JP2000349220A - 電極ピン装着装置 - Google Patents

電極ピン装着装置

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JP2000349220A
JP2000349220A JP15755299A JP15755299A JP2000349220A JP 2000349220 A JP2000349220 A JP 2000349220A JP 15755299 A JP15755299 A JP 15755299A JP 15755299 A JP15755299 A JP 15755299A JP 2000349220 A JP2000349220 A JP 2000349220A
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electrode pin
electrode
cavity
jig
silver paste
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Yasunori Takai
保典 高井
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 電極ピンの抜け、脱落、倒れをなくし、一括
で効率よく基板に多数個の電極ピンを装着する方法を提
供する。 【解決手段】 銀ぺ一スト4が印刷された基板5を吸着
するステージ9、複数の挿入孔7bを有し、その挿入孔
に電極ピン2を挿入するための平面状治具1と、平面状
治具を位置決めピン8aによって固定し、電極ピン2を
吸着するための第1のキャビティ11を有し、平面状治
具の表面が上下を向くように回転できる吸着ヘッド8と
を備え、第1のキャビティ11のエアーを減圧して吸着
状態で平面状治具の表面が下を向くように吸着ヘッド8
を回転し、電極ピン2の接合端を上方から銀ペースト4
に接近させ、平面状治具の表面と銀ペーストが印刷され
た基板間に間隙を有した状態で、第1のキャビティ11
にエアーを加圧し、電極ピンの接合端を銀ペースト4に
押付けた後に吸着ヘッドを上方に移動させ、多数個の電
極ピンを基板に装着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板に多数個の電
極ピンを一括で装着する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】銀ペーストが印刷されている基板に対し
て複数の電極ピンを装着する従来の方法の一例を図8〜
図11に基づいて説明する。図8において、1は複数の
挿入孔を有する平面状治具1、2は電極ピン、2aは電
極ピンの接合端、2bは電極ピンの非接合端、2cは接
合端の高さ、3は平面状治具1を取り付けるステージ、
3aは位置決めピン、4は銀ペースト、5は基板、5a
はIT0パターン、5bはパッド、5cは誘電体、5d
はガラス、6は銀ペースト4が印刷されている基板5を
吸着する吸着ヘッドである。
【0003】次に、従来の電極ピン装着装置の動作につ
いて説明する。複数の挿入孔1bを有する平面状治具1
を用意する。電極ピン2の接合端2aが表面1aの上側
にくるように、非接合端2bをこの平面状治具1の挿入
孔1bに挿入する。その後、ステージ3の位置決めピン
3aを用いて平面状治具1をステージ3に位置決めし固
定する。
【0004】次に、ITOパターン5a、パッド5b、
誘電体5cを事前に形成した基板5に、スクリーン印刷
の手法によって銀ペースト4を印刷したものを用意し、
吸着ヘッド6に吸着固定する。次に、図9に示すよう
に、吸着ヘッドを反転し、それを下降させ、電極ピン2
の接合端2aを基板5に印刷されている銀ぺ一スト4に
押付ける。押付け後、図10に示すように、吸着ヘッド
6を上昇させ、電極ピン2を平面状治具1の挿入孔1b
から引き抜く。さらに、図11に示すように、吸着ヘッ
ド6を反転させて電極ピンを装着した基板を得ていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来技術に
おいては、平面状治具1の厚さ1cが約1mmと薄いた
め、電極ピン2を平面状治具1の挿入孔1bに挿入した
ときに電極ピン2が傾き、電極ピン2を装着後に、電極
ピン2が平面状治具1の挿入孔1aより抜けないという
