JP2000349974A - 画像読み取り装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

画像読み取り装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2000349974A
JP2000349974A JP11154155A JP15415599A JP2000349974A JP 2000349974 A JP2000349974 A JP 2000349974A JP 11154155 A JP11154155 A JP 11154155A JP 15415599 A JP15415599 A JP 15415599A JP 2000349974 A JP2000349974 A JP 2000349974A
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JP
Japan
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image
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JP11154155A
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Toshiro Yamaguchi
利朗 山口
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像読み取り装置において、1ページ目の原
稿の読み取り中に、原稿を照射する光源の光量の立ち上
りが不安定なことにより、不均一な画像となることをな
くす。 【解決手段】 原稿台107の側縁部に灰色板110を
副走査方向に沿って配置する。光源を副走査方向に移動
させながら灰色板110と原稿を照射した状態で、この
灰色板110と原稿をラインセンサで読み取り、灰色板
110を読み取った信号と基準値とを比較し、比較結果
に応じてラインセンサの読み取り速度と光源の移動速度
を制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラインイメージス
キャナ、ラインイメージスキャナを搭載したFAX、マ
ルチファンクションプリンタ等に用いて好適な画像読み
取り装置及びそれに用いられるコンピュータ読み取り可
能な記憶媒体に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ラインイメージスキャナ、ライン
イメージスキャナを搭載したFAX、マルチファンクシ
ョンプリンタ等の画像読み取り機能を有する装置におい
ては、原稿を光源からの光で照射し、その反射光をCC
Dラインセンサを用いたスキャナで読み取るようにして
いる。その場合、スキャナ又は原稿を副走査方向に移動
させながらラインセンサにより主走査方向に原稿画像を
読み取るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像読み取り装置で用いられている光源は、点灯してか
ら光量が安定するまで時間がかかるものであったため、
原稿1ぺ一ジの読み取り中、特に装置立ち上げ後の原稿
1ぺ一ジの読み取り中に、原稿の副走査方向で画像信号
の不均一が発生し、良好な画像が得られなかった。
【0004】このため、光源が安定するまで読み取り動
作を開始できなかった。あるいは光源を安定させるため
に常時点灯していた。また、読み取り後に副走査方向の
補正を行う方法があるが、光量低下時の画像は十分なS
N比が得られないものとなっていた。
【0005】本発明は、上記の問題を解決するために成
されたもので、原稿の読み取り中に副走査方向に画像の
光量補正を行えるようにすることを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による画像読み取り装置においては、副走
査方向に沿って配され所定濃度を有する基準手段と、原
稿及び上記基準手段を照射する光源手段と、上記光源手
段を上記副走査方向に移動させる搬送手段と、上記原稿
及び基準手段の反射光を主走査方向に読み取り画像信号
を出力する光電変換手段と、上記光電変換手段が上記基
準手段を読み取った画像信号と基準値とを比較し、その
比較結果に応じて上記光電変換手段の読み取り速度及び
上記搬送手段による上記光源手段の移動速度を制御する
制御手段とを設けている。
【0007】また、本発明による記憶媒体においては、
副走査方向に沿って配され所定濃度を有する基準手段と
原稿とを光源手段により照射する処理と、上記光源手段
を副走査方向に移動させる処理と、上記原稿及び基準手
段の反射光を主走査方向に読み取り画像信号を出力する
処理と、上記基準手段を読み取った画像信号と基準値と
を比較し、その比較結果に応じて上記読み取り速度及び
上記移動速度を制御する処理とを実行するためのプログ
ラムを記憶している。
【0008】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の形態による
画像読み取り装置の要部の構成図である。図1におい
て、108は原稿、107はガラスからなる原稿台、1
01は原稿108を照射する光源部、102は原稿から
の反射光を所定方向に反射させるミラー、103は集光
レンズ、104はCCD等のラインセンサを含む光電変
換部、105は光源部101を矢印方向に移動させるモ
ータ等を含む搬送部、106は搬送部105及び全体を
制御する制御部である。
【0009】図2は原稿台107を裏から見た底面図で
