JP2000348242A - 遊技カードシステム - Google Patents
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Abstract
とができ、また、利便性が損なわれることなく遊技する
ことができる。 【解決手段】 本発明の遊技カードシステムは、パチン
コ台1、パチンコ玉を貸し出す貸ユニット2、これらの
いずれかに設けられたカードユニット3とを有し、カー
ドユニット3に、ICカードを収納し貯蔵しておく収納
貯蔵部3Cと、投入した金額情報を書き込んでICカー
ドを発券する発券部3Dと、ICカードが発券可能か否
かの判別を行う判別部3Eと、発券不能と判別されたI
Cカードを回収する回収部3Fと、ICカードを受け付
けて種類を識別する受付識別部3Hと、識別されたIC
カードの種類に応じて情報を読み出してパチンコ台1及
び貸ユニット2を制御する制御部3Iとを備えた。
Description
ICカードを有効に循環させて再使用することができ、
また、利便性が損なわれることなく遊技することが可能
な遊技カードシステムに関するものである。
によって金額情報が書き込まれたプリペイドカードを使
用した遊技システムが採用されている。この遊技システ
ムは、予め所定の金額分の情報が書き込まれたプリペイ
ドカードを購入し、遊技機本体に対応して通常は該遊技
機本体の側部に設けられ、パチンコ玉やメダルを貸し出
す貸ユニットに該プリペイドカードを挿入し、プリペイ
ドカードに記憶された金額情報の範囲内で所定の金額を
指定すると、指定した金額分のパチンコ玉やメダルが貸
し出され、遊技機本体での遊技が可能となる。
額分だけ貸し出されると、その分の金額情報がプリペイ
ドカードから減算され、金額情報が無くなると、そのプ
リペイドカードは、使用不可能となり、使用者に返却さ
れる。この種の遊技システムは、遊技に現金を使う必要
がないので、遊技中に両替等のために席を離れたりする
といった煩わしさが解消され、遊技者にとっては利便性
がよいといった長所がある。
ペイドカードの金額情報が無くなった場合には、新たな
プリペイドカードを購入するために、遊技場の所定位置
に設けられた発券機に行く必要が生じ、現金を使用する
場合に較べて両替のために席を離れる頻度こそ減少する
ものの、席を離れなければならないといった状況は依然
として解消されない。また、こうした不便さによって遊
技場の売り上げが停滞することもあった。
リペイドカードでのみ遊技可能となっており、プリペイ
ドカードの最後の金額情報に基づいて貸し出されたパチ
ンコ玉やメダルが残りわずかとなった瞬間に、遊技にお
けるいわゆる「大当たり」等に遭遇してさらにパチンコ
玉やメダルが必要になると、現金を投入することができ
ないので、あわててプリペイドカードを購入しに行かな
くてはならないといった事態が発生しており、また、そ
うした事態について未解決のままであった。
遊技者の利便性を考慮した遊技システムとして、次のよ
うな遊技システムがある。一つは、上記した遊技システ
ムにおいて、金額を投入可能でかつプリペイドカードを
使用可能な貸ユニットを遊技機に対応して設けた遊技シ
ステムである。この遊技システムは、上記したように、
プリペイドカードで遊技し、プリペイドカードの金額情
報が無くなったときには、貸しユニットに金額を投入す
れば続けて遊技を行うことができる。
て、貸ユニットにてプリペイドカードを発券する遊技シ
ステムである。この遊技システムは、貸ユニットに金額
を投入すると、貸ユニットからその金額に応じたプリペ
イドカードが発券口から発券され、さらに発券口に発券
されたプリペイドカードを再度発券口に押し込むことで
パチンコ玉やメダルが貸し出される。
押し込み長さで金額情報の減算程度が異なり、プリペイ
ドカードの全長を発券口に押し込むことで、購入金額情
報の全てのパチンコ玉やメダルが貸し出され、プリペイ
ドカードは貸ユニット内に回収される。さらに、プリペ
イドカードが全て押し込まれて回収されたときに新たに
金額を投入することで、新たなプリペイドカードが発券
され、プリペイドカードのみによって続けて遊技を行う
ことが可能とされている。
れているプリペイドカードは、いわゆる磁気カードであ
り、この磁気カードは、単なる記録媒体であり、自身に
積極的な防護機能を有していない。従って、近年では、
上記した遊技システムの普及と共に、内容を書き換えて
偽造した不正磁気カードが出回り、不正磁気カードによ
って遊技が行われ、遊技場やカード供給会社に大きな損
害を与えるといった問題があった。
プリペイドカードを発券遊技場でのみ使用可能にするな
どといった対策が講じられているが、このようにする
と、どの遊技場でも使用可能であるといったプリペイド
カードの利便性が損なわれてしまうといった新たな問題
が生じている。
性半導体メモリを備えた制御部などから構成され、セキ
ュリティ回路やプログラムさらには各種の情報を有した
ICチップを搭載したICカードを磁気カードに代えて
プリペイドカードに使用することが提案されている。
ードを上記した遊技システムに使用した場合、ICカー
ドが磁気カードに較べて非常に高価であるため、遊技場
に与えるコストが大きくなるという難点がある。この難
点を解消するものとして、ICカードが磁気カードより
安全性の高いことを生かし、使用されたICカードのデ
ータを更新して再使用し、再使用を繰り返して一回の使
用毎の単価を下げることが考えられる。
る観点から見ると、上記した遊技システムのうち、貸ユ
ニットにてプリペイドカードを発券する既存の遊技シス
テムは、発券されたプリペイドカードが貸ユニット内に
回収されるものの、回収したプリペイドカードを再使用
させるようにはなっていない。
を発券するだけの遊技システムにおいては、貸ユニット
で回収したプリペイドカードをカード会社が一括して引
き取って、一方で遊技場では新たにカード会社から回収
した分に対応するプリペイドカードを購入して貸ユニッ
トにプリペイドカードを供給するといった手順で循環し
ているが、この手順では手間やコストがかかり、また、
人手を介する作業であるためにプリペイドカードが改竄
されるといった危険が伴うので、単に磁気カードをIC
カードに代えてもこの問題は解消されない。ちなみに、
