JPH0761657A - 枚葉紙パイルの上面で枚葉紙をさばいて整列させる装置 - Google Patents
枚葉紙パイルの上面で枚葉紙をさばいて整列させる装置Info
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- JPH0761657A JPH0761657A JP6188485A JP18848594A JPH0761657A JP H0761657 A JPH0761657 A JP H0761657A JP 6188485 A JP6188485 A JP 6188485A JP 18848594 A JP18848594 A JP 18848594A JP H0761657 A JPH0761657 A JP H0761657A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 邪魔な付加装置なしで、さばこうとする枚
葉紙をパイル上で横方向に整列させる装置を提供する。 【構成】 輪転印刷機の枚葉紙パイルの上面で枚葉紙
をさばいて整合させる装置で、枚葉紙の前縁区域で搬送
方向に対して横断方向に延びて間欠的に吸引空気を発生
し得る吸引装置と、枚葉紙パイルの上昇運動を制御する
走査装置とを有する。走査装置はパイル全幅にわたって
延びていて、パイル上面に向かって、およびパイル上面
から離れて動くことができるようにされており、個別枚
葉紙の前縁区域をパイルから持ち上げる空気流がパイル
前縁に向けられている。旋回可能なレバー内には枚葉紙
パイル高さを走査する部材の横に、下方向への旋回運動
中に動作して個別枚葉紙を横方向に整列させる部材が軸
方向に移動可能に支持されている。
葉紙をパイル上で横方向に整列させる装置を提供する。 【構成】 輪転印刷機の枚葉紙パイルの上面で枚葉紙
をさばいて整合させる装置で、枚葉紙の前縁区域で搬送
方向に対して横断方向に延びて間欠的に吸引空気を発生
し得る吸引装置と、枚葉紙パイルの上昇運動を制御する
走査装置とを有する。走査装置はパイル全幅にわたって
延びていて、パイル上面に向かって、およびパイル上面
から離れて動くことができるようにされており、個別枚
葉紙の前縁区域をパイルから持ち上げる空気流がパイル
前縁に向けられている。旋回可能なレバー内には枚葉紙
パイル高さを走査する部材の横に、下方向への旋回運動
中に動作して個別枚葉紙を横方向に整列させる部材が軸
方向に移動可能に支持されている。
Description
【産業上の利用分野】本発明は、輪転印刷機の枚葉紙パ
イルの上面で枚葉紙をさばいて整列させる装置であっ
て、枚葉紙パイルの前縁区域で搬送方向に対して横断方
向に延びて間欠的に吸引空気を発生し得る吸引装置と、
枚葉紙パイルの上昇運動を制御する走査装置とを有し、
この走査装置がパイル全幅にわたって延びていて、パイ
ル上面に向かって、また、パイル上面から離れて動くこ
とができるようにされており、個別枚葉紙の前縁区域を
パイルから持ち上げる空気流がパイル前縁に向けられて
いる装置に関する。
イルの上面で枚葉紙をさばいて整列させる装置であっ
て、枚葉紙パイルの前縁区域で搬送方向に対して横断方
向に延びて間欠的に吸引空気を発生し得る吸引装置と、
枚葉紙パイルの上昇運動を制御する走査装置とを有し、
この走査装置がパイル全幅にわたって延びていて、パイ
ル上面に向かって、また、パイル上面から離れて動くこ
とができるようにされており、個別枚葉紙の前縁区域を
パイルから持ち上げる空気流がパイル前縁に向けられて
いる装置に関する。
【従来の技術】ドイツ特許公開公報第2906900号
に、枚葉紙処理機械のパイル台の昇降運動の制御装置が
開示されている。枚葉紙パイルの前側に配置されたダブ
ルアーム式走査レバーは、枚葉紙パイルの前部上縁に当
てることのできる1つの走査アームを備えている。走査
レバーの他方のアームはスイッチアームとして上昇スイ
ッチを作動させる。しかしながら、この従来技術の配置
構成では、すでにパイル区域にある枚葉紙の整列は考え
られていない。ドイツ特許明細書第3616804号に
は、紙さばき装置が記載されている。この従来技術に基
づく解決は、レバー内に支持された軸に固定して並んで
配置されたワイヤストラップを開示している。枚葉紙パ
イルの最上面枚葉紙の上に載っているワイヤストラップ
部分は、さばこうとする枚葉紙をレバーの旋回運動に対
応して周期的に搬送する。吸引ドラムがその都度枚葉紙
を吸い付けて、この枚葉紙を吸引ドラムと搬送ローラと
の間の隙間に運ぶ。搬送ローラは枚葉紙を搬送装置に送
る。この従来技術の解決からは、パイルの上面で枚葉紙
を横方向に整列させることは読み取れない。
に、枚葉紙処理機械のパイル台の昇降運動の制御装置が
開示されている。枚葉紙パイルの前側に配置されたダブ
ルアーム式走査レバーは、枚葉紙パイルの前部上縁に当
てることのできる1つの走査アームを備えている。走査
レバーの他方のアームはスイッチアームとして上昇スイ
ッチを作動させる。しかしながら、この従来技術の配置
構成では、すでにパイル区域にある枚葉紙の整列は考え
られていない。ドイツ特許明細書第3616804号に
は、紙さばき装置が記載されている。この従来技術に基
づく解決は、レバー内に支持された軸に固定して並んで
配置されたワイヤストラップを開示している。枚葉紙パ
イルの最上面枚葉紙の上に載っているワイヤストラップ
部分は、さばこうとする枚葉紙をレバーの旋回運動に対
応して周期的に搬送する。吸引ドラムがその都度枚葉紙
を吸い付けて、この枚葉紙を吸引ドラムと搬送ローラと
の間の隙間に運ぶ。搬送ローラは枚葉紙を搬送装置に送
る。この従来技術の解決からは、パイルの上面で枚葉紙
を横方向に整列させることは読み取れない。
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、以上
に略述した従来技術から出発して、邪魔な付加装置なし
で、さばこうとする枚葉紙をパイル上で横方向に整列さ
せる装置を提供することである。
に略述した従来技術から出発して、邪魔な付加装置なし
で、さばこうとする枚葉紙をパイル上で横方向に整列さ
せる装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明の装置は、枚葉紙パイル高さの走査部材の横
に、個別枚葉紙を整列させる部材(整列部材)が、旋回
可能なレバー内で軸方向に移動できるように支持されて
いる。このようにして達成される本発明の利点は、多様
な種類のものにわたっている。最初に、横方向の整列作
用を、もともと行われているパイル高さ走査に合体させ
ることにより、部品点数の減少をもたらし、このことは
価格の低下につながる。さらに、枚葉紙パイルの表面に
向う旋回動作は、パイル高さの測定と並んで横方向の整
列にも利用され、その結果として、これら2つの機能が
同時に行われるので時間のロスが無い。正確に整列され
た枚葉紙が吸引装置により枚葉紙をさらに運搬する搬送
ローラに転送されるので、整列用テーブルを完全に省略
することができる。好適な構成において、個別枚葉紙を
横方向に整列させる部材は棒状に形成されていて、摩擦
コーティング、少なくとも適当な材料からなるリングを
付けている。枚葉紙を横方向に整列させる部材は、端部
区域に整列動作を開始する丸く形成された接触ヘッドを
有している。枚葉紙パイルの走査部材は、旋回可能なレ
バーを貫通する両端部に軸受を有しており、これらの軸
受には整列部材が走査ロッドの回りを回転できるように
支持されている。そうすることによって、枚葉紙パイル
上縁が見やすくコンパクトな構造が提供される。本発明
の別の有利な構成では、枚葉紙パイルの最上面個別枚葉
紙に対する整列部材の接触力が、ばね力で作用する調節
装置を通して種々に調節できるようになっている。そう
することによって、重量の大小にかかわらず、種々の被
印刷物に適合させることができる。枚葉紙パイルの上部
区域の個別枚葉紙は、上に向かう上昇運動の間に、フォ
ーマットに応じて位置決めできる2つの横当ての間に入
る。個別枚葉紙が下方に向かって旋回している間に横方
向整列を開始させるために、枚葉紙パイルの横には、垂
直方向に移動できて整列部材の端部と協働する異形断面
