JP2000351388A - クローラ車両 - Google Patents

クローラ車両

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JP2000351388A
JP2000351388A JP11163847A JP16384799A JP2000351388A JP 2000351388 A JP2000351388 A JP 2000351388A JP 11163847 A JP11163847 A JP 11163847A JP 16384799 A JP16384799 A JP 16384799A JP 2000351388 A JP2000351388 A JP 2000351388A
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crawler
swing
rolling wheel
vehicle
damper
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JP11163847A
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Shigeo Awazu
重男 粟津
Shunichi Shibazaki
俊一 柴崎
Kunihiko Uchida
邦彦 内田
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Toyota Motor Corp
Original Assignee
Toyota Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】クローラの車軸周りの揺動に対するダンピング
効果を向上する。 【解決手段】 クローラ16のフレーム28にはダンパ
44のロッド46の先端部が連結されており、ダンパ4
4の外筒58の前端部に固定されたブラケット59は取
付アーム62の後端部に回転可能に連結されている。取
付アーム62はナックルアーム70を車体側に固定する
ための4本のボルト72のうちの3本によってナックル
アーム70に共締めされている。また、ダンパ44は外
筒と内筒を有するツインチューブ式油圧ダンパとなって
おり、クローラ16の車軸周りの揺動に対するダンピン
グ効果を向上するようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、駆動輪を駆動回転
させることによって、駆動輪、前側転動輪、及び後側転
動輪に巻き掛けられたクローラを巻掛方向へ移動させて
走行するクローラ車両に関する。
【0002】
【従来の技術】タイヤが装着された通常の車両をクロー
ラ車両に変更する方法として、側面視で二等辺三角形状
を成すクローラをタイヤに代えて装着する方法がある。
また、車体に装着したクローラの車軸周りの揺動を制限
する構成が実用新案登録番号第3044376号に開示
されており、以下に説明する。
【0003】図17に示されるように、この装置では、
車体側のナックル部200に設けた取付部200A、2
00Bにストッパ202を固定しており、図18に示さ
れる如く、このストッパ202とクローラ204側に設
けた制限装置206とによってクローラ204の車軸2
08周り(図18の矢印W方向)の揺動を制限してい
る。この結果、ハンドルを大きく回した時にもストッパ
202と制限装置206との位置関係が変化せず、クロ
ーラ204が矢印W方向へ揺動するのを操舵状態に影響
されることなく良好に制限できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記公
報に開示された構成では、制限装置206に取付けた前
後一対の弾性部材206A、206Bによってストッパ
202を挟持しているが、図18に示される通常走行状
態において、後側の弾性部材206Bとストッパ202
との間に隙間Sが形成されている。この結果、クローラ
204が車軸208周りに前方(図18の矢印Y方向)
へ揺動した場合には、ストッパ202に対して、クロー
ラ204が隙間Sの距離だけ前方へ空走し、その後、後
側の弾性部材206Bに当接する。従って、クローラ2
04の車軸208周りの揺動に対するダンピングが十分
