JP2000346671A - 料金算出装置及び記録媒体 - Google Patents

料金算出装置及び記録媒体

Info

Publication number
JP2000346671A
JP2000346671A JP15573499A JP15573499A JP2000346671A JP 2000346671 A JP2000346671 A JP 2000346671A JP 15573499 A JP15573499 A JP 15573499A JP 15573499 A JP15573499 A JP 15573499A JP 2000346671 A JP2000346671 A JP 2000346671A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
amount
resource
discount
charge
usage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP15573499A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4222685B2 (ja
Inventor
Hiroaki Izuma
弘昭 出馬
Yasuhiro Ide
康弘 井出
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Osaka Gas Co Ltd
Original Assignee
Osaka Gas Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Osaka Gas Co Ltd filed Critical Osaka Gas Co Ltd
Priority to JP15573499A priority Critical patent/JP4222685B2/ja
Publication of JP2000346671A publication Critical patent/JP2000346671A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4222685B2 publication Critical patent/JP4222685B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の機器により使用された複数種の資源の
各使用量に対応する割引料金を求める。 【解決手段】 割引サービスの対象機器によるガスの第
2使用量[C2]に基づきガス、電力及び水道水の第2使用
量[C2]の料金割引サービスに適用すべき割引率を設定
し、これを割引率記憶領域13a に記憶しておく。資源毎
に第1使用量から第2使用量を差し引いた残余[C1-C2]
に対応する金額を従量料金テーブル14a を参照して導出
し、第1料金[K1]とする。また、第2使用量[C2]に対応
する金額を従量料金テーブル14a を参照して導出し、割
引率記憶領域13a から読み出した割引率分を前記金額か
ら差し引いて求め、第2料金[K2]とする。そして、第1
料金及び第2料金を足し合わせた料金[K1+K2] を出力す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガス及び電気機器
による資源の使用量に対応する料金を算出する料金算出
装置、特に複数種の資源を使用する機器による各資源の
使用量に対応する金額に割引を適用して、割引料金を算
出する料金算出装置及びコンピュータを前記料金算出装
置として機能させるためのプログラムを記録してある記
録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】エネルギを供給する事業者が、前記エネ
ルギを消費する特定の機器の販売促進を図ることを目的
として、前記機器によるエネルギの使用量に応じた従量
料金の割引サービスを実施することがある。例えば、特
願平8−137345号において提案されているプロパンガス
の使用量計量方式及び装置においては、プロパンガスの
需要家がストーブを新規購入するにあたり、ストーブ専
用のサブメータを取り付けて使用量を計量し、この計量
分について料金の割り引きを行い、その結果として、ス
トーブの普及促進を図ることを目的とする。このような
割引サービスによる場合、需要家に割引対象の機器を購
入することによる経済的メリットを感じさせ易いから、
特にランニングコストへの関心が高い需要家の購入意欲
を刺激する効果が期待できる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、省エネルギ
問題及び地球温暖化問題は未来の地球環境に関わる重要
な課題であって、機器製造業者においては機器が消費す
る資源、特にエネルギの利用効率を旧機種よりも向上さ
せ、また使用時の二酸化炭素(CO2 )発生量を削減し
た新機種の開発が活発に行われている。つまり、需要家
による旧機種から前述の如き新機種への買い換え行動を
誘導することにより、即ち前述の如き新機種を割引サー
ビスの割引対象の機器に指定してこれを実施すること
で、省エネルギ及び地球温暖化防止が推進されることが
期待される。
【0004】ところが、複数種の資源を使用する機器、
例えばガスを加熱エネルギとして消費し、また電力を点
火及び制御エネルギとして消費し、更に水道水を使用す
るガス給湯器を利用する需要家は、ガス、電力及び水道
水の各資源の使用量に応じた従量料金を、各資源の供給
事業者へ個別に支払っている。従って、前述の如き割引
サービスを、例えばガス供給事業者がガス給湯器の新規
購入者を対象に実施したとしても、従量料金の割引対象
となるのは前記ガス給湯器によるガスの使用量に限定さ
れ、前記ガス給湯器による電力及び水道水の使用量につ
いては正規の従量料金を夫々支払わなければならない。
このように、割引対象の機器による資源の使用量の一部
しか割り引きされない場合、需要家に旧機種を新機種へ
買い換えることによる経済的メリットを感じさせ難いか
ら、購入意欲刺激の然したる効果は望めないのが実状で
ある。
【0005】つまり、前述の如き割引サービスでは、割
引対象の資源を対象機器が使用する複数の資源に拡張し
て実施しないことには新機種普及の効果を得ることがで
きないから、その効果的実施に際しては複数の資源の各
使用量について、夫々の割引料金を算出するような新た
な仕組みを構築しなければならないという課題がある。