部材が側壁に支持されている。本発明の有利な実施態様
に従い、これらの異形断面部材はローラキャリアであ
る。ローラキャリアには、互いに上下に配置された円筒
体が収容されており、これらの円筒体の少なくとも1つ
が、残りの円筒体によって作られる仮想平面に対してず
れて配置されている。同時に2つのローラキャリアを側
壁に沿って垂直方向に調節するために、ローラキャリア
はブラケットによって互いに連結されている。最後に、
一方のローラキャリアでは2つの円筒体が垂直線を基準
にして前方に突き出でているように配置されており、他
方のローラキャリアでは1つの円筒体が残りの円筒体を
基準にして垂直方向で前方に突き出ているように配置さ
れている。それによって、整列部材の軸方向すなわち横
方向の整列運動を、最後に操作側もしくは駆動側の横当
てに切り換えることが可能である。異形断面部材の有利
な変形例に従い、この異形断面部材はカムとして形成さ
れている。上述した整理作用を達成するために、カム
は、前段および後段のローラの断面形状を概ね再現した
断面形状を有する。カムが、プラスチック射出成形品で
あることが好ましい。ローラキャリア内に支持されたロ
ーラの代わりにカムを使用することにより、一方では比
較的単純で、したがって比較的安価な構造が得られ、他
方では回転可能に支持されたローラの代わりにカムを使
用することにより、騒音が著しく減る。本発明の装置の
別の有利な構成に従い、垂直方向に移動可能な異形断面
部材の微調整を可能にする調節機構が用いられる。つま
り、これらの部材を上下方向に移動させることによっ
て、整列部材の横方向整列動作の開始時点を約±1mm
の調節範囲内で変えることができる。このような調節が
可能であることにより、印刷しようとする枚葉紙のその
都度の厚さに本発明の装置を最適に合わせることができ
る。さらに、本発明の有利な構成に従い、異形断面部材
を垂直方向に移動させて整列部材の横方向整列動作の切
り換えを行う調節装置が設けられている。
めに本発明の装置は、枚葉紙パイル高さの走査部材の横
に、個別枚葉紙を整列させる部材(整列部材)が、旋回
可能なレバー内で軸方向に移動できるように支持されて
いる。このようにして達成される本発明の利点は、多様
な種類のものにわたっている。最初に、横方向の整列作
用を、もともと行われているパイル高さ走査に合体させ
ることにより、部品点数の減少をもたらし、このことは
価格の低下につながる。さらに、枚葉紙パイルの表面に
向う旋回動作は、パイル高さの測定と並んで横方向の整
列にも利用され、その結果として、これら2つの機能が
同時に行われるので時間のロスが無い。正確に整列され
た枚葉紙が吸引装置により枚葉紙をさらに運搬する搬送
ローラに転送されるので、整列用テーブルを完全に省略
することができる。好適な構成において、個別枚葉紙を
横方向に整列させる部材は棒状に形成されていて、摩擦
コーティング、少なくとも適当な材料からなるリングを
付けている。枚葉紙を横方向に整列させる部材は、端部
区域に整列動作を開始する丸く形成された接触ヘッドを
有している。枚葉紙パイルの走査部材は、旋回可能なレ
バーを貫通する両端部に軸受を有しており、これらの軸
受には整列部材が走査ロッドの回りを回転できるように
支持されている。そうすることによって、枚葉紙パイル
上縁が見やすくコンパクトな構造が提供される。本発明
の別の有利な構成では、枚葉紙パイルの最上面個別枚葉
紙に対する整列部材の接触力が、ばね力で作用する調節
装置を通して種々に調節できるようになっている。そう
することによって、重量の大小にかかわらず、種々の被
印刷物に適合させることができる。枚葉紙パイルの上部
区域の個別枚葉紙は、上に向かう上昇運動の間に、フォ
ーマットに応じて位置決めできる2つの横当ての間に入
る。個別枚葉紙が下方に向かって旋回している間に横方
向整列を開始させるために、枚葉紙パイルの横には、垂
直方向に移動できて整列部材の端部と協働する異形断面
部材が側壁に支持されている。本発明の有利な実施態様
に従い、これらの異形断面部材はローラキャリアであ
る。ローラキャリアには、互いに上下に配置された円筒
体が収容されており、これらの円筒体の少なくとも1つ
が、残りの円筒体によって作られる仮想平面に対してず
れて配置されている。同時に2つのローラキャリアを側
壁に沿って垂直方向に調節するために、ローラキャリア
はブラケットによって互いに連結されている。最後に、
一方のローラキャリアでは2つの円筒体が垂直線を基準
にして前方に突き出でているように配置されており、他
方のローラキャリアでは1つの円筒体が残りの円筒体を
基準にして垂直方向で前方に突き出ているように配置さ
れている。それによって、整列部材の軸方向すなわち横
方向の整列運動を、最後に操作側もしくは駆動側の横当
てに切り換えることが可能である。異形断面部材の有利
な変形例に従い、この異形断面部材はカムとして形成さ
れている。上述した整理作用を達成するために、カム
は、前段および後段のローラの断面形状を概ね再現した
断面形状を有する。カムが、プラスチック射出成形品で
あることが好ましい。ローラキャリア内に支持されたロ
ーラの代わりにカムを使用することにより、一方では比
較的単純で、したがって比較的安価な構造が得られ、他
方では回転可能に支持されたローラの代わりにカムを使
用することにより、騒音が著しく減る。本発明の装置の
別の有利な構成に従い、垂直方向に移動可能な異形断面
部材の微調整を可能にする調節機構が用いられる。つま
り、これらの部材を上下方向に移動させることによっ
て、整列部材の横方向整列動作の開始時点を約±1mm
の調節範囲内で変えることができる。このような調節が
可能であることにより、印刷しようとする枚葉紙のその
都度の厚さに本発明の装置を最適に合わせることができ
る。さらに、本発明の有利な構成に従い、異形断面部材
を垂直方向に移動させて整列部材の横方向整列動作の切
り換えを行う調節装置が設けられている。
【実施例】以下に、本発明の実施例を図面に基づいて詳
細に説明する。図1に、印刷ユニット胴と枚葉紙パイル
上方の吸引装置および整列部材の側面図を示す。枚葉紙
パイル1から個別枚葉紙7が印刷ユニット胴3に供給さ
れ、ここでゴム胴2によって印刷される。枚葉紙パイル
1の上方には吸引装置8が設けられている。吸引装置8
は吸引ロッド9に固定されていて、個別枚葉紙7を搬送
ローラ4と5の間の隙間に導き入れる。上部搬送ローラ
4は、調整装置6の一部である。この調整装置6を用い
て搬送ローラ4と5の間の隙間を被印刷物の種々の厚さ
に合わせることができる。枚葉紙パイル1の前縁では、
横部材上に送風装置11が支持されている。空気出口1
2を通るさばき空気は、枚葉紙パイル1上の上部個別枚
葉紙7の紙さばきを支援する。横当て13は、枚葉紙パ
イル1の全幅にわたって延びた調節スピンドル43が回
動するときに、横部材14に沿って軸方向に移動できる
ように調節スピンドル43によって貫通されている。こ
れらの横当て13と、ここには図示しない側壁との間
で、旋回可能なレバー19がジャーナル軸受15に支持
されている。レバー19の方は、枚葉紙パイル1のパイ
ル高さを機械動作に合わせて走査する走査部材20を支
持している。さらに、レバー19には旋回可能な軸受2
2が設けられており、軸受22の方は整列部材23を支
持している。個別枚葉紙7の上部枚葉紙に対する軸受2
2の、したがって整列部材23の接触力は、図式的に示
したばね29を通して個別的に調節可能である。この目
的のために、図式的に示したばねの張力は、回転保護部
材31を通してタペット30に作用する刻み付きねじ3
2によって調整できる。ばねの上部連結点はタペット3
0に支持されており、旋回レバー19におけるタペット
30の移動動作に従う。図2に、垂直方向に移動可能な
ローラキャリアを備えた旋回可能なレバーを詳細に示
す。ジャーナル軸受15はジャーナル17および42を
包含しており、これらのジャーナルによって旋回可能な
レバー19は側壁に支持されている。上述のように、レ
バー19における軸受22の予荷重は、ばね29を用い
て種々の被印刷物に合わせることができる。2つの旋回
可能なレバー19によって支持された走査部材20の上
