JP3795680B2 - 板材の切削方法及びその装置 - Google Patents

板材の切削方法及びその装置 Download PDF

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    • B27C1/00Machines for producing flat surfaces, e.g. by rotary cutters; Equipment therefor
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    • B27C1/00Machines for producing flat surfaces, e.g. by rotary cutters; Equipment therefor
    • B27C1/04Thicknessing machines

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、板材を送りながらその表面を自動的に切削加工する、板材の切削方法及びその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図18は、板材(木材)を送りながらその表面を自動的に切削加工する従来の装置としてかんな盤を示しており、このかんな盤は、ベース台1の上部に設けた水平の定盤2の上方に回転するかんな胴3を配置し、上記かんな胴3に対する板材送り方向の前部と後部の位置に、板材Aを上下のロールで挟む前部送り機構4と後部送り機構5を配置し、更にかんな胴3と前部送り機構4の間にチップブレーカー6と、かんな胴3と後部送り機構5間にプレッシャーバー7を各々設けた構造になっている。
【0003】
上記かんな胴3は、外周に複数のかんな刃8が設けられ、前部送り機構4と後部送り機構5は、モータで強制駆動される下部のローラ9、9をベース台1の定位置に固定配置し、モータで強制駆動される上部のローラ10、10を上下に移動可能としてこれをエアシリンダ11やバネ等により押し下げ、下部のローラ9、9とで板材Aを挟んで一定の速度で送るようになっている。
【0004】
また、プレッシャーバー7とチップブレーカー6は、各々上下に移動可能となり、エアシリンダ12やバネ等により押し下げられ、板材Aを定盤2上に押しつけることになる。
【0005】
上記かんな盤は、かんな胴3を回転させた状態で、前部送り機構4から定盤2上に板材Aを供給すると、板材Aはチップブレーカー6で定盤2に押しつけられた状態でかんな胴3の下を通過し、該かんな胴3で表面が切削された後、プレッシャーバー7で定盤2に押しつけられ、その後、後部送り機構5で挟まれて送り出される。このように該板材Aは、一定の速度で移動する間に表面の全長が切削加工されることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記した従来のかんな盤は、かんな胴3の前後にチップブレーカー6とプレッシャーバー7を配置し、加工される板材Aをかんな胴3の前後において定盤2上に押しつけ、板材Aのあばれ発生を抑えることにより、安定した状態で加工することができるようにしているが、チップブレーカー6とプレッシャーバー7は、上下動時にかんな胴3との干渉を避けるため、図18に示すように、プレッシャーバー7とかんな胴3のセンター間に間隔Bを、また、チップブレーカー6とかんな胴3のセンター間に間隔Cを各々設定している。
【0007】
このため、板材Aの加工時において、板材Aの先端がチップブレーカー6を通過してプレッシャーバー7に達する間において、板材Aの先端がかんな胴3とプレッシャーバー7との間隔Bを移動する間及び、板材の後端がチップブレーカー6を離れて、かんな胴3を通過する間隔Cの間で押さえ込みが解かれた状態になり、このため、図19に示すように、板材Aの先端と後端側に、余分に削り取られたシャクレ部分aが発生するといった問題があり、特に上反り材の場合は前記したシャクレ部分aが発生しやすい。
【0008】
また、シャクレ部分aの発生を防ぐため、チップブレーカー6とプレッシャーバー7の板材押圧力を強くすると、板材Aの送りにブレーキをかけるという弊害がおこることになる。
