JP2000343958A - 自動車のガス容器保護装置 - Google Patents
自動車のガス容器保護装置Info
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- JP2000343958A JP2000343958A JP15508699A JP15508699A JP2000343958A JP 2000343958 A JP2000343958 A JP 2000343958A JP 15508699 A JP15508699 A JP 15508699A JP 15508699 A JP15508699 A JP 15508699A JP 2000343958 A JP2000343958 A JP 2000343958A
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- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K15/00—Arrangement in connection with fuel supply of combustion engines or other fuel consuming energy converters, e.g. fuel cells; Mounting or construction of fuel tanks
- B60K15/03—Fuel tanks
- B60K15/063—Arrangement of tanks
- B60K2015/0638—Arrangement of tanks the fuel tank is arranged in the rear of the vehicle
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02T—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
- Y02T10/00—Road transport of goods or passengers
- Y02T10/10—Internal combustion engine [ICE] based vehicles
- Y02T10/30—Use of alternative fuels, e.g. biofuels
Landscapes
- Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
- Body Structure For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ガスを燃料とする自動車のガス容器を飛
び石から保護すると共に、排水性能を高める。 【解決手段】 フロアパネル25の下部に燃料用のガス
容器13,14を搭載し、このガス容器13,14の下
部にアンダーガード32を取付けた。アンダーガード3
2が飛び石からガス容器13,14を保護する。またア
ンダーガード32に設ける水抜き孔により、水抜き性が
良好になる。
び石から保護すると共に、排水性能を高める。 【解決手段】 フロアパネル25の下部に燃料用のガス
容器13,14を搭載し、このガス容器13,14の下
部にアンダーガード32を取付けた。アンダーガード3
2が飛び石からガス容器13,14を保護する。またア
ンダーガード32に設ける水抜き孔により、水抜き性が
良好になる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ガスを燃料とする
自動車に適用するガス容器の保護装置に関するものであ
る。
自動車に適用するガス容器の保護装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】自動車の燃料としては、ガソリン、軽油
またはLPG等の石油系のものが使用されるが、これら
の石油系燃料の地球の埋蔵量は限られていることから、
これに変わるものとして、天然ガスを自動車用燃料とす
る研究がなされ、実用化するところまで来ている。
またはLPG等の石油系のものが使用されるが、これら
の石油系燃料の地球の埋蔵量は限られていることから、
これに変わるものとして、天然ガスを自動車用燃料とす
る研究がなされ、実用化するところまで来ている。
【0003】天然ガスは、自動車への積載容量に対する
航続距離が短いので、少しでも大きい容量のガス容器を
搭載する必要があるが、そのため走行中の飛び石によ
り、損傷を受けることがある。
航続距離が短いので、少しでも大きい容量のガス容器を
搭載する必要があるが、そのため走行中の飛び石によ
り、損傷を受けることがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの点に鑑み
てなされたものであり、ガス容器の下方にアンダーガー
ドを設けることによって、この問題を解決するととも
に、そのアンダーガードに水抜き孔を設けて、走行中に