こうした手順で磁気カード製のプリペイドカードを再使
用したとしても、せいぜい数百回が限度である。
り、ICカードを有効に循環させて再使用することがで
き、また、利便性が損なわれることなく遊技すること
と、遊技場の売り上げ増大に寄与できる遊技カードシス
テムを提供することを目的とする。
めに、本発明の遊技カードシステムは、遊技機本体、該
遊技機本体に対応して設けられた金額代替物を貸し出す
貸ユニット、これら遊技機本体又は貸ユニットのいずれ
かに設けられたカードユニットとを有し、カードユニッ
トに、収納貯蔵手段、発券手段、判別手段、回収手段、
受付識別手段、及び制御手段を備えたのである。このよ
うにすることで、カードユニット内でICカードを循環
させて再使用することができ、また、発券手段で発券さ
れたICカードのみならず各種のICカードも受け付
け、そのICカードを識別して種類に応じた情報に基づ
いて遊技を行うことが可能となる。
に、新たに追加投入された金額情報をICカードに追加
して書き込む追加書込手段を備えることで、現在使用中
のICカードに金額情報を追加し、続けて遊技を行うこ
ともできる。
に、排出操作を指示したときに、金額情報が書き込まれ
たICカードの場合、金額情報の有無に拘わらず使用中
のICカードを外部に排出し、また、金額情報及び遊技
機本体によって獲得した金額代替物の貯留情報が書き込
まれたICカードの場合、金額情報の有無及び金額代替
物の貯留情報の有無に拘わらず使用中のICカードを外
部に排出する排出手段を備えれば、多数の遊技機本体に
対してICカードを使用することが可能となり、ICカ
ードを効率よく使用することができる。
段、記録媒体の発行手段、及びICカードへの書込手段
を備えた計数器を備えることで、受付識別手段で金額情
報が書き込まれたICカードが識別されたとき、又は金
額情報が書き込まれたICカードと金額情報及び貯留情
報が書き込まれたICカードのいずれもが識別されない
ときに、計数手段で計数された貯留情報を記録した記録
媒体を発行し、また、受付識別手段で金額情報と貯留情
報とが書き込まれたICカードが識別されたときは、計
数手段で計数された貯留情報をそのまま又は金額情報に
変換して書き込むことができる。
限発券手段を備えれば、受付識別手段で金額情報が書き
込まれたICカードが識別されたとき、又は金額情報が
書き込まれたICカードと金額情報及び貯留情報が書き
込まれたICカードのいずれもが識別されないときに
は、計数した遊技場でのみ使用可能な新たなICカード
に、計数手段で計数した貯留情報をそのまま又は金額情
報に変換して書き込んで発券することができる。
額情報が書き込まれたICカード、又は金額情報及び貯
留情報が書き込まれたICカードのいずれかが識別され
たとき、計数手段で計数した貯留情報を、所定レートに
て換金するための換金情報に変換して書き込み、また、
受付識別手段で金額情報が書き込まれたICカード、金
額情報及び貯留情報が書き込まれたICカードのいずれ
もが識別されないとき、換金情報を書き込み、かつ金額
情報が書き込み可能な新たなICカードを発券するよう
にすれば、ICカードを使用した換金も自在に行える。
遊技機本体、該遊技機本体に対応して設けられた金額代
替物を貸し出す貸ユニット、これら遊技機本体又は貸ユ
ニットのいずれかに設けられたカードユニットとを有
し、カードユニットは、所定の条件の下でICカードを
収納し貯蔵しておく収納貯蔵手段と、投入した金額情報
を書き込んで収納貯蔵手段からICカードを発券する発
券手段と、ICカードが発券可能か否かの判別を行う判
別手段と、この判別手段により発券不能と判別されたI
Cカードを回収する回収手段と、ICカードを受け付け
ると共に受け付けたICカードの種類を識別する受付識
別手段と、この受付識別手段によって識別されたICカ
ードの種類に応じてICカードから情報を読み出して遊
技機本体及び貸ユニットを制御する制御手段とを備えた
ものである。
は、具体的にはパチンコ台やスロット台のように遊技を
行うもの自身をいう。また、「金額代替物」とは、遊技
機本体がパチンコの場合はパチンコ玉、遊技機本体がス
ロット台の場合はメダルをいう。さらに、「貸ユニッ
ト」とは、一般的に遊技機本体の1台に対応して近傍に
設けられ、金額代替物を貸し出し、遊技機本体に供給す
るものをいう。
いるが、本発明では、ICカードに有した各種の情報の
うち、遊技機本体の作動及び貸ユニットの金額代替物貸
し出し動作を、金額情報と貯留情報とによって制御可能
としている。
のうち遊技機本体及び貸ユニットの制御する情報として
金額情報のみが書き込まれたものを、「金額情報が書き
込まれたICカード」と定義し、また、各種の情報のう
ち遊技機本体及び貸ユニットの制御する情報として該遊
技機本体で獲得した金額代替物の貯留情報と金額情報が
書き込まれたものを、「金額情報及び遊技機本体によっ
て獲得した金額代替物の貯留情報が書き込まれたICカ
ード」と定義することとする。
ド」を「汎用ICカード」と、「金額情報及び遊技機本
体によって獲得した金額代替物の貯留情報が書き込まれ
たICカード」を「登録ICカード」ということとす
る。
違いは、汎用ICカードは、本発明の遊技カードシステ
ムが導入された遊技場であればどこでも金額情報によっ
て遊技が行え、登録ICカードは、本発明の遊技カード
システムが導入された遊技場であればどこでも金額情報
によって遊技が行えるうえ、登録ICカードを発券した
遊技場においては金額代替物の貯留情報によって遊技が
行える点である。
は、ICカードにおける情報の1つとして金額代替物の
貯留情報を変換して、所定レートで換金するための情報
をいう。もちろん、金額情報に基づいて現金に換えるこ
ともできる。
は、例えばカードユニットが貸ユニットに設けられてい
る場合、以下のように動作する。いま、初めて汎用IC
カードを購入した場合について説明する。収納貯蔵手段
には汎用ICカードが予め所定の枚数貯蔵されており、
遊技者が金額を投入すると、収納貯蔵手段から汎用IC
カードが発券手段に供給され、例えばこのときに、判別
手段により発券手段に供給された汎用ICカードが発券
可能か否かが判別される。この判別は、例えば発券手段
に供給された汎用ICカードが有する再使用回数情報等
を読み出して判断することで行われる。