【0009】
そこで、この発明の課題は、板材の切削加工時におけるシャクレ部分の発生を防止することができると共に、板材の送りに抵抗が少なく、送りの動力が小さくできる板材の切削方法と装置を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記のような課題を解決するため、請求項1の発明は、回転駆動されるかんな胴(23)と、定位置に配置された反力受け(22)を上下に相対向して設け、前記かんな胴(23)と反力受け(22)間の板材送り方向の前部と後部の位置に、上下に位置する下ロール(30)と上ロール(31)で板材を挟んで送る前部送り機構(24)と後部送り機構(25)を配置し、更に、かんな胴(23)と前部送り機構(24)の間及びかんな胴(23)と後部送り機構(25)の間の位置に、上下動可能となるロールで板材を押し下げることのできる前部変位体(26)と後部変位体(27)を設け、前記かんな胴(23)と反力受け(22)間に送材された板材をかんな胴(23)で切削する際、前部変位体(26)と後部変位体(27)によって板材を撓ませ、前部送り機構(24)と反力受け(22)のロールおよび、反力受け(22)と後部送り機構(25)のロールに板材を接触させる構成を採用したものである。
【0011】
請求項2の発明は、回転駆動されるかんな胴(23)と、定位置に配置された反力受け(22)を上下に相対向して設け、前記かんな胴(23)と反力受け(22)間の板材送り方向の前部と後部の位置に、上下に位置する下ロール(30)と上ロール(31)で板材を挟んで送る前部送り機構(24)と後部送り機構(25)を配置し、更に、かんな胴(23)と前部送り機構(24)の間及びかんな胴(23)と後部送り機構(25)の間の位置に、上下動可能となる下ロール(33)と上ロール(34)で板材を挟んで上下に変位させることのできる前部変位体(26)と後部変位体(27)を配置し、この前部変位体(26)と後部変位体(27)は、下ロール(33)と上ロール(34)がシリンダ(38)と(39)でそれぞれ上下動するようになっている構成を採用したものである。
【0012】
請求項3の発明は、回転駆動されるかんな胴(23)と、定位置に配置された反力受け(22)を上下に相対向して設け、この反力受け(22)を板材送り方向に移動自在とし、前記かんな胴(23)と反力受け(22)間の板材送り方向の前部と後部の位置に、上下に位置する下ロール(30)と上ロール(31)で板材を挟んで送る前部送り機構(24)と後部送り機構(25)を配置し、更に、かんな胴(23)と前部送り機構(24)の間及びかんな胴(23)と後部送り機構(25)の間の位置に、上下動可能となる下ロール(33)と上ロール(34)で板材を挟んで上下に変位させることのできる前部変位体(26)と後部変位体(27)を配置し、この前部変位体(26)と後部変位体(27)の下ロール(33)を固定部分に枢支した揺動アーム(36)で支持し、前記揺動アーム(36)と反力受け(22)の軸受(28)を揺動アーム(36)の揺動方向に反力受け(22)が移動するようリンク(42)で連動し、前記前部変位体(26)と後部変位体(27)における揺動アーム(36)の揺動方向外側に、この揺動アーム(36)をリンク(42)の連結側に押すシリンダ(38)を配置した構成を採用したものである。
【0013】
請求項4の発明は、請求項2又は3の発明において、上記反力受け(22)が、定盤、板材送り方向に直交して断面山形とした固定支持台(61)、回転可能なロール、板材送り方向に沿って配置され、かんな胴(23)の回転軸心の直下を支点として上下に変位自在となる板材支え板(52)の何れかによって形成されている構成を採用したものである。
【0014】
請求項5の発明は、請求項2乃至4のいずれかの発明において、上記前部送り機構(24)又は後部送り機構(25)の板材を挟んで送る部分が無限軌道によって形成されている構成を採用したものである。
【0015】
請求項6の発明は、請求項2乃至5のいずれかの発明において、上記前部変位体(26)と後部変位体(27)が、下ロール(33)と上ロール(34)によって形成され、この下ロール(33)と上ロール(34)をパルスモータで上下動させるようになっている構成を採用したものである。
