装置と前記重量物の逆方向の移動をロックする第2のロック装置を1対として設け、
前記重量物の移送方向の前方の前記固定基盤に設けた前方アンカー部と後方の前記固定基盤に設けた後方アンカー部との間に、前記第1のロック装置と前記第2のロック装置を貫通したロック用PC鋼より線を張り渡し、
前記重量物の一方向の移動に対しロックする前記第1のロック装置内に、圧搾空気で押し込まれ、前記ロック用PC鋼より線に咬み着き前記重量物の移動をロックする円錐形ウエッジを設け、
前記重量物の逆方向の移動に対しロックする前記第2のロック装置内に、圧搾空気で押し込まれ、前記ロック用PC鋼より線に咬み着き前記重量物の移動をロックする円錐形ウエッジを設けたので、以下の効果を有する。
(1)従来の橋軸方向にワイヤーやチェーンブロックを使用して固定する、いわゆるラッシング固定方法に比較して、短時間で固定操作(概ね1分)、解除操作(概ね10〜15分)を可能にすることができる。そのため、橋桁等の重量物の移送中に一時的に重量物の移送を停止するとき、重量物を所定位置に移送した後に他の作業に移行するとき、重量物の移送中に緊急事態が発生して重量物の移送を停止するときなどに、迅速、かつ、円滑に重量物を送り出しヤード、橋脚などの固定基盤に一時的に固定できる。
(2)揺れ方向が一定ではない地震動発生などの緊急事態の発生時には、橋桁の架設現場においては、橋桁の送り出し方向のみならず、送り出し方向と逆方向の揺れに伴う逸走にも対処できる。
請求項6記載の発明によれば、
重量物を固定基盤に沿って駆動ユニットで移送する装置において、
前記重量物に設けた設置梁に、前記重量物の一方向の移動をロックする第1のロック装置と前記重量物の逆方向の移動をロックする第2のロック装置を1対として複数対設け、
前記重量物の移送方向の前方の前記固定基盤に設けた前方アンカー部と後方の前記固定基盤に設けた後方アンカー部との間に、前記第1のロック装置と前記第2のロック装置を貫通した複数本のロック用PC鋼より線を張り渡し、
前記複数本のロック用PC鋼より線のそれぞれのアンカー部に、前記すべてのロック用PC鋼より線に均等な初期張力を付与するためのセンターホールジャッキを取り付け、
前記重量物の一方向の移動に対しロックする前記すべての第1のロック装置内に、圧搾空気で押し込まれ、前記すべてのロック用PC鋼より線に同時に咬み着き前記重量物の移動をロックする円錐形ウエッジを設け、
前記重量物の逆方向の移動に対しロックする前記すべての第2のロック装置内に、圧搾空気で押し込まれ、前記すべてのロック用PC鋼より線に同時に咬み着き前記重量物の移動をロックする円錐形ウエッジを設けてなるので、特に大型の重量物を移送する場合において、複数本のロック用PC鋼より線に均等な初期張力を付与することで、安全に、かつ、迅速に固定することができる。
請求項7記載の発明によれば、
第1のロック装置と第2のロック装置は、同一構成のものを互いに逆向きにして設置梁に取り付け、圧搾空気で共通の又は別個のロック用PC鋼より線に咬み着き固定する円錐形ウエッジを具備したので、汎用化された装置の組み合わせで安価に提供することができる。
請求項8記載の発明によれば、
第1のロック装置と第2のロック装置は、圧油で円錐形ウエッジによるロックを解除するロック解除装置と、圧搾空気で円錐形ウエッジをロック用PC鋼より線に咬み着き固定してロックするロック押し込み装置とを具備したので、固定操作を瞬時に行うことができるとともに、解除操作を安全に行うことができる。
請求項9記載の発明によれば、
駆動ユニットは、重量物の移送方向の前方の固定基盤に設けた前方アンカー部と前記重量物に設けた設置梁に設置した推進ジャッキとの間に推進用PC鋼より線を張り渡してなるので、推進装置とロック装置をコンパクトに構成できる。
請求項10記載の発明によれば、
重量物の移送方向と直交する方向の前記重量物の両側部に臨ませて前記重量物の横振動を抑制する耐震設備を設けたので、重量物の移送方向と異なる方向の地震動などにも確実に、かつ、安全に重量物を固定できる。
請求項11記載の発明によれば、