あり、109は白補正用の標準白色板で、原稿台107
の一端部に主走査方向に配置されている。110は本実
施の形態による光量補正用の灰色板で、図示のように原
稿台107の側縁部に画像読み取り方向(副走査方向)
に沿って配置されている。
【0010】次に動作について説明する。光源部101
が原稿108及び灰色板110を照射し、原稿108か
らの1ライン分の反射光をミラー102で反射させ、所
定の光路長を経て集光レンズ103で光電変換部104
のセンサエリアに応じた範囲に光を集光する。光電変換
部104に入射した光は電気信号に変換され、制御部1
06に送られる。制御部106はアナログ信号をディジ
タルの画像データに変換する。この動作を搬送部105
を往復移動させることにより繰り返し、原稿108の全
画像を読み取る。
【0011】図3は補正動作を示すフローチャートであ
る。図3において、読み取りスタート後、まず、標準白
色板109を用いて白補正を行う(ステップS1)。こ
の補正はイメージスキャナでは通常行われるもので、光
源部101で標準白色板109に照射し、その反射光を
光電変換部104で受光することにより、センサの各ビ
ット間の白色ばらつきを補正する。
【0012】本実施の形態においては、さらにこの白補
正での出力ピーク値が前もって規定した値になるよう
に、光電変換部104のCCD駆動周期と搬送部105
のモータ駆動信号を決定する。この規定値は、良好な画
像が得られるような値とする。
【0013】図4に上記CCD駆動周期とモータ駆動信
号を決定するための構成を示す。図4において、まず、
任意に決められたCCD駆動周期で白補正を行う。その
白補正時のCCD出力ピーク電圧をサンプルホールドア
ンプ112でホールドし、A/Dコンバータ113でア
ナログからディジタル値へと変換し、CPU114で前
もって規定した値と比較する。その比較結果によりCC
D駆動周期を新たに決定する。これを数回行うことによ
り、より正確なCCD駆動周期を最終的に決定する。
【0014】また、図5からも分かるように、搬送部1
05にステッピーングモータ等を使用する場合は、CC
D駆動周期とモータ駆動信号励磁切り換え周期とは同じ
になる。従って、CCD駆動周期を決定するとモータ駆
動信号も決定される。モータ駆動信号は、モータドライ
バ115を介して搬送部105のモータ速度を制御す
る。
【0015】上記ステップS1による白補正が完了後、
原稿108の画像読み取りを開始する。本実施の形態で
は、灰色板110を原稿エリア端部に副走査方向に設
け、原稿108の各ラインの画像読み取りを行うと同時
に灰色板110の画像データを読み取る(ステップS
2)。読み取った灰色データを予め規定した灰色基準デ
ータと比較し(ステップS3)、その比較結果より次ラ
イン以降のCCD駆動周期とモータ駆動信号を新たに決
定する(ステップS4)。
【0016】このシーケンスは白補正時と同様に図4の
構成により行われる。尚、上記灰色データと灰色基準デ
ータとの比較は、各ラインで行うことが望ましいが、数
ライン毎に行っても構わない。この作業を原稿読み取り
が終了するまで繰り返し行う(ステップS5)。
【0017】図6は光源部101に冷陰極管等を使用し
た場合の立ち上がり光量を示す。冷陰極管はコストの面
で有利ではあるが、図6のように立ち上がり光量が安定
しない。しかし本実施の形態によれば、光源部101の
光量が変化してもCCD駆動周波数とモータ駆動信号を
可変するので、図7のような副走査方向読み取り速度と
なり、結果的に図8のように各ラインに対して一定光量
となる制御を行うことができる。
【0018】次に本発明の他の実施の形態としての記憶
媒体について説明する。本発明は、ハードウェア構成に
より実現することもできるが、CPUとメモリからなる
コンピュータシステムによる構成で実現することもでき
る。コンピュータシステムに構成する場合、上記メモリ
は本発明による記憶媒体を構成する。即ち、前述した実
施の形態の図3のフローチャート等で説明した動作を実
行するためのソフトウェアのプログラムコードを記憶し
た記憶媒体をシステムや装置で用い、そのシステムや装
置のCPUが上記記憶媒体に格納されたプログラムコー
ドを読み出し、実行することにより、本発明の目的を達
成することができる。
【0019】また、この記憶媒体としては、ROM、R
AM等の半導体メモリ、光ディスク、光磁気ディスク、
磁気媒体等を用いてよく、これらをCD−ROM、フロ
ッピィディスク、磁気テープ、磁気カード、不揮発性メ
モリカード等に構成して用いてよい。
【0020】従って、この記憶媒体を図1、図4に示し
たシステムや装置以外の他のシステムや装置で用い、そ
のシステムあるいはコンピュータがこの記憶媒体に格納
されたプログラムコードを読み出し、実行することによ
っても、上記実施の形態と同等の機能を実現できると共
に、同等の効果を得ることができ、本発明の目的を達成
することができる。
【0021】また、コンピュータ上で稼働しているOS
等が処理の一部又は全部を行う場合、あるいは記憶媒体
から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに
挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続された
拡張機能ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そ
のプログラムコードの指示に基づいて、上記拡張機能ボ
ードや拡張機能ユニットに備わるCPU等が処理の一部
又は全部を行う場合にも、上記実施の形態と同等の機能