に行われず、乗り心地性能が低下する。
【0005】本発明は上記事実を考慮し、クローラの車
軸周りの揺動に対するダンピング効果を向上することが
できるクローラ車両を得ることが目的である。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の本発明
は、車体に対して車軸周りに揺動可能に支持されたクロ
ーラを備えたクローラ車両において、前記車体の支持部
と前記クローラとの間に連続して介在され、前記クロー
ラの車軸周りの揺動を制御する揺動制御部材を有するこ
とを特徴とする。
【0007】従って、揺動制御部材が車体の支持部とク
ローラとの間に連続して介在することによって、クロー
ラが車体に対して車軸周りに揺動する際に、クローラが
空走する領域がない。この結果、クローラは、常に揺動
制御部材によって制御された状態で連続的に揺動する。
このため、クローラの車軸周りの揺動に対するダンピン
グ効果を向上することができ、乗り心地性能を向上でき
る。
【0008】請求項2記載の本発明は、請求項1に記載
のクローラ車両において、前記揺動制御部材は前記車体
の支持部と前記クローラとを弾性的に接続するダンパで
あり、車軸の後方側の部位に略水平に配置されているこ
とを特徴とする。
【0009】従って、請求項1記載の内容に加えて、ダ
ンパにおけるロッドのストロークを充分に確保でき、ク
ローラの揺動範囲を大きくできると共に、車両前方から
の入力加重を確実に支持できる。
【0010】請求項3記載の本発明は、請求項1記載の
クローラ車両において、前記揺動制御部材は前記クロー
ラの揺動の大きさに応じて、前記クローラの揺動を制御
すること特徴とする。
【0011】従って、請求項1記載の内容に加えて、例
えば、クローラの揺動が大きいときは揺動制御部材によ
って、クローラの揺動範囲を強制的に所定範囲内にする
ことが可能になる。この結果、凹凸が大きな路面を走行
する際にクローラの揺動範囲が大きくなるのを防止でき
るため、凹凸路面の走行性能を向上できる。
【0012】請求項4記載の本発明は、請求項3記載の
クローラ車両において、前記揺動制御部材は前記クロー
ラに入力される前後力の大きさに応じて、前記クローラ
の揺動を制御することを特徴とする。
【0013】従って、請求項3記載の内容に加えて、揺
動制御部材はクローラに入力される前後力の大きさに応
じてクローラの揺動を制御する。この結果、クローラに
入力される前後力の大きさによって坂道走行と凹凸路走
行を区別し、クローラの揺動制御の実行または停止を切
り換えることができるため、路面にあったクローラの揺
動制御が可能になる。
【0014】請求項5記載の本発明は、請求項3記載の
クローラ車両において、前記揺動制御部材は流体により
駆動されることを特徴とする。
【0015】従って、請求項3記載の内容に加えて、揺
動制御部材は流体により駆動されるため、既に車体に装
備さているパワステ用油圧ポンプ、ブレーキ用油圧ポン
プ等の圧力発生装置を使用することができ、構成が簡単
になる。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明のクローラ車両の第1実施
形態を図1〜図8に従って説明する。
【0017】なお、図中矢印FRは車両前方方向を、矢
印INは車幅内側方向を、矢印UPは車両上方方向を示
す。
【0018】図7に示される如く、本実施形態に係るク
ローラ車両10は、RV車等における通常の車両本体1
2と、この車両本体12におけるタイヤ設置スペース1
4内に前輪及び後輪のタイヤに代えてそれぞれ取り付け
られたクローラ16と、によって構成されている。
【0019】図3に示される如く、クローラ16は、駆
動輪18、前側転動輪(タイヤ)20、後側転動輪(金
属転輪)22、中間転動輪(タイヤ)24、クローラベ
ルト26、フレーム28といった部品を主要構成要素と
して構成されている。
【0020】図1に示される如く、駆動力を受けて駆動
回転する駆動輪18は、アダプタ32を介して車体本体
側に配設されたアクスルハブ34に固定されている。従
って、アクスルハブ34が回転すると駆動輪18も回転
する。
【0021】図3に示される如く、駆動輪18の下方前
側には、駆動輪18よりも小径とされかつ車両幅方向に
