JP2000345628A - 外壁パネル - Google Patents
外壁パネルInfo
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- JP2000345628A JP2000345628A JP11159679A JP15967999A JP2000345628A JP 2000345628 A JP2000345628 A JP 2000345628A JP 11159679 A JP11159679 A JP 11159679A JP 15967999 A JP15967999 A JP 15967999A JP 2000345628 A JP2000345628 A JP 2000345628A
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- wall panel
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 間柱に取り付けても、外壁パネルの内に雨水
等が侵入する恐れのない、下端部に水切りを有する外壁
パネルを提供する。 【解決手段】 外壁パネルAは、外壁面材3の裏面にフ
レーム2aが接着で固着してあり、その外壁面材3の下
端部に水切り1aを設けて形成してある。フレーム2a
の下枠22aの下面は長さ方向にわたって開口221と
してあり、その開口221を通して下枠22aの内部に
水切り1aの立上り片11aが挿入してある。
等が侵入する恐れのない、下端部に水切りを有する外壁
パネルを提供する。 【解決手段】 外壁パネルAは、外壁面材3の裏面にフ
レーム2aが接着で固着してあり、その外壁面材3の下
端部に水切り1aを設けて形成してある。フレーム2a
の下枠22aの下面は長さ方向にわたって開口221と
してあり、その開口221を通して下枠22aの内部に
水切り1aの立上り片11aが挿入してある。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窓サッシュや基礎
の上に設けるのに好適な防水性能に優れた外壁パネルに
係わるものである。
の上に設けるのに好適な防水性能に優れた外壁パネルに
係わるものである。
【0002】
【従来の技術】従来、類似の技術としては、特開平8−
93065号公報に、外壁面材の下端部に水切りを有す
る外壁パネルが記載されている。その水切りは外壁面材
の裏面に設置される立上り片の下端部から外壁面材の表
面に向けて持出し片を延設しその持出し片の先端部に垂
下片を設けたものからなり、その立上り片を外壁面材と
外壁面材を取り付ける外壁下地材との間に挿入してい
る。
93065号公報に、外壁面材の下端部に水切りを有す
る外壁パネルが記載されている。その水切りは外壁面材
の裏面に設置される立上り片の下端部から外壁面材の表
面に向けて持出し片を延設しその持出し片の先端部に垂
下片を設けたものからなり、その立上り片を外壁面材と
外壁面材を取り付ける外壁下地材との間に挿入してい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記特
開平8−93065号公報における外壁パネルの場合以
下の問題点があった。外壁下地材として一定の間隔で立
設した木製や鉄製の間柱を用いた場合、それらの間柱と
外壁面材とで挟持されるのは、水切りの立上り片が間柱
の前面に当接する部分だけである。そのため、立上り片
に力が後方に働くと立上り片が外壁面材から剥離した状
態になることがある。そのため、雨水等が外壁面材の下
端から風により押し上げられ立上り片を乗り越え、立上
り片と外壁面材との隙間から侵入する危険があった。そ
れを防ぐために、立上り片の背を非常に高くする等の対
策が必要であり、コストを高くする要因となっていた。
開平8−93065号公報における外壁パネルの場合以
下の問題点があった。外壁下地材として一定の間隔で立
設した木製や鉄製の間柱を用いた場合、それらの間柱と
外壁面材とで挟持されるのは、水切りの立上り片が間柱
の前面に当接する部分だけである。そのため、立上り片
に力が後方に働くと立上り片が外壁面材から剥離した状
態になることがある。そのため、雨水等が外壁面材の下
端から風により押し上げられ立上り片を乗り越え、立上
り片と外壁面材との隙間から侵入する危険があった。そ