推進用とロック用として共通の推進・ロック兼用PC鋼より線を前方アンカー部と後方アンカー部の間に取り付け、前記重量物の設置梁に推進ジャッキを取り付け、この設置梁と異なる取り付け梁に第1のロック装置と第2のロック装置を互いに逆向きに取り付け、前記推進ジャッキと第1のロック装置と第2のロック装置に前記推進・ロック兼用PC鋼より線を貫通して取り付けたので、重量物が100t以下などの軽量の場合に安価で簡便な装置を得ることができる。
本発明による重量物の固定方法及びその装置の実施例1を示すもので、(a)は、平面図、(b)は、側面図である。 本発明の重量物の固定方法及びその装置に使用されるロック装置の断面図である。 本発明による重量物の固定方法及びその装置の実施例2を示すもので、(a)は、平面図、(b)は、側面図である。 従来の逸走防止装置の断面図である。
本発明は、図1に示すように、重量物39を固定基盤33に沿って駆動ユニットで移送する方法において、
前記重量物39に設けた設置梁41に、前記重量物39の一方向の移動をロックする第1のロック装置43と前記重量物39の逆方向の移動をロックする第2のロック装置44を1対として取り付ける工程と、
前記重量物39の移送方向の前方の前記固定基盤33に設けた前方アンカー部35と後方の前記固定基盤33に設けた後方アンカー部36との間に、前記第1のロック装置43と前記第2のロック装置44を貫通したロック用PC鋼より線37bを張り渡し固定する工程と、
前記重量物39の一方向の移動に対し前記第1のロック装置43内の円錐形ウエッジ64を圧搾空気で押し込み、前記ロック用PC鋼より線37bに咬み着き前記重量物39の移動をロックする工程と、
前記重量物39の逆方向の移動に対し前記第2のロック装置44内の円錐形ウエッジ64を圧搾空気で押し込み、前記貫通するロック用PC鋼より線37bに咬み着き前記重量物39の移動をロックする工程とからなる。
本発明における固定方法に加えて固定を解除するために次の工程を加える。
第1のロック装置43と第2のロック装置44によりロックする工程の後に、前記第1のロック装置43と第2のロック装置44におけるそれぞれのロック解除装置52の圧油口59に圧油を送り、それぞれの円錐形ウエッジ64によるロック用PC鋼より線37bの咬み着きを解いてロックを解除する工程を付加する。
本発明は、特に大型の重量物39を固定基盤33に沿って駆動ユニットで移送する場合に対応するために、
前記重量物39に設けた設置梁41に、前記重量物39の一方向の移動をロックする第1のロック装置43と前記重量物の逆方向の移動をロックする第2のロック装置44を1対として複数対を取り付ける工程と、
前記重量物39の移送方向の前方の前記固定基盤33に設けた前方アンカー部35と後方の前記固定基盤33に設けた後方アンカー部36との間に、複数対毎に前記第1のロック装置43と前記第2のロック装置43を貫通した複数本のロック用PC鋼より線37bを張り渡し固定する工程と、
前記複数本のすべてのロック用PC鋼より線37bに均等な初期張力を付与する工程と、
前記重量物39の一方向の移動に対し複数対の前記第1のロック装置43内の円錐形ウエッジ64を同時に圧搾空気で押し込み、前記それぞれのロック用PC鋼より線37bに咬み着き前記重量物39の移動をロックする工程と、
前記重量物39の逆方向の移動に対し複数対の前記第2のロック装置44内の円錐形ウエッジ64を同時に圧搾空気で押し込み、前記それぞれのロック用PC鋼より線37bに咬み着き前記重量物33の移動をロックする工程とからなる。
本発明における固定方法に加えて固定を解除するために次の工程を加える。
複数対の第1のロック装置43と第2のロック装置44によりロックする工程の後に、複数対の前記第1のロック装置43と第2のロック装置44におけるそれぞれのロック解除装置52の圧油口59に同時に圧油を送り、それぞれの円錐形ウエッジ64によるロック用PC鋼より線37bの咬み着きを解いてロックを解除する工程を付加する。
本発明は、重量物39を固定基盤33に沿って駆動ユニットで移送する装置において、
前記重量物39に設けた設置梁41に、前記重量物39の一方向の移動をロックする第1のロック装置43と前記重量物39の逆方向の移動をロックする第2のロック装置44を1対として設け、