【0017】
請求項の発明は、請求項2乃至6いずれかの発明において、上記反力受けに板材支え板(52)を用い、この板材支え板(52)が、板材に沿って撓む可撓性を有する構成を採用したものである。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施の形態を図1乃至図14に示す例に基づいて説明する。
【0019】
図1乃至図3は第1の実施の形態の板材の切削装置を示し、ベース台21上の上部中央位置に設けた板材支えロール22(反力受け)と、この板材支えロール22の直上に相対して配置したかんな胴23(切削機)と、ベース台21上で前記かんな胴23に対する板材送り方向の前部と後部の位置に配置され、板材Aを上下のロールで挟む前部送り機構24及び後部送り機構25と、かんな胴23と前部送り機構24間及び後部送り機構25間の位置に配置され、板材Aを上下のロールで挟む前部変位体26と後部変位体27とで構成され、上記板材支えロール22とかんな胴23の間、前部送り機構24及び後部送り機構25の板材挟持部分、前部変位体26と後部変位体27の板材挟持部分が、板材Aの移動ライン上に並んでいる。
【0020】
上記板材支えロール22は、ベース台21上に固定した軸受28で両端が支持され、定位置で回転可能となって定盤の役目をする反力受けになり、この板材支えロール22の直上に位置するかんな胴23は、周囲に複数のかんな刃29が取り付けられ、板材支えロール22との間に所定の間隔を設けた状態で回転駆動されることになる。
【0021】
前部送り機構24及び後部送り機構25は、共に等しい構造を有するので、同じ部分に同一符号を付して説明する。ベース台21上に固定した軸受40で両端が回転可能となるよう支持され、モータで強制駆動される下ロール30と、下ロール30の直上に上下動可能となるよう配置され、軸受41で両端が回転可能となるよう支持され、モータで強制駆動される上ロール31とからなり、上ロール31は、流体シリンダ32やパルスモータを用いた昇降機構、バネ等により押し下げられ、下ロール30とで板材Aを挟んで一定の速度で送るようになっている。
【0022】
前記前部変位体26と後部変位体27は、共に等しい構造を有するので、同じ部分に同一符号を付して説明する。この前部変位体26と後部変位体27は、上下に揺動可能となる下ロール33と、該下ロール33の直上で上下に移動可能となる上ロール34との組み合わせからなり、ベース台21上に固定した支持ブラケット35に、伏倒L字状に形成された揺動アーム36の屈曲基部を枢軸37で枢着し、下ロール33をこの揺動アーム36の上部一端側で回転可能に支持し、揺動アーム36の下部他端側と、ベース台21上に取り付けた流体シリンダ38のロッドを連結し、該シリンダ38の伸縮で下ロール33に枢軸37を支点とする上下揺動を与えるようになっている。
【0023】
上ロール34は、軸受43で両端が回転可能となるよう支持され、流体シリンダ39やバネ等により押し下げられ、下ロール33とで板材Aを挟むようになっている。
【0024】
第1の実施の形態の切削装置は、上記のような構成であり、図15乃至図17はこの第1の実施の形態の切削装置のロールの制御方法を順番に示している。
【0025】
図15(A)は板材Aの供給前を示し、入側の板材検知スイッチS1 と出側の板材検知スイッチS2 は共にオフとなり、前部送り機構24の上ロール31は下降位置にあり、前部変位体26、後部変位体27、後部送り機構25の上ロール31は、それぞれ上昇位置で待機している。なお、図1乃至図3で示した第1の実施の形態と、後述する図4乃至図14で示した第2乃至第5の各実施の形態においても、上記した入側の板材検知スイッチS1 と出側の板材検知スイッチS2 が配置されるが、各図においてこれを図示省略している。
【0026】