方には、レバー19を連結しているプロフィルアーム2
1が固定されている。軸受22には、ばね29の下部連
結点をなすジャーナル27が設けられている。軸受22
に支持されている整列部材23は、摩擦コーティング2
6に囲まれている。走査部材20は、セットスクリュー
28によって軸受22に固定されている。さらに図2
に、概ね垂直方向に延びているローラキャリア33を示
す。ローラキャリア33は全体が、調節ねじ35によっ
て長穴内に案内されており、垂直方向に2段階で調節可
能である。ローラキャリア33および34を調節ねじ3
5に案内することによって、ローラキャリア33および
34が傾くのが防止される。図示したローラキャリア3
3は、ブラケット36を通して相手のローラキャリア3
4(図示せず)と連結されている。ローラキャリア33
のプロフィルには、互いに上下して3つのジャーナルが
支持されており、各1つの円筒体37、たとえばこの場
合はローラを支持している。ローラキャリア33および
34内に示されたローラの代わりに、これらのローラキ
ャリア内に各1つのカムを支持して、これらのカムを用
いて整列部材を操作することもできる。ローラキャリア
33の下端部には、ロックピン38を付けたブラケット
39が設けられている。ローラキャリア33および34
の垂直方向移動は、側壁40および41の穴に差し込ま
れたロックピン38を外した後に初めて可能である。こ
れに対応して、ローラキャリア33および34を適当な
作業高さで固定することは、ロックピン38によって行
われる。図3に、側壁、ジャーナル軸受および旋回可能
なレバーの部分縦断面図を示す。ジャーナル軸受15
は、側壁40または41とねじ止めされたブシュ18を
各1つ有する。ジャーナル44は、ブシュ18内で滑り
軸受によって軸方向に固定されている。レバー19をジ
ャーナル17もしくは44に固定するために、レバー1
9は矩形開口部19aを付けている。この矩形開口部1
9aは、ジャーナル17もしくは44の対応する相手部
材によって受け取られる。ねじ16を外した後に、プロ
フィルアーム21によって互いに連結されたレバー19
は、軸受22および走査部材20と一緒に上方に取り外
すことができる。2つの旋回可能なレバー19は、刻み
付きねじ32を有する。刻み付きねじ32は、各1つの
回転保護部材31を通してタペット30の移動に影響を
与える。それによって、軸受22のジャーナル27に作
用するばね張力を調整できる。走査部材20は、軸受2
2にセットスクリュー28によって回転不能に固定され
ているが、旋回可能なレバー19には回転可能に支持さ
れている。摩擦コーティング26を付けた整列部材23
は、左右対称のために片方しか示されない軸受22で横
方向に移動できるように支持されている。整列部材23
を横方向に移動させるために、軸受22を貫通した整列
部材23の端部区域と、ローラキャリア33もしくは3
4内に上下に配置された円筒体37が用いられる。ロー
ラキャリア33と34を連結しているブラケット36
は、より見やすくするために省いた。ロックピン38と
ブラケット39の機能は、すでに図2の関連で説明し
た。図4に、側壁に支持されたローラキャリアと、枚葉
紙パイル区域の整列機構および横当ての正面図を示す。
被印刷物フォーマットに従って横方向に位置決めされる
横当て13は、横部材14および調節スピンドル43に
支持されている。しかしながら、調節スピンドル43は
ここに図示するレバー19の旋回位置では、プロフィル
アーム21によって隠蔽されている。横当て13の下端
部の間には、枚葉紙パイル1の上部個別枚葉紙7があ
る。ブラケット36を通して固く連結されたローラキャ
リア33と34とは、調節ねじ35によってそれぞれ側
壁40もしくは41で所定の位置に保持されている。ロ
ックピン38はブラケット39に収容されており、した
がってローラキャリア33および34は固定されてい
る。ローラキャリア33および34の区域の両矢は、そ
れらが垂直方向に移動できることを示している。摩擦コ
ーティング26を付けた整列部材23は、旋回可能なレ
バー19に回転可能に支持された軸受22内で軸方向に
移動できるように案内されている。整列部材23の軸方
向移動は、水平の両矢によって示されている。2つの横
当て13のそれぞれ1つにおける個別枚葉紙7の横方向
の整列の動きも同様である。図4に示す時点では、整列
部材23の接触ヘッド24および25は、ローラホルダ
ー33および34に収容された円筒体37の、それぞれ
中央の円筒体を通過している。これにより、整列部材2
3は初期位置に入る。レバー19がジャーナル17を中
心にして下方に向かってさらに旋回すると、接触ヘッド
25は突き出して配置された下部円筒体37を通過す
る。それによって、整列部材23のローラキャリア34
方向の軸方向移動が生じる。整列部材23は軸方向に片
寄ることができる。なぜならば、ローラキャリア34内
で下部円筒体37は、上部円筒体に比べて引っ込んで配
置されているからでる。両矢の左半分の方向に横方向整
列運動が開始した時点で、摩擦コーティング26はその
全幅にわたって最上面個別枚葉紙7と接触する。図1と
の関連で詳細に図示した、個別枚葉紙7をあらかじめさ
ばく装置に促進されて、左の横当て13で個別枚葉紙7
の横方向整列が行われる。旋回可能なレバー19は、摩
擦コーティング26と最上面個別枚葉紙7が接触した
後、ジャーナル27に働くばね力に抗して、さらにパイ
ル上面に向かって動き、ここでは図示しない走査部材2
0が枚葉紙パイル1の上面と接触する。このようにし
て、この運動の間に、横当て13における最上面個別枚
葉紙7の横方向整列と、また枚葉紙パイル1の高さの検
知が行われる。レバー19が上方に旋回する間に、整列
部材23の復帰動作が行われる。整列部材23の接触ヘ
ッド24がローラキャリア34内の中央の円筒体37と
接触すると、すぐに復帰動作が開始する。それから、整
列部材23は、ローラキャリア23に向かって動く。整
列部材23の横方向の復帰動作は、中央円筒体37と接
する接触ヘッド25によって制限される。以上説明した
手順は、左の横当て13における横方向整列に関するも
のである。個別枚葉紙7の横方向整列は、もちろん右の
横当て13でも可能である。この目的のために、ローラ
キャリア33および34のロックピン38が、ブラケッ
ト39を通して側壁40および41から抜かれる。その
後、ローラキャリア33および34は両矢方向の垂直方
向下方に、しかも2つの円筒体37間の距離だけ移動す
る。その後で、ローラキャリア33および34は、ロッ
クピン38が挿入されて再び固定される。このとき、レ
バー19が下方に旋回する間に、接触ヘッド24はロー
ラキャリア34内の突き出て配置された円筒体37に当
たる。それによって、整列部材23の横方向移動が右の
横当て13に向かって行われる。したがって、個別枚葉
紙7はこの横当てで整列される。これと同様に、レバー
19が上方に旋回する間に、整列部材23が初期位置に
復帰する。なぜならば、このとき整列部材23の接触ヘ
ッド25がローラキャリア33の上部円筒体37に当た
るからである。整列部材23は、ローラキャリア34に
向かって横方向復帰動作を行う。この復帰動作の制限
は、円筒体37に当たる整列部材23の接触ヘッド24
によって行われる。ここで注意すべきことは、個別枚葉
紙7の横方向整列を切り換えるときも、枚葉紙パイル1
の高さの検知は、旋回可能なレバー19に支持された走
査部材によって行われる点である。図5から図9に、本
発明の紙さばき整列装置の別の実施態様を示す。あらか
じめさばかれた枚葉紙7(枚葉紙パイル1の前側の送風
装置は特に図示されていない)は、吸引装置8によって
受け取られ、2つの搬送ローラ4と5の間の隙間に案内
される。次に、枚葉紙7はここから図示されない印刷機
に渡される。上述した図1および図4に従う実施態様と
同様に、2つの横当て(見やすさのために横当ては図示
されていない)の1つに対する、枚葉紙パイル1のその
都度最上面の枚葉紙7の整列は、整列部材23の軸方向
の運動を通して行われる。この運動は、整列部材23が
枚葉紙パイルの最上面枚葉紙7に載るとすぐに行われ