前記重量物39の移送方向の前方の前記固定基盤33に設けた前方アンカー部35と後方の前記固定基盤33に設けた後方アンカー部36との間に、前記第1のロック装置43と前記第2のロック装置44を貫通したロック用PC鋼より線37bを張り渡し、
前記重量物39の一方向の移動に対しロックする前記第1のロック装置43内に、圧搾空気で押し込まれ、前記ロック用PC鋼より線37bに咬み着き前記重量物39の移動をロックする円錐形ウエッジ64を設け、
前記重量物39の逆方向の移動に対しロックする前記第2のロック装置44内に、圧搾空気で押し込まれ、前記ロック用PC鋼より線37bに咬み着き前記重量物39の移動をロックする円錐形ウエッジ64を設けてなる。
本発明は、特に大型の重量物39を固定基盤33に沿って駆動ユニットで移送する装置において、
前記重量物39に設けた設置梁41に、前記重量物39の一方向の移動をロックする第1のロック装置43と前記重量物39の逆方向の移動をロックする第2のロック装置44を1対として複数対設け、
前記重量物39の移送方向の前方の前記固定基盤33に設けた前方アンカー部35と後方の前記固定基盤33に設けた後方アンカー部36との間に、前記第1のロック装置43と前記第2のロック装置44を貫通した複数本のロック用PC鋼より線37bを張り渡し、
前記複数本のロック用PC鋼より線37bのそれぞれのアンカー部に、前記すべてのロック用PC鋼より線37bに均等な初期張力を付与するためのセンターホールジャッキ70を取り付け、
前記重量物39の一方向の移動に対しロックするすべての前記第1のロック装置43内に、圧搾空気で押し込まれ、前記ロック用PC鋼より線37bに同時に咬み着き前記重量物39の移動をロックする円錐形ウエッジ64を設け、
前記重量物39の逆方向の移動に対しロックする前記すべての第2のロック装置44内に、圧搾空気で押し込まれ、前記ロック用PC鋼より線37bに同時に咬み着き前記重量物39の移動をロックする円錐形ウエッジ64を設ける。
第1のロック装置43と第2のロック装置44は、同一構成のものを互いに逆向きにして設置梁41に取り付け、圧搾空気で共通の又は別個のロック用PC鋼より線37bに咬み着き固定する円錐形ウエッジ64を具備する。
第1のロック装置43と第2のロック装置44は、圧油で円錐形ウエッジ64によるロックを解除するロック解除装置52と、圧搾空気で円錐形ウエッジ64をロック用PC鋼より線37bに咬み着き固定してロックするロック押し込み装置53とを具備してなる。
駆動ユニットは、重量物39の移送方向の前方の固定基盤33に設けた前方アンカー部35と前記重量物39に設けた設置梁41に設置した推進ジャッキ42との間に推進用PC鋼より線37bを張り渡してなる。
重量物39の移送方向と直交する方向の前記重量物39の両側部に臨ませて前記重量物39の横振動を抑制する耐震設備45を設ける。
推進用とロック用として共通の推進・ロック兼用PC鋼より線37を前方アンカー部35と後方アンカー部36の間に取り付け、重量物39の設置梁41aに推進ジャッキ42を取り付け、この設置梁41aと異なる取り付け梁41bに第1のロック装置43と第2のロック装置44を互いに逆向きに取り付け、前記推進ジャッキ42と第1のロック装置43と第2のロック装置44に前記推進・ロック兼用PC鋼より線37を貫通して取り付ける。
本発明による重量物の固定方法及びその装置の実施例1を図面に基づき説明する。
図1(a)(b)において、橋桁などの重量物39を架設しようとする道路30の近傍に、固定基盤としての橋脚31と鋼製ベント32によって送り出しヤード33が設けられ、この送り出しヤード33の上にレール34を敷設し、このレール34に複数台の台車38を載せ、この台車38に移送しようとする重量物39が載せられている。この重量物39の先端には、手延べ機40が連結されている。
前記送り出しヤード33の前端部には、左右2列にそれぞれ前方アンカー部35が取り付けられ、後端部には、前記前方アンカー部35に対応して左右2列にそれぞれ後方アンカー部36が取り付けられている。