ら供給された汎用ICカードが発券可能であると判別さ
れた場合は、投入金額に応じた金額情報を発券手段にて
汎用ICカードに書き込んで発券する。なお、以下の説
明では判別手段による判別を発券時に行うようにした例
を示すが、収納貯蔵手段へICカードを送る際に行って
もよい。
ICカードは、受付識別手段によって受け付けられ、金
額情報が書き込まれたICカードであることが識別され
る。そして、汎用ICカードの金額情報が貸ユニット又
は遊技機本体に表示される。一方、判別手段によって発
券不可能であると判別された場合は、回収手段に送られ
る。この回収手段に回収された汎用ICカードは、カー
ド供給会社又は遊技場の係員に引き取られるべくメンテ
ナンス時までここに貯蓄されている。
ICカードの情報を読み出し、遊技者によって当該金額
情報の範囲内で指定された金額情報に応じた金額分だけ
貸ユニットを制御して金額代替物を貸し出し、また、そ
の金額情報を汎用ICカードの金額情報から減算する。
一方、遊技機本体は、貸し出された金額代替物によって
遊技される。
Cカードの金額情報が無くなると、汎用ICカードは収
納貯蔵手段に送られる。なお、前記したように、収納貯
蔵手段に送られるときに判別手段でもって発券可、不可
の判別を行って、可能なときは収納貯蔵手段へ、不可の
ときは回収手段へ送るようにしてもよい。
ムのカードユニットに、追加書込手段を備えた場合は、
汎用ICカードの金額情報が無くなったときや無くなる
前に、新たに金額を追加すれば、新たに追加投入された
金額情報が汎用ICカードに追加して書き込まれるの
で、同一の汎用ICカードにて連続して遊技を行うこと
が可能となる。追加書込手段を備えていない場合は、金
額情報が無くなると、上記したように再使用のために収
納貯蔵手段に送られる。
のカードユニットに、排出手段を備えた場合は、排出操
作を指示したときに、金額情報の有無に拘わらず使用中
の汎用ICカードを外部に排出することが可能となる。
使用途中で外部に取り出され、この取り出した汎用IC
カードで他の遊技機本体にて遊技を行うには、遊技者が
他の遊技機本体へ向け外部から汎用ICカードを挿入
し、これにより受付識別手段により受け付けられ、汎用
ICカードと識別され、現在の金額情報の範囲内で遊技
を行うことができる。
した追加書込手段を備えていれば金額を投入して続けて
遊技を行うことができ、上記した追加書込手段を備えて
いなければ上記同様に収納貯蔵手段へ送られる。なお、
排出手段を備えていない場合、その汎用ICカードは、
金額情報が無くなるまで使用され、金額情報が無くなる
と上記のように再使用のために収納貯蔵手段へ送られ
る。
たときについて説明する。登録ICカードは、例えば遊
技場において所定の手続を行って発券され、個人情報な
どを有しており、本発明の遊技カードシステムを導入し
ている遊技場ならどこでも金額情報に基づいて遊技が可
能であるうえ、登録ICカードを発券した遊技場であれ
ば、以前に獲得した金額代替物の貯留情報に基づいて遊
技を行うこともできる。ここでの説明では、登録ICカ
ードを発券した遊技場にて登録ICカードを使用する場
合について説明する。
受付識別手段にて受け付けられ、登録ICカードである
ことが識別される。ここで登録ICカードであることが
識別されると、制御手段は、受け付けられた登録ICカ
ードの情報、つまり金額情報と貯留情報とを読み出す。
登録ICカードにおける現在の金額情報及び貯留情報の
範囲内で指定された金額情報又は貯留情報に応じて、貸
ユニットを制御して金額代替物を貸し出し、また、その
金額情報又は貯留情報を登録ICカードの金額情報又は
貯留情報から減算する。一方、遊技機本体は、貸し出さ
れた金額代替物によって遊技される。なお、登録ICカ
ードを使用しているとき、金額情報が無くなったら貯留
情報で、貯留情報が無くなったら金額情報で、遊技を行
うことも可能である。
ムのカードユニットに、追加書込手段を備えた場合は、
登録ICカードの金額情報が無くなったとき又は無くな
る前に、新たに金額を追加すれば、新たに追加投入され
た金額情報が登録ICカードに追加して書き込まれるの
で、同一の登録ICカードにて金額情報に基づいて連続
して遊技を行うことが可能となる。なお、追加書込手段
を備えていない場合、登録ICカードは、金額情報及び
貯留情報が無くなるまで使用され、金額情報及び貯留情
報が無くなると外部に排出され、遊技者に返却される。
のカードユニットに、排出手段を備えた場合は、排出操
作を指示したときに、金額情報の有無及び貯留情報の有
無に拘わらず使用中の登録ICカードを外部に排出する
ことが可能である。
ドは、使用途中で外部に取り出して、現在の金額情報に
基づいて、本発明の遊技カードシステムが採用されたど
の遊技場でも使用することができ、また、現在の金額情
報及び貯留情報に基づいて、本発明の遊技カードシステ
ムが採用され、かつ登録カードの発券された遊技場で使
用することができる。
録ICカードに書き込まれた登録情報のうち、発券情報
を共有する他の遊技場、例えばチェーン店などをいう。
従って登録ICカードは、チェーン店間で上記同様に使
用することができる。
出された登録ICカードを、登録ICカードが発券され
た遊技場ではない他の遊技場で使用する場合、現在の金
額情報の範囲内で遊技を行い、金額情報が無くなったと
き、追加書込手段を備えていれば新たに金額を投入して
続けて金額情報に基づいて遊技を行うことができ、追加
書込手段を備えていなければ外部に排出され、遊技者に
返却される。
された登録ICカードを、登録ICカードが発券された
遊技場で使用する場合、現在の金額情報及び貯留情報の
範囲内で遊技を行い、金額情報及び貯留情報が無くなっ
たとき、追加書込手段を備えていれば新たに金額を投入
して金額情報に基づいて続けて遊技を行うことができ、
追加書込手段を備えていなければ外部に排出され、遊技
者に返却される。
ードは、金額情報及び貯留情報が無くなるまで使用さ
れ、金額情報及び貯留情報が無くなると外部に排出さ
れ、遊技者に返却される。ちなみに、登録ICカード
は、個人情報が含まれているので、汚損や破損、使用回
数が所定回数に達した場合、あるいは偽造などといった
例外的な事態を除いて、基本的には遊技者に返却され
る。