る。整列部材23の軸方向運動と初期位置への復帰の開
始時点は、整列部材23の端部区域と、枚葉紙パイル1
の側方に位置決めされたカム46との協働によって決ま
る。上述した実施態様におけるように、図5に示す変形
例においても、旋回可能なレバー19はジャーナル軸受
15に支持されている。また、ジャーナル軸受15の方
は、やはり図示されない側壁40、41に支持されてい
る。レバー19それ自体は金属板として作られており、
パイプアーム45によって互いに連結されている。パイ
プアーム45は一方ではパイル高さ走査の機能を引き受
け、他方ではレバー19を連結している。この実施態様
は、安価な個別部材を用いることが特徴である。さら
に、レバー19がパイプアーム45によって固く連結さ
れていることによって、質量の小さい可動部材のもと
で、ねじれにくい構造が達成される。レバー19には、
整列部材23とパイプアーム45を支持する旋回可能な
軸受22が設けられている。枚葉紙パイル1の最上面枚
葉紙7に対する軸受22の接触力、したがって整列部材
23の接触力は、図式的に示すばね29によって調節で
きる。処理しようとする被印刷物に応じて、整列部材2
3の押し付け圧力は、刻み付きねじ32によって調節で
きる。異形断面部材、この場合はカム46の微調整は、
調節機構63を用いて可能である。高さ調節用ねじ55
を回すと、カム46は制限された範囲内で垂直方向に移
動する。±1mm程度の高さ調節によって、整列部材2
3の軸方向整列動作を、処理しようとするその都度の紙
の種類に最適に合わせることができる。枚葉紙パイル1
の枚葉紙7の整列は、右または左の横当て13で行われ
る。整列動作を左または右の横当てに円滑に切り換える
のを保証するために、カム46は金属板47を通して連
結部材と連結されている。特に金属板47には、レバー
48が固定されている。このレバー48には、レバー5
1が連結点49で連結されている。枚葉紙パイル1の両
側に配置されたレバー51は、切換シャフト52を介し
て互いに連結されている。この切換シャフトには、穴5
3が設けられている。切換シャフト52がある角度だけ
回転することによって、カム46は上下方向に移動し
て、整列部材23の端部と協働するカム形状の変化に基
づき、整列部材23の整列運動の切り換えが行われる。
カム46を支持している金属板47もしくはカム46そ
れ自体は、長穴57、58を有している。これらの長穴
57、58と係合する、単に当てがっただけのねじ5
9、60が、カム46の傾きを防止する。連結点49に
おける圧縮ボルト50は、カムを2つの最終位置のいず
れかで保持する働きをする。カム46の少なくとも1つ
に、表示装置54が取り付けられている。表示装置54
は、カム46のその都度の位置を、しかも粗調整と微調
整の両方を示す。この表示装置54は、側壁40、41
と固定連結されて目盛りを付けた金属板54aと、カム
46に固定された針54bからなる。プレート54aの
目盛りは、枚葉紙7の整列がどの横当て13に対して行
われているかを読み取れるように選択されている。さら
に、処理しようとする枚葉紙7の厚さに応じて、微調整
を所望の精度で読み取ることができる。図6および図7
には、図5に従う実施態様の縦断面図が示されている。
以下の説明は、図6の部分を拡大して示した図7に関す
るものである。特に図6aは、枚葉紙パイル1の最上面
枚葉紙7に対する整列部材23の押し付け圧力を調節で
きる調節装置を示している。旋回可能なレバー19は、
ジャーナル軸受15によって側壁40、41に支持され
ている。ジャーナル軸受15は、2つの側壁40、41
の1つにねじ止めされたブシュ18を包んでいる。ジャ
ーナル44は、ブシュ18内で滑り軸受に軸方向に固定
されている。レバー19をジャーナル44に固定するた
めに、レバー19は矩形開口部19aを付けている。こ
の矩形開口部19aは、ジャーナル44の対応する相手
部材によって受け取られる。側壁40、41に支持され
た、レバー19、パイプアーム45、軸受22および整
列部材23からなる装置は、2つのねじ16をゆるめる
ことによって取り外すことができる。旋回可能なレバー
19は刻み付きねじ32を有する。刻み付きねじ32を
操作することにより、枚葉紙パイル1の最上面枚葉紙パ
イル7に対する整列部材23の押し付け圧力を調節でき
る。刻み付きねじ32は、スプリングボルト30bと連
結されたばね31に作用する。別のばね29は、スプリ
ングボルト30aと30bの間に固定されている。スプ
リングボルト30aは、軸受22と固く連結されてい
る。軸受22は、パイプアーム45のジャーナルに支持
されており、整列部材23の端部区域を支持するのに用
いられる。パイプアーム45はレバー19と固く連結さ
れている。整列部材23はゴムリングを付けている。こ
れらのゴムリングは、整列列23が横方向に整列運動を
行う間、枚葉紙パイルのその都度最上面の枚葉紙7との
接触を確保している。図8と図9に、図5に従う実施態
様の正面図を示す。図9は図8の拡大部分図であり、以
下では上記のカムの説明、ならびに好適な実施態様の横
方向整列および高さ調節のために整列部材23と調節装
置56、63が上記カムと協働する仕方の説明に用い
る。2つのレバー19は、パイプアーム45を介して互
いに固く連結されている。さらに、前出の箇所で説明し
たように、このパイプアーム45は枚葉紙パイル1の高
さ走査に用いられる。パイプアーム45のジャーナル
は、軸受22を支持している。これらの軸受22には、
整列部材23の端部区域が支持されている。レバー19
が旋回すると、整列部材23の丸くされた接触ヘッド2
5は、カム46と協働する。2つのカム46のそれぞれ
は、側壁40、41に固定された金属板47内で垂直方
向に移動できるように配置されている。ねじ60、61
は、カム46を長穴57、58内で案内するのに用いら
れる。つまり、これらのねじは固く締め付けられておら
ず、単に当てがわれているだけである。整列部材23の
動作、特に枚葉紙パイル1の最上面枚葉紙7に載ったと
きの整列部材23の軸方向移動、したがって横当て13
における最上面枚葉紙7の整列および枚葉紙パイル1か
ら離れる旋回運動における整列部材23の復帰について
は、すでに図1〜図4に示されている実施態様との関連
で説明した。カム形状はローラキャリア内でずらして配
置されたローラと同等物をなしているので、ここでは詳
細な説明は省く。なぜならば、その説明はすでに述べた
事情を単に繰り返すことになるだろうからである。金属
板47には、レバー48が固定されている。レバー48
の方は、連結点49でもう1つのレバー51にヒンジ連
結されている。レバー51は、切換シャフト52を通し
て互いに連結されている。切換シャフト52のジャーナ
ルは側壁40、41に支持されている。切換シャフト5
2を回動させるために、対応する工具をさし込むのに用
いられる穴53が設けられている。左または右の横当て
13に向かう横方向整列に対して、2つの最終位置の各
1つに到達することを確保するために、連結点49に圧
縮ボルト50(ばね付きボルト)が設けられている。圧
縮ボルト50は切換シャフト52を死点を越えてその都
度所望の最終位置に押し付ける。枚葉紙パイル1の最上
面枚葉紙7の横方向整列の際のおける方向転換に対応す
る、カム46のこの切り換えに加えて、さらにカム46
の微調整が設けられている。上述のように、この微調整
は、整列部材23の横方向整列動作の時点をずらし、し
たがってその都度処理しようとする紙厚に最適に適合さ
せるのに用いられる。この目的のために、カム46が金
属板47と相対的に動くようにさせる調節機構63が設
けられている。金属板47には、高さ調節用ねじ55を
収容するための穴を付けた突起部64が設けられてい
る。このねじは、カム46の下部部分とピン止めされて
いる。ピン65は、カム46と金属板47の間の移動行
程を制限している。カム46(またはローラキャリア3
3、34)のその都度の高さ調節を表示するために、表
示装置54が設けられている。表示装置54は、2つの
部分、すなわち、目盛りを付けたプレート54aと針5
4bからなる。アングルプレート54aは、側壁40、
41と固く連結されている。プレート54aは針54b