また同時に、このための設備投資額を可及的に削減する
ような工夫をなすことも重要である。
【0006】また、エネルギ問題及び地球温暖化問題の
施策として、資源の使用量が多い需要家を対象にするの
が効率的であるから、特にこのような需要家にて使用さ
れている旧機種を重点的に新機種へ置き換えるような工
夫を施すことも重要である。
【0007】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であって、複数種の資源を使用する機器により使用され
た資源の各使用量について、複数の使用量に割引を適用
する割引サービスの実施に使用され、しかもこのための
設備投資額の削減及び効率的な施策を可能にするような
料金算出装置及びコンピュータを前記料金算出装置とし
て機能させるためのプログラムを記録してある記録媒体
の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】第1発明に係る料金算出
装置は、課金単位体に設置してある機器により使用され
た複数種の資源の各使用量に対応する料金を夫々算出す
る料金算出装置であって、割引に係る数値を記憶する記
憶手段と、複数種の資源の各使用量に対応する金額を所
定の規則に則って導出する手段と、導出した金額及び前
記記憶手段から読み出した数値に基づき、複数種の資源
の使用量に対応する割引料金を算出する手段とを備える
ことを特徴とする。
【0009】第2発明に係る料金算出装置は、前記機器
へ供給される各資源の単位時間当たりの供給量を夫々受
け付け、各供給量を積算して各使用量を求める手段を備
えることを特徴とする。
【0010】第3発明に係る料金算出装置は、課金単位
体に設置してある機器により使用された複数種の資源の
各使用量に対応する料金を夫々算出する料金算出装置で
あって、割引に係る数値を記憶する記憶手段と、前記課
金単位体に設置してある、前記機器を含む機器群へ供給
される各資源の単位時間当たりの供給量を夫々受け付け
る手段と、前記機器による各資源の使用量の有無を表す
信号を受け付け、受け付けた信号に基づき前記機器によ
る各資源の使用期間を検出する手段と、検出した使用期
間の開始時期の前後における各供給量の変化量及び前記
使用期間に基づいて、前記機器による各資源の使用量を
求める手段と、求めた各使用量に対応する金額を所定の
規則に則って導出する手段と、導出した金額及び前記記
憶手段から読み出した数値に基づき、複数種の資源の使
用量に対応する割引料金を算出する手段とを備えること
を特徴とする。
【0011】第4発明に係る料金算出装置は、課金単位
体に設置してある機器により使用された、電力を含む複
数種の資源の各使用量に対応する料金を夫々算出する料
金算出装置であって、割引に係る数値を記憶する記憶手
段と、電力を供給するための電力線を経由して各使用量
を受け付け、該各使用量に対応する金額を所定の規則に
則って導出する手段と、導出した金額及び前記記憶手段
から読み出した数値に基づき、複数種の資源の使用量に
対応する割引料金を算出する手段とを備えることを特徴
とする。
【0012】第5発明に係る料金算出装置は、課金単位
体に設置してある機器により使用された、電力を含む複
数種の資源の各使用量に対応する料金を夫々算出する料
金算出装置であって、割引に係る数値を記憶する記憶手
段と、電力を供給するための電力線を経由して、前記機
器へ供給される各資源の単位時間当たりの供給量を夫々
受け付け、各供給量を積算して各使用量を求める手段
と、求めた各使用量に対応する金額を所定の規則に則っ
て導出する手段と、導出した金額及び前記記憶手段から
読み出した数値に基づき、複数種の資源の使用量に対応
する割引料金を算出する手段とを備えることを特徴とす
る。
【0013】第6発明に係る料金算出装置は、課金単位
体に設置してある機器により使用された、電力を含む複
数種の資源の各使用量に対応する料金を夫々算出する料
金算出装置であって、割引に係る数値を記憶する記憶手
段と、前記課金単位体に設置してある、前記機器を含む
機器群へ供給される各資源の単位時間当たりの供給量を
夫々受け付ける手段と、電力を供給するための電力線を
経由して、前記機器による各資源の使用量の有無を表す
信号を受け付け、受け付けた信号に基づき前記機器によ
る各資源の使用期間を検出する手段と、検出した使用期
間の開始時期の前後における各供給量の変化量及び前記
使用期間に基づいて、前記機器による各資源の使用量を
求める手段と、求めた各使用量に対応する金額を所定の
規則に則って導出する手段と、導出した金額及び前記記
憶手段から読み出した数値に基づき、複数種の資源の使
用量に対応する割引料金を算出する手段とを備えること
を特徴とする。
【0014】第7発明に係る料金算出装置は、前記機器
による所定資源の使用量に基づき、所定の規則に則って
前記割引に係る数値を設定する手段を備えることを特徴
とする。
【0015】第8発明に係る記録媒体は、コンピュータ
に、課金単位体に設置してある機器により使用された複
数種の資源の各使用量に対応する料金を夫々算出させる
ためのプログラムを記録してある、コンピュータでの読
み取りが可能な記録媒体であって、コンピュータに、各
使用量に対応する金額を所定の規則に則って導出させる
プログラムコード手段と、コンピュータに、導出した金
額及び予め設定してある割引に係る数値に基づき、複数
種の資源の使用量に対応する割引料金を算出させるプロ
グラムコード手段とを含むことを特徴とする。
【0016】第9発明に係る記録媒体は、更に、コンピ
ュータに、前記機器へ供給される各資源の単位時間当た
りの供給量を夫々積算して、各使用量を求めさせるプロ
グラムコード手段を含むことを特徴とする。
【0017】第10発明に係る記録媒体は、コンピュー
タに、課金単位体に設置してある機器により使用された
複数種の資源の各使用量に対応する料金を夫々算出させ
るためのプログラムを記録してある、コンピュータでの
読み取りが可能な記録媒体であって、コンピュータに、
前記機器による各資源の使用量の有無を表す信号に基づ
き各資源の使用期間を検出させるプログラムコード手段
と、コンピュータに、検出した使用期間の開始時期の前
後における、前記機器を含む機器群へ供給される各資源
の単位時間当たりの各供給量の変化量及び前記使用期間
に基づいて、前記機器による各資源の使用量を求めさせ
るプログラムコード手段と、コンピュータに、求めた各
使用量に対応する金額を所定の規則に則って導出させる
プログラムコード手段と、コンピュータに、導出した金
