JPH08214702A - プランター兼用電柱保護カバー - Google Patents

プランター兼用電柱保護カバー

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Publication number
JPH08214702A
JPH08214702A JP7059673A JP5967395A JPH08214702A JP H08214702 A JPH08214702 A JP H08214702A JP 7059673 A JP7059673 A JP 7059673A JP 5967395 A JP5967395 A JP 5967395A JP H08214702 A JPH08214702 A JP H08214702A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electric pole
planter
container bodies
pole
container
Prior art date
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Pending
Application number
JP7059673A
Other languages
English (en)
Inventor
Tatsumi Nishikawa
辰美 西川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
DENKI KOJI NISHIKAWAGUMI KK
Original Assignee
DENKI KOJI NISHIKAWAGUMI KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by DENKI KOJI NISHIKAWAGUMI KK filed Critical DENKI KOJI NISHIKAWAGUMI KK
Priority to JP7059673A priority Critical patent/JPH08214702A/ja
Publication of JPH08214702A publication Critical patent/JPH08214702A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
  • Suspension Of Electric Lines Or Cables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 除雪作業時において除雪車の排雪板や作業車
のバケットなどが電柱に衝突あるいは干渉した際に、電
柱が損傷したり破損することを防止すると共に、併せて
鑑賞用の草花などを植栽することができるプランター兼
用の電柱保護カバーを提供する。 【構成】 左右に分割した2つの容器体2を合体させて
プランター兼用電柱保護カバー1を構成し、電柱3の下
部に固定する。容器体2の各々は上部に開口部4を備え
ると共に下部には底板5を備え、その内部に衝撃緩衝用
および植物植栽用とした土6を収納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電柱を保護する保護カバ
ーおよび植物を植栽するプランターに関するものであ
る。より詳しくは、除雪作業時において除雪車の排雪板
や作業車のバケットなどが電柱に衝突あるいは干渉した
際に、電柱が損傷したり破損することを防止すると共
に、併せて鑑賞用の草花などを植栽することができるプ
ランター兼用とした電柱保護カバーの構造に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】冬季
の積雪地において道路の除雪を行う際には、先ず除雪車
などを使用して雪を道路の側端部に一旦掻き寄せ、次い
で掻き寄せた雪を回収車などに回収して除去する方法が
一般的となっている。
【0003】ところが、雪を道路の側端部に掻き寄せる
際、および側端部の雪を回収車に回収する際には、除雪
車の排雪板や回収作業車のバケットなどが道路側端部に
設置してある電柱などに衝突あるいは干渉し、電柱を損
傷したり破損することが往々にして起こるものであっ
た。
【0004】道路側端部に設置してある電柱などには、
電力送電用をはじめ電話用や街路灯あるいはそれらの兼
用としたものなど様々な種類のものがあり、極めて重要
な設備であるため損傷したり破損した際には緊急に補修
する必要のあるものである。しかしながら、このような
電柱などは道路の側端部に設置してあることから、補修
に際しては人や車の往来を遮断して行わなければならな
い場合も多く、また時間や費用も多大であることから、
何らかの対策を講じる必要があった。
【0005】従来、このような事態についての対策とし
ては、電柱の損傷や破損を防止するための様々な保護カ
バーが提案され使用されてきたが、それらは単に衝撃吸
収用の緩衝材や硬質の板材などを電柱に取り付ける類の
ものであり、電柱などの保護という本来の目的以外の機
能は全く具備していないものであった。また、何らかの
支柱に取り付けて植物などを植栽するための器具は種々
提案されていたが、例えば実開昭63−193433号
公報に開示されるようなものは単に植物の植栽のための
機能を有するのみであり、支柱などの保護・保全につい
ては全く考慮されていないものであった。
【0006】本発明はこのような従来の技術や現状に着
目してなされたものであり、除雪作業時において除雪車
の排雪板や作業車のバケットなどが電柱に衝突あるいは
干渉した際に、電柱が損傷したり破損することを防止す
ると共に、併せて鑑賞用の草花などを植栽することがで
きるプランター兼用の電柱保護カバーを提供せんとする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るプランター
兼用電柱保護カバーは上記のような課題を解決するため
に、上部に開口部を有する有底の容器体を複数合体させ
て構成し電柱に固定するようにしたものであり、この容
器体の内部に衝撃緩衝用および植物植栽用とした土を収
納するものである。また、上記のようなプランター兼用
電柱保護カバーについて、複数の容器体を合体させた状
態の外形形状を円筒形あるいは楕円筒形としたものであ
る。
【0008】尚、以上および以下の記述において「電
柱」とは、電力送電用をはじめ電話用や街路灯用あるい
はそれらの兼用としたものなど、様々な柱状の構造物を
広く意味する用語として用いるものである。
【0009】
【作用】本発明のプランター兼用電柱保護カバーは、複
数の容器体を合体させて構成するものとしたことによ