並設された一対の前側転動輪20が配置されている。ま
た、駆動輪18の下方後側には、前側転動輪20と同径
とされかつ車両幅方向に並設された一対の後側転動輪2
2が配置されている。さらに、前側転動輪20と後側転
動輪22との間には、前側転動輪20及び後側転動輪2
2と略同径とされかつ車両幅方向に並設された前後各一
対の中間転動輪24が配置されている。なお、駆動輪1
8、前側転動輪20、後側転動輪22、及び中間転動輪
24の大小関係は、減速比即ちギヤ比(駆動輪18に対
する要素)、段差乗り越し性能(前側転動輪20、後側
転動輪22に対する要素)、接地面に対する安定性(中
間転動輪24に対する要素)、他部材との干渉即ち搭載
性等の観点から適宜変更される。
【0022】図4に示される如く、前側転動輪20、後
側転動輪22、及び中間転動輪24が車両幅方向に並設
されているのは、フレーム28の揺動時に、前側転動輪
20、後側転動輪22、及び中間転動輪24が駆動輪1
8と干渉するのを避けるため、及びクローラベルト26
に対する押圧点(押圧面積)を車両前後方向及び車両幅
方向に均等に配分させて接地面を安定させるためであ
る。
【0023】また、駆動輪18、前側転動輪20、後側
転動輪22、及び中間転動輪24の外周部には、無端ベ
ルト状のクローラベルト26が所定のテンションが付与
された状態で巻き掛けられている。従って、図3に示さ
れる如く側面視では、クローラベルト26は二等辺三角
形状の閉ルーフを形成している。
【0024】図4に示される如く、クローラベルト26
の内周面の幅方向中間部には、クローラ幅よりも短い所
定の幅方向寸法に設定された凸部38が、図3に示され
る如くクローラベルト26の長手方向に沿って所定の間
隔を開けて一体に形成されている。なお、図4に示され
る如く、各々並設される前側転動輪20、後側転動輪2
2、及び中間転動輪24は、これらの凸部38を挟む両
側に位置されている。従って、これらの凸部38は、前
側転動輪20、後側転動輪22、及び中間転動輪24の
幅方向に対する位置決め手段として機能すると共に幅方
向移動を規制する規制手段としても機能している。
【0025】図5に示される如く、クローラベルト26
の隣接する凸部38の間には、スプロケット状の駆動輪
18の歯部18Aが係合可能となっている。従って、駆
動輪18の歯部18Aはクローラベルト26の隣接する
凸部38の間に常時係合された状態にあり、駆動輪18
が駆動回転するとクローラベルト26は駆動回転力を受
けてその巻掛方向へ移動し、更に前側転動輪20及び後
側転動輪22によって移動方向がそれぞれ変更されるよ
うになっている。また、各々並設される前側転動輪20
には、対向する面側に周知の金属製ガイド39がそれぞ
れ取付けられており、各々並設される中間転動輪24に
は、対向する面側に樹脂製ガイド41がそれぞれ取付け
られている。
【0026】図6に示される如く、樹脂製ガイド41
は、外周部43Aの断面が円弧状とされたリング状の樹
脂板43と、この樹脂板43の内周部43Bに固定さ
れ、中央部に取付孔49が穿設されたリング状の鉄板4
5と、鉄板45の外周部45Aとで樹脂板43の内周部
43Bを狭持するリング状の押さ板47と、を備えてお
り、鉄板45の外周部45Aと樹脂板43の内周部43
Bと押さ板47はリベット51によって互いに固定され
ている。なお、樹脂板43の材質は面方向及び周方向に
大きく弾性変形できる樹脂材で、且つ中間転動輪24に
比べて耐摩耗性の高い材料とされている。従って、中間
転動輪24が直接クローラベルト26の凸部38に当接
し摩耗するのを防止すると共に、路面からの入力で中間
転動輪24が大きく変形した場合には、それに追従して
樹脂製ガイド41の樹脂板43も変形し、乗り心地性を
向上するようになっている。
【0027】図5に示される如く、各々並設される樹脂
製ガイド41の外周部は、クローラベルト26の凸部3
8の幅方向外側に位置しており、クローラベルト26の
凸部38が中間転動輪24と干渉するのを防止してい
る。また、クローラベルト26の凸部38内には、幅方
向に延びる樹脂製丸棒39が挿入されており、樹脂製丸
棒39の両端部39Aが前側転動輪20及び後側転動輪
22に配設された金属製ガイドと干渉することによっ