かんな胴23と前部送り機構24及び後部送り機構25の上下ロール30、31を回転させた状態で、図15(B)の如く、前部送り機構24の上下ロール30と31間に板材Aを供給すると、入側の板材検知スイッチS1 がオンとなり、前部送り機構24の上ロール31は下降位置のまま、前部変位体26は下降位置まで下降し、後部変位体27、後部送り機構25の上ロール31は上昇位置のままとなり、出側の板材検知スイッチS2 はオフのままの状態で、板材Aは後方に送られ、前部変位体26の上下ロール33、34により挟まれ、予め設定した押さえ代だけ押さえられながら、支えロール22とかんな胴23の間に進入する。
【0027】
図2と図15(B)のように、板材Aは上記のように前部変位体26の上下ロール33、34により挟まれ、前部送り機構24の下ロール30と支えロール22を結んだ搬送面より予め設定した押さえ代だけ押し下げて下方に撓ませながら送られるため、板材Aの先端は支えロール22上に到達するときは、支えロール22に乗り上げる状態となり、支えロール22と前部送り機構24の下ロール30との間で板材Aが下方に撓んだ状態となる。
【0028】
これにより、板材Aは常に確実に支えロール22に押しつけられて線接触し、板材Aの先端側が支えロール22とかんな胴23の間に進入するときの浮き上がりの発生をなくし、板材Aは、支えロール22とかんな胴23の間を通過することにより、支えロール22で支持された板材Aの表面が回転するかんな胴23で切削加工されながら送られ、板材Aの先端は後部変位体27、後部送り機構25へと送られることになる。
【0029】
図3と図16(A)のように、板材Aの先端が後部送り機構25を通過して出側の板材検知スイッチS2 がオンになると、後部変位体27、後部送り機構25の上ロール31、34は共に下降位置まで下降するため、板材Aは後部変位体27の上下ロール33、34により挟まれ、支えロール22と後部送り機構25の下ロール30を結んだ搬送面より予め設定した押さえ代だけ押し下げて、下方に撓ませながら送られるため、常に確実に支えロール22に押しつけて線接触させながら送られることになる。
【0030】
図16(B)のように、板材Aの後端が入側の板材検知スイッチS1を通過すると、該スイッチS1はオフとなり、前部送り機構24、前部変位体26の上ロール31、34は下降位置より上昇するが、後部変位体27、後部送り機構25の上ロール31、34は共に下降位置を保持しているので、板材Aは支えロール22と後部送り機構25の下ロール30との間で下方に撓んだ状態で送られることになり、板材Aの後端側を常に確実に支えロール22に押しつけて線接触させながら送るため、板材Aの後端側が支えロール22とかんな胴23の間を通過するときの浮き上がりの発生を防止できる。
【0031】
上記のように、支えロール22とかんな胴23の間に対して、板材Aを前後送り機構24、25の下ロール30と支えロール22とを結んだ搬送面より前後部変位体26、27によって予め設定した押さえ代だけ押し下げて3点で支持し、下方に撓ませるようにすると、板材Aの先端側及び後端側は支えロール22に対して確実に線接触し、浮き上がりがないので、板材Aの先端側及び後端側におけるシャクレ加工の発生を有効に防止できる。
【0032】
図17は板材Aの後端がかんな胴23を通過した状態を示し、各部は図16(B)と同じ状態を維持し、板材Aの後端が出側の板材検知スイッチS2 を通過して該スイッチS2 がオフになると、各部は図15(A)の状態に復帰する。
【0033】
次に、図4乃至6に示す第2の実施の形態の切削装置は、基本的には前記第1の実施の形態の機構を用い、板材Aの厚みが全長にわたって一定に仕上がるようにしたものであり、第1の実施の形態と同一の部分には同一の符号を付すことによって説明に代える。以降の他の実施の形態についても同様である。
【0034】
この第2の実施の形態の切削装置は、支えロール22を支持する軸受28をベース台21上に設けたガイド47に沿って、板材Aの送り方向に移動自在とし、この軸受28とその前後に位置する揺動アーム36、36の下端部とをリンク42、42で連結し、前部変位体26と後部変位体27の下ロール33、33の上下動で支えロール22が前後に移動するように連動している。
【0035】
なお、前部変位体26と後部変位体27のシリンダ38、38は、前記揺動アーム36、36のリンク連結部の他端を互いに反対方向に押すようにして、揺動アーム36、36のバランスを取るようにしている。