り、電柱に対する着脱を容易に行うことができると共
に、保守点検や交換あるいは電柱についての保守・警備
などを軽便に行うことができる。また、容器体内部に収
納した土は衝撃を吸収して電柱を保護する緩衝材として
作用すると共に、植物を植栽して育成する土壌となるも
のである。更に、複数の容器体を合体させた状態の外形
形状を円筒形とした場合には、全方向からの衝撃に対し
て有効な強度を有するものとすることができるほか、楕
円筒形とした場合には、その長手方向を道路に沿わせる
ことにより鑑賞用の草花などをより身栄え良く効果的に
植栽することができるものである。
【0010】
【実施例】本発明の好適な実施例を以下、図面に基づい
て説明する。尚、各実施例に共通する部分には同一の符
号を用い、重複する説明は省略する。図1は本発明のプ
ランター兼用電柱保護カバー1を示すものであり、左右
に分割した2つの容器体2を合体させて構成し、電柱3
に固定するようにしたものである。このプランター兼用
電柱保護カバー1は、2つの容器体2を合体させた状態
の外形形状が円筒形となるように構成されており、電柱
3の下部に固定するようになっている。容器体2の各々
は、図2に示すように上部に開口部4を備え下部には底
板5を備えており、内部に土6を収納することができる
ようになっている。また、各容器体2の内側面7は円柱
状の電柱3の外側面8に対応させた円曲面状の凹部とな
っており、容器体2同士をボルト・ナット9および互い
の係合部10a、10bにて合体させる際に、電柱3を
挟持するように締付けて強固に固定することができるよ
うになっている。この係合部10a、10bは互いに嵌
め合わせることにより係合するようになっており、更に
ボルト・ナット9が容器体2の上部付近に配置されてい
ることから、容器体2内に収納した土6および植栽した
植物などを除去することなく左右の容器体2を分解した
り合体させることができるようになっている。尚、11
は土6中の余分な水を排出するための水抜き孔であり、
12は水抜き孔11から排出された水を更に外部へ排出
するための切欠き部である。
【0011】このような構成としたことにより、電柱3
に対する着脱を容易に行うことができ、保守点検や交換
および電柱3についての保守・整備などを軽便に行うこ
とができる。もとより保護カバーの類は、それ自体が損
傷あるいは破損することにより目的を達成するものであ
る。従って、保守占検が軽便に行えると共に交換に際し
ても安価であることが必要とされるものであるが、この
ような構成とすることにより極めて軽便に保守点検を行
うことができ、且つ安価なものとすることができる。ま
た、速やかに取り外したり取り付けることができること
から、電柱3および電柱3の機器ボックス13に内蔵さ
れている安定器やブレーカーなど各種の機器類について
の保守・整備も軽便に行うことができる。更に、左右2
つの容器体2を合体させた状態の外形形状を、凹凸のな
い円筒形としたことにより、全方向からの衝撃に対して
有効な強度を有するものとすることができる。
【0012】そして、容器体2の内部に収納した土6
は、衝撃を吸収して電柱3を保護する緩衝材とすること
ができると共に、植物を植栽して育成する土壌とするこ
とができるものである。土6は安価であると共に優れた
緩衝作用のある材料であり、この土6により併せて鑑賞
用あるいは緑化用の植物などを植栽することは、電柱3
の保護対策および電柱3の設置場所である道路付近の環
境向上対策の観点から、極めて合理的で有効な手段とな
るものである。
【0013】図3は本発明の他の実施例を示すものであ
り、左右2つの容器体14を合体させた状態の外形形状
が楕円筒形となるように構成したプランター兼用電柱保
護カバー15である。尚、外形形状以外の構成・構造に
ついては、先の実施例と同様に付き説明を省略する。こ
のような構成としたことにより、その長手方向を道路に
沿わせるように設置した際には、土6の体積および表面
積が増大すると共に周囲の環境に一層好ましく適合する
状態となり、鑑賞用あるいは緑化用の植物などをより見
栄え良く効果的に植栽することができるものである。
【0014】尚、本発明のプランター兼用電柱保護カバ
ーの外形形状については、この他にも例えば角筒形とし
たり、あるいは角地用のL字形とするなど様々に考えら
れるものである。また、容器体の内側面は保護対象とな
る電柱などの外側面に対応させた形状の凹部として適宜
に形成することが好ましい。更には、外側面に適宜に着
色を施すようにした場合には、除雪作業などの際に一層
確実に認識することができ、好ましいものとなる。ま
た、内側面7と電柱3との間に更に何らかの緩衝材を介
在させるようにした場合には、より緩衝効果を高めるこ
とが可能となり、一層好ましいものとなる。
【0015】
【発明の効果】本発明に係るプランター兼用電柱保護カ
バーは以上説明してきた如き内容のものであり、除雪車
のり排雪板や作業車のバケットなどが電柱に衝突あるい
は干渉した際に、電柱が損傷したり破損することを防止
できると共に、併せて鑑賞用あるいは緑化用の草花など
を植栽して育成することができる。とりわけ、容器体の
内部に収納する土は、安価であると共に優れた緩衝効果
を有するものであることから、電柱の保護対策および電
柱の設置場所である道路付近の環境向上対策の観点か
ら、極めて合理的で有効なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す分解斜視図である。
【図2】図1に示す実施例の設置状態を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の他の実施例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1、15 … プランター兼用電柱保護カバー 2、14 … 容器体 3 … 電柱 4 … 開口部 6 … 土

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上部に開口部を有する有底の容器体を複
    数合体させて構成し電柱に固定するプランター兼用の電
    柱保護カバーであって、 各容器体の内部に衝撃緩衝用および植物植栽用とした土
    を収納するものであるプランター兼用電柱保護カバー。
  2. 【請求項2】 複数の容器体を合体させた状態の外形形
    状を円筒形あるいは楕円筒形としたものである請求項1
    に記載のプランター兼用電柱保護カバー。
JP7059673A 1995-02-10 1995-02-10 プランター兼用電柱保護カバー Pending JPH08214702A (ja)

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