て、凸部38の磨耗を防止できるようになっている。
【0028】図3に示される如く、フレーム28は、駆
動輪18に対して相対回転可能とされた上部28Aと、
上部28Aと一体とされ、前側転動輪20、後側転動輪
22及び中間転動輪24を回転可能に支持する下部28
Bと、によって構成されている。なお、フレーム28の
頂部28Cの内側部には円筒形のベアリング収容部が一
体に形成されており、このベアリング収容部には駆動輪
18の軸先端部を軸支するベアリング(図示省略)が収
容されている。
【0029】図2に示される如く、フレーム28におけ
る上部28Aの後端部28D近傍の部位、即ち、車軸の
後方側の部位には、揺動制御部材としてのダンパ44が
略水平に配置されており、ダンパ44におけるロッド4
6の先端部46Aがゴムブッシュ48を介してフレーム
28における上部28Aの後端部28Dに連結されてい
る。具体的には、ロッド46の先端部46A及びゴムブ
ッシュ48を回転可能に支持するボルト50によってフ
レーム28に取付けられる取付ブラット52が、ボルト
50と上下2本のボルト54及びこれらのボルトに螺合
するナット56によってフレーム28の後端部28Dに
固定されている。
【0030】一方、ダンパ44の外筒58の前端部に固
定された水平断面コ字状のブラケット59は、ゴムブッ
シュ60を介して取付アーム62の後端部62Aに回転
可能に連結されている。具体的には、ブラケット59を
挿通するボルト64が、ゴムブッシュ48を介して取付
アーム62の後端部62Aに回転可能に支持されてお
り、ボルト64はナット66によってブラケット59に
固定されている。
【0031】なお、図1に示される如く、取付アーム6
2はナックルアーム70を車体側に固定するための4本
のボルト72のうちの3本によってナックルアーム70
に共締めされている。また、ダンパ44は、図8に示さ
れる如く、外筒(アウターチューブ)58Aと内筒(プ
レッシャチューブ)58Bを有する周知のツインチュー
ブ式油圧ダンパとなっている。
【0032】次に、本実施形態の作用を説明する。
【0033】本実施形態では、駆動力を受けてアクスル
ハブ34が駆動回転すると、アクスルハブ34に固定さ
れた駆動輪18が回転する。この駆動輪18の歯部18
Aはクローラベルト26の隣接する凸部38間に係合さ
れていることから、駆動輪18が回転すると、駆動輪1
8、前側転動輪20、後側転動輪22、及び中間転動輪
24に巻き掛けられたクローラベルト26が、その巻掛
方向へと(側面視で二等辺三角形状のクローラ閉ルーフ
に沿って)移動して走行状態となる。
【0034】また、通常走行時には、前転輪20と後転
輪22との間のクローラベルト26の接地部に、中間転
動輪24がクローラベルト26の内側から接している。
中間転動輪24はゴムで成形され、内部に空気が封入さ
れて袋状とされているので、弾性変形して内側に若干凹
み、図示しない車両の荷重を支持している。また、車両
が、例えば進行方向に向かって上昇又は降下する斜面に
差しかかった場合には、フレーム28が駆動輪周りに回
転し、前転輪20と後転輪22とが相互の位置関係を一
定に保ったまま駆動軸周りに揺動する。この際、本実施
形態では、ダンパ44の作用によって、クローラ16が
空走(フリーで揺動)する領域がない。即ち、クローラ
16は、常にダンパ44によって制御された状態で連続
的に揺動する。このため、クローラ16の軸周りの揺動
に対するダンピング効果を向上することができ、乗り心
地性能を向上できる。
【0035】また、クローラベルト26が、凹凸のある
路面を進行する場合には、路面の凸部分からの突き上げ
荷重が、クローラベルト26の接地部を介して、中間転
動輪24に作用すると共に、クローラ16にもその揺動
方向に作用する。この際、中間転動輪24は、この突き
上げ荷重が作用した部分が特に部分的に弾性変形して内
側に凹み、突き上げ荷重を吸収する。また、クローラ1
6は、ダンパ44の作用によって突き上げ荷重を吸収す
る。このため、車体に作用する突き上げ荷重は小さくな
るので、大きな突き上げ荷重を考慮して、予め車体の強
度を高めておく必要がなくなると共に、乗員の乗り心地
もよくなる。更に、本実施形態では、路面からの入力で
中間転動輪24が大きく変形した場合には、それに追従
