JP2000343006A - スパイラルスプレー塗布方法およびスパイラルスプレー塗布装置 - Google Patents

スパイラルスプレー塗布方法およびスパイラルスプレー塗布装置

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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 塗布範囲を拡大して、塗布巾を拡大するこ
と。 【解決手段】 接着剤孔11の開口を中心として同心円
配置された多数の第1加圧空気孔12より吐出する第1
加圧空気流K1の外側に、第1加圧空気孔と同心配置か
つ外方に間隔をおいてに位置する多数の第2加圧空気孔
13より吐出する第2加圧空気流K2を形成し、第1加
圧空気流の外側に、第2加圧空気流を供給することで、
ホットメルト接着剤ファイバーのスパイラルの外側に第
2加圧空気によるエヤーカーテンを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、ノズル先端中央より
吐出するホットメルト接着剤ビートに、加圧空気の回動
噴流(平面視で接着剤孔を中心とする円転する空気噴
流)を作用させることで、スパイラル(螺旋状)噴霧塗
布パターンを形成することにより、塗布範囲を拡大して
塗布巾を拡大することを目的とする、スパイラルスプレ
ー塗布方法および塗布装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スパイラルスプレー塗布方法および塗布
装置に関して、特開昭61−200869号「溶融接着
剤をスプレーするための方法並びに装置」が公知であ
る。該公開特許公報は、ノズルの接着剤孔より吐出する
ホットメルト接着剤ビートに接触させる加圧空気を回動
噴流とすることで、螺旋状の噴霧パターンで塗布して、
塗布範囲を拡大して基材上の塗布巾を拡大する塗布技術
を開示している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の公知技術におい
ては、供給されるホットメルト接着剤の粘度が高い場合
には、ノズル装置の接着剤孔より吐出する加熱溶融ホッ
トメルト接着剤の粘度が高いことにより螺旋状の噴霧パ
ターンの回転が極度に低下する。その結果、図18にH
0で示すところの、糸状噴霧パターンとなり、スパイラ
ル回転パターンは生じない。また、スパイラル形状を成
形しないことにより、スパイラル形状の噴霧パターンで
の塗布が事実上不可能である問題点がある。
【0004】また、スパイラルスプレー塗布に際して、
図18を参照して、スプレー塗布の開始時に、粒(ショ
ット、フック、粒ダマ等とも称する)pが生じる。この
粒pが基材(フイルム等)の塗布表面に着地して基材
(フイルム等)を溶かして穴をあけ、基材(フイルム
等)にダメージを与えて製品価値を損なう問題点があ
る。繰り返しく間欠的に塗布する場合に毎回この粒pが
飛散することで塗布ラインその他の塗布作業場を汚す問
題点がある。
【0005】更に、図18を参照して、スパイラルスプ
レー塗布装置によるスパイラルスプレー塗布おいては、
加圧空気流(スパイラルエヤー)K1の外側に随伴エヤ
ーKaを生じる問題点がある。特に、加圧空気流(スパ
イラルエヤー)K1の10倍以上の随伴エヤーKaが生じ
ることで,ノズルチップ先端周辺にホットメルト接着剤
のオイル分や低分子分が微繊維状となって付着し、塗布
作業場内の紙粉がノズル孔周辺に付着して堆積する。そ
の結果、ノズル詰まりによるノズル交換のための作業タ
イムロスの発生や、堆積してつづら状となり塗布ライン
上の基材(接着剤を塗布すべき製品)に落下し基材に混
入して基材(製品)不良を発生する等の問題点がある。
【0006】よって、本発明は、高粘度のホットメルト
接着剤や樹脂を高速回転のスパイラル状噴霧パターンで
塗付ができ、その上、規則正しい塗布巾や整形されたス
パイラル状噴霧パターンを得ることのできるスパイラル
スプレー塗布方法および装置を提供することを課題とす
る。また、本発明は、塗布開始時、間欠塗布時に粒が発
生する問題を解決すべく、粒pを小さくすること、粒p
の着地点をスパイラル回転パターンの範囲内とすること
