JP2000347490A - 現像装置及びこの現像装置を備える画像形成装置 - Google Patents

現像装置及びこの現像装置を備える画像形成装置

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JP2000347490A
JP2000347490A JP11156294A JP15629499A JP2000347490A JP 2000347490 A JP2000347490 A JP 2000347490A JP 11156294 A JP11156294 A JP 11156294A JP 15629499 A JP15629499 A JP 15629499A JP 2000347490 A JP2000347490 A JP 2000347490A
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image forming
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Hideki Fujita
秀樹 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、画像形成装置を使用しない状態が
長期間継続した直後における画像品位低下を抑制し、現
像剤担持体の空回転時間を短縮すると共に、画像形成装
置内部のトナー飛散を抑制することができる画像形成装
置を提供することを目的とする。 【解決手段】 現像装置4の駆動中断予定時間を予め設
定し、現像装置4の駆動中断時に現像装置4内のトナー
量が上記第一所定量より少ない第二所定量となるよう、
トナーカートリッジ9によるトナー補給量を制御する制
御手段123を備え、制御手段123は、上記駆動中断
予定時間前の所定時間内に亘り、トナーカートリッジ9
による現像装置4へのトナー補給量を減少させるように
設定されていることにより達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粉体トナーを採用
する電子写真方式の複写機、プリンター、ファクシミリ
等の画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の画像形成装置における画像形成動
作について、近年急速に普及しつつある電子写真方式の
ディジタル複写機を例にとって概説する。
【0003】かかるディジタル複写機にあっては、先
ず、一般にCCD素子等によって構成される画像入力部
が原稿からの反射光による画像情報を光電変換によって
電気信号に変換する。
【0004】上記画像入力部で電気信号に変換された画
像情報は、画像処理回路に入力され、画像処理回路によ
って、8bitのディジタル信号にA/D変換された
後、シェーディング補正及びLog変換を施されて、上
記画像情報の濃淡情報が8bit、即ち0〜255の階
調に変化される。
【0005】更に、画像処理回路によって処理された画
像情報は、変調回路によって、その画像情報のデータ値
の大きさに比例したパルス幅、強度等の信号に変調され
る。
【0006】上記変調回路によって変調された信号に基
づき駆動される半導体レーザが、画像情報のデータ値の
大きさに応じた光を空間的に出力し走査する。
【0007】上記半導体レーザからの出力光によって潜
像担持体表面を露光することにより、読み込まれた原稿
の画像情報に応じた電荷分布からなる潜像が潜像担持体
表面に形成されることとなる。
【0008】上記電荷分布からなる潜像は、現像装置に
よって、該潜像を担持する潜像担持体に現像剤たるトナ
ーが付与されることにより、トナー像として顕像化され
る。
【0009】上記トナー像は、転写手段により記録媒体
たる転写材に転写された後、該転写材が分離手段によっ
て潜像担持体より分離される。
【0010】トナー像を担持した転写材は、定着装置へ
と搬送され、定着装置によって熱及び圧力を付与される
ことにより、上記トナー像が上記転写材に定着され、最
終プリントとして排出される。
【0011】上記現像装置は、現像剤たるトナーを収容
する主現像剤容器たるトナー容器と、潜像担持体と所定
間隙(距離G1)をもって対向して配設される現像剤担
持体と、副現像剤容器たるトナーカートリッジとを有し
ている。
【0012】上記現像装置は、潜像を担持する潜像担持
体に現像剤を付与して該潜像をトナー像として顕像化す
ることにより、現像装置内のトナーが消費され、消費さ
れたトナー量に応じてトナーカートリッジからトナー容
器内にトナーが補給されることとなる。
【0013】上記現像剤担持体は、複数の磁極を有する
永久磁石が内部に固定配置されており、磁性を有するト
ナーを該永久磁石の磁力によって吸引して現像剤担持体
上に担持するようになっている。
【0014】現像剤担持体上に担持されたトナーは、現
像剤担持体の回転に伴いA方向に搬送されると共に、ト
ナー量規制部材により薄層に形成され、現像剤担持体が
潜像担持体と対向する現像部にて、電源によって潜像担
持体及び現像剤担持体の間に電圧が周期的に変化する現
像バイアスが印加されて、潜像担持体上の潜像の現像に
供される。
【0015】さて、近年、出力画像の質の向上を求める
要望は高まる一方であり、これに応える有力な方法の一
つとして、トナー粒系の微細化が進んでおり、体積平均
粒径が10μm未満のトナーは既に一般化し、更には、
体積平均粒径が5μm程度のトナーまでが実用化されて
いる。
【0016】但し、現時点で総合的に使いやすいトナー
の体積平均粒径の範囲は、6μm〜9μmであり、トナ
ー粒径の微細化の弊害として、トナーの帯電過剰による
「ブロッチ」なる現象がある。