問題があった。
【0006】また、基板5に印刷されている銀ペースト
4に電極ピン2の接合端2aを押付けて接触させるた
め、図9に示すように、銀ぺーストが漏洩して平面状治
具1の表面1aに付着するという問題があり、平面状治
具1を毎回洗浄する作業が必要であった。
【0007】さらに、基板5が凹あるいは凸に反ってい
る場合、または接続用ピン2の接合端2aの高さ2cに
バラツキがある場合には、基板5に印刷されている銀ペ
一スト4に電極ピン2の接合端2aが接触せず、または
接触してもその接触が不十分で、吸着ヘッド6を反転し
上昇させる時に電極ピン2が落下し、または倒れるとい
う問題があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、請求項1に記載の発明では、銀ペーストが印刷さ
れた基板を吸着するステージと、複数の挿入孔を有し、
その挿入孔に電極ピンを挿入するための平面状治具と、
前記の平面状治具を位置決めピンによって固定し、前記
の電極ピンを吸着するための第1のキャビティを有し、
平面状治具の表面が上下を向くように回転できる吸着ヘ
ッドとを備え、挿入孔に配列された電極ピンを落下しな
いよう第1のキャビティのエアーを減圧して吸着状態で
平面状治具の表面が下を向くように吸着ヘッドを回転
し、平面状治具の挿入孔に挿入された電極ピンの接合端
を上方から銀ペーストに接近させ、電極ピンの接合端が
銀ペーストに接近した状態で、第1のキャビティ11に
エアーを加圧し、電極ピンの接合端を銀ペーストが押付
け第1のキャビティ11にエアーを加圧した状態で吸着
ヘッドを上方に移動させることにより、多数個の電極ピ
ンを基板に装着するように構成される。
【0009】請求項2に記載の発明では、電極ピンの接
合端が銀ペーストに最も接近した状態において、平面状
治具の表面とステージ上の銀ペーストが印刷された基板
間は所定の間隙を有するように構成される。
【0010】請求項3に記載の発明では、吸着ヘッドが
上昇中で電極ピンが平面状治具より抜ける前に第1のキ
ャビティ中の残圧を排気するように構成される。
【0011】請求項4に記載の発明では、平面状治具の
挿入孔にテーパを持たせるように構成される。
【0012】請求項5に記載の発明では、平面状治具の
挿入孔の長さを電極ピンの全長よりも多少短くなるよう
に構成される。
【0013】請求項6に記載の発明では、平面状治具の
表面上に第2のキャビティを有する凹型の透明スペーサ
を設け、第1のキャビティにエアーを加圧することによ
って、平面状治具に挿入された電極ピンが前記の第2の
キャビティ側に移動することを確認できるように構成さ
れる。
【0014】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、本発明の
実施の形態1の電極ピン装着装置において、銀ペースト
を含む基板および電極ピンのセット状態を示す図であ
る。図1(a)において、7は複数の挿入孔7bを有す
る平面状治具、7aは平面状治具7の表面、7bは挿入
孔、7cは平面状治具7の厚さ、7dは平面状治具7の
挿入孔7bの入り口のテーパ、8は電極ピンを吸着、加
圧、排出する吸着ヘッド、11は電極ピン2を吸引する
第1のキャビティである。図1(b)において、9は銀
ペースト4が印刷されている基板5を吸着するステージ
である。図1において、図8〜図11と同じ参照番号は
同じ要素を表わすので、その説明は省略する。実施の形
態1の電極ピン装着装置においては、平面状治具7を吸
着ヘッド8に吸着する構成を有し、さらに、電極ピン2
を挿入孔7b中に吸引する第1のキャビティ11を有す
ることに特徴を有する。さらに、平面状治具7の厚み7
cが、電極ピン2の全長よりも多少短くなるなるように
厚く構成される点にも特徴がある。
【0015】次に、実施の形態1の電極ピン装着装置の
動作について図1を用いて説明する。まず、ITOパタ
ーン5a、パッド5b、誘電体5cを形成した基板5
に、スクリーン印刷の手法によって銀ペースト4が印刷
されているものを用意し、その基板5をステージ9に吸
着固定する。銀ペースト4の印刷は、スクリーン印刷以
外の手法によってなされてもよい。
【0016】次に、平面状治具7に複数(例えば、19
6本)の挿入孔7bを設け、電極ピン2の接合端2aを
