JP2000335767A - 給紙装置 - Google Patents

給紙装置

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JP2000335767A
JP2000335767A JP11146696A JP14669699A JP2000335767A JP 2000335767 A JP2000335767 A JP 2000335767A JP 11146696 A JP11146696 A JP 11146696A JP 14669699 A JP14669699 A JP 14669699A JP 2000335767 A JP2000335767 A JP 2000335767A
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    • B65H3/00Separating articles from piles
    • B65H3/46Supplementary devices or measures to assist separation or prevent double feed
    • B65H3/52Friction retainers acting on under or rear side of article being separated
    • B65H3/5207Non-driven retainers, e.g. movable retainers being moved by the motion of the article
    • B65H3/5215Non-driven retainers, e.g. movable retainers being moved by the motion of the article the retainers positioned under articles separated from the top of the pile
    • B65H3/5223Retainers of the pad-type, e.g. friction pads
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
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    • B65H2515/34Pressure, e.g. fluid pressure

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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンパクトで装置の外側から容易に操作できる
さばき圧調整機構を備えた給紙装置を提供すること。 【解決手段】駆動される給紙ローラ1にはさばき台2が
接する。支持板8には支点ねじ9を中心にレバー10が
回動可能に設けられる。レバー10にはピン11を中心
にさばき台2が回転可能に設けられる。支持板8には支
点ねじ9を中心に揺動操作板20が設けられる。支持板
8と取り付け板12には押圧棒13が挿通する。押圧棒
のフランジ14と揺動操作板20の間で、押圧棒にはば
ね19が設けられる。調整シャフト31のピン33は揺
動操作板に接する。筐体の外にある調整シャフトの端部
には調整つまみ41がある。調整つまみを回して揺動操
作板を傾ければばねの撓みが増して押圧棒が上方により
強く付勢され、さばき台がより強く給紙ローラに接す
る。さばき圧を装置の筐体100の外から調整つまみ4
1で簡単に行える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、給紙ローラとさば
き板との摩擦により、積載された用紙から一枚だけを取
り出すように構成された所謂摩擦分離方式の給紙装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】給紙装置は、積載された用紙から取り出
した用紙を一枚ずつ分離して送りだす装置である。この
ような給紙装置は、例えば印刷装置等に設けられてい
る。図8〜図10は、このような従来の給紙装置の一例
を示している。この給紙装置は、所定位置に設けられて
回転駆動される給紙部材としての給紙ローラ1と、給紙
ローラ1の下方に設けられたさばき部材としてのさばき