【0017】かかる現象は、現像剤担持体上で均一な薄
層であるべきトナー層が、帯電過剰により不均一な層と
なり、欠陥画像を生じさせるものである。
【0018】かかる現象の対策の一つとして、非磁性金
属性の現像剤担持体表面を、導電性粒子を含有した樹脂
で被覆することにより、現像剤担持体上のトナーが有す
る過剰な電荷を逃す手法が、出願人等によって開発され
ている。
【0019】かかる手法により、ブロッチ現象の発生が
抑えられるのみならず、現像剤担持体の基層たる非磁性
金属として、従来の高価なステンレス鋼に代えて安価な
アルミ合金が使用可能となりコストダウンを図ることが
でき、又、現像剤担持体の真円度不足による画像ムラが
抑制することができる。
【0020】しかしながら、画像形成装置を使用しない
状態が長時間継続した場合、つまり現像剤担持体の駆動
中断状態が所定時間以上継続した場合、トナー容器内の
トナーの帯電が不足し、その後、画像形成を行うと出力
画像の画像濃度が低い、かぶりが多い等の現象が発生す
る虞があり、特に、かかる現象は、高湿環境で顕著であ
る。
【0021】かかる現象の対策の一つとして、毎朝の画
像形成装置の起動時や画像形成動作以外の期間におい
て、現像剤担持体を回転させ、現像剤担持体にバイアス
を印加することで、トナーの帯電を促進し、又、現像装
置内の帯電が不十分なトナーを潜像担持体に転移せしめ
ることにより、画像形成装置を使用しない状態が長期間
継続した直後の画像品位向上を図らんとしている。
【0022】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
画像形成装置にあっては、上述の如き現像剤担持体の回
転工程(以下、現像空回転という)は、数分を要する場
合が多く、更に、かかる空回転の後でも画像品位が不十
分なことが少なくない。
【0023】又、現像空回転期間においては、現像剤担
持体上のトナーの帯電が不十分な状態、即ち、トナーと
現像剤担持体との間の鏡映力が不十分な状態であるた
め、トナーは現像剤担持体の遠心力に打ち勝てずに、画
像形成装置内部に飛散する虞がある。
【0024】そこで、本発明は、画像形成装置を使用し
ない状態が長期間継続した直後における画像品位低下を
抑制し、現像剤担持体の空回転時間を短縮すると共に、
画像形成装置内部のトナー飛散を抑制することができる
画像形成装置を提供することを目的とする。
【0025】
【課題を解決するための手段】主たる本出願にかかる発
明は、潜像を担持する潜像担持体に現像剤を付与するこ
とにより該潜像を可視化する現像装置であって、現像剤
を収容する主現像剤容器と、潜像担持体に対向して配設
され上記現像剤を担持する現像剤担持体と、現像剤を収
容し主現像剤容器内の現像剤量が第一所定量となるよう
主現像剤容器内に現像剤を補給可能な副現像剤容器と備
える現像装置において、現像剤担持体の駆動中断予定時
間を予め設定し、現像剤担持体の駆動中断時に主現像剤
容器内の現像剤量が上記第一所定量より少ない第二所定
量となるよう、副現像剤容器による現像剤補給量を制御
する制御手段を備え、制御手段は、上記駆動中断予定時
間前の所定時間内に亘り、副現像剤容器による主現像剤
容器への現像剤補給量を減少させるように設定されてい
ることを特徴とする現像装置である。
【0026】又、他の主たる本出願にかかる発明は、一
連の画像形成プロセスによって形成された画像を記録媒
体に記録する画像形成装置であって、上記現像装置を備
えることを特徴とする画像形成装置である。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に関し
て、添付図面に基づき説明する。
【0028】(第一の実施形態)先ず、本発明の第一の
実施形態にかかる画像形成装置について図1に基づき説
明する。 図1は、本実施形態にかかる画像形成装置の
好適な一例たるデジタル複写機の概略構成を示す模式的
断面図である。
【0029】かかるディジタル複写機にあっては、先
ず、一般にCCD素子等によって構成される画像入力部
(図示せず)が原稿からの反射光による画像情報を光電
変換によって電気信号に変換する。
【0030】上記画像入力部で電気信号に変換された画
像情報は、画像処理回路(図示せず)に入力され、画像
処理回路によって、8bitのディジタル信号にA/D
変換された後、シェーディング補正及びLog変換を施
されて、上記画像情報の濃淡情報が8bit、即ち0〜
255の階調に変化される。
【0031】更に、画像処理回路によって処理された画
像情報は、変調回路(図示せず)によって、その画像情
報のデータ値の大きさに比例したパルス幅、強度等の信
号に変調される。
【0032】上記変調回路によって変調された信号に基
づき駆動される半導体レーザ2が、画像情報のデータ値
の大きさに応じた光を空間的に出力し走査する。
【0033】半導体レーザ2からの出力光によって、潜
像担持体1表面を露光することにより、読み込まれた原
稿の画像情報に応じた電荷分布からなる潜像が潜像担持
体1表面に形成されることとなる。
【0034】上記電荷分布からなる潜像は、現像装置4
によって、該潜像を担持する潜像担持体1に現像剤たる
トナーが付与されることにより、トナー像として顕像化
される。
【0035】上記トナー像は、転写手段5により記録媒
体たる転写材Mに転写された後、該転写材Mが分離手段
によって潜像担持体1より分離される。
【0036】トナー像を担持した転写材Mは、定着装置
7へと搬送され、定着装置7によって熱及び圧力を付与
されることにより、上記トナー像が上記転写材Mに定着
され、最終プリントとして排出される。
【0037】潜像担持体1は、アルミ合金の基材上に非
