JPH0617603Y2 - 車両用サスペンション装置 - Google Patents

車両用サスペンション装置

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JPH0617603Y2
JPH0617603Y2 JP1323588U JP1323588U JPH0617603Y2 JP H0617603 Y2 JPH0617603 Y2 JP H0617603Y2 JP 1323588 U JP1323588 U JP 1323588U JP 1323588 U JP1323588 U JP 1323588U JP H0617603 Y2 JPH0617603 Y2 JP H0617603Y2
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vehicle
air spring
suspension
shock absorber
steering
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一孔 小林
省三 滝澤
弘之 高田
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Mitsubishi Motors Corp
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Mitsubishi Motors Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車等の車両にもちいられるサスペンショ
ンの減衰力やばね定数(以下;「固さ」という。)を調
節するための装置に関する。
〔従来の技術〕
従来より、ショックアブソーバを組込んだ車両用サスペ
ンション装置が各種開発されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のサスペンション装置で
は、いずれの場合も、乗心地か操縦安定性かのうちのい
ずれか一方を犠牲にしなければならないという問題点が
ある。
すなわち、自動車等の乗心地向上をはかるには、サスペ
ンションを柔らかくすることが不可欠となっているが、
サスペンションが柔らかくなると、操縦安定性が低下す
ることは避けられない。
本考案は、このような問題点を解決しようとするもの
で、車速が高くなったときや急ハンドルを切ったとき、
あるいは車両に横方向の大きな加速度が作用したとき
に、サスペンションの固さを自動的に固くすることによ
り、乗心地と操縦安定性との向上をはかれるようにし
た、車両用サスペンション装置を提供することを目的と
する。
〔課題を解決するための手段〕
このため、本考案の車両用サスペンション装置は、スト
ラット型液圧式ショックアブソーバと同ショックアブソ
ーバに直列配設された空気ばねとからなる車両のサスペ
ンション装置において、上記空気ばねが主空気ばね室と
同主空気ばね室に同芯配設された副空気ばね室とから形
成されるとともに、上記ショックアブソーバの減衰力お
よび上記空気ばねのばね定数を同時に同方向へ調節して
上記サスペンションの固さを調節しうるサスペンション
固さ調節機構をそなえ、同固さ調節機構が、上記サスペ
ンション装置を構成する上記液圧式ショックアブソーバ
のピストンロッドおよび上記空気ばねを貫通して同サス
ペンション装置の上方まで延出配設されたコントロール
ロッドと、同コントロールロッドに取付けられて上記液
圧式ショックアブソーバの第1チャンバと第2チャンバ
との間の作動油の流量を制御する回転式流量制御弁体
と、上記コントロールロッドに穿設され圧縮空気発生装
置および上記主空気ばね室に連通する連通路と、同連通
路と上記副空気ばね室との間の連通部に設けられた回転
作動式の連通開度制御弁とで構成され、上記車両の速度
を検出する車速センサと、上記車両の操舵速度を検出す
る操舵速度センサと、上記車両に作用する横方向の加速
度を検出する加速度センサとが設けられるとともに、上
記車両の速度が所定値より大きいときに上記車速センサ
から受ける信号および上記操舵速度が所定値より大きい
ときに上記操舵速度センサから受ける信号により、また
は上記車両に作用する横方向の加速度が所定値より大き
いときに上記加速度センサから受ける信号により、上記
サスペンション固さ調節機構へ上記サスペンションの固
さを固くするように上記サスペンション固さ調節機構に
対して制御信号を出力するコントロールユニットが設け
られ、同コントロールユニットが、上記各検出信号を受
けるとともに上記圧縮空気発生装置および後記ソレノイ
ド機構へ制御信号を出力してそれぞれをオンオフ制御す
るコンピュータで構成され、上記ソレノイド機構が上記
制御信号を受けて上記コントロールロッドを正逆両方向