車輪が掻き揚げた水や、ガス容器の表面に付着する露に
よって溜った水の排出を容易にした自動車のガス容器保
護装置を提供しようとするものである。
てなされたものであり、ガス容器の下方にアンダーガー
ドを設けることによって、この問題を解決するととも
に、そのアンダーガードに水抜き孔を設けて、走行中に
車輪が掻き揚げた水や、ガス容器の表面に付着する露に
よって溜った水の排出を容易にした自動車のガス容器保
護装置を提供しようとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を解
決するための手段として、請求項1に記載した発明は、
車体のフロアパネルの下部に燃料用のガス容器を搭載
し、該ガス容器の下部にアンダーガードを着脱自在に取
付けたことを特徴とする。
決するための手段として、請求項1に記載した発明は、
車体のフロアパネルの下部に燃料用のガス容器を搭載
し、該ガス容器の下部にアンダーガードを着脱自在に取
付けたことを特徴とする。
【0006】また、請求項2に記載した発明は、車体の
フロアパネルとエキゾーストパイプとマフラと一対の後
輪と燃料パイプと少なくとも一つ以上のガス容器とアン
ダーガードとを備えてなる自動車のガス容器保護装置に
おいて、前記フロアパネルの下部で、かつ後輪の間で後
輪の車軸方向にガス容器を搭載し、該ガス容器の一側に
エキゾーストパイプを配置すると共に、他側にガス容器
の元弁を配置し、該元弁に車両前後方向に配設される燃
料のパイプを接続し、該燃料パイプは、レセプタクル
(充填口)からガス容器の元弁、そしてレギュレータま
でをレイアウトしやすいように接続し、後輪軸の一側に
マフラを配置すると共に、他側にガス容器を配置し、該
ガス容器および元弁の下方を覆うアンダーガードを設け
たことを特徴とする。
フロアパネルとエキゾーストパイプとマフラと一対の後
輪と燃料パイプと少なくとも一つ以上のガス容器とアン
ダーガードとを備えてなる自動車のガス容器保護装置に
おいて、前記フロアパネルの下部で、かつ後輪の間で後
輪の車軸方向にガス容器を搭載し、該ガス容器の一側に
エキゾーストパイプを配置すると共に、他側にガス容器
の元弁を配置し、該元弁に車両前後方向に配設される燃
料のパイプを接続し、該燃料パイプは、レセプタクル
(充填口)からガス容器の元弁、そしてレギュレータま
でをレイアウトしやすいように接続し、後輪軸の一側に
マフラを配置すると共に、他側にガス容器を配置し、該
ガス容器および元弁の下方を覆うアンダーガードを設け
たことを特徴とする。
【0007】また、請求項3に記載した発明は、請求項
1または2に記載したものにおいて、前記アンダーガー
ドを、車両の側方から見てガス容器の下部から一部の高
さまでを覆う箱形に形成したことを特徴とする。
1または2に記載したものにおいて、前記アンダーガー
ドを、車両の側方から見てガス容器の下部から一部の高
さまでを覆う箱形に形成したことを特徴とする。
【0008】また、請求項4に記載した発明は、請求項
1または2に記載したものにおいて、前記アンダーガー
ドに、複数本並べたガス容器の間を区切る凹凸形状を持
たせたことを特徴とする。
1または2に記載したものにおいて、前記アンダーガー
ドに、複数本並べたガス容器の間を区切る凹凸形状を持
たせたことを特徴とする。
【0009】また、請求項5に記載した発明は、請求項
1または2に記載したものにおいて、前記アンダーガー
ドの下面に、上方向に凸となるリブを設けたことを特徴
とする。
1または2に記載したものにおいて、前記アンダーガー
ドの下面に、上方向に凸となるリブを設けたことを特徴
とする。
【0010】また、請求項6に記載した発明は、請求項
1または2に記載したものにおいて、前記アンダーガー
ドのもっとも低い部分に、水抜き孔を設けたことを特徴
とする。
1または2に記載したものにおいて、前記アンダーガー
ドのもっとも低い部分に、水抜き孔を設けたことを特徴
とする。
【0011】また、請求項7に記載した発明は、請求項
4に記載したものにおいて、前記アンダーガードの凸形
状部と、フロアパネルに取付けられたガス容器の支持材
とを、着脱可能に結合したことを特徴とする。
4に記載したものにおいて、前記アンダーガードの凸形
状部と、フロアパネルに取付けられたガス容器の支持材
とを、着脱可能に結合したことを特徴とする。
【0012】また、請求項8に記載した発明は、請求項
6に記載したものにおいて、前記水抜き孔を、リブの周
囲の低くなっているところに設けたことを特徴とする。
6に記載したものにおいて、前記水抜き孔を、リブの周
囲の低くなっているところに設けたことを特徴とする。
【0013】さらに、請求項9に記載した発明は、請求
項6ないし8のいずれかに記載したものにおいて、前記
水抜き孔を、アンダーガードの下面から側面に亙らせて
設けたことを特徴とする。
項6ないし8のいずれかに記載したものにおいて、前記
水抜き孔を、アンダーガードの下面から側面に亙らせて
設けたことを特徴とする。
【0014】このような構成とすれば、自動車が走行中