額及び予め設定してある割引に係る数値に基づき、複数
種の資源の使用量に対応する割引料金を算出させるプロ
グラムコード手段とを含むことを特徴とする。
【0018】第11発明に係る記録媒体は、更に、コン
ピュータに、前記機器による所定資源の使用量に応じて
前記割引に係る数値を設定させるプログラムコード手段
を含むことを特徴とする。
【0019】課金単位体とは、1台の電力量計又はガス
メータなどで所定期間当たりの使用量が積算計量され、
該使用量に対応する料金の支払いを課せられる家庭、事
業所をいう。また、使用量に対応する割引料金の算出に
係る数値とは割引率、または1から割引率を差し引いた
割引係数をいう。
【0020】将来、一つの事業者から複数種の資源の供
給、例えばガス供給事業者による電力及び水道水の供給
が行われるようになった場合、または異なる資源を供給
する複数の事業者が共同で一つの料金算出センタを設置
し、該料金算出センタにおいて各課金単位体における資
源の使用量に応じた料金計算が一括して行われるように
なった場合は、前述の如き割引サービスの対象機器によ
り使用される複数の資源の使用量を割引対象とすること
で、前記対象機器の普及が促進される。
【0021】第1,第4及び第8の発明においては、課
金単位体における複数の資源の使用量のうち、割引サー
ビスの対象機器による使用量分については所定の規則に
則り導出される金額及び記憶してある割引に係る数値に
基づき割引料金を算出するから、前記対象機器への買い
換え行動の誘発に効果的な割引サービスの実施に使用す
ることができる。また、前述の如き割引サービスの対象
機器に、旧機種よりエネルギ利用効率を向上させた新機
種を選定した場合、旧機種から新機種への買い換えが促
進されることによって、限りある埋蔵資源から生成され
るエネルギの総使用量の節約効果及びCO2 発生量の削
減効果が期待できる。
【0022】第2,第5及び第9の発明においては、前
述の如き割引サービスの対象機器へ供給される各資源の
単位時間当たりの供給量を前記対象機器側から料金計算
装置側へ与え、料金計算装置側にて単位時間当たりの供
給量を使用期間に応じて積算し、使用量を求める。
【0023】例えば、ガス給湯器の場合、これに本来備
わっている比例バルブの開度に基づいてガスの流量を検
知することが可能であるから、この検知した値を料金計
算装置側へ送信する。そして、料金計算装置側におい
て、与えられたガスの流量を使用期間に応じて積算する
ことでガスの使用量を求める。従って、前記対象機器に
おいて使用量を蓄積しておく構成を必要としないから、
本発明を実施するにあたって割引サービスの対象機器に
ガスメータ,電力量計及び量水器などの積算計を組み込
むための設備投資の増額を生じさせないという利点があ
る。
【0024】第3,第6及び第10の発明においては、
課金単位体へ供給される各資源の単位時間当たりの供給
量を夫々受け付け、また割引サービスの対象機器による
各資源の使用量の有無を表す信号を受け付けて各資源の
使用期間を検出し、該使用期間における各供給量の変化
量を前記対象機器による使用量とみなして求める。従っ
て、前記対象機器から料金計算装置側へ送信すべきデー
タ量の削減が可能になって、電話回線を用いて行われる
データ伝送に係る通信コストを低減できる。
【0025】第4,第5及び第6の発明においては、割
引サービスの対象機器による各資源の使用量を、電力を
供給するための電力線を経由して受け付けるから、前記
対象機器から前記料金算出装置側へのデータ伝送に係
る、サービス開始時の設備投資額及び通信のランニング
コストを削減することが可能になる。
【0026】第7及び第11の発明においては、割引サ
ービスの対象機器による所定の資源の使用量に基づき、
所定の規則に則って割引に係る数値を設定する。
【0027】図8はガス,電力及び水道水を使用する割
引サービスの対象機器による所定資源の使用量に基づき
設定される割引係数の概念を説明するためのグラフであ
って、該グラフは割引係数Rを縦軸に、また所定資源と
してガスの使用量Gを横軸に取って示されている。図に
示すように、横軸上に2値を小さい順にG1,G2(即ち、
G1<G2)と規定した場合、課金単位体である需要家にお
ける割引対象の機器によるガスの使用量がG1であるとき
には、割引係数Rを0.9 と設定する。また、ガスの使用
量がG2であるときには、割引係数Rを0.7 と設定する。
【0028】このように設定した割引係数に基づき、前
記機器によるガス,電力及び水道水の各使用量に対応す
る割引料金を算出する。従って、課金単位体における資
源の使用量に応じて、新機種の普及を図ることで、環境
問題の施策を効率的に行うことができる。
【0029】なお、所定の資源の使用量に基づく割引係
数、または割引率の設定に用いるグラフの形状特徴は前
述の如き単調減少の傾向を有するものに限らず、例えば
ガスの使用量Gが多くなる程、割引係数がステップ減少
するような、言い換えると割引率がステップ増加するよ
うなものであっても良い。
【0030】
【発明の実施の形態】〔実施の形態1〕図1は本発明に
係る料金算出装置の構成を示すブロック図であって、課
金業者〜課金単位体間の資源及びこの使用量情報の流れ
を表している。ここで、課金業者とは、ガス,電力及び
水道水を含む複数の資源を供給する統合資源供給事業者
か、またはガス,電力及び水道水の互いに異なる資源を
供給する複数の資源供給事業者により共同設置された料
金計算センタをいう。
【0031】1はコンピュータを用いた本発明に係る料
金算出装置であって、課金業者側に設置されている。料
金算出装置1はCD−ROMなどの記録媒体2から読み
取った、本発明の料金算出装置用のプログラムを実行す
ることで、本発明の料金算出装置として動作する。
【0032】課金業者側から供給されるガス,電力及び
水道水は、課金単位体側に設けられたガス機器4,電力
機器5及び水道用機器6へ夫々与えられる。また課金単
位体側には、ガス機器4,電力機器5及び水道用機器6
への供給経路から分岐してガス,電力及び水道水の供給
を夫々受けるガス給湯器7が設置してある。また課金単
位体側には、課金業者側から課金単位体側までのガス,
電力及び水道水の供給経路において、これらがガス給湯
器7行きに分岐する点の上流、即ち分岐点の課金業者側
には各資源の使用量を計量するガスメータ8,電力量計
9及び量水器10が夫々設けてある。
【0033】更にまた、ガス給湯器7並びにガスメータ
8,電力量計9及び量水器10と接続されて、ガス給湯器