前記重量物39の後端部には、前記アンカー部の各列毎に設置梁41が設けられ、これらの設置梁41の下端部で前記重量物39の下側に位置し、かつ、後方アンカー部36側に臨ませて推進ジャッキ42が取り付けられている。また、この推進ジャッキ42の両側に位置して、後述する同一構成の第1のロック装置43と第2のロック装置44を一対として互いに逆向きに取り付けられている。
前記前方アンカー部35の中央に推進用PC鋼より線37aの先端部が固着され、この推進用PC鋼より線37aの後端部が前記設置梁41と前記推進ジャッキ42を貫通している。
また、前記前方アンカー部35における推進用PC鋼より線37aの両側に2本の重量物固定のためのロック用PC鋼より線37bの先端部が固着されている。この2本のロック用PC鋼より線37bの他端部は、それぞれ前記第2のロック装置44と前記設置梁41と第1のロック装置43を順次貫通し、さらに前記後方アンカー部36を貫通し、この後方アンカー部36に固着された初期張力付加用のセンターホールジャッキ70を貫通している。
他の列に設けられた1本の推進用PC鋼より線37aと2本のロック用PC鋼より線37bについても前記同様に構成されている。
前記重量物固定のためのロック用PC鋼より線37bは、1本当たり約100tの耐荷重力を有するものとすれば、4本で約400tの耐荷重力を持たせることができる。このロック用PC鋼より線37bの本数は、重量物39の荷重によって選択される。
前記送り出しヤード33の上には、張力付加用の油圧ポンプ69とロック用アキュムレータ48aと電動ポンプユニット48bとコントロールボックス49が設けられている。
前記それぞれロック用PC鋼より線37bを貫通している4台の初期張力付加用のセンターホールジャッキ70には、初期張力付加用の1台の油圧ポンプ69が連結され、これらの4本のロック用PC鋼より線37bが下に垂れるのを防止するために均等な初期張力が付与される。
前記ロック用アキュムレータ48aは、ロック時端子51を介して前記第1のロック装置43と第2のロック装置44の後述する圧気口55と圧気口54に連結されている。
前記電動ポンプユニット48bは、ロック解除端子50を介して前記第1のロック装置43と第2のロック装置44の後述する圧油口58と圧油口59に連結されている。
前記コントロールボックス49は、推進用電動ポンプ47を介して前記推進ジャッキ42に連結されている。
前記橋脚31の両側には、横振れ防止用の耐震設備45が前記重量物39の側面まで伸ばして取り付けられ、この耐震設備45の内側に重量物39との間にわずかに隙間をもって詰め物46が横方向の揺れを防止するように設けられている。
図2は、本出願人が先に提案した特許第3587504号のチャックの定着装置であり、この定着装置が本発明の前記第1のロック装置43と第2のロック装置44として利用され、互いに逆向きに取り付けられる。この第1のロック装置43と第2のロック装置44は、全く同一構成であるから第1のロック装置43について説明する。
この図2において、前記第1のロック装置43は、円錐形ウエッジ64と、この円錐形ウエッジ64の小径端64a側のロック解除装置52と、大径端64b側のロック押し込み装置53を具備している。前記ロック解除装置52の圧気口54とロック押し込み装置53の圧気口55に、圧搾空気が増圧機で調整されて、密封した状態で常時供給されている。この状態では、ロック解除装置52の解除ロッド56とロック押し込み装置53の押し込みロッド57が図2では共に下降しているが、ロック装置43を解除するために圧油供給端50から圧油口58と圧油口59に油圧が徐々に加えられると、ロック押し込み装置53における押し込みロッド57は、受圧面60で受けた油圧により上昇し、また、ロック解除装置52における解除ロッド56は、受圧面61で受けた油圧により上昇し、その先端部62でコイルばね63に抗して円錐形ウエッジ64を押し上げ、ロック装置43を解除する。このとき、圧気口54、圧気口55、圧気供給端51などの管路内の圧搾空気が圧縮される。