を課題とする。
【0007】さらに、本発明は、スパイラルスプレー塗
布において、、随伴エヤーの発生の阻止、随伴エヤーの
遮断を課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本願第1発明は、ノズル
先端中央の接着剤孔より吐出するホットメルト接着剤ビ
ートに、加圧空気の回動噴流を作用させることで、スパ
イラル噴霧塗布パターンを形成する,スパイラルスプレ
ー塗布方法において、加圧空気の回動噴流を形成するた
めに、接着剤孔の開口を中心として同心円配置された多
数の第1加圧空気孔より吐出する第1加圧空気流の外側
に、第1加圧空気孔と同心配置かつ外方に間隔をおいて
に位置する多数の第2加圧空気孔より吐出する第2加圧
空気流を形成し、第1加圧空気流K1の外側に、第2加圧
空気流K2を供給することで、ホットメルト接着剤ファ
イバーのスパイラルの外側に第2加圧空気によるエヤー
カーテンを形成するを特徴とする、スパイラルスプレー
塗布方法を提供する。
【0009】 本願第2発明は、第1発明において、第
2加圧空気流K2を、第1加圧空気流K1と独立して供給
したことを特徴とする。
【0010】本願第3発明は、ノズル先端中央の接着剤
孔より吐出するホットメルト接着剤ビートに、加圧空気
の回動噴流を作用させることで、スパイラル噴霧塗布パ
ターンを形成する,スパイラルスプレー塗布装置におい
て、加圧空気の回動噴流を形成するために、接着剤孔の
開口を中心として同心円配置された多数の第1加圧空気
孔よりなる第1加圧空気孔群を形成し、第1加圧空気孔
と同心配置かつ外方に間隔をおいてに位置する多数の第
2加圧空気孔より吐出する第2加圧空気流を形成し、第
1加圧空気孔群の外周方に第2加圧空気孔群を同心状に
形成したことを特徴とするスパイラルスプレー塗布装置
を提供する。
【0011】本願第4発明は、第3発明において、第1
加圧空気孔群に対する加圧空気供給路と、第2加圧空気
孔群に対する第2加圧空気供給路とを、互いに独立させ
たことを特徴とするスパイラルスプレー塗布装置を提供
する。
【0012】本願第5発明は、第3発明または第4発明
において、第1加圧空気孔を先端開口側を中心側へ傾斜
させるとともに、第1加圧空気孔を、ノズルチップの直
径方向縦断面で垂直方向に形成したことを特徴とする。
本願第6発明は、第5発明において、第1加圧空気孔
を、第1加圧空気孔の配置を規制する同心円方向に縦断
面で傾斜させたことを特徴とする。
【0013】
【発明の作用】
【課題を解決するための手段】本願第1発明は、第1加
圧空気流K1の外側に、第2加圧空気流K2を供給するこ
とで、ホットメルト接着剤ファイバーのスパイラルの外
側に第2加圧空気によるエヤーカーテンを形成する。本
願第2発明は、第1発明において、第2加圧空気流K2
を、第1加圧空気流K1と独立して供給する。
【0014】
【実施例】本発明をより詳細に詳述するために、添付の
図面に従ってこれを説明する。
【0015】図5は、スパイラルスプレー塗布装置のガ
ンユニットを示し、ホットメルト供給制御弁4と、ガン
ベース3と、ノズル本体2と、ノズルチップ1とで構成
している。
【0016】図1ないし図3参照して本願第3発明の要
部であるノズルチップ1を説明する。ノズルチップ1
は、中心に接着剤孔11と、中間部に前記接着剤孔11
に対し同心配置した複数個の加圧空気孔12が形成され
ている。前記複数個の加圧空気孔12は、ノズルチップ
1に傾斜角αでかつ回転角(偏心角)βで形成されてい
る。ノズルチップ1の底面の中央部に逆向き円錐突起1
4が連続し、円錐突起14の下端に接着剤孔11が開口
し、複数個の加圧空気孔12は円錐突起14の上端の近
傍でノズルチップ1の底面1aに開口している。
【0017】ノズルチップ1の上面1bには、接着剤孔
11を包囲するボス部5、該ボス部の周囲に凹部6が形
成されている。ボス部5には装着用のネジ7が形成さ
れ、第5図の取付け状態では、ノズル本体2とノズルチ
ップ1のボス部5とは螺合構造8を介して一体化してい
る。また、凹部6はノズル本体2の下面との間で加圧空
気室9を形成している。
【0018】請求項5の発明においては、ノズルチップ
1は、その上面1bの外側寄りの位置に、前記接着剤孔