台2とを有している。
【0003】給紙ローラ1は、芯3と、芯3の外周面に
一体に設けられたローラ部材4とを有している。芯3は
給紙シャフト5に結合されている。給紙シャフト5は図
示しない駆動シャフトに連結されている。
【0004】さばき台2は、高摩擦部材6と、入り口側
に設けられた湾曲した板金7(ステンレス製)を有して
いる。給紙ローラ1とさばき台2の高摩擦部材6は接し
ている。搬送された印刷用紙は、両者の間で捌かれて1
枚だけが先に送られる。
【0005】支持板8は所定位置に固定されている。こ
の支持板8には、支点ねじ9を中心としてレバー10が
回動可能に取り付けられている。レバー10には、ピン
11を中心としてさばき台2が回転可能に取り付けられ
ている。このさばき台2はピン11から外すことができ
る。支持板8には取り付け板12が一体に設けられてい
る。支持板8の底部と、取り付け板12にはそれぞれ貫
通孔8a,12aが形成されている。これらの貫通孔8
a,12aには、押圧体としての押圧棒13が挿入され
ている。押圧棒13は、軸方向に沿って上下動可能であ
る。支持板8の底部と、取り付け板12との間におい
て、この押圧棒13の上部にはフランジ14が固定され
ている。支持板8の底部の上面には調整手段としての調
整板15がスライド可能に設けられている。調整板15
はスライド方向に細長い板である。調整板15には、長
手方向に沿ってスリット16が形成されており、ここに
押圧棒13が貫通している。調整板15の上面には、ス
リット16の両側に操作面17が形成されている。操作
面17の高さ(調整板15の厚さ)は、調整板15の長
手方向に沿って徐々に変化している。調整板15の一端
部は、操作つまみ18であり、図示しない本装置の筐体
の内側にある。そして、付勢手段としてのばね19が、
フランジ14と調整板15の間で押圧棒13に設けられ
ている。
【0006】上記の構成によれば、用紙は給紙ローラ1
とさばき台2の間で擦られ、給紙ローラ1によって先に
搬送される。2枚以上の用紙が重なってさばき台2に到
達した場合には、これらの用紙は給紙ローラ1とさばき
台2によって分離され、1枚のみが先に送られる。ここ
で、給紙ローラ1と用紙の間の摩擦力FA と、用紙と用
紙の間の摩擦力FB と、用紙とさばき台2の間の摩擦力
C の間の大きさの順序は、次式のようになっているこ
とが望ましい。即ち、FA >FC >FB である。
【0007】上記各摩擦力の差が不十分である場合、用
紙が送られない場合がある。これを空送と呼ぶ。用紙が
分離されずに2枚以上送られることがある。これを重送
と呼ぶ。
【0008】上記各摩擦力の差を適当に設定するため
に、前述した調整手段が使用される。用紙は絡み合った
繊維からなるため、表面がざらざらしている。これに柔
らかい材質の給紙ローラ1を押しつけ、ニップ幅を大き
くすれば、給紙ローラ1と用紙の間の摩擦力は大きくな
って安定化する。ニップ幅が小さいと、給紙ローラ1の
表面の磨耗や、用紙の紙粉によって前記摩擦力が低下し
やすい。使用される用紙の種類は多様で、用紙間に働く
摩擦力も多様である。このように多様な種類の用紙を安
定的に供給するには、前述したさばき圧の調整手段が欠
かせない。さばき圧は、ユーザーが使用する紙の種類に
合うように調整手段を用いて調整する。
【0009】上記の構成において、押圧棒13はばね1
9の弾性力により支持板8に対して上方に付勢される。
押圧棒13の上端はレバー10を押し上げる。レバー1
0に取り付けられているさばき台2は上方に付勢され、
給紙ローラ1に接触する。
【0010】さばき台2が給紙ローラ1に接触するさば
き圧を調整するには、調整板15を操作する。ユーザー
は、本装置の筐体の一部を取り外し、操作つまみ18を
露出させる。操作つまみ18を掴んで調整板15を長手
方向に沿ってスライドさせる。調整板15をスライドさ
せることにより、ばね19の下端が載っている調整板1
5の操作面17の高さを調整する。図8及び図10は、
低い操作面17の上にばね19が載っている状態であ
り、さばき圧が小さい場合である。図9は、高い操作面
17の上にばね19が載っている状態であり、さばき圧
が大きい場合である。
【0011】調整を行った後、筐体の一部を元に戻し、
給紙装置を作動させて実際に用紙を送り、さばき圧変更
の効果を確認する。効果が無かった場合には、再び装置