獲得した金額代替物は、計数器によって計数され、この
数がレシートやカードなどの記録媒体に記録されて発行
され、通常のように、換金されたり景品に交換されたり
する。このとき、以下のように構成すれば、さらに遊技
者の利便性が向上する。
は、上記構成において、遊技機本体、貸ユニット、及び
カードユニットに加え、さらに遊技機本体で獲得した金
額代替物を計数する計数器を有し、計数器は、ICカー
ドを受け付けると共に受け付けたICカードの種類を識
別する受付識別手段と、遊技機本体によって獲得した金
額代替物を計数する計数手段と、受付識別手段で金額情
報が書き込まれたICカードが識別されたとき、又は金
額情報が書き込まれたICカードと金額情報及び貯留情
報が書き込まれたICカードとのいずれもが識別されな
いときに、計数手段で計数された貯留情報を記録した記
録媒体を発行する発行手段と、受付識別手段で金額情報
及び貯留情報とが書き込まれたICカードが識別された
とき、計数手段で計数された貯留情報をそのまま又は金
額情報に変換して書き込む書込手段とを備えたものであ
る。
器は、受付識別手段が、汎用ICカード又は登録ICカ
ードを受け付けてこれらを識別したか、あるいは汎用I
Cカード及び登録ICカードのいずれも受け付けていな
いかを判断している。計数手段にて遊技機本体にて獲得
した金額代替物を計数するとき、汎用ICカードを識別
した、又は汎用ICカード及び登録ICカードのいずれ
も受け付けていないときは、発行手段にて貯留情報を記
録した記録媒体、例えばレシートやカードを発行する。
まりここでいう「登録ICカードを受け付けて識別し
た」とは、その登録ICカードが当該遊技場にて登録さ
れたものであること意味する。よって登録ICカードを
受け付け識別したときは、計数手段で計数された金額代
替物の貯留情報を、そのまま貯留情報として、又は貯留
情報を変換して金額情報として、遊技者の選択で書込手
段により登録ICカードに書き込む。
該登録ICカードを登録した遊技場ではない他の遊技場
で、遊技を行うときは、本発明の遊技カードシステムに
おいては、この登録ICカードを金額情報に基づいての
み遊技可能な汎用ICカードとして受け付け識別してい
るので、金額代替物を獲得したときも、当然に計数器に
て当該登録ICカードを汎用ICカードとして受け付け
て識別するため、この場合は、発行手段にて記録媒体が
発行される。
えて、制限発券手段を備えれば、受付識別手段で汎用I
Cカードが識別されたとき、又は汎用ICカードと登録
ICカードとのいずれもが識別されないときは、計数し
た遊技場でのみ使用可能な新たなICカードに、計数手
段で計数した貯留情報をそのまま又は金額情報に変換し
て書き込んで発券することが可能となり、ICカードの
みで対応可能となる。
えて、上記した制限発券手段を、計数器の受付識別手段
で汎用ICカード、又は登録ICカードのいずれかが識
別されたとき、計数手段で計数した貯留情報を、所定レ
ートにて換金するための換金情報に変換して書き込み、
受付識別手段で汎用ICカード、登録ICカードのいず
れもが識別されないとき、換金情報を書き込み、かつ金
額情報が書き込み可能な新たなICカードを発券するよ
うにすれば、より一層、利便性が向上する。
は、所定条件として、例えば金額情報が無くなった汎用
ICカードを、遊技機本体又は貸ユニットに設けたカー
ドユニットにおける収納貯蔵手段に貯蔵し、該カードユ
ニットから発券することができるので、確実に汎用IC
カードを再使用することができ、また、判別手段を介し
たうえで発券手段から発券されるので、再発券が確実と
なる。
えば受け付けた汎用ICカードが汚損、破損などにより
再発行不能であったとしても、一旦は収納貯蔵手段にて
送り、例えば再発券時に、判別手段にて発券可能か否か
を判別して、発券不能な汎用ICカードは回収手段にて
回収される、又は例えば収納貯蔵手段へ送られるときに
判別手段にて、発券可能か否かを判別して発券不能な汎
用ICカードは回収手段にて回収されるので、再発券不
能な汎用ICカードの選別と回収が容易となり、不適切
な汎用ICカードが出回ることがなくなり、不正に供さ
れる可能性につながる滞留枚数を減らすことができる。
のについて回収するようにすれば、発券可能回数を調節
することで、汎用ICカードの使用毎の単価を自由に調
節することができる。
の構成及びその動作の具体的な一実施例を図面を参照し
て以下に説明する。図1は、本発明の遊技カードシステ
ムの概略構成を示す。図2〜図5は、本発明の遊技カー
ドシステムにおける運用手順を示す。なお、以下の説明
でパチンコ台1、貸ユニット2、計数器4、及びICカ
ードについて、従来公知の構成や技術及び要旨を離れた
詳細な説明については冗長的になるので図示及び説明を
省略している。
されるICカードは、本実施例において、先に定義した
が、「金額情報が書き込まれたICカード」である汎用
ICカードと、「金額情報及びパチンコ台1によって獲
得したパチンコ玉の貯留情報が書き込まれたICカー
ド」である登録ICカードが用いられる。本実施例の説
明で、特に汎用ICカードと登録ICカードとを問わな
い場合は、単にICカードと記すこととする。
例えば金額代替物としてパチンコ玉を扱って遊技を行う
遊技機本体としての例えばパチンコ台1と、このパチン
コ台1にパチンコ玉を貸し出し、該パチンコ台1に隣接
して設けられた貸ユニット2と、本実施例では例えば貸
ユニット2内に搭載され、ICカードの各種情報によっ
てパチンコ台1及び貸ユニット2を制御するカードユニ
ット3とを有し、これらは不図示のインタフェースによ
って信号の送受が可能に接続されており、さらに遊技カ
ードシステムには、パチンコ台1にて獲得したパチンコ
玉を計数し、遊技場の所定位置に設けられた計数器4を
有している。
遊技面及びパチンコ玉打球用のハンドルなど通常の遊技
を行うための構成を有している他、本発明の遊技カード
システムを採用した本実施例で、遊技中に操作される以
下の各操作ボタンを有している。
ト3に挿入したICカードを遊技者に返却する返却ボタ
ン1A、ICカードの金額情報に基づいて貸ユニット2
からパチンコ玉を貸し出させる金額貸玉ボタン1B、及
びICカードの貯留情報に基づいて貸ユニット2からパ
チンコ玉を貸し出させる貯留貸玉ボタン1Cとを有して