へ所定角度だけ回転させるためのソレノイドと同ソレノ
イドによって往復駆動されるアームとで構成され、上記
操舵速度センサが、光を発する発光素子と、同発光素子
からの光を受けているときに電圧を発生する受光素子
と、上記車両の操作ハンドルに取り付けられた回転板と
を有して構成され、同回転板に、上記発光素子の光が上
記受光素子に到達することを許容する許容部と、同発光
素子からの光が同受光素子に到達することを禁止する禁
止部とが設けられるとともに、これらの許容部および禁
止部が上記回転板の円周方向に関して交互にかつ等間隔
でもって配設されていることを特徴としている。
〔作用〕
上述の本考案の車両用サスペンション装置では、コント
ロールユニットが、車速センサからの検出信号を受ける
とともに、操舵速度センサの回転板における許容部と禁
止部とにより、発光素子から受光素子へ至る光の遮断お
よび通過による検出信号を受けて、車速が所定値以上で
且つ操舵速度が所定値以上であるとき、または上記加速
度センサからの信号を受けて車両に作用する横方向の加
速度が所定値以上であるとき、サスペンション固さ調節
機構へサスペンションを固くする制御信号を出力する。
この制御信号により、サスペンション装置を構成する液
圧式ショックアブソーバの減衰力が大きくなると同時
に、空気ばねのばね定数が大きくなって、サスペンショ
ン装置はハード状態となる。
〔実施例〕
以下、図面により本考案の一実施例としての自動車用サ
スペンション装置について説明すると、第1図はその要
部断面図、第2図(a),(b)における状態I,II,IIIは
それぞれ第1図のI−I矢視断面図,II−II矢視断面
図,III−III矢視断面図、第3図はそのアクチュエータ
としてのソレノイド機構の平面図、第4図はその全体構
成図、第5〜7図はいずれもその作用を説明するための
グラフ、第8〜11図はいずれもその車体の状態を検出
するセンサの説明図、第12図はその作用を説明するた
めのグラフである。
第1,2図に示すように、このサスペンション装置は、
ストラット型減衰力切換式ショックアブソーバ4を組込
んだものであり、このショックアブソーバ4は、前車輪
あるいは後車輪側に取付けられたシリンダ1aと、このシ
リンダ1a内において摺動自在に嵌挿されたピストン19
とをそなえている。
また、このピストン19には、相互に連通接続されたオ
リフィス通路部分19a,19b,19cから成るオリフィス通路
が形成されており、このオリフィス通路によって、ピス
トン19で仕切られる第1チャンバ1bおよび第2チャン
バ1cを連通遮断できるようになっている。
なお、各チャンバ1b,1cには作動油が充填されている。
さらに、ピストン19には、ピストンロッド5が連結さ
れており、このピストンロッド5は、上方へ延在し、第
1チャンバ1bを流体密に貫通して、ピストンロッド上端
部がベアリング6およびマウントゴム7を介してボデー
フレーム9に支持されている。この支持は、ボルト等で
行なわれ、何箇所かで固定される。
なお、ピストンロッド5は、上下への動きはナット等に
よって規制されているが、回転はベアリング6によって
許容されている。
ところで、ピストンロッド5内には、コントロールロッ
ド15が設けられており、このコントロールロッド15
は、ピストンロッド5の長手方向に延在し、且つ、ピス
トンロッド5に対し相対的に回動できるように設けられ
ている。
また、コントロールロッド15の下端は、ピストン19
内のオリフィス通路の一部を形成するスペース内まで延
在しており、このコントロールロッド下端には、制御弁
体としてのシャッタ15aが、オリフィス通路19a,19aを開
閉しうるように取付けられている。
さらに、コントロールロッド15の上端は、ピストンロ
ッド5の上端よりも更に上方へ延在しており、このコン
トロールロッド15の上端には、第3図で示すように、
シャッタ15aをコントロールロッド15を介して駆動す
るアクチュエータとしての駆動用ソレノイド機構13が
連結されている。
この駆動用ソレノイド機構13は、そのアーム13aの切
欠部13bにコントロールロッド15の上端突起部15bを係
合させて、ソフト用ソレノイド13cおよびハード用ソレ
ノイド13dによる引張力によって、コントロールロッド
15を回転駆動するようになっている。なお第3図はソ
フト用ソレノイド13cによって突起部15bが引張された後
のソフト状態(減衰力小)を示している。
このソレノイド機構13によって、ハード状態から第3
図に示すソフト状態へ移行させるには、ソフト用ソレノ
イド13cを駆動して、コントロールロッド15が反時計
回りの所定位置まで回転されれば移行でき、このときシ
ャッタ15aは第2図(a)に示す状態IIIとなり、シャッタ1
5aの孔部15a′はピストン19の孔部19a′と向きあっ