と協働し、針54bの方はカム46と固く連結されてい
る。目盛りで読むことができる高さ調節は、どちらの横
当て13で個別枚葉紙7が整列されるか、また現在どの
紙厚に調節されているかについて情報を与える。
細に説明する。図1に、印刷ユニット胴と枚葉紙パイル
上方の吸引装置および整列部材の側面図を示す。枚葉紙
パイル1から個別枚葉紙7が印刷ユニット胴3に供給さ
れ、ここでゴム胴2によって印刷される。枚葉紙パイル
1の上方には吸引装置8が設けられている。吸引装置8
は吸引ロッド9に固定されていて、個別枚葉紙7を搬送
ローラ4と5の間の隙間に導き入れる。上部搬送ローラ
4は、調整装置6の一部である。この調整装置6を用い
て搬送ローラ4と5の間の隙間を被印刷物の種々の厚さ
に合わせることができる。枚葉紙パイル1の前縁では、
横部材上に送風装置11が支持されている。空気出口1
2を通るさばき空気は、枚葉紙パイル1上の上部個別枚
葉紙7の紙さばきを支援する。横当て13は、枚葉紙パ
イル1の全幅にわたって延びた調節スピンドル43が回
動するときに、横部材14に沿って軸方向に移動できる
ように調節スピンドル43によって貫通されている。こ
れらの横当て13と、ここには図示しない側壁との間
で、旋回可能なレバー19がジャーナル軸受15に支持
されている。レバー19の方は、枚葉紙パイル1のパイ
ル高さを機械動作に合わせて走査する走査部材20を支
持している。さらに、レバー19には旋回可能な軸受2
2が設けられており、軸受22の方は整列部材23を支
持している。個別枚葉紙7の上部枚葉紙に対する軸受2
2の、したがって整列部材23の接触力は、図式的に示
したばね29を通して個別的に調節可能である。この目
的のために、図式的に示したばねの張力は、回転保護部
材31を通してタペット30に作用する刻み付きねじ3
2によって調整できる。ばねの上部連結点はタペット3
0に支持されており、旋回レバー19におけるタペット
30の移動動作に従う。図2に、垂直方向に移動可能な
ローラキャリアを備えた旋回可能なレバーを詳細に示
す。ジャーナル軸受15はジャーナル17および42を
包含しており、これらのジャーナルによって旋回可能な
レバー19は側壁に支持されている。上述のように、レ
バー19における軸受22の予荷重は、ばね29を用い
て種々の被印刷物に合わせることができる。2つの旋回
可能なレバー19によって支持された走査部材20の上
方には、レバー19を連結しているプロフィルアーム2
1が固定されている。軸受22には、ばね29の下部連
結点をなすジャーナル27が設けられている。軸受22
に支持されている整列部材23は、摩擦コーティング2
6に囲まれている。走査部材20は、セットスクリュー
28によって軸受22に固定されている。さらに図2
に、概ね垂直方向に延びているローラキャリア33を示
す。ローラキャリア33は全体が、調節ねじ35によっ
て長穴内に案内されており、垂直方向に2段階で調節可
能である。ローラキャリア33および34を調節ねじ3
5に案内することによって、ローラキャリア33および
34が傾くのが防止される。図示したローラキャリア3
3は、ブラケット36を通して相手のローラキャリア3
4(図示せず)と連結されている。ローラキャリア33
のプロフィルには、互いに上下して3つのジャーナルが
支持されており、各1つの円筒体37、たとえばこの場
合はローラを支持している。ローラキャリア33および
34内に示されたローラの代わりに、これらのローラキ
ャリア内に各1つのカムを支持して、これらのカムを用
いて整列部材を操作することもできる。ローラキャリア
33の下端部には、ロックピン38を付けたブラケット
39が設けられている。ローラキャリア33および34
の垂直方向移動は、側壁40および41の穴に差し込ま
れたロックピン38を外した後に初めて可能である。こ
れに対応して、ローラキャリア33および34を適当な
作業高さで固定することは、ロックピン38によって行
われる。図3に、側壁、ジャーナル軸受および旋回可能
なレバーの部分縦断面図を示す。ジャーナル軸受15
は、側壁40または41とねじ止めされたブシュ18を
各1つ有する。ジャーナル44は、ブシュ18内で滑り
軸受によって軸方向に固定されている。レバー19をジ
ャーナル17もしくは44に固定するために、レバー1
9は矩形開口部19aを付けている。この矩形開口部1
9aは、ジャーナル17もしくは44の対応する相手部
材によって受け取られる。ねじ16を外した後に、プロ
フィルアーム21によって互いに連結されたレバー19
は、軸受22および走査部材20と一緒に上方に取り外
すことができる。2つの旋回可能なレバー19は、刻み
付きねじ32を有する。刻み付きねじ32は、各1つの
回転保護部材31を通してタペット30の移動に影響を
与える。それによって、軸受22のジャーナル27に作
用するばね張力を調整できる。走査部材20は、軸受2
2にセットスクリュー28によって回転不能に固定され
ているが、旋回可能なレバー19には回転可能に支持さ
れている。摩擦コーティング26を付けた整列部材23
は、左右対称のために片方しか示されない軸受22で横
方向に移動できるように支持されている。整列部材23
を横方向に移動させるために、軸受22を貫通した整列
部材23の端部区域と、ローラキャリア33もしくは3
4内に上下に配置された円筒体37が用いられる。ロー
ラキャリア33と34を連結しているブラケット36
は、より見やすくするために省いた。ロックピン38と
ブラケット39の機能は、すでに図2の関連で説明し
た。図4に、側壁に支持されたローラキャリアと、枚葉
紙パイル区域の整列機構および横当ての正面図を示す。
被印刷物フォーマットに従って横方向に位置決めされる
横当て13は、横部材14および調節スピンドル43に
支持されている。しかしながら、調節スピンドル43は
ここに図示するレバー19の旋回位置では、プロフィル
アーム21によって隠蔽されている。横当て13の下端
部の間には、枚葉紙パイル1の上部個別枚葉紙7があ
る。ブラケット36を通して固く連結されたローラキャ
リア33と34とは、調節ねじ35によってそれぞれ側
壁40もしくは41で所定の位置に保持されている。ロ
ックピン38はブラケット39に収容されており、した
がってローラキャリア33および34は固定されてい
る。ローラキャリア33および34の区域の両矢は、そ
れらが垂直方向に移動できることを示している。摩擦コ
ーティング26を付けた整列部材23は、旋回可能なレ
バー19に回転可能に支持された軸受22内で軸方向に
移動できるように案内されている。整列部材23の軸方
向移動は、水平の両矢によって示されている。2つの横
当て13のそれぞれ1つにおける個別枚葉紙7の横方向
の整列の動きも同様である。図4に示す時点では、整列
部材23の接触ヘッド24および25は、ローラホルダ
ー33および34に収容された円筒体37の、それぞれ
中央の円筒体を通過している。これにより、整列部材2
3は初期位置に入る。レバー19がジャーナル17を中
心にして下方に向かってさらに旋回すると、接触ヘッド
25は突き出して配置された下部円筒体37を通過す
る。それによって、整列部材23のローラキャリア34
方向の軸方向移動が生じる。整列部材23は軸方向に片
寄ることができる。なぜならば、ローラキャリア34内
で下部円筒体37は、上部円筒体に比べて引っ込んで配
置されているからでる。両矢の左半分の方向に横方向整
列運動が開始した時点で、摩擦コーティング26はその
全幅にわたって最上面個別枚葉紙7と接触する。図1と
の関連で詳細に図示した、個別枚葉紙7をあらかじめさ
ばく装置に促進されて、左の横当て13で個別枚葉紙7
の横方向整列が行われる。旋回可能なレバー19は、摩
擦コーティング26と最上面個別枚葉紙7が接触した
後、ジャーナル27に働くばね力に抗して、さらにパイ
ル上面に向かって動き、ここでは図示しない走査部材2
0が枚葉紙パイル1の上面と接触する。このようにし
て、この運動の間に、横当て13における最上面個別枚
葉紙7の横方向整列と、また枚葉紙パイル1の高さの検
知が行われる。レバー19が上方に旋回する間に、整列
