JP2000098827A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000098827A
JP2000098827A JP10282074A JP28207498A JP2000098827A JP 2000098827 A JP2000098827 A JP 2000098827A JP 10282074 A JP10282074 A JP 10282074A JP 28207498 A JP28207498 A JP 28207498A JP 2000098827 A JP2000098827 A JP 2000098827A
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Japan
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developer
image forming
developer container
amount
forming apparatus
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JP10282074A
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English (en)
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Hideki Fujita
秀樹 藤田
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、現像装置への現像剤補給の頻度を
低減させ、現像剤補給時の現像剤飛散の低減、現像剤補
給による画像形成動作の中断時間の短縮、更に、現像剤
補給後の画像の変化を抑制することのできる安価な画像
形成装置の提供を目的とする。 【解決手段】 トナーセンサ11が、現像剤容器10内
のトナー量を検知し、制御手段が、検知トナー量が32
0〜340gの際にトナー補給を要する旨の指示を発し
てから、検知トナー量が140〜200gの際に画像形
成指示を拒否するまでの時間を、トナーカートリッジ9
を脱却して新たにトナーカートリッジを装着するまでに
要する最短時間より大きく設定することにより達成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真複写機、
プリンタ、情報記録装置等の画像形成技術の分野で利用
され、特に静電潜像担持体上に形成された潜像を粉体現
像剤によって顕画像化する画像形成装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】近年、機器のネットワーク化の進行によ
る文書印刷量の増大に伴い、或いは、省スペースを目的
として、安価で小型な画像形成装置の需要が増加しつつ
ある。
【0003】かかる画像形成装置においては、潜像担持
体周辺の限られたスペース内に現像装置を配設するの
で、上記現像装置は小型化が図られ、現像剤の収納容量
も小さくなっている。そのため、上記現像装置にあって
は、現像装置の第一現像剤容器内に現像剤を供給するた
めの第二現像剤容器たる供給容器(以下、ホッパーとい
う)を現像装置と独立して設けることにより、現像装置
を設置するためのスペースを確保するようになっている
現像装置が知られており、実用に供されている。
【0004】かかる従来の現像装置を備える画像形成装
置の一例を図29に基づき説明する。
【0005】かかる画像形成装置は、画像形成動作の反
復により、現像装置101内及びホッパー8内の現像剤
たるトナーが消費され、現像装置101内のトナーが所
定量を下回ると、画像形成装置は、警告音や警告表示等
により、ユーザーにトナー補給を要する旨の警告を出す
とともに、それ以降の画像形成指令を拒否するようにな
っている。すなわち、コピーボタン(図示せず)を押さ
れてもコピーを行わなかったり、接続されているコンピ
ューター等の端末装置からプリント命令(画像形成指
令)が発せられても、それを拒否するようになってい
る。これは、トナー欠乏のために無駄な白紙プリントが
排出されたり、画像形成装置が故障したりすることを防
止するためである。
【0006】そして、上記警告により、ユーザーが、図
29に示すように、トナーが充填されたトナー補給容器
104を画像形成装置の所定の取り付け部位に装着し、
シャッター87を引くこと等により、トナーがホッパー
8の供給口87を経て落下し、現像装置101及びホッ
パー8に補給される。
【0007】画像形成装置の主電源スイッチ(図示せ
ず)をオフオンすることにより、現像装置101内のト
ナー量が再度検知され、トナーが十分に存在する、すな
わち、トナー補給がなされたと判断した場合には、トナ
ー補給警告を撤回し、画像形成命令を受けつける状態に
復帰する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
如きネットワーク化の進行による文書印刷量の増大に伴
い、トナー補給の頻度も増大する中で、トナー補給の際
のトナー飛散等を理由にこれを敬遠するユーザーは依然
として少なくなく、又、トナー補給の度に事務作業が中
断されることに対する不満も多い。
【0009】更に、トナー補給後の画像変化(画像濃度
低下、画像濃度均一性低下、白地かぶりの増加等)につ
いても、特に写真等のいわゆるピクトリアル画像の場合
に問題となる。
【0010】上記画像変化は、新しく補給されたトナー
と現像剤容器内の旧トナーとの物性(帯電量、粒径等)
差に起因している。
【0011】そこで、本発明は、現像装置への現像剤補
給の頻度を低減させ、現像剤補給時の現像剤飛散の低
減、現像剤補給による画像形成動作の中断時間の短縮、
更に、現像剤補給後の画像の変化を抑制することのでき
る安価な画像形成装置の提供を目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本出願によれば、上記目
的は、画像形成指令を受けることにより画像形成処理を
行う画像形成装置であって、現像剤を収容する第一現像
剤容器と、第一現像剤容器内の現像剤量を検知する検知
手段と、現像剤を収容し検知手段の検知現像剤量に応じ
て第一現像剤容器に現像剤を供給する着脱自在な第二現
像剤容器と、検知手段の検知現像剤量が第一所定量以下
の際に、現像剤補給を要する旨の警告を発し、検知手段
の検知現像剤量が第一所定量より少ない第二所定量以下
の際に、新たな画像形成指令を拒否するよう設定されて
いる制御手段とを有する画像形成装置において、制御手
段は、検知手段の検知現像剤量が第一所定量から第二所
定量となるまでに要する時間が、現像剤補給を要する旨
の警告を発してから第二現像剤容器を脱却して新たに第
二現像剤容器を装着するまでに要する最短時間より大き
く設定されているという第一の発明によって達成され
る。
【0013】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明において、検知手段は、第一現像剤容器内に配設さ
れる複数の圧電素子であるという第二の発明によっても
達成される。
【0014】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明において、第一現像剤容器は、内部に現像剤を撹
拌するための回転自在な撹拌手段を有しているという第
三の発明によっても達成される。
【0015】又、本出願によれば、上記目的は、第三の
発明において、検知手段は、1つの圧電素子で構成さ
れ、制御手段が、該圧電素子が第一現像剤容器内の現像
剤を検知する時間と撹拌手段の回転周期時間との割合が
第一所定割合以下となった際に、現像剤補給を要する旨
の警告を発し、上記割合が第一所定割合より小さい第二
所定割合以下となった際に、新たな画像形成指令を拒否
するよう設定されているという第四の発明によっても達
成される。
【0016】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明乃至第四の発明のいずれかにおいて、制御手段
は、現像剤補給を要する旨の警告を発してから、第二現
像剤容器を脱却し、新たに第二現像剤容器を装着するま
でに要する最短時間の間に、画像形成速度を徐々に減速
させるようになっているという第五の発明によっても達
成される。
【0017】又、本出願によれば、上記目的は、第一の
発明乃至第五の発明のいずれかにおいて、制御手段は、
可聴音を媒体として現像剤補給を要する旨の警告をする
可聴音手段を有するという第六の発明によっても達成さ
れる。
【0018】更に、本出願によれば、上記目的は、第一
の発明乃至第五の発明のいずれかにおいて、制御手段
は、画像形成装置の上方に突出して設けられ、光を発す
ることにより現像剤補給を要する旨の警告を発する可視
光発生手段を有するという第七の発明によっても達成さ
れる。
【0019】又、本出願によれば、上記目的は、画像形
成指令を受けることにより画像形成処理を行う画像形成
装置であって、現像剤を収容する第一現像剤容器と、第
一現像剤容器内の現像剤量を検知する検知手段と、現像
剤を収容し検知手段の検知現像剤量に応じて第一現像剤
容器に現像剤を供給する着脱自在な第二現像剤容器と、
第二現像剤容器から第一現像剤容器内へ供給された現像
剤を所定方向へ搬送しながら第一現像剤容器内の現像剤
と撹拌するための回転自在な複数の撹拌手段と、検知手
段の検知現像剤量が第一所定量以下の際に、現像剤補給
を要する旨の警告を行い、検知手段の検知現像剤量が第
一所定量より少ない第二所定量以下の際に、画像形成装
置に対する新たな画像形成指令を拒否するよう設定され
ている制御手段とを有する画像形成装置において、第一
現像剤容器は、上記所定方向の最も現像剤供給側の撹拌
手段と該撹拌手段の隣り合う撹拌手段との間の空間内部
の高さが、局所的に低くなっており、制御手段は、検知
手段の検知現像剤量が第一所定量から第二所定量となる
までに要する時間が、現像剤補給を要する旨の警告を発
してから第二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容
器を装着するまでに要する最短時間より大きく設定され
ているという第八の発明によっても達成される。
【0020】更に、本出願によれば、上記目的は、第八
の発明において、検知手段は、第一現像剤容器内に配設
される複数の圧電素子であるという第九の発明によって
も達成される。
【0021】又、本出願によれば、上記目的は、第八の
発明において、検知手段は、1つの圧電素子で構成さ
れ、制御手段が、該圧電素子が第一現像剤容器内の現像
剤を検知する時間と撹拌手段の回転周期時間との割合が
第一所定割合以下となった際に、現像剤補給を要する旨
の警告を行い、上記割合が第一所定割合より小さい第二
所定割合以下となった際に、画像形成装置に対する新た
な画像形成指令を拒否するよう設定されているという第
十の発明によっても達成される。
【0022】更に、本出願によれば、上記目的は、第八
の発明乃至第十の発明のいずれかにおいて、制御手段
は、現像剤補給を要する旨の警告を発してから、第二現
像剤容器を脱却し、新たに第二現像剤容器を装着するま
でに要する最短時間の間に、画像形成速度を徐々に減速
させるようになっているという第十一の発明によっても
達成される。
【0023】又、本出願によれば、上記目的は、第八の
発明乃至第十一の発明のいずれかにおいて、制御手段
は、可聴音を媒体として現像剤補給を要する旨の警告を
発する可聴音手段を有するという第十二の発明によって
も達成される。
【0024】更に、本出願によれば、上記目的は、第八
の発明乃至第十一の発明のいずれかにおいて、制御手段
は、画像形成装置の上方に突出して設けられ、光を発す
ることにより現像剤補給を要する旨の警告を発する可視
光発生手段を有するという第十三の発明によっても達成
される。
【0025】又、本出願によれば、上記目的は、画像形
成指令を受けることにより画像形成処理を行う画像形成
装置であって、現像剤を収容する第一現像剤容器と、第
一現像剤容器内の現像剤を担持する回転自在な現像剤担
持体と、第一現像剤容器内の現像剤量を検知する検知手
段と、現像剤を収容し検知手段の検知現像剤量に応じて
第一現像剤容器に現像剤を供給する着脱自在な第二現像
剤容器と、検知手段の検知現像剤量が第一所定量以下の
際に、現像剤補給を要する旨の警告を行い、検知手段の
検知現像剤量が第一所定量より少ない第二所定量以下の
際に、画像形成装置に対する新たな画像形成指令を拒否
するよう設定されている制御手段とを有する画像形成装
置において、第一現像剤容器内上部に配設され現像剤担
持体の軸方向に第二現像剤容器から供給される現像剤を
搬送させながら第一現像剤容器内に落下させるための搬
送空間が形成されている現像剤搬送部と、現像剤搬送部
内の搬送空間内に配設され現像剤を所定方向に搬送する
回転自在なスクリュ体とを有し、上記現像剤搬送部の搬
送空間は、落下穴若しくは溢流落下縁をもつ側壁部が形
成されており、制御手段は、検知手段の検知現像剤量が
第一所定量から第二所定量となるまでに要する時間が、
現像剤補給を要する旨の警告を発してから第二現像剤容
器を脱却して新たに第二現像剤容器を装着するまでに要
する最短時間より大きく設定されているという第十四の
発明によっても達成される。
【0026】更に、本出願によれば、上記目的は、第十
四の発明において、検知手段は、第一現像剤容器内に配
設される複数の圧電素子であるという第十五の発明によ
っても達成される。
【0027】又、本出願によれば、上記目的は、第十四
の発明において、第一現像剤容器は、内部に現像剤を撹
拌するための回転自在な撹拌手段を有しているという第
十六の発明によっても達成される。
【0028】更に、本出願によれば、上記目的は、第十
六の発明において、検知手段は、1つの圧電素子で構成
され、制御手段が、第一現像剤容器内の現像剤が上記圧
電素子により検知されている時間と撹拌手段の回転周期
時間との割合が第一所定割合以下となった際に、現像剤
補給を要する旨の警告を発し、上記割合が第一所定割合
より小さい第二所定割合以下となった際に、画像形成装
置に対する新たな画像形成指令を拒否するよう設定され
ているという第十七の発明によっても達成される。
【0029】又、本出願によれば、上記目的は、第十四
の発明乃至第十七の発明のいずれかにおいて、制御手段
は、現像剤補給を要する旨の警告を発してから、第二現
像剤容器を脱却し、新たに第二現像剤容器を装着するま
でに要する最短時間の間に、画像形成速度を徐々に減速
させるようになっているという第十八の発明によっても
達成される。
【0030】更に、本出願によれば、上記目的は、第十
四の発明乃至第十八の発明のいずれかにおいて、制御手
段は、可聴音を媒体として現像剤補給を要する旨の警告
を発する可聴音手段を有するという第十九の発明によっ
ても達成される。
【0031】又、本出願によれば、上記目的は、第十四
の発明乃至第十八の発明のいずれかにおいて、制御手段
は、画像形成装置の上方に突出して設けられ、光を発す
ることにより現像剤補給を要する旨の警告を発する可視
光発生手段を有する第二重の発明によっても達成され
る。
【0032】更に、本出願によれば、上記目的は、画像
形成指令を受けることにより画像形成処理を行う画像形
成装置であって、現像剤を収容する第一現像剤容器と、