7によるガス、電力及び水道水の使用量情報並びにガス
メータ8,電力量計9及び量水器10により夫々計量され
た各資源の計量値を、毎月予め定められた日時に電力線
を用いて課金業者側へ送信する送信手段11が設けてあっ
て、送信手段11と料金算出装置1とを接続することで、
割引サービスの実施が可能な料金算出システムを形成し
ている。
【0034】課金業者側に設置してある料金算出装置1
は、本発明の料金算出装置用のプログラム及びデータを
記録したCD−ROMなどの記録媒体2から前記プログ
ラム及びデータを読み取るための媒体読取手段15を備え
ており、また媒体読取手段15により読み取られたプログ
ラム及びデータを記憶するハードディスクドライブなど
を用いてなる補助記憶手段14を備えている。また、補助
記憶手段14はガス,電力及び水道水の各使用量に対応す
る料金を所定の規則に則って夫々規定する従量料金テー
ブル14a を格納している。補助記憶手段14に記憶された
プログラム及びデータを読み出して、RAM13に格納
し、CPU12により前記プログラムを実行することで本
発明の料金算出装置として動作する。
【0035】さらに料金算出装置1は、電力線を経由し
て情報を受信する受信手段16とを備えている。また、R
AM13には割引に係る数値を記憶するための割引率記憶
領域13a が設けてある。RAM13,補助記憶手段14,媒
体読取手段15及び受信手段16は、バスにて相互に接続し
てある。なお、受信手段16は料金算出装置1の外部に設
置しても良い。また、送信手段11は電力線の代わりに電
話回線を用いて、所要の情報を課金業者側へ送信する構
成とし、これに応じて受信手段16は電力線の代わりに電
話回線を経由して課金単位体側から情報を受信する構成
としても良い。
【0036】一方、課金単位体側に設置してあるガス給
湯器7は、ガス給湯器7によるガス使用量を計量するガ
スサブメータ7a,同じく電力使用量を計量する電力量サ
ブメータ7b及び同じく水道水使用量を計量する量水サブ
メータ7cを内蔵しており、ガスサブメータ7a,電力量サ
ブメータ7b及び量水サブメータ7cは計量値を送信手段11
へ与えるべくなしてある。
【0037】図2は本発明に係る料金算出装置1の処理
手順を説明するためのフローチャートである。ガスメー
タ8,電力量計9及び量水器10により夫々計量されたガ
ス,電力及び水道水の使用量、即ち各資源の第1使用量
[C1]を受信手段16によって受信する(S1)。またガスサブ
メータ7a,電力量サブメータ7b及び量水サブメータ7cに
より夫々計量されたガス,電力及び水道水の使用量、即
ち各資源の第2使用量[C2]を受信手段16によって受信す
る(S2)。ガスの第2使用量[C2]に基づきガス、電力及び
水道水の第2使用量[C2]の料金割引サービスに適用すべ
き割引率を設定し、これを割引率記憶領域13a に記憶さ
せる(S3)。
【0038】次に、資源毎に第1使用量から第2使用量
を差し引いた残余[C1-C2] に対応する金額を従量料金テ
ーブル14a を参照して導出し、第1料金[K1]とする(S
4)。また、第2使用量[C2]に対応する金額を従量料金テ
ーブル14a を参照して導出し(S5)、割引率記憶領域13a
から読み出した割引率分を前記金額から差し引いて求
め、第2料金[K2]とする(S6)。そして、第1料金及び第
2料金を足し合わせた料金[K1+K2] を出力する(S7)。
【0039】課金業者は、課金単位体毎の月次の使用量
に基づき出力された料金を口座振替の手続きに従って所
定の預金口座から引き落とし、また前記使用量及び領収
金額などを記した料金明細書を課金単位体へ郵送する。
なお、前述の実施の形態においては、ガス,電力及び水
道水の各使用量に適用すべき割引率をガス使用量に基づ
き設定する構成としたが、ガス使用量の代わりに他の資
源、例えば電力の使用量に基づき割引率を設定する構成
としても良いことは言うまでもない。また、ガス,電力
及び水道水について、割引率を個別に設定する構成とし
ても良いし、ガス,電力及び水道水の全てではなく、例
えばガス及び水道の二つだけに割引率を設定する構成に
しても良い。
【0040】前述の如き料金算出装置による場合は、将
来、一つの事業者から複数種の資源の供給、例えばガス
供給事業者による電力及び水道水の供給が行われるよう
になった場合、また異なる資源を供給する複数の事業者
による共同事業が可能になった場合は、前述の如き対象
機器により使用される複数の資源の使用量を割引対象と
する割引サービス実施することで、前記対象機器の販売
促進の効果が見込まれる。また、前述の如き割引サービ
スの対象機器に、旧機種よりエネルギ利用効率を向上さ
せた新機種を選定した場合、旧機種から新機種への買い
換えが促進されることによって、限りある埋蔵資源から
生成されるエネルギの総使用量の節約効果が期待でき
る。
【0041】更に、例えば加熱用途の代表的な機器に
は、電力を消費するものとガスを消費するものとがある
が、熱源としてのエネルギ利用効率は一般的にガスの方
が優れているから、ガスを消費する機器への買い換えを
誘導する割引サービスを実施することで、電力及びガス
の総合的なエネルギ利用効率を向上させることができる
ため、省エネルギに効果を発揮することが期待できる。
更にまた、環境問題の重要課題である地球温暖化の原因
となる二酸化炭素(CO2 )の排出量の抑制に関し、エ
ネルギ政策として、同一目的に利用される複数の機器、
例えば電気給湯器とガス給湯器とを比較して、利用時の
二酸化炭素の排出量が少ない方の機種への買い換えを誘
導する割引サービスを実施することで、課金単位体であ
る需要家の協力が期待できる。
【0042】更にまた、例えば冬期に供給設備の余裕が
少なくなるガスと、冬期に供給設備の余裕がある電力と
の両方を供給するエネルギ供給事業者は、ガス暖房機器
によるガス使用量に応じた割引料金より電気暖房機器に
よる電力使用量に応じた割引料金の方が安くなるように
ガス及び電力の割引率を夫々設定することで、ガス暖房
機器から電気暖房機器への切り替えを誘導して、ガスの
供給設備の余裕を担保することができる。
【0043】〔実施の形態2〕図3は本発明に係る料金
算出装置の他の構成を示すブロック図である。21はガス
機器4,電力機器5及び水道用機器6への供給経路から
分岐してガス,電力及び水道水の供給を夫々受ける、課
金単位体側に設けられたガス給湯器である。ガス給湯器
21は、ガスの流量を調節するための比例バルブ21a ,ガ