いる。
ニット3を搭載している他、カードユニット3で読み出
されたICカードの情報に基づく、前記パチンコ台1の
金額貸玉ボタン1B又は貯留貸玉ボタン1Cの操作によ
ってパチンコ玉を貸し出す貸玉部2Aを有している。
を搭載した貸ユニット2の筐体外面に、ICカードを購
入するために金額、例えば100円、500円硬貨、1
000円、5000円、10000円紙幣を投入可能な
金額投入部3Aと、ICカードの挿入又は排出が可能な
挿入排出部3Bとが設けられている。
ット3を搭載した貸ユニット2の内部にはICカードを
貯蔵したり後述する発券部3DにICカードを供給する
収納貯蔵手段としての収納貯蔵部3Cを備えると共に、
前記挿入排出部3Bにおける挿入内部に、金額が投入さ
れたときにその情報を書き込んでICカードを発券する
発券部3Dと、本実施例では、例えば発券部3Dによる
ICカードの発券時に該ICカードが発券可能か否かの
判別を行う判別部3Eとを備えている。
するICカードを遊技者に返却せずにカードユニット3
内の収納貯蔵部3Cに送る際に行うようにしてもよい。
ニット3を搭載した貸ユニット2の内部に判別部3Eに
より発券不能と判別されたICカードを挿入排出部3B
から回収する例えば箱体でなる回収部3Fと、挿入排出
部3B及び発券部3Dと収納貯蔵部3CとにおいてIC
カードを搬送する搬送部3Gとを備えている。
Bの挿入内部において、挿入排出部3Bに外部から挿入
されたICカード、及び収納貯蔵部3Cから供給され判
別部3Eにて発券可能と判別されて発券部3Dにて発券
されたICカードを受け付けると共に、受け付けたIC
カードの種類を識別する受付識別部3Hと、受付識別部
3Hによって識別されたICカードの種類に応じてIC
カードから情報を読み出してパチンコ台1及び貸ユニッ
ト2を制御する制御部3Iとを備えている。
3には、新たに追加投入された金額情報をICカードに
追加して書き込む追加書込部3Jを設けると共に、パチ
ンコ台1の返却ボタン1Aを押したときに、ICカード
を挿入排出部3Bから排出する排出部3Kを備えてい
る。
ードを所定条件の下で受け付けると共に受け付けたIC
カードの種類を識別する受付識別部4Aと、パチンコ台
1によって獲得したパチンコ玉を計数する計数部4B
と、この計数部4Bによって計数した貯留情報をICカ
ードの種類によって、貯留情報を記録した例えばレシー
トを発行する発行部4C及び金額情報と貯留情報とを選
択してICカードに書き込む書込部4Dとを備えてい
る。
て、開店時に電源が投入されると、カードユニット3
は、ICカードが挿入排出部3Bにあるか否かを判断し
つつ待機状態となっており(#1)、ここで、ICカー
ドが挿入排出部3Bにある場合は(#1でYES)、受
付識別部3Hにて、当該ICカードが汎用ICカードか
否かを識別する(#2)。
たICカードが汎用ICカードである場合(#2でYE
S)、続いて、制御部3Iによってその汎用ICカード
の金額情報を読み出し、金額情報の有無を確認する(#
3)。#3で金額情報が有る場合には(#3でYE
S)、この金額情報の範囲内でパチンコ玉をいくら分貸
し出させるかを金額貸玉ボタン1Bによって設定する
(#4)。このとき、制御部3Iは、いま#4で貸し出
されたパチンコ玉に相当する金額情報を減算して汎用I
Cカードに書き込む。
後述する返却ボタン1Aを押さない限り、上記#4で貸
し出されたパチンコ玉にて遊技が継続して行われ(#5
でYES)、さらに、遊技中にいわゆる大当たりが発生
することもなく(#6でNO)、遊技が行われ、貸し出
されたパチンコ玉がある間は(#7でYES)、#5,
#6を繰り返しパチンコ玉が無くなると(#7でN
O)、汎用ICカードに金額情報が有るか否かを遊技者
が判断し(#8)、金額情報が無い場合(#8でN
O)、今度は金額投入部3Aに金額を新たに投入して買
い足しを行うかを遊技者が選択する(#9)。
O)、つまり#7〜#9までの所定時間の間買い足しを
行うことなく、所定時間が経過すると、挿入排出部3B
から当該汎用カードを収納貯蔵部3Cへ搬送部3Gによ
り送り(#10)、収納貯蔵部3Cでは、ICカードが
一定量貯蔵されたか否かを判断しており(#11)、一
定量となるまで収納貯蔵部3CにICカードを貯蔵し
(#11でNO)、そして収納貯蔵部3Cに送られたI
Cカードは、次の発券まで収納貯蔵部3Cにて待機状態
となる。なお、一定量貯蔵したときには(#11でYE
S)、その旨連絡するため、遊技場の係員呼び出し処理
を行う(#12)。
3BにICカードが無く(#1でNO)、さらに、金額
投入部3Aに金額が投入されない場合(#13でNO)
は、待機状態となり#1へ戻る。一方、#13で金額投
入部3Aに金額が投入された場合は(#13でYE
S)、次のような処理が行われる。
3CからICカードが搬送部3Gにより供給され、この
とき、判別部3Eにて発券可能か否かが判別される(#
14)。判別部3Eで発券可能と判断されると(#14
でYES)、このICカードは、汎用ICカードとして
発券部3Dにて発券され、制御部3Iによって投入した
金額情報が書き込まれた後、挿入排出部3Bにて受付識
別部3Hで受け付けられ識別され(#15)、その後、
パチンコ玉を貸し出すべく#4へ進み、上記した手順を
行う。
から供給されたICカードが発券不可能であると判断さ
れると(#14でNO)、当該ICカードは回収部3F
に移され(#16)、今後再使用されることなく、メン
テナンス時に取り出されるまで回収部3Fに貯蓄され
る。
件は、本実施例では、ICカードが所定回数再使用され
た場合、物理的な損傷などでICカードとの信号送受が
できない場合、ICカードにエラー情報が書き込まれて
いる場合、その他カード部分の損傷が有る場合、であ
る。
ードに金額情報が無い場合は(#3でNO)、いま、挿
入排出部3Bに汎用ICカードが挿入され、受付識別部
3Hにて受け付けられ識別されている状態において、金
額投入部3Aに所望の金額を投入して買い足しを行う
(#17)。そして、この買い足しの金額情報が当該汎
用ICカードに書き込まれ(#18)、その後、パチン
コ玉を貸し出すべく#4へ進み、上記した手順を行う。
用ICカードに金額情報が有る場合には、当該汎用IC
カードにおける金額情報からパチンコ玉を貸し出すべく