部材23の復帰動作が行われる。整列部材23の接触ヘ
ッド24がローラキャリア34内の中央の円筒体37と
接触すると、すぐに復帰動作が開始する。それから、整
列部材23は、ローラキャリア23に向かって動く。整
列部材23の横方向の復帰動作は、中央円筒体37と接
する接触ヘッド25によって制限される。以上説明した
手順は、左の横当て13における横方向整列に関するも
のである。個別枚葉紙7の横方向整列は、もちろん右の
横当て13でも可能である。この目的のために、ローラ
キャリア33および34のロックピン38が、ブラケッ
ト39を通して側壁40および41から抜かれる。その
後、ローラキャリア33および34は両矢方向の垂直方
向下方に、しかも2つの円筒体37間の距離だけ移動す
る。その後で、ローラキャリア33および34は、ロッ
クピン38が挿入されて再び固定される。このとき、レ
バー19が下方に旋回する間に、接触ヘッド24はロー
ラキャリア34内の突き出て配置された円筒体37に当
たる。それによって、整列部材23の横方向移動が右の
横当て13に向かって行われる。したがって、個別枚葉
紙7はこの横当てで整列される。これと同様に、レバー
19が上方に旋回する間に、整列部材23が初期位置に
復帰する。なぜならば、このとき整列部材23の接触ヘ
ッド25がローラキャリア33の上部円筒体37に当た
るからである。整列部材23は、ローラキャリア34に
向かって横方向復帰動作を行う。この復帰動作の制限
は、円筒体37に当たる整列部材23の接触ヘッド24
によって行われる。ここで注意すべきことは、個別枚葉
紙7の横方向整列を切り換えるときも、枚葉紙パイル1
の高さの検知は、旋回可能なレバー19に支持された走
査部材によって行われる点である。図5から図9に、本
発明の紙さばき整列装置の別の実施態様を示す。あらか
じめさばかれた枚葉紙7(枚葉紙パイル1の前側の送風
装置は特に図示されていない)は、吸引装置8によって
受け取られ、2つの搬送ローラ4と5の間の隙間に案内
される。次に、枚葉紙7はここから図示されない印刷機
に渡される。上述した図1および図4に従う実施態様と
同様に、2つの横当て(見やすさのために横当ては図示
されていない)の1つに対する、枚葉紙パイル1のその
都度最上面の枚葉紙7の整列は、整列部材23の軸方向
の運動を通して行われる。この運動は、整列部材23が
枚葉紙パイルの最上面枚葉紙7に載るとすぐに行われ
る。整列部材23の軸方向運動と初期位置への復帰の開
始時点は、整列部材23の端部区域と、枚葉紙パイル1
の側方に位置決めされたカム46との協働によって決ま
る。上述した実施態様におけるように、図5に示す変形
例においても、旋回可能なレバー19はジャーナル軸受
15に支持されている。また、ジャーナル軸受15の方
は、やはり図示されない側壁40、41に支持されてい
る。レバー19それ自体は金属板として作られており、
パイプアーム45によって互いに連結されている。パイ
プアーム45は一方ではパイル高さ走査の機能を引き受
け、他方ではレバー19を連結している。この実施態様
は、安価な個別部材を用いることが特徴である。さら
に、レバー19がパイプアーム45によって固く連結さ
れていることによって、質量の小さい可動部材のもと
で、ねじれにくい構造が達成される。レバー19には、
整列部材23とパイプアーム45を支持する旋回可能な
軸受22が設けられている。枚葉紙パイル1の最上面枚
葉紙7に対する軸受22の接触力、したがって整列部材
23の接触力は、図式的に示すばね29によって調節で
きる。処理しようとする被印刷物に応じて、整列部材2
3の押し付け圧力は、刻み付きねじ32によって調節で
きる。異形断面部材、この場合はカム46の微調整は、
調節機構63を用いて可能である。高さ調節用ねじ55
を回すと、カム46は制限された範囲内で垂直方向に移
動する。±1mm程度の高さ調節によって、整列部材2
3の軸方向整列動作を、処理しようとするその都度の紙
の種類に最適に合わせることができる。枚葉紙パイル1
の枚葉紙7の整列は、右または左の横当て13で行われ
る。整列動作を左または右の横当てに円滑に切り換える
のを保証するために、カム46は金属板47を通して連
結部材と連結されている。特に金属板47には、レバー
48が固定されている。このレバー48には、レバー5
1が連結点49で連結されている。枚葉紙パイル1の両
側に配置されたレバー51は、切換シャフト52を介し
て互いに連結されている。この切換シャフトには、穴5
3が設けられている。切換シャフト52がある角度だけ
回転することによって、カム46は上下方向に移動し
て、整列部材23の端部と協働するカム形状の変化に基
づき、整列部材23の整列運動の切り換えが行われる。
カム46を支持している金属板47もしくはカム46そ
れ自体は、長穴57、58を有している。これらの長穴
57、58と係合する、単に当てがっただけのねじ5
9、60が、カム46の傾きを防止する。連結点49に
おける圧縮ボルト50は、カムを2つの最終位置のいず
れかで保持する働きをする。カム46の少なくとも1つ
に、表示装置54が取り付けられている。表示装置54
は、カム46のその都度の位置を、しかも粗調整と微調
整の両方を示す。この表示装置54は、側壁40、41
と固定連結されて目盛りを付けた金属板54aと、カム
46に固定された針54bからなる。プレート54aの
目盛りは、枚葉紙7の整列がどの横当て13に対して行
われているかを読み取れるように選択されている。さら
に、処理しようとする枚葉紙7の厚さに応じて、微調整
を所望の精度で読み取ることができる。図6および図7
には、図5に従う実施態様の縦断面図が示されている。
以下の説明は、図6の部分を拡大して示した図7に関す
るものである。特に図6aは、枚葉紙パイル1の最上面
枚葉紙7に対する整列部材23の押し付け圧力を調節で
きる調節装置を示している。旋回可能なレバー19は、
ジャーナル軸受15によって側壁40、41に支持され
ている。ジャーナル軸受15は、2つの側壁40、41
の1つにねじ止めされたブシュ18を包んでいる。ジャ
ーナル44は、ブシュ18内で滑り軸受に軸方向に固定
されている。レバー19をジャーナル44に固定するた
めに、レバー19は矩形開口部19aを付けている。こ
の矩形開口部19aは、ジャーナル44の対応する相手
部材によって受け取られる。側壁40、41に支持され
た、レバー19、パイプアーム45、軸受22および整
列部材23からなる装置は、2つのねじ16をゆるめる
ことによって取り外すことができる。旋回可能なレバー
19は刻み付きねじ32を有する。刻み付きねじ32を
操作することにより、枚葉紙パイル1の最上面枚葉紙パ
イル7に対する整列部材23の押し付け圧力を調節でき
る。刻み付きねじ32は、スプリングボルト30bと連
結されたばね31に作用する。別のばね29は、スプリ
ングボルト30aと30bの間に固定されている。スプ
リングボルト30aは、軸受22と固く連結されてい
る。軸受22は、パイプアーム45のジャーナルに支持
されており、整列部材23の端部区域を支持するのに用
いられる。パイプアーム45はレバー19と固く連結さ
れている。整列部材23はゴムリングを付けている。こ
れらのゴムリングは、整列列23が横方向に整列運動を
行う間、枚葉紙パイルのその都度最上面の枚葉紙7との
接触を確保している。図8と図9に、図5に従う実施態
様の正面図を示す。図9は図8の拡大部分図であり、以
下では上記のカムの説明、ならびに好適な実施態様の横
方向整列および高さ調節のために整列部材23と調節装
置56、63が上記カムと協働する仕方の説明に用い
る。2つのレバー19は、パイプアーム45を介して互
いに固く連結されている。さらに、前出の箇所で説明し
たように、このパイプアーム45は枚葉紙パイル1の高
さ走査に用いられる。パイプアーム45のジャーナル
は、軸受22を支持している。これらの軸受22には、
整列部材23の端部区域が支持されている。レバー19
が旋回すると、整列部材23の丸くされた接触ヘッド2
5は、カム46と協働する。2つのカム46のそれぞれ
は、側壁40、41に固定された金属板47内で垂直方
向に移動できるように配置されている。ねじ60、61