結晶珪素を主体とする感光層が形成された直径80mm
の中空円筒であり、モータ127によって図2に示すB
方向に周速度265mm/sにて回転駆動されるように
なっている。
【0038】現像装置4は、図1及び図2に示すよう
に、現像剤たるトナーを収容する樹脂製の主現像剤容器
たるトナー容器41と、潜像担持体1と間隙G1(=2
60μm)をもって対向して配設される非磁性金属製の
現像剤担持体たるスリーブ42と、副現像剤容器たるト
ナーカートリッジ9と、樹脂製のトナー撹拌搬送部材4
4bと、非磁性金属製のトナー撹拌搬送部材44a,4
4cと、非磁性金属製のトナー量規制部材45とを有し
ている。
【0039】トナー容器41は、3つのトナー撹拌領域
41a,41b,41cを有する最大奥行310mm、
最大高45mm、最大幅約80mmのトナー収容空間が
形成されている。
【0040】トナー容器41内におけるトナー搬送方向
の最上流(以下、単に最上流という)のトナー撹拌領域
41aには、撹拌半径18mmの非磁性金属製のトナー
撹拌搬送部材44aが配設されている。
【0041】又、トナー撹拌領域41aとその上記トナ
ー搬送方向直下流のトナー撹拌領域41bとの境界領域
には、トナー容器41内の上方から下方へ延びる仕切り
壁49bが形成されており、上記境界領域の最狭部にお
けるトナー容器41内の高さhは約16mmとなってい
る。
【0042】仕切り壁49bを形成することにより、ト
ナー容器41内で撹拌され適度に電荷を保持する旧トナ
ーが最上流のトナー撹拌領域41aへ逆流することを防
止でき、以て、トナー容器42内のトナー水準変化を精
度良く検知することが可能となる。
【0043】スリーブ42は、6つの磁極S1,S2,
S3,N1,N2,N3を有する永久磁石43が内部に
固定配置されており、磁性を有するトナーを永久磁石4
3の磁力によって吸引してスリーブ42上に担持するよ
うになっている。
【0044】スリーブ42は、図2に示すように、現像
クラッチ(図示せず)を介してモータ128により周速
度390mm/sにてA方向に回転駆動されるようにな
っており、スリーブ42上に担持されたトナーは、スリ
ーブ42の回転に伴いA方向に搬送されるようになって
いる。
【0045】スリーブ42上に担持されたトナーは、ス
リーブ42の回転に伴いA方向に搬送されると共に、厚
さ0.8mmの板状に形成されスリーブ42と間隙G2
(=230μm)をもって配設されるトナー量規制部材
45により薄層に形成される。
【0046】その後、スリーブ42上に担持されたトナ
ーは、トナー担持体42が潜像担持体1と対向する現像
部にて、電源48によって潜像担持体1及びトナー担持
体42の間に、図3に示すような振幅1500V、周波
数2700Hzの矩形交流電圧に150V〜300Vの
直流電圧を重畳した現像バイアスが印加されて、潜像担
持体1上の潜像の現像に供される。
【0047】トナーカートリッジ9は、図4に示すよう
に、約2000gのトナーが収容され該トナーの排出の
ためのトナー排出口91が端部に形成される円筒状のカ
ートリッジであり、トナーカートリッジ交換の際の便宜
を考慮して画像形成装置内前方上部に横向きに装着され
ている。
【0048】又、トナーカートリッジ9は、その端部で
画像形成装置側に設けられた歯車103a,103bと
噛合する歯車93a,93bと、トナー排出口91部で
画像形成装置側に設けられた凹部104に係合し歯車1
03a,103bの回転によりトナー排出口91を開閉
するシャッタ92とを有している。
【0049】更に、トナーカートリッジ9は、トナーカ
ートリッジ9内のトナー撹拌搬送のため、画像形成装置
側に設けられたモータ129の駆動により回転駆動され
る撹拌棒95及びスクリュー94を有している。
【0050】撹拌棒95は、トナーカートリッジ9内で
のトナーの凝集を防止する機能を有し、スクリュー94
は、トナーカートリッジ9内のトナーをトナー排出口9
1に向けて搬送する機能を有する。
【0051】撹拌棒95及びスクリュー94は、トナー
カートリッジ9に対するトナー補給命令が発せされてい
る間、モータ129によるTR1(秒)間の回転とTR
2(秒)間の停止とを1サイクルとした基本動作を反復
するようになっている。
【0052】本実施形態にかかる画像形成装置は、周辺
雰囲気の湿度を検知するためのセンサ(図示せず)を有
し、該センサからの信号に基づき基本動作を二段階で変
更するようになっており、本実施形態においては、周辺
雰囲気の絶対水分量が12g/kg未満のときはTR1
=2、TR2=1とし、周辺雰囲気の絶対水分量が12
g/kg以上のときはTR1=4、TR2=2とするよ
うになっている。
【0053】上述したような撹拌棒95及びスクリュー
94の駆動切り換えにより、周辺雰囲気の湿度に影響を
受けることなく、トナーカートリッジ9内のトナーをト
ナー容器41内に落下させることができる。
【0054】スクリュー94の回転により、トナー排出
口91より排出されたトナーは、トナー容器41内のト
ナー搬送領域41a上方に設けられたトナー搬送部41
dの一端部上に落下し、トナー搬送部41dに沿って回
転自在に設けられたトナー供給部材としての搬送スクリ
ュー46によりトナー容器41の長手方向の全域に均一
にトナー補給される。
【0055】搬送スクリュー46は、画像形成装置に設
けられたモータ128により、歯車(図示せず)を経由
して上述のスリーブ42等とともに回転駆動され、スリ
ーブ42の回転に同期した回転(以下、常時回転とい
う)を行うようになっている。
【0056】又、搬送スクリュー46は、図7に示すよ
うに、樹脂製の外径が10mmであり、非磁性金属製の
真棒46aの外径が6mmであり、スクリューピッチが