#4へ進み、上記した手順を行う。
9でYES)、金額投入部3Aに所望の金額を投入する
と、この買い足しの金額情報が当該汎用ICカードに書
き込まれ(#19)、その後、パチンコ玉を貸し出すべ
く#4へ進み、上記した手順を行う。
汎用ICカード、又は金額を投入して発券された新たな
汎用ICカード、によって遊技を行う場合について説明
したが、図2において、ICカードが挿入排出部3Bに
あり(#1でYES)、受付識別部3Hにて、当該IC
カードが汎用ICカードでないと識別したときは(#2
でNO)、図3の手順となる。
識別したとき(#2でNO)、さらに受付識別部3H
は、登録ICカードか否かを識別し(#21)、ここで
登録ICカードと識別されると(#21でYES)、続
いて、当該登録ICカードが、本遊技場で登録されたも
のか否かを識別する(#22)。この識別は、ICカー
ドの各種の情報における遊技場情報によって行われる。
あるときは(#22でYES)、本遊技場においては、
当該登録ICカードを汎用ICカードとして扱うべく、
図2の#3に戻り、以降の処理を行う。また、当該登録
ICカードが他の遊技場のものでない、つまり登録した
遊技場であるときは(#22でNO)、登録ICカード
において、金額情報で遊技を行うか否かを遊技者が選択
する(#23)。
(#23でYES)、金額貸玉ボタン1Bを操作し、そ
の旨決定する。これと同時に、制御部3Iがその登録I
Cカードにおける金額情報を読み出し、金額情報の有無
を確認する(#24)。#24で金額情報が有る場合に
は(#24でYES)、この金額情報の範囲内でパチン
コ玉をいくら分貸し出させるかを上記した金額貸玉ボタ
ン1Bの操作で設定する(#25)。このとき、制御部
3Iは、いま#25で貸し出されたパチンコ玉に相当す
る金額情報を減算して登録ICカードに書き込む。
に後述する返却ボタン1Aを押さない限り、上記#25
で貸し出されたパチンコ玉にて遊技が継続して行われ
(#26でYES)、さらに、遊技中にいわゆる大当た
りが発生することもなく(#27でNO)、遊技が行わ
れ、貸し出されたパチンコ玉がある間は(#28でYE
S)、#26,#27を繰り返す。
と(#28でNO)、登録ICカードに、まず金額情報
が有るか否かを遊技者が判断し(#29)、金額情報が
無い場合(#29でNO)、今度は貯留情報が有るか否
かを判断し(#30)、貯留情報が無い場合(#30で
NO)、金額投入部3Aに金額を新たに投入して買い足
しを行うかを遊技者が選択する(#31)。#31で買
い足しを行わない場合(#31でNO)、挿入排出部3
Bは登録ICカードを遊技者に返却する(#32)。
部3Bに汎用ICカードでもなく登録ICカードでもな
いICカードがある場合は(#21でNO)、異常とし
てこのICカードを回収部3Fに回収する(#33)。
技を行わない、つまり貯留貸玉ボタン1Cの操作により
貯留情報に基づいて遊技を行う旨選択した場合は(#2
3でNO)、それと同時に登録ICカードに貯留情報が
あるか否かを判断し(#34)、貯留情報があれば(#
34でYES)、この貯留情報からどれだけパチンコ玉
を貸し出すかを上記した貯留貸玉ボタン1Cにより設定
し(#35)、その後、#26に戻り、上記した手順を
行う。なお、#34で貯留情報が無い場合は(#34で
NO)、#23に戻り以降の手順を行う。
い場合は(#24でNO)、金額投入部3Aに所望の金
額を投入して買い足しを行う(#36)。そして、この
買い足しの金額情報が制御手段3Jによって当該登録I
Cカードに書き込まれ(#37)、その後、パチンコ玉
を貸し出すべく#25へ進み、上記した手順を行う。
登録ICカードに金額情報が有る場合には、当該登録I
Cカードにおける金額情報からパチンコ玉を貸し出すべ
く#25へ戻り、上記した手順を行う。
(#31でYES)、金額投入部3Aに所望の金額を投
入すると、この買い足しの金額情報が制御手段3Jによ
って当該登録ICカードに書き込まれ(#38)、その
後、パチンコ玉を貸し出すべく#25へ戻り、上記した
手順を行う。
技を停止するような場合には(#5でNO、#26でN
O)、図4に示すように、パチンコ台1の返却ボタン1
Aを押す(#41)。このとき、カードユニット3で
は、汎用ICカードが使用されているときは、金額情報
の有無に拘わらず、当該汎用ICカードを排出し、一
方、登録ICカードが使用されているときは、金額情報
及び貯留情報の有無に拘わらず当該登録ICカードを排
出する(#42)。
いて、パチンコ台1で大当たりし(#6でYES、#2
7でYES)、パチンコ玉を貯留するときは、図5に示
すように、計数器4へ行き(#51)、ここでICカー
ドを有している遊技者は、汎用ICカード又は登録IC
カードを受付識別部4Aに向けて挿入する。
するに際して、登録ICカードを識別したか否かを判断
し(#52)、登録ICカードであれば(#52でYE
S)、計数部4Bにより計数を開始し(#53)、遊技
者に計数した貯留情報を金額情報で書き込むか、貯留情
報で書き込むかを選択させ(#54)、金額情報で書き
込むと選択されたときは(#54でYES)、登録IC
カードに貯留情報を金額情報に変換して書込部4Cによ
って書き込む(#55)。その後、登録ICカードを遊
技者に返却する(#56)。一方、#54で貯留情報を
選択したときは(#54でNO)、貯留情報を登録IC
カードに書き込み(#57)、#56に戻る。
つまり汎用ICカードと識別したとき、又は汎用ICカ
ードと登録ICカードのいずれでもないと識別したとき
は(#52でNO)、計数部4Bにより計数し(#5
8)、この貯留情報を発行部4Cにより例えばレシート
に記録して発行する(#59)。このときに、汎用IC
カードであれば、遊技者に返却する。又は、登録ICカ
ード以外は、受け付けないようにしてもよい。
に循環させて再使用することで、高価なICカードを有
効に使用することができるようにしている。また、買い
足しや、登録ICカードにおける、登録遊技場での貯留
情報に基づく遊技、遊技途中のICカードの排出、とい
った機能を加えることで、従来の磁気カードに代えてI
Cカードを採用しても遊技者に不便さや煩わしさを与え
ることなく、むしろ便利にすることが可能である。さら