上にして非接合端2bを下にして、電極ピンをその挿入
孔7b中に置く。その後、電極ピン2が挿入された平面
状治具7を、吸着ヘッド8の位置決めピン8aを用いて
位置決めし、吸着ヘッド8にネジで固定する。なお、吸
着ヘッド8への平面状治具7の固定は、作業性向上のた
め、ネジ以外にクランパ、シリンダ等により固定しても
よい。
【0017】実施の形態1においては、電極ピン2が真
っ直ぐであれぱ、電極ピン2は挿入孔7b中に自重で挿
入されるが、電極ピン2が曲がっている場合には、平面
状治具7の厚さ7cが厚いので、電極ピン2は自重によ
り挿入孔7b中に挿入されず平面状治具7の表面7aよ
り電極ピン2が突出するために、その突出した電極ピン
2を曲がりのないものに容易に交換できる。その結果、
吸着ヘッド8に電極ピン2をセットする前に、曲がった
電極ピン2を除去でき、ピン装着の信頼性の向上を図る
ことができる。
【0018】図2は、本発明の実施の形態1の電極ピン
装着装置の吸着ヘッドが反転され、下降している状態を
示す図である。次に、平面状治具7を吸着ヘッド8に固
定した後、図1の状態で第1のキャビティ11のエアー
を抜くことによって電極ピン2を吸着させる。次に、吸
着ヘッド8を反転させ、電極ピン2の接合端2aが基板
5上の銀ペースト4の上方に来るように吸着ヘッド8を
下降させる。このときに、平面状治具7の表面7aを基
板5に印刷された銀ペースト4に付着しない間隙、例え
ば、本実施の形態では、0.4mmをあける。その後、第
1のキャビティ11に加圧エアーを加えることによっ
て、電極ピン2の自重と第1のキャビティ11中のエア
ー圧力により電極ピン2の接合端2aは基板5の銀ぺー
スト4に押付けられる。このとき、平面状治具7の挿入
孔7bは電極ピン2のガイドとして機能することにな
り、電極ピン2の傾きを少なくし、電極ピン2の位置精
度のバラツキを少なくでき、電極ピン2の位置精度の向
上が図れる。
【0019】また、本発明の実施の形態1の電極ピン装
着装置においては、平面状治具7の方が銀ペースト4よ
りも上方にあるために、銀ペースト4が漏洩しても平面
状治具7の表面7aに付着しないため、平面状治具7の
洗浄作業が不要となり、その分だけ作業効率が向上す
る。また、基板5の反りや電極ピン2の接合端2aの高
さ2cまたは基板5の厚さにバラツキがある場合でも、
電極ピン2が第1のキャビティ11中のエアーによって
加圧されるために、電極ピン2を均一に銀ペースト4に
押付けることができる。
【0020】図3は、本発明の実施の形態1の電極ピン
装着装置の吸着ヘッド8が上昇し電極ピンが挿入孔から
抜ける状態を示す図である。電極ピン2が銀ペースト4
に押付けられた後に、第1のキャビティ11のエアー圧
力を加えたまま電極ピン2を抜き始め、電極ピン2の非
接合端2bが平面状治具7の表面7aから所定の距離
(例えば、2mm)程度になったときに、第1のキャビテ
ィ11の残圧を抜くことによって、電極ピン2の倒れを
なくし、多数個の電極ピン2を一括で基板5に装着する
ことができる。
【0021】図4は、本発明の実施の形態1の電極ピン
装着装置の吸着ヘッドが反転され上昇している状態を示
す図である。吸着ヘッド8を上昇させることによって、
電極ピン2は挿入孔7bから抜かれ、電極ピン2の接合
端2aが下向きで銀ペースト4に押付けられた状態の基
板5が得られる。
【0022】上述のように、実施の形態1においては、
吸着ヘッド8に吸着された電極ピン2を吸着ヘッド8を
反転して供給することにより、ピン装着後に基板5を反
転する作業が不要となり、電極ピン2の自重による落
下、倒れがなくなるため、電極ピン装着装置の信頼性の
向上が図れる。
【0023】その後、電極ピン2を基板5に立てたま
ま、焼成炉等により銀ペースト4を加熱溶融させること
により電極ピン2をパッド5bに接合させる。
【0024】さらに、平面状治具7の挿入孔7bの入り
口のテーパ7dを設けることによって、平面状治具7へ
の電極ピン2の挿入性および吸着性の向上ができる。
【0025】図7は、本発明の実施の形態1の電極ピン
装着装置の各部の具体的な寸法の一例を示す図である。
図7において、平面状治具7の挿入孔7bの直径D1は
0.49〜0.50mm、平面状治具7の挿入孔7bのテ
ーパC1は0.1mm、平面状治具7の厚さ7cのL1は
5mm、平面状治具7の挿入孔7bの各ピッチP1は1.