れを防ぐために、立上り片の背を非常に高くする等の対
策が必要であり、コストを高くする要因となっていた。
【0004】本発明は上述の問題点に鑑みてなされたも
のであって、外壁パネルを間柱に取付けても、外壁パネ
ルの内に雨水等が侵入する恐れのない、下端部に水切り
を有する防水性能に優れた外壁パネルを提供することを
目的としている。
のであって、外壁パネルを間柱に取付けても、外壁パネ
ルの内に雨水等が侵入する恐れのない、下端部に水切り
を有する防水性能に優れた外壁パネルを提供することを
目的としている。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1記載の発明は、外壁面材の裏面に下枠を含む複
数の枠材からなるフレームを固着し、外壁面材の下端部
に水切りを設けた外壁パネルであって、前記フレームの
下枠の下面に長さ方向にわたって開口が設けてあり、前
記水切りは持出し片とその両側の垂下片と立上り片とか
らなり、その立上り片を外壁面材の裏面に設置し、その
持出し片を外壁面材の表面に向けて延設し、その持出し
片の先端部に垂下片を設けてあり、前記立上り片を前記
下枠の開口を通してその下枠の内部に挿入してあること
を特徴をする外壁パネルである。
請求項1記載の発明は、外壁面材の裏面に下枠を含む複
数の枠材からなるフレームを固着し、外壁面材の下端部
に水切りを設けた外壁パネルであって、前記フレームの
下枠の下面に長さ方向にわたって開口が設けてあり、前
記水切りは持出し片とその両側の垂下片と立上り片とか
らなり、その立上り片を外壁面材の裏面に設置し、その
持出し片を外壁面材の表面に向けて延設し、その持出し
片の先端部に垂下片を設けてあり、前記立上り片を前記
下枠の開口を通してその下枠の内部に挿入してあること
を特徴をする外壁パネルである。
【0006】本発明の水切りの立上り片はその下端から
先端にいくにしたがって、外壁パネルの表面に向けて傾
斜させておくと、雨水等が立上り片をつたって昇りにく
くなり効果的である。また、下枠の下面の開口は、下面
全体であっても立上り片が挿入できるスリット状であっ
てもよい。また、立上り片の上端や片面を下枠の壁面に
当接させたり、その当接場所を接着やコーキングにより
水密構造にすると防水性能を高めることができる。
先端にいくにしたがって、外壁パネルの表面に向けて傾
斜させておくと、雨水等が立上り片をつたって昇りにく
くなり効果的である。また、下枠の下面の開口は、下面
全体であっても立上り片が挿入できるスリット状であっ
てもよい。また、立上り片の上端や片面を下枠の壁面に
当接させたり、その当接場所を接着やコーキングにより
水密構造にすると防水性能を高めることができる。
【0007】また、請求項2記載の発明は、請求項1に
おいて、前記水切りの立上り片の上端部から前記持出し
片と同方向に略水平な支持片を設けたことを特徴とする
外壁パネルである。
おいて、前記水切りの立上り片の上端部から前記持出し
片と同方向に略水平な支持片を設けたことを特徴とする
外壁パネルである。
【0008】本発明の支持片の奥行きはフレームの下枠
の内側の奥行きより若干大きい寸法にしておくと立上り
片の裏面を支持片で下枠の奥の側壁に確実に押しつけて
おくことができるので、防水性を高めることができる。
の内側の奥行きより若干大きい寸法にしておくと立上り
片の裏面を支持片で下枠の奥の側壁に確実に押しつけて
おくことができるので、防水性を高めることができる。
【0009】また、請求項3記載の発明は、外壁面材の
裏面に下枠を含む複数の枠材からなるフレームを固着
し、外壁面材の下端部に水切りを設けた外壁パネルであ
って、前記水切りを前記フレームの下枠と一体としてあ
ることを特徴とする外壁パネルである。
裏面に下枠を含む複数の枠材からなるフレームを固着
し、外壁面材の下端部に水切りを設けた外壁パネルであ
って、前記水切りを前記フレームの下枠と一体としてあ
ることを特徴とする外壁パネルである。
【0010】本発明の下枠を含む複数の枠材は、防錆処
理をした鋼材やステンレススチールの角パイプを用いる
と、防錆性能に優れ、軽量で、強度が強いので好適であ
る。
理をした鋼材やステンレススチールの角パイプを用いる
と、防錆性能に優れ、軽量で、強度が強いので好適であ
る。
【0011】また、本発明の水切りは防錆処理をした鋼