て、オリフィス通路部分19aが連通(開)状態となる。
すなわち、オリフィス通路は、オリフィス通路部分19a,
19b,19cを有効流路として、その作動油の流れる有効流
通面積を大きくし、これにより減衰力が小さくなって、
ショックアブソーバ4はソフト状態になる。
また、ソレノイド機構13によって、ソフト状態からハ
ード状態へ移行させるには、ハード用ソレノイド13dを
駆動して、コントロールロッド15が時計回りの所定位
置まで回転されれば移行でき、このとき突起部15bが第
3図の破線位置まで回転されて、シャッタ15aは第2図
(b)に示す状態IIIとなり、シャッタ15aの孔部15a′はピ
ストン19の孔部19a′と向きあわず、オリフィス通路
部分19aが遮断(閉)状態となる。すなわち、オリフィ
ス通路は、オリフィス通路部分19b,19cを有効流路とし
て、その作動油の流れる有効流通面積を小さくし、これ
により減衰力が大きくなって、ショックアブソーバ4が
ハード状態になる。
このようにソレノイド機構13が駆動されることによ
り、減衰力の切換が可能となり、ソレノイド機構13や
コントロールロッド15あるいはシャッタ15a等で、減
衰力切換機構Dが構成される。
したがって、この減衰力切換式ショックアブソーバ4
は、車輪の上下動に応じボデー外側のシリンダ1aがピス
トンロッド5に対し上下動することにより、シャッタ15
aの位置に応じたダンピング機能を発揮して、ショック
を効果的に吸収できるようになっている。
ところで、このショックアブソーバ4の上部には、ピス
トンロッド5と同軸的に主空気ばね室2が配設されてい
る。
さらに、主空気ばね室2の直上において、ピストンロッ
ド5と同軸的に副空気ばね室10が配設されている。
また、これらの空気ばね室2,10は、コントロールロ
ッド15およびピストンロッド5にわたって穿設された
連通路11を介して相互に連通接続されており、この連
通路11には開閉弁12が介装されている。
この開閉弁12は、第1の弁部分12aと第2の弁部分12b
とをそなえて構成されている。
第1の弁部分12aは、第2図(a),(b)の状態Iに示すごと
く、ピストンロッド5に穿設されて副空気ばね室10に
連通する通路18aと、コントロールロッド15に穿設さ
れて連通路11に連通する通路18bとが、コントロール
ロッド15の回転によって、整合したり整合しなかった
りすることにより、弁の開閉制御をなすように構成され
ていて、副空気ばね室10と連通路11との連通遮断を
行なえるようになっている。
また、第2の弁部分12bは、第2図(a),(b)の状態IIに示
すごとく、ピストンロッド5に穿設されて主空気ばね室
2に連通する通路17aと、コントロールロッド15に穿
設されて連通路11に連通する通路17bとが、同じくコ
ントロールロッド15の回転によって、全部整合したり
一部整合したりすることにより、弁の開閉度を制御する
ように構成されていて、主空気ばね室2と連通路11と
の連通開度が制御できるようになっている。
したがって、弁部分12aが開モードのときは、第2図(a)
に示すように、主空気ばね室2と副空気ばね室10とを
連通状態にして、ばね定数を小さくしソフト状態にする
ことができ、弁部分12aが閉モードのときは、第2図(b)
に示すように、主空気ばね室2と副空気ばね室10とを
遮断状態にして、ばね定数を大きくしハード状態にする
ことができるのである。
すなわち、コントロールロッド15を回転させることによ
って開閉弁12を開閉するとができ、この開閉により、ば
ね室容量を変えることができる。
このばね室容量の変化によってサスペンションのばね定
数を変えることができるのである。
ところで、車高調整のための圧縮空気は、第4図に示す
ように、圧縮空気発生装置としてのコンプレッサ21か
らドライヤ22,ジョイント23,リヤソレノイドバル
ブ24,フロントソレノイドバルブ25およびこれらを
各々接続する配管1と一部パイプ状のコントロールロッ
ド内の連通路11とを介してサスペンションユニットS
へ供給されるようになっている。
サスペンションユニットSは、自動車の各車輪に取付け
られていて、第4図においては左側後輪におけるサスペ
ンションユニットSRLを詳細に示している。なお、第4
図では、右側後輪用サスペンションユニットSRR,左側
前輪用サスペンションユニットSFLおよび右側前輪用サ
スペンションユニットSFRは詳細な図示を省略されてい
る。
コンプレッサ21は、エアクリーナ37から送り込まれ
た大気を圧縮してドライヤ22へ供給するようになって
おり、ドライヤ22のシリカゲル等によって乾燥された
圧縮空気は、第4図の各実線矢印で示すように、サスペ
ンションユニットSへ供給される。
また、圧縮空気がサスペンションユニットSから排気さ
れるときには、第4図の各破線矢印で示すように、排気