に石を跳ね上げても、その石はアンダーガードに当って
ガス容器には当らない。また、アンダーガードに設けら
れた水抜き孔によって、効率の良い排水ができる。
に石を跳ね上げても、その石はアンダーガードに当って
ガス容器には当らない。また、アンダーガードに設けら
れた水抜き孔によって、効率の良い排水ができる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を説明
する。図1は自動車後部の床下部分で本発明の適用箇所
を略図的に示したものである。車体1には車軸2によっ
て車輪(後輪)3が取付けられており、車体1から突出
した2個のハンガ4にはエキゾーストセンタパイプ5が
支持されている。エキゾーストセンタパイプ5の前部は
フランジ6により、中間部分に触媒装置7を設けたエキ
ゾーストパイプ8に接続され、後部はマフラハンガ9で
フロアパネル25に支持されたマフラ10に接続されて
いる。
する。図1は自動車後部の床下部分で本発明の適用箇所
を略図的に示したものである。車体1には車軸2によっ
て車輪(後輪)3が取付けられており、車体1から突出
した2個のハンガ4にはエキゾーストセンタパイプ5が
支持されている。エキゾーストセンタパイプ5の前部は
フランジ6により、中間部分に触媒装置7を設けたエキ
ゾーストパイプ8に接続され、後部はマフラハンガ9で
フロアパネル25に支持されたマフラ10に接続されて
いる。
【0016】車軸2の前部には、それぞれ元弁11,1
2を備えた2個のガス容器13,14が、後述の支持材
と取付ステーによってフロアパネル25に支持されてい
る。車体1の後端には、充填弁(ボールバルブ)15を
備えたレセプタクル(充填口)16が設けられており、
ここから燃料の補給を行うようになっている。レセプタ
クル16からガス容器14の元弁12までの間は、中間
部に逆止弁17を接続したパイプ18で結合している。
2を備えた2個のガス容器13,14が、後述の支持材
と取付ステーによってフロアパネル25に支持されてい
る。車体1の後端には、充填弁(ボールバルブ)15を
備えたレセプタクル(充填口)16が設けられており、
ここから燃料の補給を行うようになっている。レセプタ
クル16からガス容器14の元弁12までの間は、中間
部に逆止弁17を接続したパイプ18で結合している。
【0017】ガス容器14の元弁12とガス容器13の
元弁11を直列に接続するため、元弁12から元弁11
を接続し、元弁11からは側部に残量圧センサ19を取
付けた主止弁20とガスフィルタ22の順でパイプ21
で接続し、パイプ23でレギュレータ24に接続されて
いる。パイプ23はレギュレータ24を介して図示しな
いインジェクタに結合する。このパイプ23は、レセプ
タクル16からレギュレータまでをレイアウトしやす
く、かつ、無駄がないように、車両一側(左側)に寄せ
られてレイアウトされている。
元弁11を直列に接続するため、元弁12から元弁11
を接続し、元弁11からは側部に残量圧センサ19を取
付けた主止弁20とガスフィルタ22の順でパイプ21
で接続し、パイプ23でレギュレータ24に接続されて
いる。パイプ23はレギュレータ24を介して図示しな
いインジェクタに結合する。このパイプ23は、レセプ
タクル16からレギュレータまでをレイアウトしやす
く、かつ、無駄がないように、車両一側(左側)に寄せ
られてレイアウトされている。
【0018】図2に符号25で示すものはフロアパネル
であり、図1の車体1の上方に位置するものである。こ
のフロアパネル25の上部は車室になる。フロアパネル
25の下部には前述のガス容器13,14が車軸方向に
互いに平行に横置きにして設けられ、上下各2本の固定
バンド26,27で把持される。この固定バンド26,
27はベルト(帯状)形状でガス容器13,14の外形
に沿って半円をつくり、半円と半円の両端と中央の3箇
所に取付用の平面26a、27aを設け、ここにボルト
孔26b、27bがあけられている。
であり、図1の車体1の上方に位置するものである。こ
のフロアパネル25の上部は車室になる。フロアパネル
25の下部には前述のガス容器13,14が車軸方向に
互いに平行に横置きにして設けられ、上下各2本の固定
バンド26,27で把持される。この固定バンド26,
27はベルト(帯状)形状でガス容器13,14の外形
に沿って半円をつくり、半円と半円の両端と中央の3箇
所に取付用の平面26a、27aを設け、ここにボルト
孔26b、27bがあけられている。
【0019】図3に示す支持材28,30は断面コ字状
の車軸方向に長い補強材で最下面の取付平面にボルト孔
があけられており、この取付平面の裏側すなわちコ字状
断面の内側に溶接ナット34が取付けられていて、固定
バンド26,27の取付用平面とアンダーガード32の
フランジ部が、ボルト33とナット34で共締めにより
結合している(図3参照)。
の車軸方向に長い補強材で最下面の取付平面にボルト孔
があけられており、この取付平面の裏側すなわちコ字状
断面の内側に溶接ナット34が取付けられていて、固定