【0036】
第2の実施の形態の切削装置は上記のような構成であり、前記した第1の実施の形態の切削装置と同様に板材Aの切削加工を行うものであるが、支えロール22とかんな胴23の間に対して、板材Aの先端側が進入するとき、支えロール22と前部送り機構24の間で、また、板材Aの先端側が後部送り機構25に達したとき、支えロール22と後部送り機構25の間で、前後部変位体26、27によって予め設定した押さえ代だけ押し下げて、板材Aを下方に撓ませるようにする。
【0037】
上記のように、板材Aを押し下げて下方に撓ませるようにすると、支えロール22に対する板材Aの接触点の位置が変移し、この接触点とかんな胴23に取り付けた、かんな刃29の刃先円外周の距離が変化し、切削後の板材Aの仕上がり厚みに誤差が生じる。
【0038】
この第2の実施の形態の切削装置では、板材Aの先端が前部変位体26を通過する時点でシリンダ39により板材Aを予め設定された押さえ代だけ押し下げるため、押し下げられた量だけ揺動アーム36が枢軸37を支点に揺動し、これにより、リンク42を介して支えロール22が後方に移動し、該支えロール22に対する板材Aの接触点の位置を後方に移動させ、板材Aの撓み量により、かんな胴23との位置関係を補正する構造になっている。
【0039】
図7は、支えロール22に対する板材Aの接触点の位置とかんな胴23の関係を示し、支えロール22とかんな胴23の軸心が上下に一致しているときの、支えロール22とかんな刃29の回転外周の間隔cに対し、板材Aを予め設定された押さえ代だけ押し下げて下方に撓ませるようにすると、支えロール22に対する板材Aの接触点の位置dは、支えロール22の上下軸心に対して角度βだけ送り方向の手前(前方)になり、支えロール22に対して板材Aは、水平に対して角度bをもって進入するため、板材Aが支えロール22に対して完全に水平に通過するときよりも角度bだけ上方を向いて送られるようになり、完全に水平に送られるときよりも仕上がり寸法cが薄くなる。
【0040】
これを防ぐため、支えロール22を上記板材Aの接触点の位置dに対応した距離Hだけ後方に移動させると、支えロール22に対する板材Aの接触点は、かんな胴23の上下軸心の直下に位置し、支えロール22とかんな刃29の回転外周の間隔は、上記仕上がり寸法cにほぼ等しくなり、板材Aを押し下げて下方に撓ませても、板材Aの切削後の厚みは所定の厚みに仕上がることになる。
【0041】
板材Aが入側の板材検知スイッチを通過し、前部送り機構24に供給されると、入側の板材検知スイッチはオンとなり、前部変位体26は下降位置まで下降しているので、板材Aが前部変位体26に達すると、予め設定された押さえ代だけ押しさげられるため、前記のように揺動アーム36が揺動して、その結果、支えロール22は後方へ移動し、支えロール22の上下軸心はかんな胴23の上下軸心よりも後方に位置することとなるが、支えロール22に対する板材Aの接触点は、かんな胴23の真下に位置することになり、その状態で板材Aは、かんな胴23により切削されながら送られ、板材Aの先端が後部送り機構25を通過し、さらに出側板材検知スイッチを通過すると、出側板材検知スイッチがオンとなり、後部変位体27、後部送り機構25は下降位置まで下降し、後部変位体27によって板材Aを予め設定された押さえ代だけ押し下げるため、揺動アーム36が揺動して、支えロール22は前記と逆方向の前方へ移動し、ちょうどバランスが取れた状態となり、かんな胴23と支えロール22との垂直方向の軸心は一致し、支えロール22に対する板材Aの接触点は、自動的にかんな胴23の真下に位置することになる。
【0042】
この状態で、板材Aは切削されながら更に送られ、板材Aの後端が入側の板材検知スイッチを通過すると、入側の板材検知スイッチはオフとなり、前部送り機構24、前部変位体26が上昇位置へ上昇し、前部変位体26による板材Aへの圧力が解除されるため、前記したバランスが崩れ、後部変位体27の揺動アーム36がさらに揺動し、その結果、支えロール22は、前方へ移動し、支えロール22の上下軸心は、かんな胴23の上下軸心よりも前方に位置することになるが、支えロール22に対する板材Aの接触点はかんな胴23の真下に位置することになり、板材Aの切削後の厚み寸法は所定の厚みに仕上がることになる。