つぎに、ロック装置43を解除するために圧油供給端50から圧油口58と圧油口59に油圧が加えられ、かつ、ロック解除装置52の圧気口54とロック押し込み装置53の圧気口55に圧搾空気が常時供給されて、管路内の圧搾空気が圧縮されている状態において、ロック装置43を固定するため、圧油供給端50の油圧を、電磁弁又は手動弁等で開放すると、前記圧縮空気の存在により、ロック解除装置52における解除ロッド56は、受圧面65で受けている圧縮空気により急激に下降し、また、ロック押し込み装置53における押し込みロッド57は、受圧面66で受けている圧縮空気コイルばね63の弾性と相俟って、大径端64bを介して円錐形ウエッジ64を急激に押し込み、円錐形ウエッジ64がロック用PC鋼より線37bを即座に、かつ、確実に咬み着き第1のロック装置43がロックされた状態となる。
前記第2のロック装置44についても同様である。
以上のような構成による本発明の作用を説明する。
図1(a)(b)において、前記前方アンカー部35と前記後方アンカー部36の間に張り渡された4本の推進用PC鋼より線37aは、前記張力付加用の1台の油圧ポンプ69からの4台の張力付加用のセンターホールジャッキ70への共通の油圧により均等な初期張力が付与されている。
また、重量物39の移送開始時は、電動ポンプユニット48bからロック解除端子50を介して圧油口58と圧油口59に圧油が送られているので、第1のロック装置43と第2のロック装置44の円錐形ウエッジ64のロックが解除されており、第1のロック装置43と第2のロック装置44がロック用PC鋼より線37bに沿って自由に移動できる状態にある。
この状態で、推進ジャッキ42を駆動すると、推進用PC鋼より線37aを引き込みながら設置梁41を押し出すので、台車38の上に載せられた重量物39は、手延べ機40とともに道路30の上を推進する。
ここで、送り出しヤードなどの固定基盤33に一時的に重量物39を固定しようとするとき、4本のロック用PC鋼より線37bにおけるすべての第1のロック装置43と第2のロック装置44について、電動ポンプユニット48bからの圧油の供給を停止する。圧気口55と圧気口54には、ロック用アキュムレータ48aからロック時端子51を経て常時圧搾空気が送られている。そのため、圧気口54からの圧搾空気による解除ロッド56の移動と、圧気口55からの圧搾空気による押し込みロッド57の押し込みがコイルばね63の弾性力と相俟って円錐形ウエッジ64を急激に押し込み、すべての第1のロック装置43と第2のロック装置44の円錐形ウエッジ64が均等な初期張力が付与されたロック用PC鋼より線37bに咬み着き、重量物39の移送が停止される。地震動発生時などでは、前述した所定の設計耐水平震度を確保するため、複数本のロック用PC鋼より線37bが用いられる。
このようにして、重量物39は、移送方向が一方向であっても、逆方向であっても第1のロック装置43と第2のロック装置44で確実に緊急停止される。
同時に、コントロールボックス49からの指令で推進用電動ポンプ47の圧油を停止し、すべての推進ジャッキ42の推進を停止する。
さらに詳しくは、第1のロック装置43と第2のロック装置44は、互いに逆向きに取り付けられており、また、通常は、圧油供給端50から圧油口58と圧油口59に油圧が加えられ、ロック押し込み装置53における押し込みロッド57は、受圧面60で受けた油圧によりロック解除方向に移動し、また、ロック解除装置52における解除ロッド56は、受圧面61で受けた油圧によりロック解除方向に移動し、その先端部62でコイルばね63に抗して円錐形ウエッジ64を押し込み、ロック装置43を解除している。
重量物39を固定するために、電動ポンプユニット48bからの圧油が停止するとともに、ロック用アキュムレータ48aからロック時端子51を経てロック解除装置52の圧気口54とロック押し込み装置53の圧気口55に圧搾空気が常時送られているので、管路内の圧搾空気が圧縮されている状態にあり、ロック装置43を固着するため、圧油供給端50の油圧を、電磁弁又は手動弁等で開放すると、前記圧搾空気の存在により、ロック解除装置52における解除ロッド56は、受圧面65で受けている圧搾空気により急激に下降し、また、ロック押し込み装置53における押し込みロッド57は、受圧面66で受けている圧搾空気とコイルバネ63の弾性力が相俟って、円錐形ウエッジ64の大径端64b側を急激に押し込み、ロック用PC鋼より線37bを瞬時に、かつ、確実に咬み着き停止する。