ソレノイドバルブ38を介して、圧縮空気は大気側へ解
放される。
なお、ドライヤ22には、リザーブタンク39が接続さ
れており、圧縮空気の一部はこのリザーブタンク39か
ら給気ソレノイドバルブ40を介して各サスペンション
ユニットSへ給気される。
また、自動車の前部右側には、ロアアーム26に取付け
られて自動車の前部車高を検出するフロント車高センサ
27が設けられており、この車高センサ27から第1お
よび第2の制御手段を兼ねるコンピュータ28へフロン
ト車高検出信号が供給される。
さらに、自動車の後部左側には、ラテラルロッド29に
取付けられて自動車の後部車高を検出するリア車高セン
サ30が設けられており、この車高センサ30からコン
ピュータ28へリア車高検出信号が供給される。
これらの車高センサ27,30は、ホールIc素子および
磁石の一方を車輪側、他方を車体側に取付けられて、ノ
ーマル車高レベルおよび低車高レベルからの距離を検出
するようになっている。
車両のハンドル31には、ハンドル31の回転速度を検
出する操舵センサ32が設けられており、この操舵セン
サ32は、第10図に示すように、ハンドル31に取付
けられた回転板としての円環状反射板32a,発光素子と
しての発光ダイオード32bおよび受光素子としてのフォ
トトランジスタ32cで構成されている。
円環状反射板32aには、第10図に明らかなように、発
光ダイオード32bの光がフォトトランジスタ32cに到達す
ることを許容する許容部と、同発光ダイオード32bの光
がフォトトランジスタ32cに到達することを禁止する禁
止部とがその円周方向に関して交互にかつ等間隔でもっ
て配設されている。
そして、円環状反射板32aがハンドル31と共に回転す
るとその回転量に応じた回数だけフォトトランジスタ32
cが信号を出力し、その検出信号がコンピュータ28へ
供給される。
さらに、スピードメータ33には、車速センサ34が内
蔵されており、このセンサ34は車速を検出して、検出
信号をコンピュータ28へ供給するようになっており、
機械式スピードメータ33においては、第8図に示すよ
うなリードスイッチ方式によるセンサ34が用いられ、
電子式スピードメータ33′においては、第9図に示す
ようなトランジスタ34a′によるオープンコレクタ出力
方式のセンサ34′が用いられる。
また、車体の姿勢変化を検出する車体姿勢センサとして
の加速度センサ35が設けられており、この加速度セン
サ35は自動車ばね上におけるピッチ,ロールおよびヨ
ーの車体姿勢変化を検出するようになっていて、第11
図に示すように、加速度がないときには、おもり35aが
垂下された状態となり、発光ダイオード35bからの光は
遮蔽板35cによって遮ぎられて、フォトダイオード35dへ
到達しない。
そして、加速度が、前後,左右ないし上下に作用する
と、おもり35aが傾斜したり、移動したりすることによ
って、車体の加速状態が検出されるのである。
アクセルペダルには、アクセル開度センサ36が設けら
れており、アクセルの開度がコンピュータ28へ供給さ
れるようになっている。
コンピュータ28は、上述の各検出信号を受けるととも
に、各ソレノイド13,24,25,38,40および
コンプレッサ21へ制御信号を出力して、それぞれオン
オフ制御するようになっている。
なお、第4図中の符号LFは、エンジンルーム(破線LF
り左方)と車室(破線LF,LR間)との境を示し、LRは車
室とトランクルーム(破線LRより右方)との境を示して
いる。
したがって、エンジン始動時において、本サスペンショ
ン装置を所定車高位置にセットするには、まず上記コン
プレッサ21からの圧縮空気を配管1を通じ各ばね室
2,10へ供給することにより、ノーマル車高レベルへ
の車高調整を行なえばよい。
このとき、開閉弁12aは開にしておく。これにより副空
気ばね室10内も主空気ばね室2内と同じ圧力に調整さ
れる。
なお、第1図中の符号8は、悪路等においてショックア
ブソーバ4のシリンダ1aが相対的に上昇することにより
主空気ばね室2の壁面等を損傷するのを防止するための
バンプストッパを示しており、20は主空気ばね室2の
一部を形成するベローズを示す。
本考案の車両用サスペンション装置は、上述のごとく構
成されているので、まず、そのばね定数および減衰力切
換機能について説明すれば、次のとおりである。
すなわちばね定数と減衰力とをソフト状態ないしハード
状態の2段階で、前後輪同時に切換えることができ、こ
の切換えはコンピュータ28が自動的にソレノイド13c,
13dを駆動することによって行なわれる。
換言すれば、常時、サスペンションユニットSはソフト
状態に設定されていて、各センサ27,30,32,3
4,35,36のうち、いずれか1つでも、その検出信
号が後述のハード条件を満足すると、ハード用ソレノイ