に、本発明は、計数器を含めた遊技カードシステムとす
ることで、ICカードの使用範囲がより一層拡大され、
有効にICカードを使用することができる。
えば、上記した計数器4の発行部4Cに代えて、制限発
券手段としての制限発券部を備えてもよく、このように
することで、受付識別部4Aで汎用ICカードが識別さ
れたとき、又は汎用ICカードと登録ICカードとのい
ずれもが識別されないときには、計数した遊技場でのみ
使用可能な新たなICカードに、計数部4Bで計数した
貯留情報をそのまま又は金額情報に変換して書き込んで
発券することが可能となり、ICカードをより有効に活
用することができる。
部4Aで汎用ICカード、又は登録ICカードのいずれ
かが識別されたとき、計数部4Bで計数した貯留情報
を、所定レートにて換金するための換金情報に変換して
書き込み、受付識別部4Aで汎用ICカード、登録IC
カードのいずれもが識別されないとき、換金情報を書き
込み、かつ金額情報が書き込み可能な新たなICカード
を発券するようにすれば、より一層ICカードの使用有
効範囲が拡大される。
けるICカードの再発券可能か否かの判別を、発券時に
行うようにしていたが、この判別は、汎用ICカードに
おいて金額情報が無くなり、収納貯蔵部3Cに送られる
際に行うようにしてもよく、このようにしても、上記同
様に、再使用に供されるICカードを適正に発券するこ
とができる。
貸ユニット2側に搭載した例を示したが、パチンコ台1
側に搭載しても、上記と同様の作用効果を得ることがで
きる。また、上記実施例は、遊技機本体としてパチンコ
台1を示したが、例えば遊技機本体をスロット台で金額
代替物をメダルとしても、上記と同様の作用効果を得る
ことができるのは言うまでもない。
カードシステムの構成であれば、例えばICカードの種
類を、汎用ICカードや登録ICカードのみならず、さ
らに多数の種類に分類して付加価値を持たせた場合に
も、受付識別部3Hによって識別できるので、他の運用
手順であっても十分に対応可能であり、本発明は、そう
した多数の運用手順に対応させることができ、ICカー
ドのなせる可能性を追求し、より効率のよいものとする
ことができる。
テムは、遊技機本体、金額代替物を貸し出す貸ユニッ
ト、これら遊技機本体又は貸ユニットのいずれかに設け
られたカードユニットとを有し、カードユニットに、収
納貯蔵手段、発券手段、判別手段、回収手段、受付識別
手段、及び制御手段を備えたので、カードユニット内で
ICカードを循環させて再使用することができ、また、
各種のICカードも受け付け、そのICカードを識別し
て種類に応じた情報に基づいて遊技を行うことが可能と
なる。
記構成において、カードユニットに、新たに追加投入さ
れた金額情報をICカードに追加して書き込む追加書込
手段を備えたので、現在使用中のICカードで金額を追
加し、続けて遊技を行うことができる。
記構成において、カードユニットに、排出操作を指示し
たときに、金額情報が書き込まれたICカードの場合、
金額情報の有無に拘わらず使用中のICカードを外部に
排出し、また、金額情報及び遊技機本体によって獲得し
た金額代替物の貯留情報が書き込まれたICカードの場
合、金額情報の有無及び金額代替物の貯留情報の有無に
拘わらず使用中のICカードを外部に排出する排出手段
を備えたので、多数の遊技機本体に対してICカードを
使用することが可能となり、ICカードを効率よく使用
することができる。
記構成に、受付識別手段、計数手段、発行手段、及び書
込手段を備えた計数器を備えたので、受付識別手段で金
額情報が書き込まれたICカードが識別されたとき、又
は金額情報が書き込まれたICカードと金額情報及び貯
留情報が書き込まれたICカードとのいずれもが識別さ
れないときに、計数手段で計数された貯留情報を記録し
た記録媒体を発行し、また、受付識別手段で金額情報と
貯留情報とが書き込まれたICカードが識別されたとき
は、計数手段で計数された貯留情報をそのまま又は金額
情報に変換して書き込むことができる。
行手段に代えて制限発券手段を備えたので、受付識別手
段で金額が書き込まれたICカードが識別されたとき、
又は金額情報が書き込まれたICカード、金額情報及び
貯留情報が書き込まれたICカードのいずれもが識別さ
れないときには、計数した遊技場でのみ使用可能な新た
なICカードに、計数手段で計数した貯留情報をそのま
ま又は金額情報に変換して書き込んで発券することがで
き、遊技場において、ICカードのみで遊技から計数ま
でを行うことができる。
受付識別手段で金額情報が書き込まれたICカード、又
は金額情報及び貯留情報が書き込まれたICカードのい
ずれかが識別されたとき、計数手段で計数した貯留情報
を、所定レートにて換金するための換金情報に変換して
書き込み、受付識別手段で金額情報が書き込まれたIC
カード、金額情報及び貯留情報が書き込まれたICカー
ドのいずれもが識別されないとき、換金情報を書き込
み、かつ金額情報が書き込み可能な新たなICカードを
発券するようにすれば、ICカードの使用有効範囲が広
がり、利便性も向上する。
図である。
の運用手順であり、主として金額情報を有したICカー
ドを有した、又はICカードを有していない状態での手
順を示す図である。
の運用手順であり、主として金額情報及び貯留情報を有
したICカードを有した状態での手順を示す図である。
の運用手順であり、主として遊技を途中で終了する場合
の手順を示す図である。
の運用手順であり、主として遊技機本体で大当たりし、
その貯留情報を計数器で計数する場合の手順を示す図で
ある。
Claims (6)
- 【請求項1】 遊技機本体、該遊技機本体に対応して設
けられた金額代替物を貸し出す貸ユニット、これら遊技
機本体又は貸ユニットのいずれかに設けられたカードユ
ニットとを有し、前記カードユニットは、所定条件の下
でICカードを収納し貯蔵しておく収納貯蔵手段と、投
入した金額情報を書き込んで前記収納貯蔵手段からIC
カードを発券する発券手段と、ICカードが発券可能か
否かの判別を行う判別手段と、この判別手段により発券
不能と判別されたICカードを回収する回収手段と、I
Cカードを受け付けると共に受け付けたICカードの種
類を識別する受付識別手段と、この受付識別手段によっ
て識別されたICカードの種類に応じてICカードから