ス給湯器21の回路基板を流れる電流を計測する電流計21
b 及び水の流量を計測する水流計21c を備えている。ま
た、比例バルブ21a の開度,電流計21b により計測され
た電流及び水流計21c により計測された水の流量を収集
するデータ収集手段21d を備えている。データ収集手段
21d は、収集した電流値を例えば一般家庭用定電圧100V
に基づき電力に換算する。
【0044】また、課金単位体側にはデータ収集手段21
d が収集した集計データを所定の時間間隔、例えば1分
毎に電力線を用いて課金業者側へ送信し、またガスメー
タ8,電力量計9及び量水器10により夫々計量された各
資源の計量値を毎月定められた日時に電力線を用いて課
金業者側へ送信する送信手段22を設けてある。
【0045】一方、課金業者側に設置してある、コンピ
ュータを用いてなる料金算出装置1は、CD−ROMな
どの記録媒体23から読み取った、本発明の料金算出装置
用のプログラムを実行することで、本発明の料金算出装
置として動作する。なお、図3中の構成要素の内、図1
と対応するものについては同符号を付して説明を省略す
る。また、送信手段22は電力線の代わりに電話回線を用
いて、所要の情報を課金業者側へ送信する構成とし、こ
れに応じて受信手段16は電力線の代わりに電話回線を経
由して課金単位体側から情報を受信する構成としても良
い。
【0046】図4は本発明に係る料金算出装置1の処理
手順を説明するためのフローチャートである。ガスメー
タ8,電力量計9及び量水器10により夫々計量されたガ
ス,電力及び水道水の使用量、即ち各資源の第1使用量
[C1]を受信手段16によって受信する(S11) 。またデータ
収集手段21d により収集された集計データを受信手段16
によって受信する(S12) 。料金算出装置1の図示しない
システムクロックによって、月次の所定日時であるか否
かを判別し(S13) 、所定日時でないときは前記集計デー
タの前記時間間隔、即ち1分間の積分値を各資源の第2
使用量[C2]として求めて、また次回からは前記積分値を
既に求めた第2使用量[C2]に積算して求めて(S14) 、処
理をS11へ戻し、以降の手順を繰り返す。
【0047】S13において、月次の所定日時であると判
別したとき、ガスの第2使用量[C2]に基づきガス、電力
及び水道水の第2使用量[C2]の料金割引サービスに適用
すべき割引率を設定し、これを割引率記憶領域13a に記
憶させる(S15) 。
【0048】次に、資源毎に第1使用量から第2使用量
を差し引いた残余[C1-C2] に対応する金額を従量料金テ
ーブル14a を参照して導出し、第1料金[K1]とする(S1
6) 。また、第2使用量[C2]に対応する金額を従量料金
テーブル14a を参照して導出し(S17) 、割引率記憶領域
13a から読み出した割引率分を前記金額から差し引いて
求め、第2料金[K2]とする(S18) 。そして、第1料金及
び第2料金を足し合わせた料金[K1+K2] を出力する(S1
9)。
【0049】〔実施の形態3〕図5は本発明に係る料金
算出装置の他の構成を示すブロック図である。31はガス
機器4,電力機器5及び水道用機器6と共通の供給経路
を経由してガス,電力及び水道水の供給を夫々受ける、
課金単位体側に設けられたガス給湯器である。ガス給湯
器31は、比例バルブの開度及び給湯量などから動作のオ
ン/オフを監視する動作状態監視手段31a を備えてい
る。また、課金単位体側には動作状態監視手段31a によ
り監視された動作のオン/オフを表す動作状態データ並
びに後述するガス流量計32及び水流計34による計測値、
および電流計33による計測値に基づいて一般家庭用定電
圧100Vに基づき換算した電力を、所定の時間間隔、例え
ば1分毎に電力線を用いて課金業者側へ送信する送信手
段35を設けてある。
【0050】ガス流量計32は課金業者側から課金単位体
側までのガスの供給経路において、ガス給湯器31行きに
分岐する点の上流、即ち分岐点の課金業者側に設けてあ
って、所定の時間間隔、例えば1分毎にガスの流量を水
流計34と同様の原理に基づいて計測し、計測値を送信手
段35へ与えるべくなしてある。また、電流計33及び水流
計34はガス流量計32と同様にして、課金業者側から課金
単位体側までの電力及び水道水の供給経路の分岐点の課
金業者側に夫々設けてあって、所定の時間間隔、例えば
1分毎に電流量及び水の流量を計測し、計測値を送信手
段35へ与えるべくなしてある。
【0051】一方、課金業者側に設置してある、コンピ
ュータを用いてなる料金算出装置1は、CD−ROMな
どの記録媒体36から読み取った、本発明の料金算出装置
用のプログラムを実行することで、本発明の料金算出装
置として動作する。なお、図5中の構成要素の内、図1
と対応するものについては同符号を付して説明を省略す
る。また、送信手段35は電力線の代わりに電話回線を用
いて、所要の情報を課金業者側へ送信する構成とし、こ
れに応じて受信手段16は電力線の代わりに電話回線を経
由して課金単位体側から情報を受信する構成としても良
い。
【0052】図6は第2使用量の概念を説明するための
グラフであって、該グラフは受信手段16が受信したガス
(A) ,電力(B) 及び水道水(C) の単位時間当たりの流量
または電流量を縦軸に、また時間を横軸に取って夫々示
されている。
【0053】ガス給湯器31の使用が開始された時刻T1の
前後において、各資源の流量または電流量に変化が現れ
るから、この変化量及び時刻T1からガス給湯器31の使用
が終了した時刻T2までの動作期間に基づいて第2使用量
を特定する。ガス給湯器31による各資源の流量または電
流量は経時的に変化しないものとして、ガス給湯器31に
よる流量の変化量、即ち増加分に斜線を施して表してい
る。
【0054】図7は本発明に係る料金算出装置1の処理
手順を説明するためのフローチャートである。ガス流量
計32,電流計33及び水流計34による計測値を受信手段16
によって受信する(S21) 。また動作状態監視手段31a に
よる動作状態データを受信する(S22) 。料金算出装置1
の図示しないシステムクロックによって、月次の所定日
時であるか否かを判別し(S23) 、所定日時でないときは
動作状態が変化したか否かを判別する(S24) 。動作状態
が変化したと判別したとき、以降の手順において積算す
べき変化量がセットされているか否かを判別して(S25)
、この判別結果に応じて変化量のセット(S26) または
リセット(S27) を行う。