【0043】
次に、図8乃至図10に示す第3の実施の形態の切削装置は、前記第1の実施の形態における支えロール22に代えて、固定状物を反力受けとして採用したものであり、この固定状物の形状としては、かんな胴23の上下方の直下位置において、板材Aの下面を支持し得るべく、板材Aの送り方向に直交する領域が小幅状の定盤とするか、上面がかんな胴23の上下軸心の直下位置に板材送り方向に直交して断面三角形状となる突起状物を、その頂点として配置するか、図示の如く、上面がかんな胴23の直下位置から板材Aの送り方向に直交して断面山形とした固定支持台61とするもので、この固定支持台61の前部に、前部送り機構24と前部変位体26が、固定支持台61の後部に、後部送り機構25と後部変位体27が配置されている。
【0044】
この第3の実施の形態の切削装置においても、かんな胴23の前後において、板材Aを3点で支持して撓みを付与することにより、第1の実施の形態と略同様の作用によって、板材Aの切削が行える。
【0045】
図11に示す第4の実施の形態の切削装置は、図8乃至図10の前記第3の実施の形態において、前部変位体26と後部変位体27の下ロール33、33を省略したものである。すなわち、板材Aの下面を支持する下ロール33、33を省略しても、板材Aにある程度の板厚があればそれが剛体となるので、この実施の形態も板材Aを3点で支持して撓みを付与し、第1の実施の形態と略同様の作用によって、板材Aの切削が行える。
【0046】
次に、図12乃至図14に示す第5の実施の形態の切削装置は、前記第1の実施の形態における支えロール22に代えて、揺動自在の板材支え板を反力受けとして採用したものである。
【0047】
この第5の実施の形態の切削装置は、定位置で回転するかんな胴23の下部に、支点軸51を中心に揺動可能となる板材支え板52を板材送り方向に沿うよう設け、前記板材支え板52に対する板材送り方向の前部と後部の位置に、板材Aを上下のロールで挟む前部送り機構24と後部送り機構25を配置し、更に、かんな胴23に対する板材送り方向の前部と後部で板材支え板52の上部の位置に、この板材支え板52とで板材Aを挟む前部変位体53と後部変位体57を配置した構造になっている。
【0048】
上記板材支え板52は、板材Aの送り方向に長く、板材Aに沿って撓む可撓性を有する材料を用いて形成され、ベース台21上に設けた支点軸軸受58で両端を回転自在に支持された支点軸51に下面中央を固定し、支点軸51を中心に揺動自在となり、板材Aの進入側の端部下面に取り付けたウエイト55で、ベース台21上に設けたピン56で制限された角度だけ、板材Aの進入側の端部が下がる傾斜状の姿勢を保つようになっている。
【0049】
前部変位体53と後部変位体57は、ローラが上下に移動可能となり、流体シリンダ54やバネ等により押し下げられ、板材支え板52とで板材Aを挟むようになっている。
【0050】
第5の実施の形態の切削装置は上記のような構成であり、図13、図14に示すように、前部送り機構24に板材Aを供給すると、入側の板材検知スイッチはオンとなり、前部変位体53は下降位置まで下降することになり、この状態で板材Aの先端は傾斜状となる板材支え板52上を摺動ししながら送られ、該先端が前部変位体53を通過する時点で、前部変位体53と板材支え板52により挟まれ、予め設定された押さえ代だけ押し下げながら送られるため、板材Aの先端が支点軸51の中心位置の直上に達すると、板材Aは前部送り機構24の下ロール30と支点軸51の中心位置の直上の板材支え板52との間で下方に撓んだ状態で送られることになり、板材Aの先端側は確実に板材支え板52に押しつけながら送られるので、かんな胴23と板材支え板52の間に進入するときの浮き上がりの発生をなくし、板材Aは、板材支え板52とかんな胴23の間をかんな胴23で切削加工されながら、後部変位体57、後部送り機構25へと送られ、板材Aの先端が出側の板材検知スイッチを通過すると出側の板材検知スイッチはオンとなり、後部変位体57、後部送り機構25が下降位置まで下降するため、板材Aは後部変位体57と板材支え板52により挟まれ、予め設定された押さえ代だけ押し下げながら送られるため、支点軸51の中心位置の直上の板材支え板52と後部送り機構25の下ロール30との間で下方に撓んだ状態で送られることになり、板材Aの後端側は確実に板材支え板52に押しつけられながら送られるので、板材Aの後端側が、かんな胴23と板材支え板52の間を通過するときの浮き上がりの発生を防止できる。