11に対し同心配置し、ノズルチップの直径方向縦断面
でほぼ垂直方向の複数個の第2加圧空気孔13が形成さ
れている。
【0019】請求項6の発明においては、前記第2加圧
空気孔13は、第2加圧空気孔13を配置する同芯円方
向に傾斜している。即ち、第2加圧空気孔13は底面1
aの第2加圧空気孔13の開口が第2加圧空気孔13の
同心配置の同芯円方向に先行するように偏位している
(図4参照)。
【0020】図6ないし図8は、本願第3発明の第2実
施例を示し、ノズルチップ1Aとノズル本体2Aとの装
着手段として、前述の第1実施例における螺合構造8に
かえて、螺合構造8Aとする。該螺合構造8Aは、ノズ
ルチップ1Aの延長部である筒体1Bの内面と、ノズル
本体に形成した先端突出部2Bとの間に形成する。図6
において、1Cは接着剤通路と加圧空気通路との間を遮
断するシール部材である。
【0021】図9ないし図11は、本願第4発明の実施
例を示し、上記の図6ないし図8の実施例において、第
2加圧空気孔13に対する第2加圧空気通路9Bを、第
1加圧空気孔12に対する第1加圧空気通路9Aと独立
して構成したことを特徴とする。なお、図6における加
圧空気室9を外周側の第2加圧空気通路9Bと、中心寄
りの第1加圧空気通路9Aとに分割して、互いに独立す
る二室を構成することによっても、本願第4発明を実施
することができる(図12参照)。
【0022】図13を参照して、本願第1発明によるス
プレー塗布作用を説明する。接着剤塗布ライン上に基材
(ホットメルト接着剤Hを塗布すべき加工材、例えば、
シート上のポリエステルフィルム)を載置し一方方向に
搬送し、接着剤塗布ラインの上方に装備したガンユニッ
トのノズルチップ1よりホットメルト接着剤を、接着剤
塗布ラインの上面の搬送中の基材に向け噴射させて、ホ
ットメルト接着剤を基材の所定箇所に塗布することは、
公知のホットメルト接着剤と塗布装置と同様である。
【0023】スパイラルスプレー塗布装置においては、
ガンユニットのノズルチップ1の接着剤孔11より吐出
された糸状溶融接着剤hに、接着剤孔11と同心配置の
複数個の加圧空気孔12より吐出された加圧空気流によ
る第1加圧空気流(旋回加圧空気流)K1を作用させる
ことで、吐出された糸状溶融接着剤hを旋回かつ延伸さ
せてスパイラル状として、接着剤ファイバーのスパイラ
ル(螺旋状)回転パターンH1を形成して塗布面にスプレ
ーされる。この際、第2加圧空気孔13からの第2加圧
空気流(補助加圧空気流)K2が、円形状態で垂直下降
して接着剤ファイバーのスパイラル(螺旋状)回転パタ
ーンH1の外方を包囲しつつ降下する。
【0024】高粘度ホットメルト接着剤を塗布する場合
には、補助加圧空気流kが存在しない状態では、図17
にHoで示すごとく、糸状溶融接着剤によるスパイラル
(螺旋状)回転パターンhは生じないが、第2加圧空気
孔13からの第2空気流(補助加圧空気流)K2による円
筒パターン補助空気流により、高粘度ホットメルト接着
剤でも、接着剤ファイバーのスパイラル(螺旋状)回転
パターンH1に整形される。且つ高速回転のスパイラル
(螺旋状)回転となる結果、塗布面への塗布状態は、図
16の多重楕円形状H2となり、一定の幅内で密な楕円形
塗布となる。低粘度ホットメルト接着剤を塗布する場合
においては、第2加圧空気孔13からの補助加圧空気流
k2の作用で、スパイラル(螺旋状)回転パターンH1の
回転の速度が増加して高速回転する。その結果、“h
3”に示すごとく多重楕円形状H3の重なりは密となり多
重楕円形は互いに密に接近する。
【0025】図15に示すごとく、ガンユニットのノズ
ルチップ1と塗布面との距離を大きくすると、スパイラ
ル(螺旋状)回転パターンH4のパターン幅は大となり、
塗布面積を拡大することができる。従って、複数のガン
ユニット(ノズル)を用いて幅方向に面上にスプレー塗
布する場合にガンユニット(ノズル)の装着個数を削減
できる。
【0026】第2加圧空気孔13からの第2加圧空気流
(補助加圧空気流)K2の作用により、スプレー塗布の
開始時に生じる粒(ショット、フック、粒ダマ等とも称
する)pの大きさは、30%ないし80%減少する。ま
た、接着剤ファイバーのスパイラル(螺旋状)回転パタ