材,ステンレススチール,アルミニウム等の金属や合成
樹脂で形成すると、加工性がよく防錆性能に優れるので
好適である。
材,ステンレススチール,アルミニウム等の金属や合成
樹脂で形成すると、加工性がよく防錆性能に優れるので
好適である。
【0012】
【作用】請求項1記載の発明の外壁パネルにおいては、
フレームの下枠の下面に長さ方向にわたって開口を設け
てあり、水切りの立上り片がその開口を通して下枠の内
部に挿入してある。従って、風により押されて立上り片
を昇ってくる雨水等はフレームの下枠の内部でとめら
れ、それ以上侵入しない。
フレームの下枠の下面に長さ方向にわたって開口を設け
てあり、水切りの立上り片がその開口を通して下枠の内
部に挿入してある。従って、風により押されて立上り片
を昇ってくる雨水等はフレームの下枠の内部でとめら
れ、それ以上侵入しない。
【0013】請求項2記載の発明の外壁パネルにおいて
は、前記水切りの立上り片の上端部から前記持出し片と
同方向に略水平な支持片を設けた。従って、立上り片の
裏面を支持片で下枠の後方の側壁に押しつけておくこと
ができ、隙間ができるのを防ぐことができる。また、立
上り片を昇ってくる雨水等を支持片で止めることができ
る。
は、前記水切りの立上り片の上端部から前記持出し片と
同方向に略水平な支持片を設けた。従って、立上り片の
裏面を支持片で下枠の後方の側壁に押しつけておくこと
ができ、隙間ができるのを防ぐことができる。また、立
上り片を昇ってくる雨水等を支持片で止めることができ
る。
【0014】請求項3記載の発明の外壁パネルにおいて
は、水切りがフレームの下枠と一体であり、そのフレー
ムは外壁面材に固着してある。従って、水切りとフレー
ムの下枠と外壁面材との間に隙間がないので、雨水等が
外壁パネルの内側に侵入する恐れがない。また、水切り
を外壁パネルに取り付ける工程を省略することができ
る。
は、水切りがフレームの下枠と一体であり、そのフレー
ムは外壁面材に固着してある。従って、水切りとフレー
ムの下枠と外壁面材との間に隙間がないので、雨水等が
外壁パネルの内側に侵入する恐れがない。また、水切り
を外壁パネルに取り付ける工程を省略することができ
る。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を実施
例にもとづき図面を参照して説明する。図1は本発明の
外壁パネルの実施例を示す縦断面図であり、図2は本発
明の外壁パネルの他の実施例を示す縦断面図であり、図
3は本発明の外壁パネルの他の実施例を示す縦断面図で
ある。図4は図1の外壁パネルに使用される水切りの中
央部を省略した斜視図であり、図5は図2の外壁パネル
に使用される水切りと一体化した下枠の中央部を省略し
た斜視図である。
例にもとづき図面を参照して説明する。図1は本発明の
外壁パネルの実施例を示す縦断面図であり、図2は本発
明の外壁パネルの他の実施例を示す縦断面図であり、図
3は本発明の外壁パネルの他の実施例を示す縦断面図で
ある。図4は図1の外壁パネルに使用される水切りの中
央部を省略した斜視図であり、図5は図2の外壁パネル
に使用される水切りと一体化した下枠の中央部を省略し
た斜視図である。
【0016】図1において、外壁パネルAは間柱41に
固着してあり、その下には窓サッシュ5がまぐさ42に
固着してある。外壁パネルAは、外壁面材3の裏面にフ
レーム2aが接着により固着し、外壁面材3の下端部に
水切り1aを設けて形成してある。フレーム2aは、そ
れぞれ亜鉛メッキ鋼製の角パイプからなる縦枠21,2
1と下枠22aと不図示の上枠とから形成してあり、下
枠22aの下面は長さ方向にわたって開口221として
ある。水切り1aはステンレススチール製であり、図4
にも示すように、立上り片11aの下端から外壁パネル
Aの表面に向けて持出し片12aが延設してあり、その
先端に垂下片13aを設けてある。また、立上り片11
aには、その上端から持出し片12aと同じ方向に延び
る支持片111と、その両側端から同じ方向に延びる三
角形の補強片112,112とを設けてある。水切り1
aの立上り片11aは、下枠22aの内部に開口221
を通して挿入してある。また、外壁パネルAの下端部と
窓サッシュ5との間はシリコンゴム製のスペーサー31
を設けて隙間が埋めてあり、水切り1aの水切り片13
aと窓サッシュ5との隙間は防水シート32で防水して