ド13dが駆動されて、サスペンションユニットSはハー
ド状態となるのである。
そして、ハード状態からソフト状態への切換えは、ハー
ド条件が全て解除された時からn1秒遅延して、ソフト用
ソレノイド13cが駆動されることによって行なわれる。
このn1秒間は、切換え時に生じうるチャタリングの防止
に寄与する。
また、ソフト状態とハード状態とのばね定数の切換え比
は、(1:n2)となっていて、減衰力の切換え比は、
(1:n3)となっている。
さらに減衰力は、第7図に示すように、ソフト状態(実
線)とハード状態(一点鎖線)との間で切換え制御され
る。なお、第7図中の破線は従来の減衰力特性を示して
いる。
また、ばね定数は第12図に示すように、積車時におい
ては、第1のソフト状態(破線A1)と第1のハード状
態(実線B1)との間で切換えられるようになってい
て、空車時においては、第2のソフト状態(破線A2)
と第2のハード状態(実線B2)との間で切換えられる
ようになっている。
なお、第12図中の符号Eはコイルばね定数特性、Fは
基準位置、Gはストッパ接触位置、Hはフルバンプ位
置、Iはリバウンド位置を示している。
また、前後輪のばね定数および減衰力はその配分が異な
っている。すなわちソフト状態においては、フロントに
比べリヤが硬めとなるように、各サスペンションユニッ
トSのばね定数および減衰力が設定されており、ハード
状態においては、リヤに比べフロントが硬めとなるよう
に設定される。
このように前後輪におけるサスペンションユニットSの
硬さを変えることにより、弾性中心やアンダーステア/
オーバステア特性(US/OS特性)を適切にコントロ
ールすることができる。
また、ソフト状態でも操縦安定性は十分に確保されてお
り、さらに、切換え機能の故障状態が発生したときは、
ハード状態に切換えてから切換え機能が停止されるよう
になっている。
なお、このサスペンションユニットSのばね定数および
減衰力の切換え機能は、後述の車高調整機能と独立して
作動させることができ、これによりいずれか一方の機能
が故障しても、他の機能は作動可能状態にしうる。
また、本考案の車両用サスペンション装置では、ハード
条件を各センサ32,34,35,36からの検出信号
によって設定できる。
まず加速度については、加速度センサ35によって車体
姿勢としての加速度を検出して、1つのセンサで3方向
(前後・左右・上下)の加速度を同時に検出する。
そしてこの加速度センサ35の構造上の特性から、前後
方向の加速度がn12以上、左右方向の加速度がn13以上ま
たは上下方向の加速度がn14以上であるとき、所定以上
の加速度状態であることが検出され、サスペンションユ
ニットSがハード状態にされる。
また、ハンドル角速度については、ハンドル31の操舵
センサ32からの信号によって、ハンドル角速度が検出
され、このハンドル角速度信号と車速センサ34からの
車速信号とをコンピュータ28内で演算することによっ
て、ハード条件を設定できるようになっている。
すなわち、第5図に示すように、車速がn9(km/h)以上の
とき、サスペンションユニットSは常にハード状態(H
ARD)となる。
なお、車速がn8(km/h)以下のときは、サスペンションユ
ニットSは常にソフト状態(SOFT)となる。
また、車速がn8とn9との間のときには、ハンドル角速度
と車速との関数関係によって、第5図に示すように、符
号SOFTで示す領域においてはソフト状態となり、符
号HARDで示す領域においてはハード状態となる。な
お、当然のことながら、このHARDで示す領域は車体
に大きなロールが生じるであろう車速とハンドル角速度
を設定している。しかも、車速がn8とn9との間にあると
きには車速の増大につれてハンドル角速度のしきい値が
漸減するように設定されている。
したがって、車速がn8とn9との間にあるときにおいてハ
ンドル角速度が小さければソフト状態に保たれて良好な
乗心地を確保でき、ハンドル角速度が大きい操舵が行な
われれば、ハード状態に速やかに切換って車体のロール
が低減され、さらに車速がn8とn9との間にあるときには
車速の増大につれてハンドル角速度のしきい値が漸減さ
れるように設定されているので、ソフト状態からハード
状態に切換わるときの車体のロール速度がほぼ一定とな
り、これにより乗員の異和感も極めて小さくなるという
効果を奏する。
また上述したように、ハード状態からソフト状態への切
換えは、ハード条件が解除された時からn1秒遅延して行
なわれるので、ハンドル31を操舵した後にその操舵角
を保ったまま走行するような場合でも、通常操舵角を一
定にしたまま長時間走行を続けることは少ないので、た
いていはその間ハード状態を保持できるという効果を奏
する。
しかも、仮にハンドル31を操舵した後にその操舵角を
一定に保ったままの旋回走行がn1秒を超える時間継続し