ーンH5に示すごとく、スパイラル(螺旋状)回転パター
ンH5内に粒Pが着地する(図16参照)。したがって、
加熱され溶融したホットメルト樹脂の粒が着地して商品
に溶融穴をつくり商品価値を低下させる問題、および加
工機の不特定場所に飛散して加工機を汚す問題を解消す
る。
【0027】本願第1発明は、複数の第2加圧空気孔よ
りの補助加圧空気流を、第2加圧空気孔の配置の同芯円
方向に回転させ、ファイバー状接着剤のスパイラルス回
転パターンに、回転する補助加圧空気流を作用させるこ
とにより、ファイバー状接着剤のスパイラルス回転を加
速して、第1発明の作用効果を高め、高粘度のホットメ
ルト樹脂のスパイラルスプレーを良好に行うことができ
る。
【0028】さらに、図13を参照して、従来装置にお
けるノズルチップの底面に向かう随伴エャーKa(仮想
線で表示)は存在しない。また、仮に随伴エャーが発生
しても、第2加圧空気孔13からの補助加圧空気流k2
が、円形状態で垂直下降して接着剤ファイバーのスパイ
ラル(螺旋状)回転パターンH1の外方を包囲しつつ降下
することで、随伴エャーKaは、接着剤ファイバーのス
パイラル(螺旋状)回転パターンH1への進入の阻止、即
ち、接着剤ファイバーのスパイラル(螺旋状)回転パタ
ーンH1に対し随伴エャーは遮断される。
【0029】本願第4発明においては、第1加圧空気流
K1と第2加圧空気流K2とに対する加圧空気の供給路を
互いに独立しているので、第1加圧空気流K1の流速と
第2加圧空気流K2の流速を任意の値に設定できる。ま
た、第1加圧空気流K1と第2加圧空気流K2とを異なる
気体とすることができる。例えば、第1加圧空気流K1
と第2加圧空気流K2の一方のみを空気とする。
【0030】
【発明の効果】本願発明は、接着剤ファイバーのスパイ
ラル(螺旋状)回転パターンに第2加圧空気孔からの第
2加圧空気流(補助加圧空気流)K2の作用させたこと
により、高粘度ホットメルト樹脂のスパイラルスプレー
を実用化可能とする効果を有する。低粘度のホットメル
ト樹脂のスパイラルスプレーにおいては、回転円径の拡
大で塗布面積を拡大して生産性を高めることができる。
【0031】また、塗布開始時、間欠塗布時に粒が発生
する問題を、粒を小さくできること、粒の着地点をスパ
イラル(螺旋状)回転パターンの範囲内とすることで解
決することができる。
【0032】更に、スパイラルスプレー塗布装置による
スパイラルスプレー塗布おいては、加圧空気流(スパイ
ラルエヤー)K1の外側に随伴エヤーK2を生じる問題点
を解消することができて、ノズルチップの底面への付着
物を除去清掃作業を不要とする。運転停止しての除去清
掃作業のないことで、長期連続運転を可能として塗布コ
ストを低減する効果を有する。
【0033】本願第2発明および第4発明は、第1加圧
空気流K1と第2加圧空気流K2とに対する加圧空気の供
給路を互いに独立してことで、第1加圧空気流K1と第
2加圧空気流K2について、供給する気体およびその流
速を互いに独立して任意に設定するできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願第3発明の第1実施例のノズルチップの縦
断面図。
【図2】同じくボス部を省略した平面図。
【図3】同じく平面図と対応させて接着剤孔、加圧空気
孔、第2加圧空気孔の底面における位置の説明図。
【図4】図2のS-S線(第2加圧空気孔の配置を示す同
芯円)による断面図。
【図5】ズパイラルスプレー塗布装置のガンユニットを
部分断面して示す正面図。
【図6】本願第3発明の第2実施例のノズルチップの縦
断面図。
【図7】同じく第3図同様の、接着剤孔、加圧空気孔、
第2加圧空気孔の底面における位置の説明図。
【図8】同じく図5の、ガンユニットを部分断面して示
す正面図。
【図9】本願第4発明の実施例のノズルチップの縦断面
図。
【図10】同じく図3同様の、接着剤孔、加圧空気孔、
第2加圧空気孔の底面における位置の説明図。
【図11】同じく図5同様の、ガンユニットを部分断面
して示す正面図。
【図12】本願第4発明の第2実施例のノズルチップの
縦断面図。
【図13】本願第1発明における第2加圧空気孔よりの
補助空気流の作用説明図。
【図14】本願第1発明の作用説明図。.