ある。
固着してあり、その下には窓サッシュ5がまぐさ42に
固着してある。外壁パネルAは、外壁面材3の裏面にフ
レーム2aが接着により固着し、外壁面材3の下端部に
水切り1aを設けて形成してある。フレーム2aは、そ
れぞれ亜鉛メッキ鋼製の角パイプからなる縦枠21,2
1と下枠22aと不図示の上枠とから形成してあり、下
枠22aの下面は長さ方向にわたって開口221として
ある。水切り1aはステンレススチール製であり、図4
にも示すように、立上り片11aの下端から外壁パネル
Aの表面に向けて持出し片12aが延設してあり、その
先端に垂下片13aを設けてある。また、立上り片11
aには、その上端から持出し片12aと同じ方向に延び
る支持片111と、その両側端から同じ方向に延びる三
角形の補強片112,112とを設けてある。水切り1
aの立上り片11aは、下枠22aの内部に開口221
を通して挿入してある。また、外壁パネルAの下端部と
窓サッシュ5との間はシリコンゴム製のスペーサー31
を設けて隙間が埋めてあり、水切り1aの水切り片13
aと窓サッシュ5との隙間は防水シート32で防水して
ある。
【0017】外壁パネルAを以上のように形成すること
により、立上り片11aの裏面を支持片111で下枠2
2aの後方の側壁に押しつけて隙間をなくすことができ
る。従って、立上り片11aを風により昇ってきた雨水
等が立上り片11aの裏面に回るのを防ぐことができ
る。また、立上り片11aを昇ってくる雨水等を支持片
111で止めることができる。このようにして、雨水等
が外壁パネルの内に侵入するのを確実に防ぐことができ
る。また、立上り片11aの両側端から延びる補強片1
12,112により、水切り1aの強度を増すことがで
き、水切り1aの機能が変形により劣化するのを防ぐこ
とができる。
により、立上り片11aの裏面を支持片111で下枠2
2aの後方の側壁に押しつけて隙間をなくすことができ
る。従って、立上り片11aを風により昇ってきた雨水
等が立上り片11aの裏面に回るのを防ぐことができ
る。また、立上り片11aを昇ってくる雨水等を支持片
111で止めることができる。このようにして、雨水等
が外壁パネルの内に侵入するのを確実に防ぐことができ
る。また、立上り片11aの両側端から延びる補強片1
12,112により、水切り1aの強度を増すことがで
き、水切り1aの機能が変形により劣化するのを防ぐこ
とができる。
【0018】図2で本発明の外壁パネルの他の実施例を
図1と異なる点を中心に説明する。外壁パネルBは裏面
にフレーム2bが接着により固着してある外壁面材3の
下端部に水切り1bを設けて形成してある。フレーム2
bは、縦枠21,21と下枠22bと不図示の上枠とか
ら形成してあり、フレーム2bの下枠22bの奥側の側
壁下端には水切り1bが一体的に設けてある。水切り1
bと一体化した下枠22bは断面コの字状であり、下面
が開口している。図5にも示すように、水切り1bは、
立上り片11bの下端から外壁パネルBの表面に向けて
持出し片12bが延設してありその先端に垂下片13b
を設けてある。また、立上り片11bには、その両側端
から持出し片12bと同じ方向に延びる四角形の補強片
114,114を設けてある。
図1と異なる点を中心に説明する。外壁パネルBは裏面
にフレーム2bが接着により固着してある外壁面材3の
下端部に水切り1bを設けて形成してある。フレーム2
bは、縦枠21,21と下枠22bと不図示の上枠とか
ら形成してあり、フレーム2bの下枠22bの奥側の側
壁下端には水切り1bが一体的に設けてある。水切り1
bと一体化した下枠22bは断面コの字状であり、下面
が開口している。図5にも示すように、水切り1bは、
立上り片11bの下端から外壁パネルBの表面に向けて
持出し片12bが延設してありその先端に垂下片13b
を設けてある。また、立上り片11bには、その両側端
から持出し片12bと同じ方向に延びる四角形の補強片
114,114を設けてある。
【0019】以上のように、前記フレーム2bの下枠2
2bと水切り1bとが一体であり、そのフレーム2bは
外壁面材3に接着により固着してある。従って、水切り
1bと下枠22bと外壁面材3との間に隙間がなく、雨
水等が外壁パネルBの内に侵入する恐れがない。また、
水切り1bを外壁パネルBに取り付ける工程を省略する
ことができるので、製造コストを削減することができ
る。
2bと水切り1bとが一体であり、そのフレーム2bは
外壁面材3に接着により固着してある。従って、水切り
1bと下枠22bと外壁面材3との間に隙間がなく、雨
水等が外壁パネルBの内に侵入する恐れがない。また、
水切り1bを外壁パネルBに取り付ける工程を省略する
ことができるので、製造コストを削減することができ
る。
【0020】図3で本発明の外壁パネルの他の実施例を
図2と異なる点を中心に説明する。外壁パネルCは裏面
にフレーム2cが接着により固着してある外壁面材3の
下端部に水切り1cを設けて形成してある。フレーム2
cは、縦枠21,21と下枠22cと不図示の上枠とか
ら形成してあり、フレーム2cの下枠22cの奥側の側
壁の下端には水切り1cが一体的に設けてある。水切り
1cと一体化した下枠22cは断面ロの字状としてあ
る。水切り1cは、立上り片11cの下端から外壁パネ
ルCの表面に向けて持出し片12cが延設してありその
先端に垂下片13cを設けてある。このように、下枠2
2cの断面をロの字状としたので、フレーム2cの強度
を強くすることができる。
図2と異なる点を中心に説明する。外壁パネルCは裏面
にフレーム2cが接着により固着してある外壁面材3の
下端部に水切り1cを設けて形成してある。フレーム2
cは、縦枠21,21と下枠22cと不図示の上枠とか
ら形成してあり、フレーム2cの下枠22cの奥側の側
壁の下端には水切り1cが一体的に設けてある。水切り
1cと一体化した下枠22cは断面ロの字状としてあ
る。水切り1cは、立上り片11cの下端から外壁パネ
ルCの表面に向けて持出し片12cが延設してありその
先端に垂下片13cを設けてある。このように、下枠2
2cの断面をロの字状としたので、フレーム2cの強度
を強くすることができる。
【0021】以上、本発明の実施例を図面により説明し
たが、本発明の具体的構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更
等があっても本発明に含まれる。
たが、本発明の具体的構成はこの実施例に限られるもの
ではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更
等があっても本発明に含まれる。
【0022】例えば、立上り片と下枠の後方の側壁とは
接着又は粘着により固着してもよい。また、下枠と水切
りとの一体化は、金属や合成樹脂の押出成形や折り曲げ
によって一体に形成してもよいし、異なる材料の下枠と
水切りとを接着や溶接によって固着して形成してもよ
い。
接着又は粘着により固着してもよい。また、下枠と水切
りとの一体化は、金属や合成樹脂の押出成形や折り曲げ
によって一体に形成してもよいし、異なる材料の下枠と
水切りとを接着や溶接によって固着して形成してもよ
い。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の発明の外壁パネルにおい
ては、水切りの立上り片が下枠の開口を通して下枠の内
部に挿入してある。従って、風に押されて立上り片を昇
ってくる雨水等はフレームの下枠の内部に止められ、そ
れ以上侵入しない。
ては、水切りの立上り片が下枠の開口を通して下枠の内
部に挿入してある。従って、風に押されて立上り片を昇
ってくる雨水等はフレームの下枠の内部に止められ、そ
れ以上侵入しない。
【0024】また、請求項2記載の発明の外壁パネルに
おいては、立上り片の裏面を支持片で下枠の後方の側壁
に押しつけておくことができるので、それらの間から雨
水等が侵入するのを防ぐことができる。また、風に押さ
れて立上り片を昇ってくる雨水等を支持片で止めること
ができる。
おいては、立上り片の裏面を支持片で下枠の後方の側壁
に押しつけておくことができるので、それらの間から雨
水等が侵入するのを防ぐことができる。また、風に押さ
れて立上り片を昇ってくる雨水等を支持片で止めること
ができる。
【0025】また、請求項3記載の発明の外壁パネルに
おいては、水切りが前記フレームの下枠と一体であり、
そのフレームは外壁面材に張り付けてあるので、雨水等
が外壁の中に侵入する恐れがない。また、水切りを外壁
パネルに取り付ける工程を省略することができ、製造コ
ストを削減することができる。
おいては、水切りが前記フレームの下枠と一体であり、
そのフレームは外壁面材に張り付けてあるので、雨水等
が外壁の中に侵入する恐れがない。また、水切りを外壁
パネルに取り付ける工程を省略することができ、製造コ
ストを削減することができる。
【図1】本発明の外壁パネルの実施例を示す縦断面図で
ある。
ある。
【図2】本発明の外壁パネルの他の実施例を示す縦断面
図である。
図である。
【図3】本発明の外壁パネルの他の実施例を示す縦断面
図である。
図である。
【図4】図1の外壁パネルに使用される水切りの中央部
を省略した斜視図である。
を省略した斜視図である。
【図5】図2の外壁パネルに使用される水切りと一体化
した下枠の中央部を省略した斜視図である。
した下枠の中央部を省略した斜視図である。
1a,1b,1c 水切り 11a,11b,11c 立上り片 111 支持片 12a,12b,12c 持出し片 13a,13b,13c 垂下片 2a,2b,2c フレーム 21 縦枠(枠材) 22a,22b,22c 下枠(枠材) 23 開口 3 外壁面材
Claims (3)
- 【請求項1】 外壁面材の裏面に下枠を含む複数の枠材
からなるフレームを固着し、外壁面材の下端部に水切り
を設けた外壁パネルであって、前記フレームの下枠の下
面に長さ方向にわたって開口が設けてあり、前記水切り
は持出し片とその両側の垂下片と立上り片とからなり、
その立上り片を外壁面材の裏面に設置し、その持出し片
を外壁面材の表面に向けて延設し、その持出し片の先端
部に垂下片を設けてあり、前記立上り片を前記下枠の開
口を通してその下枠の内部に挿入してあることを特徴を
する外壁パネル。 - 【請求項2】 前記水切りの立上り片の上端部から前記
持出し片と同方向に略水平な支持片を設けたことを特徴
とする請求項1記載の外壁パネル。 - 【請求項3】 外壁面材の裏面に下枠を含む複数の枠材
からなるフレームを固着し、外壁面材の下端部に水切り
を設けた外壁パネルであって、前記水切りを前記フレー
ムの下枠と一体としてあることを特徴とする外壁パネ
ル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11159679A JP2000345628A (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | 外壁パネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11159679A JP2000345628A (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | 外壁パネル |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000345628A true JP2000345628A (ja) | 2000-12-12 |
Family
ID=15698967
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11159679A Pending JP2000345628A (ja) | 1999-06-07 | 1999-06-07 | 外壁パネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000345628A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020066898A (ja) * | 2018-10-23 | 2020-04-30 | 積水化学工業株式会社 | 開口部用化粧材および開口部構造 |
-
1999
- 1999-06-07 JP JP11159679A patent/JP2000345628A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020066898A (ja) * | 2018-10-23 | 2020-04-30 | 積水化学工業株式会社 | 開口部用化粧材および開口部構造 |
JP7112310B2 (ja) | 2018-10-23 | 2022-08-03 | 積水化学工業株式会社 | 開口部用化粧材および開口部構造 |
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