は、カム46を長穴57、58内で案内するのに用いら
れる。つまり、これらのねじは固く締め付けられておら
ず、単に当てがわれているだけである。整列部材23の
動作、特に枚葉紙パイル1の最上面枚葉紙7に載ったと
きの整列部材23の軸方向移動、したがって横当て13
における最上面枚葉紙7の整列および枚葉紙パイル1か
ら離れる旋回運動における整列部材23の復帰について
は、すでに図1〜図4に示されている実施態様との関連
で説明した。カム形状はローラキャリア内でずらして配
置されたローラと同等物をなしているので、ここでは詳
細な説明は省く。なぜならば、その説明はすでに述べた
事情を単に繰り返すことになるだろうからである。金属
板47には、レバー48が固定されている。レバー48
の方は、連結点49でもう1つのレバー51にヒンジ連
結されている。レバー51は、切換シャフト52を通し
て互いに連結されている。切換シャフト52のジャーナ
ルは側壁40、41に支持されている。切換シャフト5
2を回動させるために、対応する工具をさし込むのに用
いられる穴53が設けられている。左または右の横当て
13に向かう横方向整列に対して、2つの最終位置の各
1つに到達することを確保するために、連結点49に圧
縮ボルト50(ばね付きボルト)が設けられている。圧
縮ボルト50は切換シャフト52を死点を越えてその都
度所望の最終位置に押し付ける。枚葉紙パイル1の最上
面枚葉紙7の横方向整列の際のおける方向転換に対応す
る、カム46のこの切り換えに加えて、さらにカム46
の微調整が設けられている。上述のように、この微調整
は、整列部材23の横方向整列動作の時点をずらし、し
たがってその都度処理しようとする紙厚に最適に適合さ
せるのに用いられる。この目的のために、カム46が金
属板47と相対的に動くようにさせる調節機構63が設
けられている。金属板47には、高さ調節用ねじ55を
収容するための穴を付けた突起部64が設けられてい
る。このねじは、カム46の下部部分とピン止めされて
いる。ピン65は、カム46と金属板47の間の移動行
程を制限している。カム46(またはローラキャリア3
3、34)のその都度の高さ調節を表示するために、表
示装置54が設けられている。表示装置54は、2つの
部分、すなわち、目盛りを付けたプレート54aと針5
4bからなる。アングルプレート54aは、側壁40、
41と固く連結されている。プレート54aは針54b
と協働し、針54bの方はカム46と固く連結されてい
る。目盛りで読むことができる高さ調節は、どちらの横
当て13で個別枚葉紙7が整列されるか、また現在どの
紙厚に調節されているかについて情報を与える。
【発明の効果】以上説明したように構成することによっ
て達成される長所は様々である。まず、もともと行われ
ているパイル高さ走査に横方向整列を組み込むことによ
って、部材量を非常に少なく押さえることができ、その
結果コストが下がる。さらに、枚葉紙パイル上面に向か
う旋回運動を、パイル高さの確認のほかに、横方向整列
にも利用するので、同時に2つの機能が行われて時間の
ロスが生じない。正確に整列させられた枚葉紙は吸引装
置から枚葉紙をさらに運ぶ搬送ローラに渡されるので、
整列台一式を省略できる。
て達成される長所は様々である。まず、もともと行われ
ているパイル高さ走査に横方向整列を組み込むことによ
って、部材量を非常に少なく押さえることができ、その
結果コストが下がる。さらに、枚葉紙パイル上面に向か
う旋回運動を、パイル高さの確認のほかに、横方向整列
にも利用するので、同時に2つの機能が行われて時間の
ロスが生じない。正確に整列させられた枚葉紙は吸引装
置から枚葉紙をさらに運ぶ搬送ローラに渡されるので、
整列台一式を省略できる。
【図1】図1は、印刷ユニット胴と枚葉紙パイル上方の
吸引装置および整列部材の側面図である。
吸引装置および整列部材の側面図である。
【図2】図2は、垂直方向に移動可能なローラキャリア
を備えた旋回可能なレバーを示す図である。
を備えた旋回可能なレバーを示す図である。
【図3】図3は、側壁、旋回可能なレバーおよびローラ
キャリアの部分縦断面図である。
キャリアの部分縦断面図である。
【図4】図4は、側壁に移動可能に支持されたローラキ
ャリアと旋回可能なレバーの正面図である。
ャリアと旋回可能なレバーの正面図である。
【図5】図5は、本発明の装置の実施態様の側面図であ
る。
る。
【図6】図6は、本発明の装置の図5に従う実施態様の
縦断面図である。
縦断面図である。
【図7】図7は、図6の部分拡大図である。
【図8】図8は、図5に従う実施態様の正面図である。
【図9】図9は、図8の部分拡大図である。
1 枚葉紙パイル 2 ゴム胴 3 圧胴 4,5 搬送ローラ 6 調整装置 7 個別枚葉紙 8 吸引装置 9 吸引ロッド 11 送風装置 12 空気出口 13 横当て 14 横部材 15 ジャーナル軸受 16,59,60,61 ねじ 17,27,42,44 ジャーナル 18 ブシュ 19 レバー 19a 矩形開口部 20 走査部材 21 プロフィルアーム 22 軸受 23 整列部材 24,25 接触ヘッド 26 摩擦コーティング 28 セットスクリュー 29 ばね 30 タペット 30a,30b スプリングボルト 31 回転保護部材 32 刻み付きねじ 33,34 ローラキャリア 35 調節ねじ 36,39 ブラケット 37 円筒体 38 ロックピン 40,41 側壁 43 調節スピンドル 45 パイプアーム 46 カム 47 金属板 48,51 レバー 49 連結点 50 圧縮ボルト 52 切換シャフト 53 穴 54 表示装置 54a プレート 54b 針 55 高さ調節用ねじ 56 調節ユニット 57,58 長穴 62 ブラケット 63 調節機構 64 突起部 65 ピン
Claims (13)
- 【請求項1】 輪転印刷機の枚葉紙パイルの上面で枚葉
紙をさばいて整列させる装置であって、枚葉紙の前縁区
域で搬送方向に対して横断方向に延びて間欠的に吸引空
気を発生し得る吸引装置と、枚葉紙パイルの上昇運動を
制御する走査装置とを有し、この走査装置がパイル全幅
にわたって延びていて、パイル上面に向かって、また、
パイル上面から離れて動くことができ、個別枚葉紙の前
縁区域をパイルから持ち上げる空気流がパイル前縁に向
けられている装置において、枚葉紙パイル高さ(1)を
走査する部材(20)の横に、個別枚葉紙(7)を横方
向に整列させる部材(23,26)が、旋回可能なレバ
ー(19,22)内で軸方向に移動できるように支持さ
れていることを特徴とする装置。 - 【請求項2】 個別枚葉紙(7)を横方向に整列させる
整列部材(23)が棒状に形成されていて、少なくとも
一部に摩擦コーティング(26)を付けている、請求項
1に記載の装置。 - 【請求項3】 整列部材(23)の端部区域に、丸くさ
れた接触ヘッド(24,25)が形成されており、レバ
ー(19,22)が旋回している間、これらの接触ヘッ
ド(24,25)が、側壁(40,41)に支持された
異形断面部材(33,34,46)と協働する、請求項
2に記載の装置。 - 【請求項4】 枚葉紙パイル(1)の走査部材(20)
が、レバー(19)を貫通した両端部に軸受(22)を
有する、請求項1に記載の装置。 - 【請求項5】 整列部材(23)を支持している軸受
(22)が、前記走査部材の中心点の回りを回転できる
ように設けられている、請求項4に記載の装置。 - 【請求項6】 枚葉紙パイル(1)の最上面個別枚葉紙
(7)に対する整列部材(23)の調整力が、ばね力で
作用し得る調節装置(27,29,30,31,32)
を介して可変である、請求項1または3に記載の装置。 - 【請求項7】 枚葉紙パイル(1)の上部区域の個別枚
葉紙(7)が、フォーマットに応じて位置決めできる2
個の横当て(13)間にある、請求項1に記載の装置。 - 【請求項8】 2つの前記異形断面部材がローラキャリ
ア(33,34)であって、互いに上下に配置された円
筒体(37)を収容しており、円筒体(37)の少なく
とも1つが、残りの円筒体(37)によって作られる仮
想平面に対してずれて配置されている、請求項7に記載
の装置。 - 【請求項9】 側壁(40,41)沿いのローラキャリ