た場合でも、本実施例においては加速度センサ35が左
右方向の加速度を検出してハード条件が成立しているの
で、サスペンションのハード状態が継続されて車体のロ
ールが低減される。
また、特に操舵センサ32がハンドル31に取り付けら
れた円環状反射板32aの回転を発光ダイオード32bおよび
フォトトランジスタ32cにより検出するように構成され
ており、各構成部材間が非接触であるので、長期に亘っ
て安定した性能を発揮することができる。
さらに、操舵センサ32はハンドル角速度のみを検出す
れば良く、ハンドル31の中立位置と操舵センサ32と
のマッチングの必要がないので、同操舵センサ32のハ
ンドル31に対する組付けを極めて容易に行うことがで
きるという効果を奏する。
さらに、アクセル開度については、第6図の斜線領域
(符号HARDで示す領域)に示すように、アクセル開
度センサ36からのアクセル開閉速度がn10(m/sec)以
上、且つ、車速がn11以上のとき、ハード状態(HAR
D)となる。
また、車高調整機能(車高維持機能)については、コン
プレッサ21から供給される圧縮空気を主空気ばね室2
で受けることにより、その圧力の高低で車高を調整でき
るようになっており、車高の高低は、フロント車高セン
サ27およびリヤ車高センサ30で検出され、これらの
検出信号がコンピュータ28へ供給されて、この検出信
号に基づいた制御信号がコンピュータ28からコンプレ
ッサ21へ供給されることによって、車高調整が行なわ
れる。
まず、車高が設定高さより低いときには、すなわち、乗
員増等で荷重が増加し、その状態がn4秒間以上続くと
き、または車高センサ27,30から送られてくる信号
によって車高が設定値に対して低いとコンピュータ28
が判断したときには、各ソレノイドバルブ24,25,
40は開かれてリザーブタンク39から第1図に示す主
空気ばね室2へ給気が開始される。ソフト状態では副空
気ばね室10へも同時に給気される。
このため、リザーブタンク39の内圧は低下し、設定圧
以下になったとき、タンク39内の圧力スイッチからの
信号によりコンプレッサ21が作動する。
そして車高が上昇して、設定値になると車高センサ2
7,30の信号によりコンピュータ28は各ソレノイド
バルブ24,25,40を閉じる制御信号を発して、給
気が停止する。また、コンプレッサ21は圧力スイッチ
信号により、リザーブタンク39内の圧力が設定圧以上
になった時点において停止する。
つぎに、車高が設定高さより高いときには、すなわち、
乗員減等で荷重が減少してその状態がn4秒間以上続き、
車高センサ27,30からの信号によって、車高が設定
値に対して高いとコンピュータ28が判断したときに
は、ソレノイドバルブ24,25,38は開かれて主空
気ばね室2より圧縮空気が排出され、車高が下げられ
る。ソフト状態では、副空気ばね室10からも同時に排
気される。
このとき、排気はドライヤ22を通して行なわれ、給気
時に吸湿したシリカゲルは再生される。
車高が設定高さになると、車高センサ27,30の信号
によりコンピュータ28はソレノイドバルブ24,2
5,38を閉じる。
また、フロントおよびリヤの車高を同時に低車高または
高車高にするときは、これらの車高を同時に制御する。
なおフロント・リヤのモードが異なる場合は、リヤの制
御を優先する。
また、走行中の車輪の上下動に対しては、上下振幅の平
均値をコンピュータが読みとり、設定値と対比するの
で、上下動による影響で車高は変動しない。
各ソレノイドバルブ24,25,40は閉状態におい
て、左右輪の空気室2,10の連通を遮断する構造にな
っているので、定常旋回においてもロール剛性の低下は
ない。
さらに、本考案の車両用サスペンション装置は、他の車
高調整機能(ハイトコントロール)をそなえており、前
述のサスペンション特性(ばね定数,減衰力)コントロ
ールと独立して、車速がn15(km/h)以上のときはノーマ
ル車高(標準車高状態)から車高を下げて、空気抵抗の
減少をはかるとともに、操縦安定性向上をはかる。
すなわち、車速がn15(km/h)以上のときには、第12図
に示すように、ノーマル位置より前後輪とも車高をn
16(mm)下げられて低車高(位置L参照)となり車速がn
15(km/h)以下になると、ノーマル位置に復帰するように
なっている。
なお、第12図において、一点鎖線C1は低車高積車時
を示しており、一点鎖線C2は低車高空車時を示してい
る。
上述のように、車両の使用状況(通常の走行状態や急ブ
レーキ,急カーブでの走行状態あるいは悪路での走行状
態等)に応じて、減衰力とばね定数とを的確にしかも自
動的に切換制御することが可能となるため、使用の状況
に応じて、乗心地をよくしたり、操縦安定性をよくした
りすることができるのである。
さらに、主空気ばね室2と副空気ばね室10とを、ショ