第一現像剤容器内の現像剤を担持する回転自在な現像剤
担持体と、第一現像剤容器内の現像剤量を検知する検知
手段と、現像剤を収容し検知手段の検知現像剤量に応じ
て第一現像剤容器に現像剤を供給する着脱自在な第二現
像剤容器と、第二現像剤容器から第一現像剤容器内へ供
給された現像剤を所定方向へ搬送しながら第一現像剤容
器内の現像剤と撹拌するための回転自在な複数の撹拌手
段と、検知手段の検知現像剤量が第一所定量以下の際
に、現像剤補給を要する旨の警告を行い、検知手段の検
知現像剤量が第一所定量より少ない第二所定量以下の際
に、画像形成装置に対する新たな画像形成指令を拒否す
るよう設定されている制御手段とを有する画像形成装置
において、第一現像剤容器内上部に配設され現像剤担持
体の軸方向に第二現像剤容器から供給される現像剤を搬
送させながら第一現像剤容器内に落下させるための搬送
空間が形成されている現像剤搬送部と、現像剤搬送部内
の搬送空間内に配設され現像剤を所定方向に搬送する回
転自在なスクリュ体とを有し、上記現像剤搬送部の搬送
空間は、落下穴若しくは溢流落下縁をもつ側壁部が形成
されており、第一現像剤容器は、上記所定方向の最も現
像剤供給側の撹拌手段と該撹拌手段の隣り合う撹拌手段
との間の空間内部の高さが、局所的に低くなっており、
制御手段は、検知手段の検知現像剤量が第一所定量から
第二所定量となるまでに要する時間が、現像剤補給を要
する旨の警告を発してから第二現像剤容器を脱却して新
たに第二現像剤容器を装着するまでに要する最短時間よ
り大きく設定されているという第二重位置の発明によっ
ても達成される。
【0033】又、本出願によれば、上記目的は、第二十
一の発明において、検知手段は、第一現像剤容器内に配
設される複数の圧電素子であるという第二十二の発明に
よっても達成される。
【0034】更に、本出願によれば、上記目的は、第二
十一の発明において、検知手段は、1つの圧電素子で構
成され、制御手段が、第一現像剤容器内の現像剤が上記
圧電素子により検知されている時間と撹拌手段の回転周
期時間との割合が第一所定割合以下となった際に、現像
剤補給を要する旨の警告を発し、上記割合が第一所定割
合より小さい第二所定割合以下となった際に、画像形成
装置に対する新たな画像形成指令を拒否するよう設定さ
れているという第二十三の発明によっても達成される。
【0035】又、本出願によれば、上記目的は、第二十
の発明乃至第二十三の発明のいずれかにおいて、制御手
段は、現像剤補給を要する旨の警告を発してから、第二
現像剤容器を脱却し、新たに第二現像剤容器を装着する
までに要する最短時間の間に、画像形成速度を徐々に減
速させるようになっているという第二十四の発明によっ
ても達成される。
【0036】更に、本出願によれば、上記目的は、第二
十の発明乃至第二十四の発明のいずれかにおいて、制御
手段は、可聴音を媒体として現像剤補給を要する旨の警
告を発する可聴音手段を有するという第二十五の発明に
よっても達成される。
【0037】又、本出願によれば、上記目的は、第二十
の発明乃至第二十四の発明のいずれかにおいて、制御手
段は、画像形成装置の上方に突出して設けられ、光を発
することにより現像剤補給を要する旨の警告を発する可
視光発生手段を有するという第二十六の発明によっても
達成される。
【0038】すなわち、本出願にかかる第一の発明にあ
っては、検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検
知し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に現
像剤補給を要する旨の警告を発してから、検知現像剤量
が第二所定量の際に画像形成指令を拒否するまでの時間
を、第二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容器を
装着するまでに要する最短時間より大きく設定する。
【0039】又、本出願にかかる第二の発明にあって
は、複数の圧電素子が、第一現像剤容器内の現像剤量を
検知し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に
現像剤補給を要する旨の警告を発してから、検知現像剤
量が第二所定量の際に画像形成指令を拒否するまでの時
間を、第二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容器
を装着するまでに要する最短時間より大きく設定する。
【0040】更に、本出願にかかる第三の発明にあって
は、検知手段が、第一現像剤容器内の撹拌手段によって
撹拌されている現像剤を検知し、制御手段が、検知現像
剤量が第一所定量の際に現像剤補給を要する旨の警告を
発してから、検知現像剤量が第二所定量の際に画像形成
指令を拒否するまでの時間を、第二現像剤容器を脱却し
て新たに第二現像剤容器を装着するまでに要する最短時
間より大きく設定する。
【0041】又、本出願にかかる第四の発明にあって
は、一つの圧電素子が、第一現像剤容器内の撹拌手段に
よって撹拌されている現像剤を検知し、制御手段が、撹
拌手段の回転周期時間に亘る圧電素子が現像剤を検知す
る時間の割合が第一所定割合以下となった際に現像剤補
給を要する旨の警告を発してから、上記割合が第二所定
割合となった際に画像形成指令を拒否するまでの時間
を、第二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容器を
装着するまでに要する最短時間より大きく設定する。
【0042】更に、本出願にかかる第五の発明にあって
は、検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検知
し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に現像
剤補給を要する旨の警告を発してから、検知現像剤量が
第二所定量の際に画像形成指令を拒否するまでの時間
を、第二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容器を
装着するまでに要する最短時間より大きくなるように、
画像形成速度を減速させる。
【0043】又、本出願にかかる第六の発明にあって
は、検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検知
し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に可聴
音手段が可聴音を媒体として現像剤補給を要する旨の警
告を発してから、検知現像剤量が第二所定量の際に画像
形成指令を拒否するまでの時間を、第二現像剤容器を脱
却して新たに第二現像剤容器を装着するまでに要する最
短時間より大きく設定する。
【0044】更に、本出願にかかる第七の発明にあって
は、検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検知
し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に可視
光発生手段が光を発することにより現像剤補給を要する
旨の警告を発してから、検知現像剤量が第二所定量の際
に画像形成指令を拒否するまでの時間を、第二現像剤容
器を脱却して新たに第二現像剤容器を装着するまでに要
する最短時間より大きく設定する。
【0045】又、本出願にかかる第八の発明にあって
は、検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検知
し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に現像
剤補給を要する旨の警告を発してから、検知現像剤量が
第二所定量の際に画像形成指令を拒否するまでの時間
を、第二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容器を
装着するまでに要する最短時間より大きく設定すると共
に、第一現像剤容器の内部空間の局所的に低くなってい
る部分が、該部分より現像剤供給側と反対側から現像剤
供給側へ移動する現像剤を阻止する。
【0046】更に、本出願にかかる第九の発明にあって
は、複数の圧電素子が、第一現像剤容器内の現像剤量を
検知し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に
現像剤補給を要する旨の警告を発してから、検知現像剤
量が第二所定量の際に画像形成指令を拒否するまでの時
間を、第二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容器
を装着するまでに要する最短時間より大きく設定すると
共に、第一現像剤容器の内部空間の局所的に低くなって
いる部分が、該部分より現像剤供給側と反対側から現像
剤供給側へ移動する現像剤を阻止する。
【0047】又、本出願にかかる第十の発明にあって
は、一つの圧電素子が、第一現像剤容器内の撹拌手段に
よって撹拌されている現像剤を検知し、制御手段が、撹
拌手段の回転周期時間に亘る圧電素子が現像剤を検知す
る時間の割合が第一所定割合以下となった際に現像剤補
給を要する旨の警告を発してから、上記割合が第二所定
割合となった際に画像形成指令を拒否するまでの時間
を、第二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容器を
装着するまでに要する最短時間より大きく設定すると共
に、第一現像剤容器の内部空間の局所的に低くなってい
る部分が、該部分より現像剤供給側と反対側から現像剤
供給側へ移動する現像剤を阻止する。
【0048】更に、本出願にかかる十一の発明にあって
は、検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検知
し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に現像
剤補給を要する旨の警告を発してから、検知現像剤量が
第二所定量の際に画像形成指令を拒否するまでの時間
を、第二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容器を
装着するまでに要する最短時間より大きくなるように、
画像形成速度を減速させる。
【0049】又、本出願にかかる第十二の発明にあって
は、検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検知
し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に可聴
音手段が可聴音を媒体として現像剤補給を要する旨の警
告を発してから、検知現像剤量が第二所定量の際に画像
形成指令を拒否するまでの時間を、第二現像剤容器を脱
却して新たに第二現像剤容器を装着するまでに要する最
短時間より大きく設定すると共に、第一現像剤容器の内
部空間の局所的に低くなっている部分が、該部分より現
像剤供給側と反対側から現像剤供給側へ移動する現像剤
を阻止する。
【0050】更に、本出願にかかる第十三の発明にあっ
ては、検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検知
し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に可視
光発生手段が光を発することにより現像剤補給を要する
旨の警告を発してから、検知現像剤量が第二所定量の際
に画像形成指令を拒否するまでの時間を、第二現像剤容
器を脱却して新たに第二現像剤容器を装着するまでに要
する最短時間より大きく設定すると共に、第一現像剤容
器の内部空間の局所的に低くなっている部分が、該部分
より現像剤供給側と反対側から現像剤供給側へ移動する
現像剤を阻止する。
【0051】又、本出願にかかる第十四の発明にあって
は、検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検知
し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に現像
剤補給を要する旨の警告を発してから、検知現像剤量が
第二所定量の際に画像形成指令を拒否するまでの時間
を、第二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容器を
装着するまでに要する最短時間より大きく設定すると共
に、スクリュ体が現像剤搬送部の搬送空間内の現像剤を
所定方向に搬送しながら、落下穴又は溢流落下縁をもつ
側壁部から現像剤担持体の軸方向に上記現像剤を落下さ
せる。
【0052】更に、本出願にかかる第十五の発明にあっ
ては、複数の圧電素子が、第一現像剤容器内の現像剤量
を検知し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際
に現像剤補給を要する旨の警告を発してから、検知現像
剤量が第二所定量の際に画像形成指令を拒否するまでの
時間を、第二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容
器を装着するまでに要する最短時間より大きく設定する
と共に、スクリュ体が現像剤搬送部の搬送空間内の現像
剤を所定方向に搬送しながら、落下穴又は溢流落下縁を
もつ側壁部から現像剤担持体の軸方向に上記現像剤を落
下させる。
【0053】又、本出願にかかる第十六の発明にあって
は、検知手段が、第一現像剤容器内の撹拌手段によって
撹拌されている現像剤を検知し、制御手段が、検知現像
剤量が第一所定量の際に現像剤補給を要する旨の警告を
発してから、検知現像剤量が第二所定量の際に画像形成
指令を拒否するまでの時間を、第二現像剤容器を脱却し
て新たに第二現像剤容器を装着するまでに要する最短時
間より大きく設定すると共に、スクリュ体が現像剤搬送
部の搬送空間内の現像剤を所定方向に搬送しながら、落
下穴又は溢流落下縁をもつ側壁部から現像剤担持体の軸
方向に上記現像剤を落下させる。
【0054】更に、本出願にかかる第十七の発明にあっ
ては、一つの圧電素子が、第一現像剤容器内の撹拌手段
によって撹拌されている現像剤を検知し、制御手段が、
撹拌手段の回転周期時間に亘る圧電素子が現像剤を検知
する時間の割合が第一所定割合以下となった際に現像剤
補給を要する旨の警告を発してから、上記割合が第二所
定割合となった際に画像形成指令を拒否するまでの時間
を、第二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容器を
装着するまでに要する最短時間より大きく設定すると共
に、スクリュ体が現像剤搬送部の搬送空間内の現像剤を
所定方向に搬送しながら、落下穴又は溢流落下縁をもつ
側壁部から現像剤担持体の軸方向に上記現像剤を落下さ
せる。
【0055】又、本出願にかかる第十八の発明にあって
は、検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検知
し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に現像
剤補給を要する旨の警告を発してから、検知現像剤量が
第二所定量の際に画像形成指令を拒否するまでの時間
を、第二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容器を