バンド26,27の取付用平面とアンダーガード32の
フランジ部が、ボルト33とナット34で共締めにより
結合している(図3参照)。
【0020】支持材29は断面コ字状の車軸方向に長い
補強材で、最下面に取付用の平面が形成され、上下の固
定バンドの中央の取付け平面を共締めしている。支持材
28,29,30の断面コ字状開口部の周方向にはフロ
アパネル25への取付フランジが設けられていて、フロ
アパネル25に溶接で止められている。支持材28,2
9,30の車軸方向両端部は開口となっている。31は
防熱手段としてのアッパーガードである。
補強材で、最下面に取付用の平面が形成され、上下の固
定バンドの中央の取付け平面を共締めしている。支持材
28,29,30の断面コ字状開口部の周方向にはフロ
アパネル25への取付フランジが設けられていて、フロ
アパネル25に溶接で止められている。支持材28,2
9,30の車軸方向両端部は開口となっている。31は
防熱手段としてのアッパーガードである。
【0021】図3は、ガス容器13,14の取付部分を
図1の右方から見た図であり、図4は、図3のものを下
方から見た底面図である。車軸方向に互いに平行に横置
きに設けられたガス容器13,14の下部には、箱型の
アンダーガード32が、ボルト33とナット34により
着脱自在に取付けられている。箱型のアンダーガード3
2は、車両方向で前側と後側は側壁32aを持ち、この
側壁32aと支持材28,30でガス容器13,14の
側面全部を覆っている。
図1の右方から見た図であり、図4は、図3のものを下
方から見た底面図である。車軸方向に互いに平行に横置
きに設けられたガス容器13,14の下部には、箱型の
アンダーガード32が、ボルト33とナット34により
着脱自在に取付けられている。箱型のアンダーガード3
2は、車両方向で前側と後側は側壁32aを持ち、この
側壁32aと支持材28,30でガス容器13,14の
側面全部を覆っている。
【0022】側壁32aの上部には、外側に開いた取付
フランジ32bが設けられており、このフランジ32b
と上下の固定バンド26,27および支持材28,29
がボルト33とナット34により共締めされている。箱
型のアンダーガード32は右側壁32cを持ち、この右
側壁32cはフロアパネル25近くの高さまであって、
前後の側壁32aよりも高く、ガス容器13,14の底
部のほぼ全部を覆っている。
フランジ32bが設けられており、このフランジ32b
と上下の固定バンド26,27および支持材28,29
がボルト33とナット34により共締めされている。箱
型のアンダーガード32は右側壁32cを持ち、この右
側壁32cはフロアパネル25近くの高さまであって、
前後の側壁32aよりも高く、ガス容器13,14の底
部のほぼ全部を覆っている。
【0023】アンダーガード32の左側壁32d(図3
等を参照)はガス容器13,14の下部から一部の高さ
までを覆うようになっており、元弁11,12をアンダ
ーガード32が取付いたままで、このアンダーガード3
2の左外側から手や工具を挿入して操作できるようにし
てある。ガス容器13,14および元弁11,12を覆
う下面と前後の側壁32aと左右の側壁32c,32d
とはつながっていて全体として箱型を形成している。
等を参照)はガス容器13,14の下部から一部の高さ
までを覆うようになっており、元弁11,12をアンダ
ーガード32が取付いたままで、このアンダーガード3
2の左外側から手や工具を挿入して操作できるようにし
てある。ガス容器13,14および元弁11,12を覆
う下面と前後の側壁32aと左右の側壁32c,32d
とはつながっていて全体として箱型を形成している。
【0024】図3に示すように、アンダーガード32の
下面は凹凸形状になっており、中央部は凸部32eに形
成されている。そしてこの凸部32eにより、2本のガ
ス容器13,14の間を区切るようになっている。そし
てアンダーガード32のもっとも低い部分32fに水抜
き孔35が設けられている(図4参照)。
下面は凹凸形状になっており、中央部は凸部32eに形
成されている。そしてこの凸部32eにより、2本のガ
ス容器13,14の間を区切るようになっている。そし
てアンダーガード32のもっとも低い部分32fに水抜
き孔35が設けられている(図4参照)。
【0025】図5および図6は、本発明の実施の形態の
他の例を図3,図4に対応させて示したものである。こ
の実施の形態では、アンダーガード32の下面に、上方
向に凸となるリブ32gが設けられており、アンダーガ
ード32の強度を高めるようにしてある。この場合に
は、リブ32gの周囲の低くなっているところに水抜き
孔35が設けられている。
他の例を図3,図4に対応させて示したものである。こ
の実施の形態では、アンダーガード32の下面に、上方
向に凸となるリブ32gが設けられており、アンダーガ
ード32の強度を高めるようにしてある。この場合に
は、リブ32gの周囲の低くなっているところに水抜き
孔35が設けられている。