の筐体の一部を取り外して調整を行う。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】前述した従来の給紙装
置では、調整板15をスライドさせることにより、ばね
19の弾性力を変える構造であった。このため、調整板
15はスライド方向に長い形状となる。そして、調整板
15がスライドする空間には干渉を防ぐために他の部品
を配置することができない。このように、従来の給紙装
置では、装置内の空間が有効に利用されていないという
問題があった。
【0013】従来の給紙装置では、装置内の空間をすこ
しでも有効に利用するために、スライド式の調整板15
の長さを最小限度まで小さくしていた。このため、調整
板15の操作つまみ18は装置の内部に配置せざるをえ
ない。即ち、操作つまみ18を装置の外に突出させるこ
とができない。よって、さばき圧調整の場合、装置の筐
体の一部をその都度開放しなければならなかった。
【0014】従来の給紙装置では、長い調整板15を長
手方向にスライドさせる構造であるため、調整板15の
スライドを案内するための溝8bを支持板8に形成しな
ければならない。この溝8bによって支持板8の強度が
低下するという問題もあった。
【0015】本発明は、以上説明した問題点を解決する
ためになされた。本発明の目的は、コンパクトで小さな
空間に配置することができ、装置の外側から容易に操作
できるさばき圧調整機構を備えた給紙装置を提供するこ
とにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された給
紙装置は、所定位置に設けられて駆動される給紙部材
(給紙ローラ1)と、前記給紙部材の近傍に揺動可能に
設けられたさばき部材(さばき台2)と、前記さばき部
材の近傍に移動可能に設けられた押圧体(押圧棒13)
と、前記押圧体を前記さばき部材に向けて付勢すること
により前記さばき部材を揺動させて前記給紙部材に接触
させる付勢手段(ばね19)と、前記付勢手段による付
勢力を調整する調整手段とを備えた給紙装置において、
前記調整手段が、回動操作部(40)と、前記押圧体と
前記付勢手段の近傍に設けられて前記回動操作部の回動
に連動することにより前記付勢手段の付勢力を調整する
回動調整部(30)とを有していることを特徴としてい
る。
【0017】請求項2に記載された給紙装置は、所定位
置に設けられて回転駆動される給紙ローラ(1)と、前
記給紙ローラの近傍に揺動可能に設けられたさばき部材
(さばき台2)と、前記さばき部材の近傍に移動可能に
設けられて前記さばき部材を前記給紙ローラに向けて押
圧する押圧体(押圧棒13)と、前記押圧体の近傍に揺
動可能に設けられた揺動操作部(揺動操作板20)と、
前記押圧体と前記揺動操作部の間に設けられて前記押圧
体を前記さばき部材に向けて付勢する付勢手段(ばね1
9)と、前記揺動操作部に当接して回動することにより
前記揺動操作部を揺動させて前記付勢手段が前記押圧体
を介して前記さばき部材に与える付勢力を調整する回動
調整部(調整シャフト31、軸受け32、ピン33)
と、前記回動調整部を回動操作する回動操作部(調整つ
まみ41)とを有していることを特徴としている。
【0018】請求項3に記載された給紙装置は、所定位
置に設けられて回転駆動される給紙ローラ(1)と、前
記給紙ローラの近傍に揺動可能に設けられたさばき部材
(さばき台2)と、前記さばき部材の近傍に移動可能に
設けられて前記さばき部材を前記給紙ローラに向けて押
圧する押圧体(押圧棒13)と、前記押圧体の近傍に回
動可能に設けられたカム(50)と、前記押圧体と前記
カムの間に設けられて前記押圧体を前記さばき部材に向
けて付勢する付勢手段(ばね19)と、前記カムを回動
させることにより前記付勢手段が前記押圧体を介して前
記さばき部材に与える付勢力を調整するための回動操作
部(調整つまみ60)とを有していることを特徴として
いる。
【0019】請求項4に記載された給紙装置は、請求項
2又は3記載の給紙装置において、前記給紙ローラ
(1)と前記さばき部材(さばき台2)を収納する筐体
(100)を有し、前記回動操作部(調整つまみ41、
60)が前記筐体の外から操作可能とされたことを特徴
としている。
【0020】請求項5に記載された給紙装置は、請求項
2又は3記載の給紙手段において、前記回動操作部(調
整つまみ41、60)に、前記回動操作部を回動方向の
任意の位置で固定するための回転固定手段(軸受け3