5mm、電極ピン2の接合端2aの直径D2は0.8mm、
電極ピン2の非接合端2bの直径D3は0.46mm、電
極ピン2の接合端2aの高さ2cのL2は0.20mm、
電極ピン2の全長2dのL3は7mm、平面状治具7と基
板5との間隙の寸法のL4は0.4mmに設定される。
【0026】なお、本発明は、上記実施の形態に限定さ
れることなく、例えば、次のような形態に変更すること
が可能である。例えば、基板5として、ガラス基板を使
用したが、樹脂系基板、金属材表面を絶縁被膜した金属
基体基板、セラミック系基板等を使用してもよい。導電
性接着材として、高融点の銀翼一スト4を使用したが、
低融点のクリームはんだ等のようなものを使用してもよ
い。
【0027】実施の形態2.図5は、本発明の実施の形
態2の電極ピン装着装置において、電極ピンの自重によ
って電極ピンの曲がりをチェックする様子を示す図であ
る。平面状治具7の厚さ7を電極ピン2の全長より短く
しているため、図5(a)のように、平面状治具7を卓
上から持ち上げた場合は、電極ピン2は自重により下が
る。また、平面状治具7を卓上に置いた場合は、図5
(b)のように、平面状治具7の表面7aより接合端2
aが飛出す。従って、曲がった電極ピン2が平面状治具
7の挿入孔7bに挿入された場合は、電極ピン2は自重
により挿入孔7bを下がることはできない。従って、平
面状治具7の表面7aより電極ピン2が飛び出るため
に、曲がった電極ピン2を正常な電極ピン2に交換でき
る。その結果、電極ピン2が挿入された平面状治具7を
吸着ヘッド8にセットする前に、曲がった電極ピン2を
除去でき、ピン装着の信頼性を向上できる。
【0028】実施の形態3.図6は、本発明の実施の形
態3の電極ピン装着装置において、エアー加圧によって
電極ピンをチェックする様子を示す図である。図6にお
いて、平面状治具7の表面7a側に凹型の透明なスペー
サl0を置き、電極ピン2を基板5に装着する前に、第
1のキャビティ11からエアーを加圧することによっ
て、電極ピン2が第2のキャビティ12に飛び出すこと
を確認することによって、平面状治具7の挿入孔7aに
挿入された電極ピン2が曲がっていないことを確認で
き、ピン装着の信頼性を向上できる。
【0029】
【発明の効果】請求項1の記載の発明によると、銀ペー
ストが印刷された基板を吸着するステージと、複数の挿
入孔を有し、その挿入孔に電極ピンを挿入するための平
面状治具と、平面状治具を位置決めピンによって固定
し、前記の電極ピンを吸着するための第1のキャビティ
を有し、平面状治具の表面が上下を向くように回転でき
る吸着ヘッドとを備え、挿入孔に配列された電極ピンを
落下しないよう第1のキャビティのエアーを減圧して吸
着状態で平面状治具の表面が下を向くように吸着ヘッド
を回転し、平面状治具の挿入孔に挿入された電極ピンの
接合端を上方から銀ペーストに接近させ、電極ピンの接
合端が銀ペーストに接近した状態で、第1のキャビティ
11にエアーを加圧し、電極ピンの接合端を銀ペースト
に押付け第1のキャビティ11にエアーを加圧した状態
で吸着ヘッドを上方に移動させることにより、多数個の
電極ピンを基板に装着するように構成されるので、ピン
装着後の基板5の反転作業が不要となり、電極ピン2の
自重による落下、倒れがなくなるため、信頼性の向上が
図れる。また、電極ピンの抜け、脱落、倒れをなくし、
一括で効率よく基板に多数個の電極ピンを装着すること
が可能となる。
【0030】また、請求項2の記載の発明によると、電
極ピンの接合端が銀ペーストに最も接近した状態におい
て、平面状治具の表面とステージ上の銀ペーストが印刷
された基板間は所定の間隙を有するように構成されるの
で、銀ペースト4が平面状治具5に付着しないため、平
面状治具7の洗浄作業が不要となりその分だけ作業効率
が向上する。
【0031】また、請求項3の記載の発明によると、吸
着ヘッドが上昇中で電極ピンが平面状治具より抜ける前
に第1のキャビティ中の残圧を排気するように構成され
るので、電極ピンの倒れをなくすことでき、電極ピン立
て装置の信頼性の向上が図れる。
【0032】また、請求項4の記載の発明によると、平
面状治具の挿入孔にテーパを持たせるように構成される
ので、平面状治具の挿入孔への電極ピンの挿入性の向
上、電極ピンの吸着性の向上を図れる。
【0033】また、請求項5の記載の発明によると、平
面状治具の挿入孔の長さを電極ピンの全長よりも多少短
くなるように構成されるので、電極ピン2の自重とエア
ー加圧により電極ピンを基板に押付ける際、電極ピンの
傾きを少なくでき、また電極ピンを位置精度のバラツキ
を少なくすることができる。さらに、平面状治具7の表
面7aより電極ピン2が飛び出るために、曲がった電極
ピン2を正常な電極ピン2に交換できる。その結果、電
極ピン2が挿入された平面状治具7を吸着ヘッド8にセ
ットする前に、曲がった電極ピン2を除去でき、ピン装
着の信頼性を向上できる。
【0034】また、請求項6記載の発明によると、平面
状治具の表面上に第2のキャビティを有する凹型の透明
スペーサを設け、第1のキャビティにエアーを加圧する