重量物39の固定と同時に推進ジャッキ42の推進動作を停止する。
重量物39の移送方向が正逆いずれの方向であっても、互いに逆向きに取り付けられている第1のロック装置43と第2のロック装置44で確実にロックされる。
また、突然に地震が発生したような場合、地震動の揺れは、重量物39の移送方向と直交する方向などにも発生する恐れがあるが、このような揺れに対しては、橋軸方向のロックに加えて橋脚31に設けた横振れ防止壁などの耐震設備45の詰め物46に接触して揺れが防止される。
前記第1のロック装置43と第2のロック装置44でそれぞれの円錐形ウエッジ64をロック用PC鋼より線37bに咬み着き停止後、このロックを解除するには、電動ポンプユニット48bからロック解除端子50を介してロック押し込み装置53の圧油口58とロック解除装置52の圧油口59に圧油を送ると、円錐ウエッジ43及び44がコイルバネ63に抗して押し出され、ロックを速やかに、かつ、安全に解除する。
図1(a)(b)の例では、同一のロック用PC鋼より線37bにおける設置梁41の両側に、第1のロック装置43と第2のロック装置44を互いに逆向きに取り付けたが、これに限られるものではなく、異なる2本のロック用PC鋼より線37bをかけ渡し固定し、1方のロック用PC鋼より線37bにおける設置梁41の一方の側に第1のロック装置43を取り付け、他方のロック用PC鋼より線37bにおける設置梁41の他方の側に第2のロック装置44を取り付けるようにしてもよい。
また、第1のロック装置43と第2のロック装置44は、同一構成のものを逆向きに使用する場合に限られるものではなく、互いに逆方向にロックするものであれば、全く同一構成でなくてもよい。
前記実施例では、1個の重量物39に対して4本のロック用PC鋼より線37bを用いた例を示したが、重量物39の重量とロック用PC鋼より線37bの耐荷重力を勘案してロック用PC鋼より線37bの本数を決定することができる。また、重量物39の形状によって荷重が偏っているような場合には、ロック用PC鋼より線37bは、不等間隔に配置することもできる。
前記実施例では、重量物39の荷重が大きいため、推進用PC鋼より線37aとロック用PC鋼より線37bは、別体とし、かつ、ロック用PC鋼より線37bを複数本用いたが、重量物39が100t以下などの軽量の場合には、図3(a)(b)に示すように、推進用PC鋼より線37aとロック用PC鋼より線37bを共通の推進・ロック兼用PC鋼より線37とすることができる。この場合には、前方アンカー部35と後方アンカー部36に1本の推進・ロック兼用PC鋼より線37を取り付け、重量物39の設置梁41aに取り付けた推進ジャッキ42と,この設置梁41aとは別に重量物39に取り付けた取り付け梁41bに第1のロック装置43と第2のロック装置44を互いに逆向きに取り付け、前記推進ジャッキ42と第1のロック装置43と第2のロック装置44に同一の推進・ロック兼用PC鋼より線37を貫通して取り付けるようにする。
この図3の例では、実施例1と異なり、推進ジャッキ42を貫通した推進・ロック兼用PC鋼より線37の端部が後方アンカー部36に固定される。また、実施例1と同様、前記橋脚31の両側には、耐震設備45が前記重量物39の側面まで伸ばして取り付けられ、この横振れ防止用耐震設備45の内側に重量物39との間にわずかに隙間をもって詰め物46が横方向の揺れを防止するように設けられる。
この例における停止作用は、実施例1と同様である。
前記実施例では、重量物39を移送するのに、前方アンカー部35に固定された推進用PC鋼より線37aと重量物39に取り付けられた設置梁41に推進ジャッキ42を用いて後方から推進するようにしたが、重量物39の推進方法は、これに限られるものではなく、前方から推進・ロック兼用PC鋼より線37で引き込む方法、レール34に取り付けた推進ジャッキの伸縮で移送する方法、台車38に駆動装置を取り付けて移送する方法、無限軌道帯で移送する方法など、他の駆動ユニットで移送するものであってもよい。