【0055】すなわち、S25へ移行したときに変化量が
セットされていない、即ちリセットされている場合は、
動作状態に生じた変化が使用開始(T1)によるものである
から、その前後における計測値の変化量を求めて、これ
をセットする(S26) 。一方、既に変化量がセットされて
いる場合は、動作状態に生じた変化が使用終了(T2)によ
るものであるから、前記変化量をリセットすることで以
降の手順における積算を中断させる(S27) 。
【0056】そして、セットしてある変化量を積算して
各資源の第2使用量[C2]を求める(S28) 。さらに、計測
値を積算して各資源の第1使用量[C1]を求めた後(S29)
、処理をS21へ戻し、以降の手順を繰り返す。
【0057】S23において、月次の所定日時であると判
別したとき、ガスの第2使用量[C2]に基づきガス、電力
及び水道水の第2使用量[C2]の料金割引サービスに適用
すべき割引率を設定し、これを割引率記憶領域13a に記
憶させる(S30) 。
【0058】次に、資源毎に第1使用量から第2使用量
を差し引いた残余[C1-C2] に対応する金額を従量料金テ
ーブル14a を参照して導出し、第1料金[K1]とする(S3
1) 。また、第2使用量[C2]に対応する金額を従量料金
テーブル14a を参照して導出し(S32) 、割引率記憶領域
13a から読み出した割引率分を前記金額から差し引いて
求め、第2料金[K2]とする(S33) 。そして、第1料金及
び第2料金を足し合わせた料金[K1+K2] を出力する(S3
4)。
【0059】なお、この実施の形態においては、ガス給
湯器31の使用開始時における各資源の流量または電流量
の増加量に基づき第2使用量を特定する構成としたが、
これを使用終了時の減少量に基づき特定する構成として
も良いし、また、前記増加量及び前記減少量の平均値に
基づき特定する構成としても良い。さらに、ガス,電力
及び水道水の各資源の流量または電流量の計測値に基づ
いて個別に第2使用量を特定するのに代えて、例えばガ
スの第2使用量だけを前述の手順に従って特定し、特定
したガスの第2使用量から、これと対応する電力及び水
道水の第2使用量を所定の関係式に基づき算出すべくな
しても良い。
【0060】また、前記割引率を記録媒体2,23又は36
に予め記録しておき、これを前述の処理手順を実行する
前に読み出して設定すべくなしても良いし、前述の処理
手順を記述したプログラムとは異なる他のプログラムに
よって設定すべくなしても良い。
【0061】更にまた、前述の実施の形態においては、
割引率に基づき割引料金を算出する構成としたが、割引
率の代わりに1から割引率を差し引いた残余である割引
係数を用いる構成としても良いことは言うまでもない。
【0062】
【発明の効果】以上の如き第1及び第4発明の料金算出
装置並びに第8発明の記録媒体に含まれるプログラムコ
ード手段により制御されるコンピュータによっては、課
金単位体における複数の資源の使用量のうち、割引サー
ビスの対象機器による使用量分については所定の規則に
則り導出される金額及び記憶してある割引に係る数値に
基づき割引料金を算出するから、前記対象機器への買い
換え行動の誘発に効果的な割引サービスの実施に使用す
ることができるという優れた効果を奏する。
【0063】また、第2及び第5発明の料金算出装置及
び第9発明の記録媒体に含まれるプログラムコード手段
により制御されるコンピュータによっては、前述の如き
割引サービスの対象機器へ供給される各資源の単位時間
当たりの供給量を、資源を供給する事業者側にて夫々受
け付け、これを積算して使用量を求めることから、割引
サービスを実施する際に、その対象機器に複数の資源に
対応した積算計を増設する必要がないために投資額が削
減される等、優れた効果を奏する。
【0064】また、第3及び第6発明の料金算出装置及
び第10発明の記録媒体に含まれるプログラムコード手
段により制御されるコンピュータによっては、課金単位
体へ供給される各資源の単位時間当たりの供給量を夫々
受け付け、また割引サービスの対象機器による各資源の
使用量の有無を表す信号を受け付けて各資源の使用期間
を検出し、該使用期間における各供給量の変化量を前記
対象機器による使用量とみなして求める。従って、送信
すべきデータ量の削減が可能になって、電話回線による
通信コストを低減できるという優れた効果を奏する。
【0065】また、第4,第5及び第6発明の料金算出
装置によっては、割引サービスの対象機器による各資源
の使用量を、電力を供給するための電力線を経由して受
け付けるから、前記対象機器から前記料金算出装置側へ
のデータ伝送に係る、サービス開始時の設備投資額及び
通信のランニングコストを削減することが可能になる
等、優れた効果を奏する。
【0066】更にまた、第7発明の料金算出装置及び第
11発明の記録媒体に含まれるプログラムコード手段に
より制御されるコンピュータによっては、割引サービス
の対象機器による所定の資源の使用量に基づき、所定の
規則に則って割引に係る数値を設定し、該数値に基づき
前記機器による複数の資源の使用量に対応する割引料金
を算出するから、資源の使用量に応じて効率的に課金単
位体へ新機種の普及を図ることが可能になる等、優れた
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る料金算出装置の構成を示すブロッ
ク図である。
【図2】本発明に係る料金算出装置の処理手順を説明す
るためのフローチャートである。
【図3】本発明に係る料金算出装置の他の構成を示すブ
ロック図である。
【図4】本発明に係る料金算出装置の処理手順を説明す
るためのフローチャートである。
【図5】本発明に係る料金算出装置の他の構成を示すブ
ロック図である。
【図6】第2使用量の概念を説明するためのグラフであ
る。
【図7】本発明に係る料金算出装置の処理手順を説明す
るためのフローチャートである。
【図8】ガス,電力及び水道水を使用する割引サービス
の対象機器による所定資源の使用量に基づき設定される
割引係数の概念を説明するためのグラフである。
【符号の説明】
1 料金算出装置 2,23,36 記録媒体 7,21,31 ガス給湯器 7a ガスサブメータ 7b 電力量サブメータ 7c 量水サブメータ 8 ガスメータ 9 電力量計 10 量水器 11,22,35 送信手段 13a 割引率記憶領域 14a 従量料金テーブル 16 受信手段 21a 比例バルブ 21b ,33 電流計 21c ,34 水流計 32 ガス流量計