を実現できると共に、同等の効果を得ることができ、本
発明の目的を達成することができる。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
副走査方向に一定濃度の灰色板等の基準手段を設け、原
稿の読み取り中に上記基準手段の反射光を光電変換手段
により検出し、その値を基準値と比較し、その比較結果
に応じて光電変換手段による読み取り速度及び搬送手段
による光源手段の移動速度を決定することにより、原稿
の副走査方向の各ラインに対する光量を一定にすること
ができる。
【0023】これによって、光源に冷陰極管等の光量立
ち上がり特性の悪い光源を使用しても、光量が安定する
まで読み取り動作を待つ必要性が無いので、読み取り作
業を手早く行うことができると共に、各ライン間でばら
つきのない十分なSN比をもつ良好な画像を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による画像読み取り装置の
要部の断面側面図である。
【図2】図2は原稿台を裏面から見た底面図である。
【図3】本発明の実施の形態による光量補正処理を示す
フローチャートである。
【図4】本発明の実施の形態による画像読み取り装置の
電気的構成を示すブロック図である。
【図5】CCDとモータを制御する動作を示すタイミン
グチャートである。
【図6】冷陰極管の立ち上がり光量を示す特性図であ
る。
【図7】本発明の実施の形態による読み取り速度を示す
特性図である。
【図8】本発明の実施の形態による副走査方向各ライン
に対する光量を示す特性図である。
【符号の説明】
101 光源部 102 ミラー 103 集光レンズ 104 光電変換部 105 搬送部 106 制御部 107 原稿台 108 原稿 109 標準白色板 110 灰色板 111 サンプルホールドアンプ 113 A/Dコンバータ 114 CPU 115 モータドライバ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 副走査方向に沿って配され所定濃度を有
    する基準手段と、 原稿及び上記基準手段を照射する光源手段と、 上記光源手段を上記副走査方向に移動させる搬送手段
    と、 上記原稿及び基準手段の反射光を主走査方向に読み取り
    画像信号を出力する光電変換手段と、 上記光電変換手段が上記基準手段を読み取った画像信号
    と基準値とを比較し、その比較結果に応じて上記光電変
    換手段の読み取り速度及び上記搬送手段による上記光源
    手段の移動速度を制御する制御手段とを設けたことを特
    徴とする画像読み取り装置。
  2. 【請求項2】 上記制御手段は、上記光電変換手段が主
    走査方向に所定ライン数の読み取りを行う毎に上記比較
    を行うことを特徴とする請求項1記載の画像読み取り装
    置。
  3. 【請求項3】 白基準手段を用いて上記画像信号の白補
    正を行う補正手段と、上記白補正時に上記画像信号のピ
    ーク値が所定値となるように上記読み取り速度及び移動
    速度を決定する決定手段とを設け、上記制御手段は上記
    決定手段による決定後、上記制御を行うことを特徴とす
    る請求項1記載の画像読み取り装置。
  4. 【請求項4】 副走査方向に沿って配され所定濃度を有
    する基準手段と原稿とを光源手段により照射する処理
    と、 上記光源手段を副走査方向に移動させる処理と、 上記原稿及び基準手段の反射光を主走査方向に読み取り
    画像信号を出力する処理と、 上記基準手段を読み取った画像信号と基準値とを比較
    し、その比較結果に応じて上記読み取り速度及び上記移
    動速度を制御する処理とを実行するためのプログラムを
    記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  5. 【請求項5】 上記制御処理は、上記主走査方向に所定
    ライン数の読み取りが行われる毎に上記比較を行うこと
    を特徴とする請求項4記載のコンピュータ読み取り可能
    な記憶媒体。
  6. 【請求項6】 上記画像信号の白補正を行う処理と、上
    記白補正時に上記画像信号のピーク値が所定値となるよ
    うに上記読み取り速度及び上記移動速度を決定する処理
    とを実行するためのプログラムを記憶し、上記制御処理
    は上記決定後、処理を行うことを特徴とする請求項4記
    載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
JP11154155A 1999-06-01 1999-06-01 画像読み取り装置及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 Pending JP2000349974A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012222520A (ja) * 2011-04-06 2012-11-12 Ricoh Co Ltd 画像読取装置、画像形成装置及び画像読取方法

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2012222520A (ja) * 2011-04-06 2012-11-12 Ricoh Co Ltd 画像読取装置、画像形成装置及び画像読取方法

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