ア(33,34)がブラケット(36)によって互いに
連結されている、請求項8に記載の装置。 - 【請求項10】 ローラホルダー(33)では2つの円
筒体(37)が垂直線を基準にして前方に突き出て配置
されており、ローラキャリア(34)では1つの円筒体
(37)が残りの円筒体(37)を基準にして垂直方向
で前方に突き出て配置されている、請求項8または9に
記載の装置。 - 【請求項11】 前記異形断面部材がカム(46)であ
る、請求項3に記載の装置。 - 【請求項12】 垂直方向に移動可能な異形断面部材
(33,34;46)の微調整を可能にする調節機構
(63)が設けられている、請求項3に記載の装置。 - 【請求項13】 整列部材(23)の横方向整列動作の
切り換えが行われるように、異形断面部材(33,3
4;46)を垂直方向に移動させる調節ユニット(5
6)が設けられている、請求項3に記載の装置。
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DE4327018 | 1993-08-12 | ||
DE4327018/2 | 1993-08-12 | ||
DE4407505A DE4407505C2 (de) | 1993-08-12 | 1994-03-07 | Einrichtung zur Bogenausrichtung und -vereinzelung an der Oberseite eines Bogenstapels |
DE4407505/7 | 1994-03-07 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0761657A true JPH0761657A (ja) | 1995-03-07 |
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JP18848594A Expired - Fee Related JP3454929B2 (ja) | 1993-08-12 | 1994-08-10 | 枚葉紙パイルの上面で枚葉紙をさばいて揃える装置 |
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---|---|
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JP (1) | JP3454929B2 (ja) |
FR (1) | FR2708917B1 (ja) |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021102520A (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-15 | コニカミノルタ株式会社 | 給紙装置、画像形成装置及びプログラム |
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---|---|---|---|---|
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JP2009057143A (ja) * | 2007-08-31 | 2009-03-19 | Oki Data Corp | 給紙装置及び画像形成装置 |
US9309059B2 (en) * | 2012-11-02 | 2016-04-12 | Packaging Progressions, Inc. | Bacon card feeding system |
US10011444B2 (en) | 2012-11-02 | 2018-07-03 | Packaging Progressions, Inc. | Bacon card feeding system |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE300514C (ja) * | ||||
US3061303A (en) * | 1961-02-21 | 1962-10-30 | Didde Glaser Inc | Self-centering parallel guide assembly |
US3938800A (en) * | 1972-04-26 | 1976-02-17 | Heidelberger Druckmaschinen Aktiengesellschaft | Suction head for sheet feeding apparatus |
US3861668A (en) * | 1973-10-23 | 1975-01-21 | Vernon Wood | Sheet registration apparatus for printing machine |
US3977672A (en) * | 1975-04-20 | 1976-08-31 | Godlewski Edward S | Auxiliary mechanism for lifting stock to press intake |
DE2906900A1 (de) * | 1979-02-22 | 1980-09-04 | Mabeg Maschinenbau Gmbh Nachf | Steuerung der hubbewegung eines stapeltischs von bogen verarbeitenden maschinen |
JPS58183532A (ja) * | 1982-04-22 | 1983-10-26 | Fuji Xerox Co Ltd | 複写機等の給紙装置 |
DE3616804A1 (de) * | 1986-05-17 | 1987-11-19 | Kodak Ag | Blattvereinzelungsvorrichtung |
GB8715014D0 (en) * | 1987-06-26 | 1987-08-05 | Xerox Corp | Sheet registration apparatus |
DE3938556C2 (de) * | 1989-11-21 | 1996-09-05 | Heidelberger Druckmasch Ag | Saugkopf für den Anleger einer Bogenrotationsdruckmaschine |
-
1994
- 1994-08-10 GB GB9416140A patent/GB2280894B/en not_active Expired - Fee Related
- 1994-08-10 FR FR9409904A patent/FR2708917B1/fr not_active Expired - Fee Related
- 1994-08-10 JP JP18848594A patent/JP3454929B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1994-08-12 US US08/289,691 patent/US5845900A/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2021102520A (ja) * | 2019-12-26 | 2021-07-15 | コニカミノルタ株式会社 | 給紙装置、画像形成装置及びプログラム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
FR2708917B1 (fr) | 1995-11-10 |
FR2708917A1 (fr) | 1995-02-17 |
GB2280894A (en) | 1995-02-15 |
GB2280894B (en) | 1997-05-21 |
US5845900A (en) | 1998-12-08 |
GB9416140D0 (en) | 1994-09-28 |
JP3454929B2 (ja) | 2003-10-06 |
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