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 課金単位体に設置してある機器により使
    用された複数種の資源の各使用量に対応する料金を夫々
    算出する料金算出装置であって、 割引に係る数値を記憶する記憶手段と、 複数種の資源の各使用量に対応する金額を所定の規則に
    則って導出する手段と、 導出した金額及び前記記憶手段から読み出した数値に基
    づき、複数種の資源の使用量に対応する割引料金を算出
    する手段とを備えることを特徴とする料金算出装置。
  2. 【請求項2】 前記機器へ供給される各資源の単位時間
    当たりの供給量を夫々受け付け、各供給量を積算して各
    使用量を求める手段を備えることを特徴とする請求項1
    記載の料金算出装置。
  3. 【請求項3】 課金単位体に設置してある機器により使
    用された複数種の資源の各使用量に対応する料金を夫々
    算出する料金算出装置であって、 割引に係る数値を記憶する記憶手段と、 前記課金単位体に設置してある、前記機器を含む機器群
    へ供給される各資源の単位時間当たりの供給量を夫々受
    け付ける手段と、 前記機器による各資源の使用量の有無を表す信号を受け
    付け、受け付けた信号に基づき前記機器による各資源の
    使用期間を検出する手段と、 検出した使用期間の開始時期の前後における各供給量の
    変化量及び前記使用期間に基づいて、前記機器による各
    資源の使用量を求める手段と、 求めた各使用量に対応する金額を所定の規則に則って導
    出する手段と、 導出した金額及び前記記憶手段から読み出した数値に基
    づき、複数種の資源の使用量に対応する割引料金を算出
    する手段とを備えることを特徴とする料金算出装置。
  4. 【請求項4】 課金単位体に設置してある機器により使
    用された、電力を含む複数種の資源の各使用量に対応す
    る料金を夫々算出する料金算出装置であって、 割引に係る数値を記憶する記憶手段と、電力を供給する
    ための電力線を経由して各使用量を受け付け、該各使用
    量に対 応する金額を所定の規則に則って導出する手段と、導出
    した金額及び前記記憶手段から読み出した数値に基づ
    き、複数種の資源の使用量に対応する割引料金を算出す
    る手段とを備えることを特徴とする料金算出装置。
  5. 【請求項5】 課金単位体に設置してある機器により使
    用された、電力を含む複数種の資源の各使用量に対応す
    る料金を夫々算出する料金算出装置であって、 割引に係る数値を記憶する記憶手段と、 電力を供給するための電力線を経由して、前記機器へ供
    給される各資源の単位時間当たりの供給量を夫々受け付
    け、各供給量を積算して各使用量を求める手段と、 求めた各使用量に対応する金額を所定の規則に則って導
    出する手段と、 導出した金額及び前記記憶手段から読み出した数値に基
    づき、複数種の資源の使用量に対応する割引料金を算出
    する手段とを備えることを特徴とする料金算出装置。
  6. 【請求項6】 課金単位体に設置してある機器により使
    用された、電力を含む複数種の資源の各使用量に対応す
    る料金を夫々算出する料金算出装置であって、 割引に係る数値を記憶する記憶手段と、 前記課金単位体に設置してある、前記機器を含む機器群
    へ供給される各資源の単位時間当たりの供給量を夫々受
    け付ける手段と、 電力を供給するための電力線を経由して、前記機器によ
    る各資源の使用量の有無を表す信号を受け付け、受け付
    けた信号に基づき前記機器による各資源の使用期間を検
    出する手段と、 検出した使用期間の開始時期の前後における各供給量の
    変化量及び前記使用期間に基づいて、前記機器による各
    資源の使用量を求める手段と、 求めた各使用量に対応する金額を所定の規則に則って導
    出する手段と、 導出した金額及び前記記憶手段から読み出した数値に基
    づき、複数種の資源の使用量に対応する割引料金を算出
    する手段とを備えることを特徴とする料金算出装置。
  7. 【請求項7】 前記機器による所定資源の使用量に基づ
    き、所定の規則に則って前記割引に係る数値を設定する
    手段を備えることを特徴とする請求項1乃至6のいずれ
    かに記載の料金算出装置。
  8. 【請求項8】 コンピュータに、課金単位体に設置して
    ある機器により使用された複数種の資源の各使用量に対
    応する料金を夫々算出させるためのプログラムを記録し
    てある、コンピュータでの読み取りが可能な記録媒体で
    あって、 コンピュータに、各使用量に対応する金額を所定の規則
    に則って導出させるプログラムコード手段と、 コンピュータに、導出した金額及び予め設定してある割
    引に係る数値に基づき、複数種の資源の使用量に対応す
    る割引料金を算出させるプログラムコード手段とを含む
    ことを特徴とするコンピュータでの読み取りが可能な記
    録媒体。
  9. 【請求項9】 更に、コンピュータに、前記機器へ供給
    される各資源の単位時間当たりの供給量を夫々積算し
    て、各使用量を求めさせるプログラムコード手段を含む
    ことを特徴とする請求項8記載のコンピュータでの読み
    取りが可能な記録媒体。
  10. 【請求項10】 コンピュータに、課金単位体に設置し
    てある機器により使用された複数種の資源の各使用量に
    対応する料金を夫々算出させるためのプログラムを記録
    してある、コンピュータでの読み取りが可能な記録媒体
    であって、 コンピュータに、前記機器による各資源の使用量の有無
    を表す信号に基づき各資源の使用期間を検出させるプロ
    グラムコード手段と、 コンピュータに、検出した使用期間の開始時期の前後に
    おける、前記機器を含む機器群へ供給される各資源の単
    位時間当たりの各供給量の変化量及び前記使用期間に基
    づいて、前記機器による各資源の使用量を求めさせるプ
    ログラムコード手段と、 コンピュータに、求めた各使用量に対応する金額を所定
    の規則に則って導出させるプログラムコード手段と、 コンピュータに、導出した金額及び予め設定してある割
    引に係る数値に基づき、複数種の資源の使用量に対応す
    る割引料金を算出させるプログラムコード手段と を含むことを特徴とするコンピュータでの読み取りが可
    能な記録媒体。
  11. 【請求項11】 更に、コンピュータに、前記機器によ
    る所定資源の使用量に応じて前記割引に係る数値を設定
    させるプログラムコード手段を含むことを特徴とする請
    求項8乃至10のいずれかに記載のコンピュータでの読
    み取りが可能な記録媒体。
JP15573499A 1999-06-02 1999-06-02 料金算出装置及び記録媒体 Expired - Fee Related JP4222685B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15573499A JP4222685B2 (ja) 1999-06-02 1999-06-02 料金算出装置及び記録媒体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP15573499A JP4222685B2 (ja) 1999-06-02 1999-06-02 料金算出装置及び記録媒体