して樹脂製ガイド41の樹脂板43も変形するため、樹
脂製ガイド41によって中間転動輪24の変形が大幅に
抑制されることが無く、この点においても乗り心地性が
向上される。
【0036】また、クローラベルト26に、幅方向の力
が作用して、クローラベルト26が中間転動輪24に対
して相対移動すると、樹脂製ガイド41がクローラベル
ト26の凸部38に当たって、中間転動輪24との間に
挟まれる。この際、樹脂板43の材質が中間転動輪24
に比べて耐摩耗性の高い材料とされていることと、直
接、中間転動輪24と接触しないために、中間転動輪部
(中間転動輪24、樹脂板34)の耐摩耗性が向上す
る。
【0037】また、本実施形態では、ダンパ44をフレ
ーム28における上部28Aの後端部28D近傍の部
位、即ち、車軸の後方側の部位に略水平に配置したた
め、ダンパ44におけるロッド46のストロークを充分
に確保でき、クローラ16の揺動範囲を大きくできると
共に、車両前方からの入力加重を確実に支持できる。
【0038】なお、本実施形態においては、揺動制御部
材としてのダンパ44としてツインチューブ式油圧ダン
パを使用したが、これに代えて、図9に示される如く、
ダンパ44をクッション74を備えた周知の空気入りダ
ンパとしても良い。また、図10に示される如く、ダン
パ44をクッション74及びコイルスプリング76を備
えた周知のコイルスプリング入りダンパとしても良い。
【0039】本発明のクローラ車両の第2実施形態を図
11〜図16に従って説明する。
【0040】なお、第1実施形態と同一部材については
同一符号を付してその説明を省略する。
【0041】図11に示される如く、本実施形態では揺
動制御部材としてのダンパ44として、配管80、82
により油圧制御弁に接続された油圧ダンパーが使用され
ている。
【0042】図12に示される如く、配管80、82
は、ピストン84によって分離された第1油圧室86と
第2油圧室88とにそれぞれ接続されており、これらの
配管80、82を介して第1油圧室86、第2油圧室8
8内の油圧が制御されるようになっている。なお、第1
油圧室86、第2油圧室88内のそれぞれ油圧を検知す
る油圧センサ(図示省略)が所定の部位に配設されてい
る。
【0043】図13に示される如く、エンジンルーム内
に配設された油圧制御弁90は、エンジンルーム、イン
ストルメントパネル等の内部に配設されたクローラ制御
回路94からの出力信号によって開閉制御されるように
なっており、リザーバ92に蓄えられた油をポンプ93
によって循環させ、これを油圧制御弁90によって制御
することで、第1油圧室86及び第2油圧室88の油圧
を調整できるようになっている。
【0044】図14に示される如く、クローラ制御回路
94には、インスツルメントパネル96に配設されたマ
ニュアル操作パネル98が接続されている。このマニュ
アル操作パネル98は、右前クローラ16の傾きを制御
する右クローラ制御部100と、左前クローラ16の傾
きを制御する左クローラ制御部102とを備えている。
右クローラ制御部100は、マニュアル制御オンスイッ
チ100A、マニュアル制御オフスイッチ100B及び
クローラ角調整レバー100Cを有しており、左クロー
ラ制御部102は、マニュアル制御オンスイッチ102
A、マニュアル制御オフスイッチ102B及びクローラ
角調整レバー102Cを有している。
【0045】図15に示される如く、クローラ制御回路
94には、車速センサ104、前後力センサ106及び
角度センサ108から、それぞれ検出信号が入力される
ようになっている。なお、前後力センサ106は、図3
に示される如く、フレーム28の下部28Bにおける前
側転動輪20を取付けた部位の後側近傍に配設されてい
る。この前後力センサ106は歪みセンサで構成されて
おり、センサ取付部の歪みによって、後方(矢印A方
向)の荷重又は前方(矢印B方向)の荷重を測定できる
ようになっている。また、角度センサ108は、ダンパ
44に内蔵されており、ロッド46のストロークからク
ローラ16の車体(水平方向)に対する回転角を測定で
きるようになっている。
【0046】次に、本実施形態の作用を図16に示され
るフローチャートに従って説明する。
【0047】本実施形態のクローラ制御回路94におい
ては、図16に示される如く、イグニッションキーオン
により、まずステップ(以下、Sとする)100におい
て、自動設定中か否か、即ち、マニュアル制御オンスイ
ッチ100A又はマニュアル制御オンスイッチ102A
がオンされているか否かの判定を行う。
【0048】S100において、自動設定中、即ち、マ
ニュアル制御オンスイッチ100Aとマニュアル制御オ
ンスイッチ102Aとの双方がオフと判定された場合に
は、S102に移行する。
【0049】S102では、前後力センサ106からの
出力値に基づいてクローラ16に作用する前後力P、即
ち、後方(矢印A方向)の荷重又は前方(矢印B方向)
の荷重を検出する。また、角度センサ108からの出力
値に基づいてクローラ16の回転角を検出する。更に、
車速センサ104から車両の走行速度を検出する。
【0050】次に、S104へ移行し、前後力P(後方
への力+Pと前方への力−Pの双方を示す)の絶対値が
予め設定された所定値P0より大きいか否かの判定を行
い、前後力Pの絶対値が所定値P0より大きいと判定さ
れた場合、即ち、例えば、クローラ16が窪地内に落ち
込んだり、縁石と当接したりして前後力Pが極めて大き
くなった場合には、S106へ移行する。
【0051】S106では、左右のクローラ16の前後
力Pの絶対値の何方か又は双方が所定値P0より大きく
なったかを判別し、大きくなった側のクローラ16にお
ける油圧をS108以降で制御する。
【0052】S108では、クローラ16の回転角δ
(クローラ16の前部が上方へ揺動した際の回転角+δ
と、クローラ16の前部が下方へ揺動した際の回転角−
δの双方を示す)の絶対値が所定値δ0より大きいか否
かの判定を行い、回転角δの絶対値が所定値δ0より大
きいと判定された場合、即ち、例えば、クローラ16が
窪地内に落ち込んでクローラ16の前部が下方へ大きく
揺動し回転角δが極めて大きくなった場合には、S11
0へ移行する。
【0053】この場合、S110では、クローラ16の
回転角δが+か−かを判定した後、この判定に基づき油
圧アクチュエータ90を制御して、前後力Pが小さくな
る方向へダンパ44のロッド46を移動させる。例え
ば、クローラ16が窪地内に落ち込んでクローラ16の
前部が下方へ大きく揺動している場合には、クローラ1
6を戻す方向へ強制的に揺動させる。
【0054】一方、S108で、クローラ16の回転角
δの絶対値が所定値δ0より大きくないと判定された場
合、即ち、例えば、クローラ16が縁石に当接した場合
には、S112へ移行する。
【0055】S112では、前後力Pの絶対値が予め設
定された所定値P1(P1>P0)より大きいか否かの
判定を行い、前後力Pの絶対値が所定値P1より大きい
と判定された場合、即ち、例えば、クローラ16が縁石
と当接して前後力Pが極めて大きくなった場合には、S
110へ移行する。
【0056】この場合、S110では、クローラ16の
回転角δが+か−かを判定した後、この判定に基づき油
圧アクチュエータ90を制御して、前後力Pが小さくな
る方向へダンパ44のロッド46を移動させる。例え
ば、クローラ16が縁石と当接した場合には、クローラ
16の前部を持ち上げる方向へ揺動させる。
【0057】S110に続くS114では、前後力Pの
絶対値が予め設定された所定値P0より小さいか否かの
判定を行い、前後力Pの絶対値が所定値P0より小さく
ないと判定された場合には、S110に戻り、前後力P
が所定値P0より小さいと判定された場合、即ち、例え
ば、クローラ16が窪地内から抜け出したり、縁石を乗
り越えて前後力Pが小さくなった場合には、S116へ
移行する。
【0058】S116ではダンパ44をフリーダンピン
グ状態とする。このフリーダンピング状態では、第1油
圧室86と第2油圧室88との各油圧を予め設定された
油圧に保持しても良く。また、検出した前後力P又は回
転角δに基づいて油圧アクチュエータ90を積極的に制
御しても良い。例えば、クローラ16の揺動を抑制する
ようにダンパ44の第1油圧室86と第2油圧室88と
の内圧を制御することで、クローラ16の車軸周りの揺
動に対するダンピング効果を向上させるようになってい
る。
【0059】なお、S104において、前後力Pの絶対
値が所定値P0より大きくないと判定された場合、又
は、S112において、前後力Pが所定値P1より大き
くないと判定された場合にもS114へ移行し、ダンパ
44をフリーダンピング状態とする。
【0060】一方、S100において、自動設定中でな
い、即ち、マニュアル制御オンスイッチ100Aとマニ
ュアル制御オンスイッチ102Aとの少なくとも何れか
一方がオンと判定された場合には、S120に移行す
る。
【0061】S120では、車速Vが所定値V0より小
さいか否かの判定を行い、車速Vが所定値V0より小さ
い場合には、S122に移行してマニュアル操作とす
る。具体的には、クローラ角調整レバー100C、10
2Cの操作に応じてクローラ16の回転角δを調整可能
とする。即ち、ドライバーは、車速Vが所定値V0より
小さい場合に限って、マニュアル操作パネル98の操作
によって、クローラ16の回転角δを調整できるように
なっており、路面の状態に応じて、左右のクローラ16
の回転角δをそれぞれ個別に変えることができる。例え
ば、クローラ16を水平に固定した状態で走行すること
によって、路面の凹部を渡りきることができる。
【0062】その後、S124においては、オンされた
マニュアル制御オンスイッチ100A、102Aに対応
するマニュアル制御オフスイッチ100B、102Bが
オフされたか否かを判定し、マニュアル制御オフスイッ
チ100B、102Bがオフされた場合には、S100
に戻りマニュアル制御を終了し、自動設定中の制御を開
始するようになっている。
【0063】従って、本実施形態では、クローラ16に
入力される回転角δと前後力Pに応じてクローラ16の
揺動を積極的に制御することで、クローラ16が窪地内
から抜け出したり、縁石を乗り越えたりできる。この結
果、クローラ車両の凹凸路面走行性能を向上できる。
【0064】また、本実施形態では、クローラ16に入
力される前後力Pの大きさに応じてクローラ16の揺動
を制御することができる。この結果、クローラ16に入
力される前後力の大きさによって、例えば、坂道走行と
凹凸路走行とを区別することができるため、路面にあっ
たクローラ16の揺動制御が可能になる。
【0065】また、本実施形態では、ダンパ44が流体
としての油により駆動されるため、既に車体に装備さて
いるパワステ用油圧ポンプ、ブレーキ用油圧ポンプ等の
油圧発生装置を使用することができ、構成が簡単にな
る。
【0066】なお、本実施形態では、ダンパ44を流体
としての油により駆動させたが、油に代えて、水等の液
体や空気等の気体など他の流体を使用しても良い。更に
は、流体に代えて電磁力によって生じる反発力によって
ダンパ44のストローク及び反発力を制御する構成等の
他の構成としても良い。
【0067】以上に於いては、本発明を特定の実施形態
について詳細に説明したが、本発明はかかる実施形態に
限定されるものではなく、本発明の範囲内にて他の種々
の実施形態が可能であることは当業者にとって明らかで
あり、例えば、上記実施形態では、中間転動輪24に
は、内部に空気が封入されて袋状とされているものを例
としたが、袋状とされずに内部までゴムで成形された総
ゴムタイヤであってもよい。さらに、路面の凸部分から
の突き上げ荷重を吸収して、この突き上げ荷重を車体に
作用させないようにするものであれば、形状や材質は上
記したものに限られない。
【0068】
【発明の効果】請求項1記載の本発明は、車体に対して
車軸周りに揺動可能に支持されたクローラを備えたクロ
ーラ車両において車体の支持部とクローラとの間に連続
して介在され、クローラの車軸周りの揺動を制御する揺
動制御部材を有するため、クローラの車軸周りの揺動に
対するダンピング効果を向上することができるという優
れた効果を有する。
【0069】請求項2記載の本発明は、請求項1に記載
のクローラ車両において、揺動制御部材は車体の支持部
とクローラとを弾性的に接続するダンパであり、車軸の
後方側の部位に略水平に配置されているため、請求項1
記載の効果に加えて、クローラの揺動範囲を大きくでき
ると共に、車両前方からの入力加重を確実に支持できる
という優れた効果を有する。
【0070】請求項3記載の本発明は、請求項1記載の
クローラ車両において、揺動制御部材はクローラの揺動
の大きさに応じて、クローラの揺動を制御するため、請
求項1記載の効果に加えて、凹凸路面の走行性能を向上
できるという優れた効果を有する。
【0071】請求項4記載の本発明は、請求項3記載の
クローラ車両において、揺動制御部材はクローラに入力
される前後力の大きさに応じて、クローラの揺動を制御
するため、請求項3記載の効果に加えて、路面にあった
クローラの揺動制御が可能になるという優れた効果を有
する。
【0072】請求項5記載の本発明は、請求項3記載の
クローラ車両において、揺動制御部材は流体により駆動
されるため、請求項3記載の効果に加えて、既に車体に
装備さているパワステ用油圧ポンプ、ブレーキ用油圧ポ
ンプ等の圧力力発生装置を使用することができ、構成が
簡単になるという優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るクローラ車両の要
部を示す車両前方斜め外側から見た分解斜視図である。
【図2】本発明の第1実施形態に係るクローラ車両の要
部を示す平断面図である。
【図3】本発明の第1実施形態に係るクローラ車両の要
部を示す側面図である。
【図4】図3の4−4線に沿った断面図である。
【図5】図3の5−5線に沿った断面図である。
【図6】本発明の第1実施形態に係るクローラ車両の樹
脂製ガイドを示す拡大断面図である。
【図7】本発明の第1実施形態に係るクローラ車両を示
す車両斜め後方から見た斜視図である。
【図8】本発明の第1実施形態に係るクローラ車両のダ
ンパを示す拡大断面図である。
【図9】本発明の第1実施形態の変形例に係るクローラ
車両のダンパを示す拡大断面図である。
【図10】本発明の第1実施形態の他の変形例に係るク
ローラ車両のダンパを示す拡大断面図である。
【図11】本発明の第2実施形態に係るクローラ車両の
要部を示す車両前方斜め外側から見た分解斜視図であ
る。
【図12】本発明の第2実施形態に係るクローラ車両の
ダンパを示す拡大断面図である。
【図13】本発明の第2実施形態に係るクローラ車両の
油圧回路を示す概略構成図である。
【図14】本発明の第2実施形態に係るクローラ車両の
マニュアル操作パネル示す正面図である。
【図15】本発明の第2実施形態に係るクローラ車両の
クローラ制御回路を示すブロック図である。
【図16】本発明の第2実施形態に係るクローラ車両の
クローラ制御を示すフローチャートである。
【図17】従来のクローラ車両の要部を示す分解斜視図
である。
【図18】従来のクローラ車両の要部を示す側面図であ
る。
【符号の説明】
10 クローラ車両 12 車両本体 16 クローラ 18 駆動輪 20 前側転動輪 22 後側転動輪 24 中間転動輪 26 クローラベルト 28 フレーム 44 ダンパ(揺動制御部材) 52 取付ブラット 62 取付アーム 80 配管 82 配管 90 油圧アクチュエータ 94 クローラ制御回路 98 マニュアル操作パネル 104 車速センサ 106 前後力センサ 108 角度センサ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に対して車軸周りに揺動可能に支持
    されたクローラを備えたクローラ車両において、 前記車体の支持部と前記クローラとの間に連続して介在
    され、前記クローラの車軸周りの揺動を制御する揺動制
    御部材を有することを特徴とするクローラ車両。
  2. 【請求項2】 前記揺動制御部材は前記車体の支持部と
    前記クローラとを弾性的に接続するダンパであり、車軸
    の後方側の部位に略水平に配置されていることを特徴と
    する請求項1に記載のクローラ車両。
  3. 【請求項3】 前記揺動制御部材は前記クローラの揺動
    の大きさに応じて、前記クローラの揺動を制御すること
    特徴とする請求項1に記載のクローラ車両。
  4. 【請求項4】 前記揺動制御部材は前記クローラに入力
    される前後力の大きさに応じて、前記クローラの揺動を
    制御することを特徴とする請求項3に記載のクローラ車
    両。
  5. 【請求項5】 前記揺動制御部材は流体により駆動され
    ることを特徴とする請求項3に記載のクローラ車両。
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