【0051】
前記したように、支点軸51の中心位置の直上の板材支え板52と前後部送り機構24、25の下ロール30との間で前後部変位体53、57により、予め設定された押さえ代だけ押し下げて3点支持し、下方に撓ませるようにすると、板材Aは支点軸51の中心位置の直上の板材支え板52の位置を中心に撓んだ状態となり、板材支え板52は可撓性を有するため、板材Aの撓みに馴染んだ状態となり、板材Aの先端側及び後端側は板材支え板52の表面に確実に押しつけられ、浮き上がらないので、先端側及び後端側におけるシャクレ加工の発生を防止できる。
【0052】
なお、第5の実施の形態においても、第2の実施の形態で説明したような方法を用い、支点軸51を板材Aの送り方向に移動自在とすることにより、板材Aへの撓み付与時に、板材支え板52の位置を前後何れかに移動させる構成にしてもよい。
【0053】
このように、板材Aに一定量の撓みを付与することにより、板材Aの先端側及び後端側は板材支え板52に対して確実に接触し、浮き上がりがないので、板材Aの先端側及び後端側におけるシャクレ加工の発生を有効に防止できる。
【0054】
上記した各実施の形態において、切削装置は、かんな胴を用いたかんな盤を例示したが、かんな胴に代えて板材の表面を自動的に切削加工するサンダー等にすることもでき、また、かんな胴を上部に反力受けを下部に相対向して配置したが、これとは逆に、反力受けを上部に、切削機を下部に相対向して配置することは任意である。さらに、前部送り機構24と後部送り機構25は、図示のようなロール構造以外にコンベア等の無限軌道としてもよい。
【0055】
【発明の効果】
以上のように、この発明によると、切削機の前後において、板材を3点支持した状態で押し下げて下方に撓ませ、切削時に反力受けに板材を常時押し付けるようにしたので、切削加工時における板材の先端側及び後端側の跳ね上がりがなく、板材の切削加工時にシャクレ部分の発生を防止することができると共に、板材への撓みの付与を回転自在となるロールで行うので、従来のプレッシャーバーやチップブレーカーの不要とによって、板材の送りにかかる抵抗がすくなくなるため、送りの動力が小さくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】切削装置の第1の実施の形態を示す正面図
【図2】切削装置の第1の実施の形態を示す板材供給の初期状態の正面図
【図3】切削装置の第1の実施の形態を示す板材切削状態の正面図
【図4】切削装置の第2の実施の形態を示す正面図
【図5】切削装置の第2の実施の形態を示す板材供給の初期状態の正面図
【図6】切削装置の第2の実施の形態を示す板材切削状態の正面図
【図7】切削装置の板材切削部分を拡大した正面図
【図8】切削装置の第3の実施の形態を示す正面図
【図9】切削装置の第3の実施の形態を示す板材供給の初期状態の正面図
【図10】切削装置の第3の実施の形態を示す板材切削状態の正面図
【図11】切削装置の第4の実施の形態を示す正面図
【図12】切削装置の第5の実施の形態を示す正面図
【図13】切削装置の第5の実施の形態を示す板材供給の初期状態の正面図
【図14】切削装置の第5の実施の形態を示す板材切削状態の正面図
【図15】(A)と(B)は切削装置の第1の実施の形態における作動説明図
【図16】(A)と(B)は切削装置の第1の実施の形態における作動説明図
【図17】切削装置の第1の実施の形態における作動説明図
【図18】従来の切削装置であるかんな盤を示す正面図
【図19】従来のかんな盤の板材切削状態を示す正面図
【符号の説明】
21 ベース台
22 支えロール(反力受け)
23 かんな胴(切削機)
24 前部送り機構
25 後部送り機構
26 前部変位体
27 後部変位体
28 軸受
36 揺動アーム