情報を読み出して前記遊技機本体及び前記貸ユニットを
制御する制御手段とを備えたことを特徴とする遊技カー
ドシステム。 - 【請求項2】 カードユニットに、新たに追加投入され
た金額情報をICカードに追加して書き込む追加書込手
段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の遊技カー
ドシステム。 - 【請求項3】 カードユニットに、排出操作を指示した
ときに、金額情報が書き込まれたICカードの場合、金
額情報の有無に拘わらず使用中のICカードを外部に排
出し、また、金額情報及び遊技機本体で獲得した金額代
替物の貯留情報が書き込まれたICカードの場合、金額
情報の有無及び金額代替物の貯留情報の有無に拘わらず
使用中のICカードを外部に排出する排出手段を備えた
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技カードシ
ステム。 - 【請求項4】 遊技機本体、貸ユニット、及びカードユ
ニットに加え、さらに遊技機本体で獲得した金額代替物
を計数する計数器を有し、前記計数器は、ICカードを
受け付けると共に受け付けたICカードの種類を識別す
る受付識別手段と、遊技機本体によって獲得した金額代
替物を計数する計数手段と、前記受付識別手段で金額情
報が書き込まれたICカードが識別されたとき、又は前
記受付識別手段で金額情報が書き込まれたICカードと
金額情報及び貯留情報が書き込まれたICカードのいず
れもが識別されないときに、前記計数手段で計数された
貯留情報を記録した記録媒体を発行する発行手段と、前
記受付識別手段で金額情報及び貯留情報とが書き込まれ
たICカードが識別されたとき、前記計数手段で計数さ
れた貯留情報をそのまま又は金額情報に変換して書き込
む書込手段とを備えたことを特徴とする請求項1〜3の
いずれかに記載の遊技カードシステム。 - 【請求項5】 計数器の受付識別手段で金額情報が書き
込まれたICカードが識別されたとき、又は金額情報が
書き込まれたICカードと金額情報及び貯留情報が書き
込まれたICカードのいずれもが識別されないときに、
計数した遊技場でのみ使用可能な新たなICカードに、
計数手段で計数した貯留情報をそのまま又は金額情報に
変換して書き込んで発券する制限発券手段を発行手段に
代えて備えたことを特徴とする請求項4に記載の遊技カ
ードシステム。 - 【請求項6】 計数器の受付識別手段で金額情報が書き
込まれたICカード、又は金額情報及び貯留情報が書き
込まれたICカードのいずれかが識別されたとき、計数
手段で計数した貯留情報を、所定レートにて換金するた
めの換金情報に変換して書き込み、前記受付識別手段で
金額情報が書き込まれたICカード、金額情報及び貯留
情報が書き込まれたICカードのいずれもが識別されな
いとき、換金情報を書き込み、かつ金額情報が書き込み
可能な新たなICカードを発券する制限発券手段を発行
手段に代えて設けたことを特徴とする請求項4に記載の
遊技カードシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11157507A JP3097694B1 (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 遊技カードシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11157507A JP3097694B1 (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 遊技カードシステム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3097694B1 JP3097694B1 (ja) | 2000-10-10 |
JP2000348242A true JP2000348242A (ja) | 2000-12-15 |
Family
ID=15651201
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11157507A Expired - Fee Related JP3097694B1 (ja) | 1999-06-04 | 1999-06-04 | 遊技カードシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3097694B1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011072364A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Daikoku Denki Co Ltd | 遊技場用システム |
JP2014079575A (ja) * | 2013-09-25 | 2014-05-08 | Daikoku Denki Co Ltd | 遊技場用システム |
JP2014079574A (ja) * | 2013-09-25 | 2014-05-08 | Daikoku Denki Co Ltd | 遊技場用システム |
-
1999
- 1999-06-04 JP JP11157507A patent/JP3097694B1/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011072364A (ja) * | 2009-09-29 | 2011-04-14 | Daikoku Denki Co Ltd | 遊技場用システム |
JP2014079575A (ja) * | 2013-09-25 | 2014-05-08 | Daikoku Denki Co Ltd | 遊技場用システム |
JP2014079574A (ja) * | 2013-09-25 | 2014-05-08 | Daikoku Denki Co Ltd | 遊技場用システム |
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---|---|
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