JP2000342441A - 炊飯器 - Google Patents

炊飯器

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JP2000342441A
JP2000342441A JP16050099A JP16050099A JP2000342441A JP 2000342441 A JP2000342441 A JP 2000342441A JP 16050099 A JP16050099 A JP 16050099A JP 16050099 A JP16050099 A JP 16050099A JP 2000342441 A JP2000342441 A JP 2000342441A
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JP
Japan
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heat
plate unit
surface member
lid
rice cooker
Prior art date
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Pending
Application number
JP16050099A
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English (en)
Inventor
Masafumi Kubo
雅史 久保
Masahiro Koyama
政博 小山
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 放熱板ユニットと蓋との間から逃げる熱を少
なくして、少ない電力量でご飯の保温温度を維持をす
る。 【解決手段】 外蓋カバ−9の下面には放熱板ユニット
10が着脱自在に取付けられており、この放熱板ユニッ
ト10はたとえばSUS430等の磁性体材料からなる
下面部材11と、合成樹脂等の非磁性体材料からなる上
面部材12、および鍋パッキン13により構成されてい
る。そして、下面部材11と上面部材12により中空構
造としている。放熱板ユニット10を中空構造としてい
るため、中空部分で空気の対流を遮断するため放熱板ユ
ニット10を通して鍋2内から蓋5側に逃げる熱量が少
なくなり、少ない電力量でご飯の保温温度を維持するこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一般家庭、あるい
は業務用に使用する炊飯器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年の炊飯器では、お手入れ性を向上さ
せるため、蓋の放熱板ユニットが着脱可能として、炊飯
器を使い終わると汚れた放熱板ユニットを蓋から外して
洗うことが出来る構成のものが多くなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
炊飯器では、放熱板ユニットを着脱自在としているた
め、放熱板ユニットと蓋との間に隙間が生じ、この隙間
から炊飯器外部に熱が逃げるため、特に保温時におい
て、ご飯を保温温度に維持するための余分な加熱が必要
であった。
【0004】本発明は、上記課題を解決するもので、放
熱板ユニットと蓋との間から逃げる熱を少なくして、少
ない電力量でご飯の保温温度を維持することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、本体内に着脱自在に収納される鍋と、前
記本体の上面開口部を覆う蓋と、前記蓋の下面に着脱自
在で蓋閉時に鍋上面に載置する放熱板ユニットとを備
え、前記放熱板ユニットを中空構造とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】請求項1記載の発明によれば、放
熱板ユニット自体が断熱性を具備することができる。
【0007】請求項2、3記載の発明によれば、放熱板
ユニットの断熱性が更に顕著になる。
【0008】請求項4記載の発明によれば、鍋に面した
磁性体で構成された下面部材を直接誘導加熱することが
出来る。
【0009】
【実施例】(実施例1)本発明の一実施例について、図
1〜図2を用いて説明する。
【0010】図1〜図2において、本体1は、上面が開
口し、この本体1内部に鍋2の収納部である保護枠3が
配設され、この保護枠3の外側に加熱手段である加熱コ
イル4が設けられている。
【0011】5は本体1の上面開口部を覆う蓋で、この
蓋5は、本体1の上部を構成する上枠6の上部に一体成
形されたヒンジ部材7にピン8を介して回動自在に支持
されている。9は外蓋カバーで、この外蓋カバー9は蓋
5の内側に固定されている。この外蓋カバ−9の下面に
は放熱板ユニット10が着脱自在に取付けられており、
この放熱板ユニット10は、たとえばSUS430等の
磁性体材料からなる下面部材11と、合成樹脂等の非磁
性体材料からなる上面部材12、および鍋パッキン13
により構成されている。そして、下面部材11と上面部
材12により中空構造としている。
【0012】この放熱板ユニット10の上部には、外蓋
カバー9に支持されている蓋加熱手段である蓋加熱コイ
ル14が位置している。この蓋加熱コイル14の電磁作
用により放熱板ユニット10の非磁性体材料からなる上
面部材12を透過して下面部材11が発熱することによ
り、炊飯時に上面から加熱してご飯全体を包み込むよう
にたき上げるとともに、保温時には上面からの加熱と下
側の誘導コイル4の加熱により、ご飯の温度を均一に維
持することができる。さらに、放熱板ユニット10を中
空構造としているため、中空部分で空気の対流を遮断す
るため放熱板ユニット10を通して鍋2内から蓋5側に
逃げる熱量が少なくなり、少ない電力量でご飯の保温温
度を維持することができる。鍋パッキン13は、前記蓋
5を閉じたときに鍋2のフランジ15に圧接してその鍋
2を密閉するようになっている。