10…PC鋼より線、11…上部支持体、12…下部支持体、13…重量物、14…重量物用ブレーキ装置、15…グリップ用ジャッキ、16…移送装置、17…チャック、18…チャック、19…第1ジャッキ、20…第2ジャッキ、21…下り勾配、22…油圧制御盤、23…ジャッキ側圧力変換器、24…ブレーキ側圧力変換器、25…ブレーキ側荷重計測器、26…プログラマブルコントローラ、27…操作盤、30…道路、31…橋脚、32…鋼製ベント、33…送り出しヤードなどの固定基盤、34…レール、35…前方アンカー部、36…後方アンカー部、37a…推進用PC鋼より線、37b…ロック用PC鋼より線、37…推進・ロック兼用PC鋼より線、38…台車、39…重量物、40…手延べ機、41、41a、41b…設置梁、42…推進ジャッキ、43…第1のロック装置、44…第2のロック装置、45…耐震設備(横振れ防止用)、46…詰め物、47…推進用電動ポンプ、48a…ロック用アキュムレータ、48b…電動ポンプユニット、49…コントロールボックス、50…ロック解除端子、51…ロック時端子、52…ロック解除装置、53…ロック押し込み装置、54…圧気口、55…圧気口、56…解除ロッド、57…押し込みロッド、58…圧油口、59…圧油口、60…受圧面、61…受圧面、62…先端部、63…コイルばね、64…円錐形ウエッジ、64a…小径端、64b…大径端、65…受圧面、66…受圧面、68…取り付け梁、69…油圧ポンプ、70…センターホールジャッキ。

Claims (11)

  1. 重量物を固定基盤に沿って駆動ユニットで移送する方法において、
    前記重量物に設けた設置梁に、前記重量物の一方向の移動をロックする第1のロック装置と前記重量物の逆方向の移動をロックする第2のロック装置を1対として取り付ける工程と、
    前記重量物の移送方向の前方の前記固定基盤に設けた前方アンカー部と後方の前記固定基盤に設けた後方アンカー部との間に、前記第1のロック装置と前記第2のロック装置を貫通してロック用PC鋼より線を張り渡し固定する工程と、
    前記重量物の一方向の移動に対し前記第1のロック装置内の円錐形ウエッジを圧搾空気で押し込み、前記ロック用PC鋼より線に咬み着き前記重量物の移動をロックする工程と、
    前記重量物の逆方向の移動に対し前記第2のロック装置内の円錐形ウエッジを圧搾空気で押し込み、前記ロック用PC鋼より線に咬み着き前記重量物の移動をロックする工程とからなることを特徴とする重量物の固定方法。
  2. 第1のロック装置と第2のロック装置によりロックする工程の後に、前記第1のロック装置と第2のロック装置におけるそれぞれのロック解除装置の圧油口に圧油を送り、それぞれの円錐形ウエッジによるロック用PC鋼より線の咬み着きを解いてロックを解除する工程を付加したことを特徴とする請求項1記載の重量物の固定方法。
  3. 重量物を固定基盤に沿って駆動ユニットで移送する方法において、
    前記重量物に設けた設置梁に、前記重量物の一方向の移動をロックする第1のロック装置と前記重量物の逆方向の移動をロックする第2のロック装置を1対として複数対を取り付ける工程と、
    前記重量物の移送方向の前方の前記固定基盤に設けた前方アンカー部と後方の前記固定基盤に設けた後方アンカー部との間に、複数対毎に前記第1のロック装置と前記第2のロック装置を貫通した複数本のロック用PC鋼より線を張り渡し固定する工程と、
    前記複数本のすべてのロック用PC鋼より線に均等な初期張力を付与する工程と、
    前記重量物の一方向の移動に対し複数対の前記第1のロック装置内の円錐形ウエッジを同時に圧搾空気で押し込み、前記それぞれのロック用PC鋼より線に咬み着き前記重量物の移動をロックする工程と、
    前記重量物の他方向の移動に対し複数対の前記第2のロック装置内の円錐形ウエッジを同時に圧搾空気で押し込み、前記それぞれのロック用PC鋼より線に咬み着き前記重量物の移動をロックする工程とからなることを特徴とする重量物の固定方法。