2)を設けたことを特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】図1〜図3は、本発明の給紙装置
の第1の例を示している。この給紙装置は、所定位置に
設けられて回転駆動される給紙部材としての給紙ローラ
1と、給紙ローラ1の下方に設けられたさばき部材とし
てのさばき台2とを有している。さばき台2は、高摩擦
部材6と、入り口側に設けられた湾曲した板金7(ステ
ンレス製)を有している。給紙ローラ1とさばき台2の
高摩擦部材6は接している。搬送された印刷用紙は、両
者の間で捌かれて1枚だけが先に送られる。
【0022】給紙ローラ1は、芯3と、芯3の外周面に
一体に設けられたローラ部材4とを有している。芯3は
給紙シャフト5に結合されている。給紙シャフト5は図
示しない駆動シャフトに連結されている。
【0023】支持板8は所定位置に固定されている。こ
の支持板8には、支点ねじ9を中心としてレバー10が
回動可能に取り付けられている。レバー10には、ピン
11を中心としてさばき台2が回転可能に取り付けられ
ている。このさばき台2はピン11から外すことができ
る。支持板8には取り付け板12が一体に設けられてい
る。支持板8には、支点ねじ9を中心として揺動操作部
としての揺動操作板20が取り付けられている。揺動操
作板20の先端部は、支持板8とさばき台2の各先端部
よりも突出している。揺動操作板20とさばき台2は、
支持板8に対して互いに独立して回動可能である。
【0024】支持板8の底部と、揺動操作板20の先端
部と、取り付け板12には、それぞれ貫通孔8a,20
a,12aが形成されている。これらの貫通孔には、押
圧体としての押圧棒13が挿入されている。押圧棒13
は、軸方向に沿って上下動可能である。揺動操作板20
と取り付け板12の間において、この押圧棒13の上部
にはフランジ14が固定されている。そして、付勢手段
としてのばね19が、フランジ14と揺動操作板20の
間で押圧棒13に設けられている。ばね19は、押圧棒
13をさばき台2に向けて付勢する。
【0025】給紙装置は、ばね19による付勢力を調整
する調整手段を有している。調整手段は、揺動操作板2
0を揺動させる回動調整部30と、回動調整部30を操
作するための回動操作部40を有している。回動調整部
30は、調整シャフト31を有している。調整シャフト
31は、筐体100の内部の所定位置に設けられた軸受
け32に支持されている。軸受け32は、調整シャフト
30の回転に適当な抵抗を与え、これによって調整シャ
フト30は回転方向の任意の位置で一時的に固定され
る。調整シャフト30の一端の周面にはピン33が設け
られている。このピン33は揺動操作板20に当接して
いる。従って調整シャフト31が回動すれば、ピン33
が揺動操作板20を揺動させる。調整シャフト31の一
端部は、装置の筐体100の外に突出している。その突
出した一端部に回動操作部としての調整つまみ41が取
り付けられている。
【0026】上記の構成によれば、押圧棒13はばね1
9の弾性力により支持板8に対して上方に付勢される。
押圧棒13の上端はレバー10を押し上げる。レバー1
0に取り付けられているさばき台2は上方に付勢され、
給紙ローラ1に接触する。
【0027】さばき台2が給紙ローラ1に接触するさば
き圧を調整するには、装置の外側にある調整つまみ41
を回転させる。調整シャフト31が回り、ピン33が回
動して揺動操作板20を揺動させる。このようにして、
ばね19の下端が載っている揺動操作板20の高さが調
整される。図1及び図3は、揺動操作板20が下がって
いる状態であり、さばき圧が小さい場合である。図2
は、揺動操作板20が上がっている状態であり、さばき
圧が大きい場合である。
【0028】調整を行った後、直ちに給紙装置を作動さ
せて実際に用紙を送り、さばき圧変更の効果を確認す
る。効果が無かった場合には、直ちに装置の外側から調
整つまみを回せばよい。いちいち筐体の一部を外して装
置の内部に触れる必要はない。
【0029】本例によれば、給紙ローラ1とさばき台2
の間のさばき圧を決める押圧棒13の付勢力を、回動す
る調整シャフト31に設けたピン33で揺動操作板20
を揺動させて調整している。このため、長い板カムをス
ライドさせる従来の調整機構に比べて装置内に占めるス
ペースが小さくて済む。また、その操作は装置の筐体1
00の外から調整つまみ41によって行えるので便利で
ある。