【図15】同じく塗布面を拡大した場合の作用説明図。
【図16】同じく粒が塗布範囲内に落下することを示す
作用説明図。
【図17】従来技術における図14に対応する説明図。
【図18】従来技術における図16に対応する説明図
で、粒が塗布範囲外に落下すること、および随伴エャー
Kaの存在を示す。
【符号の説明】
1 ノズルチップ 11 接着剤孔 12 加圧空気孔 13 第2加圧空気孔 K1 第1加圧空気流(旋回加圧空気流) K2 第2加圧空気流(補助加圧空気流)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B05D 7/24 301 B05D 7/24 301P // B05C 5/00 101 B05C 5/00 101

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ノズル先端中央の接着剤孔より吐出するホ
    ットメルト接着剤ビートに、加圧空気の回動噴流を作用
    させることで、スパイラル噴霧塗布パターンを形成す
    る,スパイラルスプレー塗布方法において、加圧空気の
    回動噴流を形成するために、接着剤孔の開口を中心とし
    て同心円配置された多数の第1加圧空気孔より吐出する
    第1加圧空気流の外側に、 第1加圧空気孔と同心配置かつ外方に間隔をおいてに位
    置する多数の第2加圧空気孔より吐出する第2加圧空気
    流を形成し、 第1加圧空気流(スパイラルエヤー)K1の外側に、第2
    加圧空気流K2を供給することで、ホットメルト接着剤
    ファイバーのスパイラルの外側に第2加圧空気によるエ
    ヤーカーテンを形成するを特徴とする、スパイラルスプ
    レー塗布方法。
  2. 【請求項2】ノズル先端中央の接着剤孔より吐出するホ
    ットメルト接着剤ビートに、加圧空気の回動噴流を作用
    させることで、スパイラル噴霧塗布パターンを形成す
    る,スパイラルスプレー塗布方法において、加圧空気の
    回動噴流を形成するために、接着剤孔の開口を中心とし
    て同心円配置された多数の第1加圧空気孔より吐出する
    第1加圧空気流の外側に、 第1加圧空気孔と同心配置かつ外方に間隔をおいてに位
    置する多数の第2加圧空気孔より吐出する第2加圧空気
    流を形成し、第1加圧空気流(スパイラルエヤー)K1の
    外側に、第2加圧空気流K2を供給することで、ホット
    メルト接着剤ファイバーのスパイラルの外側に第2加圧
    空気によるエヤーカーテンを形成し、 第2加圧空気流K2を、第1加圧空気流K1と独立して供
    給したことを特徴とする請求の範囲第1項記載のスパイ
    ラルスプレー塗布方法。
  3. 【請求項3】ノズル先端中央の接着剤孔より吐出するホ
    ットメルト接着剤ビートに、加圧空気の回動噴流を作用
    させることで、スパイラル噴霧塗布パターンを形成す
    る,スパイラルスプレー塗布装置において、 加圧空気の回動噴流を形成するために、接着剤孔の開口
    を中心として同心円配置された多数の第1加圧空気孔よ
    りなる第1加圧空気孔群を形成し、 第1加圧空気孔と同心配置かつ外方に間隔をおいてに位
    置する多数の第2加圧空気孔より吐出する第2加圧空気
    流を形成し、第1加圧空気孔群の外周方に第2加圧空気
    孔群を同心状に形成したことを特徴とするスパイラルス
    プレー塗布装置。
  4. 【請求項4】ノズル先端中央の接着剤孔より吐出するホ
    ットメルト接着剤ビートに、加圧空気の回動噴流を作用
    させることで、スパイラル噴霧塗布パターンを形成す
    る,スパイラルスプレー塗布装置において、 加圧空気の回動噴流を形成するために、接着剤孔の開口
    を中心として同心円配置された多数の第1加圧空気孔よ
    りなる第1加圧空気孔群を形成し、 第1加圧空気孔と同心配置かつ外方に間隔をおいてに位
    置する多数の第2加圧空気孔より吐出する第2加圧空気
    流を形成し、第1加圧空気孔群の外周方に第2加圧空気
    孔群を同心状に形成し、 第1加圧空気孔群に対する加圧空気供給路と、第2加圧
    空気孔群に対する第2加圧空気供給路とを、互いに独立
    させたことを特徴とするスパイラルスプレー塗布装置。
  5. 【請求項5】第1加圧空気孔を先端開口側を中心側へ傾
    斜させるとともに、第1加圧空気孔を、ノズルチップの
    直径方向縦断面で垂直方向に形成したことを特徴とする
    請求項3または請求項4に記載のスパイラルスプレー塗
    布装置。
  6. 【請求項6】第1加圧空気孔を、第1加圧空気孔の配置
    を規制する同心円方向に縦断面で傾斜させたことを特徴
    吐とする請求項5に記載のスパイラルスプレー塗布装
    置。
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