  4. 複数対の第1のロック装置と第2のロック装置によりロックする工程の後に、複数対の前記第1のロック装置と第2のロック装置におけるそれぞれのロック解除装置の圧油口に同時に圧油を送り、それぞれの円錐形ウエッジによるロック用PC鋼より線の咬み着きを解いてロックを解除する工程を付加したことを特徴とする請求項3記載の重量物の固定方法。
  5. 重量物を固定基盤に沿って駆動ユニットで移送する装置において、
    前記重量物に設けた設置梁に、前記重量物の一方向の移動をロックする第1のロック装置と前記重量物の逆方向の移動をロックする第2のロック装置を1対として設け、
    前記重量物の移送方向の前方の前記固定基盤に設けた前方アンカー部と後方の前記固定基盤に設けた後方アンカー部との間に、前記第1のロック装置と前記第2のロック装置を貫通したロック用PC鋼より線を張り渡し、
    前記重量物の一方向の移動に対しロックする前記第1のロック装置内に、圧搾空気で押し込まれ、前記ロック用PC鋼より線に咬み着き前記重量物の移動をロックする円錐形ウエッジを設け、
    前記重量物の逆方向の移動に対しロックする前記第2のロック装置内に、圧搾空気で押し込まれ、前記ロック用PC鋼より線に咬み着き前記重量物の移動をロックする円錐形ウエッジを設けてなることを特徴とする重量物の固定装置。
  6. 重量物を固定基盤に沿って駆動ユニットで移送する装置において、
    前記重量物に設けた設置梁に、前記重量物の一方向の移動をロックする第1のロック装置と前記重量物の逆方向の移動をロックする第2のロック装置を1対として複数対設け、
    前記重量物の移送方向の前方の前記固定基盤に設けた前方アンカー部と後方の前記固定基盤に設けた後方アンカー部との間に、前記第1のロック装置と前記第2のロック装置を貫通した複数本のロック用PC鋼より線を張り渡し、
    前記複数本のロック用PC鋼より線のそれぞれのアンカー部に、前記すべてのロック用PC鋼より線に均等な初期張力を付与するためのセンターホールジャッキを取り付け、
    前記重量物の一方向の移動に対しロックする前記すべての第1のロック装置内に、圧搾空気で押し込まれ、前記すべてのロック用PC鋼より線に同時に咬み着き前記重量物の移動をロックする円錐形ウエッジを設け、
    前記重量物の逆方向の移動に対しロックする前記すべての第2のロック装置内に、圧搾空気で押し込まれ、前記すべてのロック用PC鋼より線に同時に咬み着き前記重量物の移動をロックする円錐形ウエッジを設けてなることを特徴とする重量物の固定装置。
  7. 第1のロック装置と第2のロック装置は、同一構成のものを互いに逆向きにして設置梁に取り付け、圧搾空気で共通の又は別個のロック用PC鋼より線に咬み着き固定する円錐形ウエッジを具備したことを特徴とする請求項5又は6記載の重量物の固定装置。
  8. 第1のロック装置と第2のロック装置は、通常時に圧油で円錐形ウエッジによるロックを解除するロック解除装置と、圧搾空気で円錐形ウエッジをロック用PC鋼より線に咬み着き固定してロックするロック押し込み装置とを具備してなることを特徴とする請求項5、6又は7記載の重量物の固定装置。
  9. 駆動ユニットは、重量物の移送方向の前方の固定基盤に設けた前方アンカー部と前記重量物に設けた設置梁に設置した推進ジャッキとの間に推進用PC鋼より線を張り渡したものからなることを特徴とする請求項5、6、7又は8記載の重量物の固定装置。
  10. 重量物の移送方向と直交する方向の前記重量物の両側部に臨ませて前記重量物の横振動を抑制する耐震設備を設けたことを特徴とする請求項5、6、7、8又は9記載の重量物の固定装置。
  11. 推進用とロック用として共通の推進・ロック兼用PC鋼より線を前方アンカー部と後方アンカー部の間に取り付け、前記重量物の設置梁に推進ジャッキを取り付け、この設置梁と異なる取り付け梁に第1のロック装置と第2のロック装置を互いに逆向きに取り付け、前記推進ジャッキと第1のロック装置と第2のロック装置に前記推進・ロック兼用PC鋼より線を貫通して取り付けたことを特徴とする請求項5記載の重量物の固定装置。
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