【0013】また、16は放熱板ユニット10の温度を
検知する蓋センサーで、放熱板ユニット10側に圧接す
るように設けられ、この蓋センサー16の検知により蓋
加熱コイル14の通電を制御する。17は蓋5の蒸気通
路18に着脱自在に設けられた蒸気筒であり、この蒸気
筒17の下部には磁気性のあるフロート19が炊飯時の
おねばにより移動するように設けており、蓋5内のフロ
ート19に対向する位置にリードSW20を配してい
る。おねばがフロート19部分まで達するとフロート1
9が移動し、リードSW20が検知し加熱手段である誘
導コイル4への出力を制御し、おねばが外部に吹きこぼ
れるのを防止している。
【0014】そして、放熱板ユニット10の蓋センサー
16部分は上面部材11がない1重構造とすることによ
り、発熱体である下面部材12の温度を直接検知するこ
とが出来、温度制御の精度が良くなる。また、放熱板ユ
ニット10の蒸気通路18と対向する面には蒸気排出用
の孔があいている。さらに、蓋5の蒸気通路18と放熱
板ユニット10との接続部は蒸気板パッキン21でシー
ルされ、鍋2内からの蒸気が放熱板ユニット10と外蓋
カバー9の間に漏れないように構成されている。
【0015】(実施例2)次に、第2の実施例について
図3〜図4を用いて説明する。
【0016】図3〜図4において、本体1から上記板パ
ッキン21までの構成は第1の実施例と同じである。放
熱板ユニット10の下面部材11と上面部材12の間の
中空層にガラスウール等の断熱性の高い断熱材22を設
けている。したがって、断熱材22により熱の遮断性が
向上するため、放熱板ユニット10を通して鍋2内から
蓋5側に逃げる熱量がさらに少なくなり、少ない電力量
でご飯の保温温度を維持することができる。
【0017】(実施例3)次に、第3の実施例について
説明する。図1〜図2の第1の実施例において、放熱板
ユニット10の下面部材11と上面部材12の間の中空
層を真空にすることにより、放熱板ユニット10の断熱
性はさらに向上し、放熱板ユニット10を通して鍋2内
から蓋5側に逃げる熱量が減少するため、ご飯の保温温
度を維持するための電力量が少なくてすむ。
【0018】なお、上記各実施例では、加熱手段として
誘導加熱による方式を示したが、着脱自在の放熱板ユニ
ットを持つ構造において、シーズヒーターやハロゲンヒ
ーター等を用いた場合にも、同様の断熱効果を奏し得
る。
【0019】また、放熱板ユニットが着脱自在の構造で
ない場合であっても、放熱板ユニットの上側が外部と連
通し得る状態であれば、同様の断熱構造とすることによ
り、保温時の電力量の抑制等の効果を得ることができ
る。
【0020】
【発明の効果】以上のように、請求項1記載の発明によ
れば、放熱板ユニット自体に断熱性が具備されるため、
鍋内から放熱板ユニットを通して放熱板ユニットと蓋と
の間に逃げる熱量が減り、少ない電力量でご飯の保温温
度を維持することができる。
【0021】また、請求項2、3記載の発明によれば、
放熱板ユニットを通して蓋側に逃げる熱量を効果的に減
らすことが出来る。
【0022】また、請求項4記載の発明によれば、鍋に
面した下面部材を誘導加熱することが出来、蓋側からの
加熱を可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例の炊飯器の前後方向の断
面図
【図2】同、炊飯器の要部断面図
【図3】本発明の第2の実施例の炊飯器の前後方向の断
面図
【図4】同、炊飯器の要部断面図
【符号の説明】
1 本体 2 鍋 5 蓋 10 放熱板ユニット 11 下面部材 12 上面部材 14 蓋加熱コイル 22 断熱材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4B054 AA02 AA16 AB01 AC02 BA10 BC15 CA13 CA19 CH02 CH12 4B055 AA02 BA23 BA27 CA09 CA22 CA61 CA70 CA71 CB17 CB18 CB30 CC04 CC27 CC45 CD02 DA05 DB14 FA09 FA14 FA15 FB26 FC06 FC11 FC20 GB07 GC12

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体内に着脱自在に収納される鍋と、前
    記本体の上面開口部を覆う蓋と、前記蓋の下面に着脱自
    在に配された放熱板ユニットとを備え、前記放熱板ユニ
    ットを中空構造としてなる炊飯器。
  2. 【請求項2】 放熱板ユニットの下面部材と上面部材の
    間に断熱材を配してなる請求項1記載の炊飯器。
  3. 【請求項3】 放熱板ユニットの下面部材と上面部材と
    の間を真空状態としてなる請求項1記載の炊飯器。
  4. 【請求項4】 放熱板ユニットの鍋に対向する側の下面
    部材を磁性体、上面側の上面部材を非磁性体で構成する
    とともに、前記上面部材の上部に配された加熱コイルに
    より前記下面部材を誘導加熱してなる請求項1〜3のい
    ずれか1項に記載の炊飯器。
JP16050099A 1999-06-08 1999-06-08 炊飯器 Pending JP2000342441A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007319453A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 炊飯器
JP2010104488A (ja) * 2008-10-29 2010-05-13 Panasonic Corp 炊飯器

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JP2007319453A (ja) * 2006-06-01 2007-12-13 Matsushita Electric Ind Co Ltd 炊飯器
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