ックアブソーバ4の上部に重ねるようにして設けること
が行なわれているので、サスペンションユニットを全体
として極めてコンパクトに構成できるほか、コイルばね
3の上端を副空気ばね室10の下面に形成されたばね受
16bで支承することが行なわれるので、部品の共通化を
はかって更にコンパクトな組込みを実現できる。
しかも、本考案の車両用サスペンション装置は、車両の
前輪に用いても、前輪の操舵によるコイルばね3および
副空気ばね室10の回転に伴い、配管1が回転可能であ
り、構造の簡素化にも寄与しうるのである。
なお、ピストンロッド5とコントロールロッド15とを
長手方向に摺動可能に設けてもよく、この場合、コント
ロールロッド15はソレノイド機構によって上下に摺動
され、開閉弁12およびオリフィス通路はこの上下動に
伴って、その弁およびオリフィスの状態を変化せしめら
れるのである。この開閉弁12の開閉に伴ってコントロ
ールロッド下端のシャッタ15aも上下動し、この上下動
によって、そのオリフィス通路19aを閉じたり開いたり
することができる。これによりオリフィス通路の有効流
通面積を変えることができ、減衰力の切換が可能となる
のである。
〔考案の効果〕
以上詳述したように、本考案の車両用サスペンション装
置によれば、次のような作用効果を得ることができる。
(1)車速が所定値よりも大きいときに車速センサから受
ける信号および操舵速度が所定値より大きいときに操舵
速度センサから受ける信号により、コントロールユニッ
トがショックアブソーバの減衰力および空気ばねのばね
定数を同時に調節して、サスペンション装置の固さを固
くするようにサスペンション固さ調節機構へ制御信号を
出力するので、走行中に操舵によって車体に生じるロー
ルを低減できる。また、加速度センサにより検出された
車両に作用する横方向の加速度が所定値以上であれば、
やはりサスペンションの固さを固くするようにサスペン
ション固さ調節機構へ制御信号を出力するので、例えば
ステアリングホイールを操舵して直進走行から旋回走行
に移り、その操舵角を保ったまま(つまり操舵速度ゼロ
で)旋回走行を続けるような場合でも、サスペンション
のハード状態が継続されて、車体のロールが確実に低減
できる。
(2)上記(1)により、各種の走行条件に応じてきめ細かい
制御を行なうことができる。
(3)また、操舵速度センサがハンドルに取り付けられた
回転板の回転を発光素子および受光素子により検出する
ように構成されており、各構成部材間が非接触であるの
で、ポテンショ式のセンサ等と比べて長期に亘って安定
した性能を発揮できる。
(4)さらに、操舵速度センサはハンドルの回転に伴うパ
ルスのみを検出するものであり、ハンドルの中立位置と
操舵速度センサとのマッチングは一切必要ないので同操
舵速度センサのハンドルに対する組付けを極めて容易に
行なうことができる。
(5)サスペンション装置の固さ調節機構が、回転作動式
の弁で構成されているため、サスペンション装置をハー
ド状態あるいはソフト状態に切換えた後は、上記回転作
動式の弁を回転駆動させるためにソレノイド機構へ通電
する必要がなく、電力の節約につながる。
(6)空気ばねが主空気ばね室と副空気ばね室とで形成さ
れ、空気ばねのばね定数の調節が副空気ばね室と主空気
ばね室との連通を直接オン−オフ制御してばね室容量を
変化させることによって行なわれるため、このオン−オ
フ制御を液体の作動油を用いて行なうようにしたものに
比べて、製造コストが安く、かつ保守の点でも有利であ
る。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の一実施例としての車両用サスペンション装
置を示すもので、第1図はその要部断面図、第2図(a),
(b)における状態I,II,IIIはそれぞれ第1図のI−I
矢視断面図,II−II矢視断面図,III−III矢視断面図、
第3図はそのアクチュエータとしてのソレノイド機構の
平面図、第4図はその全体構成図、第5〜7図はいずれ
もその作用を説明するためのグラフ、第8〜11図はい
ずれもその車体の状態を検出するセンサの説明図、第1
2図はその作用を説明するためのグラフである。 1……配管、1a……シリンダ、1b……第1チャンバ、1c
……第2チャンバ、2……主空気ばね室、3……コイル
ばね、4……ショックアブソーバ、5……ピストンロッ
ド、6……ベアリング、7……マウントゴム、8……バ
ンプストッパ、9……ボデーフレーム、10……副空気
ばね室、11……連通路、12……開閉弁、12a,12b…
…弁部分、13……アクチュエータとしての駆動用ソレ
ノイド機構、13a……アーム、13b……切欠部、13c……
ソフト用ソレノイド、13d……ハード用ソレノイド、1
5……コントロールロッド、15a……シャッタ、15a′…