【0030】図4〜図7は、本発明の給紙装置の第2の
例を示している。この給紙装置は、第1の例の給紙装置
とは調整手段の構造が異なる。第1の例と実質的に同一
の部分には、図1〜図3で使用した符号を付して説明を
省略する。
【0031】本例の調整手段は、ばね19の付勢力を調
整する回動調整部として円盤形のカム50を有してい
る。支持板8の上面には上向きに支持軸51が設けられ
ている。この支持軸51はカム50の中心に形成された
支持孔に挿通しており、カム50は支持板8に対して回
動可能となっている。カム50には、周方向に沿って連
続した貫通溝52が形成されている。カム50の上面に
は、貫通溝52に沿って押圧棒13を付勢するための操
作面53が形成されている。操作面53の高さ(カム5
0の厚さ)は周方向に沿って段階的に変化している。
【0032】前述した押圧棒13は貫通溝52に挿通し
ている。押圧棒13は、軸方向に沿って上下動可能であ
る。カム50と取り付け板12の間において、この押圧
棒13の上部にはフランジ14が固定されている。そし
て、付勢手段としてのばね19が、フランジ14とカム
50の間で押圧棒13に設けられている。ばね19の下
端とカム50の間には受け部材としてのワッシャ54が
設けられている。ばね19は、押圧棒13を支持板8に
関してさばき台2に向けて付勢する。カム50が回転す
ると、カム50の操作面53が上下動し、ばね19が押
圧棒13を上向きに付勢する力が変化する。
【0033】カム50の外周面にはウォームホイール5
5が形成されている。ウォームホイール55にはウォー
ム56がかみ合っている。ウォーム56はウォーム軸5
7の一端に固定されている。ウォーム軸57は図示しな
い軸受けに回動可能に支持され、装置の筐体100の外
に突出している。筐体100の外にあるウォーム軸57
の他端には回動操作部としての調整つまみ60が固定さ
れている。調整つまみ60を回転させれば、カム50が
回転する。
【0034】上記の構成によれば、押圧棒13はばね1
9の弾性力により支持板8に対して上方に付勢される。
押圧棒13の上端はレバー10を押し上げる。レバー1
0に取り付けられているさばき台2は上方に付勢され、
給紙ローラ1に接触する。
【0035】さばき台2が給紙ローラ1に接触するさば
き圧を調整するには、装置の外側から調整つまみ60を
回す。ウォーム軸57が回り、カム50が回動してばね
19の押圧力が調整される。図4及び図7は、ばね19
を押すカム50の操作面53が下がってばね19の押圧
力が小さくなっている状態であり、さばき圧が小さい場
合である。図6は、ばね19を押すカム50の操作面5
3が上がってばね19の押圧力が大きくなっている状態
であり、さばき圧が大きい場合である。
【0036】調整を行った後、直ちに給紙装置を作動さ
せて実際に用紙を送り、さばき圧変更の効果を確認す
る。効果が無かった場合には、直ちに装置の外側から調
整つまみを回せばよい。いちいち筐体の一部を外して装
置の内部に触れる必要はない。
【0037】本例によれば、給紙ローラ1とさばき台2
の間のさばき圧を決める押圧棒13の付勢力を、回動す
るカム50で調整している。また、カム50はウォーム
56とウォームホイール55によって回転させている。
このため、長い板カムをスライドさせる従来の調整機構
に比べて装置内に占めるスペースが小さくて済む。ま
た、その操作は装置の筐体100の外から調整つまみに
よって行えるので便利である。
【0038】以上説明した本発明の給紙装置は、積載さ
れたシート物をさばく機能が必要な種々の機械に設ける
ことができる。例えば、印刷装置や、印刷された用紙を
送って複数のビンに収納する丁合い機等に設けることが
できる。
【0039】
【発明の効果】本発明によれば、給紙部材とさばき部材
で用紙をさばく給紙装置において、さばき部材を付勢す
る力を、回転調整部とこれに連動する回転操作部によっ
て調整している。このため、スライド構造の従来の調整
部材に比べて装置内の空間が有効に利用できる。また、
その操作は装置の外側から行えるので、調整作業が容易
である。さらに、スライド構造の調整部材を案内するた
めの溝を構造部材に形成する必要がなく、装置の構造部
材の強度が低下するという問題がない。
【0040】このように、本発明によれば、コンパクト
で小さな空間に配置することができ、装置の外側から容