ことによって、平面状治具に挿入された電極ピンが前記
の第2のキャビティ側に移動することを確認できるよう
に構成されるので、事前に平面状治具7に挿入された電
極ピン2が、曲がりがなく抜けることを確認できるた
め、ピン装着の信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の電極ピン装着装置に
おいて、それぞれ銀ペーストを含む基板および電極ピン
を設定した状態を示す図である。
【図2】 本発明の実施の形態1の電極ピン装着装置の
吸着ヘッドが反転され、下降している状態を示す図であ
る。
【図3】 本発明の実施の形態1の電極ピン装着装置の
吸着ヘッドが上昇し電極ピンが挿入孔から抜ける状態を
示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態1の電極ピン装着装置の
吸着ヘッドが反転され上昇している状態を示す図であ
る。
【図5】 本発明の実施の形態2の電極ピン装着装置に
おいて、電極ピンの自重によって電極ピンの曲がりをチ
ェックする様子を示す図である。
【図6】 本発明の実施の形態3の電極ピン装着装置に
おいて、エアー加圧によって電極ピンをチェックする様
子を示す図である。
【図7】 本発明の実施の形態1の電極ピン装着装置の
加圧によるピンチェック方法を示す図である。
【図8】 従来の電極ピン装着装置において、それぞれ
銀ペーストを含む基板および電極ピンを設定した状態を
示す図である。
【図9】 従来の電極ピン装着装置において、吸着ヘッ
ド6が下降し、銀ペ一ストと電極ピンが押付けられた状
態を示す図である。
【図10】 従来の電極ピン装着装置において、吸着ヘ
ッドを上昇させ、電極ピンを挿入孔から抜いた状態を示
す図である。
【図11】 従来の電極ピン装着装置において、吸着ヘ
ッドを反転させ、電極ピンが上向きになった状態を示す
図である。
【符号の説明】
1 平面状治具 1a 表面 1b 挿入孔 1c 平面状治具の厚さ 2 電極ピン 2a 電極ピンの接合端 2b 電極ピンの非接合端 2c 接合端の厚さ 3 ステージ 3a 位置決めピン 4 銀ペースト 5 基板 5a ITOパターン 5b パッド 5c 誘電体 5d ガラス 6 吸着ヘッド 7 平面状治具 7a 表面 7b 挿入孔 7c 平面状治具の厚さ 7d テーパ 8 吸着ヘッド 8a 位置決めピン 9 ステージ 10 透明スペーサ 11 第1のキャビティ 12 第2のキャビティ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 銀ペーストが印刷された基板を吸着する
    ステージと、 複数の挿入孔を有し、その挿入孔に電極ピンを挿入する
    ための平面状治具と、 前記の平面状治具を位置決めピンによって固定し、前記
    の電極ピンを吸着するための第1のキャビティを有し、
    平面状治具の表面が上下を向くように回転できる吸着ヘ
    ッドとを備え、 挿入孔に配列された電極ピンを落下しないよう第1のキ
    ャビティのエアーを減圧して吸着状態で平面状治具の表
    面が下を向くように吸着ヘッドを回転し、平面状治具の
    挿入孔に挿入された電極ピンの接合端を上方から銀ペー
    ストに接近させ、電極ピンの接合端が銀ペーストに接近
    した状態で、第1のキャビティ11にエアーを加圧し、
    電極ピンの接合端を銀ペーストが押付け第1のキャビテ
    ィ11にエアーを加圧した状態で吸着ヘッドを上方に移
    動させることにより、多数個の電極ピンを基板に装着す
    ることを特徴とする電極ピン装着装置。
  2. 【請求項2】 前記の電極ピンの接合端が銀ペーストに
    最も接近した状態において、前記の平面状治具の表面と
    ステージ上の銀ペーストが印刷された基板間は所定の間
    隙を有することを特徴とする請求項1記載の電極ピン装
    着装置。
  3. 【請求項3】 前記の吸着ヘッドが上昇中で電極ピンが
    平面状治具より抜ける前に第1のキャビティ中の残圧を
    排気することを特徴とする請求項1記載の電極ピン装着
    装置。
  4. 【請求項4】 前記の平面状治具の挿入孔にテーパを持
    たせることを特徴とする請求項1の電極ピン装着装置。
  5. 【請求項5】 前記の平面状治具の挿入孔の長さを電極
    ピンの全長よりも多少短くなるようにしたことを特徴と
    する請求項1の電極ビン装着装置。
  6. 【請求項6】 平面状治具の表面上に第2のキャビティ
    を有する凹型の透明スペーサを設け、第1のキャビティ
    にエアーを加圧することによって、平面状治具に挿入さ
    れた電極ピンが前記の第2のキャビティ側に移動するこ
    とを確認できることを特徴とする諸求項1記載の電極ピ
    ン装着装置。
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Cited By (6)

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