【0026】図7および図8に示す実施の形態では、ガ
ス容器13,14の間に位置してフロアパネル25に溶
接により取付けられた支持材29を下方に延長し、その
下端とアンダーガード32の中央部とをボルト36で着
脱可能に結合してある。これにより、アンダーガード3
2の補強がされる。
ス容器13,14の間に位置してフロアパネル25に溶
接により取付けられた支持材29を下方に延長し、その
下端とアンダーガード32の中央部とをボルト36で着
脱可能に結合してある。これにより、アンダーガード3
2の補強がされる。
【0027】図9ないし図14に示す各実施の形態は、
アンダーガード32を方形の箱型にしてガス容器13,
14の下部全体を覆うようにしたものである。そして図
9、図10のものは、アンダーガード32の一部に水抜
き孔35を設けているが、図11ないし図14のものは
アンダーガード32の下面から側面にわたらせて水抜き
孔35を設けたものである。このうち、図10、図1
1、図12のものはアンダーガード32の前後左右部の
底部に設けてあり、図13、図14のものは、水抜き孔
35をアンダーガード32の下面でコーナー部分に設け
てある。
アンダーガード32を方形の箱型にしてガス容器13,
14の下部全体を覆うようにしたものである。そして図
9、図10のものは、アンダーガード32の一部に水抜
き孔35を設けているが、図11ないし図14のものは
アンダーガード32の下面から側面にわたらせて水抜き
孔35を設けたものである。このうち、図10、図1
1、図12のものはアンダーガード32の前後左右部の
底部に設けてあり、図13、図14のものは、水抜き孔
35をアンダーガード32の下面でコーナー部分に設け
てある。
【0028】水抜き孔35をこのようにアンダーガード
32に設けること、自動車が走行を開始するとき、停車
するとき、あるいは右折または左折するときに慣性によ
っていずれかの水抜き孔35から水が排出される。そし
て図13、図14のようにコーナ部分に設ければ、水抜
け性はさらに良くなる。
32に設けること、自動車が走行を開始するとき、停車
するとき、あるいは右折または左折するときに慣性によ
っていずれかの水抜き孔35から水が排出される。そし
て図13、図14のようにコーナ部分に設ければ、水抜
け性はさらに良くなる。
【0029】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
た自動車のガス容器保護装置であるから、請求項1およ
び2の発明によれば、自動車の走行中に飛び石があって
も、アンダーガードにより、それがガス容器やバルブ等
に当ることがないので、ガス容器等の保護をすることが
できる。また、請求項3の発明によれば、ガス容器等の
保護がさらに確実になる。さらに、請求項4および5の
発明によれば、凹凸形状またはリブによりアンダーガー
ドの強度が上がるので板厚を薄くして軽量化を図ること
ができる。そしてこの場合、凸部またはリブが上向きな
ので、請求項5,7の発明とも相まって水が溜るのを防
止することができる。
た自動車のガス容器保護装置であるから、請求項1およ
び2の発明によれば、自動車の走行中に飛び石があって
も、アンダーガードにより、それがガス容器やバルブ等
に当ることがないので、ガス容器等の保護をすることが
できる。また、請求項3の発明によれば、ガス容器等の
保護がさらに確実になる。さらに、請求項4および5の
発明によれば、凹凸形状またはリブによりアンダーガー
ドの強度が上がるので板厚を薄くして軽量化を図ること
ができる。そしてこの場合、凸部またはリブが上向きな
ので、請求項5,7の発明とも相まって水が溜るのを防
止することができる。
【0030】さらに請求項7の発明によれば、アンダー
ガードの凸形状部が支持材に結合することにより、アン
ダーガードが補強されるので、その肉厚を薄くして軽量
化を図ることが可能となる。そしてこの結合は取り外す
こともできるから、下方からのメンテナンス作業が容易
になる。また、請求項9の発明によれば、水抜き孔をア
ンダーガードの下面から側面に亙らせて設けたことによ
り、自動車の挙動に関連して水抜き性能を高めることが
可能になる。
ガードの凸形状部が支持材に結合することにより、アン
ダーガードが補強されるので、その肉厚を薄くして軽量
化を図ることが可能となる。そしてこの結合は取り外す
こともできるから、下方からのメンテナンス作業が容易
になる。また、請求項9の発明によれば、水抜き孔をア
ンダーガードの下面から側面に亙らせて設けたことによ
り、自動車の挙動に関連して水抜き性能を高めることが
可能になる。
【図1】本発明の実施の形態の概要を示す斜視図であ
る。
る。
【図2】図1のガス容器を支持する部材を分解状態で示
した斜視図である。
した斜視図である。
【図3】ガス容器の取付部分を図1の右方から見た側面
図である。
図である。
【図4】図3のものを下方から見た底面図である。
【図5】図3のものの変形例である実施の形態の側面図
である。
である。
【図6】図5のものを下方から見た底面図である。