装着するまでに要する最短時間より大きくなるように、
画像形成速度を減速させる。
【0056】更に、本出願にかかる第十九の発明にあっ
ては、検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検知
し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に可聴
音手段が可聴音を媒体として現像剤補給を要する旨の警
告を発してから、検知現像剤量が第二所定量の際に画像
形成指令を拒否するまでの時間を、第二現像剤容器を脱
却して新たに第二現像剤容器を装着するまでに要する最
短時間より大きく設定すると共に、スクリュ体が現像剤
搬送部の搬送空間内の現像剤を所定方向に搬送しなが
ら、落下穴又は溢流落下縁をもつ側壁部から現像剤担持
体の軸方向に上記現像剤を落下させる。
【0057】又、本出願にかかる第二十の発明にあって
は、検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検知
し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に可視
光発生手段が光を発することにより現像剤補給を要する
旨の警告を発してから、検知現像剤量が第二所定量の際
に画像形成指令を拒否するまでの時間を、第二現像剤容
器を脱却して新たに第二現像剤容器を装着するまでに要
する最短時間より大きく設定すると共に、スクリュ体が
現像剤搬送部の搬送空間内の現像剤を所定方向に搬送し
ながら、落下穴又は溢流落下縁をもつ側壁部から現像剤
担持体の軸方向に上記現像剤を落下させる。
【0058】更に、本出願にかかる第二十一の発明にあ
っては、検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検
知し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に現
像剤補給を要する旨の警告を発してから、検知現像剤量
が第二所定量の際に画像形成指令を拒否するまでの時間
を、第二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容器を
装着するまでに要する最短時間より大きく設定すると共
に、スクリュ体が現像剤搬送部の搬送空間内の現像剤を
所定方向に搬送しながら、落下穴又は溢流落下縁をもつ
側壁部から現像剤担持体の軸方向に上記現像剤を落下さ
せ、第一現像剤容器の内部空間の局所的に低くなってい
る部分が、該部分より現像剤供給側と反対側から現像剤
供給側へ移動する現像剤を阻止する。
【0059】又、本出願にかかる第二十二の発明にあっ
ては、複数の圧電素子が、第一現像剤容器内の現像剤量
を検知し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際
に現像剤補給を要する旨の警告を発してから、検知現像
剤量が第二所定量の際に画像形成指令を拒否するまでの
時間を、第二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容
器を装着するまでに要する最短時間より大きく設定する
と共に、スクリュ体が現像剤搬送部の搬送空間内の現像
剤を所定方向に搬送しながら、落下穴又は溢流落下縁を
もつ側壁部から現像剤担持体の軸方向に上記現像剤を落
下させ、第一現像剤容器の内部空間の局所的に低くなっ
ている部分が、該部分より現像剤供給側と反対側から現
像剤供給側へ移動する現像剤を阻止する。
【0060】更に、本出願にかかる第二十三の発明にあ
っては、一つの圧電素子が、第一現像剤容器内の撹拌手
段によって撹拌されている現像剤を検知し、制御手段
が、撹拌手段の回転周期時間に亘る圧電素子が現像剤を
検知する時間の割合が第一所定割合以下となった際に現
像剤補給を要する旨の警告を発してから、上記割合が第
二所定割合となった際に画像形成指令を拒否するまでの
時間を、第二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容
器を装着するまでに要する最短時間より大きく設定する
と共に、スクリュ体が現像剤搬送部の搬送空間内の現像
剤を所定方向に搬送しながら、落下穴又は溢流落下縁を
もつ側壁部から現像剤担持体の軸方向に上記現像剤を落
下させ、第一現像剤容器の内部空間の局所的に低くなっ
ている部分が、該部分より現像剤供給側と反対側から現
像剤供給側へ移動する現像剤を阻止する。
【0061】又、本出願にかかる第二十四の発明にあっ
ては、検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検知
し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に現像
剤補給を要する旨の警告を発してから、検知現像剤量が
第二所定量の際に画像形成指令を拒否するまでの時間
を、第二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容器を
装着するまでに要する最短時間より大きくなるように、
画像形成速度を減速させ、第一現像剤容器の内部空間の
局所的に低くなっている部分が、該部分より現像剤供給
側と反対側から現像剤供給側へ移動する現像剤を阻止す
る。
【0062】更に、本出願にかかる第二十五の発明にあ
っては、検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検
知し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に可
聴音手段が可聴音を媒体として現像剤補給を要する旨の
警告を発してから、検知現像剤量が第二所定量の際に画
像形成指令を拒否するまでの時間を、第二現像剤容器を
脱却して新たに第二現像剤容器を装着するまでに要する
最短時間より大きく設定すると共に、スクリュ体が現像
剤搬送部の搬送空間内の現像剤を所定方向に搬送しなが
ら、落下穴又は溢流落下縁をもつ側壁部から現像剤担持
体の軸方向に上記現像剤を落下させ、第一現像剤容器の
内部空間の局所的に低くなっている部分が、該部分より
現像剤供給側と反対側から現像剤供給側へ移動する現像
剤を阻止する。
【0063】又、本出願にかかる第二十六の発明にあっ
ては、検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検知
し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に可視
光発生手段が光を発することにより現像剤補給を要する
旨の警告を発してから、検知現像剤量が第二所定量の際
に画像形成指令を拒否するまでの時間を、第二現像剤容
器を脱却して新たに第二現像剤容器を装着するまでに要
する最短時間より大きく設定すると共に、スクリュ体が
現像剤搬送部の搬送空間内の現像剤を所定方向に搬送し
ながら、落下穴又は溢流落下縁をもつ側壁部から現像剤
担持体の軸方向に上記現像剤を落下させ、第一現像剤容
器の内部空間の局所的に低くなっている部分が、該部分
より現像剤供給側と反対側から現像剤供給側へ移動する
現像剤を阻止する。
【0064】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に関して、添
付図面の図1乃至図28に基づき説明する。
【0065】(第一の実施形態)先ず、本発明の第一の
実施形態に関して、図1乃至図17に基づき説明する。
【0066】図1は、本実施形態にかかる画像形成装置
の一例たるディジタル複写機の概略構成を示す模式的断
面図である。
【0067】かかるデジタル複写機は、図1に示すよう
に、外周面に静電潜像が形成されるドラム状の潜像担持
体たる感光ドラム0と、感光ドラム0の外周面を規定電
位に帯電するための帯電体20と、規定電位に帯電せし
められた上記外周面に露光により静電潜像を形成する半
導体レーザ5と、上記静電潜像を現像剤により可視画像
化する現像装置1と、上記外周面に形成された可視画像
(顕像)をシート状の記録媒体たる転写材に転写する転
写装置21と、定着装置22とを備えている。
【0068】かかるディジタル複写機は、図1に示すよ
うに、原稿等の画像を電気信号として入力する画像入力
部2が配設されている。
【0069】画像入力部2は、一般にCCD素子によっ
て構成され、原稿等からの反射光RLを光電変換によっ
て電気信号に変換するようになっている。
【0070】上記電気信号は、画像処理部3に入力さ
れ、8bitのディジタル信号にA/D変換された後、
シェーディング補正及びLog変換が行われる。したが
って、変換後の画像データは原稿の濃淡情報を8bi
t、すなわち0〜255の階調で表すことができる。
【0071】更に、このように処理を加えられた上記画
像データは、PWM変調回路4によって、そのデータ値
の大きさに比例したパルス幅の信号になるように時間的
に変調される。
【0072】半導体レーザ5は、PWM変調回路4によ
って変調された信号に基づいて駆動され、その出力光E
Lを走査することにより、画像データ値の大きさに応じ
た光出力が空間的に形成される。
【0073】上記光出力により潜像担持体たる感光ドラ
ム0を露光することによって、読み込んだ原稿等の画像
データに対応する電荷分布からなる潜像が感光ドラム0
上に形成され、この電荷分布により形成される潜像を現
像装置1が現像剤たるトナーを付与することによって顕
像化し、トナーが消費されることになる。
【0074】一方、与えられた画像情報に応じた画像情
報を記録される転写材は、デジタル複写機の本体に取外
し自在に支持されたカセット6a,6cから、感光ドラ
ム0と転写装置21との間の転写部へと、所定タイミン
グ等にて給紙される。
【0075】よって、転写部に達した転写材は、感光ド
ラム0の外周面に形成され、担持された顕像を転写体2
1から電気的相互作用により転写される。
【0076】次に、顕像を一方の面に未定着状態に担持
せしめられた転写材は(以下、未定着状態にある顕像を
未定着像と称する)、定着装置22において熱供給及び
圧力付与されることにより、未定着像が溶融して定着せ
しめられ、以て、転写材は、与えられた画像情報に応じ
た画像が記録され、画像形成された転写材は、デジタル
複写機本体の他方の側面に配置された排紙トレイ(図示
せず)に排紙される。
【0077】図2は、現像装置1の概略構成を示す模式
的断面図である。
【0078】現像装置1は、トナーを収容せしめる樹脂
性の第一現像剤容器たる現像剤容器10と、検知手段た
るトナーセンサ11a,11bと、非磁性金属性の現像
剤担持体たるスリーブ16(直径24.5mm)と、樹
脂性の撹拌手段たるトナー撹拌搬送部材14bと、非磁
性金属性の撹拌手段たるトナー撹拌搬送部材14a,1
4cと、非磁性金属性のトナー量規制部材15とを備え
ている。
【0079】現像剤容器10は、最大奥行310mm、
最大高さ45mm、最大幅約80mmのトナーの収容空
間を有し、トナー撹拌搬送部材14a,14b,14c
に対応する3つのトナー撹拌領域10a,10b,10
cを有する。
【0080】最上流のトナー撹拌領域10aには、撹拌
半径18mmの非磁性金属性のトナー撹拌搬送部材14
aが配設されている。
【0081】又、最上流のトナー撹拌領域10aとその
直下流のトナー撹拌領域10bとの境界領域には、上方
より仕切り壁12bが伸びて、現像剤容器10内におい
て上記境界領域の高さが局所的に低くなっており、両ト
ナー撹拌領域の通路の最狭部の高さhは約16mmとな
っている。
【0082】かかる狭部を設けることにより、撹拌され
て適度に電荷を保持する旧トナーが最上流のトナー撹拌
領域10aへ逆流するのを妨げるため、トナー補給後の
出力画像の画質低下を防ぎ現像剤容器内のトナー水準変
化を精度良く検知することが可能となる。
【0083】スリーブ16は、内部に6つの磁極を有す
る固定永久磁石17を内包しており、固定永久磁石17
の磁力により、磁性を有するトナーを吸引し、スリーブ
16上に担持されたトナーは、トナー量規制部材15に
より、薄層に形成され、感光ドラム0と150〜270
umの間隙をもって対向する現像部にて感光ドラム0上
の静電潜像を現像するようになっている。
【0084】トナー量規制部材15は、厚さ0.8mm
の板状に形成され、スリーブ16間の間隙は210〜2
70umとなっている。
【0085】スリーブ16は、380〜550mm/s
の速度にてA方向に回転駆動されるようになっている。
【0086】上記間隙間には、図2に示すように、電源
18により、振幅1100〜1500V、周波数250
0〜2900Hzの鋸型交流電圧に150〜300Vの
直流電圧を重畳したものが印加されるようになってい
る。
【0087】感光ドラム0は、アルミ合金の基材上に非
晶質シリコンを主体とする感光層が形成された直径80
mmの中空円筒で、265mm/sの速度にて、B方向
に回転するようになっている。
【0088】そして、図4に示すように、現像剤容器1
0の長手方向一端部に離間して、トナーが約2000g
充填されたトナーカートリッジ9が装着されるようにな
っている。
【0089】通常、トナーカートリッジ9は、図5に示
すように、ユーザーがトナーカートリッジを交換すると
きの便宜を考慮し画像形成装置5の操作部側、すなわち
手前側に設けられ、トナーカートリッジ9は、その開口
端部92が画像形成装置5のトナーカートリッジ装着部
51にて、画像形成装置と結合している。
【0090】トナーカートリッジ9は、1800gのト
ナーが充填され、トナーを撹拌、搬送するための撹拌棒
93及びスクリュー94を内蔵した状態で商品として流
通しているものであり、「セットオン」タイプと呼ばれ
ているものであり、画像形成装置に設けられたモーター
52aにより、回転駆動されるようになっている。
【0091】撹拌棒93は、トナーカートリッジ9内で
のトナーの凝集を防止するようになっている。
【0092】トナーカートリッジ9内スクリュー94
は、トナー補給命令が発せられている間は、TR1
(秒)の回転と、TR2(秒)の停止とを1サイクルと
した基本動作を反復する。
【0093】本実施形態にかかる画像形成装置は、周辺
雰囲気の湿度を検知するための湿度センサ(図示せず)
を有し、該湿度センサの信号により上記基本動作を2段
階で変更する。具体的には、周辺雰囲気の絶対水分量が
12g/kg未満のときはVR1=2、TR2=1と
し、12g/kg以上のときはTR1=4、TR2=2
とするようになっている。
【0094】上記周辺雰囲気の湿度が低くなればトナー
の凝集度は高くなり、逆に、湿度が高くなれば凝集度は
低くなることによるトナー落下分布の変化を抑制するた
めである。尚、本実施形態では負帯電性のトナーを用い
ており、正帯電性のトナーについては、湿度が低くなれ
ばトナーの凝集度も低くなり、逆に、湿度が高くなれば
凝集度も高くなることが多い。
【0095】ここで、一例として低湿下でのトナーの搬
送供給の様子を説明する。
【0096】スクリュー94の回転により、開口92よ
り排出されたトナーは、トナー搬送部12の一端部12
c上に落下し、トナー搬送部12に沿って回転自在に設
けられたトナー供給部材としてのスクリュー13により
現像剤容器10の長手方向の全域に均一にトナー補給を
行う。
【0097】又、スクリュー13は、トナーセンサー1
1bの信号に応じて、画像形成装置に設けられたモータ