20mmであり、300rpmで回転するようになって
いる。
【0057】本実施形態では、搬送スクリュー46は、
現像装置4に備えられた回転部材等の不要な回転を抑制
しトナーの劣化を低減するための現像クラッチがオンの
状態の際にスリーブ42とともに回転し、上記現像クラ
ッチがオフの状態の際にスリーブ42とともに停止する
ようになっている。
【0058】尚、トナー補給時のみ搬送スクリュー46
を回転させるようにすることも可能だが、この場合、ス
リーブ42等の駆動とは別のモータを設けるか、該駆動
をクラッチを介して搬送スクリュー46に伝達しなけれ
ばならないため、構造が複雑でコストが高くなる。
【0059】トナー容器41内のトナー量検知のための
トナーセンサ47a,47bは、ジルコン酸チタン酸鉛
等製の圧電素子であり、検知面は直径9mmの円形を呈
し、図2に示すように、現像装置4の図中手前側側面で
あって、撹拌搬送部材44b,44cの回転半径内の図
中右上方に取り付けられている。
【0060】これは、現像装置4のスリーブ42等の駆
動歯車等が現像装置4の図中奥側に配設され、スペース
的に余裕がないためである。
【0061】トナーセンサ47a,47bは、単位検知
時間(250ms)における検知面のトナーによる被覆
率が、所定値以上になると「トナー有り」としてHレベ
ルの信号を出力し、所定値以下になると「トナー無し」
としてLレベルの信号を出力するが、トナーセンサ47
a、トナーセンサ47bは、その目的を異にする。
【0062】即ち、トナーセンサ47aは、トナー無し
を検知すると、トナーカートリッジ9からトナー容器4
1にトナーを補給させ、図11に示すように、更にユー
ザー等に対してトナーカートリッジ交換を要する旨の警
告を発するのに対し、トナーセンサ47bは、トナー無
しを検知すると、コピーボタンを押してもコピーを行わ
なかったり、接続しているコンピューター等からプリン
ト命令が発せられても、図12に示すようにそれを拒否
するようにするのである。
【0063】又、本実施形態においては、トナーセンサ
の検知面にトナーが付着してしまうと、誤検知が生ずる
ため、撹拌搬送部材44b、44cに取着した図8に示
すような清掃部材49を回転させながら、定期的にセン
サ面に付着したトナーを掻き落している。
【0064】トナー容器41内のトナー残量が約320
〜340gである場合には、トナーカートリッジ交換を
行った方が良いことは勿論であるが、本実施形態では、
所定の期間、即ちトナー残量が約140〜200gにな
るまでは、画像形成を許可するようになっている。
【0065】しかし、トナー容器41内のトナー残量が
約140〜200gになった場合に、トナーの補総が行
われずに画像形成動作が継続して行われたとすると、画
像の白抜けが発生する可能性があるため、図12に示す
ように、画像形成命令を拒否するようになっている。
【0066】そこで、本実施形態においては、Hレベル
の信号が出力されている時間の所定時間内における比率
がトナーセンサ47aにおいて40%となった場合に
は、トナーカートリッジ9からトナー容器41へトナー
を補給し、上記比率が0%とどなった時にトナーカート
リッジ交換を促し、更にトナーセンサ47bにおいて上
記比率が0%となったときに画像形成動作を禁止するこ
ととした。
【0067】したがって、最大340−140=200
(g)、最小320−200=120(g)のトナーに
より、トナー補給指示を発せられてから、画像形成動作
が拒否される時点まで、即ち、画像形成装置からトナー
カートリッジ90が離脱した状態で、2000枚(=N
p1)以上の連続画像形成動作が可能である(画像比率
6%の標準的画像濃度の文書を横送りでJIS規格A4
サイズの標準転写材の片面に印刷した場合、以下同
じ)。
【0068】上記トナー補給指示は、画像形成装置の前
側上部に配設されたスピーカー124a,124bから
「トナーカートリッジを交換して下さい」旨のメッセー
ジを繰り返し発することにより行われ、同時に、図11
若しくは図12に示すように、液晶パネル121にも上
記メッセージが表示される。
【0069】トナーカートリッジ9から供給されたトナ
ーは、搬送スクリュー46の回転によって、トナー搬送
部41dの長手方向(図6に示す矢印C方向)に搬送さ
れ、トナー供給量制御壁(以下、スクリュー壁という)
49aを逐次乗り越えてトナー搬送領域41a内に落下
する。
【0070】トナー搬送領域41a内に落下した新しい
トナーは、撹拌搬送部材44a,44b,44cによっ
て旧トナーと撹拌混合され、トナー容器41の開口部に
配設されたスリーブ42へと供給される。
【0071】上述したスクリュー壁49aは、トナーカ
ートリッジ9から供給されたトナーがトナー容器41の
長手方向において略均一に供給されるように制御するた
めのものである。
【0072】図6は、図1の矢印G方向からスクリュー
壁49aを投影した図であり、スクリュー壁49aは、
トナーが供給される手前側から奥側にかけて高さが低く
なる形状なしている。 そのため、トナーカートリッジ
9から供給されたトナーは上記手前側から若干量ずっ順
次落下して、落下残りが奥側へ搬送スクリュー46によ
って搬送される。
【0073】このように、スクリュー49aの高さを奥
に行くに従って低くすることにより、トナー容器41の
長手方向全域に亘るトナー搬送領域41aへの略均一供
給を行っている。
【0074】スクリュー壁49aは、全長308mm
で、図6に示される形状をなし、手前側端部の上端は搬
送スクリュー46中心軸より1.0mm高く、奥側端部
の上端は搬送スクリュー46中心軸より3.0mm低
く、又、搬送スクリュー46外径との間隙Dswは1.