易に操作できるさばき圧調整機構を備えた給紙装置を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の例におけるさばき圧が小さい状
態を示す一部を断面とした側面図である。
【図2】本発明の第1の例におけるさばき圧が大きい状
態を示す一部を断面とした側面図である。
【図3】本発明の第1の例におけるさばき圧が小さい状
態を示す一部を断面とした正面図である。
【図4】本発明の第2の例におけるさばき圧が小さい状
態を示す一部を断面とした側面図である。
【図5】本発明の第2の例における調整手段の平面図で
ある。
【図6】本発明の第2の例におけるさばき圧が大きい状
態を示す一部を断面とした側面図である。
【図7】本発明の第2の例におけるさばき圧が小さい状
態を示す一部を断面とした正面図である。
【図8】従来の給紙装置におけるさばき圧が小さい状態
を示す一部を断面とした側面図である。
【図9】従来の給紙装置におけるさばき圧が大きい状態
を示す一部を断面とした側面図である。
【図10】従来の給紙装置におけるさばき圧が小さい状
態を示す一部を断面とした正面図である。
【符号の説明】
1 給紙部材としての給紙ローラ 2 さばき部材としてのさばき台 13 押圧体としての押圧棒 19 付勢手段としてのばね 20 揺動操作部としての揺動操作板 30 回動調整部 31 回動調整部を構成する調整シャフト 32 回動調整部を構成する回転固定手段としての軸受
け 33 回動調整部を構成するピン 40 回動操作部 41 回動操作部を構成する調整つまみ 50 回動調整部としてのカム 60 回動操作部としてのつまみ 100 筐体

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定位置に設けられて駆動される給紙部
    材と、前記給紙部材の近傍に揺動可能に設けられたさば
    き部材と、前記さばき部材の近傍に移動可能に設けられ
    た押圧体と、前記押圧体を前記さばき部材に向けて付勢
    することにより前記さばき部材を揺動させて前記給紙部
    材に接触させる付勢手段と、前記付勢手段による付勢力
    を調整する調整手段とを備えた給紙装置において、 前記調整手段が、回動操作部と、前記押圧体と前記付勢
    手段の近傍に設けられて前記回動操作部の回動に連動す
    ることにより前記付勢手段の付勢力を調整する回動調整
    部とを有していることを特徴とする給紙装置。
  2. 【請求項2】 所定位置に設けられて回転駆動される給
    紙ローラと、前記給紙ローラの近傍に揺動可能に設けら
    れたさばき部材と、前記さばき部材の近傍に移動可能に
    設けられて前記さばき部材を前記給紙ローラに向けて押
    圧する押圧体と、前記押圧体の近傍に揺動可能に設けら
    れた揺動操作部と、前記押圧体と前記揺動操作部の間に
    設けられて前記押圧体を前記さばき部材に向けて付勢す
    る付勢手段と、前記揺動操作部に当接して回動すること
    により前記揺動操作部を揺動させて前記付勢手段が前記
    押圧体を介して前記さばき部材に与える付勢力を調整す
    る回動調整部と、前記回動調整部を回動操作する回動操
    作部とを有していることを特徴とする給紙装置。
  3. 【請求項3】 所定位置に設けられて回転駆動される給
    紙ローラと、前記給紙ローラの近傍に揺動可能に設けら
    れたさばき部材と、前記さばき部材の近傍に移動可能に
    設けられて前記さばき部材を前記給紙ローラに向けて押
    圧する押圧体と、前記押圧体の近傍に回動可能に設けら
    れたカムと、前記押圧体と前記カムの間に設けられて前
    記押圧体を前記さばき部材に向けて付勢する付勢手段
    と、前記カムを回動させることにより前記付勢手段が前
    記押圧体を介して前記さばき部材に与える付勢力を調整
    するための回動操作部とを有していることを特徴とする
    給紙装置。
  4. 【請求項4】 前記給紙ローラと前記さばき部材を収納
    する筐体を有し、前記回動操作部が前記筐体の外から操
    作可能とされた請求項2又は3記載の給紙装置。
  5. 【請求項5】 前記回動操作部に、前記回動操作部を回
    動方向の任意の位置で固定するための回転固定手段を設
    けた請求項2又は3記載の給紙手段。
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