ー(図示せず)により、上述のスリーブ16等とともに
歯車(図示せず)を経由して回転駆動される。
【0098】樹脂製のスクリュー13の外径は10m
m、非磁性金属製の真棒13aの外径6mm、スクリュ
ーピッチは20mmで(図8)300rpmで回転する
ようになっている。
【0099】検知手段たるトナーセンサ11a,11b
は、ジルコン酸チタン酸鉛等製の圧電素子であり、検知
面は直径9mmの円形を呈する。
【0100】よって、トナーカートリッジ9の開口92
より排出されたトナーは、スクリュー13が回転するこ
とによりトナー搬送部12に沿って搬送されながら現像
剤容器10内長手方向に設けられたスクリュー壁12a
を超えることにより現像剤容器10へと供給されるが、
低湿度の影響でトナーの凝集度が高まると、トナー同士
の吸着力が増加し、トナーの高さがスクリュー壁12a
を超えるようになるので現像剤容器10側へ落下しやす
くなる。その結果、トナーは長手方向手前側では落下し
やすくなる。
【0101】尚、高湿では逆に奥側に多くトナーが落下
することになる。
【0102】又、トナーセンサー11a,11bは、図
2に示すように、現像装置1の手前側側面であって、撹
拌搬送部材14b、14cの回転半径内の右上方に取り
付けられている。
【0103】現像装置1のスリーブ等の駆動歯車等が現
像装置1の奥側に配置され、スペース的な余裕がないた
めである。
【0104】トナーセンサ11a,11bの検知面のト
ナーによる被覆率が所定値以上になると、『トナー有
り』としてHレベルの出力信号を出力し、所定値以下に
なると『トナー無し』として、Lレベルの信号を出力す
る。
【0105】2個のトナーセンサ11aとトナーセンサ
11bとはその目的を異にする。
【0106】すなわち、トナーセンサ11aは、トナー
無しを検知すると、トナーカートリッジからトナーを補
給させ、さらにユーザー等に対してトナーカートリッジ
交換警告を発するのに対し、トナーセンサ11bは、ト
ナー無しを検知すると、コピーボタンを押してもコピー
を行わなかったり、接続しているコンピューター等から
プリント命令が発せられても、それを拒否するようにな
っている(図11)。
【0107】又、トナーセンサ11の検知面にトナーが
付着してしまうと、誤検知が生ずるため、撹拌搬送部材
14b,14cに取着した図9の如き清掃部材19を回
転させながら、定期的にセンサ面に付着したトナーを掻
き落している。
【0108】トナーセンサ11の出力は、所定検知領域
であるセンサ面上のトナーの状態、即ち撹拌部材14の
回転に依存して変わるようになっており、現像剤容器1
0内のトナー量によって図14乃至図17に示すような
特性を示す。図14乃至図17は、現像剤容器10内の
残トナー量が異なる場合の、撹拌部材14の動きに応じ
たトナー動き方と、これに対応したトナーセンサ11の
出力信号を示している。
【0109】図14の状態は、トナーがまだ十分に現像
剤容器10内に残っている場合で、トナーを撹拌、搬送
するために回転している撹拌部材14がどの位置にあっ
てもトナーセンサ11がトナー無しの出力をすることは
なく、Hレベルの出力を維持している。
【0110】図15の状態は、少しトナーが消費されて
いる状態であり、撹拌部材14がトナーセンサ11を通
過した直後、トナーは撹拌部材14により寄せられてい
る短い期間だけ、トナーセンサ11のセンサ面がトナー
より露出し、トナー無しを示すLレベルの出力をする
が、ほとんどの期間はトナー有りの出力をしている。
【0111】図16の状態は、さらにトナーが消費され
た状態であり、撹拌部材14が残り少ないトナーを寄せ
集め、トナーセンサ11の直前に来た時のみトナーセン
サ11のセンサ面がトナーに接し、トナー有りの信号を
出力している。
【0112】図17の状態は、さらにトナー消費が進
み、撹拌部材14が回転してもトナーセンサ11のセン
サ面にトナーが接することがなく、常にトナー無しの出
力をしている。
【0113】以上説明したトナーの残量と、撹拌部材1
4の回転に伴うトナーセンサ11のトナー有りの信号
(Hレベルの信号)の出力状態との関係を定量的に表し
たのが、図6のグラフである。グラフの横軸は現像剤容
器10内のトナー残量であり、グラフの縦軸は、現像剤
容器1内の撹拌部材14の回転周期TROTを分母と
し、上記回転周期中にトナーセンサ11の出力信号がト
ナー有り状態となった時間Tyを分子とした比率ηyで
ある。
【0114】トナーセンサ11aにおいて比率ηyが4
0%となる場合のトナー残量は約320〜340gであ
り、また、100%となる場合は約380g以上、0と
なる場合は約270〜330gである。
【0115】トナーセンサ11bにおいて比率ηyが0
%となる場合のトナー残量は約140〜200gであ
る。
【0116】現像剤容器10のトナー残量が第一所定量
たる約320〜340gである場合には、トナー補給警
告を発し、トナーカートリッジ交換を行った方が良いこ
とは勿論であるが、所定の期間、即ちトナー残量が約1
40〜200gになるまでは、画像形成を許可するよう
になっている。
【0117】しかし、現像剤容器10のトナー残量が第
二所定量たる約140〜200gになった場合に、トナ
ーの補給が行われずに画像形成動作が継続して行われた
とすると、画像の白抜けが発生する可能性があるため、
画像形成命令を拒否するようになっている。
【0118】そこで、本実施形態においては、上述のよ
うにして求めた比率がトナーセンサ11aにおいて40
%となった場合には、トナーカートリッジからトナーを
補給し、比率が0%となった時にトナーカートリッジ交
換を促し、更にトナーセンサ11bにおいて比率が0%
となったときに画像形成動作を禁止することとした。
【0119】したがって、最大340−140=200
g、最小320−200=120gのトナーにより、ト
ナー補給警告を発せられてから、画像形成動作が拒否さ
れる時点まで、すなわち、画像形成装置からトナーカー
トリッジ9が離脱した状態で、2000枚(=Np1)
以上の連続画像形成動作が可能である(画像比率6%の
標準的画像濃度の文書を横送りでJIS規格A4サイズ
の標準転写材の片面に印刷した場合。以下同じ)。
【0120】トナー補給警告は、画像形成装置の前側上
部に配設された可聴音手段たるスピーカー71から「ト
ナーカートリッジを交換して下さい」旨のメッセージを
繰り返し発することにより行われる(図10)。
【0121】同時に液晶パネル72にもメッセージが表
示される(図12)。
【0122】発明者らの調査によれば、上記方式により
トナーカートリッジ交換警告が発せられてから、ユーザ
ー等がそれに気づくのに最大1分、さらに古いトナーカ
ートリッジを離脱して、新しいトナーカートリッジを装
着するまで最大5分の合計最大6分(=Trep2)要
することがわかった(トナーカートリッジのストックが
ある場合)。
【0123】同時に、画像形成装置の最大連続出力速度
は60枚/分であるから、1500枚の連続画像形成動
作には最低でも25分(=Trep1)要するため、ほ
とんどの場合、画像形成動作を中断させることなくトナ
ーカートリッジの交換を行うことができることとなる。
【0124】発明者らの上記変数Trep1及びTre
p2に関する調査によれば、これら変数の間に次式の関
係があれば、顧客の満足度が所定の値を上回ることがわ
かった。
【0125】Trepl>Trep2 (式1) 本実施形態の画像形成装置は本関係式を満足する。
【0126】更に、ユーザー等に対して、注意を喚起す
べく、トナーカートリッジの交換警告を発してから、新
しいトナーカートリッジが装着されるまでの期間におい
て、以下の通り、プロセススピードは一定のまま、転写
材供給の時間的間隔を漸増させることにより、画像形成
速度を漸減させるようになっている。
【0127】トナーカートリッジの交換警告を発してか
らの経過時間をTRA(分)とすると、 0<TRA<1 58枚/分 1<TRA<3 56枚/分 3<TRA<6 54枚/分 6<TRA<10 50枚/分 10<TRA<20 45枚/分 20<TRA 30枚/分となっている。
【0128】かかる制御は、TRAを計測するための手
段(図示せず)と、転写材供給の制御するための手段
(図示せず)との連携により為される。
【0129】転写材供給の制御手段は、転写材供給手段
へ信号を発するのみならず、画像形成に関わる各制御手
段へも信号を発し、画像形成装置各部の同期をとるのは
勿論である。
【0130】かかる制御は、却って事務作業の効率を低
下させるが如き印象を与えるが、実際にはそうではな
く、トナーカートリッジ交換時期が近づいたことをユー
ザー等に周知させ、かつ、トナーカートリッジ交換を早
期に行わせる上での効果は高く、むしろ、結果的には事
務的作業等効率を向上させることとなるのである。
【0131】トナーカートリッジ9から供給されたトナ
ーは搬送スクリュー13の回転によって、長手方向(図
7中、矢印C方向)に搬送され、図2に示す現像剤供給
量制御壁(以下、スクリュー壁という)12aを逐次乗
り越えて第一撹拝領域10aに落下する。落下した新し
いトナーは、トナー撹拌搬送部材14a,14b,14
cによって旧トナーと撹拌、混合され、現像剤容器10
の開口部に配設された現像スリーブ16に供給される。
【0132】上述したスクリュー壁12aは、トナーカ
ートリッジ9から供給されたトナーが現像剤容器10長
手方向において略均一に供給されるように制御するもの
である。
【0133】図13は図2の矢印Gの方向からスクリュ
ー壁12aを投影したものであり、スクリュー壁12a
は手前側から奥側にかけて高さが低くなる形状を有して
いる。そのため、トナーカートリッジ9から供給された
トナーは手前から若干量ずつ順次落下して、落下残りが
奥側へ搬送スクリュー13によって搬送される。このよ
うにスクリュー壁12aの高さを奥に行くに従って低く
することにより、現像剤容器10の長手方向全域に亘る
トナーの撹拌部10aへの略均一供給を行っている。
【0134】スクリュー壁12aは全長3.8mmで図
13に示される台形型形状を呈し、手前側端部の高さは
スクリュー中心軸より1.0mm高く、奥側端部の高さ
はスクリュー中心軸より3.0mm低い。また、スクリ
ュー外径と壁との間隙DSNは1.5mmである(図
2)。
【0135】トナーカートリッジ9から搬送部30への
トナー供給量は約30g/minである。
【0136】搬送スクリュー13は、現像スリーブの回
転に同期した回転(以下、常時回転という)を行うよう
になっている。
【0137】現像スリーブ16は、駆動モータ(図示せ
ず)により、現像クラッチ(図示せず)を介して駆動さ
れる。
【0138】現像クラッチは、現像器の回転部材の不要
な回転を抑制し、トナーの劣化を低減するためのもので
あり、現像クラッチがオンの状態では、現像スリーブ1
6とトナー撹拌搬送部材14a,14b,14cとはと
もに回転し、現像クラッチがオフの状態では、現像スリ
ーブ16とトナー撹拌搬送部材14a,14b,14c
とはともに停止している。
【0139】尚、トナー補給時のみトナー撹拌搬送部材
14a,14b,14cを回転させるようにすることも
可能だが、この場合は、現像スリーブ16等の駆動とは
別のモータを設けるか、該駆動をクラッチを介して搬送
スクリュ13に伝えるかしなければならないため、構成
が複雑でコストが高くなる。
【0140】表1に示すように、本実施形態のよれば、
全ての点で優れた画像形成装置が実現できる。
【0141】
【表1】
【0142】よって、本実施形態によれば、トナーセン
サ11が、現像剤容器10内のトナー量を検知し、制御
手段が、検知トナー量が320〜340gの際に現像剤
補給を要する旨の警告を発してから、検知トナー量が1
40〜200gの際に画像形成指令を拒否するまでの時
間Trep1を、トナーカートリッジ9を脱却して新た
にトナーカートリッジを装着するまでに要する最短時間
Trep2より大きく設定するようになっているので、
トナー補給を要する旨の警告から画像形成指令拒否まで
の時間内に、トナーカートリッジを交換でき、トナー補
給による画像形成処理の中断を低減することができる。
【0143】次いで、表1について補足して説明する。
【0144】表1に記載のデータは、常温常湿(20
℃、50%RH)でのものである。
【0145】現像剤補給頻度の算出の際には、一日の出
力画像頁数を2500頁、土曜日と日曜日は可動しない
ものと仮定した。
【0146】現像剤不足に起因する平均動作不能時間
は、1年間のうちで現像剤不足に起因して動作不能に陥
った時間の合計を、その他の原因を含めて動作不能に絶
った時間の合計で除したものである。
【0147】画像反射濃度は、直径5mmで反射濃度
1.1の円形の原稿を複写した同一画像上の5点の反射
濃度をMacbeth社の反射濃度計TD904型を用
いて測定した平均値である。
【0148】画像透過濃度は、直径5mmで反射濃度
1.1の円形の原稿を複写した同一画像上の5点の透過
濃度をMacbeth社の透過濃度計RD914型を用
いて測定した平均値である。
【0149】かぶり反射率低下は、トナー補給前のべた
白画像の反射率からトナー補給後のべた白画像の反射率
を減じたものである。
【0150】コストは、「従来技術による第一の実施
例」を1とする相対値である。
【0151】最大画像反射濃度差とは、直径5mmで反
射濃度0.3の円形の原稿を複写した同一画像物上の5
点の反射濃度の最大値と最小値との差の最大値である。
【0152】(第二の実施形態)次に、本発明の第二の
実施形態にかかる画像形成装置に関して、図18及び図
19に基づいて説明する。尚、第一の実施形態と同様の
構成に関しては、同符号を付してその説明を省略する。
【0153】本実施形態にあっては、検知手段たるトナ
ーセンサとして圧電素子を1個しか使用しない点が第一
実施形態と大きく異なる。その他の点については同様で
あるので、説明を省略する。
【0154】トナーセンサ11は、図19に示すよう
に、検知面の直径が15mmの円形を呈し、その一部
は、直下流の撹拌領域10bの外となるように配設され
ている。
【0155】本実施形態においては検知面の清掃をただ
1個の清掃部材19aで行うことができないため、追加
の清掃部材19bを設けている。当然ながら、追加の清
掃部材19bは撹拌搬送部材14b及び清掃部材19a
と干渉をしないように組み立てられている。又、隔壁1
材の奥側1mm程は切り欠きが施されており、追加の清
掃部材19bと干渉しないようになっている。
【0156】比率ηyが70%となる場合のトナー残量
は約310〜330gであり、また、40%となる場合
は約260〜290g、0となる場合は約160〜22
0g、100%となる場合は約380g以上である(図
18)。
【0157】現像剤容器10のトナー残量が380gを
下回った場合には、トナー補給を要する旨の警告を発
し、トナーカートリッジ交換を行つた方が良いことは勿
論であるが、所定の期間、即ちトナー残量が約160〜
220gになるまでは、画像形成を許可する。
【0158】しかし、現像剤容器10のトナー残量が約
160〜220gになった場合に、画像形成命令を拒否
するのは第一の実施形態と同様である。
【0159】本実施形態においては、上述のようにして
求めた比率がトナーセンサ11において100%以下と
なった場合には、トナーカートリッジからトナーを補給
し、比率が70%となった時にトナーカートリッジ交換