5mmである。
【0075】本実施形態においては、トナーカートリッ
ジ9からトナー搬送部41dへのトナー供給量は約30
g/minである。
【0076】これは、図13及び図15に示すように、
トナー容器内のトナー量が少ないほど、画像形成装置の
長期停止後の画像品位低下が抑制され、速やかな画像品
位回復が可能だからである。
【0077】次に、トナー容器41内のトナー量減少動
作について説明する。
【0078】本実施形態にあっては、図14に示すよう
に、画像形成装置の長期停止期間が開始するTbp(時
間)前すなわち、その日の使用終了予定時刻のTbp
(時間)前になると、トナーカートリッジからのトナー
搬送頻度を減少させる。
【0079】即ち、通常時は、前述の如く、Hレベルの
出力信号が出力されている時間の比率が40%となった
場合にトナーカートリッジからトナー補給を行うが、使
用終了予定時刻のTbp(時間)前になると、上記比率
を30%に低下させるのである.通常時におけるトナー
容器41のトナー残量wtは380〜400gである
が、これにより、その日の使用終了時におけるトナー容
器41のトナー残量は、Tbpを2時間とした場合28
0〜300g、Tbpを1時間とした場合330〜35
0gとなる。
【0080】但し、その日の使用開始時刻が、その日の
使用終了予定時刻のTbp(時間)内であった場合は
あ、その日の使用開始時刻から、トナーカートリッジ9
からのトナー搬送頻度は変化させないこととなる。
【0081】図17乃至図24は、使用パターンカード
による使用パターン変更の際の液晶パネル121の表示
を示す。
【0082】ここで、使用パターンカードとは、PCカ
ード(JEIDA(日本電子工業振興協会)のPCカー
ド委員会と米国PCMCIA(Personal Co
mputer Memory Card Intern
ational Association)が共同で進
めている規格に従った(パーソナルコンピュータ等上で
利用するカード状の周辺機器)である。
【0083】使用パターンカードには、最大約1000
個の使用パターンを記憶することができるようになって
おり、図16に示すような表示がされている場合におい
て、使用パターンカードによる使用パターン入力を選ぶ
と、先ず、図17に示すようなメッセージが表示され
る。
【0084】この表示に促され、使用パターンカードを
図9に示す画像形成装置の操作部12の挿入口122に
挿入すると、図18に示すような登録済みの使用パター
ンの一覧が表示される。
【0085】所望の使用パターンを選択すると、図19
に示すように、当該使用パターンが表示され、図20に
示すように、使用パターンカードを読み込むかどうかの
確認が求められるので、確認すると、使用パターンカー
ド内の使用パターンが読み込まれる。本実施形態にかか
る画像形成装置は、画像形成装置の動作の制御の基本情
報として使用される計時手段125と、画像形成装置の
製造日から約10年間の暦情報等が記憶されているメモ
リ126とを有している。
【0086】本実施形態において、画像形成装置の工場
集荷時およびサービスマンによるリセット時に、メモリ
126に記憶されている情報(以下、基本使用パターン
という)は次次ぎの如く設定されている。
【0087】<基本使用パターン> a.一週間のうち、画像形成装置が使用されるのは、月
曜日から金曜日である。 b.一日のうち、画像形成装置が使用されるのは、8時
から18時である。 c.祝祭日、及び12月30日から1月1日には画像形
成装置は使用されない。
【0088】もちろん、基本使用パターンは、ユーザー
の好み及び使用環境等に合わせて変更可能である。
【0089】即ち、ユーザーの企業の休業日、臨時営業
日等、国別の祝祭日等を手動入力可能であり、又は、ユ
ーザーの好み及び使用環境等に合わせた使用パターンを
予め記憶させたメモリカードにより行うことも可能であ
る。
【0090】本実施形態にかかる画像形成装置において
は、かかる使用パターンに基づいた主電源の自動オンオ
フ等が可能であるが、それだけでなく、かかる画像形成
装置は、使用パターンを、画像形成装置の長期停止前の
トナー容器41内のトナー量減少のために用いる。
【0091】図21乃至図24は、手動操作による使用
パターン変更の手順を示す。
【0092】図16に示す表示において、手動操作によ
る使用パターン入力を選び、メッセージに従い、図21
に示すようにユーザー企業の休業日や、図23に示すよ
うに臨時開業入使用開始時刻、使用終了時刻等を入力
し、入力が完了したら、図24に示すように使用パター
ン名を付して保存する。
【0093】尚、画像形成装置に接続されたパーソナル
コンピュータ等の端末装置上でも、同様の操作が可能だ
が、その説明は割愛する。
【0094】次に、画像形成装置を使用しない状態が長
時間継続した直後の動作について説明する。 使用パタ
ーンにおいて指定された使用開始時刻の15分前になる
と、図16に示すように自動的に起動し、潜像担持体1
の回転及びスリーブ42の回転等が開始される。
【0095】更に、画像形成装置を使用しない状態が1
週間以上継続した場合であって、所定の画像比率以上の
画像、即ち、暗部面積比率ηDKが、80%以上の「濃
い」画像の出力命令があった場合、その出力動作開始を
約30分又は1000枚後のどちらか早い時点まで延期
する。
【0096】かかる場合には、出力命令を受けてすぐに
出力したとしても、トナー帯電が不十分なため画像品位