【図7】図3のものの他の変形例である実施の形態の側
面図である。
面図である。
【図8】図7のものを下方から見た底面図である。
【図9】図3のものの別の変形例である実施の形態の側
面図である。
面図である。
【図10】図9のものを下方から見た底面図である。
【図11】図3のさらに他の変形例である実施の形態の
側面図である。
側面図である。
【図12】図11のものを下方から見た底面図である。
【図13】図3のもののさらに別の変形例である実施の
形態の側面図である。
形態の側面図である。
【図14】図13のものを下方から見た底面図である。
1 車体 13 ガス容器 14 ガス容器 25 フロアパネル 28 支持材 29 支持材 30 支持材 32 アンダーガード 32e 凸部 32f 低い部分 32g リブ 33 ボルト 34 ナット 35 水抜き孔 36 ボルト
フロントページの続き (72)発明者 松田 浩敬 静岡県浜松市高塚町300番地 スズキ株式 会社内 Fターム(参考) 3D003 AA04 AA07 AA09 AA15 BB01 CA13 CA14 DA07 3D038 CA17 CB01 CC18 CD02 CD10 CD12
Claims (9)
- 【請求項1】 車体のフロアパネルの下部に燃料用のガ
ス容器を搭載し、該ガス容器の下部にアンダーガードを
着脱自在に取付けたことを特徴とする自動車のガス容器
保護装置。 - 【請求項2】 車体のフロアパネルとエキゾーストパイ
プとマフラと一対の後輪と燃料パイプと少なくとも一つ
以上のガス容器とアンダーガードとを備えてなる自動車
のガス容器保護装置において、前記フロアパネルの下部
で、かつ後輪の間で後輪の車軸方向にガス容器を搭載
し、該ガス容器の一側にエキゾーストパイプを配置する
と共に、他側にガス容器の元弁を配置し、該元弁に車両
前後方向に配設される燃料のパイプを接続し、後輪軸の
一側にマフラを配置すると共に、他側にガス容器を配置
し、該ガス容器および元弁の下方を覆うアンダーガード
を設けたことを特徴とする自動車のガス容器保護装置。 - 【請求項3】 前記アンダーガードを、車両の側方から
見てガス容器の下部から一部の高さまでを覆う箱形に形
成したことを特徴とする請求項1または2に記載の自動
車のガス容器保護装置。 - 【請求項4】 前記アンダーガードに、複数本並べたガ
ス容器の間を区切る凹凸形状を持たせたことを特徴とす
る請求項1または2に記載の自動車のガス容器保護装
置。 - 【請求項5】 前記アンダーガードの下面に、上方向に
凸となるリブを設けたことを特徴とする請求項1または
2に記載の自動車のガス容器保護装置。 - 【請求項6】 前記アンダーガードのもっとも低い部分
に、水抜き孔を設けたことを特徴とする請求項1または
2に記載の自動車のガス容器保護装置。 - 【請求項7】 前記アンダーガードの凸形状部と、フロ
アパネルに取付けられたガス容器の支持材とを、着脱可
能に結合したことを特徴とする請求項4に記載の自動車
のガス容器保護装置。 - 【請求項8】 前記水抜き孔を、リブの周囲の低くなっ
ているところに設けたことを特徴とする請求項6に記載
の自動車のガス容器保護装置。 - 【請求項9】 前記水抜き孔を、アンダーガードの下面
から側面に亙らせて設けたことを特徴とする請求項6な
いし8のいずれかに記載の自動車のガス容器保護装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP15508699A JP2000343958A (ja) | 1999-06-02 | 1999-06-02 | 自動車のガス容器保護装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP15508699A JP2000343958A (ja) | 1999-06-02 | 1999-06-02 | 自動車のガス容器保護装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000343958A true JP2000343958A (ja) | 2000-12-12 |
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ID=15598356
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---|---|---|---|
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JP (1) | JP2000343958A (ja) |
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- 1999-06-02 JP JP15508699A patent/JP2000343958A/ja active Pending
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