…孔部、15b……突起部、16a,16b……ばね受、17a,17b,
18a,18b……通路、19……ピストン、19a,19b,19c……
オリフィス通路部分、19a′……孔部、20……ベロー
ズ、21……圧縮空気発生装置としてのコンプレッサ、
22……ドライヤ、23……ジョイント、24……リヤ
ソレノイドバルブ、25……フロントソレノイドバル
ブ、26……ロアアーム、27……フロント車高セン
サ、28……第1および第2の制御手段としてのコンピ
ュータ、29……ラテラルロッド、30……リア車高セ
ンサ、31……ハンドル、32……操舵センサ、32a…
…円環状反射板、32b……発光ダイオード、32c……フォ
トトランジスタ、33,33′……スピードメータ、3
4,34′……車速センサ、34a′……トランジスタ、
35……車体姿勢センサとしての加速度センサ、35a…
…おもり、35b……発光ダイオード、35c……遮蔽板、35
d……フォトダイオード、36……アクセル開度セン
サ、37……エアクリーナ、38……排気ソレノイドバ
ルブ、39……リザーブタンク、40……給気ソレノイ
ドバルブ、D……減衰力切換機構、S,SFL,SFR,S
RL,SRR……サスペンションユニット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭54−102470(JP,A) 特開 昭57−142564(JP,A) 特開 昭53−38022(JP,A) 実開 昭56−147107(JP,U)

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ストラット型液圧式ショックアブソーバと
    同ショックアブソーバに直列配設された空気ばねとから
    なる車両のサスペンション装置において、 上記空気ばねが主空気ばね室と同主空気ばね室に同芯配
    設された副空気ばね室とから形成されるとともに、 上記ショックアブソーバの減衰力および上記空気ばねの
    ばね定数を同時に同方向へ調節して上記サスペンション
    の固さを調節しうるサスペンション固さ調節機構をそな
    え、 同固さ調節機構が、上記サスペンション装置を構成する
    上記液圧式ショックアブソーバのピストンロッドおよび
    上記空気ばねを貫通して同サスペンション装置の上方ま
    で延出配設されたコントロールロッドと、同コントロー
    ルロッドに取付けられて上記液圧式ショックアブソーバ
    の第1チャンバと第2チャンバとの間の作動油の流量を
    制御する回転式流量制御弁体と、上記コントロールロッ
    ドに穿設され圧縮空気発生装置および上記主空気ばね室
    に連通する連通路と、同連通路と上記副空気ばね室との
    間の連通部に設けられた回転作動式の連通開度制御弁と
    で構成され、 上記車両の速度を検出する車速センサと、上記車両の操
    舵速度を検出する操舵速度センサと、上記車両に作用す
    る横方向の加速度を検出する加速度センサとが設けられ
    るとともに、 上記車両の速度が所定値より大きいときに上記車速セン
    サから受ける信号および上記操舵速度が所定値より大き
    いときに上記操舵速度センサから受ける信号により、ま
    たは上記車両に作用する横方向の加速度が所定値より大
    きいときに上記加速度センサから受ける信号により、上
    記サスペンション固さ調節機構へ上記サスペンション固
    さを固くするように上記サスペンション固さ調節機構に
    対して制御信号を出力するコントロールユニットが設け
    られ、 同コントロールユニットが、上記各検出信号を受けると
    ともに上記圧縮空気発生装置および後記ソレノイド機構
    へ制御信号を出力してそれぞれをオンオフ制御するコン
    ピュータで構成され、 上記ソレノイド機構が上記制御信号を受けて上記コント
    ロールロッドを正逆両方向へ所定角度だけ回転させるた
    めのソレノイドと同ソレノイドによって往復駆動される
    アームとで構成され、 上記操舵速度センサが、光を発する発光素子と、同発光
    素子からの光を受けているときに電圧を発生する受光素
    子と、上記車両の操作ハンドルに取り付けられた回転板
    とを有して構成され、同回転板に、上記発光素子の光が
    上記受光素子に到達することを許容する許容部と、同発
    光素子からの光が同受光素子に到達することを禁止する
    禁止部とが設けられるとともに、これらの許容部および
    禁止部が上記回転板の円周方向に関して交互にかつ等間
    隔でもって配設されていることを特徴とする、車両用サ
    スペンション装置。
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