が不十分であるから、トナー帯電が十分になるまで、画
像出力(画像形成)開始を延期し、トナー帯電が十分に
なった時点で、画像出力を行うのである。
【0097】もちろん、画像品位が不十分でもすぐにプ
リントを必要とするユーザーは、即時出力指示を発する
ことで、かかる画像出力の延期を行わないようにするこ
とができる。
【0098】又、ηDKを高めに設定することにより、
画像出力の延期がなされる頻度を低減することもでき
る。
【0099】尚、ηDKの算出は次ぎのように行う。
【0100】例えば、A4サイズのベタ画像の複写を行
うとき、画像入力部が原稿を400dpi[dot/i
nch]で読み込むとすると、原稿は約4500×30
00画素で読み込まれることになる。
【0101】又、ベタの画像データは255(ベタ黒)
であるから、ビデオカウント数Nvcは画素数×255
≒3.44×109となり、このときηDK=1とな
る。
【0102】プリンタモードの場合は、ηDKは出力す
べき画像の情報に基づいて決定され、端末装置から画像
形成装置へ転送される。
【0103】表1に、本実施形態にかかる画像形成装置
の性能を示す。
【0104】
【表1】 尚、表1における記載のデータは、常温常湿環境(20
℃、50%RH)でのものである。
【0105】又、一日の画像出力頁数は2500頁、一
日の画像形成装置主電源オン時間は7時45分から18
時15分までの10時間であり、土曜日及び日曜日は稼
動しないものと仮定した。
【0106】更に、画像反射濃度は、直径5mmで反射
濃度1.1の円形原稿を複写した同一プリント上の5点
の反射濃度を、Macbeth社の反射濃度計RD91
4型を用いて測定した平均値である。
【0107】又、かぶりは、東京電色社製の反射計TC
−6DSで測定したトナー補給前のべた白画像の反射率
からトナー補給後のべた白画像の反射率を減じたもので
ある。
【0108】更に、コストは、「従来技術による比較例
1」を1とする相対値である。
【0109】(第二の実施形態)次に、本発明の第二の
実施形態について説明する。尚、第一の実施形態と同様
の構成に関しては、同一符号を付し、その説明を省略す
る。
【0110】本実施形態は、使用パターンを画像形成装
置自らが学習し、初期設定をユーザーの使用パターンに
応じて最適化する点が第一の実施形態と大きく異なる。
尚、その他の点については第一の実施形態と同様である
ので、説明を割愛する。
【0111】図10及び図29に基づき本実施形態にか
かる画像形成装置の動作を説明する。
【0112】かかる画像形成装置にあっては、先ず、主
電源が投入されると画像形成装置は使用可能状態となる
(S101)。
【0113】この時点では、通常用給電部111とスリ
ープ用給電部112はともに動作しており、制御手段1
23は、通電状態である。尚、この状態が通常使用状態
である(S102)。 画像形成装置は、出力命令を受
信すると、出力処理をし(S103)、この処理と並列
して制御手段123は画像形成時刻の学習結果から計算
するスリープ時刻となったかどうかを監視する(S10
4)。
【0114】ここで、スリープ時刻となると制御手段1
23は主電源投入/スリープ切換信号線113を通して
通常用給電部111停止する(S105)。尚、この状
態がスリープ状態であり、制御手段123のみが動作し
ている。
【0115】次に、制御手段123は画像形成時刻学習
結果から計算する主電源投入時刻となったかどうかを監
視する(S106)。
【0116】次に、図30に基づき、画像形成時刻の学
習方法及びスリープ時刻並びに主電源投入時刻の計算方
法について説明する。
【0117】尚、図14に示す学習時に使用する各変数
の名称と内容は次のとおりである。 NPRNT 前日の0時より次の日の0時までの総出力頁数 NPRAV 前日までの1時間あたりの平均出力枚数 HSTRT 前日に最初の出力を行った時刻 HSOPT 最初の出力を行った時刻の学習結果 HEND 前日に最後の出力を行った時刻 HEOPT 最後の出力を行った時刻の学習結果 HNOW 現在時刻 HON 主電源投入時刻 HOFF 主電源切断時刻 HOPTM トナー搬送頻度変更時刻の学習結果 PUP 画像形成装置使用初日のデータを無効とするためのフラグ (初日は0とし、2日日以降は1とする) ユーザ等が画像形成装置導入後最初に主電源を投入する
と(S100)、制御手段123は、トナー搬送頻度変
更時刻の学習及びスリープ時刻並びに主電瀬投入時刻の
計算に必要な変数を初期化する(S107)。
【0118】即ち、NPRNT(前日のプリント頁数)
を0、NPRAV(一時間あたりの出力頁数の平均値)
を250とし、画像形成装置使用初日を示すためにPU
Pを0とする。HOPTM(トナー搬送頻度変更時刻の
学習結果)として16時を、HSTRT(最初の出力を
行った時刻)HEND(最後の出力を行った時刻)とし
てそれぞれ8時、18時を、HON(主電源投入時刻)
として7.75(7時45分)、HOFF(主電源切断
時刻)として18.25(18時15分)をセットす
る。
【0119】その後、制御手段123は、HNOW(現
在時刻)が0時になったときに画像形成時刻の学習等の
処理を行なう。
【0120】先ず、現在が主電源投入の初日であるかど
うかをチェックする(S109)。
【0121】そうである場合はPUPのフラグを0にし
て(S110)、NPRNT(プリント頁数)のクリア
(S111)だけを行い、そうでない場合には、NPR
NTのチェックを行なう(S112)。
【0122】PRNTが0の場合は、そのまま何もしな
いで終了し(Sl13)、NPRNTが1以上の場合に
は学習及び再計算を行う(S114)。
【0123】HOPTMの学習は、 (式1) HOPTM=(HOPTM+HEOPT)/2−1 に従う。
【0124】即ち、HOPTMにて示される学習結果と
最後の出力時刻の学習結果の平均をとり、1時間減じた
ものを新しい学習結果としてHOPTMに格納する。
【0125】従って、前日のHOPTMが16時で、前
日のHEOPTが18時であれば、HOPTMは変化し
ないことになる。
【0126】HEOPTの学習は、 (式2) HEOPT=(HEOPT+HEND)/2 に従う。
【0127】即ち、HEOPTにて示される前日の学習
結果と当日の最後の出力時刻の平均をとったものを新し
い学習結果としてHEOPTに格納する。
【0128】但し、0時において、画像形成装置の主電
源が投入されている場合は、HEND=24時とする。
【0129】この後、NPRNT(プリント頁数)を0
にセットする(S111)。
【0130】制御手段123は、出力開始命令を受信し
たかどうかを監視する(S115)。
【0131】その日の最初の出力命令を受信したら、出
力時刻HSTRTの記憶を行う(Sl16)。
【0132】先ず、NPRNT(出力頁数)を1だけ進
め(Sl17)、NPRNTが1の場合には、HSTR
T(1枚目プリント時刻)にHNOW(現在時刻)を入
力するとともにHEND(最終プリント時刻)にHNO
Wを入力する(Sl18)。NPRNTが2枚以上の場
合には、HENDにHNOWを入力する(S120)。
【0133】以上のような構成を有する本実施形態にか
かる画像形成装置によれば、ユーザ等は、設定の煩わし
さから開放され、安定した出力画像を得ることができ、
表1に示すように、本実施形態によっても、すべての点
で優れた画像形成装置が実現される。
【0134】(第三の実施形態)次に、本発明の第三の
実施形態について説明する。尚、第一の実施形態及び第
二の実施形態と同様の構成に関しては、同一符号を付
し、その説明を省略する。
【0135】本実施形態においては、HOPTM(トナ
ー搬送頻度変更時刻の学習結果)の学習方法が第二の実
施形態と異なる。
【0136】即ち、HOPTMの学習は (式3) HOPTM=HEOPT−2×250/NPRAV に従う。
【0137】ここで、「2」とは、上述したTbrの標
準値「2時間」を示し、「250」とは、時間あたりの
出力頁数の標準値である。
【0138】更に、 (式4) NPRAV=NPOPT/(HEOP+HSOPT) で与えられる。
【0139】つまり、前日までの一時間あたりの出力貫
数の平均値NPRAVが小さければ、トナー搬送頻度変
更を早めに行い、大きければ遅くするわけである。
【0140】又、NPRAVが250(枚/分)であれ
ば、HOPTMは変化しないことになる。
【0141】尚、 (式5) HSOPT=(HSOPT+HSTRT)/2 で与えられる。
【0142】次に、本発明の有効性判断の材料とすべ
く、従来技術による比較例を示す。
【0143】<従来技術による比較例>本比較例にかか
る画像形成装置について説明する。尚、第一の実施形態
と同様の構成に関しては、説明を省略する。
【0144】本比較例にかかる画像形成装置は、現像剤
担持体たるスリーブの停止状態が長期間継続する前の期
間において、主現像剤容器たるトナー容器内に存在する
現像剤たるトナーの量を減少させることがない点のみが
第一の実施形態と異なる。
【0145】スリーブの停止状態が長期間継続した後に
おいて、本比較例にかかる画像形成装置の出力画像の画
像反射濃度は、第一の実施形態に係るものに比較して、
図27に示すごとく安定に時間がかかり、かぶりについ
ても、同様に劣る結果となる。
【0146】以上本発明の実施形態をいくつか掲げた
が、これらに限定されるものではなく、例えば、二以上
の現像剤担持体を有する現像装置や、トナー規制手段と
して現像剤担持体に接触する方式の現像装置、現像剤担
持体及び該現像剤担持体に内包される磁界発生手段が共
に回転する現像装置、潜像担持体に接触する現像装置を
有する画像形成装置等でもよい。
【0147】換言すれば、本発明の属する技術分野にお
ける通常の知識を有する者にとって、或いは、本発明の
趣旨に鑑みれば些細な置換、転用、付加等と認められる
すべての変更は、本発明の思想の範疇内に包含されるこ
とは勿論である。
【0148】
【発明の効果】以上説明したように、本出願にかかる発
明によれば、画像形成装置を使用しない状態が長期間継
続した直後における画像品位低下を抑制し、現像剤担持
体の空回転時間を短縮すると共に、画像形成装置内部の
トナー飛散を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態にかかる画像形成装置
の正面断面図である。
【図2】図1に示す画像形成装置に備えられた現像装置
の断面図である。
【図3】図2に示す現像装置に備えられた現像剤担持体
及び潜像担持体の間に印加される現像バイアスの波形を
説明するための図である。
【図4】図1に示す画像形成装置に備えられた副現像剤
容器の断面図である。
【図5】図4に示す副現像剤容器の斜視図である。
【図6】図2の現像装置に備えれたトナー落下規制部材
の図である。
【図7】図2の現像装置に備えれたトナー搬送スクリュ
ーの図である。
【図8】図7のトナー搬送スクリューの断面図である。
【図9】図1の画像形成装置の立面図である。
【図10】図1の画像形成装置の動作制御を説明するた
めのブロック図である。
【図11】副現像剤容器の交換を要する際の操作部の液
晶パネルの表示を示す図である。
【図12】画像形成命令拒否の際の操作部の液晶パネル
の表示を示す図である。
【図13】画像出力頁数に対する画像反射濃度推移を示
す図である。
【図14】本発明の第一の実施形態における画像形成動
作開始から終了までのトナー残量推移を示す図である。
【図15】画像出力頁数に対するかぶり推移を示す図で
ある。
【図16】操作部の液晶パネルの表示を示す図である。
【図17】操作部の液晶パネルの表示を示す図である。
【図18】操作部の液晶パネルの表示を示す図である。
【図19】操作部の液晶パネルの表示を示す図である。
【図20】操作部の液晶パネルの表示を示す図である。
【図21】操作部の液晶パネルの表示を示す図である。
【図22】操作部の液晶パネルの表示を示す図である。
【図23】操作部の液晶パネルの表示を示す図である。
【図24】操作部の液晶パネルの表示を示す図である。
【図25】画像出力頁数に対する画像反射濃度推移を示
す図である。
【図26】画像出力頁数に対するかぶり推移を示す図で
ある。
【図27】画像出力頁数に対するトナー残量推移を示す
図である。
【図28】画像出力頁数に対するかぶり推移を示す図で
ある。
【図29】本発明の第二の実施形態にかかる画像形成装
置の通常使用状態及びスリープ状態における動作を説明
するための図である。
【図30】本発明の第二の実施形態にかかる画像形成装
置の画像形成時刻の学習方法と、スリープ時刻並びに主
電源投入時刻の計算方法とを説明するための図である。
【符号の説明】
t トナー(現像剤) 1 潜像担持体 4 現像装置 9 トナーカートリッジ(副現像剤容器) 41 トナー容器(主現像剤容器) 123 制御手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA14 DA44 DD02 DE10 EA06 EC06 EC10 ED10 EE02 EE03 EE04 EE08 EJ18 EK03 GA23 GA30 GA47 GB05 GB19 2H077 AA03 AA09 AA12 AA35 AB02 AB04 AB12 AB14 AD06 AD13 AD18 AD36 BA02 BA03 BA07 DA15 DA18 DA75 DB03 DB10 DB14 DB21 DB22

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 潜像を担持する潜像担持体に現像剤を付
    与することにより該潜像を可視化する現像装置であっ
    て、現像剤を収容する主現像剤容器と、潜像担持体に対
    向して配設され上記現像剤を担持する現像剤担持体と、
    現像剤を収容し主現像剤容器内の現像剤量が第一所定量
    となるよう主現像剤容器内に現像剤を補給可能な副現像
    剤容器と備える現像装置において、現像剤担持体の駆動
    中断予定時間を予め設定し、現像剤担持体の駆動中断時
    に主現像剤容器内の現像剤量が上記第一所定量より少な
    い第二所定量となるよう、副現像剤容器による現像剤補
    給量を制御する制御手段を備え、制御手段は、上記駆動
    中断予定時間前の所定時間内に亘り、副現像剤容器によ
    る主現像剤容器への現像剤補給量を減少させるように設
    定されていることを特徴とする現像装置。
  2. 【請求項2】 現像剤担持体の駆動中断予定時間前の所
    定時間内に亘る副現像剤容器による現像剤補給量の減少
    は、副現像剤容器による現像剤補給速度を低下させるこ
    とにより行われることとする請求項1に記載の現像装
    置。
  3. 【請求項3】 現像剤担持体の駆動を所定時間以上継続
    して中断させた後に、所定値以上の画像比率の画像を出
    力する場合は、所定時間経過するまで該画像の出力を待
    機した後出力することとする請求項1又は請求項2に記
    載の現像装置。
  4. 【請求項4】 現像剤担持体の駆動中断予定時間は、現
    像装置の過去の使用状況に基づき設定されることとする
    請求項1乃至請求項3のいずれか一項に記載の現像装
    置。
  5. 【請求項5】 現像剤担持体の駆動中断予定時間は、予
    め設定された現像装置の稼動計画情報に基づき設定され
    ることとする請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記
    載の現像装置。
  6. 【請求項6】 現像剤担持体の駆動中断予定時間前の所
    定時間内に亘る副現像剤容器による現像剤補給量の減少
    は、副現像剤容器による現像剤補給頻度を低下させるこ
    とにより行われることとする請求項1乃至請求項5のい
    ずれか一項に記載の現像装置。
  7. 【請求項7】 一連の画像形成プロセスによって形成さ
    れた画像を記録媒体に記録する画像形成装置であって、
    請求項1乃至請求項6のいずれか一項に記載の現像装置
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
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