38 シリンダー
42 リンク
51 支点軸
52 板材支え板(反力受け)
A 板材

Claims (7)

  1. 回転駆動されるかんな胴(23)と、定位置に配置された反力受け(22)を上下に相対向して設け、前記かんな胴(23)と反力受け(22)間の板材送り方向の前部と後部の位置に、上下に位置する下ロール(30)と上ロール(31)で板材を挟んで送る前部送り機構(24)と後部送り機構(25)を配置し、更に、かんな胴(23)と前部送り機構(24)の間及びかんな胴(23)と後部送り機構(25)の間の位置に、上下動可能となるロールで板材を押し下げることのできる前部変位体(26)と後部変位体(27)を設け、前記かんな胴(23)と反力受け(22)間に送材された板材をかんな胴(23)で切削する際、前部変位体(26)と後部変位体(27)によって板材を撓ませ、前部送り機構(24)と反力受け(22)のロールおよび、反力受け(22)と後部送り機構(25)のロールに板材を接触させることを特徴とする板材の切削方法。
  2. 回転駆動されるかんな胴(23)と、定位置に配置された反力受け(22)を上下に相対向して設け、前記かんな胴(23)と反力受け(22)間の板材送り方向の前部と後部の位置に、上下に位置する下ロール(30)と上ロール(31)で板材を挟んで送る前部送り機構(24)と後部送り機構(25)を配置し、更に、かんな胴(23)と前部送り機構(24)の間及びかんな胴(23)と後部送り機構(25)の間の位置に、上下動可能となる下ロール(33)と上ロール(34)で板材を挟んで上下に変位させることのできる前部変位体(26)と後部変位体(27)を配置し、この前部変位体(26)と後部変位体(27)は、下ロール(33)と上ロール(34)がシリンダ(38)と(39)でそれぞれ上下動するようになっていることを特徴とする板材の切削装置。
  3. 回転駆動されるかんな胴(23)と、定位置に配置された反力受け(22)を上下に相対向して設け、この反力受け(22)を板材送り方向に移動自在とし、前記かんな胴(23)と反力受け(22)間の板材送り方向の前部と後部の位置に、上下に位置する下ロール(30)と上ロール(31)で板材を挟んで送る前部送り機構(24)と後部送り機構(25)を配置し、更に、かんな胴(23)と前部送り機構(24)の間及びかんな胴(23)と後部送り機構(25)の間の位置に、上下動可能となる下ロール(33)と上ロール(34)で板材を挟んで上下に変位させることのできる前部変位体(26)と後部変位体(27)を配置し、この前部変位体(26)と後部変位体(27)の下ロール(33)を固定部分に枢支した揺動アーム(36)で支持し、前記揺動アーム(36)と反力受け(22)の軸受(28)を揺動アーム(36)の揺動方向に反力受け(22)が移動するようリンク(42)で連動し、前記前部変位体(26)と後部変位体(27)における揺動アーム(36)の揺動方向外側に、この揺動アーム(36)をリンク(42)の連結側に押すシリンダ(38)を配置したことを特徴とする板材の切削装置。
  4. 上記反力受け(22)が、定盤、板材送り方向に直交して断面山形とした固定支持台(61)、回転可能なロール、板材送り方向に沿って配置され、かんな胴(23)の回転軸心の直下を支点として上下に変位自在となる板材支え板(52)の何れかによって形成されていることを特徴とする請求項2又は3に記載の板材の切削装置。
  5. 上記前部送り機構(24)又は後部送り機構(25)の板材を挟んで送る部分が無限軌道によって形成されている請求項2乃至4の何れかに記載の板材の切削装置。
  6. 上記前部変位体(26)と後部変位体(27)が、下ロール(33)と上ロール(34)によって形成され、この下ロール(33)と上ロール(34)をパルスモータで上下動させるようになっていることを特徴とする請求項2乃至5の何れかに記載の板材の切削装置。
  7. 上記反力受けに板材支え板(52)を用い、この板材支え板(52)が、板材に沿って撓む可撓性を有することを特徴とする請求項2乃至の何れかに記載の板材の切削装置。
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