を促し、更にトナーセンサ11bにおいて比率が0%と
なったときに画像形成動作を禁止することとした。
【0160】したがって、最小380−220=160
gのトナーにより、トナー補給警告を発せられてから、
画像形成動作が拒否される時点まで、すなわち、画像形
成装置からトナーカートリッジ9が離脱した状態で、3
000枚(=Npl)以上の連続画像形成動作が可能で
ある。
【0161】従って、本実施形態の画像形成装置も前述
の式1を満足する。
【0162】又、表1に示す通り、本実施形態によって
も、すべてめ点や優れた画像形成装置が実現される。
【0163】よって、本実施形態によれば、トナーセン
サ11が、現像剤容器10内のトナー量を検知し、制御
手段が、検知トナー量が320〜340gの際に現像剤
補給を要する旨の警告を発してから、検知トナー量が1
40〜200gの際に画像形成指令を拒否するまでの時
間Trep1を、トナーカートリッジ9を脱却して新た
にトナーカートリッジを装着するまでに要する最短時間
Trep2より大きく設定するようになっているので、
トナー補給を要する旨の警告から画像形成指令拒否まで
の時間内に、トナーカートリッジを交換でき、トナー補
給による画像形成処理の中断を低減することができる。
【0164】(第三の実施形態)次に、本発明の第三の
実施形態に関して図20乃至図22に基づいて説明す
る。尚、第一の実施形態と同様の構成に関しては、同符
号を付してその説明を省略する。
【0165】本実施形態にあっては、トナーカートリッ
ジ9が、図20に示すように、現像装置1の右上方であ
って、かつ、現像装置の長手方向に平行に配設されてい
る点等が第一の実施形態と異なる。
【0166】トナーカートリッジ9には、トナーが約1
800g充填されており、下底部には長方形状の開口9
0a(幅10mm、長さ299mm)が設けられてお
り、未使用の状態で、樹脂性のフィルム96が貼付され
ている(図21)。
【0167】ユーザー等は、トナーカートリッジ9の装
着後、樹脂性フィルム95を手前側(Q方向)に引っ張
る事により、開口90aが開き、トナーが重力及び撹拌
棒93の作用により落下しうる状態となる。
【0168】樹脂性フィルム95を引っ張り終わり、ユ
ーザー等が、コピーボタン72a(図22)を押すと、
トナーカートリッジ9が10mm降下し、現像装置の授
拝領域10a直上に配設された補給ローラー18と係合
する。
【0169】補給ローラ18は、直径12mm、長さ2
99mmのプラスチック製永久磁石で、2つの磁極を有
し、トナー補給命令が発せられている間は、2秒間のU
方向への回転と、1秒間の停止とを1サイクルとした基
本動作を反復する。
【0170】補給ローラ18の回転中の速度は0.5r
psであり、1回転で約5gのトナーが落下する。
【0171】現像装置1の右上方部は、トナーカートリ
ッジの下底部と係合するような形状に形成され(図
5)、トナーの飛散/漏洩を最小限にしている。
【0172】表1に示す通り、本実施形態によれば、装
置コストの点では若干高いものの、維持コスト、画像品
質等の点で特に優れた画像形成装置が実現される。
【0173】よって、本実施形態によれば、トナーセン
サ11が、現像剤容器10内のトナー量を検知し、制御
手段が、検知トナー量が320〜340gの際に現像剤
補給を要する旨の警告を発してから、検知トナー量が1
40〜200gの際に画像形成指令を拒否するまでの時
間Trep1を、トナーカートリッジ9を脱却して新た
にトナーカートリッジを装着するまでに要する最短時間
Trep2より大きく設定するようになっているので、
トナー補給を要する旨の警告から画像形成指令拒否まで
の時間内に、トナーカートリッジを交換でき、トナー補
給による画像形成処理の中断を低減することができる。
【0174】(第四の実施形態)次に、本発明の第四の
実施形態に関して説明する。尚、第一の実施形態と同様
の構成に関しては、その説明を省略する。
【0175】本実施形態にあっては、トナーカートリッ
ジ交換警告発令後も画像形成動作完了に要する時間が不
変となっている点が第一の実施形態と異なる。
【0176】表1に示す通り、本実施形態によれば、ト
ナー不足状態周知の点では若干劣ると言わざるをえない
ものの、総合的にほ優れた面象形成装置が実現される。
【0177】よって、本実施形態によれば、トナーセン
サ11が、現像剤容器10内のトナー量を検知し、制御
手段が、検知トナー量が320〜340gの際に現像剤
補給を要する旨の警告を発してから、検知トナー量が1
40〜200gの際に画像形成指令を拒否するまでの時
間Trep1を、トナーカートリッジ9を脱却して新た
にトナーカートリッジを装着するまでに要する最短時間
Trep2より大きく設定するようになっているので、
トナー補給を要する旨の警告から画像形成指令拒否まで
の時間内に、トナーカートリッジを交換でき、トナー補
給による画像形成処理の中断を低減することができる。
【0178】(第五の実施形態)次に、本発明の第五の
実施形態に関して説明する。尚、第一の実施形態と同様
の構成に関しては、その説明を省略する。
【0179】本実施形態にあっては、トナーカートリッ
ジ交換警告が、液晶パネル72の表示のみで行われる点
のみが第一の実施形態と異なる。
【0180】表1に示す通り、本実施形態によれば、ユ
ーザーへのトナー不足状態周知の点では若干劣ると言わ
ざるをえないものの、装置コストが若干低減され、総合
的には優れた画像形成装置が実現される。
【0181】よって、本実施形態によれば、トナーセン
サ11が、現像剤容器10内のトナー量を検知し、制御
手段が、検知トナー量が320〜340gの際に現像剤
補給を要する旨の警告を発してから、検知トナー量が1
40〜200gの際に画像形成指令を拒否するまでの時
間Trep1を、トナーカートリッジ9を脱却して新た
にトナーカートリッジを装着するまでに要する最短時間
Trep2より大きく設定するようになっているので、
トナー補給を要する旨の警告から画像形成指令拒否まで
の時間内に、トナーカートリッジを交換でき、トナー補
給による画像形成処理の中断を低減することができる。
【0182】(第六の実施形態)次に、本発明の第六の
実施形態に関して、図23に基づいて説明する。尚、第
一の実施形態と同様の構成に関しては、その説明を省略
する。
【0183】本実施形態においては、トナーカートリッ
ジ交換警告が、液晶パネル72の表示に加えて、画像形
成装置上方に突出した可視光発生手段たる発光手段75
によっても行われる点のみが第一の実施形態と異なる。
【0184】上記発光手段75は、パトロールカーや消
防車等の緊急自動車等に使用されている赤又は黄の光を
発する非常表示回転灯である。
【0185】発光手段75は、画像形成装置の操作部よ
りも上方に1m突出しており、通常の事務所等の環境に
おいて十分な認識性を有する。
【0186】表1に示す通り、本実施形態によれば、装
置コストは若干高いものの、特にユーザーへのトナー不
足状態周知の点で優れ、総合的には優れた画像形成装置
が実現される。
【0187】よって、本実施形態によれば、トナーセン
サ11が、現像剤容器10内のトナー量を検知し、制御
手段が、検知トナー量が320〜340gの際に現像剤
補給を要する旨の警告を発してから、検知トナー量が1
40〜200gの際に画像形成指令を拒否するまでの時
間Trep1を、トナーカートリッジ9を脱却して新た
にトナーカートリッジを装着するまでに要する最短時間
Trep2より大きく設定するようになっているので、
トナー補給を要する旨の警告から画像形成指令拒否まで
の時間内に、トナーカートリッジを交換でき、トナー補
給による画像形成処理の中断を低減することができる。
【0188】(第七の実施形態)次に、本発明の第七の
実施形態を図24及び図25基づいて説明する。尚、第
一の実施形態と同様の構成に関しては、その説明を省略
する。
【0189】本実施形態にあっては、搬送スクリュー1
3の回転によって、長手方向(図25中、矢印C方向)
に搬送されたトナーが、図2に示す現像剤供給量制御樋
(以下、スクリュー樋という)12aに設けられた孔1
2cを経由して第一撹拝領域10aに落下する行われる
点のみが第一の実施形態と異なる。
【0190】上述したスクリュー樋12aもまた、トナ
ーカートリッジ9から供給されたトナーが現像剤容器1
0長手方向において略均一に供給されるように制御する
ものであり、その断面は、スクリューと同心の半円弧形
状を呈する。
【0191】図25は、図2の矢印Gの方向からスクリ
ュー樋12aを投影したものであり、スクリュー樋12
aに設けられた孔12cは手前側から奥側にかけて幅が
広くなる形状を有している。そのため、トナーカートリ
ッジ9から供給されたトナーは手前から若干量ずつ順次
落下して、落下残りが奥側へ搬送スクリュー13によっ
て搬送される。このようにスクリュー樋12aに設けら
れた孔12cの幅を奥に行くに従って広くすることによ
り、現像剤容器10の長手方向全域に亘るトナーの撹拌
部10aへの略均一供給を行うようになっている。
【0192】スクリュー樋12aに設けられた孔12c
は、全長300mmで、樋を展開した時の手前側端部の
幅は約5mmで、奥側端部の幅は約12mmである。
【0193】また、スクリュー外径と樋との間隙Dsは
1mmである(図24)。
【0194】表1に示す通り、本実施形態によっても優
れた画像形成装置が実現される。
【0195】よって、本実施形態によれば、トナーセン
サ11が、現像剤容器10内のトナー量を検知し、制御
手段が、検知トナー量が320〜340gの際に現像剤
補給を要する旨の警告を発してから、検知トナー量が1
40〜200gの際に画像形成指令を拒否するまでの時
間Trep1を、トナーカートリッジ9を脱却して新た
にトナーカートリッジを装着するまでに要する最短時間
Trep2より大きく設定するようになっているので、
トナー補給を要する旨の警告から画像形成指令拒否まで
の時間内に、トナーカートリッジを交換でき、トナー補
給による画像形成処理の中断を低減することができる。
【0196】(第八の実施形態)次に、本発明の第八の
実施形態に関して、図26及び図27に基づいて説明す
る。尚、第一の実施形態と同様の構成に関しては、その
説明を省略する。
【0197】本実施形態にあっては、トナーセンサは、
磁気的に結合された2つのコイルの結合係数に依存した
合成出力(差動出力と呼ぶ)の変化により、現像剤容器
内のトナー量を位相比較回路(図示せず)によって検出
し、現像剤の見掛け透磁率に対応した出力電圧を出力す
る方式のものである点等が第七の実施形態と異なる。
【0198】本実施形態においては、トナーセンサは、
現像剤容器10の底部に、トナーとは非接触に配設さ
れ、検知面と、現像剤容器の内面との間隙は約1mmで
ある(図27)表1に示す通り、本実施形態によれば、
検知精度が若干劣るものの、清掃部材が不要になること
等による装置コストの低い画像形成装置が実現される。
【0199】よって、本実施形態によれば、トナーセン
サ11が、現像剤容器10内のトナー量を検知し、制御
手段が、検知トナー量が320〜340gの際に現像剤
補給を要する旨の警告を発してから、検知トナー量が1
40〜200gの際に画像形成指令を拒否するまでの時
間Trep1を、トナーカートリッジ9を脱却して新た
にトナーカートリッジを装着するまでに要する最短時間
Trep2より大きく設定するようになっているので、
トナー補給を要する旨の警告から画像形成指令拒否まで
の時間内に、トナーカートリッジを交換でき、トナー補
給による画像形成処理の中断を低減することができる。
【0200】(第九の実施形態)次に、本発明の第九の
実施形態に関して図28に基づいて説明する。尚、第一
の実施形態と同様の構成に関しては、その説明を省略す
る。
【0201】本実施形態にあっては、現像剤搬送部12
が現像剤容器10より突出している点等が第七の実施形
態と異なる。
【0202】本実施形態においては、上流の撹拌領域1
0aと、直下流の撹拌領域10bとの境界に隔壁が存在
しないため、トナー面の変動が大きくなり、トナー残量
の検知精度が低下するという弊害はあるものの、逆に現
像剤容器10のトナー容量が増大し、画質の安定性が増
すため、表1に示す通り、結果的には本実施形態によっ
ても優れた画像形成装置が実現される。
【0203】よって、本実施形態によれば、トナーセン
サ11が、現像剤容器10内のトナー量を検知し、制御
手段が、検知トナー量が320〜340gの際に現像剤
補給を要する旨の警告を発してから、検知トナー量が1
40〜200gの際に画像形成指令を拒否するまでの時
間Trep1を、トナーカートリッジ9を脱却して新た
にトナーカートリッジを装着するまでに要する最短時間
Trep2より大きく設定するようになっているので、
トナー補給を要する旨の警告から画像形成指令拒否まで
の時間内に、トナーカートリッジを交換でき、トナー補
給による画像形成処理の中断を低減することができる。
【0204】以上、本発明を磁性一成分現像剤を用いた
白黒デジタル複写機に適用した場合についての実施形態
を説明したが、これらに限定されるものではなく、例え
ば、フルカラー複写機、プリンター、ファクシミリ並び
にこれらの機能を結合したいわゆるマルチファンクショ
ン画像形成装置等にも適用でき、非磁性一成分現像剤や
二成分現像剤を用いた画像形成装置にも適用できる(た
だし、本発明の実施形態3への非磁性一成分現像剤の使
用を除く)。
【0205】尚、二成分現像装置において、現像剤量検
知とは、キャリア粒子に対するトナーの比、即ちトナー
濃度を検知することを意味するものとする。
【0206】更に、二以上の現像剤担持手段を有する現
像装置や、トナー規制手段として現像剤担持体に接触す
る方式の現像装置、現像剤担持体及び当該現像剤担持体
に内包される磁界発生手段が共に回転する現像装置等を
有する画像形成装置、換言すれば、本発明の趣旨に鑑み
れば小さな変更と認められるすべての変更は、本発明の
思想の範疇内のものであることは勿論である。
【0207】次に、本発明の有効性判断の材料とすべ
く、従来技術による実施形態をいくつか示す。
【0208】(従来技術による第一の実施例)本従来技
術の実施例は、第二現像剤容器として、図29に示すよ
うに、現像装置の右上方で、かつ、現像装置の長手方向
に平行に配設されたトナーホッパー9を用いる点等が本
発明の第一の実施形態と異なる。
【0209】トナーホッパー8は、画像形成装置に固定
取着じており、ユーザーが容易に着脱不可能である。
【0210】トナーホッパー8は、上部に開口8aを有
し、取着部87を介して、トナーカートリッジ4と結合
する。
【0211】本実施例におけるトナーカートリッジ4
は、本発明の第一の実施形態におけるそれとは異なり、
内部に撹拌、搬送するための撹拌手段の如き可動部材を
一切もたないのである。
【0212】したがって、トナー充填をあまり多くでき
ない(1500g)上、ユーザー等は、トナーカートリ
ッジ4の開封前に振動を与えて、トナーの凝集を解き、
さらに開封後にも振動を与えて、トナーの落下を促す必
要がある。
【0213】トナー補給後にトナーカートリッジ4をト
ナーホッパーから離脱させる際にも、トナーカートリッ
ジ4内にわずかに残留するトナーが飛散することは避け
られない。
【0214】又、トナーホッパー8は、図29に示すよ
うなトナーの撹拌手段たる撹拌棒81、スクリュー83
およびマグ84を内蔵し、画像形成装置に設けられたモ
ーター52aにより、回転駆動される。
【0215】撹拌棒81は、ホッパー8内でのトナーの
凝集を防止する機能を有する。
【0216】更に、複数の樹脂性楕円型板82aを一定
の間隔で有する撹拌径10mmの撹拌部材82を内蔵
し、トナーカートリッジ4から排出されたトナーの分布
を長手方向で均一にする機能を有する。
【0217】上述の回転駆動される部材は、トナー補給
命令が発せられている間は、TR1(秒)の回転と、T
R2(秒)の停止とを1サイクルとした基本動作を反復
する。
【0218】本実施形態では装置コストが高価であるに
もかかわらず、コンティニュアスランが実現されていな
い。
【0219】(従来技術による第二の実施例)本実施例
では、トナーセンサがただ1個第一現像剤容器102配
設されており、検知回路は、画像形成動作中の現像剤無
しの状態の合計時間Tntotalが1.5秒以上とな
ったときに、トナーカートリッジ9からのトナーが補給
命令を発し、Tntotalが40秒以上となったとき
に、現像剤補給警告を発して同時にそれ以上の画像形成
動作を拒否する点等が本発明による第一の実施形態と異
なる。
【0220】本実施例によれば、トナー不足に起因する
動作不能率が著しく高い。
【0221】
【発明の効果】以上にて説明したように、本出願にかか
る第一の発明によれば、検知手段が、第一現像剤容器内
の現像剤量を検知し、制御手段が、検知現像剤量が第一
所定量の際に現像剤補給を要する旨の警告を発してか
ら、検知現像剤量が第二所定量の際に画像形成指令を拒
否するまでの時間を、第二現像剤容器を脱却して新たに
第二現像剤容器を装着するまでに要する最短時間より大
きく設定するようになっているので、現像剤補給を要す
る旨の警告から画像形成指令拒否までの時間内に、第二
現像剤容器を交換でき、現像剤補給による画像形成処理
の中断を低減することができる。
【0222】又、本出願にかかる第二の発明によれば、
複数の圧電素子が、第一現像剤容器内の現像剤量を検知
し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に現像
剤補給を要する旨の警告を発してから、検知現像剤量が
第二所定量の際に画像形成指令を拒否するまでの時間
を、第二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容器を
装着するまでに要する最短時間より大きく設定するよう
になっているので、現像剤補給を要する旨の警告から画
像形成指令拒否までの時間内に、第二現像剤容器を交換
でき、現像剤補給による画像形成処理の中断を低減する
ことができる。
【0223】更に、本出願にかかる第三の発明によれ
ば、検知手段が、第一現像剤容器内の撹拌手段によって
撹拌されている現像剤を検知し、制御手段が、検知現像
剤量が第一所定量の際に現像剤補給を要する旨の警告を
発してから、検知現像剤量が第二所定量の際に画像形成
指令を拒否するまでの時間を、第二現像剤容器を脱却し
て新たに第二現像剤容器を装着するまでに要する最短時
間より大きく設定するようになっているので、現像剤補
給を要する旨の警告から画像形成指令拒否までの時間内
に、第二現像剤容器を交換でき、現像剤補給による画像
形成処理の中断を低減することができる。
【0224】又、本出願にかかる第四の発明によれば、
一つの圧電素子が、第一現像剤容器内の撹拌手段によっ
て撹拌されている現像剤を検知し、制御手段が、撹拌手
段の回転周期時間に亘る圧電素子が現像剤を検知する時
間の割合が第一所定割合以下となった際に現像剤補給を
要する旨の警告を発してから、上記割合が第二所定割合
となった際に画像形成指令を拒否するまでの時間を、第
二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容器を装着す
るまでに要する最短時間より大きく設定するようになっ
ているので、現像剤補給を要する旨の警告から画像形成
指令拒否までの時間内に、第二現像剤容器を交換でき、
現像剤補給による画像形成処理の中断を低減することが
できる。
【0225】更に、本出願にかかる第五の発明によれ
ば、検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検知
し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に現像
剤補給を要する旨の警告を発してから、検知現像剤量が
第二所定量の際に画像形成指令を拒否するまでの時間
を、第二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容器を
装着するまでに要する最短時間より大きくなるように、
画像形成速度を減速させるようになっているので、現像
剤補給を要する旨の警告から画像形成指令拒否までの時
間内に、第二現像剤容器を交換でき、現像剤補給による
画像形成処理の中断を低減することができる。
【0226】又、本出願にかかる第六の発明によれば、
検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検知し、制
御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に可聴音手段
が可聴音を媒体として現像剤補給を要する旨の警告を発
してから、検知現像剤量が第二所定量の際に画像形成指
令を拒否するまでの時間を、第二現像剤容器を脱却して
新たに第二現像剤容器を装着するまでに要する最短時間
より大きく設定するようになっているので、現像剤補給
を要する旨の警告から画像形成指令拒否までの時間内
に、第二現像剤容器を交換でき、現像剤補給による画像
形成処理の中断を低減することができる。
【0227】更に、本出願にかかる第七の発明によれ
ば、検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検知
し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に可視
光発生手段が光を発することにより現像剤補給を要する
旨の警告を発してから、検知現像剤量が第二所定量の際
に画像形成指令を拒否するまでの時間を、第二現像剤容
器を脱却して新たに第二現像剤容器を装着するまでに要
する最短時間より大きく設定するようになっているの
で、現像剤補給を要する旨の警告から画像形成指令拒否
までの時間内に、第二現像剤容器を交換でき、現像剤補
給による画像形成処理の中断を低減することができる。
【0228】又、本出願にかかる第八の発明によれば、
検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検知し、制
御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に現像剤補給
を要する旨の警告を発してから、検知現像剤量が第二所
定量の際に画像形成指令を拒否するまでの時間を、第二
現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容器を装着する
までに要する最短時間より大きく設定すると共に、第一
現像剤容器の内部空間の局所的に低くなっている部分
が、該部分より現像剤供給側と反対側から現像剤供給側
へ移動する現像剤を阻止するようになっているので、現
像剤補給を要する旨の警告から画像形成指令拒否までの
時間内に、第二現像剤容器を交換でき、現像剤補給によ
る画像形成処理の中断を低減することができると共に、
第一現像剤容器内の現像剤と新しく供給された現像剤と
が混ざり合うことを防ぎ、現像剤補給後の画像変化を抑
制することができる。
【0229】更に、本出願にかかる第九の発明によれ
ば、複数の圧電素子が、第一現像剤容器内の現像剤量を
検知し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に
現像剤補給を要する旨の警告を発してから、検知現像剤
量が第二所定量の際に画像形成指令を拒否するまでの時
間を、第二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容器
を装着するまでに要する最短時間より大きく設定すると
共に、第一現像剤容器の内部空間の局所的に低くなって
いる部分が、該部分より現像剤供給側と反対側から現像
剤供給側へ移動する現像剤を阻止するようになっている
ので、現像剤補給を要する旨の警告から画像形成指令拒
否までの時間内に、第二現像剤容器を交換でき、現像剤
補給による画像形成処理の中断を低減することができる
と共に、第一現像剤容器内の現像剤と新しく供給された
現像剤とが混ざり合うことを防ぎ、現像剤補給後の画像
変化を抑制することができる。
【0230】又、本出願にかかる第十の発明によれば、
一つの圧電素子が、第一現像剤容器内の撹拌手段によっ
て撹拌されている現像剤を検知し、制御手段が、撹拌手
段の回転周期時間に亘る圧電素子が現像剤を検知する時
間の割合が第一所定割合以下となった際に現像剤補給を
要する旨の警告を発してから、上記割合が第二所定割合
となった際に画像形成指令を拒否するまでの時間を、第
二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容器を装着す
るまでに要する最短時間より大きく設定すると共に、第
一現像剤容器の内部空間の局所的に低くなっている部分
が、該部分より現像剤供給側と反対側から現像剤供給側
へ移動する現像剤を阻止するようになっているので、現
像剤補給を要する旨の警告から画像形成指令拒否までの
時間内に、第二現像剤容器を交換でき、現像剤補給によ
る画像形成処理の中断を低減することができると共に、
第一現像剤容器内の現像剤と新しく供給された現像剤と
が混ざり合うことを防ぎ、現像剤補給後の画像変化を抑
制することができる。
【0231】更に、本出願にかかる十一の発明によれ
ば、検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検知
し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に現像
剤補給を要する旨の警告を発してから、検知現像剤量が
第二所定量の際に画像形成指令を拒否するまでの時間
を、第二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容器を
装着するまでに要する最短時間より大きくなるように、
画像形成速度を減速させるようになっているので、現像
剤補給を要する旨の警告から画像形成指令拒否までの時
間内に、第二現像剤容器を交換でき、現像剤補給による
画像形成処理の中断を低減することができると共に、第
一現像剤容器内の現像剤と新しく供給された現像剤とが
混ざり合うことを防ぎ、現像剤補給後の画像変化を抑制
することができる。
【0232】又、本出願にかかる第十二の発明によれ
ば、検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検知
し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に可聴
音手段が可聴音を媒体として現像剤補給を要する旨の警
告を発してから、検知現像剤量が第二所定量の際に画像
形成指令を拒否するまでの時間を、第二現像剤容器を脱
却して新たに第二現像剤容器を装着するまでに要する最
短時間より大きく設定すると共に、第一現像剤容器の内
部空間の局所的に低くなっている部分が、該部分より現
像剤供給側と反対側から現像剤供給側へ移動する現像剤
を阻止するようになっているので、現像剤補給を要する
旨の警告から画像形成指令拒否までの時間内に、第二現
像剤容器を交換でき、現像剤補給による画像形成処理の
中断を低減することができると共に、第一現像剤容器内
の現像剤と新しく供給された現像剤とが混ざり合うこと
を防ぎ、現像剤補給後の画像変化を抑制することができ
る。
【0233】更に、本出願にかかる第十三の発明によれ
ば、検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検知
し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に可視
光発生手段が光を発することにより現像剤補給を要する
旨の警告を発してから、検知現像剤量が第二所定量の際
に画像形成指令を拒否するまでの時間を、第二現像剤容
器を脱却して新たに第二現像剤容器を装着するまでに要
する最短時間より大きく設定すると共に、第一現像剤容
器の内部空間の局所的に低くなっている部分が、該部分
より現像剤供給側と反対側から現像剤供給側へ移動する
現像剤を阻止するようになっているので、現像剤補給を
要する旨の警告から画像形成指令拒否までの時間内に、
第二現像剤容器を交換でき、現像剤補給による画像形成
処理の中断を低減することができると共に、第一現像剤
容器内の現像剤と新しく供給された現像剤とが混ざり合
うことを防ぎ、現像剤補給後の画像変化を抑制すること
ができる。
【0234】又、本出願にかかる第十四の発明によれ
ば、検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検知
し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に現像
剤補給を要する旨の警告を発してから、検知現像剤量が
第二所定量の際に画像形成指令を拒否するまでの時間
を、第二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容器を
装着するまでに要する最短時間より大きく設定すると共
に、スクリュ体が現像剤搬送部の搬送空間内の現像剤を
所定方向に搬送しながら、落下穴又は溢流落下縁をもつ
側壁部から現像剤担持体の軸方向に上記現像剤を落下さ
せるようになっているので、現像剤補給を要する旨の警
告から画像形成指令拒否までの時間内に、第二現像剤容
器を交換でき、現像剤補給による画像形成処理の中断を
低減することができると共に、現像剤担持体に対し均一
に現像剤を供給でき、現像剤補給後の画像変化を抑制す
ることができる。
【0235】更に、本出願にかかる第十五の発明によれ
ば、複数の圧電素子が、第一現像剤容器内の現像剤量を
検知し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に
現像剤補給を要する旨の警告を発してから、検知現像剤
量が第二所定量の際に画像形成指令を拒否するまでの時
間を、第二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容器
を装着するまでに要する最短時間より大きく設定すると
共に、スクリュ体が現像剤搬送部の搬送空間内の現像剤
を所定方向に搬送しながら、落下穴又は溢流落下縁をも
つ側壁部から現像剤担持体の軸方向に上記現像剤を落下
させるようになっているので、現像剤補給を要する旨の
警告から画像形成指令拒否までの時間内に、第二現像剤
容器を交換でき、現像剤補給による画像形成処理の中断
を低減することができると共に、現像剤担持体に対し均
一に現像剤を供給でき、現像剤補給後の画像変化を抑制
することができる。
【0236】又、本出願にかかる第十六の発明によれ
ば、検知手段が、第一現像剤容器内の撹拌手段によって
撹拌されている現像剤を検知し、制御手段が、検知現像
剤量が第一所定量の際に現像剤補給を要する旨の警告を
発してから、検知現像剤量が第二所定量の際に画像形成
指令を拒否するまでの時間を、第二現像剤容器を脱却し
て新たに第二現像剤容器を装着するまでに要する最短時
間より大きく設定すると共に、スクリュ体が現像剤搬送
部の搬送空間内の現像剤を所定方向に搬送しながら、落
下穴又は溢流落下縁をもつ側壁部から現像剤担持体の軸
方向に上記現像剤を落下させるようになっているので、
現像剤補給を要する旨の警告から画像形成指令拒否まで
の時間内に、第二現像剤容器を交換でき、現像剤補給に
よる画像形成処理の中断を低減することができると共
に、現像剤担持体に対し均一に現像剤を供給でき、現像
剤補給後の画像変化を抑制することができる。
【0237】更に、本出願にかかる第十七の発明によれ
ば、一つの圧電素子が、第一現像剤容器内の撹拌手段に
よって撹拌されている現像剤を検知し、制御手段が、撹
拌手段の回転周期時間に亘る圧電素子が現像剤を検知す
る時間の割合が第一所定割合以下となった際に現像剤補
給を要する旨の警告を発してから、上記割合が第二所定
割合となった際に画像形成指令を拒否するまでの時間
を、第二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容器を
装着するまでに要する最短時間より大きく設定すると共
に、スクリュ体が現像剤搬送部の搬送空間内の現像剤を
所定方向に搬送しながら、落下穴又は溢流落下縁をもつ
側壁部から現像剤担持体の軸方向に上記現像剤を落下さ
せるようになっているので、現像剤補給を要する旨の警
告から画像形成指令拒否までの時間内に、第二現像剤容
器を交換でき、現像剤補給による画像形成処理の中断を
低減することができると共に、現像剤担持体に対し均一
に現像剤を供給でき、現像剤補給後の画像変化を抑制す
ることができる。
【0238】又、本出願にかかる第十八の発明によれ
ば、検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検知
し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に現像
剤補給を要する旨の警告を発してから、検知現像剤量が
第二所定量の際に画像形成指令を拒否するまでの時間
を、第二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容器を
装着するまでに要する最短時間より大きくなるように、
画像形成速度を減速させるようになっているので、現像
剤補給を要する旨の警告から画像形成指令拒否までの時
間内に、第二現像剤容器を交換でき、現像剤補給による
画像形成処理の中断を低減することができると共に、現
像剤担持体に対し均一に現像剤を供給でき、現像剤補給
後の画像変化を抑制することができる。
【0239】更に、本出願にかかる第十九の発明によれ
ば、検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検知
し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に可聴
音手段が可聴音を媒体として現像剤補給を要する旨の警
告を発してから、検知現像剤量が第二所定量の際に画像
形成指令を拒否するまでの時間を、第二現像剤容器を脱
却して新たに第二現像剤容器を装着するまでに要する最
短時間より大きく設定すると共に、スクリュ体が現像剤
搬送部の搬送空間内の現像剤を所定方向に搬送しなが
ら、落下穴又は溢流落下縁をもつ側壁部から現像剤担持
体の軸方向に上記現像剤を落下させるようになっている
ので、現像剤補給を要する旨の警告から画像形成指令拒
否までの時間内に、第二現像剤容器を交換でき、現像剤
補給による画像形成処理の中断を低減することができる
と共に、現像剤担持体に対し均一に現像剤を供給でき、
現像剤補給後の画像変化を抑制することができる。
【0240】又、本出願にかかる第二十の発明によれ
ば、検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検知
し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に可視
光発生手段が光を発することにより現像剤補給を要する
旨の警告を発してから、検知現像剤量が第二所定量の際
に画像形成指令を拒否するまでの時間を、第二現像剤容
器を脱却して新たに第二現像剤容器を装着するまでに要
する最短時間より大きく設定すると共に、スクリュ体が
現像剤搬送部の搬送空間内の現像剤を所定方向に搬送し
ながら、落下穴又は溢流落下縁をもつ側壁部から現像剤
担持体の軸方向に上記現像剤を落下させるようになって
いるので、現像剤補給を要する旨の警告から画像形成指
令拒否までの時間内に、第二現像剤容器を交換でき、現
像剤補給による画像形成処理の中断を低減することがで
きると共に、現像剤担持体に対し均一に現像剤を供給で
き、現像剤補給後の画像変化を抑制することができる。
【0241】更に、本出願にかかる第二十一の発明によ
れば、検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検知
し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に現像
剤補給を要する旨の警告を発してから、検知現像剤量が
第二所定量の際に画像形成指令を拒否するまでの時間
を、第二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容器を
装着するまでに要する最短時間より大きく設定すると共
に、スクリュ体が現像剤搬送部の搬送空間内の現像剤を
所定方向に搬送しながら、落下穴又は溢流落下縁をもつ
側壁部から現像剤担持体の軸方向に上記現像剤を落下さ
せ、第一現像剤容器の内部空間の局所的に低くなってい
る部分が、該部分より現像剤供給側と反対側から現像剤
供給側へ移動する現像剤を阻止するようになっているの
で、現像剤補給を要する旨の警告から画像形成指令拒否
までの時間内に、第二現像剤容器を交換でき、現像剤補
給による画像形成処理の中断を低減することができると
共に、現像剤担持体に対し均一に現像剤を供給でき、第
一現像剤容器内の現像剤と新しく供給された現像剤とが
混ざり合うことを防ぎ、現像剤補給後の画像変化を抑制
することができる。
【0242】又、本出願にかかる第二十二の発明によれ
ば、複数の圧電素子が、第一現像剤容器内の現像剤量を
検知し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に
現像剤補給を要する旨の警告を発してから、検知現像剤
量が第二所定量の際に画像形成指令を拒否するまでの時
間を、第二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容器
を装着するまでに要する最短時間より大きく設定すると
共に、スクリュ体が現像剤搬送部の搬送空間内の現像剤
を所定方向に搬送しながら、落下穴又は溢流落下縁をも
つ側壁部から現像剤担持体の軸方向に上記現像剤を落下
させ、第一現像剤容器の内部空間の局所的に低くなって
いる部分が、該部分より現像剤供給側と反対側から現像
剤供給側へ移動する現像剤を阻止するようになっている
ので、現像剤補給を要する旨の警告から画像形成指令拒
否までの時間内に、第二現像剤容器を交換でき、現像剤
補給による画像形成処理の中断を低減することができる
と共に、現像剤担持体に対し均一に現像剤を供給でき、
第一現像剤容器内の現像剤と新しく供給された現像剤と
が混ざり合うことを防ぎ、現像剤補給後の画像変化を抑
制することができる。
【0243】更に、本出願にかかる第二十三の発明によ
れば、一つの圧電素子が、第一現像剤容器内の撹拌手段
によって撹拌されている現像剤を検知し、制御手段が、
撹拌手段の回転周期時間に亘る圧電素子が現像剤を検知
する時間の割合が第一所定割合以下となった際に現像剤
補給を要する旨の警告を発してから、上記割合が第二所
定割合となった際に画像形成指令を拒否するまでの時間
を、第二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容器を
装着するまでに要する最短時間より大きく設定すると共
に、スクリュ体が現像剤搬送部の搬送空間内の現像剤を
所定方向に搬送しながら、落下穴又は溢流落下縁をもつ
側壁部から現像剤担持体の軸方向に上記現像剤を落下さ
せ、第一現像剤容器の内部空間の局所的に低くなってい
る部分が、該部分より現像剤供給側と反対側から現像剤
供給側へ移動する現像剤を阻止するようになっているの
で、現像剤補給を要する旨の警告から画像形成指令拒否
までの時間内に、第二現像剤容器を交換でき、現像剤補
給による画像形成処理の中断を低減することができると
共に、現像剤担持体に対し均一に現像剤を供給でき、第
一現像剤容器内の現像剤と新しく供給された現像剤とが
混ざり合うことを防ぎ、現像剤補給後の画像変化を抑制
することができる。
【0244】又、本出願にかかる第二十四の発明によれ
ば、検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検知
し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に現像
剤補給を要する旨の警告を発してから、検知現像剤量が
第二所定量の際に画像形成指令を拒否するまでの時間
を、第二現像剤容器を脱却して新たに第二現像剤容器を
装着するまでに要する最短時間より大きくなるように、
画像形成速度を減速させ、第一現像剤容器の内部空間の
局所的に低くなっている部分が、該部分より現像剤供給
側と反対側から現像剤供給側へ移動する現像剤を阻止す
るようになっているので、現像剤補給を要する旨の警告
から画像形成指令拒否までの時間内に、第二現像剤容器
を交換でき、現像剤補給による画像形成処理の中断を低
減することができると共に、現像剤担持体に対し均一に
現像剤を供給でき、第一現像剤容器内の現像剤と新しく
供給された現像剤とが混ざり合うことを防ぎ、現像剤補
給後の画像変化を抑制することができる。
【0245】更に、本出願にかかる第二十五の発明によ
れば、検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検知
し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に可聴
音手段が可聴音を媒体として現像剤補給を要する旨の警
告を発してから、検知現像剤量が第二所定量の際に画像
形成指令を拒否するまでの時間を、第二現像剤容器を脱
却して新たに第二現像剤容器を装着するまでに要する最
短時間より大きく設定すると共に、スクリュ体が現像剤
搬送部の搬送空間内の現像剤を所定方向に搬送しなが
ら、落下穴又は溢流落下縁をもつ側壁部から現像剤担持
体の軸方向に上記現像剤を落下させ、第一現像剤容器の
内部空間の局所的に低くなっている部分が、該部分より
現像剤供給側と反対側から現像剤供給側へ移動する現像
剤を阻止するようになっているので、現像剤補給を要す
る旨の警告から画像形成指令拒否までの時間内に、第二
現像剤容器を交換でき、現像剤補給による画像形成処理
の中断を低減することができると共に、現像剤担持体に
対し均一に現像剤を供給でき、第一現像剤容器内の現像
剤と新しく供給された現像剤とが混ざり合うことを防
ぎ、現像剤補給後の画像変化を抑制することができる。
【0246】又、本出願にかかる第二十六の発明によれ
ば、検知手段が、第一現像剤容器内の現像剤量を検知
し、制御手段が、検知現像剤量が第一所定量の際に可視
光発生手段が光を発することにより現像剤補給を要する
旨の警告を発してから、検知現像剤量が第二所定量の際
に画像形成指令を拒否するまでの時間を、第二現像剤容
器を脱却して新たに第二現像剤容器を装着するまでに要
する最短時間より大きく設定すると共に、スクリュ体が
現像剤搬送部の搬送空間内の現像剤を所定方向に搬送し
ながら、落下穴又は溢流落下縁をもつ側壁部から現像剤
担持体の軸方向に上記現像剤を落下させ、第一現像剤容
器の内部空間の局所的に低くなっている部分が、該部分
より現像剤供給側と反対側から現像剤供給側へ移動する
現像剤を阻止するようになっているので、現像剤補給を
要する旨の警告から画像形成指令拒否までの時間内に、
第二現像剤容器を交換でき、現像剤補給による画像形成
処理の中断を低減することができると共に、現像剤担持
体に対し均一に現像剤を供給でき、第一現像剤容器内の
現像剤と新しく供給された現像剤とが混ざり合うことを
防ぎ、現像剤補給後の画像変化を抑制することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施形態にかかる画像形成装置
の概略構成を示す正断面図である。
【図2】本発明の第一の実施形態にかかる現像装置の概
略構成を示す模式的断面図である。
【図3】本発明の第一の実施形態において用いられる現
像バイアス波形を説明する図である。
【図4】(a)は、本発明の第一の実施形態にかかる第
二現像剤容器の概略構成を示す正面断面図であり、
(b)は、その縦断面図である。
【図5】(a)は、本発明の第一の実施形態かかる第二
現像剤容器と画像形成装置との位置関係を示す正面断面
図であり、(b)は、その縦断面図である。
【図6】本発明の第一の実施形態にかかる現像剤容器内
の現像剤量と検知手段たる圧電素子の出力信号との関係
を示すグラフである。
【図7】本発明の第一の実施形態にかかる第二現像剤容
器と第一現像剤容器との結合部近傍を示す斜視図であ
る。
【図8】本発明の第一の実施形態にかかる撹拌手段の概
略構成を示す模式的断面図である。
【図9】本発明の第一の実施形態にかかる撹拌手段の軸
方向端部の概略構成を示す斜視図である。
【図10】本発明の第一の実施形態にかかる画像形成装
置を示す上面図である。
【図11】本発明の第一の実施形態にかかる画像形成装
置の画像形成指令拒否状態を示す図である。
【図12】本発明の第一の実施形態にかかる画像形成装
置の現像剤補給を要する旨の警告を示す図である。
【図13】本発明の第一の実施形態にかかる第一現像剤
容器に備えられた現像剤落下規制壁の正面図である。
【図14】本発明の第一の実施形態にかかる現像剤容器
内での撹拌手段の動きと現像剤面並びに検知手段たる圧
電素子の出力信号の変化を示す図である。
【図15】本発明の第一の実施形態にかかる現像剤容器
内での撹拌手段の動きと現像剤面並びに検知手段たる圧
電素子の出力信号の変化を示す図である。
【図16】本発明の第一の実施形態にかかる現像剤容器
内での撹拌手段の動きと現像剤面並びに検知手段たる圧
電素子の出力信号の変化を示す図である。
【図17】本発明の第一の実施形態にかかる現像剤容器
内での撹拌手段の動きと現像剤面並びに検知手段たる圧
電素子の出力信号の変化を示す図である。
【図18】本発明の第二の実施形態にかかる現像剤容器
内の現像剤量と検知手段たる圧電素子の出力信号との関
係を示すグラフである。
【図19】本発明の第二の実施形態にかかる現像装置の
概略構成を示す模式的断面図である。
【図20】本発明の第二の実施形態にかかる現像装置及
び第二現像剤容器の概略構成を示す模式的断面図であ
る。
【図21】本発明の第二の実施形態にかかる第二現像剤
容器の概略構成を示す模式的断面図である。
【図22】本発明の第三の実施形態にかかる画像形成装
置に備えられた操作部の表示を示す図である。
【図23】本発明の第六の実施形態にかかる画像形成装
置の概略構成を示す模式的断面図である。
【図24】本発明の第七の実施形態にかかる現像装置の
概略構成を示す模式的断面図である。
【図25】本発明の第七の実施形態にかかる現像装置に
備えられた現像剤落下規制樋を示す図である。
【図26】本発明の第八の実施形態にかかる現像装置の
概略構成を示す模式的断面図である。
【図27】本発明の第八の実施形態にかかる現像装置の
部分拡大断面図である。
【図28】本発明の第十の実施形態にかかる現像装置の
概略構成を示す模式的断面図である。
【図29】従来の第一の実施例にかかる現像装置の概略
構成を示す模式的断面図である。
【符号の説明】
0 感光ドラム(潜像担持体) 1 現像手段(現像装置) 9 トナーカートリッジ(第二現像剤容器) 10 第一現像剤容器 11 トナーセンサ(検知手段) 11a,11b トナーセンサ(検知手段) 16 現像スリーブ(現像剤担持体) 14a,14b,14c トナー撹拌搬送部材(撹拌手
段) 71 可聴音手段 75 可視光発生手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA14 DA27 DA38 DD02 DD07 DE04 DE07 ED08 ED10 EE03 EH10 EK03 GA30 GB03 GB10 HB01 HB13 2H077 AA01 AA14 AB02 AB03 AB13 AB14 AC02 BA09 DA10 DA15 DA18 DA42 DB10

Claims (26)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成指令を受けることにより画像形
    成処理を行う画像形成装置であって、現像剤を収容する
    第一現像剤容器と、第一現像剤容器内の現像剤量を検知
    する検知手段と、現像剤を収容し検知手段の検知現像剤
    量に応じて第一現像剤容器に現像剤を供給する着脱自在
    な第二現像剤容器と、検知手段の検知現像剤量が第一所
    定量以下の際に、現像剤補給を要する旨の警告を行い、
    検知手段による第一現像剤容器内の検知現像剤量が第一
    所定量より少ない第二所定量以下の際に、画像形成装置
    に対する新たな画像形成指令を拒否するよう設定されて
    いる制御手段とを有する画像形成装置において、制御手
    段は、検知手段の検知現像剤量が第一所定量から第二所
    定量となるまでに要する時間が、現像剤補給を要する旨
    の警告を発してから第二現像剤容器を脱却して新たに第
    二現像剤容器を装着するまでに要する最短時間より大き
    く設定されていることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 検知手段は、第一現像剤容器内に配設さ
    れる複数の圧電素子であることとする請求項1に記載の
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 第一現像剤容器は、内部に現像剤を撹拌
    するための回転自在な撹拌手段を有していることとする
    請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 検知手段は、1つの圧電素子で構成さ
    れ、制御手段は、第一現像剤容器内の現像剤が上記圧電
    素子により検知されている時間と撹拌手段の回転周期時
    間との割合が第一所定割合以下となった際に、現像剤補
    給を要する旨の警告を行い、上記割合が第一所定割合よ
    り小さい第二所定割合以下となった際に、画像形成装置
    に対する新たな画像形成指令を拒否するよう設定されて
    いることとする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】 制御手段は、現像剤補給を要する旨の警
    告を発してから、第二現像剤容器を脱却し、新たに第二
    現像剤容器を装着するまでに要する最短時間の間に、画
    像形成速度を徐々に減速させるようになっていることと
    する請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の画像
    形成装置。
  6. 【請求項6】 制御手段は、可聴音を媒体として現像剤
    補給を要する旨の警告を発する可聴音手段を有すること
    とする請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の画
    像形成装置。
  7. 【請求項7】 制御手段は、画像形成装置の上方に突出
    して設けられ、光を発することにより現像剤補給を要す
    る旨の警告を発する可視光発生手段を有することとする
    請求項1乃至請求項5のいずれか一項に記載の画像形成
    装置。
  8. 【請求項8】 画像形成指令を受けることにより画像形
    成処理を行う画像形成装置であって、現像剤を収容する
    第一現像剤容器と、第一現像剤容器内の現像剤量を検知
    する検知手段と、現像剤を収容し検知手段の検知現像剤
    量に応じて第一現像剤容器に現像剤を供給する着脱自在
    な第二現像剤容器と、第二現像剤容器から第一現像剤容
    器内へ供給された現像剤を所定方向へ搬送しながら第一
    現像剤容器内の現像剤と撹拌するための回転自在な複数
    の撹拌手段と、検知手段の検知現像剤量が第一所定量以
    下の際に、現像剤補給を要する旨の警告を行い、検知手
    段の検知現像剤量が第一所定量より少ない第二所定量以
    下の際に、画像形成装置に対する新たな画像形成指令を
    拒否するよう設定されている制御手段とを有する画像形
    成装置において、第一現像剤容器は、上記所定方向の最
    も現像剤供給側の撹拌手段と該撹拌手段の隣り合う撹拌
    手段との間の空間内部の高さが、局所的に低くなってお
    り、制御手段は、検知手段の検知現像剤量が第一所定量
    から第二所定量となるまでに要する時間が、現像剤補給
    を要する旨の警告を発してから第二現像剤容器を脱却し
    て新たに第二現像剤容器を装着するまでに要する最短時
    間より大きく設定されていることを特徴とする画像形成
    装置。
  9. 【請求項9】 検知手段は、第一現像剤容器内に配設さ
    れる複数の圧電素子であることとする請求項8に記載の
    画像形成装置。
  10. 【請求項10】 検知手段は、1つの圧電素子で構成さ
    れ、制御手段が、第一現像剤容器内の現像剤が上記圧電
    素子により検知されている時間と撹拌手段の回転周期時
    間との割合が第一所定割合以下となった際に、現像剤補
    給を要する旨の警告を行い、上記割合が第一所定割合よ
    り小さい第二所定割合以下となった際に、画像形成装置
    に対する新たな画像形成指令を拒否するよう設定されて
    いることとする請求項8に記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】 制御手段は、現像剤補給を要する旨の
    警告を発してから、第二現像剤容器を脱却し、新たに第
    二現像剤容器を装着するまでに要する最短時間の間に、
    画像形成速度を徐々に減速させるようになっていること
    とする請求項8乃至請求項10のいずれか一項に記載の
    画像形成装置。
  12. 【請求項12】 制御手段は、可聴音を媒体として現像
    剤補給を要する旨の警告を発する可聴音手段を有するこ
    ととする請求項8乃至請求項11のいずれか一項に記載
    の画像形成装置。
  13. 【請求項13】 制御手段は、画像形成装置の上方に突
    出して設けられ、光を発することにより現像剤補給を要
    する旨の警告を発する可視光発生手段を有することとす
    る請求項8乃至請求項11のいずれか一項に記載の画像
    形成装置。
  14. 【請求項14】 画像形成指令を受けることにより画像
    形成処理を行う画像形成装置であって、現像剤を収容す
    る第一現像剤容器と、第一現像剤容器内の現像剤を担持
    する回転自在な現像剤担持体と、第一現像剤容器内の現
    像剤量を検知する検知手段と、現像剤を収容し検知手段
    の検知現像剤量に応じて第一現像剤容器に現像剤を供給
    する着脱自在な第二現像剤容器と、検知手段の検知現像
    剤量が第一所定量以下の際に、現像剤補給を要する旨の
    警告を行い、検知手段の検知現像剤量が第一所定量より
    少ない第二所定量以下の際に、画像形成装置に対する新
    たな画像形成指令を拒否するよう設定されている制御手
    段とを有する画像形成装置において、第一現像剤容器内
    上部に配設され現像剤担持体の軸方向に第二現像剤容器
    から供給される現像剤を搬送させながら第一現像剤容器
    内に落下させるための搬送空間が形成されている現像剤
    搬送部と、現像剤搬送部内の搬送空間内に配設され現像
    剤を所定方向に搬送する回転自在なスクリュ体とを有
    し、上記現像剤搬送部の搬送空間は、落下穴若しくは溢
    流落下縁をもつ側壁部が形成されており、制御手段は、
    検知手段の検知現像剤量が第一所定量から第二所定量と
    なるまでに要する時間が、現像剤補給を要する旨の警告
    を発してから第二現像剤容器を脱却して新たに第二現像
    剤容器を装着するまでに要する最短時間より大きく設定
    されていることを特徴とする画像形成装置。
  15. 【請求項15】 検知手段は、第一現像剤容器内に配設
    される複数の圧電素子であることとする請求項14に記
    載の画像形成装置。
  16. 【請求項16】 第一現像剤容器は、内部に現像剤を撹
    拌するための回転自在な撹拌手段を有していることとす
    る請求項14に記載の画像形成装置。
  17. 【請求項17】 検知手段は、1つの圧電素子で構成さ
    れ、制御手段が、第一現像剤容器内の現像剤が上記圧電
    素子により検知されている時間と撹拌手段の回転周期時
    間との割合が第一所定割合以下となった際に、現像剤補
    給を要する旨の警告を発し、上記割合が第一所定割合よ
    り小さい第二所定割合以下となった際に、画像形成装置
    に対する新たな画像形成指令を拒否するよう設定されて
    いることとする請求項16に記載の画像形成装置。
  18. 【請求項18】 制御手段は、現像剤補給を要する旨の
    警告を発してから、第二現像剤容器を脱却し、新たに第
    二現像剤容器を装着するまでに要する最短時間の間に、
    画像形成速度を徐々に減速させるようになっていること
    とする請求項14乃至請求項17のいずれか一項に記載
    の画像形成装置。
  19. 【請求項19】 制御手段は、可聴音を媒体として現像
    剤補給を要する旨の警告を発する可聴音手段を有するこ
    ととする請求項14乃至請求項18のいずれか一項に記
    載の画像形成装置。
  20. 【請求項20】 制御手段は、画像形成装置の上方に突
    出して設けられ、光を発することにより現像剤補給を要
    する旨の警告を発する可視光発生手段を有することとす
    る請求項14乃至請求項18のいずれか一項に記載の画
    像形成装置。
  21. 【請求項21】 画像形成指令を受けることにより画像
    形成処理を行う画像形成装置であって、現像剤を収容す
    る第一現像剤容器と、第一現像剤容器内の現像剤を担持
    する回転自在な現像剤担持体と、第一現像剤容器内の現
    像剤量を検知する検知手段と、現像剤を収容し検知手段
    の検知現像剤量に応じて第一現像剤容器に現像剤を供給
    する着脱自在な第二現像剤容器と、第二現像剤容器から
    第一現像剤容器内へ供給された現像剤を所定方向へ搬送
    しながら第一現像剤容器内の現像剤と撹拌するための回
    転自在な複数の撹拌手段と、検知手段の検知現像剤量が
    第一所定量以下の際に、現像剤補給を要する旨の警告を
    行い、検知手段の検知現像剤量が第一所定量より少ない
    第二所定量以下の際に、画像形成装置に対する新たな画
    像形成指令を拒否するよう設定されている制御手段とを
    有する画像形成装置において、第一現像剤容器内上部に
    配設され現像剤担持体の軸方向に第二現像剤容器から供
    給される現像剤を搬送させながら第一現像剤容器内に落
    下させるための搬送空間が形成されている現像剤搬送部
    と、現像剤搬送部内の搬送空間内に配設され現像剤を所
    定方向に搬送する回転自在なスクリュ体とを有し、上記
    現像剤搬送部の搬送空間は、落下穴若しくは溢流落下縁
    をもつ側壁部が形成されており、第一現像剤容器は、上
    記所定方向の最も現像剤供給側の撹拌手段と該撹拌手段
    の隣り合う撹拌手段との間の空間内部の高さが、局所的
    に低くなっており、制御手段は、検知手段の検知現像剤
    量が第一所定量から第二所定量となるまでに要する時間
    が、現像剤補給を要する旨の警告を発してから第二現像
    剤容器を脱却して新たに第二現像剤容器を装着するまで
    に要する最短時間より大きく設定されていることを特徴
    とする画像形成装置。
  22. 【請求項22】 検知手段は、第一現像剤容器内に配設
    される複数の圧電素子であることとする請求項21に記
    載の画像形成装置。
  23. 【請求項23】 検知手段は、1つの圧電素子で構成さ
    れ、制御手段が、第一現像剤容器内の現像剤が上記圧電
    素子により検知されている時間と撹拌手段の回転周期時
    間との割合が第一所定割合以下となった際に、現像剤補
    給を要する旨の警告を発し、上記割合が第一所定割合よ
    り小さい第二所定割合以下となった際に、画像形成装置
    に対する新たな画像形成指令を拒否するよう設定されて
    いることとする請求項21に記載の画像形成装置。
  24. 【請求項24】 制御手段は、現像剤補給を要する旨の
    警告を発してから、第二現像剤容器を脱却し、新たに第
    二現像剤容器を装着するまでに要する最短時間の間に、
    画像形成速度を徐々に減速させるようになっていること
    とする請求項20乃至請求項23のいずれか一項に記載
    の画像形成装置。
  25. 【請求項25】 制御手段は、可聴音を媒体として現像
    剤補給を要する旨の警告を発する可聴音手段を有するこ
    ととする請求項20乃至請求項24のいずれか一項に記
    載の画像形成装置。
  26. 【請求項26】 制御手段は、画像形成装置の上方に突
    出して設けられ、光を発することにより現像剤補給を要
    する旨の警告を発する可視光発生手段を有することとす
    る請求項21乃至請求項24のいずれか一項に記載の画
    像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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