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000346671A true JP2000346671A (ja) 2000-12-15
JP4222685B2 JP4222685B2 (ja) 2009-02-12

Family

ID=15612294

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP15573499A Expired - Fee Related JP4222685B2 (ja) 1999-06-02 1999-06-02 料金算出装置及び記録媒体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4222685B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002052472A1 (fr) * 2000-12-27 2002-07-04 Arkray, Inc. Dispositif de gestion des couts d'entretien et dispositif d'utilisateur
JP2005108049A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Chugoku Electric Power Co Inc:The くじ的要素を加味した公共料金計算システム、その計算方法、公共料金計算プログラム及び同プログラムを記録した記録媒体
JP2007299200A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Osaka Gas Co Ltd ロードサーベイシステム

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002052472A1 (fr) * 2000-12-27 2002-07-04 Arkray, Inc. Dispositif de gestion des couts d'entretien et dispositif d'utilisateur
US7827121B2 (en) 2000-12-27 2010-11-02 Arkray, Inc. Maintenance cost management device and user device
JP2005108049A (ja) * 2003-09-30 2005-04-21 Chugoku Electric Power Co Inc:The くじ的要素を加味した公共料金計算システム、その計算方法、公共料金計算プログラム及び同プログラムを記録した記録媒体
JP2007299200A (ja) * 2006-04-28 2007-11-15 Osaka Gas Co Ltd ロードサーベイシステム
JP4721949B2 (ja) * 2006-04-28 2011-07-13 大阪瓦斯株式会社 ロードサーベイシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP4222685B2 (ja) 2009-02-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4069272B2 (ja) メンテナンス費用管理装置、ユーザ装置、プログラム記録媒体、およびメンテナンス費用管理システム
JP2018190249A (ja) 管理方法、サービス管理装置、サービス管理システム及びプログラム
JP2002269474A (ja) 電化製品賃貸システム
JP2007157080A (ja) 定額電力料金制におけるポイントサービスシステム及び方法
US20030055663A1 (en) Method and system for shifting a cost associated with operating a device
JP2020102142A (ja) 電力取引システム及び電力取引方法
JP2003331088A (ja) 温室効果ガス削減最適化システム、温室効果ガス削減最適化方法、管理サーバ、プログラム及び記録媒体
JP2020119270A (ja) 電化製品レンタル方法、システム、コンピュータプログラム
JP2000346671A (ja) 料金算出装置及び記録媒体
JP6003016B2 (ja) 還元処理装置、還元処理方法および還元システム
JP4778245B2 (ja) 料金計画支援装置
JP2005070959A (ja) 電力需要情報処理システム
JP2016151991A (ja) 電力供給管理システムおよび電力供給管理方法
JP4641825B2 (ja) 割引料金利用促進システム
JP2021120888A (ja) 太陽光発電システム
JP2005241318A (ja) テーブルドリブン方式による託送料金管理システム
JP4170836B2 (ja) 流体計数装置、ガスメータ、並びに使用料金算出装置
JP2004222357A (ja) 電力料金体系の選択支援方法、電力消費の改善支援方法、電力料金体系選択支装置、および、電力消費改善支援装置
JP4753409B2 (ja) 燃料電池システム
JP5613800B1 (ja) 電力使用最適化支援システムおよび電力使用最適化支援方法
JP2010501930A (ja) ユーティリティ販売のシステム及び方法
JP2002098407A (ja) 省エネルギー機器導入方法、及び省エネルギー機器導入システム
JP2006252057A (ja) リース契約支援装置
JP4121272B2 (ja) エネルギ料金課金システム
JP6117528B2 (ja) 電力売買システム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041129

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080131

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080219

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080331

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20081118

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20081118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111128

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141128

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees