JP2000343982A - 車両の挙動制御装置 - Google Patents
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Abstract
挙動を操作した場合にも、挙動制御の開始により運転者
の意に反してエンジン出力が低下する。 【解決手段】 副変速機の変速段が低速側に選択されて
いる場合には(S202で「Yes」)、挙動制御の実
行可能条件となる車速Vのしきい値Vthをより高速側
に設定し(S206)、低車速域における挙動制御の実
行を制限する。
Description
両の挙動を安定化させる車両の挙動制御装置に関する。
る車両の挙動制御装置が知られている。例えば、特開平
8−310366号公報には、車両挙動がスピン傾向や
ドリフトアウト傾向に移行しつつある状況では、この移
行を抑制するように、それぞれの挙動状態に応じて、各
輪の制動力を調整する技術が開示されている。また、こ
のように車両のスピン傾向やドリフトアウト傾向を抑制
するように車両の挙動制御を実行する際には、通常、ス
ロットルバルブの開度を絞り、エンジン出力を低下させ
ている。
ード走行等で、厳しい登坂路を走行するような場合に
は、μ値が高いと思われる路面を選択する目的で舵を急
激に切ったり、車輪に駆動スリップを与えるなど、運転
者が意図的に車両の旋回挙動を操作する場合がある。こ
のような走行操作を行った場合に、車両の挙動制御が開
始されると、エンジン出力が低下し走行性が低下してし
まう。
れたものであり、その目的は、運転者によって意図的に
旋回挙動が操作される状況下では、運転者の意図が反映
された走行性を得ることができる車両の挙動制御装置を
提供することにある。
る車両の挙動制御装置は、車両挙動を制御する車両の挙
動制御装置であって、車両の旋回挙動を判定する旋回挙
動判定手段と、旋回挙動判定手段の判定結果をもとに、
車両の旋回挙動を安定化すべくエンジン出力を抑制させ
る出力抑制手段と、主変速機からの出力を選択的により
低速側へ変速し得る副変速手段と、副変速手段が低速側
に選択された場合に、出力抑制手段による処理に制限を
加える制限手段とを備えて構成する。
に低速側へ変速してより大きな駆動力を得るため、副変
速手段が搭載されている場合がある。従って、この副変
速手段が低速側に選択されている場合には、厳しい登坂
路などを走行する状況が想定されるため、副変速手段が
低速側に選択された場合には、エンジン出力の低下を抑
制するように、出力抑制手段による処理に制限を加え
る。
請求項1における車両の挙動制御装置において、制限手
段は、副変速手段が低速側に選択された場合に、出力抑
制手段による処理を禁止する。
ドを走行する際などには、副変速手段が低速側に選択さ
れることで、出力抑制手段による処理が禁止されるた
め、運転者によって意図的に旋回挙動が操作される状況
下でも、エンジン出力が低下することを防止できる。
請求項1における車両の挙動制御装置において、制限手
段は、副変速手段が低速側に選択された場合に、出力抑
制手段の処理が開始される車速のしきい値を、より高車
速側へ変更する。
れる場合が多く、このような処理により、低車速域にお
ける出力抑制手段の処理が制限されることとなる。従っ
て、オフロード走行中に運転者が意図的に旋回挙動を操
作した場合にも、低車速域で走行中は、エンジン出力が
低下することを防止できる。
請求項1における車両の挙動制御装置において、制限手
段は、副変速手段が低速側に選択された場合に、出力抑
制手段によって抑制させるエンジン出力の抑制量を、非
選択時に比べてより少ない量に変更する。
を抑えることで、オフロードなどを走行中に、運転者に
よって意図的に旋回挙動が操作された場合にも、エンジ
ン出力の低下が抑制され、運転者の意図が反映された走
行性が得られる。
形態で採用する、左右輪及び前後輪への制動力の配分手
法について説明する。
る。
した左右2輪の車両モデルが横加速度Gyで左旋回して
いる状態を想定する。外輪100outの摩擦円102out
は、荷重移動により内輪100inの摩擦円102inより
も大きくなっている。特に、車両の重量をm、重力加速
度をg、車両の重心Oの高さをh、トレッドをtとする
と、内輪の摩擦円半径Finmax及び外輪の摩擦円半径Fo
utmaxは、それぞれ下記の(1)式、(2)式で示すこ
とができる。
に前後力Fxをとると、制動力が働くことで車両に作用
するヨーモーメントと前後力とは、図2にハッチングを
施して示す矩形領域(制御可能範囲)となる。そして、
目標ヨーモーメントMtと目標前後力Fxとがこの制御
可能範囲内にあるときは、ヨーモーメントの軸と前後力
の軸とを基準として、目標ヨーモーメントMtと目標前
後力Fxとによって決定される座標点から、内輪制動力
の軸と外輪制動力の軸にそれぞれ垂線を下し、その垂線
の足の座標点の値として、内輪の目標制動力と外輪の目
標制動力とがそれぞれ一義的に求められる。
標前後力Fxとが、前述の制御可能範囲外にあるときに
は、内輪と外輪の目標制動力を如何に決定するかが問題
となる。一般に、車両の挙動がオーバステア傾向(スピ
ン傾向)である場合には、車両の挙動を安定化させるた
めに、車両にアンチスピンモーメントを与えることが効
果的であるので、本実施形態では目標ヨーモーメントM
tの達成を優先させて、左右輪に対する制動力の配分を
決定する。
4、P6、P7で囲まれた領域(以下、「スピン領域」
と称す)内に、目標ヨーモーメントMtと目標制動力F
xとが存在する時には、目標ヨーモーメントと目標前後
力を座標とする点を前後力の軸に平行に外輪制動力の軸
上へ移動した点の座標として、内輪の目標制動力(=
0)及び外輪の目標制動力をそれぞれ決定する。
向(ドリフトアウト傾向)である場合には、車両の挙動
を安定化させるために、減速(減速による荷重移動(旋
回を補助する方向のモーメントが発生する)及び車速低
下)が効果的であるので、本実施形態では目標前後力の
達成を優先させて、左右輪に対する制動力の配分をを決
定する。
とが、点P2を通りモーメントMの軸に平行な直線と、
点P3を通りモーメントMの軸に平行な直線との間にあ
り、かつ、点P5と点P3とを結ぶ直線より下方の領域
(以下、「ドリフトアウト領域」と称す)にあるとき
は、目標ヨーモーメントと目標前後力を座標とする点
を、モーメントの軸に平行に、線分P2−P3上へ移動
した点の座標として、内輪及び外輪の目標制動力を決定
する。
ーメントMt及び目標前後力Fxは、前述した制御可能
範囲、スピン領域及びドリフトアウト領域以外の領域の
値には演算されないが、目標ヨーモーメント及び目標前
後力が、制御可能範囲、スピン領域及びドリフトアウト
領域以外の領域の値に演算される場合には、その値の座
標に実質的に最も近い、制御可能範囲の境界線上の点に
対応する目標制動力に決定するものとする。
力が点P6と点P7とを結ぶ直線より下方であって、外
輪制動力の軸より上方であり、かつ、線分P6−P4よ
り左方の領域にあるときは、内輪及び外輪の目標制動力
は、点P4の座標に決定する。また、目標ヨーモーメン
ト及び目標前後力が外輪制動力の軸より下方であり、点
P5とP3とを結ぶ直線より上方であり、かつ、点P3
と点P4とを結ぶ直線より下方の領域にあるときは、目
標ヨーモーメント及び目標前後力を座標とする点を、外
輪制動力の軸に平行に線分P3−P4上へ移動した点の
座標として、内輪及び外輪の目標制動力を決定する。
が点P1,P2,P5で囲まれる三角形の領域にあると
きは、それらを座標とする点を、外輪制動力の軸に平行
に、内輪制動力の軸上へ移動した点の座標として、内輪
の目標制動力及び外輪の目標制動力(=0)を決定す
る。また、目標ヨーモーメント及び目標前後力が点P2
を通りモーメントの軸に平行な直線より上方であって、
点P5と点P3とを結ぶ直線より下方の領域にあるとき
は、点P2の座標として内輪及び外輪の目標制動力を決
定する。また、目標ヨーモーメント及び目標前後力が点
P3を通り、モーメントの軸に平行な直線より下方であ
り、かつ、点P5と点P3とを結ぶ直線より下方の領域
にあるときは、点P3の座標として内輪及び外輪の目標
制動力を決定する。
る場合には、制動力の付与に伴う横力の減少が問題とな
る。そこで、例えば図3に示すように、内輪及び外輪の
制動力は、対応する車輪の摩擦円半径の1/3以下に設
定することが好ましく、制動力が摩擦円半径の1/3程
度であれば、横力の減少は5%程度に抑えることができ
る。
くとも前輪に駆動力が与えられる場合には、車両に与え
得るヨーモーメント及び前後力は、図4にハッチングを
付して示した領域になり、制御可能範囲は制動力のみに
よる場合の制御可能範囲よりも拡大する。アンダステア
傾向の車両挙動に対しては制動力のみを制御とし、オー
バステア傾向の車両挙動に対してはさらに車輪の駆動力
を用いることにより、車両に対してより大きなアンチス
ピンモーメントを与え、しかも車両の減速度を低減する
ことが可能となる。
する。
ては、旋回外側前輪の制動力が大きければ大きいほど、
車両に与えられるアンチスピンモーメントが大きくなる
ので、前輪の前後力(制動力)の最大値Fxfmaxは、図
5に示すように、その車輪の摩擦円半径となり、前輪に
ついての路面の摩擦係数をμf、前輪の荷重をWfとす
ると、前輪の前後力の最大値Fxfmaxは下記(3)式で
示すことができる。
って与えられるモーメントと、横力が低下することによ
って減少するモーメントとの両方を考慮して制動力を決
定する必要がある。換言すれば、図5に示すように、制
動力Fxrmaxと横力Fyとの合力Frの作用方向が、車
両の上方から見て車両の重心Oと後輪の接地点Pとを結
ぶ直線に対し垂直な方向であり、しかも、合力Frの大
きさが後輪の摩擦円半径に等しくなるように、後輪の制
動力の最大値Fxrmaxが決定されなければならない。従
って、重心Oと後輪の回転軸線との間の距離をB、後輪
と路面との摩擦係数をμr、後輪の荷重をWrとする
と、後輪の制動力の最大値は、下記の(4)式で示すこ
とができ、制動力は前後輪の制動力の最大値Fxfmax及
びFxrmaxの比に応じて配分される。
力は前後輪の摩擦円半径に比例する割合にて配分され
る。
を参照して説明する。
を概略的に示す。エンジン1の回転出力を変速する機構
として、主変速機(T/M)2mに対して副変速機2s
がさらに設けられている。従って、エンジン1の回転出
力は、主変速機2mを介して変速され、さらに副変速機
2sを介して出力されることになる。この副変速機2s
は、高速側と低速側の2種の変速段を備えており、副変
速機2s用に設けられたシフトレバー(図示せず)を運
転者が操作することで、いずれかの変速段が選択され
る。通常の走行時には高速側の変速段を選択しておき、
例えばオフロードにおける特に厳しい登坂路などを走行
する際に低速側の変速段に切り換えることで、通常走行
時に比べてより大きな駆動力が得られる。
は、センターディファレンシャル3を介して前輪側の駆
動軸4Fと後輪側の駆動軸4Rに配分され、前輪側の駆
動軸4Fがフロントディファレンシャル5Fを介して左
右の駆動軸6FL、6FRに連結され、後輪側の駆動軸
4Rがリアディファレンシャル5Rを介して左右の駆動
軸6RL、6RRに連結されており、各ディファレンシ
ャルを介して、エンジン1の駆動力が各車輪FL,F
R,RL,RRに配分される。
は、制動装置10の油圧回路10Lによって、ホイール
シリンダ38FL、38FR、38RL、38RRの各
制動圧を制御することにより実施している。
装置10は運転者の踏み込み操作に応答してブレーキオ
イルを第1及び第2のポートより圧送するマスタシリン
ダ14を有し、第1のポートは前輪用のブレーキ油圧制
御導管16により左右前輪用のブレーキ油圧制御装置1
8及び20に接続されている。第2のポートは途中にプ
ロポーショナルバルブ22を有する後輪用のブレーキ油
圧制御導管24により左右後輪用のブレーキ油圧制御装
置26及び28に接続されている。また、制動装置10
は、リザーバ30に貯容されたブレーキオイルを汲み上
げ、高圧のオイルとして高圧導管32へ供給するオイル
ポンプ34を有している。高圧導管32は各ブレーキ油
圧制御装置18,20,26,28に接続され、また、
その途中にはアキュームレータ36が接続されている。
6,28はそれぞれ対応する車輪に対する制動力を制御
するホイールシリンダ38FL、38FR、38RL、
38RRと、3ポート2位置切り換え型の電磁式の制御
弁40FL、40FR、40RL、40RRと、リザー
バ30に接続された低圧導管42と高圧導管32との間
に設けられた常開型の電磁式の開閉弁44FL、44F
R、44RL、44RRと、常閉型の電磁式の開閉弁4
6FL、46FR、46RL、46RRとを有してい
る。それぞれ開閉弁44FL、44FR、44RL、4
4RRと開閉弁46FL、46FR、46RL、46R
Rとの間の高圧導管32は、接続導管48FL、48F
R、48RL、48RRにより、制御弁40FL、40
FR、40RL、40RRに接続されている。
輪用のブレーキ油圧制御導管16とホイールシリンダ3
8FL、38FRとを連通接続し、かつ、ホイールシリ
ンダ38FL、38FRと接続導管48FL、48FR
との連通を遮断する図示の第1の位置と、ブレーキ油圧
制御導管16とホイールシリンダ38FL、38FRと
の連通を遮断し、かつ、ホイールシリンダ38FL、3
8FRと接続導管48FL、48FRとを連通接続する
第2の位置とに、切り替わるようになっている。同様
に、制御弁40RL、40RRは、それぞれ後輪用のブ
レーキ油圧制御導管24とホイールシリンダ38RL、
38RRとを連通接続し、かつ、ホイールシリンダ38
RL、38RRと接続導管48RL、48RRとの連通
を遮断する図示の第1の位置と、ブレーキ油圧制御導管
24とホイールシリンダ38RL、38RRとの連通を
遮断し、かつ、ホイールシリンダ38RL、38RRと
接続導管48RL、48RRとを連通接続する第2の位
置とに、切り替わるようになっている。
0RRが第2の位置にある状況に置いて、開閉弁44F
L、44FR、44RL、44RR及び開閉弁46F
L、46FR、46RL、46RRが図示の状態に制御
されると、ホイールシリンダ38FL、38FR、38
RL、38RRは、制御弁40FL、40FR、40R
L、40RR及び接続導管48FL、48FR、48R
L、48RRを介して高圧導管32と連通接続され、こ
れによりホイールシリンダ38FL、38FR、38R
L、38RR内の圧力が増圧される。逆に、制御弁40
FL、40FR、40RL、40RRが第2の位置にあ
る状況において、開閉弁44FL、44FR、44R
L、44RRが閉弁され、開閉弁46FL、46FR、
46RL、46RRが開弁されると、ホイールシリンダ
38FL、38FR、38RL、38RRは、制御弁4
0FL、40FR、40RL、40RR及び接続導管4
8FL、48FR、48RL、48RRを介して、低圧
導管42と連通接続され、これによりホイールシリンダ
38FL、38FR、38RL、38RR内の圧力が減
圧される。さらに制御弁40FL、40FR、40R
L、40RRが第2の位置にある状況において、開閉弁
44FL、44FR、44RL、44RR及び開閉弁4
6FL、46FR、46RL、46RRが閉弁される
と、ホイールシリンダ38FL、38FR、38RL、
38RRは、高圧導管32及び低圧導管42のいずれと
も遮断され、これによりホイールシリンダ38FL、3
8FR、38RL、38RR内の圧力は、そのまま保持
される。
L、40FR、40RL、40RRが第1の位置にある
ときには、ホイールシリンダ38FL、38FR、38
RL、38RRにより、運転者のブレーキペダル12の
踏み込み量に応じた制動力を発生し、制御弁40FL、
40FR、40RL、40RRのいずれかが第2の位置
にあるときには該当する車輪の開閉弁44FL、44F
R、44RL、44RR及び開閉弁46FL、46F
R、46RL、46RRを開閉制御することにより、ブ
レーキペダル12の踏み込み量や他の車輪の制動力に拘
わりなく、その車輪の制動力を制御し得るようになって
いる。
る車速センサ56、車体に作用する横加速度Gyを検出
する横加速度センサ58、車体に作用するヨーレートγ
を検出するヨーレートセンサ60、操舵角θを検出する
操舵角センサ62、車体に作用する前後加速度Gxを検
出する前後加速度センサ64、副変速機2sの変速段R
tsを検知するポジションセンサ65、アクセルペダル
7の踏み込み量Accpを検出するアクセルペダルセンサ
66、エンジン回転数Neを検出する回転数センサ7
0、主変速機2mの変速段Rtmを検知するシフトポジ
ションセンサ70、ホイールシリンダ38FL、38F
R、38RL、38RR内の圧力(制動圧)を検出する
圧力センサ72FL、72FR、72RL、72RRの
各検出結果が与えられる。そして、制御装置50は、こ
れらの検出結果をもとに、制動装置10の動作制御の
他、スロットルバルブ8の開度を変化させるスロットル
モータ9の駆動制御など、エンジン1の出力制御を含む
各制御を実施している。なお、横加速度センサ58等は
車両の左旋回方向を正方向として横加速度等を検出する
ようになっている。
回挙動制御について、図8のフローチャートに沿って説
明する。なお図8に示すフローチャートはイグニション
スイッチのオン操作により起動し、所定の時間間隔で繰
り返し実行される。
と記す)10において、車速センサ56などの各種セン
サの検出結果が読み込まれる。
が低速側に選択されている場合に、後述するエンジン出
力の抑制処理(S300)に制限を加え、エンジン出力
の低下を抑制するための制限処理を実行する。この制限
処理については、後に詳述する。
積V*γと、横加速度Gyとの偏差Gy−V*γとして
の横加速度の偏差(車両の横すべり加速度)Vydが演
算され、横加速度の偏差Vydを積分することにより、
車体の横すべり速度Vyが演算され、車体の前後速度V
x(=車速V)に対する車体の横すべり速度Vyの比V
y/Vxとして車体のスリップ角βが演算される。ま
た、車体のスリップ角βの微分値として車体スリップ角
速度βdが演算される。
定数として車体のスリップ角β及びスリップ角速度βd
の線形和a*β+b*βdの絶対値が基準値βc(正の
定数)を超えているか否か、すなわち車両がスピン傾向
になりつつあるか否かの判断が行われる。
ン傾向になりつつあると判断された場合には、S40に
進み、横加速度Gyが正であるか、すなわち車両が左旋
回状態にあるかが判断される。左旋回状態の場合にはS
50に進み、Cspinを正の定数として下記(5)式の係
数Csが−Cspinに設定され、右旋回状態の場合にはS
60に進み、係数CsがCspinに設定される。
が下記の(5)式をもとに演算されると共に、目標前後
力FtがFtc(定数)に設定される。
輪及び外輪の摩擦円半径Finmax及びFoutmaxが演算さ
れることにより、図4に例示されるマップの点P2〜P
5が決定され、また、アクセルペダル7の踏み込み量A
ccp及びエンジン回転数Neに基づき、予め規定した所
定のマップより、エンジン1の出力トルクTeが演算さ
れ、主変速機2mの変速段と副変速機2sの変速段とを
もとに得られる変速比と出力トルクTeとをもとに、所
定のマップより内輪及び外輪の駆動力Fdin及びFdout
が演算される。これらより、点P1’、P4’、P6’
が決定される。このようにして決定された図4のマップ
に基づき前述の手法により外輪の制動力Foutが決定さ
れる。
トに沿って外輪の制動力Foutが前後輪に配分され、こ
れにより旋回外輪側の前後輪の目標制動力が演算され
る。
は、mf、mrをそれぞれ車両の前輪側、後輪側の質量
とし、車両Cfrを前輪のロール剛性配分として、前後
加速度Gx及び横加速度Gyに基づき、下記の(6)
式、(7)式に従ってそれぞれ旋回内輪側の前輪の荷重
Wfin、後輪の荷重Wrinが算出される。また、前後加速
度Gx及び横加速度Gyに基づき、下記の(8)式、
(9)式に従ってそれぞれ旋回外輪側の前輪の荷重Wfo
ut、後輪の荷重Wroutが演算される。 Wfin=mf*g/2−m*Gx*h −Cfr*m*Gy*h/t …(6) Wrin=mr*g/2+m*Gx*h −(1−Cfr)*m*Gy*h/t …(7) Wfout=mf*g/2−m*Gx*h +Cfr*m*Gy*h/t …(8) Wrout=mr*g/2+m*Gx*h +(1−Cfr)*m*Gy*h/t …(9) 続くS94では、μinf及びμinrをそれぞれ旋回内輪側
の前輪及び後輪についての路面の摩擦係数として、前出
の(3)式、(4)式に対応する(10)式、(11)
式に従って、それぞれ旋回内輪側の前輪及び後輪に発生
させ得る制動力の最大値Finfmax及びFinrmaxが演算さ
れる。また、μoutf及びμoutrをそれぞれ旋回外輪側の
前輪及び後輪についての路面の摩擦係数として、前出の
(3)式、(4)式に対応する(12)式、(13)式
に従って、それぞれ旋回外輪側の前輪及び後輪に発生さ
せ得る制動力の最大値Foutfmax及びFoutrmaxが演算さ
れる。
て、制動力の最大値Finfmax及びFinrmaxに比例する割
合において内輪の制動力Finが配分されることにより、
旋回内輪側の前輪及び後輪の目標制動力Finf及びFinr
が演算される。また、下記の(16)式、(17)式に
従って、制動力の最大値Foutfmax及びFoutrmaxに比例
する割合において外輪の制動力Foutが配分されること
により、旋回外輪側の前輪及び後輪の目標制動力Foutf
及びFoutrが演算され、S90として示す処理が終了す
る。
o」、すなわち車両がスピン傾向にはないと判断された
場合には、S100に進み、Khをスタビリティファク
タ、Lをホイールベースとして、下記(18)式に従っ
て基準ヨーレートγcが演算される。また、Tを時定
数、sをラプラス演算子として、下記(19)式に従っ
て目標ヨーレートγtが演算される。
の実ヨーレートγの絶対値との偏差|γt|−|γ|が
基準値γc(正の定数)を超えているか、すなわち車両
がドリフトアウト傾向になりつつあるかが判断される。
リフトアウト傾向であると判断された場合には、S12
0に進み、横加速度Gyが正であるか、すなわち車両が
左旋回状態であるかが判断される。S120で「Ye
s」と判断された場合にはS130に進んで係数Kの値
が1に設定され、S120で「No」と判断された場合
にはS140に進んで係数Kの値が−1に設定される。
進み、目標ヨーモーメントMtがMtcを定数としてK*
Mtcに設定されると共に、目標前後力Ftが下記(2
0)式に従って演算される。
て、内輪及び外輪の摩擦円半径Finmax及びFoutmaxが
演算され、これらの摩擦円半径の1/3の値に基づき、
図3のマップにおける点P2’〜P6’が決定され、こ
のようにして決定された図3のマップに基づき、前述し
た手法において内輪及び外輪の制動力Fin及びFoutが
決定される。
ャートに沿って内輪の制動力Fin及び外輪の制動力Fou
tがそれぞれ前後輪に配分され、これにより各輪の目標
制動力が演算される。図10のフローチャートでは、前
述した図9のフローチャートにおけるS92〜S96と
同様の処理が、S172〜S176において実行される
が、S174では旋回内輪側の後輪に発生させ得る制動
力の最大値Finrmaxは下記の(21)式によって演算さ
れる。
ン出力の抑制処理が実行される。具体的には、S30或
いはS110などで把握される車両状態量に応じてスロ
ットルバルブ8を自動的に絞ってエンジン出力を低下さ
せる処理である。通常、スロットルバルブ8の開度は、
アクセルペダルセンサ66で検出されるアクセルペダル
7の踏み込み量Accpに応じて決定されるが、前述した
ような制動装置10によって旋回挙動を安定化させる挙
動制御を実行時には、制御装置50による制御の下、ア
クセルペダル7の踏み込み量Accpに依らずにスロット
ルモータ9を駆動させ、所定の閉側の開度までスロット
ルバルブ8を変位駆動する。
などの各車両状態量に応じたスロットルバルブ開度を、
予めマップ化しており、S300では、把握された車両
状態量をもとにマップ検索することで、スロットルバル
ブ開度を決定し、決定したスロットルバルブ開度に応じ
てスロットルモータ9を駆動させる。
において演算された各車輪の目標制動力に基づき、各車
輪のホイールシリンダ38i(i=FL、FR、RL、
RR)の目標制動圧が演算され、またデューティー比D
irが下記(22)式に従って演算される。なお、下記
(22)式において、Kp及びKdは制御圧のフィード
バック制御における比例項及び微分項のゲイン係数、P
iは各輪のホイールシリンダ圧、Ptiは各輪の目標ホイ
ールシリンダ圧である。
の制御弁40iに対し制御信号が出力されることによっ
てその制御弁が第2の位置に切り替え設定される。ま
た、その車輪の旋回外輪の開閉弁に対しデューティ比D
irに対応する制御信号が出力されることにより、ホイー
ルシリンダ38iに対するアキュームレータ圧の給非が
制御され、これにより制動圧が増減されることで制動力
が目標制動力に制御される。
基準値と正の基準値との間の値であるときには、上流側
の開閉弁が第2の位置に切り替え設定され、かつ、下流
側の開閉弁が第1の位置に保持されることにより、対応
するホイールシリンダ内の圧力が保持される。また、デ
ューティ比Dirが正の基準値以上の時には旋回外輪の上
流側及び下流側の開閉弁が図2に示した位置に制御され
ることにより、対応するホイールシリンダに対しアキュ
ームレータ圧が供給されることによって、このホイール
シリンダ内が増圧される。また、デューティ比Dirが負
の基準値以下の時には旋回外輪の上流側及び下流側の開
閉弁が第2の位置に切り替え設定されることにより、対
応するホイールシリンダ内のブレーキオイルが低圧導管
42へ排出され、これによりこのホイールシリンダ内が
減圧される。
理、すなわちエンジン出力の抑制処理(S300)に制
限を加え、エンジン出力の低下を抑制するための制限処
理について、具体的に説明する。
理の一例を示す。まず、S202では、ポジションセン
サ65の検出結果をもとに、副変速機2s用のシフトレ
バーの位置を検知し、副変速機2sが低速側の変速段に
選択されているか否かを判断する。
ている場合には(S202で「No」)、S204に進
み、前述したような旋回挙動制御の実行条件の1つとし
ての、車速Vのしきい値VthをVL(例えば15km
/h)に設定する。また、副変速機2sの変速段が低速
側に選択されている場合には(S202で「Ye
s」)、S206に進み、この車速Vのしきい値Vth
をVH(例えば30km/h)に設定する。このよう
に、S204、S206の処理により、副変速機2sの
変速段が低速側に選択されている場合には、高速側が選
択されている場合に比べ、旋回挙動制御の実行可能条件
となる車速Vのしきい値がより高速側に設定される。
8に進み、現在の車速Vとしきい値Vthとを比較す
る。その結果、車速Vがしきい値以上であればS20以
降に進み、前述した各ステップを実行し、車速Vがしき
い値Vthより低車速の場合には、旋回挙動制御の実行
条件が成立していないため、このままこのルーチンを終
了する。従ってこの場合には、前述した旋回挙動制御が
実行されず、ブレーキペダル12の踏み込み量に応じた
通常の制動制御となる。
側に選択されている場合には、変速段が高速側に選択さ
れている場合に比べ、しきい値Vthがより高車速側へ
変更される。これにより、低車速域ではエンジン出力の
抑制処理(S300)の開始が制限され、低車速域を使
ってオフロードや厳しい登坂路などを走行中に運転者が
意図的に旋回挙動を操作した場合にも、運転者の意に反
してエンジン出力が低下されることを防ぐことができ
る。
すように、同様にS202で副変速機2sの変速段が低
速側であるかを判断し、その結果、低速側が選択されて
いる場合にはそのままこのルーチンを終了し、高速側が
選択されている場合にはS20以降の処理に進ませるよ
うに構成することもできる。これにより、副変速機2s
が低速側に選択されている場合には、S20以降で実施
される旋回挙動制御が禁止されることとなる。従って、
この場合も同様に、副変速機2sが低速側に選択された
状況下において、運転者の意に反してエンジン出力が自
動的に低下する事態を防止することができる。
制するための制限処理としては、200として実行する
以外にも、S300の中で実行することもできる。この
例を図13のフローチャートに示す。
に、副変速機2sの変速段が低速側であるかを判断す
る。その結果、高速側が選択されている場合には(S3
02で「No」)、S304へ進み高速用のマップを選
択し、低速側が選択されている場合には(S302で
「Yes」)、S306へ進み低速用のマップを選択す
る。このマップは、S30或いはS110などで把握さ
れる車両状態量に応じたスロットルバルブ8の開度を規
定したマップであり、低速用のマップは、高速用のマッ
プに比べて、同一の車両状態量に応じたスロットルバル
ブ8の開度がより開側となるように設定されている。す
なわち、低速用のマップは、副変速機2sが低速側に選
択された場合に、エンジン出力の絞る量を少なくしてよ
り大きな駆動力を発生し得るように設定されている。
6で選択されたマップをもとに、車両状態量に応じたス
ロットルバルブ8の開度を決定し、続くS310では、
S308で決定されたスロットルバルブ8の開度に応じ
て、スロットルモータ9を駆動する。
換えることで、低速用のマップが選択された場合には、
高速用のマップが選択された場合に比べ、エンジン出力
の低下が抑制されることとなり、運転者が副変速機2s
の変速段として低速側を選択した場合には、高速側を選
択した場合に比べてエンジン出力の低下を少なく抑える
ことができる。
車両の挙動制御装置によれば、主変速機からの出力を選
択的により低速側へ変速し得る副変速手段を備えた場合
には、制限手段によって、副変速手段が低速側に選択さ
れた場合には、出力抑制手段による処理に制限を加える
構成を採用した。従って、オフロード走行時に副変速手
段が低速側に選択された場合には、エンジン出力の低下
を抑制することができ、運転者の意図が十分に反映され
た走行性を得ることができる。
説明図である。
モーメントM及び前後力Fxと、内輪及び外輪の制動力
Fin、Foutとの間の関係などを示すグラフである。
モーメントM及び前後力Fxと、内輪及び外輪の制動力
Fin、Foutとの間の関係などを示すグラフである。
バステア傾向の場合における、モーメントM及び前後力
Fxと、内輪及び外輪の制動力Fin、Foutとの間の関
係などを示すグラフである。
て、制動力の前後輪への配分要領を示す説明図である。
概略的に示す構成図である。
を示すフローチャートである。
処理を示すフローチャートである。
する処理を示すフローチャートである。
を加える、制限処理(S200)を示すフローチャート
である。
フローチャートである。
フローチャートである。
…制動装置、38FL、38FR、38RL、38RR
…ホイールシリンダ、40FL、40FR、40RL、
40RR…制御弁 44FL、44FR、44RL、44RR…開閉弁 46FL、46FR、46RL、46RR…開閉弁 50…制御装置、65…ポジションセンサ
Claims (4)
- 【請求項1】 車両挙動を制御する車両の挙動制御装置
であって、 車両の旋回挙動を判定する旋回挙動判定手段と、 前記旋回挙動判定手段の判定結果をもとに、前記車両の
旋回挙動を安定化すべくエンジン出力を抑制させる出力
抑制手段と、 主変速機からの出力を、選択的により低速側へ変速し得
る副変速手段と、 前記副変速手段が低速側に選択された場合に、前記出力
抑制手段による処理に制限を加える制限手段とを備える
車両の挙動制御装置。 - 【請求項2】 前記制限手段は、前記副変速手段が低速
側に選択された場合に、前記出力抑制手段による処理を
禁止する請求項1記載の車両の挙動制御装置。 - 【請求項3】 前記制限手段は、前記副変速手段が低速
側に選択された場合に、前記出力抑制手段の処理が開始
される車速のしきい値を、より高車速側へ変更する請求
項1記載の車両の挙動制御装置。 - 【請求項4】 前記制限手段は、前記副変速手段が低速
側に選択された場合には、前記出力抑制手段によって抑
制させる前記エンジン出力の抑制量を、非選択時に比べ
てより少ない量に変更する請求項1記載の車両の挙動制
御装置。
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